白老町議会 令和元年定例会6月会議 2019年6月20日
公共施設の現状と老朽化施設の管理計画
2019年6月20日、白老町議会の一般質問で、松田謙吾議員が「公共施設の現状と老朽化施設の管理計画」について質問し、町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、建設課長 下河勇生、病院改築準備担当参事 伊藤信幸、病院事務長 村上弘光、副町長 古俣博之、経済振興課長 藤澤文一が答弁しました。
- 質問者
- 松田謙吾 議員
- 答弁者
- 町長 戸田安彦、財政課長 大黒克已、建設課長 下河勇生、病院改築準備担当参事 伊藤信幸、病院事務長 村上弘光、副町長 古俣博之、経済振興課長 藤澤文一
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 12番 松田謙吾
12番、松田です。一般質問を2点についてお聞きしたいと思います。1点目の公共施設の現状と老朽化施設の管理計画について。(1)、公共施設の現状と公共施設等総合管理計画の基本方針について。①、公共施設の現状と総合管理計画方針と計画対象施設、計画期間について。②、将来人口見通し、計画期間内人口の推移、更新、改修除却したと仮定した場合の総投資額、計画期間内事業費を平準化した場合の年平均額と財源確保の見通しは。③、計画の課題と対策等の適切な基本姿勢について。(2)、第3商港区の現状と今後の利用計画について。①、取扱貨物量と利用状況について。②、今後の利用計画について。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
公共施設の現状と老朽化施設の管理計画についてのご質問であります。1項目めの公共施設の現状と公共施設等総合管理計画の基本方針についてであります。1点目の公共施設の現状と総合管理計画方針等につきましては、1960年以降、本町の人口増や高度経済成長に伴う行政需要の増大などに対応するため、公共投資を増加させ、公共施設等の整備を進めてきました。しかし、現在この多くが耐用年数を迎え、老朽化が進行しており、施設等の維持管理や改修等に要する費用が大きな負担となっております。この課題に積極的に取り組むべく、平成28年3月に本町が保有する全ての公共建築物及びインフラ施設を対象に令和18年度までの20年間を計画期間とした白老町公共施設等総合管理計画を策定いたしました。2点目の将来人口見通し、計画期間内人口推移及び施設改修等に係る総投資額などにつきましては、最新の国立保障・人口問題研究所の人口推計結果では、本町の人口は2040年に9,180人とされており、今後現在の人口1万6,800人から毎年減少し、計画最終年である令和18年には1万人程度になると見込んでおります。施設の改修等に要する総投資見込み額は、一定の推計方法に基づいた算出により、将来40年でインフラ施設も含め約959億円であり、これを計画期間の20年で約480億円とした場合、年平均で約24億円もの経費が必要となります。しかし、現状における公共施設等の改修等に対する投資可能財源は約9億円と見積もっているため、財源が大きく不足する状況でありますが、財源確保の見通しは立っておりません。3点目の計画の課題と対策等の適切な基本姿勢につきましては、人口減少等に伴う収入減が予想される中にあって、公共施設等の老朽化対策を推進するためには、施設改修等に要する財源を確保するとともに、改修等の費用をいかに抑制するかが課題であります。このことから、安全性の確保と長寿命化を目指しながら適切な維持管理に努める一方で、人口減少等を踏まえた施設の保有量を最適化するとともに、今後予想される大規模改修のために基金等へのさらなる積み立てを積極的に行っていきたいと考えております。2項目めの第3商港区の現状と今後の利用計画についてであります。1点目の取扱貨物量と利用状況につきましては、30年の白老港全体の取扱貨物量は約121万9,000トン、対前年比15.6%増となり、過去最高を更新したところであります。そのうち第3商港区の取扱貨物量は約43万9,000トンであり、港湾全体で占める割合は36%となっております。また、取扱貨物については、砂、砕石が79万5,000トンで、全体に占める割合は65.2%と依然として骨材への依存が高くなっておりますが、新規取扱貨物として埋め戻し材として使用される改良土の取り扱いが急増しているほか、昨年からは紙製品の原材料となるウエットパルプの取り扱いも出てきております。2点目の今後の利用計画につきましては、第3商港区の利用を高めるためにも大型船の寄港を推進することが重要と捉えております。このことから、今後の利用計画として大型貨物船の港湾利用を伴う企業誘致が必要なことから、現在具体の交渉を行っているところであります。また、国においては2020年の訪日クルーズ旅客500万人を目標としており、主要港においてはクルーズ船の受け入れ環境整備に努めているほか、道内においても北海道クルーズ振興協議会が中心となり、関係機関と連携した誘致活動を展開しているところであります。白老港については、一昨年5月のぱしふぃっくびいなすの寄港以来実績はありませんが、来春の民族共生象徴空間ウポポイのオープンをセールスポイントとして積極的な誘致活動を行っていく考えであります。
再質問 12番 松田謙吾
再質問を行いますが、公共施設等総合管理計画の基本方針、昭和、平成から令和の時代へ、昭和50年ごろには人口の増加を背景に、やがて社台と苫小牧市錦岡とつながり、白老町も市になるのではと夢を描き、将来の人口増に対応、公共施設建設、インフラ施設整備もこれから大量の更新時期を迎える。約2万4,500人をピークに、きょう現在1万6,760人の人口です。人口減少に歯どめがきかない。令和20年ごろには1万人を切って9,180人と町長からお話がありました。さらに、需要も利用も大きく変化し、公共施設管理計画の対策になっている。長期化政策で先延ばしし、一層老朽化が著しく、60年を超える役場庁舎を初め、文化施設、体育施設、福祉施設、特に公営住宅、教育施設の一部廃虚化が目につきます。インフラ施設、道路網は447キロもあります。水道管が275キロもあります。下水道の面積が800ヘクタールある。128の橋梁がある。31カ所の公共施設、港湾施設等は待ったなし。将来40年で更新、改修すると仮定した場合、コストの見通しはただいま町長が述べたように959億円にもなる。平準化しても24億円の経費が毎年必要になる。このようにお話しされました。これは、この見通しを聞いただけで私は本当に、私というよりも、驚きの白老町の状況であります。しかしながら、これをやるとしても、恐らくとても一くくりで解決できる金額ではありません。いずれにしても、のらりくらりと先送りをして、私はそれが関の山だと、今までの町政からいって思っております。改めて計画の見通し、900億円を超え、毎年24億円の費用は想像もつかない金額です。ですから、もう一度、町長に聞いたところで、間もなく任期が切れるわけです。ですから、次の選挙、3期目になったときにこれは聞かなければ、今聞いてものらりくらりの答弁にしかならないと思う。でも、今まで2期8年やってきたわけですから、きちんとした先の見通し、こういう物の考え方をお聞きしておきたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
公共施設に係るこれからの将来の見通し、今金額を言ったとおりでございます。まともに今の公共施設をそのまま維持しようと思えば、松田議員のおっしゃるとおり本当にとんでもない金額で、とても維持できるものでは現実的にはないと私も思っております。そのために、公共施設等の総合管理計画から来年度に個別計画等々を策定していく中で、白老町のまちの中の社会情勢も勘案しながら、統廃合するものは統廃合する、やめていくものはやめていく、そんなような計画をつくり、年平均で約24億円かかる維持経費も少なくしていく、そして維持管理費に係るお金も単費で出すのではなく、できるだけ有利な補助金を探しながら進めていきたいと思っております。
再質問 12番 松田謙吾
私は驚いたのですが、新聞報道で、6月17日、個別計画を策定する。そして、対策を明らかにする。こう新聞報道がありましたけれども、3年前に総合計画が議会にきちんと示されました。町民にも示されました。今度個別対策を明らかにする。これはどんな意味を持って、報道が先になされて、議会にはまだ個別計画策定の話はありません。初めて聞いたわけですから、どんな考え方ですか。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
公共施設の老朽化対策という部分につきましては、本町に限らず、全国的にも、あるいは地方公共団体のみならず国の施設においても非常に大きな課題となっているということで、平成24年ごろから国のほうでも全国にある公共施設をどのように維持管理していくかということの対策を組んだ中で、まず各地方公共団体に対しては国のほうから総合的な方針を定める計画をまずはつくりなさいということが通知がありました。その後に、それをつくった上でそれぞれの施設の個別の計画をもう少し具体的なものということで、32年度までにつくるべきという通知がなされたところでございます。これを受けまして、本町においても本町の将来的な公共施設の管理の見通しが非常に厳しい状況になるということを踏まえ、本町におきましても総合管理計画をつくって、その後個別施設計画をつくるべく検討を進めてまいりまして、今年度、令和元年度になりますけれども、当初予算に個別施設計画の策定という部分を盛り込みまして、今年度で個別の施設の計画をつくるという考えでございます。
再質問 12番 松田謙吾
私は、この新聞を見た瞬間に、この写真が体育館なのです。老朽化が進む白老町総合体育館とある。個別にやる。私は、町立病院の改修を抜きにしてこちらにいったのかなと思って、これは報道が書いたわけですけれども、写真つきで。ただ、町民は、私も一瞬そう思ったのですが、病院を抜きにしてこっちが先かと、こう思ったものだから、この報道には私はびっくりしました。そういうことで、今まずお聞きしたわけなのです。次に、人口減少、少子化の加速、現有公共施設の老朽化は時を待たず、形あるものは壊れ、価値がなくなり、見過ごすことで全てが廃虚化する。大きな財政の投資額は待ったなし。しかし、公共施設等総合管理計画はさまざまな課題と適切な施設のあり方、地域との連携、言うなれば町民の声をきちんと聞きながらの施設のあり方が大事ではないかと思うのですが、その辺の考え方をお聞きしておきたいと思います。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
公共施設の修繕等の関係につきましては、これまでも担当課のほうにはそれぞれ要望等が、町民の皆さんの声が届いておりまして、それが予算の関係上、あるいは削減ですとか縮減という状況の中でなかなか町民の皆さんの声を聞くことができなかったという状況でありますが、今後は町民の声を含めて積極的に新年度から予算を計上しながらやっていかなければならないと思いますし、またやるに当たっても地域の住民の皆さんの声を聞きながらやっていかなければならないとは考えてございます。
再質問 12番 松田謙吾
まず、わかりました。それでは、町内のあちこちで遊休施設が最近目につきます。これは民間の住宅も同じです。遊休施設が12施設、その建物として39棟ある。こういうことも計画書に書かれておりましたが、遊休施設の現状と遊休施設の基本的な考え方を伺います。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
現在白老町公共施設等総合管理計画に記載しております遊休施設につきましては、策定したのが平成29年3月ということで、29、30で今年度、令和元年と3年経過しておりますが、その中では既に取り壊しが済んでいるところもございますが、まだまだ建物として壊すことができない状況である施設が多々残ってございます。これにつきましては、なかなか壊すという部分では有利な起債はないのですけれども、やっぱり景観上も好ましくございませんので、早期に解体という方向で進めていきたいと思いますし、もう一つ、まだ具体的な方向として定めておりませんが、一つの検討としてはそこの土地と建物を一緒に売却するというようなことで、解体費用もある程度算出して、本来町がその施設を解体した上で土地を売却するという考えもあるのですけれども、解体費を逆に土地のほうから差し引いて、それを一体として売却するというような考え、これは室蘭市のほうでもやられておりますので、そのような方向性も検討しながら早期に進めたいとは考えてございます。
再質問 12番 松田謙吾
わかるのです。総合管理計画は立派なものをつくってあります。立派なものをつくってあるのはわかるのですが、その前に旧森野小中学校、それから旧学校給食センター、旧学校給食センターは来年壊すと言ったのです、建設するときに。それから、白老小学校は草ぼうぼう、竹浦小学校もそうです。管理計画の前に解体なり整理するのが、これは計画前の仕事でないのか、ずっとこれもきているわけですから。管理計画をつくったといっても、先ほど言ったようにのらりくらりで先延ばしなのです、まだ。その前に、今目につく老朽化施設の除却、これをきちんとやるべきでないのかと思うのですが、その辺の考え方をまず1つ伺っておきたいと思います。
答弁 財政課長 大黒克已(財政課長は2021年3月まで)
松田議員のおっしゃるとおり、まずは遊休施設というのが非常に本町は多うございまして、それの対策という部分は近々の課題であると十分認識しております。一方で、その他の現在の建物をどうするかという今後の方針をきちんと定めなければならないという部分で総合管理計画を先行して策定したという経緯はございますけれども、もちろん遊休施設の解体を含めて早期に解決しなければならないということは認識しております。ただ、いかんせん、そこの今後の土地利用ですとか、あるいは民間売却というようなことも考えてはおりますけれども、そこの今後の利用という部分が未確定というようなところで、なかなか解体には踏み切れないということ。それとまた、解体にも大きな財源が必要になるというようなところが予算との財源的な関係もございまして、なかなか踏み切れていないというのが現状でございます。しかし、松田議員もおっしゃられたとおり、やはりこれは早急に進めなければならないとは考えてございますので、新年度の予算編成に向けてこの辺は十分内部で議論しながら方向性をきちんと定めていきたいとは考えております。
再質問 12番 松田謙吾
一日も早くやってもらわなければ、象徴空間も今できるわけですから。これは、白老町にとっては恥になるのです。私は、きのう議会の帰りに桜ケ丘通りへ行ってみました。緑ケ丘住宅、町営住宅、あの周りが余りにも草がぼうぼう生えているから、ぐるっと回ってみました。あれも遊休施設に入るでしょう。空き家のところだと思う、草がぼうぼう。その一方で、フラワーセンターがある。3,000万円もかけたわけですから、整理されている。官舎もある。それから、私がフラワーセンターのテントを1つ外さなければ見ばえが悪いよということで要望したのもそのまま、管理事務所の詰所になっている。私が言いたいのは、あそこにフラワーセンターをきちんとつくったかもしれないけれども、その隣の町営住宅に入っている方、これは町民なのです。このまちをずっと支えてきた町民、この方々が入っている施設です。そこに草ぼうぼうであれは見る姿なのか。町長、あの付近行ってみましたか。立派な管理計画どうのこうのといったって、あの姿を見て、安心、安全なまちどうのこうの、言葉だけは出てくるのですが、あれが老朽化した町営住宅の現状。あの周りに住民が住んでいるのです。町長あの状況をどう思いますか。
答弁 建設課長 下河勇生(建設課長は2021年3月まで)
緑丘の周辺の草刈り、維持管理です。そこの部分に関しましては、そういう状況をしっかり管理していない。担当課としては大変申しわけなく思っております。しっかり管理していきたいと思っております。
再質問 12番 松田謙吾
町民には草を刈りなさいと役場から電話が行くのです。あちこちに行きます。その役場があの状況です。草ぼうぼう。小学校の前だって見てみなさい。あれはまちの財産です。あれはごみではないのです。ですから、こういう立派な管理計画をつくったら、町民に物を言えるような管理計画をつくらなければだめなのです、ただつくったって。ですから、私はこんなことは言いたくないのだけれども、私が言わなければ誰も言わないから言っているのです、いつも言いづらいことを。これは、もう少しまちを町長はきちんと見て歩かなければだめです。もう一つ、次に行きますが、公共施設等総合管理計画に基づく町立病院の建てかえ、それから改修計画。私は、町立病院の運営の話ではないのです。国民健康保険病院、まちの施設は1施設。1966年ですから、ことしで53年ぐらいになります。それに医師宅10棟がある。こう書かれております。町における医療の基幹施設であり、今後とも重要性は変わらない。このように書いてあるのです、最初に総合計画のこれに。現在の医療棟は、築53年経過し、建物や設備のふぐあいが生じている。安定的医療サービスの提供のために早急に建てかえ、改修が必要なのだ。このように書いてある、計画に。病院改築基本方針を策定、新病院の規模、医療体制、これはこれと関係ありませんが、整備スケジュールを明らかにする。こう書いてあります。医師宅等についても医師確保のために必要不可欠な施設である。こう書いてあります。病院とあわせて建てかえを進める。ここに書いてあるのだけれども、これはうそでないことは間違いありませんか。
答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸
公共施設等総合管理計画に記載の病院改築の関連ということで、私のほうから答弁をさせていただきます。公共施設等総合管理計画に記載されている病院の考え方につきましては、議員が申し上げられたとおりのことでございます。これに伴いまして病院改築基本方針、これは別途策定していくというような考えでございます。〔「間違いないか」と呼ぶ者あり〕
答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸
間違いございません。
答弁 病院事務長 村上弘光(病院事務長は2024年3月まで)
まず、病院の個別の施設の計画ということで、こちらについては平成29年度、厚生労働省のほうからも個別施設計画、こちらを立てるようにということで来ております。そのときに北海道のほうとも一応確認事項ということでございまして、施設につきましては特にうちは3階に老健施設があるということで、老健施設につきましては病院とは違って個別の施設計画をつくりなさいということで来ております。ただ、先ほど伊藤参事が答弁申し上げたとおり、当院につきましては当院と同じ病院の改築基本方針、こちらのほうの中でそういった改修計画も明らかにするということで、北海道のほうとも確認をしておりますので、改築基本方針の策定をもってこの計画のほうは策定ということになっております。
再質問 12番 松田謙吾
それでは、これに書かれているのですが、設備のふぐあいって何ですか。何を指しているのかお聞きしておきたいと思います。
答弁 病院事務長 村上弘光(病院事務長は2024年3月まで)
50年を超えた施設ということで、特に最近言われているのが給水配管、特にそういった配管。漏水もそうですけれども、かなり配管関係が傷んでいると。それと、構造上、エレベーターだとか、そういった機器についてもかなり古くなってきているということで、かなり多岐にわたっているのですけれども、こういった部分について、これにつきましては改修計画というよりも随時改修を昨年からも続けているということでございます。
再質問 12番 松田謙吾
それでは、病院改築基本方針はどうなっていますか。
答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸
病院改築の基本方針でございますが、まず28年5月に病院改築の基本構想の策定をさせていただいております。病床規模、そして診療体制とか整備スケジュールをお示しする基本計画というものにつきましては、現段階において策定には至ってございません。
再質問 12番 松田謙吾
それでは、病院規模はどう考えていますか。
答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸
今申し上げましたとおり、病床規模等も含めた具体的な改築基本計画に関しましては、今現時点では策定に至ってございません。現時点での考え方ということでお答えをさせていただきます。
再質問 12番 松田謙吾
それでは、整備スケジュール、これはどうなっていますか。
答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸
こちらに関しましても、今まで2月、5月と病院の調査特別委員会の中でも若干触れさせていただいております。当初整備スケジュールは34年の開設ということで目標を持っておりましたが、現時点においてはそこの開設というのは現状難しいというところも調査特別委員会の中でお答えをさせていただいております。その辺のはっきりした整備工程等につきましても、現段階では策定に至っていないという状況でございます。
再質問 12番 松田謙吾
必要不可欠な医師宅、これはどういう考えを持っていますか。
答弁 病院改築準備担当参事 伊藤信幸
医師住宅につきましても、公共施設等総合管理計画に記載のとおり病院改築と同時に、老朽化が著しいと、同時にしっかり整備をしていくという考えでこの計画の中でお示しをしております。老朽化が著しい部分で先生方にもご不便をおかけしているというところで、あわせてしっかり整備していけるような考えでのこの計画の中での表記とさせていただいてございます。
再質問 12番 松田謙吾
今お聞きしたのは公共施設等総合管理計画の策定、もう一つあるのです。財政健全化プラン、これも29年3月に議会、町民に示されたものです。これについてお伺いしますが、財政健全化プラン、病院事業については財政上廃止せざるを得ないとした病院経営について病院改造に取り組み、繰出金の縮減、効果を評価、現在の病院規模と同様の医療施設を持つ病院が必要だ。このように書いてあります。と判断し、病院経営の存続と改築基本方針を決定した。これは、くどいようですが、総合管理計画と重複するのですが、全て病院をつくることに決定しているのです。今さらどうのこうのの問題でないのです。こういうものがきちんと議会に示され、町民に示されているのです。その病院が今さらどうのこうのとまだやっている。町長の就任以来8年、間もなく来るのです。それでこういう混乱をしているわけなのです。これも確認しておく、間違いありませんか。
答弁 副町長 古俣博之(副町長は2023年11月まで)
確かに財政健全化プランの29年3月の改訂版の中においても、議員のおっしゃったことについてはしっかり文言として記載されております。
再質問 12番 松田謙吾
それでは、この管理計画も財政健全化プランも病院は必要だと書いているにもかかわらず、いまだに病院の基本方針がきちんとなされていないわけです。これは、絵に描いた餅にしかならないのです。こういうものは、今であれば結果的には。私は、そこのところを明らかにしたくて。管理計画も健全化プランも、いずれも町民のためにつくっているのです。役場のためにつくっているのではないのです。町民のためにつくっている。ここをはっきりさせたくて、つまらない質問だと思っているかもしれないけれども、私はこれを明らかにしたいためにお話をしているのです。健全化プランの終わりにこう書いてある。地方自治体は、その時代の要請を受けて、今を生きる住民の要求をかなえるとともに、将来のまちの姿を想像して、まだ見ぬ子供、子孫等の健やかな生活を支えるために必要な投資を行いながら運営を行っていくことが極めて重要なのだ。こう書いてあります。約束した極めて重要な改築基本計画や何かも全部そっちのけではありませんか、今の現状は。病院の早期建設は、まさに今生きる住民の希望をかなえ、そして必要な病院であります。改築こそ極めて重たい町長の公約の使命でもあるのです。どうですか、この辺の考え方をもう一回聞いておきたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
財政健全化プランの中に入っている文言、そして総合管理計画の中に入っている文言、松田議員がおっしゃることは本当にそのとおりだと私も思っております。今の人も大事ですし、将来の子供たちやこれから生まれてくる子供たちのことも非常に大切なので、これは私の公約にも載っているように、改築を私がしないと言えば、それは本当に違った方向にいっていると私も思いますが、今改築に向けて、松田議員ははっきり示せというお言葉ですが、私も早く示して町民の方に安心してもらいたいという気持ちは重々私も持っております。それには今の人たちも含めて、将来に向けて、財政もそうですけれども、医療の医師、看護スタッフ等々も含めて、医療関係も含めて今精査をして、何とかことしの夏には方向性を示したいと思っております。昨年公設公営で病床機能を維持するという言葉も申し上げたとおり、改築に向かってはそこはぶれていなく、進んでいるとご理解していただきたいと思います。
再質問 12番 松田謙吾
私はなぜこんな質問をするかというと、ちょっとその前にお話ししておきたいことがあるのですが、5月13日、病院を守る友の会の宗像会長から追加署名を、地域の高齢化が進行し、町外の医療が困難な高齢者がふえているのです。病院機能維持と改築基本計画の早期策定を求めた4回目の要望書を町長は受け取っております。そのときの町長の、これも報道では書いているのですが、私は報道でしか知りません。これには、将来的な財政負担のシミュレーションを行って、夏までに方向性を示したい、こう話したと報道されております。町長というか、行政側が使う言葉に何月という言葉でなく夏ごろとか、秋ごろとか、こういう言葉がよく使われております。こう話したと言われております。お聞きしますが、夏ごろとはいつごろですか。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
抽象的な言葉で大変申しわけない。夏という言葉も使っていますし、8月という言葉も使っておりますので、8月と覚えていただければと思います。
再質問 12番 松田謙吾
町長の解釈は8月かもしれないけれども、6月に入ったら、もう夏です。8月のお盆を越えたら、もう秋です。ですから、そういう曖昧な言葉でなく、もう少し親切丁寧な言葉で私は対応すべきだと思うのです。町長就任から7年8カ月になります。病院の選挙公約も公共施設等総合管理計画の病院改築方針についても、そのあり方がいまだに固まっていない。常に曖昧で、大きな疑問を私は持っております。その場、その場で方針が変わり、何を信頼すればいいのか、町民不安、混乱を招き、事を先延ばしし、責任を回避し、便宜上の手段でごまかし、何のけじめもつけられていない。町民、議会を軽視、年月を重ねているだけです。29年3月に示した公共施設等総合管理計画、町立病院の建てかえ、改修の基本計画はそっちのけ。夏までとか秋までとかと、病院を守る友の会の改築基本計画の早期策定の要望書は4回目になります。受け取った町長の返答は、真剣な会長に向けて困らせ、苦しめ、からかっているようにしか私には見えない。ずっと見ていて、からかっているようにしか見えない。改めて町民活動をどう受けとめるのかお聞きしておきたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
病院を守る友の会の方々は数年来署名活動も含めて、町立病院のアメニティーというか、気持ちの部分での協力をいただいております。本当に感謝を申し上げたいと思いますし、さかのぼっていけば、このままの財政でいけば病院は廃止するという言葉からこの運動が始まったわけでございますが、そこは松田議員がおっしゃるように何点か方針も変わってきたのは事実でございます。ただ、それには病院を守る友の会の人方の行動がすごく影響しているのも事実でございますし、そこから昨年の5月に公設公営で病床を維持すると方針を固めて、今その中身の精査をしていますので、はぐらかせたりからかったりみたいな、そんな気持ちで接することは私は一度もありませんし、守る友の会の人も含めて町民にはしっかりと町立病院の方向性は示していきたいと考えております。
再質問 12番 松田謙吾
私の言葉が悪いから、そうなのですが、病院づくりは8年前の公約でもあります。きちんと公約を守るべきだ。私はこう思っています。まちの命運を預かるかじ取りの町長が述べた言葉にこういうのがあります。27年の執行に臨む基本姿勢として、展望を明確にして希望をかなえる町政の目標として町民に示した27年の執行方針があるのです。私は、あのときにおもしろい執行方針だなと、今でも記憶に残っています。ジャック・ウェルチ、この方の引用をして、町長はこう述べました。れんが積みの法則、ただ黙ってやる作業員と何ができるか知る作業員と、それから物がどうできるのか考えてつくる働く人とでは、何も考えない人が1とすれば、少し考えてやる人は1.6の値がある。物がしっかりできる、これを描いてやる人は2.56の力を発揮するのだと。町長はこういう言葉で、町の執行方針ですよ、まちの1年間の執行方針。4年前にこう述べたのです。私は、なぜ今こう言うかというと、8年前に病院をつくるという公約をしているわけです。それから8年たったら、どんな病院ができるか。先ほどの病院を守る友の会にシミュレーションをしてからという言葉にならないのですよ、そうであれば。きちんと公約した段階にどんな病院をつくるのだと頭に描いているのであればです。ウェルチのこの言葉は、町長、何だったのか、今私から言わせると。私は、あの当時、変わったことも言うし、すばらしいことを考えているのだなと大きく町長に期待をしていました。だけれども、あれから4年たったら病院の方向性も改築基本方針も、それから何度も言うけれども、病院を守る友の会の人方が汗水垂らして持ってきた5,000通余りの署名に対する言葉がおかしいのでないのかと、私はそう思うのですが、町長、このときの執行方針を思い出してみませんか。もう一回この言葉をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
れんが積みの話、今頭の中に少しよみがえってきまして、作業という言葉と仕事という言葉とあります。仕事は仕事、作業は仕事でないというか、ただ言われたことをやるだけというようなことも同じ意味合いでありまして、私の仕事もやっぱり先を考えた仕事ということで、今おっしゃるとおりでございます。確かに約8年前の公約として、そのときに町立病院はどういう将来像を描いていのかと。当初から、町立病院は約50年たつ施設で、そのままにはしておけないので、イメージとしてはそのままの改築、新しい病院をつくるというイメージで進めておりました。時代の流れで、あとは白老町だけの問題ではなく、医療関係、医療のあり方に対する考え方や社会情勢等々を考えて、まだこういう病院にするという方向性を今出せないところではございますが、病院をつくる、改築をするという意思は変わっておりません。ただ、それは今だけの人ではなく、将来に向けて、建物だけを建てるのであれば私も早期に決断できるのですが、これは15年、20年、30年と続く病院のあり方を将来の人たちにできるだけ負担を残さない手法を今考えておりますので、その辺をきちんとマッチさせて方向性を示したいと考えております。
再質問 12番 松田謙吾
時間がないからやめるけれども、象徴空間で100万人来ると、そのさまざまな準備をしております。その100万人と町立病院の外来、入院患者、約4万人、どちらが大事ですか。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
どちらかというのはつけられない。どちらも大事だと思っております。
再質問 12番 松田謙吾
私は、そのこともわかっているし、できるだけ病院の運営には触れていません。私は、基本計画と改築、ここにずっと焦点を合わせて言っているつもりです。恐らく途中で議長はそう言うだろうと予測をしていました。私は、だから運営に関してはまだ一度も口は出していないのです。建築、改築に関して私はずっとお聞きしてきたことを理解していただきたいと思います。時間ですから、以上で施設のこちらのほうは終わりますが、あとは第3商港区のほうに入りますが、私も第3商港区については何度も何度もしてきました。もう時間もありませんから、視点を変えて言うと、今の第3商港区、港全体では港ができたときから砂の利用はほとんど同じだし、取り扱い貨物の100万トン、頭が出るか出ないか程度でずっと同じです。ここは視点を変えて、町長、おととしですか、クルーズ船を入れましたよね。あのときに毎年1回はこれから入れたいという言葉もあったのだけれども、クルーズ船もなかなか一朝一夕には私はいくものではないと思う。さまざまなあれを入れるための課題や問題もあると思うのですが、クルーズ船しか私はないと思うのです。今の取り扱い貨物の砂は、第2商港区の貨物取り扱い量120万トン、あそこは取り扱いする港なのです。去年は121万6,000トンですか、少し120万トンを超えたと言っているけれども、120万トン出ても第2商港区で十分に間に合う。第3商港区は、砂を入れながらクルーズ船は無理だと思うのです。ですから、クルーズ船をもし入れるのであれば、どんな課題があって、どんな準備をして、そしてどんな受け入れ態勢をするのかということにきちんと取り組まなければ私はクルーズ船も無理だと思うのですが、象徴空間も来るし、であればクルーズ船を入れられるような港の体制づくりを考えるべきではないのかなと思うのですが、その辺の考え方をお聞きしたいと思うのですが。
答弁 経済振興課長 藤澤文一(経済振興課長は2020年3月まで)
ただいまの第3商港区の利用に関してのご質問でございます。松田議員からお話がありましたとおり、平成17年に策定いたしました白老港の基本構想、この中の取り扱いの貨物量としては第2商港区までを含めると約129万トンを想定した中で、昨年度については全体で121万9,000トンということであれば、今第3商港区で取り扱っている貨物を第2商港区までに集約して、第3商港区をクルーズ専用の岸壁にすればいいのではないかといったようなことも考え方としてはあろうかと思います。ただ、一方では、今の企業誘致案件として大型の貨物船、マイナス11メートルの岸壁でなければ対応できない事案も、ちょっと交渉中の事案もあるものですから、そこは両てんびんにかけるわけではないですけれども、企業誘致も進めつつ、クルーズ船の誘致も行っていきたいと考えております。現在クルーズ船を取り巻く課題ですけれども、今大きく分けて国内の船社が運営するクルーズと海外の船社が運営するクルーズがございます。国内は、現在一昨年寄港したぱしふぃっくびいなす、それとにっぽん丸、飛鳥Ⅱがございますが、うちの第3商港区の岸壁のスペックといいますか、サイズでいきますと飛鳥Ⅱはかなり入港するのは難しいということでいくと、日本船はぱしふぃっくびいなすとにっぽん丸、これが誘致のターゲットになってくるかなと思っています。それと、海外のクルーズなのですが、現在国においては訪日のクルーズ客、2020年に500万人を目指しているといったような状況の中で、道内においても昨年と比較すると今年度においては道内全体で130隻を超えるクルーズが寄港予定になっているということでございます。前年度と比べると約3割増になっておりますが、大きな要因としては函館港がクルーズの専用岸壁を整備したというところで大幅に寄港予定数が伸びてございます。そういうこともありますので、課題としてはクルーズの専用岸壁を持つという考え方は間違いはないかなと思っています。ただ、一方では海外のクルーズ船に関しましては、現在新造船されるものも主には10万トンを超えるような大きなクルーズ船が主流になってございます。ということでいいますと、一昨年入ったぱしふぃっくびいなすについては3万トン以下のクルーズ船でございますので、うちの第3商港区でも入れないサイズのクルーズ船がふえてきているというのは1つ課題かなとは思っておりますが、私どもとしてはうちの岸壁でも入れるクルーズをターゲットに営業をかけていきたいなと考えてございます。
再質問 12番 松田謙吾
私は難しい話はわかりませんから、新聞を見てこの間ちょっと気がついたのですが、クルーズ船は国土交通省ですか。全国でクルーズ船を扱っている16か17あると新聞に出ています。補助金も30年度は7億円、国土交通省が出している。国も今の倍のクルーズ船を入れたいと、こう言って、書かれているのですが、象徴空間もある。私は、苫小牧市、室蘭市があるから、苫小牧港に入ったクルーズ船はどこを見るかといったら、象徴空間に来ると思うのです。どこに入ってもそうかもしれない。だから、なかなか難しいところはあるだろうなと、こうは思うのだけれども、クルーズ船を白老港に入れて、室蘭市を見に行けばいいわけです。苫小牧市を見に行けばいい。こういう逆の発想もあるわけですから、手っ取り早く言うと、国の象徴空間を含めた補助金を白老町へ持ってきて、岸壁に通路をつくったり、それから移動ブリッジ、あんなのをつくったり、国から補助金をもらって、いい好機だと私は思います。そういう面では象徴空間を含めると。そういうことを私は考えたほうが港の誘致にいいのではないかなと思うのですが、その辺の考え方を聞いて終わります。
答弁 町長 戸田安彦(町長は2022年12月まで)
白老港、特には第3商港区の活用のお話だと思います。松田議員のおっしゃるとおり、クルーズ船は今外国客も含めて国のほうで力を入れておりますので、今ほど国土交通省の7億円のお話もございました。ハード、ソフトも含めて、今アイヌの新型交付金等々もありますので、その辺をクルーズ船、そしてウポポイにつなげていけるように努力もしていきたいと思いますし、そのためにPR等々も含めて港湾関係者と一緒に進んでいきたいと考えております。