新ひだか町議会 令和4年第4回定例会 2022年6月30日
山荘までの安全をはじめ、環境整備の見通し
2022年6月30日、新ひだか町議会の一般質問で、川合清議員が「山荘までの安全をはじめ、環境整備の見通し」について質問し、生涯学習課長 山口理絵、企画課長 樋爪旬、まちづくり推進課長 中村英貴、教育部長 片山孝彦、教育長 久保田達也、副町長 田中伸幸、町長 大野克之、総務部長 柴田隆、保健福祉部長 藤沢克彦、産業建設部長 水谷貢が答弁しました。
- 質問者
- 川合清 議員
- 答弁者
- 生涯学習課長 山口理絵、企画課長 樋爪旬、まちづくり推進課長 中村英貴、教育部長 片山孝彦、教育長 久保田達也、副町長 田中伸幸、町長 大野克之、総務部長 柴田隆、保健福祉部長 藤沢克彦、産業建設部長 水谷貢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 11番 川合清
大野町長の所信表明を受けての一般質問を行います。町長は、基本政策は1期目から掲げている6つの政策項目に加え、新たに2つの政策項目に重きを置いて取り組んでいきたいと、このように述べています。そこで、新たな柱の一つである町の将来を担う人材づくりでは、馬産地で生まれた全ての子どもたちが当たり前に体験する教育機会として構築していきたいと言っていますが、これは小中学校の授業として体験させたいということですか。もしそうならば幾つもの課題を解決しなければならないと思っていますが、真意を詳しくお答えください。2つ目の、町との関わりを持つ関係人口の拡大では、日高山脈の国立公園化が多くの方々が新ひだか町に足を運ぶ機会になりますと期待しているのですが、ペテカリ山荘までの道路整備をはじめ、幾つもの環境整備が必要だと思いますが、町長はどのようなことが必要と考えているのか。また、山荘までの安全をはじめ、環境整備の見通しはどうなっているか。管内各町の新たな町長で国立公園化に向けて協議が始まったとも聞いていますので、そこの状況も含めてお答えいただければと思っています。また、ふるさと納税制度に限定してはいないと思っていますが、新ひだか町のファンを獲得していくとしていますが、これから新たな町のファンを獲得するためには、今の時代ですから、この町がジェンダー平等だとか、地球温暖化防止の環境問題に対する取組だとか、世界的食料難に対する町の真剣なPRが新たなファンをつくり出すと思っています。これらの非常に大きな問題に対して町長がどのような見解を持っているのか、ぜひ伺いたいと思っていますので、御答弁お願いいたします。以上です。
答弁 生涯学習課長 山口理絵
川合議員御質問の「町長の所信表明に関わって」の1、馬産地で生まれた子どもたちが当たり前に体験する教育機会として構築していきたいの課題をどう捉え、解決しようとしているのかについて御答弁申し上げます。教育委員会では、将来を担う子どもたちに町の担い手としての力と地域の発展に貢献しようとする意欲や態度などの育成を目指すため、ふるさとへの愛着と誇りを育むふるさと教育を推進しておりますが、その一環として、特に本町の特色であります馬との触れ合い体験や馬に関する知識を得る機会を設けるなど、ライディングヒルズ静内の利用も併せ、教育活動の充実に努めているところでございます。具体的には、馬を通してふるさとの魅力を学び、人材育成を図ることを目的とした馬産地の人づくり業務を一般社団法人umanowaへ業務委託をいたしまして、小中学校における馬事文化に係る授業の企画調整と運営を実施してございます。さらに、小学生を対象とした体験プログラム、うまキッズ探検隊は、馬産地の歴史に触れ、馬を知り、仕事を学ぶことのできる事業であり、馬産地の教育活動として定着をしているところでございます。今後も事業の充実に向け、各種関係機関及び軽種馬関係者と協力、連携を図ってまいりたいと考えます。また、ライディングヒルズ静内は、誰もが気軽に乗馬できる教育施設として一層の有効活用を図るため、本年3月にライディングヒルズ静内経営改善計画を策定し、施設の運営の効率化と事業の充実に努めておりますが、その中でも特にふるさと教育に重点を置き、本年4月には学校教育活動等利用ガイドを作成しておりまして、各小中学校を訪問し、体験乗馬や馬のお世話体験、馬の特徴や馬産業の教育などの事業内容を提案するなど、既に各校から利用についての相談が進んでいるところでございます。今後は、町内全ての小中学校においてライディングヒルズ静内を活用して馬と触れ合いながら、我が町が誇る馬を通じた教育活動を定着させたいと考えます。加えて、ライディングヒルズ静内では新規事業としまして来月7月に幼児を対象としたあそぼう!わくわくライディング!という事業を実施する計画でございます。この事業は、幼児期から馬と触れ合うことで馬に興味を持ち、馬を通してふるさとへの愛着を育むとともに、家庭で馬と親しむ機会を設けることを目的としまして、就学前の子どもを対象にポニー乗馬を体験してもらうほか、ポニー馬車の運行や餌やり体験、馬クイズなどのプログラムも用意し、馬産地ならではの触れ合い事業となるよう準備を進めているところでございまして、このような事業をきっかけに新ひだか町に育つ子どもたちが馬を身近に感じ、当たり前に体験できる教育機会の構築を目指したいと考えております。以上、御答弁とさせていただきます。
答弁 企画課長 樋爪旬
川合議員から御質問の「町長の所信表明に関わって」の2点目、日高山脈の国立公園化に向けての環境整備にはどのようなことが必要になると考えるのかについて御答弁申し上げます。御質問にあるように、日高山脈襟裳地域については、平成21年に環境省が実施した国立・国定公園総点検事業において国立公園の候補地として選定され、その後の調査で国立公園としてふさわしい優れた景観要素を有していることが確認されたことを踏まえ、令和元年7月には地域市町村長の連名で国立公園指定の早期実現についての要望書を提出しております。これらのことを受け、環境省では関係自治体の意見を伺った上で令和2年2月に国立公園指定の基本方針を策定し、これまでに関係自治体連絡会を3回開催、本年6月には日高山脈周辺の国立公園指定に係る中央環境審議会自然環境部会委員との意見交換会が開催され、現在の国定公園約10万ヘクタールを国立公園に格上げする際、指定面積を現状の2倍の約20万ヘクタールに拡大する方針が示されました。また、年内を予定しておりました国立公園化の時期は、民有地の地権者との調整に時間を要していることから、来年以降にずれ込む見通しであるとの報告がございました。当町には、高見ダム周辺のすばらしい自然と景観のほか、日本に200名山の一つである、ペテガリ岳があり、日高山脈の中では幌尻岳と並んで注目度の高い山であります。国立公園化により、町としましても地域活性化や地域の魅力発信のほか、貴重な自然資源を未来に継承するための取組などを進めたいと考えておりますが、現在町内からペテガリ岳などの日高山脈に至るルートである道道静内中札内線の静内ダムから奥が長期にわたって通行止めとなっており、通行には道路管理者となる北海道の許可を受ける必要があり、現状ではインフラ整備や緊急時避難小屋の維持管理など目的に十分な公共性が認められるものに限り、使用者の一切の責任を持って通行許可されている状況で、一般住民、観光客については通行できない状況となっております。道道の通行止めにつきましては、平成15年に北海道が建設事業の凍結を決定したことを受け、平成16年3月に当時の静内町と北海道の間で静内地域活性化検討協議会が設立され、今後における現道の活用と維持管理、地域の活性化に関する対応方策について毎年のように会議を重ねているところであり、町としてはこの機会を活用しながら現道における通行止めの早期解除を継続的に要望してきたところでありますが、通行できる見通しが立たないことから、国立公園化も視野に町から北海道に対し実務者レベルの検討の場を設けることを要望し、令和3年度に実務者ワーキング会議を開催、その中で危険箇所や点検結果、林道の状況などを確認するとともに、通行解除の見通しや利活用の方策などについて検討協議を重ねているところでございます。通行止めの状況である中、ペテガリ岳の人気は衰えることなく、浦河町からペテカリ山荘に至る経路で入山する最短2泊3日のコースであっても年間500人以上の方がペテカリ山荘を拠点としてペテガリ岳の山頂を目指しており、国立公園化によりますます登山者が増加するものと推測され、山岳事故などによる遭難者等の増加が懸念されます。このことから、環境整備にはいろいろございますが、まずは避難施設となるペテカリ山荘の機能強化やササ刈りなどの登山道の維持、整備の強化が必要でありまして、あわせてその維持管理に協力いただいている山岳会の会員の高齢化が進んでいることから、ボランティア人材の育成や遭難時の協力体制も早急に強化する必要があると考えております。今後においても引き続き道道静内中札内線の通行再開への協議と併せて活用策を検討していくとともに、国立公園指定に向けた関係機関との協議を継続していくこととしております。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
私からは、川合議員御質問の「町長の所信表明に関わって」の3点目、新ひだか町のファン獲得について御答弁いたします。まず、このたびの町長所信表明に当たりお示しをさせていただいた町政に臨む基本理念ですが、1期目と変わることなく、和と輪をもって進めるまちづくり、その先にある環に向かってであり、特に3つ目の環については、巡るを意味する言葉であり、心が通う人間関係の下、関係する方々が協力・連携しながら取り組んでいくことができれば、その先に循環型経済社会、環境などに配慮した生活が成り立っていくとの考えに立ち、お互いを助け、高め合えるような地域内循環を目指すものでございます。そのためには、この町の町民だけではなく、地域外からもこの町にプラスの影響を及ぼしてくれる人材を丁寧に増やしていくことが重要な要素になると考えることから、そのための手法の一つとして町のファンを含めた関係人口を獲得するための取組を展開していきたいと考えているところでございます。具体的には、長年にわたり取り組んでいるちょっと暮らし体験事業や移住相談員の配置などの移住、定住促進、ふるさと納税や企業版ふるさと納税を活用したまちの魅力発信、馬産地の特性を生かしたふるさと教育の充実などの既存施策を強化・充実させながら、日高山脈の国立公園化を一つの契機として、新ひだか町が持つ豊かな自然環境や夏は涼しく、冬は雪が少ないという気候的優位性、都市機能と豊かな自然環境に恵まれたバランスの取れた生活環境、豊富な森林資源や農水産物、数多くの特産品など、この町の特性を今まで以上に積極的に発信しながら、多くの方々に新ひだか町の魅力に触れていただけるような機会を丁寧につくっていきたいと考えています。したがいまして、御質問にあるジェンダー平等、地球温暖化、食料危機への対処という視点を町のファン獲得のための手法として用いることは今のところ考えてはおりませんが、国や北海道などと連携しながら町として必要な役割を果たしてまいりたいと考えております。
質問 11番 川合清
はい。
質問 11番 川合清
まず最初に、質問に入る前におわびしなければならぬと思っているのですが、同じ会派の阿部議員に聞いたら、前通ったら駄目なのですよと言われました。私は近道が好きですから前通りましたので、失礼しました。それと、今休憩時間中に聞いたのですが、質問席で議長に許可を受ければマスク外していいと言われたのですが、マスクしたまま話した経験が一切ないので、できれば議長にマスク外して質問することを許していただきたいのですが、いかがでしょうか。
質問 11番 川合清
ええ、すぐ酸欠になるのです。
質問 11番 川合清
後で本当に苦しくなったら、話している途中で苦しくなったらマスク外させてもらいますので、よろしくお願いします。それでは、再質問に入ります。それで、まず乗馬体験とは言っていないのですが、当たり前に体験する教育機会を構築してまいりますということで御答弁いただいたのですが、よく分からないのですが、乗馬体験ではなくて、学校訪問して、そちらで馬産地に対する授業を受けてということなのですか。
答弁 生涯学習課長 山口理絵
ただいまの御質問ですが、乗馬体験も含めてライディングヒルズで馬との触れ合い体験をしていただきたいということで、それが馬のお世話体験であったり、幼児であれば触れ合ってニンジンをあげるという喜びであったり、その温かみも感じてもらうことも含めての授業でございます。それ以外に、学校のグラウンドに赴いて、馬を連れていって授業を行うという提案も申し上げているところです。
質問 11番 川合清
お答えいただいたのですが、ライディングヒルズに行って乗馬を中心にすることが、それがここでいう経験する教育機会の中心に置くという理解でいいですか。
答弁 生涯学習課長 山口理絵
ライディングヒルズ自体が誰もが体験できる乗馬施設でございますので、ライディングヒルズとしては乗馬体験をしていただくのは確かにメインではありますが、ふるさと教育という生涯学習という範囲で捉えれば、それだけではなく、馬に関わる軽種馬産業の皆様や、また乗馬を愛する同好会の皆様、そういった方々との触れ合いもそうですし、ただ、先ほども重複して申し訳ありませんが、馬との触れ合いを楽しむということだけであれば、ライディングヒルズでなくとも、ほかの牧場さんとのつながりというのも、馬の人づくり業務を委託しております業者さんを中心に、そこはお互い協力し合いながら、学校の求めるふるさと教育を充実させたいということで、いろんな角度から提案を申し上げているところでございます。
質問 11番 川合清
こだわっているようですけれども、体験する教育機会と言われると私たちはすぐ乗馬体験と結びつけてしまうのです。それで、体験する教育機会というのは、乗馬も含めてですと、要するに乗馬を含めて授業の一環として行うと、こういうことになるのですか。それで、前に小学生は乗馬体験させるということでライディングヒルズにバスで送迎しながらやったのですけれども、大変な困難を抱えて、最終的にはほんの一部の学校を除いて、全部が乗馬体験の授業はやめてしまったという経験があるものですからこだわっているのですけれども。それと、もう一つ、まず今考えてみたら各学校の生徒を……
質問 11番 川合清
要するに乗馬体験を学校授業の一環としてやるのは大変な困難を来すと、それを乗り越えて今回の所信表明で、馬産地の子どもとして当たり前の体験ができるようにしようと、こういうことなのですか。
答弁 生涯学習課長 山口理絵
乗馬体験を全てとしてはおりません。乗馬体験も含めたという表現をさせていただいておりますが、触れ合いも体験でございますし、餌やりも体験でございます。そして、馬のお世話体験というのも充実させておりまして、子ども用のブラシとかも御用意をさせていただいているのですが、そういったのも全て体験と捉えております。授業の中で全てをそれを行うというのは確かに学校の規模によっては大変であろうとも考えておりますので、こちらのほうから馬を連れて学校に行き、その馬を工作の図画の時間とかに写生をしていただくだとか、あとは引き馬自体を何人かのグループで体験していただくとか、それで大きくは教育という枠での体験と捉えて、乗馬オンリーではないと御理解していただきたいと思います。
質問 11番 川合清
もう一つ、そういう乗馬体験ばかりでなくて、馬と触れ合う、それでライディングヒルズに行ったりして体験をするということなのですけれども、そうすると、前もあったのですが、父母の間からそんなことをやらなくてもいいから勉強時間確保してくれという声が上がるのも一つの現象として起こったのですが、それらに対する説得や何かは大丈夫なのですか。
答弁 教育部長 片山孝彦(教育部長は2023年3月まで)
今川合議員から御心配の声もありましたけれども、馬の触れ合い体験、そこがメイン、実物がいるわけですから、ぜひ馬に触れていただきたいという部分と馬のことを知っていただきたい。それから、もともとは根本的にはふるさと教育ということで、その中でも、答弁でも申しておりますけれども、我が町の特徴である馬、これを題材として馬のことを知っていただく、そして生産現場のこともこういうものだということで触れ合って知ってもらう。それから、中には座学ということで、馬の歴史ですとか、そういったことも含めて、それぞれ学校も1年生から中学3年生までおりまして、発達段階で教えられることってあると思いますので、そこに応じながら、各学校を訪問しまして、担当者がどういった形の授業だったら取り入れたいだとか、そういった要望も、実際に学校の授業として取り組むための方策もお互いに意見を出し合いながら検討して今進めているところでありますので、これについては全ての学年、子どもたちが毎年馬に触れ合う機会ということで、ライディングヒルズに行くことが全てではありませんけれども、そういった形でこの町のふるさと教育を発展させていきたいという考えでございます。
質問 11番 川合清
馬産地の子どもに対する馬との触れ合いの関係で、従来の考え方を大幅に変えて、我が町独自のそういうふるさとと触れ合う機会をつくらなければならないと思うのです。馬と触れ合うといったって、ここで生産している馬は1頭何百万円とか何千万円とか、場合によっては億という、そういう馬をつくっているのです。それと触れ合うなんていうのはとんでもない話だとなるのです。だから、単にうちの町が中心につくっているサラブレッドという競走馬を触れ合う対象にはできない。だから、この町のことを考えるのであれば、そこも含めてどういう考え方で学校教育の中に取り入れるかというのは今考える必要があるのではないかと思うのです。ただ単なる馬産地として体験するというのは、それはそうだとなるけれども、全く違う発想を変えて検討しなければならない課題だと思うのですけれども、どう考えますか。
答弁 教育長 久保田達也
今馬に特化してお話をさせているので、どうもふるさと教育そのものイコール馬の学習と捉えがちなのかな、そんなふうに思っているのですが、実はそうではなくて、ふるさと教育というのは学習活動としては大きく3つ考えています。1つは、ふるさと新ひだか町の様々な事柄について事実だとか本物に触れながら学びを深めていく学習、2つ目としては、町内にある施設や地域、あるいは行事なんかを通しながら体験的に学ぶ喜びだとか、その中で感謝や感動を得るような活動、そして3つ目は、私たちの町そのものに対するよさだとか課題、そういったものを子どもたちが見出して、将来の町の在り方について考えるような活動、この大きく3つのくくりで実はこの学習を考えています。その中で、地域の教育資源を活用して、それを教材として使っていこうというのが大きな考えのもとになっています。その地域の教材として何があるのかというと、様々なものあるのですけれども、その中で本町の特色の一つである馬に実は着目をして、そして教育施設としてのライディングヒルズもあるので、そういった場を有効に活用して、その中で子どもたちの体験的な学びを深めていこうというような考え方になっています。ですから、ふるさと教育そのものは馬だけではなくて、例えば身近にあるいろいろな地域の人たちの施設だとか、働く様子だとか、そういったものを取り上げる場合もありですし、それぞれの学校の考えにおいてやっていくことになるのですけれども、各学校共通として取り上げたいと考えているのは、実は特色ある馬というものに着目していこうというような考えで今後進めていきたいなと思っています。もうちょっと大きく捉えた形でふるさと教育を進めていきたいと思っています。
質問 11番 川合清
教育長の答弁されたとおりだと私は思っているのです。ところが、町長の所信表明では、町の将来を担う人材づくりというところで馬産地の体験しか書かれていないのです。あとは、グローバル時代の国際的な人材です。そう育ってもらいたいしかない。だから、私は町長の所信表明の中では、この辺が低いと言われている学力の向上だとか、体力の問題だとか、そういうものにも触れて将来を担う子どもたちの問題が述べられるものだと思っていたところがそうでないから、私があえて馬産地と聞いてますので、誤解のないようにしていただきたいと思います。次の2つ目に移りますけれども、御答弁いただいて一番心配される。私たちは、少なくともペテカリ山荘までは安心して通れる。あるいは、通行止めは何回かあってもいいけれども、解除されたときにはペテカリ山荘まで車で行ける。そういうものをなしに国立公園化というのは考えられないと思っているのです。そこで、その見通しはどうかと考えたときに、なかなか難しいような答弁で、これはどうしたものだという思いがあるのですけれども、もうちょっと見通しの問題で説明いただけませんか。お答えいただけませんか。
答弁 企画課長 樋爪旬
見通しの問題ということで、現状から見通しは立っていない状況にございます。令和3年度に実務者レベルのワーキングを北海道のほうと何度か協議を重ねておりまして、その中ではこれまでの経過ですとか、それから道路の状況、危険箇所とか、そういったところを確認し合っているというところなのですけれども、近年激甚化する自然災害とかということで、毎年落石対策とかということで補修工事を北海道のほうにはしていただいているのですが、いたちごっこのような状況にあるということで、見通しが立てられないという確認を令和3年度はしているような状況でございます。川合議員おっしゃるとおり、私どももペテカリ山荘まで安心、安全に車で行って自然環境に触れるような状況にしたいと考えてございますので、今年度も引き続き北海道、それから環境省のような関係機関とも相談させていただいているところでございます。
質問 11番 川合清
今一般の人は全然入れない。静内ダムのところで止められているのですけれども、日常的には北海道電力の車や森林管理署の車や、あるいは奥で工事をやっている工事車両なんか悠々と通っているのです。一部の人に聞けば、昔の危険度より相当安定しているようになっているとも聞いているのです。それで、黄金道路みたいに1日80ミリ降ったら通行止めと。ここは80ミリどころか、40ミリ降ったら通行止めとしてもいいのですけれども、それでもそれ以外のときは通れるようにするとはなりませんか。
答弁 企画課長 樋爪旬
私どもも例えば期間を通年ではなくて短い期間であるとか、雨量の関係で多く雨が降ったときは通行止めにするとか、そういったことができないかという御相談もさせていただいてはいるのですが、道路管理者として何かあった場合はその責任は免れないということで、一般の方については許可はされていない状況にあります。先ほど議員おっしゃったとおり、インフラ整備、電気ですとかダムの管理、そういったことについては事業者の一切の責任をもって許可されているという、何かあった場合は事業者の責任になりますというところ。それから、ペテカリ山荘の維持管理、こちらのほうにも許可されているのですけれども、あとほかには林業、土木、道路の補修をするような方たちだけ許可されているというような状況になっております。
質問 11番 川合清
なかなか難しいみたいなのですけれども、このままではペテガリ岳は浦河の神居からシベチャリ通っていく以外にないと。途中ペテカリ山荘がつなぎの場所だとなってしまう。それを観光立国を願う北海道がそのままで、我が町を抜かして、それでいいのかという迫り方が必要だと思いますし、相当昔ですけれどもペテガリ登山大会というのをやったのです。びっくりするぐらい人が集まりました。1日30人、そして土日は50人、それを静内山岳会の連中が毎日、土曜日から始まって日曜日まで1週間びっちり。その受付の電話は、町内から町民が役場に電話かからないぐらい申込みが殺到した。そのときも実はあそこ通行止めされていたのです。当時の町長が室蘭土木現業所まで行って、私が責任を負います。この登山大会の間に関係車両を通してください、認めてくださいと言って、そうやってその登山大会がやられた経過があるのです。もし我が町が後援しながらペテガリ登山大会を全国に呼びかけて、国立公園の景観を見てくださいという機会をやったときに、我が町長が私の責任で通させてくださいということはやる気持ちはありますか、町長。
答弁 副町長 田中伸幸
昔のお話が出ましたので、私のほうからちょっと答弁させていただきます。電話が鳴りやまないぐらい電話が来たというのは、実は建設課の上司が事務局やっていたものですから、建設課にすごく、毎日のように全国から電話が来ていたのは事実です。その後観光課でやるようになって、そのときの文書も実は出てきているのです。出てきているのですけれども、それはそれだと、今は。どうしてそうなったかというと、御存じかどうかはあれなのですけれども、豊浜トンネルが潰れたとか、あと中央道で屋根が落ちたとかで必ず道路管理者が責任を問われるのです。今大野町長が私の責任で通すと言っても、結局道路管理者のせいになるという訴訟の結果ですから、そういうことで北海道がなかなかうんと言ってくれないのです。大野町長が就任されたときに私は建設課長で、最初に命じられたのがペテカリ山荘に連れていけと、一番最初に言われたのがその言葉なのです。実は、当時の日高振興局長と私と大野町長とペテカリ山荘まで行きました。残念ながら、崩れていてペテカリ山荘の手前3キロぐらいまでしか行けなかったのですけれども、その頃から大野町長はあそこの道路を開けるということに対してすごく情熱を持って進んで、私たちもいろいろな角度から協議を進めているところです。そして、昨年でしたか、北海道庁の本庁の方々も見えられて、そこを通ってどういうものかといって千石トンネルまでみんなで行ってきております。多くの人たちは、川合議員おっしゃるとおりに昔のことは分からないけれども、結構危なくなく通れるところもあるよねというのも事実あるのですが、やはり何か所もという言い方がいいのか、道路管理者として見ればそうゆう危ない箇所も多いものだから、さあ、どうぞ通ってくださいというわけにはいっていないというのが事実なのです。ワーキンググループだけで打合せをやっているわけではなくて、町長自ら現場に何度も足を運んで、それを訴えながら町全体で協議を重ねているところでございますので、その辺り御理解いただきたいと思います。
質問 11番 川合清
町長の思っていることが今の答弁で伝わってきたのですけれども、何としても国立公園化、その後ペテカリ山荘まで車で行けるように実現するように、関係各町や上級省庁と粘り強く折衝して実現していただきたいと思いますし、もう一つ、日高山脈というのは相当長いのです。端から端までは、山脈のあれが南端、北端はこことは見れないのですけれども、ピセナイが日高山脈の展望台の役割を果たすと聞いています。そこからの写真も見せてもらったのですけれども、日高山脈本体はなかなか難しいけれども、その周辺で要するにトレッキング的に回るルートも考えながら、そのときにピセナイを一つの候補地としてぜひ検討していただきたいと思っているのですが、いかがでしょうか。
答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)
今ピセナイのお話も出ました。私のほうから日高山脈に親しんでいただくという視点からお話しさせていただきたいと思います。私実はピセナイ山は大ファンで、延べでいくともう10回以上、今年も実は行ってきました。眺望は本当にすばらしいです。ただ、残念ながら、ピセナイ山に行くルートも林道があるのですが、ここ最近の雨の影響とかもありまして結構傷んでる状況ということがございます。日高山脈、もし国立公園化になって面積が広がっても、高見から奥はほとんど国有林の地域になります。となれば、実際に親しめる範囲というのは限られてきてしまうのが特に我が町でいえば現状です。それを考えると、今川合議員おっしゃったとおり、日高山脈を眺めのいいところから眺めるということもすごく大事な視点になるかと思います。新ひだか町には、ピセナイももちろんありますし、ペラリ山ですとか、横山中岳といった、日高山脈は比較的一般の方も簡単に登れる山で日高山脈眺めることができるロケーションのいい場所もたくさんありますので、環境省もそういった視線持っておりますので、我が町もそういった視線持って眺めるというところも、広い範囲をもって日高山脈に親しむところを考えていきたいと考えてございます。
質問 11番 川合清
それらのいわゆるトレッキングコースを各町も協力しながらやらざるを得ないと思いますので、深く検討してください。3点目に移りたいのですが、御答弁ではジェンダー平等、地球温暖化の環境問題、世界的食料難について今のところ考えていませんと御答弁いただいたのですか。これからの自治体の長として、温暖化についても2030年問題から始まって、いろんな計画も練り上げなければならない。男女の格差の問題も当然考えていかなければならない課題だと思いますので、考えていませんと言われましたけれども、あえて考えていただきたいというふうな形で質問したいのですが、町長、まずこの議場、前に職員の異動があって、議場に籍を置く課長を紹介しますと言われたときに企画課長が初めて出てきた。私は大変うれしかったのですが、議員席は考えないでください。理事者席、説明員席の中にやっと一人の女性課長が誕生した。それまでは一人もいない、こういうのが長く続きました。これは異常なことだと町長はお考えになりませんか。ぜひ町長の感想でも何でもいいからお答えいただきたいのですが。
答弁 町長 大野克之
感想というわけにはいきませんけれども、男女のところにつきましては、たまたま今回樋爪が企画課長ということで、その前には山口課長もなっておりますし、図書館の館長さんの村田さんもなっておりますし、男だからどう、女だからどうということの気持ちを私一切持っておりません。ただ、人事異動をするときに1つ私が大事にしていることありまして、その人の負担になるような仕事の職を与えたくないと、それで潰れるような人をつくりたくないと思っています。言っていることが分からないですかね。例えば女性だから上げる、男性だから職位を上げるという、単純なそんなことで職位を決めることは私はしない。ですから、本当に実力があって、その職を一生懸命やってくれる。その仕事にぶつかっていって、決して潰れることはないと、そのような人を登用していきたいと思っているところでありまして、川合議員が議員席のほうは考えないでくださいねというお話、先ほどされましたけれども、議員の皆様も我々の役場の職員も男女の平等というのは当たり前のことでありまして、その仕事に就ける人をこれからも登用していきたいと思っているところでございます。
質問 11番 川合清
議員になって相当昔から、一時は私は女性職員の抜てき人事をやれと一般質問で何回かやったことありました。そうすると、この人そうかなと思う事態が起こりました。この次当然課長になってもおかしくないという女性職員が早期退職してしまった。重みに耐えかねたのでしょうなと思って、それから抜てき人事をというのは言わなくなってきているのですが、反面、住民課の参事で退職した方と桜まつりで毎年擦れ違って、会って話しているのですけれども、女性課長誕生までもう一踏ん張りしなければならないとか、今こういう状況だとかという話をして女性課長の誕生を願っていたのですが、村田さんや山口さんが課長になった。会計管理者も誕生したということで、うれしいなと思ってはいたのですが、やっぱり議場でぜひ顔を合わせてみたいという思いはずっと強く持っていました。これは、男女差を解消するというのは大変難しいことだったら、これから始めなければならないと思うのです。ですが、今の状況はおかしいという認識がなければ駄目だと思うのです。今月の町広報を見ると、男性の住民が1万404人、女性が1万815人、半分以上は女性なのです。ところが、町職員で課長職以上となれば女性はほんの僅かしかいない。能力で見ていますと町長答弁しますけれども、能力差がこんなにあるのかと思うことが今大事でないかと思っています。国会で通りましたけれども、何百人以上の大企業については男女の賃金差公表するようにとなりました。男女差別の解消の基本は賃金差別だと思いますけれども、それにつながるのは何かといったら、昇給、昇格の格差だと思うのです。実力をもってするというときに、私は町職員を見ていて、これだけの差があるとはとても思えない。そこの認識を持ってから、本当に女性も男性も生き生きとして働くためには職員をどのように教育することが必要なのかどうかも含めて町長に改めて見ていただきたいと思っているのですが、再度しつこいようですが、町長、どうですか。
答弁 副町長 田中伸幸
1つ、壇上から今のところ考えていないとお答えしているのですけれども、これは新ひだか町のファンを獲得して、御質問はちょっと私たちの捉え方が悪かったのかもしれませんが、ファンを獲得していくためにジェンダー問題だとか地球温暖化だとか食料危機を前面に押し出すことはしないのかという御質問と捉えたものですから、ファンを獲得するための手法としてはこれは考えていないという答えをいたしました。しかし、これらを考えていないわけではなくて、別な人事でしたら総務部分、あるいは企画のほう、あるいは地球温暖化でしたら生活環境課のほう、あるいは食料危機ですとちょっとグローバル過ぎて、それはちょっと考えていない部分もあるかもしれませんけれども、町として考えていないわけではなくて、先ほど町長言われたとおりに、人事の面では男女差というよりは能力的に抜てきしておりますし、職員が先ほど川合議員言われた比率ではなくて、正式な比率は分からないですけれども、男女が半々ではないです。男性のほうが圧倒的ではないのですが、男性のほうが多いものですから、どうしても女性のほうが課長職が少なく見えてしまうかもしれませんけれども、基本的に課長職でなくても主幹職あるいは主査職も含めて男女関係なく登用はしておりますので、その辺は御理解いただきたいと思います。
質問 11番 川合清
副町長答弁いただいたのですが、私の狙いはそこだったのです。我が町のファンをどう獲得していくか、その打ち出しの一つに、男女差を解消する、そのために一生懸命頑張っているまちですよというやつをPRせということだったのです。それで、今副町長の御答弁いただいたのですが、採用時は我が町は皆さん一般職ですよね。特別職と分けて、こっち何人、こっち何人と募集しているわけでなくて、しかも男性何人、女性何人と募集かけているわけでもない。皆同じ試験を受けて、同じように採用されて、役場に奉職して、仕事をして、そして何年かたってしまったら、今月の広報にも出ていますけれども、課長職ずらっと出ています。約30人いると思うのですけれども、その中に3人いる。採用時に10対1だったのかと考えるのです。そんな話ないと考えたときに、やっぱり女性は女性特有の見方がある。今私たちの町は、本当に男社会です。どなたかの質問でもありましたけれども、まちづくり懇談会や何かに出てくる人はどういう人か、そして発言するのはどうなのかといったら、圧倒的に男です。そして、今月のずぼらな日記に町長はこう言っている。先日女房と一緒に20年近く、女房という言葉は町長がこういうものに書くときに使っていいのかなと考えたのです。私もうちの妻を呼ぶときに何て呼ぶか、おいとしょっちゅう言います。返事しなかったら、こらと言います。そういう社会が蔓延しているのです。恥ずかしいことを言いましたけれども、だから私たちが気づかない差別をずっとやって成り立っている社会だから、じっくり腰据えてこの男女差解消のために頑張らなければならない。そういう思いで我が町はこういう取組をやっています。ここのところを一生懸命支えてくれる人、我が町に来てください。あるいは、しょっちゅう来てください。こういう話をすべきでないかという思いで質問しているのですけれども、ヒステリー的にきゃっきゃというのではなくて、腰据えてこの解消の問題に取り組むとはお考えになりませんか。
答弁 総務部長 柴田隆(総務部長は2025年3月まで)
先ほど副町長のほうからも御答弁申し上げましたけれども、町としてジェンダー平等という課題に取り組まないということは一言も言っておりません。ただ、それを用いてファンを増やそうということでは、今その切り口としては考えてはおりませんが、当然町が果たすべき役割の一つとして、ジェンダー平等というのは一つの課題として向き合っていかなければならないとは思っていますので、そこは誤解なく受け取っていただければなと思います。
質問 11番 川合清
私の質問で、そういう思いでなくて、趣旨は私たちはもう分かっていますと、だけれどもこれから本当に町長先頭に格差解消のために、男社会では見れない側面があるから、そこを一緒に乗り越えませんかと言って、それでどうお考えですかと聞いているのです。それで、もう一つお伺いしたいのは、町の大事な計画だとか政策決定するのに、昔は課長会議とか部課長会議とか庁議とかという会議ありますよね。町長が幹部職員集めて、何やっているか分かりませんけれども、重要な施策の確認だとか、練り上げだとかの会議だと思うのですけれども、そこに出る女性職員が何人いるのですか。そこも圧倒的に男女の差があるのでないですか。人口比率に近いくらいの比率で女性がたくさんいなければ、その会議に入れても出席した女性が発言もためらうという状況になっていませんか。そういうまちづくりでは駄目です。ここを一緒に直しませんかというのですが、しつこいですが、町長、どうですか。
答弁 副町長 田中伸幸
先ほど言われたのは庁議のお話だと思うのですが、庁議としてはメンバーで女性入っているのは樋爪一人になっております。ただ、川端議員のほうから行政評価のお話もありましたけれども、行政評価でヒアリングをしたときに女性からの提案というのがかなり多くて、決定機関ではないですけれども、主幹職がどんどん、どんどん発言をしている。あるいは、庁議の中でも説明員として女性の職員がどんどん入ってきていろんな説明を、男性が分からない説明を。前言われていた建部議員から質問のあった生理用品の関係とかですと男性は全く分かりませんので、女性の方からすごく、物おじするような女性職員はまずいないです、今は。それと、先ほど女房だとか、おいとかと言っていましたけれども、我々世代以下は奥さんはさんづけです。多分時代がもう違うのではないかなと思うのです。男女平等を叫ぶ自体で、今は男女平等が当たり前で、ジェンダーというのは男女平等だけではありませんので、男女平等を全面的に訴えていくというよりは、男女平等が当たり前の職場をもうつくっている。もうできているのでないかなと私は思っております。
質問 11番 川合清
副町長のお宅が本当に男女平等の、これだけではないですけれども、いい家庭を築かれているなと思います。だけれども、反面女房と言う人はまだいます。たくさんいます。どうやって言えばいいの、妻と呼びなさいと言われたりなんかします。私のうちでも、私の母親と妻の母親も一緒にいたときは、名字でなくて名前で呼んだりなんかはしていました。それは、努力しないとできないのです。だけれども、今皆さんのところでどうなっているか。副町長がそうお答えになりましたけれども、例えば育休を男女どちらで取るか、男性職員の育休の取得率何ぼなんてたまに新聞や何かに出ていますけれども、圧倒的に低いのです。そういう世の中だというのは、男性が認めないと直らない。これで本当にいいのかなと、私らは当たり前の世の中だ。当たり前においとかなんとかと言う、そういう感覚になっていますけれども、気づかない部分というのはいっぱいある。ですから、男女差をなくしていくように努力することはどうしても必要だなと思っているのです。私の先輩の奥さんがこんな話ししました。入院して言葉が発せられなくなったときに、紙にメモ書いてくれた。そこに、あなたと書いてくれた。
質問 11番 川合清
質問の趣旨から外れていない。
質問 11番 川合清
簡略にと言うけれども、これから相当長いこと積み重ねていかなければジェンダー平等は実現しない。ですから、そこに向かって努力することを強く求めます。これで終わります。それで、次でありますけれども、環境問題、地球温暖化の問題で我が町のPRの材料として、我が町は町有林が約1万町歩あるのです。これだけの町有林を持っているところというのは、全道でもあまりないのでないか。本州のほうを見ていたら、そんな面積なんか町自身にないというぐらいの状況になっている。これを活用していく。もう一つは、農業で中心作物になっている花きミニトマトは全部施設野菜ですよね。そこで油をどんどん使わなければならない。これをぜひ減らすために、我が町の取組を全国民に向かってPRしなければならぬのでないかと思っているのです。そういうお考えがあるかどうかというお答えをいただきたい。
答弁 保健福祉部長 藤沢克彦(保健福祉部長は2023年3月まで)
環境問題ですので、私のほうからお答えさせていただきます。炭素の実質排出量ゼロという2050年の国の目標がございますが、これについては全世界的に行われることでありますので、国が中心になってこれから施策を上げてくると思います。国が計画を出したのが去年の10月ですので、今後いろいろな制度だとかというものが見えてきますので、それに対応して当町としてもいろんな政策をやっていかなければならないと思っています。ただ、ここで考えなければならないのは、公共だけがやる部分ではなくて、民間の企業さんの排出している炭素も実質ゼロにしなければならないという問題がございますので、これについてはいろんなところで民間の企業の方とも御相談だとか協議をさせていただきながら、どういう形で新ひだか町、市町単独で炭素をゼロにするなんていうことは基本的には不可能ですので、管内、北海道を含めて今後どういう形で環境問題を解決していくかというところを考えていかなければならないということは認識しているところでございます。
質問 11番 川合清
そういう取組を全国、全世界でやらなければならない課題になってきています。そのときに、うちの町にはこういう資源がありますよというPRなのです。だから、1万町歩の町有林があって、そのうちの半分近くが人工林で、一部分収林が利用されていますけれども、まだまだ私たちには余力あります。これで燃料、エネルギー源としての活用もあれば、環境問題を守るための資源もあります。ここでいろんな実験もしてください。実際にプラントを造ってやってください。あるいは、そういうところを見に行きたいという人たちを私たちの町に呼び込みましょうと思っているのです。そういう意味で質問しているので、だけれども本当に今一番必要なのは、1万町歩の町有林の活用を真剣に考えなければならないときだと思っているのです。しかも、そのうち人工林が半分ぐらいありますから、人工林は人が一回手かけたところは未来永劫手かけなければならないところだと言われています。そこからは雇用も生まれたり、いろんな新たな波及効果が出てくるし、この頃は山女とかという、山林労働者の中に女性も入ってくるという時代ですから、そういう見方で我が町をつくり上げていく、それをPRする。こういう考えで答弁を求めているのですが、どうですか。
答弁 保健福祉部長 藤沢克彦(保健福祉部長は2023年3月まで)
すみません、先ほどの答弁でちょっと足りなかったところがあるので、補足をさせていただきます。実は、森林については炭素を吸収するということで、それでもゼロカーボンの対象にはなります。ただ、これを切ってしまうと逆効果になってしまうので、そこはそこで逆行してしまう場合があります。ですから、適切な森林管理ということは当町としてもしていかなければならないですし、そのために森林環境譲与税だとかという税が国において制度化されていると思っていますので、それをうまく活用しながら、うちの町の特色であります森林をうまく使いながら環境問題についてもクリアしていければなと考えてございます。
質問 11番 川合清
部長が言われる側面は確かにありますけれども、切った木を全部燃料やチップや何かにしてしまったら駄目なのです。木材として利用すれば、利用期間中は炭素固定がもつのです。じわじわ、じわじわ炭素量を放出する。その間に新たな木を植林すれば、新たな木が育ってくる。植林して、下刈りして、伐採して、このサイクルを法正林の手法で我が町の町有林を生かしていきますという、そういう計画をぜひつくり上げてもらいたいなと思っているのです。
答弁 産業建設部長 水谷貢(産業建設部長は2025年3月まで)
今町有林の関係ですので、私のほうからお答えさせていただきます。川合議員おっしゃるとおり、町有林のほうについては新冠地区も含めましておよそ9,000ヘクタールあります。その中、人工林については、町有林については半分ではなく、2,500ヘクタール程度になるかと思います。今川合議員おっしゃられたとおり、切って、植えて、育ててというところで、現在資源循環型という形で森林の造成整備を今進めております。林業サイドですが、今現在二酸化炭素を減らすと、ゼロカーボン、そういったカーボンニュートラルに向けて、二酸化炭素を減する、そういった森林吸収源を持っていく森林整備について進めるようなことを今考えています。財源的には、先ほど藤沢部長からもありました森林環境譲与税などを使いながらだとかと、あと公共の補助事業を使いながら、二酸化炭素を減らすという取組については間伐事業を推し進めるような形で今国の指導がなされているところでありますので、今後についても町もそういった取組について検討を進めるようなことを考えています。
質問 11番 川合清
本当に私の質問したいことを先取りして答えていただいて、ありがたいと思っているのですけれども、それで時間もないし、本格的な議論はまた別の議会にと思っていますので、何年か前に実験センターでまきストーブを利用して熱源にして、それほど手間かからないと答弁受けていたのですが、残念なことにまきを手に入れるのが大変だということであまり活用しなくなったみたいで、一部ではハウスにまきストーブ導入したところに補助金の制度もつくったことあったと思うのですけれども、その制度を本格的に考える必要あるのではないか。今間伐材を利用してと言いましたけれども、間伐しても皆伐しても林地残材というのは相当出てくるのです。根っこも含めたらどれだけ出てくるか分からないとなるので、それらを熱源に、灯油の使用料を減らす方策を我が町で取り入れたら、これは各町も、平取だろうとどこだろうとハウス野菜や何か作っているところでも活用できるのではないかと。その実験的なものをぜひやってもらいたい。だから、大変だけれども、太陽光に風力、本当に小型のやつとまきストーブでハウスをもたせる。そういうことができるかできないかの実験も含めてそういう取組を、本当に地球に優しいまちづくりをやっていますというPRをぜひしていただきたいなと思っているのです。だから、それらに対する取組をいろんなところで、町職員だけではなくて、よその力も借りてこの計画を練り上げていく、そういう取組をしてもらいたいと願っているのですが、いかがでしょうか。
答弁 産業建設部長 水谷貢(産業建設部長は2025年3月まで)
今林地残材のお話も出たので、その活用について御説明したいと思います。今現在皆伐だとか間伐で素材にならない、現場のほうで残る林地残材については、ひだか南森林組合のほうでペレット材だとか、そういった加工するような施設がございますので、運べるものについてはひだか南森林組合のほうに林地残材をペレットの材料として搬入をしているような状況で、そういった取組はうちの町有林の残材についてもそうですし、森林組合で組合員さんの山を切る部分についてもそういった施設に搬入しているような状況は行っております。
質問 11番 川合清
今考えているのですけれども、名前度忘れしたのですけれども、農業委員会の会長さんの西端の何といいましたか。ボイラーで花を作っている人……〔「金森さん」と言う人あり〕
質問 11番 川合清
そこに聞いたら、燃料はどうしますかと言ったら、森林組合から買っていますと言っていました。管理が熱の維持が難しいと息子は言っていますと、これはお母さんがそうやって言っていたのですけれども、そういうのを解消する方策をつくれば、本当に脱炭素社会に向けて、灯油をたかないで食料を得られる仕掛けというのはぜひつくる研究をしていただきたいと思っています。それで、食料問題にもこれから入ろうかと思ったけれども、これは後に譲って、今までのジェンダー平等も環境問題についても改めて個別の質問を組み立てて、次回以降の議会に質問させていただきたいと思っています。これで終わります。