みんなの議会

新ひだか町議会 令和3年第3回定例会 2021年6月23日

(1)絵になる魅せるまちづくり事業について/(2)コロナ禍の中で桜まつりを実施したことについて

2021年6月23日、新ひだか町議会の一般質問で、北道健一議員が「絵になる魅せるまちづくり事業について」「コロナ禍の中で桜まつりを実施したことについて」について質問し、生活環境課長 秋山照幸、まちづくり推進課長 中村英貴、副町長 本庄康浩、産業建設部長 田中伸幸、町長 大野克之、総務部長 坂将樹が答弁しました。

質問者
北道健一 議員
答弁者
生活環境課長 秋山照幸、まちづくり推進課長 中村英貴、副町長 本庄康浩、産業建設部長 田中伸幸、町長 大野克之、総務部長 坂将樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 北道健一

おはようございます。通告に従いまして、一般質問をさせていただきます。質問事項は2点あります。1点目は、「絵になる魅せるまちづくり事業について」でございます。令和3年度の絵になる魅せるまちづくり事業の花いっぱい運動実施に向け、農業実験センター等で配付する花の苗を春より育てていました。5月中旬頃、配付を待っていた関係団体に町より花いっぱい運動の中止と併せて花の苗配付を中止するとの通知があり、中止を知った団体の多くからなぜ花の苗を配付しないのかと多くの問合せがありました。各団体は花いっぱい運動に賛同して、町内の数多くの場所に花の苗を植え、環境をよくする活動を行っております。移植苗の配付を中止したことを含め、次の事項について町の考えを伺います。1つ目は、何を根拠に花の苗配付を中止したのか伺います。2つ目は、コロナ禍の中でも感染対策の行える団体に花の苗を配付できなかったのか伺います。3つ目は、配付を中止しても丹精込めて育てた花の苗を有効に利用しないのか伺います。4つ目は、コロナ禍の緊急事態宣言中でも感染予防を考えた事業の取組ができなかったのか伺います。次に、2点目は「コロナ禍の中で桜まつりを実施したことについて」です。本年4月30日から5月5日までの6日間、「第58回しずない桜まつり」が開催されました。新型コロナウイルス感染症対策を講じての実施でしたが、多くの町民からは開催前から中止するべきとの意見がありました。その結果とは限りませんが、開催後に当町で多くの新型コロナウイルス感染症の感染者が発生しました。桜まつり開催の実行委員長は町長であり、開催には町職員が多く携わっております。コロナ禍の中で実施された桜まつりについて、次の事項について町のお考えを伺います。1つ目は、桜まつりを中止する考えはなかったのか伺います。2つ目は、会場での飲食は中止しましたが、農業高校の出店、催事者による食品等の販売が行われましたが、感染症対策は十分であったのか伺います。3つ目は、農業高校の特産品販売出店は町が要請したのか伺います。4つ目は、桜まつりを開催したことはよかったのか伺います。以上で質問を終わります。答弁をよろしくお願いいたします。

答弁 生活環境課長 秋山照幸(生活環境課長は2022年3月まで)

北道議員からの御質問の大きな1点目、「絵になる魅せるまちづくり事業について」御答弁申し上げます。最初に、1点目の「何を根拠に花の苗の配付を中止したのかについて」でございますが、当町における花いっぱい運動については「みんなでまちをきれいにする条例」に基づく事業として実施しており、毎年5月下旬から6月上旬を目途に町内自治会や国道等沿線の事業所と、また各種団体、学校や公園等の公共施設等、多くの町民の皆様の御理解と御協力の下、環境美化活動の一環として事業を実施しているところでございます。本年度の事業の実施につきましては、昨年同様、町施設の活用と町内農業高校の御協力をいただき、花の苗作り等の準備を進め、5月下旬から6月上旬に花の苗の配付を予定しておりましたが、ゴールデンウイークを過ぎた頃から日高管内を含む道内各地で新型コロナウイルス感染症の新規感染者が急増し、5月13日には道内で過去最高となる712人が新規感染するなど、感染の拡大が急速に進んでいる状況となりました。このような状況の中、5月15日には北海道が「北海道医療非常事態宣言」を発出し、その翌日の5月16日には5月31日までを期限とした北海道における国の緊急事態宣言が発出されたところでございます。当町においても5月16日から17日の2日間にわたり町内の2つの高校でクラスターが発生したことを含めて日高管内における新規感染者は連日発生し、昨年の同時期とは全く違う状況となっておりました。このような状況下におきまして、当町としましてはとにかく人流を抑制し、不要不急の外出はしないよう国や北海道などとも連携し、当町としましても町民の方に強く協力要請してきたところでございまして、万が一、新型コロナウイルス感染症に感染した場合のリスク、それは本人のみならず御家族や周辺への感染拡大でございまして、生命や社会、経済等各種活動への影響等が大きくなるものと考えたとき、人と人が接触することを排除することができない本事業の実施につきましては、住民の生命と財産を守る責任ある立場としましては大変遺憾ではありますが、5月18日、本年度の花いっぱい運動の中止を決定し、各団体等へ通知させていただいたところでございます。次に、2点目の「コロナ禍の感染症対策の行える団体に配付できなかったのか」についてでございますが、花いっぱい運動は外での作業が中心となり、屋内での作業等と比較した場合、感染リスクは低いとされておりますので、手洗い、せきエチケット、マスク着用や人との距離を取るといった感染防止の基本行動の徹底を呼びかけた上で事業の実施が可能であるとの意見もありますが、花いっぱい運動に御参加・御協力していただいている方々は御年配の方が多く、仮に感染した場合には重症化リスクが高いとされておりますので、各団体において植栽の作業をする際に感染対策が万全であるという明確な基準がない中で感染リスクを完全に排除することが可能なのか、また、日高管内における新規感染者についてはゴールデンウイーク以降の急増した状況を踏まえると、事業を中止すべきであると判断せざるを得ない環境であったと考えております。次に、3点目の「配付を中止しても、育てた花の苗を有効に利用しないのか」についてでございますが、花の苗につきましては農業実験センター及び静内農業高校の協力の下、5月下旬に配付することを目標に準備を進めてきたところでございますが、緊急事態宣言が発出、その期間が延長されたことにより花の配付を緊急事態宣言が解除される予定の6月中旬以降としますと、静内農業高校につきましては6月以降の学校のカリキュラム及び花の生育状況や保管場所を考えた場合、花の生育を継続することが困難であるものと判断し、校内での一部活用を除きましてやむを得ず苗の廃棄を決定したものでございます。また、農業実験センターにつきましても静内農業高校と同時期の配付を予定しておりましたが、緊急事態宣言解除後までは花を良好な状態で管理することは難しく、やむを得ず苗を廃棄せざるを得ないという判断といたしました。基本的に花の苗につきましては、農業高校では授業の一環として、農業実験センターでは事業推進のため生育作業を行っていただいておりますが、さらに長期間にわたる生育管理となりますと花の状態のことや本来業務への影響があるものと考え、廃棄するという選択をしたところでございます。なお、最大限可能な範囲で緊急事態宣言解除後でも一部の花の苗を有効活用できないか協議を行ったところ、一部については延長することは可能との回答をいただいておりますので、活用に向けて検討してきたところであります。次に、4点目の「コロナ禍の中でも感染予防を考えた事業の取組ができなかったのか」についてでございますが、緊急事態宣言発出前の時点では手洗い、せきエチケット、マスク着用や人との距離を取り、3密を回避しながら感染防止の基本構造の徹底を呼びかけた上で事業を実施するべく準備をしておりましたが、緊急事態宣言が発出され、北海道をはじめ日高管内、さらには当町における新規感染者が急増している状況の中、各団体等に対し感染防止の基本行動等について文書や口頭による要請を行った場合においても花の配付までは町による確認が可能と考えておりますが、花の配付を行った後、各団体における植栽等の作業する際に感染予防対策が万全であることの確認を行うことはできず、感染リスクを全て回避することができない状況であり、屋外の事業であっても人と人とが接触する機会をつくり出す本事業の実施はするべきではないと判断したところでございます。以上、答弁とさせていただきます。

答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)

北道議員より御質問の大きな2点目、「コロナ禍の中で桜まつりを実施したことについて」御答弁申し上げます。まず、今年度のしずない桜まつりの開催に至る経緯と開催結果について御説明をさせていただきます。今回で第58回目を迎えるしずない桜まつりは、例年、新ひだか町及び町内の産業団体や自治会など多くの関係機関、団体等で構成される実行委員会の主催により日本屈指の桜名所である二十間道路桜並木周辺を会場に実施されており、今年度につきましても3月24日に開催された実行委員会において協議され、4月30日から5月5日の6日間の日程での開催が決定されたところです。実施に当たりましては全国・全道、そして管内の感染状況を見極めるとともに、国が示す新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針や北海道のイベント等の開催に関する取扱いを踏まえ、実行委員会において総合的に判断し、規模の縮小や十分な感染防止対策を講じた上で開催することとなりました。感染防止対策の具体的な内容について申し上げますが、室内での密状態を避けるため例年祭り期間中のみ実施している龍雲閣の一般開放や会場内のシャトルバス運行を行わないこととしたほか、全ての来場者及び関係者のマスク着用の厳守、手指消毒の徹底、車外での二十間道路全面の飲食禁止、イベント広場の一方通行、接触確認アプリへの登録、関係者の検温・体調確認、さらには出店者の取扱い品目をテークアウト商品に限定したり、ステージイベントを一切行わないなど様々な対策を講じた上での開催としたところです。さらに、桜まつり期間中は町外からの観桜客も多くなることが予期されたことから、町内の飲食店等に対して改めて店内の感染防止対策を徹底していただくよう実行委員会として依頼をするなど、祭り会場だけではなく、町全体としての感染対策に努めたところでございます。桜まつりの来場者数ですが、6日間の合計で7万1,027人となっており、令和元年度の約13万人と比較し半数程度の入り込みとなったところです。そこで、御質問の1点目の「桜まつりを中止する考えはなかったのか」について御答弁申し上げます。先ほども申し上げましたが、桜まつりの開催に当たりましては道内外、そして管内の感染状況を見極めるとともに、国が示す新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針や北海道のイベント等の開催に関する取扱いを踏まえ実施を判断したところでありますが、当然、祭り期間中に国において北海道に対する緊急事態宣言の発令やまん延防止等重点措置の実施がなされ、それらに基づくイベント等の自粛要請があった場合は桜まつりの中止や期間の短縮など様々な選択肢を視野に入れて準備に当たっておりましたが、結果として事業終了までそのような状況には至りませんでしたので、予定どおり開催をしたものでございます。次に、2点目の会場での飲食は中止したが、学校の出店、主催者による食品等の販売が行われましたが、感染症対策は十分であったのかと、それから3点目の学校の出店は町が要請したのかとの御質問についてでございますが、関連がありますので、一括で御答弁申し上げます。まず、イベント広場への出店については、例年どおりイベント出店組合側と協議を行い、出店関係者の毎日の検温・体調確認及びマスクとフェースシールドの着用、飛沫防止シートの設置や店舗間の間隔の確保、関係者及び来店者の手指消毒の実施、会場内での飲食禁止措置などを実施するとともに、営業時間についても延長などは行わないこととし、感染リスクの低減を図りました。また、御質問の学校においては例年生徒たちが栽培・製造した農産物や農産加工品を学習活動の一環として桜まつり会場において実践販売を行っており、今年も事前に参加の意向を確認したところ、希望があったことから、感染防止対策について協議を行った上で出店することになったものでございます。出店に当たっては、例年よりも規模を縮小し、参加する人数を減らすとともに、北海道教育委員会が示すガイドラインに基づき参加者のマスクとフェースシールドの着用、飛沫防止シートの設置、関係者及び来場者の手指消毒の徹底、密や混雑を避けるための来場者の誘導など十分な対策を講じて出店されたところであります。御質問の学校が桜まつりへ出店したことに対し言われない誹謗中傷の声が一部であるように聞いておりますが、今回この厳しい状況の中において様々な創意工夫をしながら前向きに取り組まれた学校や生徒たちに対し敬意を表したいと思いますし、根拠のない風評が出るということは実行委員会としても不本意であると同時に、誠に残念でなりません。最後に、4点目の「桜まつりを開催したことはよかったのか」について御答弁申し上げます。実行委員会による桜まつり開催の目的を申し上げますと、「新ひだか町静内の開拓の礎となった先人が大正初期に近隣の山々よりエゾヤマザクラなどを植樹した二十間道路桜並木の開花時期に合わせ、先人の偉業を町民挙げて回顧するとともに、全国より訪れる観桜客を温かく迎えることを目的とする」となっております。昨年は中止となった桜まつりでしたが、今年は感染防止対策を十分に行った上で開催したことにより、毎年楽しみにされておられる観桜客や町民の方々に2年ぶりに雄大で美しい桜並木を見て感動していただくことができ、また、一時的ではありましたが、町に活気とにぎわいが生まれたものと認識しており、その意味では開催できましたことに対し前向きに捉えたいと考えております。今回の開催に当たり御協力をいただいた多くの関係機関・団体、関係者の皆様にこの場をお借りし改めてお礼と感謝を申し上げ、答弁といたします。

再質問 5番 北道健一

通告質問に壇上より答弁いただきましたが、再質問をいたします。初めに、質問事項1の「絵になる魅せるまちづくり事業について」の再質問です。4点について町の考えをお聞きしましたが、一括した中で再質問をさせていただきます。まず、1つ目、初めに、町から花いっぱい運動の中止と花の苗配付を行わない通知により配付予定であった方々から私たちに配付希望の申出があり、5月26日に町の担当者に話をして、6月4日の厚生経済常任委員会に報告されました。なぜ、配付団体に連絡する前に担当常任委員会に報告しなかったのか伺います。

答弁 生活環境課長 秋山照幸(生活環境課長は2022年3月まで)

事業の中止に関しまして常任委員会への事前協議は行わなかったところでございますけれども、事後になりましても報告をしなかったことに関しましては申し訳なく思ってございまして、今後は気をつけてまいりたいと思ってございます。大変失礼いたしました。

再質問 5番 北道健一

副町長は6月3日の総務文教常任委員会の説明で三石の一部議員はコロナ禍の緊急事態宣言の中の町の考えを聞かず、町民に中止の理解を求めなかったことはおかしいような発言をされたそうで、私ども三石の議員が悪いような発言ですが、私は担当に聞きに伺って状況が分かったのであって、中止したことを理解ができませんでした。花の苗配付を行わない通知方法は文書通知か電話連絡か、また、通知後に中止に関わる問合せや配付希望の問合せがなかったのか伺います。また、併せて花の苗を配付する予定団体は何件あったのかお聞きします。

答弁 生活環境課長 秋山照幸(生活環境課長は2022年3月まで)

事業中止の連絡につきましては、文書による通知ということでございます。また、花の苗の配付予定の団体等でございますけれども、静内地区は80団体、三石地区は40団体や自治会、公共施設と、これに加えまして静内地区の国道花壇に参加されている事業所が51事業者、これは全部含めますと合計で171団体等への配付を予定していたところでございます。

再質問 5番 北道健一

私は、質問した中で通知後に中止に関わる問合せや配付希望の問合せがなかったのかとお伺いをしました。副町長にも配付希望の電話をしたという話も聞いております。

答弁 生活環境課長 秋山照幸(生活環境課長は2022年3月まで)

議員おっしゃるとおり、通知後に配付をどうしてしないのかというようなことは電話により数件ありました。きっちり何件ですということは押さえておりませんが、実際に問合せあったことは事実でございます。

再質問 5番 北道健一

次に移りますけれども、配付取りやめ通知後、配付苗を栽培している現場に5月下旬の廃棄を指示したと聞いていますが、廃棄は誰の指示で行ったのかお聞きします。

答弁 生活環境課長 秋山照幸(生活環境課長は2022年3月まで)

壇上での答弁と繰り返しとなりますけれども、花の苗の配付予定を当初5月下旬としてございまして、その配付時期から逆算し、花の苗の生育管理を行っていただいておりましたけれども、昨年とは大きく変わった感染状況の中、緊急事態宣言が発出され、花の配付時期が緊急事態宣言解除後の6月以降ということになりますと、花が枯れたり、花の根が腐ってしまうことなど品質確保が困難であり、やむを得ず花を廃棄せざるを得ないという趣旨ということでございます。

答弁 生活環境課長 秋山照幸(生活環境課長は2022年3月まで)

町として決めたということでございます。

答弁 副町長 本庄康浩(副町長は2021年12月まで)

今の御質問の中で私の名前が何度か出てきておりますので、私からも一言申し上げたいと思います。この件につきましては、今、課長から一生懸命御相談というか、御報告申し上げておりますけれども、「廃棄」という言葉が随分出てきております。結局、廃棄ということを指示したという現実はないのでございます。というのは、変な言い方ですけれども、私のところに報告が来たときには、今のコロナ禍で事業ができないよということの話は先ほどから申し上げておりますので、くどくどとは申し上げませんけれども、私のところには、今作られているポット苗が1週間程度しかもたぬのだということで5月の中に話があって、緊急事態宣言が6月20日までということでございましたので、花が腐ってしまうという報告を受けております。ですから、結果として花が腐ってしまうということが「廃棄」という言葉につながっているのだろうということで、担当課が判断したものとは認識しておりますけれども、基本的にこの中止についても私がまず話を受けて、その中で電話でございましたが、町長に相談して、事業の中止も決定させていただきましたし、結果として今の花の「廃棄」という言葉になっておりますけれども、腐ってしまうというところで報告を受けたということでございます。

再質問 5番 北道健一

丹精込めて、2か月もかかって栽培した花の苗を処分する、使わないという発想はどこから生まれるのか。いかに有効に利用して、町民に喜ばれる取組を発想しないのか。厚生経済常任委員会で6月に入って、処分しようと思ったけれども、長もちするものは現場に長もちさせるように指示したということですが、配付を中止したにもかかわらず、処分指示後に配付苗の処分をちょっと取りやめた。これは、どういう発想で処分しないことになったのですか。

答弁 副町長 本庄康浩(副町長は2021年12月まで)

これは経過をお話ししないと分からないと思うのですが、当初、先ほど申し上げましたように、報告を受けて、事業の中止を決定した時点では、ポット苗というのは1週間ぐらいで腐ってしまうという報告を受けてございます。ですから、結果として配付はできないという前提で事業中止ということに決定をさせていただきました。ただ、その後実験センターの職員から涼しいところに移して水をやり、施肥をすることによって何ぼか長生きできるかもしれないということが担当課のほうに話が入って、それであれば宣言がいつ終わるか分からないけれども、もしかしたら生きるという話でございましたから、皆さんには、常任委員会にもそこのところもつまびらかにお話をしました。私どもは想定で生き残るかどうか分からないのに延長して、その時期が来て、生き残っていたら配付しますという住民説明はできないということで、もしもそれまでに本当に腐ってしまったら配付できないわけですから、その段階までは担当が実験センターのほうに何とかやってみてくれということで、方針転換と言ったら言葉あれですけれども、生き残らすことができるかもしれないという希望的観測の下にそれではやってみてくれと。それで人夫賃というか、人工さんや何かが必要であれば、そこは増員してでも何とかふだんの業務に加えてやること、必要のなかった苗の保存ですから二重の仕事になるのですけれども、何とかお願いできないかということで課長が実験センターのほうにお願いに行って、そしてハウスの涼しいところに集めていただいて、水をやったりということで養生させていただいて、やっぱり最終的には苗から花もみんな咲いてしまいました。でも、まだ生き残ることができるのでないかということで、今盛んに残ったものだけでも何とか公共施設や何かを含めて植えていって、花いっぱい運動はできなかったけれども、何とかこの花を皆さんにめでていただくような方策をということで担当課も一生懸命やっておるわけで、今回の質問で廃棄したのが悪いだとか、そういうふうに言ったのは誰だとか、そういうことを、私はいろいろ相談受けておりますから、特に先ほどの質問にもございました常任委員会にも報告しなかったのは悪いのでないかというのは私が指示しなかったのが悪いので、それについては厚生経済常任委員会でも御報告申し上げて、謝罪もいたしましたし、謝罪すればいいというものではないですけれども、少しでも花を結果としては残して植えさせていただきたいという思いでございますので、御理解をと思います。

再質問 5番 北道健一

分かりました。それで、静内農業高校に依頼した配付予定の花の苗は処分指示後から現在までどのような状況にあるのか確認していますか。お聞きします。

答弁 生活環境課長 秋山照幸(生活環境課長は2022年3月まで)

壇上での答弁と繰り返しになりますけれども、静内農業高校につきましては6月以降の学校のカリキュラム及び花の生育状況や保管場所を考えた場合、花の生育を継続することは困難であるものと判断され、校内での一部活用を除きまして、やむを得ず廃棄を決定したものと考えてございます。

再質問 5番 北道健一

高校の生徒が丹精込めて栽培した配付予定の苗を町民に早く配付して、有効利用してあげる手だてを考えるべきだったと私は思っております。6月上旬からはコロナ禍の中の緊急事態宣言中であっても、当町の自治会では苗を自費購入したり、善意の個人による移植などたくさんの人たちが花いっぱい運動に、感染症防止対策を図りながら取組を行っております。私は、6月から新聞を全部切り抜きで取っています。数多くの団体や職場でえりも町の先から道内全部の地区で花植えをやっています。昨日の新聞見ましたか。白老町は町の施設で、フラワーガーデンで花の苗を栽培しておりまして、135団体に6万株を引き渡している。やっているのです。新ひだか町は全部投げるか処分。それで、配付苗を希望した関係者は、処分以外の方法で配付を考えてほしかったと聞いています。配付中止連絡前にほかにどのような方法で苗を配付するのか。苗を取りに来てもらう、それから感染予防を徹底してもらう、そして移植方法もこういう方法でしてほしいという考えで事業の取組ができなかったのか再度お聞きします。

答弁 副町長 本庄康浩(副町長は2021年12月まで)

何度もお言葉を返すようで申し訳ないのですけれども、今おっしゃっていることは十分よく分かるのです。ですから、先ほどの御質問2つ目の桜まつりの期間にこの花いっぱい運動がもしもぶつかっていれば、花はみんなに配付できて、植えていただけたと思うのです。ただ、私どもが何を心配するか。一人の方でもこの事業によって新型コロナウイルス感染症に感染した場合、どういう釈明をするのだ。町の事業です。個人が買ってきて、自己責任で植えることに関しては私どもはそれ以上のことは何も言えません。ただ、町の事業としてやるときに結果として、もしも、新型コロナウイルス感染症にこの事業で感染したのだとなったときに取り返しがつかないわけです。ですから、私は先ほどの苗をできる限り生かしてくれという指示を出したときにもこれが緊急事態宣言が再延長になったらそれもまたできないかもしれないぞということは申し上げてあります。ですから、今おっしゃること十分よく分かるのですが、たまたまでございますけれども、この時期にこの事業が重なったということで、人の命のほうが花の命よりも私どもにとっては大きいということで御答弁とさせていただきます。

再質問 5番 北道健一

全然ちょっと言っていることは理解できないのです。5月中の花の苗配付はコロナ禍の緊急事態宣言で一時中止したとしても、現在まで何の方法も考えないで、配付方法を検討して花壇整備や各団体への対応を、その後どう考えているのと。配付苗を処分を一時中止して、育苗を続けたとしても長くはもたないのは分かっています。私にすれば、担当者は早く苗が傷んで処分せざるを得ないように待っているようにしか見受けられません。

再質問 5番 北道健一

それで……質問です。早く配付条件を整備したなり、考え方を団体に連絡するなり、可能な団体から希望を取って配付できなかった。緊急事態宣言の中の一律の花いっぱい運動の中止、花の配付中止は私はおかしいと思っている。前向きに捉えることができなかったのか再度お聞きします。

答弁 副町長 本庄康浩(副町長は2021年12月まで)

何度も押し問答になって申し訳ないのですけれども、今おっしゃっているところは十分私分かって申し上げておりますから、そこら辺は御理解いただきたいと思うのです。今もうこの20日で緊急事態宣言が解除になりました。担当からは、確かに先ほど申し上げましたように、マリーゴールドの花が完全に開いてしまって、これからはだんだん散っていく方向にいくのかもしれません。それで、担当課としては、先ほどの御指摘のとおり、今、団体さんに御連絡をさせていただいて、このような花を開いてしまった花でも植えてもらえますかということで全部連絡を入れさせていただいています。ですから、花を処理することが目的で私ども何かやったわけでなくて、それは先ほど経過で説明しましたような流れの中での話でございますので、「廃棄」という言葉、私どもはそれ、本当はこの答弁書にも「「廃棄」という言葉消せ」と私申し上げた。それは意図ではないのです。ですから、みんなが和気あいあいと花を植えながら、めでながらコミュニケーションを図っていただくことが趣旨でございますから、それに向けて今この段階でできることということで申し上げております。

再質問 5番 北道健一

私は、全部ができなくても中止したことを撤回してでも有効に利用してほしかったと言っているのです。それをなぜ撤回できなかったのか。決裁をしてしまったから、できないのか。みんなの意見を聞いたら、早く苗を利用して、今言ったように、植えてもいい、またこういう対応もできる、20日以降はこうできるというところに早く申込みを取って対応するという方法がなぜ撤回できなかったのかというところがどうも不思議でならぬということです。

答弁 副町長 本庄康浩(副町長は2021年12月まで)

事業は、中止させていただきました。これは、決定行為でございます。ですから、あとはこの生きている花を、先ほどおっしゃられたように私どもも同じ気持ちでございますので、今咲いている段階で緊急事態宣言が解けた。そのときに、確かに御指摘いただいたように、自費で購入された方もおられます。ですから、その方々にもお電話させていただいて、今こういうことで御自分でお植えになった、そのほかにも、こういう状態なので、追加でもしも植えていただけるのであればということまで担当は話しさせていただいているのです。ですから、事業の撤回をしろだとか、そういうことではなくて、今年は事業中止です。ただ、残った花をどう生かしていくかということで、今、担当のほうでは一生懸命に各団体さんと連絡を取って、少しでもこの状態の中でも植えていただけるのであれば植えていただきたいという、事業とは別にそういう手法を取っておりますので、御理解を賜りたいと思います。

再質問 5番 北道健一

緊急事態宣言中でも、新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン、私見ましたけれども、花の苗を植えて駄目だと書いていません。それで、町長にも今お聞きするのですけれども、絵になる魅せるまちづくり事業の中で建設課の静内駅前モニュメントの花壇整備事業は、コロナ禍の緊急事態宣言中でも自治会の方がやっている。6月5日に植えているのです。町長は、町の同じ事業で課によって取組が異なる取組、これをどういうふうに判断しているのか。こっちの課はいいよ、こっちの課は駄目だよ、この判断は私は間違っていると思う。町長のお考えをお聞きします。

答弁 産業建設部長 田中伸幸(産業建設部長は2022年3月まで)

駅前広場の花壇なのですが、建設課が実施している事業ではございません。あくまでもコミュニティーという団体がございまして、町中いろいろ花を植えていたのですが、そこが数年前に解散しまして、それを本町の自治会のほうで受けて、引き継いでいただいて、自主的にやられている事業です。もともとそこに補助金を出していたものですから、最終的には精算という形で交付金だったと思うのですけれども、建設課で実施している事業ということではございません。

再質問 5番 北道健一

失礼しました。建設課の予算で事業を実施していると。これも違うのですか。予算配分では、この事業は建設課担当になっていました。それで、花壇植えは自治会が任意でやるから。そしたら、花の苗を植えるのはみんなボランティアの自主性でやっているのでしょう。この辺がちょっと考え方がおかしい。自分らがやめたことを正当化しよう、正当化しようと思っているけれども、やはり撤回してでもこれはもっとみんなのために使ってもらおうとか、全道でやっているのです。新ひだか町だけやめているのです。この辺がちょっとおかしいなと思います。町長にその辺の考え方をこの問題の最後にお聞きしたいと思います。

答弁 町長 大野克之

今まで担当課長を含めまして副町長も何度もこちら側の考え方を御説明申し上げているところですけれども、私としては、最終的に私が花いっぱい運動を中止するという判断をしてございますので、その辺については今思っても間違った判断だとは思ってございません。これは緊急事態宣言がなされ、なおかつ我が町でクラスターが2つも発生し、皆様方のところにはつまびらかに感染状況を御連絡するようなことにはなっておりません。これは個人情報があって、なっていないわけですけれども、かなりなスピードで、昨年のクラスターとは比較にならないぐらいのスピードで感染が拡大しているということは私実感として持っておりましたので、花いっぱい運動で町が主体となって町民の方を集めて、そこで活動をしてくれというようなことはその時点ではできないという判断をしたところでございます。それは、今現在ほかの町でやっている、やっていないというのはそこそこの町の考え方がございますので、それはそれとして、この町における私の判断はそういうことでございます。先ほど来、花を廃棄させたとかしていないだとか、そういうお話ありますけれども、副町長が説明したとおり、幾らかでももたせるものはもたせて、その上で今、担当課のほうで個別に利用について確認行為をして、利用していただくということをやっているところでございまして、再三にわたる北道議員の御指摘でございますけれども、私としてはその判断は間違っていないし、今後とも残っている花については有効に活用してまいりたいと思っているところでございます。

再質問 5番 北道健一

残っている花の苗を生きているうちに早く希望者に配付して、有効に利用していただきたいと思います。次に、質問2点目の「コロナ禍の中で桜まつりを実施したことについて」の再質問をいたします。これも4点町の考えをお聞きしましたが、これも一括して再質問をさせていただきます。町は桜まつりを実施した成果と経済効果をどのように捉えているのかお聞きします。

答弁 まちづくり推進課長 中村英貴(まちづくり推進課長は2023年12月まで)

町は桜まつりを実施した成果と経済効果、どのように考えられているのかという御質問でございますが、まず成果につきましては壇上の答弁と重なるお答えになる部分もありますけれども、難しい状況の中、関係機関や団体、さらにはボランティアとして御協力をいただきました企業など多くの皆様の御理解と御協力いただいて、2年ぶりに開催することができ、それから来場された皆様にも一定のルールを守っていただいて、お花見を楽しんでいただけたと。このことに関しては、大きな成果だろうと考えてございます。続いて、経済効果につきましては具体的な数字というのは難しいのですけれども、例年よりは大幅に少ない入り込みとはなりましたけれども、町内の飲食店ですとか宿泊施設においてある程度の利用があったとも聞いておりますので、それの業種に関連する事業者も含めまして地域に一定の経済効果がもたらされたのだろうと考えてございます。

再質問 5番 北道健一

この問題の質問の最後になりますが、町長にお聞きをします。しずない桜まつり開催後、祭り開催の影響とは限りませんが、新型コロナウイルス感染症が発生し、高校生のクラスターも発生しました。町長は、桜まつりを開催してよかったと思っているのか、お考えを伺いたいと思います。

答弁 総務部長 坂将樹(総務部長は2022年3月まで)

桜まつり開催後、新型コロナウイルス感染症が発生して、学生のクラスターも発生したということで、祭り開催をしてよかったかという御質問でございますが、まず大型連休後の報道等を見てみますと、今年のゴールデンウイークの人出については昨年の緊急事態宣言が発出されたときのゴールデンウイークと比べて全国・全道的にも3倍程度の増加があったという報道がされており、これらを考えますと、昨年の桜まつりは緊急事態宣言が発出された時期と重なり、中止としましたが、それでも約2万人程度の方々が二十間道路を訪れていたということを考えると、仮に今年度中止としたとしても、昨年以上の方々が二十間道路を訪れていたのではないかというふうに予測されるところであります。そこで、桜まつりを開催してよかったかと思っているかという御質問でございますけれども、今回の桜まつりの実施時期には緊急事態宣言、あるいはまん延防止等措置の発出がされていなかったこと、またそのような措置が発出された場合には中止や短縮も想定しながら対応を考えていたことは壇上で担当課長が答弁したとおりでございまして、そのような状況下にあって、祭りにつきましては規模を縮小するとともに、感染対策を十分取りながら実施したところでございます。なお、感染と桜まつりの関係につきましても、科学的な根拠が示されない中でこれらをひもづけるというのは非常に難しいこととも考えてございます。祭りの開催によりまして確かに人出ではあったことは間違いありませんけれども、開催実施をしたことによりまして祭り会場でのルールをきちんと設け、それを来場者の皆様に対してもきちんと示したことにより、来場者の皆様についても会場内でのルールを守って桜を見ていただくことができたという点につきましては、よかったというふうに考えているところでございます。なお、昨今、新型コロナウイルス感染症に関しまして様々な誹謗中傷がある中で、今回、北道議員の御質問において質問通告書の中に学校名を特定しての御質問がありました。これについては、町としても考えていただきたかったなと思ってございます。以上でございます。

再質問 5番 北道健一

私は、5月上旬の6日間の桜まつりを中止して、5月下旬から花いっぱい運動の花の苗を配付して、10月末までの5か月間、コロナ禍の中でも明るいまちづくりを行ったほうが町民に喜ばれたと考えています。町職員関係者はよく考えて、町民に理解される職務に当たっていただきたいと思います。以上で私の質問を終わります。

出典:新ひだか町議会 令和3年第3回定例会 2021年6月23日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる