白老町議会 令和7年定例会12月会議 2025年12月9日
子供たちの熱中症対策と職員の執務環境整備
2025年12月9日、白老町議会の一般質問で、氏家裕治議員が「子供たちの熱中症対策と職員の執務環境整備」について質問し、町長 大塩英男、保健福祉部長 齊藤大輔、副町長 大黒克已が答弁しました。
- 質問者
- 氏家裕治 議員
- 答弁者
- 町長 大塩英男、保健福祉部長 齊藤大輔、副町長 大黒克已
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 氏家裕治
3番、公明党の氏家です。本日は、3項目6点について質問をさせていただきたいと思います。1、子供たちの熱中症対策と職員の執務環境整備について。(1)、健康子育て課が所管する各施設のエアコン設置状況と今後の整備方針は。(2)、子供たちと関わる職員の執務環境整備の考え方についてお伺いいたします。
答弁 町長 大塩英男
「子供たちの熱中症対策と職員の執務環境整備」についてのご質問であります。1項目めの「健康子育て課が所管する各施設のエアコン設置状況と今後の整備方針」についてであります。エアコン設置状況につきましては、はまなす保育園がプレールームと厨房に各1台、放課後児童クラブ5か所のクラブ室に各1台となっており、美園児童館、萩野児童館、子ども発達支援センター並びに子育てふれあいセンターは、未設置の状況であります。今後におきましては、年々夏の暑さが厳しさを増す中において、子供たちの熱中症を防ぐための環境整備が重要であることから、未設置施設におけるエアコン設置について計画的に進めていく考えであります。2項目めの「子供たちと関わる職員の執務環境整備の考え」についてであります。各施設の職員においては、子供たちが熱中症にならないように、小まめな水分補給、外遊び時間の調整、体調の変化に敏感に注意する必要があることから、快適で働きやすい執務環境を整備していく考えであります。
質問 3番 氏家裕治
3番、氏家です。健康子育て課が所管する各施設での施設に通う保護者、職員に向けた熱中症対策に関する意識調査の実施は行われているでしょうか。これはなぜ聞くかというと、せっかく町長肝煎りの子はまちの宝という、こういったスローガンの下、妊娠から出産、子育て、保育に至るまで幅広く施策を打ってきたということは私も十分承知しております。しかし、このエアコン設置についての状況、こういったものは果たして町長が思うように現場が動いていっているのかどうか、これをすることによってどういった課題がまた見えてきているのかということを前提にお聞きしたいと思います。いま一度言います。熱中症対策に関する意識調査の実施は行われているでしょうか。
答弁 保健福祉部長 齊藤大輔
意識調査の関係でございます。正式な形で意識調査というのは実施はしておりませんが、現場の声としましては例えばはまなす保育園でいうと28度以上の日は外では遊ばないとか、児童クラブ、児童館も同じく28度以上になれば外での運動は控えているだとか、あと子ども発達支援センターについては室温30度以上、湿度65%の場合は施設を閉めるだとか、そういった形である程度我々のほうで危険度が増す場合においてはこういった調整を図っているところでございます。その中において、昨年もそうですし、一昨年度もそうなのですけれども、こういった声を聞きながらエアコン、もしくはそれに代わる代替案のいろいろな器具を予算措置をして順次はまなす保育園に2か所、それと児童クラブに5か所ということでつけさせてもらっている状態でございます。
質問 3番 氏家裕治
3番、氏家です。ちょっと同趣旨の質問になるかと思いますけれども、令和5年から令和6年にかけて設置された空調設備による検証、現場の声の捉えをどう考えていますでしょうか。はまなす保育園だとか、それから児童クラブ関係です。そういったところについての検証と捉え。
答弁 保健福祉部長 齊藤大輔
まず、令和6年3月に設置をさせていただきました放課後児童クラブ5か所についてでございますが、こちらにつきましては1か所必ずついているということで、いざというときにはそこに逃げられるということで、これは非常に効果があるのかなと検証をしております。それと、はまなす保育園につきましては2か所ということで、これは厨房とプレールームの2か所にエアコンを設置させていただきましたが、部屋はまだたくさんあるのですけれども、まずは厨房の暑さ対策、これは夏になると本当にもうすごく温度が上がりますので、まずはそこ。それと、一番広い部屋にエアコンを1か所つけたということで、十分に充足しているかと言われればそうではないのかもしれませんが、まずは1か所ついたということが、これは非常に大きいかなと捉えております。
質問 3番 氏家裕治
それでは、今回の質問は1点目と2点目は共通したところがありますので、そこは一緒の中での質問にさせていただきたいと思いますけれども、まずはまなす保育園につけていただいたウインドーエアコン、これはある程度やっぱり効果はあるのだと私は考えていますし、この夏場に私も今年度様々な防災教育関係で参加をさせていただいたときにある光景を目にしたのです。零歳から3歳の子供というのが1人いまして、今年からは、今年というか、もうこの年末にかけてもう一人増えるというような話も聞いていますけれども、零歳から3歳児のお子様を例えばお昼寝の時間、保育士が1人うちわであおいでいる姿、あれを見たときに本当にこれでしっかりとした保育環境と言えるのだろうかという疑問をまず持ったのが1つです。職員の方々に聞くと、厨房ともう一つのプレールームにつけていただいて本当に助かっているとは言いながらも、でもできることであればそういった零歳児から3歳児までの子供たちがお昼寝をする場所、そういったところにやっぱりつけていただくことは、私たちがまちに対して言っていきたいことなのですという話を聞いております。ですから、今部長に答えていただいた答弁と私が聞いたことに対する職員の皆さんの考え方というのは、大きな違いはないと私は思っています。思っていますが、せっかくここまでやってきたのであれば、町長の大きなスローガンの子はまちの宝なのだと、本当に寄り添って、そして保育の現場でもこうして子供たちの命を守っていく、それは保育士と子供たち、そこのやっぱり連携というのがすごく大事になってくると思ったものですから、お聞きしました。いま一度答弁を願えればと思います。
答弁 保健福祉部長 齊藤大輔
ただいまの議員のご指摘の部分でございますけれども、我々としてもそういった形で子供を預かっているという以上、やはり弱者に当たりますので、そういったところも含めますと必要性は非常に高いのかなとは考えております。ここは当然その役場の内部の調整も含めて我々もしっかりやっていきたいと考えております。
質問 3番 氏家裕治
3番、氏家です。保育園、そういったところの考え方、今までの整備がこれでよしとするのではなくて、やはりこれからも現場の声を聞きながら計画的に進めていくと。町長からの答弁もありましたけれども、そういった思いの中でしっかり現場を見る、現場の声を聞く、そして通園させている保護者の方々の安心、安全につながるような、そういった政策にしていっていただきたいと思いますが、町長、いかがでしょうか。
答弁 町長 大塩英男
子供たちの熱中症対策ということで近年というか、夏の暑さというのは、これまで本町の場合は夏は涼しいというのが特色でいたのですけれども、気温の上昇、そして湿度の高さということで本当にこの熱中症対策というのをしっかりと行政としても取組を進めていかなければならないと思っております。そういった中で、やはり子供たちを安心して預けられる環境整備というのが、これは一つの子育て支援だと私も思っております。ですから、そういった状況の中でやはりこの熱中症対策というのもしっかりと行政として、まちとして進めていかなければならないという認識でいるところでございます。
質問 3番 氏家裕治
3番、氏家です。今町長が言われたとおり、第6次白老町総合計画にありますけれども、子ども・子育ての目指すべき姿、これは今町長が言われたとおり子供を安心して産み育てられることができるまちを目指すのだと、ここを忘れずに、予算も限られた予算ではあると思いますけれども、現場の声にしっかり耳を傾けていただきながら子供たちの命を守っていただければなと思います。ちょっと次に進みますけれども、児童館の話なのです。老朽化が著しい美園、萩野の児童館ではあるけれども、そこを利用している子供や、また保護者、管理者の声をどう捉えているかお伺いをいたします。
答弁 保健福祉部長 齊藤大輔
児童館の部分についてでございますが、児童館には指導員という者がついておりまして、毎日子供のきちんと監視というか、をやっていただいているところでございます。先ほどご答弁したとおり、運動遊びというのはやはりこの夏場、あまり気温が高いとこれはちょっと制限をしている状況でございます。そういった中において、当然指導員のほうからもエアコンとは言わず扇風機が欲しいだとか、そういった形で要望は常日頃から指導員の中から我々と密に連携を取ってやっているところでございます。そういった中において、我々としてもできる範囲でというか、予算要望はさせていただいてそういった対応をしているところでございます。
質問 3番 氏家裕治
3番、氏家です。老朽化が著しいから、例えばウインドーエアコンなんかの整備をまだ見送ろうという話なのか、それとも、いや、そうではないのだと。ここはやっぱり子供たちの居場所づくりの一つで、例えば土曜、日曜日だとか、零歳から、それから5歳、6歳の子たち、またその上の子供たちも来てここを活用している方が、子供たちというのがたくさんいると聞いています。その中で例えば萩野児童館にちょっと絞って聞きますけれども、萩野児童館の中には執務室って言っていいのかな、職員が子供たちを、いわゆる執務室です。そこと、そのすぐ隣に6畳ほどですか、ぐらいの部屋が1つあって、本当に暑さが大変なときにはそちらに来て指導員の方と子供たちとのその居場所の一つの空間になっているというのが現状なのです。私は、全ての部屋にどうのこうのではない。猛暑が続くこの近年の猛暑の中で緊急避難的に指導員の方が目を届かせやすい、そして体調の変化に気づきやすい、あの空間にやはり1つはエアコンをつけるという、30万円も40万円もかかるかもしれないけれども、簡易エアコンのルームエアコンぐらいでしたら6万円から7万円でつけられますよね。そういったものを一つの代替のそういう熱中症対策として、やっぱりこれは強く予算要望をしていくべきではないのかと考えますけれども、考え方をお伺いいたします。
答弁 副町長 大黒克已
今氏家議員のほうから児童館は老朽化しているからというようなお話もございました。ご質問もございましたけれども、決して老朽化しているから後回しにしているということではなくて、これは近年の異常気象という中で、だんだん暑い日が多くなってきている中でやはり町の公共施設、これ全体に言えることなのですけれども、今の状況で何も暑さ対策をしないまま、このままいけるとは我々も考えておりません。ですから、今後は子育て施設ももちろんですけれども、他の公共施設についてもエアコンの導入ということは考えていく必要があると認識しているところでございます。その上で、やはり今特にお子様という、いわゆる弱者というようなところの早期にそういう簡易でもというようなお話もございましたので、この辺についてはしっかりとご意見を賜りまして、計画的に早期に進めていけるよう取り組んでまいりたいと考えております。
質問 3番 氏家裕治
3番、氏家です。私が言っているからではないのです。私は例えばそういった現場を見て、そしてそこの指導員なり職員との会話の中でこのままではいけないなって思ったことを今回質問させていただいているのです。ですから、まずは現場の声を聞いていただきたい。そして、現場の指導員なり職員たちが今抱えている問題、課題、それにやはり率直に対応していっていただきたいな、そういう思いから今回質問をさせていただいております。今年度実施される予定というのは、令和7年度ですから、もう令和7年度が終わる。来年度、令和8年度に向けての今の大黒副町長の話を私は素直に受け取れば、この猛暑が来年度も多分続くでしょう。こういった環境下を変えていく、例えば整備というか、そういった熱中症対策に対する整備方針みたいなものは令和8年度中に実施される予定という言い方はどうなのかな、令和8年度に取り組める可能性があるのかどうかをお伺いしておきたいと思います。
答弁 副町長 大黒克已
先ほどの答弁とちょっと重なる部分があるかもしれませんけれども、やはり熱中症対策というのは今ここ数年の動きの中では非常に重要な課題だと我々も捉えておりまして、これは早期に取り組まなければならない課題でもございます。ただ、もちろん限られた財源の中でどういった優先順位をつけて計画的にやっていくかというところは、今我々としても内部でいろいろ検討しているところでございますので、この取組につきましては令和8年度からスタートさせていただきますけれども、全て令和8年度で全部つけるというわけにはなかなかいきませんけれども、少しずつでも一歩ずつ前進してまいりたいとは考えています。
質問 3番 氏家裕治
3番、氏家です。様々にいろいろな角度から質問をさせていただきましたけれども、ネット上でのある調査報告があったものですから、これをちょっと読み上げて、それを基準に今までの議論を精査していければなと思っていますけれども、全国の幼稚園や保育園の352施設、それから全国保育園や幼稚園に通う子供を持つ保護者891名を対象とした熱中症対策に関する意識調査を実施したある調査機関があります。この中には、近年の猛暑に対する施設での熱中症対策で小まめな水分補給99.4%、エアコンや扇風機などの活用や調整、これが97.7%といった基本的な対策に加え、熱中症に対する対応ルール、マニュアルの作成、それから緊急時の対応、医療機関との連携、熱中症に関する研修の実施など、積極的に実施していることが分かったとする報告がありました。これは施設側です。本当によくやられているのだなということは、こういった数字を見ても分かります。これは日々の運営だけではなく、緊急時への備えや職員の知識向上といった組織的な管理体制を整えることで酷暑に万全を期していることを示していると言えます。一方で、特に暑さが厳しかった時期に困ったことはという設問に対して、戸外活動の中止や制限が88.6%、園児の体調管理や早期発見、これが53.7%、活動制限における行事への影響が39.5%となっております。ここで注視をしなければならないと私が感じたことは、この次に続く問題なのですけれども、職員の負担増加というところが35.2%と続いているのです。ですから、先ほども言いましたけれども、例えば指導員なり職員であれ子供たちを見守るという本当に大変な作業の中で熱中症対策に割く時間的なものだとか、子供を守る使命感だとか、そういったことというのは本当にこういったデータの中にも表れているのだなと思いました。園児の体調管理や早期発見に注力している職員の執務環境の整備についてもしっかり支援していくべきと考えますが、まちの考えを伺います。これは先ほども言いましたけれども、先ほどは児童館の関係で指導員の関係、指導員と、それから子供たちの集う場所をしっかりと一元管理できるぐらいの環境整備、熱中症対策をするべきだという話をしましたが、各保育所、そういったところについては苛酷な労働環境の中で働いている執務環境、こういったところにやっぱり目を向けるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 齊藤大輔
議員のご指摘はそのとおりでございまして、職員の負担の増加というか、気遣いとか、心遣いというか、そういったところがやはり一番疲れる部分かなと。常に注意をして、常に変化に対応するというか、そういったところを拾い上げるというか、皆さんプロですので、分かっているかとは思うのですが、ただそういったところの負担の軽減を図るのも当然やっていかなければならないと思っていますので、議員のご指摘のとおりそういったところも含めて我々もしっかりと内部で協議をしていきたいと考えております。
質問 3番 氏家裕治
3番、氏家です。1項目めの子供たちの熱中症対策と職員の執務環境整備についてはこれで最後にします。最後に、町長、近年記録的な暑さが続いているというのは先ほどからも申し上げたとおりでありますし、これは町長とも意見は同じ思いだと思います。保育現場や家庭では、年々深刻化するこの暑さへの対応が喫緊の課題となっています。2025年6月1日からは、厚生労働省による職場における熱中症対策の強化が施行されております。保育施設を含む職場全体での対応強化が求められているところですが、まちの考えを伺って最後の質問にしたいと思います。
答弁 町長 大塩英男
子供たちの熱中症対策と職員の執務環境整備ということで、様々な観点から議員のほうからご指摘と実際の事例も挙げていただいてご質問をいただきました。まず、この熱中症については、今我が国における社会的な問題というのでしょうか、こういった夏の暑さでいかに対策をしていくかというのは本当に北海道、我がまちにおいてもしっかりと対策を打っていかなければならないと考えております。まず、ハードというか、環境整備ということで先ほど副町長からお話があったのですけれども、学校、ほか1部分を除いて本町の公共施設には今現状としてエアコンがありません。今シーズン、今年の夏も非常に暑い夏で、町民の皆さんをはじめ皆さんに集まっていただいて、例えば何か催し物をやる、会議をやるっていってもなかなか本当に厳しい暑さの中で非常に皆さんにご迷惑をかけた状況でございます。そういったこともあって、本当にできるのであればもう来年度は全ての公共施設をやりますというように持っていきたいのですけれども、正直なところなかなかそうはいきませんので、しっかりと計画的にこの子育て支援の施設も含めて公共施設全体として計画的にこのエアコンの設置については取組を早急に進めてまいりたいと考えております。そういった中で、やはり現場の声ということで議員のほうからご指摘がありました。保育園、児童館で働いている方々がやっぱり子供たちが一番熱中症にかかってはいけないということで本当にご苦労をされているという声は私のところにも届いております。そういったことも含めてこの熱中症対策と働いている方々の職場環境の改善というのは、しっかりとこれからもまちとして取組を進めてまいりたいと考えております。