みんなの議会

下川町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日

(1)令和2年度町政執行方針について/(2)しもりんドーム構想について

2020年3月16日、下川町議会の一般質問で、小原仁興議員が「令和2年度町政執行方針について」「しもりんドーム構想について」について質問し、町長 谷一之、建設水道課長 小林大生が答弁しました。

質問者
小原仁興 議員
答弁者
町長 谷一之、建設水道課長 小林大生

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。

質問 7番 小原仁興

一般質問の前に、コロナウイルスにより影響は日を追うごとに多岐にわたって広がっております。本町も例外なくコロナウイルスの影響により、卒業式、入学式の季節であるにもかかわらず、経済が大きく停滞しているところであり、本日はその懸念を示すため、花を付けて意思表示をしているところであります。また、併せて、食品ロスの減量化についても、本町の理念に合致しているはずですので、推進していただければと思います。今回の一般質問では、コロナウイルス対策の影響により文面配布となっておりますが、私に限らず同僚議員の答弁も含めて、「行政としては今までとスタンスは変わりません」と宣言しているように映ります。本日は質問通告としては 2 点、町政執行方針としもりんドームについて通告しております。1 点目、町政執行方針の基本方針の一つ、「積極的な情報開示と町民の理解」についてであります。答弁要旨を見ますと、従来どおりの情報開示の種類が列挙されているだけであり、変わり映えのない中身ではないかと思うのです。これは答弁とは言えません。何をどのように重きを置くという具体的なイメージはないのでしょうか。思いがあってこの基本方針になっているのだと思うのです。この基本方針の思いと趣旨、そしてこれらをどう伝えていくのか明確な回答を求めます。2 点目の「自ら考え、自律し、提案できる自治体」についての答弁要旨にしても、地域の課題を捉え、将来像を描き、提案し、まちづくりをすすめること、これは今まで…まさかやってこなかった訳ではないはずですし、今までのアプローチとは明らかに違う変化と言える答弁とは評価できません。トップダウンでもなくボトムアップでもないのなら「自ら考え、自律し、提案できる自治体」の真意はどのようなものなのか町長の思いも含め答弁を求めます。3 点目は、平時から防災意識を高めることは必要でありますが、問題はいざという時にしっかり対応できること、この部分は外すことはできません。いざという時の今までとは違う防災機能の強化に期待したいと思います。そこで「自助・互助・共助」の大切さを積極的に広報するとのことであります。それらを実現するためには、自分だけが良ければいいではなく、世代を超えてつながっていくことが必要だと考えます。この言葉の号令ではない…何か考えがあってのものなのか町長の見解を伺います。4 点目は、トラクターのGPS(自動操舵)についての事ですが、調査が必要とのことでありますが、令和元年の第 2 回定例会での一般質問の趣旨を全く反映していないという理解になります。昨年の 6 月にも同様の必要性を言ったつもりでしたが、これから調査ということでありまして、話が進んでいないということだけは分かりました。もう少し配慮のある答弁を頂きたかったですし、残念です。町政執行方針で、町長は本町の基幹産業として農業の振興は極めて重要と仰った。「自ら考え、自律し、提案できる自治体」そう仰っておられる。各議員がどこに重きを置いているのかは少しは考えていただきたいと指摘しておきたいと思います。話が深まるような気がしませんので答弁は結構ですが、私の持ち時間の範囲で農業の現状を少し話したいと思います。昨年の下川の晩秋の天候は覚えているでしょうか。雨が続き、雪が降ると同時にそのまま根雪になりました。水田の水抜きもできない異常な天気でありました。酪農家にしても牧草の一番草の出来不出来で次年度の乳量が決まるとのことを聞いています。この世界も非常に大変でして、草の量を採るには草を伸ばしてから待つのですが、穂が上がると同時にたちまち草の水分が抜け落ち、その後の雨風によって強く押されると牧草がドミノのように倒れてしまう。酪農家も牧草を最高の状態で採草をしようと狙うのですが、なかなか上手くいかない。そういった似たようなことは、ある程度面積を持っている農家なら誰もが経験していることです。昨今の気象の影響もあり、大畑にまつわる全ての畑管理は、一日の失敗が取り返しのつかない失敗に結びつく事態に今はなりつつあります。天気と天気の間で農作業を無駄なく高精度に処理することは、残るべき担い手農家にとっては必須科目ともいえるほど必要性が高いものと考えます。大畑で作業する農家の対象者が極めて少ないことは承知していますが、昨晩寝てしまったからこうなってしまったのだと悔やまれる農家が幸せな状態とはいえないとだけ申し添えておきます。質問通告が変わります。しもりんドームについてです。答弁要旨に「調査結果を基に直ちに具体的な事業を実施する予定はありません。」とのことであります。これは有効な投資といえるのか、有効な投資なら今後本町でどのようにいきるのか町長の答弁を伺います。本調査は、あくまでも有効な土地利用の基本的な考え方について調査を行うものである…言ってみれば頭の体操としての投資であったと言っているのですが、町民への説明がつくものと考えているのでしょうか、答弁を求めます。本年度の成果品については、まだ納品されていないということは答弁要旨を見て理解しましたが、当該総合研究所からの成果品の中身は建設水道課がオーダーをして健全なやり取りをしていれば途中経過の報告は…普通はこちらからも確認し、何度か上がってくるはずで、まさか向こうから成果品が出てくるまでこちらは全く承知をしていないといったびっくり箱方式ではないのではないかと思います。どんな方向性で成果品が出るかぐらいは発言することができるのではないのでしょうか。本年度末で納品直前でもありますし、あるいは質問通告時には成果品は納入されなくても、現在手元に成果品が届いているということも考えられます。例え届いていなくてもおおよその方向性は途中報告でも上がってきていると思いますので、今年度の成果品の概要の回答を求めます。また、町政執行方針の基本方針に積極的な情報公開と町民の理解を掲げてございます。せっかくですので本年度の成果品も含めて、頭の体操を町民にもしてもらった方が良いのかと思います。完成予想図だけでもホームページでの公開を求めますので、回答を求めます。以上です。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

それぞれ最初にペーパーで回答をさせていただいて…ちょっと重複するかもしれませんけれどもお許しいただきたいと思います。まず、情報公開、情報開示の関係でありますけれども、様々なツールを使いながら情報公開をさせていただいているところでございますが、それぞれの施策や取組、事業の内容等によっては使い分けをしながら進めているのがこれまでの現状でございます。できるだけ多くの内容等を深く町民の方々に知らせる…そういう努力はこれまでもしておりますし、今後もそれに努めてまいりたいと、このように考えております。いずれにいたしましても、多くの町民の人たちが情報を得る、そういう機会をつくるために日頃から町からの発信力を高めていくことが大事だと考えてございますので、御理解をいただければと思っております。それから 2 点目のトップダウン、あるいはまたボトムアップ…このへんの考え方でございますけれども、これも政治を志す一人としては、当然政治公約を基にしながら行政運営に努めているわけでございますけれども、しっかりした政治公約を作って、目標を設定しながら現在進めているところでございまして、ある意味ではトップダウンという表現になるかどうかは分かりませんけれども、大枠はそのような考え方の中で総合計画と整合性を図りながら進めているものであります。また、予算編成など、行政が直接携わるものに関しましては、私からも方針を打ち出しまして、そして提起をしているところでございます。さらに、ボトムアップも大変必要な事でございまして、住民の皆さんからの声、そしてまた公区からの要望、さらには総合計画などによって…審議委員の皆様によって、様々なアイデアや意見…そういうものを頂いて、ボトムアップ式に計画を練り上げていくという方法があると思います。いわゆるケースバイケースでしっかりとそのへんは取り組んでまいりたいと思っております。それから 3 点目の防災マネージャーに係る防災対策でございますけれども、ちょうど私が平成 27 年に就任させていただいてから…下川町では防災訓練の経験が非常に少のうございました。それで、やはり防災訓練の実施の必要性、あるいはまた町民の研修の必要性があるだろうということで毎年度開催をさせていただいているところでございまして、特に避難訓練に関しましては、昨今非常に自然災害が多くなっている中で、速やかに住民が移動できる、避難できる、そういうトレーニングをしてまいりたいと思っております。また、自助、共助、公助、それぞれの役割を担っていただくためにも、特にこの防災マネージャー…4 月から採用するわけでございまして、防災の計画はもとより、訓練や住民の防災の自治組織等の設立などに向けて、しっかり役割を担っていただければと思っているところでございます。それと、スマート農業は…これは回答は必要ないとは言いましたけど、町としては農業者の方々にいろいろと聞き取りをしながら、さらに機関としてのJA北はるかの考え方も取り入れながら、新年度の予算の中でスマート農業の一部事業に着手していきたいということで進めております。今後も更に…あまり行政が行き過ぎた施策を作っても温度差が広がってまいりますので、しっかりとニーズを捉えながらスマート農業の取組を進めてまいりたいと思っているところでございます。それから、しもりんドームの関係でございますけれども、今回、調査というかたちで成果品を今求めて…間もなく納品されるだろうということで考えてございますけども、これはあくまでも中心市街地形成のための調査でございまして、様々な内容等を調査しながら、将来への設計に結び付く…そういうところに持っていければと思ってございますが、現状…今の段階は調査でございますので、様々な考え方やあるいはまた現状を把握するという段階でございますので、御理解いただければと思います。必要であれば、これまでの時系列を担当の方から少しお話させていただければと思っている次第でございます。いずれにいたしましても、人口減少の非常に厳しい中、将来に向けて、未来に向けてどういうような中心市街地のあり方をコンパクトに作り上げていくことができるかどうかというのは、これは総合計画とかSDGs未来都市計画、さらには都市計画マスタープラン、こういうところも整合性を図りながら今後は進めていかなければならないんではないかと思っておりますので、よろしく御理解のほどお願い申し上げます。それでは若干、時系列で今回の調査のお話をさせていただきたいと思います。

答弁 建設水道課長 小林大生(建設水道課長は2021年3月まで)

それでは、私の方から簡潔に説明をさせていただきます。中心市街地最適居住環境の調査事業につきましては、昨年度、受託業者の方から調査報告書を頂いておりまして、昨年度の調査報告書におきましては、全国の地方自治体の現状と将来予測の検討、こういったものがなされておりまして、人口、財政や産業、民生といった社会各分野の観点から現状把握と将来予測が行われております。次に、下川町の現状、将来予測、それから今後の都市デザインの方向性について調査分析がなされております。この調査分析に当たりましては、実際に現地を御確認いただいたほか、下川町全域を見てもらって様々な角度から調査を行っていただいたところでございます。次に、今後の中心市街地形成の方向について目指すべき社会像からのアプローチ、最適居住環境からのアプローチ、多角的な視点から検討を行っていただいたところでございます。また、既に稼働していて実績のある国内外の優良事例、こういったものも調査していただき、これらも参考としております。これらの経緯を踏まえまして、最終的に大規模町有地の活用について基本的な考え方とコンセプトの提案を頂いたということでございまして、しもりんドームパーク構想につきましては、その一環ということで、基本的な考え方、コンセプトを昨年度は提案をしていただいたというところでございます。今年度につきましては、より具体的なプランニングということでございまして、住宅施策というかたちで…より住宅施策に特化した内容で現在検討を進めているところでございまして、先ほどの小原議員の質問の…打ち合わせをしていないのかという部分につきましては、当然業者からも素案の提案を頂いておりまして、何度もやり取りをしているところでございます。ただ、今の時点では、住宅施策により特化した内容という説明をさせていただきたいと思いますが、我々の手続きとして最終的に成果品が納入をされまして、その後、検定を行いまして、初めて成果品の受領という形になりますので、その後に速やかに…機会を頂きまして、説明をさせていただければと思っております。情報公開の関係につきましては、今後その部分につきましても検討していきたいというふうに思います。以上です。

質問 7番 小原仁興

具体的な施策、検討があるという話なんですけど…いや違うんですよ、私が聞いているのは本年度の成果というのを言葉で示すことぐらいはできるんじゃないですか…どんな内容なんですかということを伺っているのでございます。町政執行方針を掲げる際に「積極的な情報公開と町民の理解」と掲げてると、今まで私の一般質問においても、情報公開、合意形成…正に一本槍で…今まで一般質問の間もずっと質してまいりました。小原が反応することぐらい想像ができたはずでありますし、本町管内の地方新聞におきましても直ちに反応したわけでございます。しかも町政執行方針で掲げているのは「基本方針」なのです。改めて基本方針の意味…それを伺いたいと思います。次年度の町政執行方針の文言の中に、自助・互助・共助・主体的・自主・生産者・集落の自立性・民間力を活用・地域自治活動などなど、方向性としては自分たちで解決しましょうというようなメッセージが強く表れていると感じております。「自ら考え、自律し、提案できる自治体」、これは逆に内側に向かってのメッセージであり、私は今までとはまた違う状況の変化であると捉えております。ですので、そのようなかたちで質問通告をさせてもらいました。しかし、トップダウンでもなく、ボトムアップでもない。私は役場職員がどう捉えていいか分からないメッセージなら書かない方が良かったのではないかと思います。今この一般質問のやり取りも、階下の方では通常業務をしながら今もなお働いてございます。そのような役場職員に対しても正しいメッセージ、正しい解釈を伝えるべきであって、正しい方針をしっかり町長の口から伝えるべきと考えます。「自ら考え、自律し、提案できる自治体」役場職員にも分かるような回答を求めます。自助・互助・共助の防災意識の向上の件なんですけど、町長…住民の方、審議会の方に目を向けてくださって大変評価できるところであります。私は先ほど、世代間を超えた補強が必要なのだと指摘させていただきました。秋田県には「あきた年の差フレンズ」という住民組織があり、人生の先輩と後輩が手作りの企画をしながら交流する組織がございます。住み慣れた町で長く楽しく暮らすための「新しい友達関係」として年会費 1,200 円、毎年 40 名ほどの会員が世代を超えた交流をしており、「年の差文化祭」や、漬物を学ぶ「ガッコの学校」など精力的に活動しているようです。元気な高齢者ほど世代を超えた交友関係が広いこと、このことも大事な要素だといいます。「ゆるく無理せず、ほっとかない」とのモットーで動いているこの組織は、本町の理念と合致するところであり、賛同できるところでありますが、これらを受けての町長の所見を伺います。しもりんドームについてです。建設水道課の本年度の成果品…私も先ほど言わせてもらいましたけど、調査結果の資料開示…実は 2 月 13 日に問い合わせをしてございます。その時点では、本年度の成果品はまだ納入されてないとの回答でありました。私は事前に同様の…本日聞いているのと同じ問い合わせを正式ルートでしていたわけでありまして、とりわけ突然の質問をしたわけではございません。今回の質問通告書でも提出順で言えば結果的には私が一番最後だったわけですが、通告期限時間内である先週の 11 日、午前 10 時までに提出をしております。本日まで 5 日間あったわけですが、それまで当該研究所に問い合わせもしなかったようでございます。成果品はぼんやりとでしか把握してない、若しくは何も承知していないという理解でよろしいのでしょうか。回答を求めます。基本を言わせてもらいますと、本町の事業の成果は町民の成果でもあります。考え方のヒントとしての成果品という趣旨ならば公開すべきで、調査した結果を建設水道課の棚の奥で温めても、何一つ本町のためには良い作用には働かないものと考えます。本町の調査として外部へ依頼することは多くあります。しかもその金額は決して小さくはない。だからこそ本町に返ってくる成果が有効に機能することが求められることは当たり前のことであります。町民の立場に立てば、地方新聞等でしもりんドームが突如報道に出てきて、先日の井戸ばた会議にも驚きをもって各議員に質問をされたりしましたが、しもりんドーム構想は平成 30 年度での事業成果だと記憶しております。そこで令和元年度のいずれかの時点で、町民の意見を聞くために、審議会での公開や、意見を募るためのパブリックコメントなど、町民から考え方やヒントになるように促すといった成果品の運用はしたのでしょうか、回答を求めます。以上です。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

情報の関係でございますけれども、情報というのはいろんなコンテンツがあるんじゃないかなと思っております。行政が司る中での情報というのは、知識もありますし、あるいはまたメッセージもありますし、コミュニケーションそのものが情報であるということもあると思います。こういうものを上手い具合に使い分けてですね、そして住民の皆さんと共有していくということが大事だと思っておりまして、テクニックとしては小原議員が言うように下川町はまだまだのところがあるかもしれません。それは限りなくこれからも努力していこうと思っております。しかし、なかなか 100%の情報を共有していくというのは難しいことでございますけれども、これについては限りなく努力をするということでお許しを頂きたいと思います。それから、二つ目の防災の関係でありますけれども、議員各位にも是非防災訓練に出席していただいて、現状を見ていただきたいと思います。これまで私が開催してきた防災訓練、避難訓練の中で、議員各位が出席したというのは非常に少のうございます。そういう意味では、現場でその実態を見ていただいて、そしてもう一度評価をしていただきたいと。いずれにしても、これは自然災害があった時のシミュレーションですので、完璧なものはできませんけれども、それにしても知識として、あるいはまた体で少し体験していただいて、これからも御協力を頂ければと思っている次第でございます。それに向けて今回、防衛省から防災マネージャーを採用するのは、やはり専任としていろんな知識や経験をした方が来られますので、この方を中心としてこれから防災計画をもう一度見直し、そしてまた避難訓練のあり方、そして防災の体制、さらには自治防災組織の設置の仕方などなど…いろんなことに取り組んでいただくようにこれから指示をしてまいりたいと思っているところでございますので、これについても御協力をよろしくお願いいたします。また、秋田県の事例が出ておりました。確かに全国様々なところで地域づくりに向けて住民運動がされております。ちょうど私も総務省の過疎の委員をやっておりますけども、今過疎の町というのが全国で 817 ございますけども、それぞれ人口減少の中で苦しんでおりますけれども、知恵を絞って、そしてアイデアを出して地域づくりに結び付けております。下川町も例えば…消費者協会は「ばくりっこ」を運営しながら集まって、みんなが楽しめる場所づくりをしたり、住民との接点をつくったり、さらには女性の方々が「りくらしネット」という組織をつくりながら地域の地図を作ったり、そういうような活動が現在されているところでございまして、こういう広がりを少しずつ下川町内で更に進めてまいりたいと思っておりますし、また、これまで下川町が経験してきたイベント…今までは三大イベントで「万里長城祭」「うどんまつり」「アイスキャンドルミュージアム」というイベント、これに 7 月のイベントとして「森ジャム」と「チェンソーアート」を付記しまして、下川町の四大イベントという…うたい方をさせていただいているところでございます。これに入る実行委員の方々というのは、当然住民の方々を中心として組織化し、そして行政がそれを下支えしていくという…こういう運用の仕方をしております。四季のメリハリのある…こういう催事をすることによって、住民の皆さんのふるさとを愛する…そういう心情を高めてまいりたいと、このように考えているところでございます。最後に、しもりんドームの話が出ておりましたけども、これはしもりんドームとして調査をしているわけではなくて、先ほど建設水道課長から言いましたように、現状をしっかり把握する、将来予測をする、さらに都市デザインやあるいはまた中心市街地形成という…こういう大きな枠組みでの調査を今させていただいているところでございます。その一つに、絵として出ましたけど…しもりんドームのような考え方もあるというところで、これの要素としては、例えばですね、積雪寒冷地においては通年をとおして…要するに空間をどうやって維持していくことができるかという…屋外空間をですね…こういう考え方の一つにはドームという考え方もおそらくあるであろうという、そういう設定の仕方があったんではないか。あるいはまた集住化ですとか、公共の用地の利用の仕方とか、いろんなことを考えるわけでございまして、それの大枠での調査をさせていただいて、今度は具現化に向けて進めてまいりたいと思っているところでございますので、御理解いただければと思っております。

答弁 建設水道課長 小林大生(建設水道課長は2021年3月まで)

中心市街地の最適居住環境の調査につきましては、将来的には当然…町民検討委員会にお諮りをしてですね、皆さんの意見を聞きながら進めていくというのが大前提でございますが、その事前にですね…町民検討委員会を開催する際に、町としての基本的なコンセプト、考え方、これをお示しするために調査事業を進めているものでございまして、当初の青写真が全くないような状況で、まっさらな状態から検討していくという方法もあろうかと思いますが、この中心市街地につきましては、町としての基本的な考え方をまとめた上で町民検討委員会にそれをたたき台として提出をしたいと、そういうような意味合いでこの調査事業につきまして進めているものでございます。以上です。

質問 7番 小原仁興

議長、大変申し訳ないんですけど、返答いただいておりません。私は町政執行方針の中の基本方針とは何を指すのか、それと階下で今も働いておられる職員に向けて「自ら考え、自律し、提案できる自治体」これを分かりやすく説明してくれと、そういうふうにお願いしました。その部分については全くふれられていない…再答弁をお願いしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

ちょっとニュアンスが違ったので失礼いたしました。まちづくりの基本方針というのは大きく二つございまして、一つには、住みよい環境をつくっていく上で、様々な施策の意思決定を図っていくということにあります。それが条例や規則など、規律のあるものをつくりながら住民の生活を下支えしていくということにあります。また、もう一つは、やはり創造的な事業づくりをしながら、まちづくりをしていくということにあるわけでございまして、それが施策に…様々なところに反映していくんではないかと思っております。そういう中で、基本的な考え方として、この自治運営というのは元々は住民自治でございました。まちづくりはやはり住民活動の中で生まれるのが基本でございまして、それを行政が下支えをしていくということであります。そこが自助、共助、公助の…いろいろ役割というのが出てくるんではないかと、そういう考え方の中に…執行方針の中にそれぞれ基本的な考え方として示させていただいたところでございますので、御理解いただければと思っております。以上です。

質問 7番 小原仁興

町長…話ずらしたら駄目ですよ。私は…町長が町政執行方針で三本柱の一つとして基本方針を掲げた、私は基本方針の意味とは何ですかと聞いています。それと「自ら考え、自律し、提案できる自治体」…今の答え…私分かりません。私の頭でも分かるように説明願います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

いろんな施策をつくっていく上で、行政だけではなくて住民の知恵や知識や経験が必要だということである。そういう中で意見を頂きながら提案をしていくというのが行政の役割であるということでございまして、そういうことを表現させていただいたものでございますので、よろしくお願いします。

質問 7番 小原仁興

しもりんドームは私の記憶では平成30年度の商品で…1年もう経つんですよ。情報というのは時間が経てば経つほど陳腐していく。ましてや提案としてたたき台だっていう話なんですから。基本方針に掲げる以上、三本柱の一つ…非常に重たいものだと私は思いますし、町民も行政は何をしているか分からないが、下川町が破綻しない範囲でやってくれるならどうぞ御自由にと…白紙委任をしてくれるほど甘くはないですよ。私も含め同僚議員も厳しい町民の意見に押されながらこの場に立っているんです。町民全てに関わる基本方針であります。この部分は簡単に引ける部分ではございません。しっかりと町長の口から方針の見えるかたちで町民に示していただき、回答いただければと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

執行方針で掲げております、総計の着実な推進、そして行財政運営、さらには積極的な情報公開と住民の理解という、こういう柱を掲げて町政方針を述べさせていただいたところです。それが先ほど来…いろんなかたちでお話しておりますように、行政だけではこれからの行政運営というのはできないということでございます。住民の皆さんや議会の皆さんのいろんな知恵を借りながら、しっかりした方針を示して、そして計画に基づいた施策を遂行していくということにあるんではないかと思っておりますので、御理解いただければと思います。

質問 7番 小原仁興

もう質問についてはこれで閉じたいと思います。しかし、なぜ…この議会が開かれた状態で、こうやってやり取りをしているのか、この部分ってやっぱり町民がしっかりこれを監視しながら、これから町政はどうなっていくのか、そういうのを推し量っていただくための場だと私は考えますよ。私たちが聞いている質問に対して真摯にこれからも答えていただきたいと、そう要請して私の質問は終わります。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

小原議員といろんな議論を今させていただきましたけれども、もしこの町政執行方針の中でもっと詳しいことが知りたいというならば、どうぞ私と意見交換の場をつくっていただければと思います。ここでは時間の限りがございますので、そういう中で一つ一つ理解を深めていくというのが正しく情報開示の世界ではないかと思っておりますので、遠慮しないでどうぞお寄せいただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。

出典:下川町議会 令和2年第1回定例会 2020年3月16日 議事録 PDF(24ページ) 間違いを知らせる