みんなの議会

浦河町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月14日

(1)令和5年度町政執行方針について/(2)令和5年度教育行政執行方針について

2023年3月14日、浦河町議会の一般質問で、久保田誠悦議員が「令和5年度町政執行方針について」「令和5年度教育行政執行方針について」について質問し、産業課長 長崎哲之、企画課長 伊藤雅教、教育委員会管理課長 佐々木俊也が答弁しました。

質問者
久保田誠悦 議員
答弁者
産業課長 長崎哲之、企画課長 伊藤雅教、教育委員会管理課長 佐々木俊也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 11番 久保田誠悦

今回、2件の質問をお願いいたします。まず、1件目でありますけれども、令和5年度町政執行方針ということで示されましたけれども、その中から4項目についてお願いをいたします。この執行方針で示されましたことについて、より理解を深めるため、そしてまた、情報の共有を図ることが重要であるという観点から、改めて確認の意味も込めて質問をいたします。1点目であります。執行方針の中の16ページに記載されております夏いちごについてであります。6点についてお願いをいたします。一つ、新品種「すずりっか」の栽培に成功とあります。現在栽培されております「すずあかね」との違いはどこにあるのかについてお願いをいたします。二つ目、成功したのは町の試験ハウスという記載があります。この町の試験ハウスで成功したとそういう理解でよろしいのかどうかお願いいたします。3点目、本年度は大規模栽培試験を実施とあります。この大規模、ちょっと言い方が変ですけれども、どの程度の大きさ、規模なのかについてお願いをいたします。4点目、すずりっかが定着すると、今後すずりっかとして何か年継続栽培されるのか。5点目、このすずりっか、新しい品種の導入により栽培農家の皆さんの新たな負担はあるのか、ないのかについてお願いをいたします。6点目、将来的ないちご団地、いちご栽培農家戸数、浦河町のいちごの栽培農家戸数、団地としての個数、目標、そして収穫量の目標についてお願いをいたします。以上が1点目であります。続いて、2点目であります。16ページに競馬法の改正についてと記載があります。ちょっと大変勉強不足で申し訳ないのですけれども、改めて教えていただきたいと考えます。改正のポイントと町の受け止めはどのようなものかについてお願いをいたします。この競馬法の改正により、生産地にどのような影響があるのか、お願いをいたします。3点目、17ページに酪農の記載があります。連日、全国的、全道的に酪農農家の離農が大きく報道されております。浦河町にも7軒前後の酪農農家があると思っておりますけれども、浦河町の状況と対応についてお願いをいたします。4点目であります。35ページに多文化共生についてとの記載があります。現在、インド人の方を中心に町内に多くの外国人の方が住んでおられます。特にインド人の方は町内に280名を超える方が住んでおられます。インドの方々が軽種馬産業の一翼を担っており、浦河町にとって大事な町民であるということは間違いのないところであります。慣れない異国の地で苦労も多いと思いますが、彼らの、インド人の皆さんの通訳、各種相談等に献身的に対応しているのが地域おこし協力隊の一隊員です。この孤軍奮闘しているこの現状を、町としてどう捉えているのか伺います。2点目でありますけれども、日本の大学でヒンディー語を主専攻として学習できるのは二つの大学ということで調べました。東京外国語大学外国語学部と大阪大学外国語学部の二つの大学であります。この二つの大学と連携交流を検討してはどうかと考えますが、どうでしょうか。教育実習的な取組など、何らかの形で交流連携することで、学生の皆さんもインド人の皆さんも双方にメリットがあるのではないかと考えます。また、浦河町にとっても大きなメリットがあるのではと考えます。26ページに記されておりますけれども、浦河町では日本女子大学との交流連携を現在行っております。これらについて、ヒンディー語の二つの大学との交流連携を考えてはどうかと考えますが、見解をお願いいたします。3点目でありますけれども、新年度予算の多文化共生推進事業で多文化共生セミナーが開催されます。この中に日本語教室が開催されるとあります。ぜひ成功してほしい取組と考えます。そして、この教室の生徒ですけれども、外国人の方のみならず日本人、一般町民の皆さん、あるいは町職員の皆さん、雇用主の皆さんが一緒に外国人の方と参加して、ともに易しい日本語を学ぶことで双方向の理解が深まり、真の共生につながると考えますが、町の見解をお願いいたします。以上が1件目であります。2件目でありますけれども、令和5年度教育行政執行方針についてお願いをいたします。教育行政執行方針の中で教職員の働き方改革について述べられています。47ページでは、学校における働き方改革は「浦河町立学校における働き方改革アクションプラン(第2期)」に基づき推進しますと記されています。教職員の皆さんの働き方改革は大きな課題でありますけれども、次の2点についてお伺いいたします。1点目、英語検定などの試験監督員についてであります。42ページに、学習意欲を促し「英語検定」「漢字検定」「算数・数学検定」にチャレンジする小中学生を支援するため、検定料全額補助事業を引き続き実施してまいりますとの記載があります。この事業自体はすばらしい取組と考えて評価しております。多くの小学生、中学生の皆さんに挑んでほしいと考えております。この検定の試験監督員なのですけれども、現在、教職員の皆さんが担っているということであります。授業ではなく検定なので、教職員以外の方でも対応が可能と考えます。働き方改革の一環として、教職員以外の試験監督員を配置することを検討してはどうかと考えますが、見解をお願いいたします。2点目であります。中学校の休日の部活動の地域移行についてであります。44ページに次の記載があります。中学校の休日の部活動の地域移行につきましては、スポーツだけでなく文化活動も含め、本年度新たに関係団体・機関などによる検討協議会を組織し、スムーズな移行ができるよう準備を進めてまいります。この背景には、少子化による部活動の減少と働き方改革があると言われております。現在、町内の中学校でのこの部活動等の指導体制の現状と勤務実態についてお願いをいたします。二つ目、国は当初、令和5年度から3年間でおおむね地域移行を達成するという計画でしたが、地方自治体などから懸念する声が相次いだことを受けて見直し、新たなガイドラインを策定しました。3年間を改革集中期間から改革推進期間に改め、地域の実情に応じて可能な限り早期の実現を目指すとして達成時期の目標を修正したところであります。この国の目標修正を捉えた上で、浦河町の目標年次はどこに設定するのか伺います。3点目でありますけれども、検討協議会を組織されるということでありますけれども、具体的なメンバーはどのような方、団体等々になるのか、見解をお願いいたします。以上であります。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

私のほうからは、久保田議員ご質問の、1件目の質問の1点目から3点目について、いちごの部分ですね、それと競馬法、酪農についてお答え申し上げます。まず、夏いちごについて、一つ目の新品種すずりっかとすずあかねの違いというところでございます。新品種であるすずりっかは、すずあかねと比べて、紅ほっぺとすずあかねの流れをくむ交配で開発されているものでして、品種特性としましては、すずあかねより株の草丈がやや高く、葉の伸び方や花芽の出方も遅く、1株当たりの花数も少ないのですが、小さな花芽でも果実の肥大が大きくなるようで、すずあかねより葉かきや摘花などの栽培作業の手間が少なくなるのではないかと分析しています。最大の利点は、これまですずあかねの弱点でありました曇天が続くと白い実が出てしまう白ろう果、こちらの発生がほとんどなく、秀品率、規格の高いものがすずあかねの約2倍という試験結果が確認されています。果実のほうは円錐形で、皮の部分はやや柔らかいところがありますが、果肉のほうは硬くて、昨年夏に、ひだか東農協で行った東京への輸送試験においても、輸送性、日もち性についても優れていると分かりました。香りもよく、やや酸味が少ないことから、業務用以外に生食用としても利用が広がる可能性があると考えております。一方、現状の課題としましては、受粉不良による形の悪い果実が一部見られる点、すずあかねより出荷のピークや谷間に違いがある点があり、今後、大規模に栽培したときの病害虫の影響や、すずあかねと並行した選果体制をどういうふうにしていくのかと。まだまだ検討していくことは多数ありますが、現状としては後継品種として大いに期待できる結果となっております。二つ目の成功した試験ハウスは町の試験ハウスでよいのかという部分です。すずりっかの開発と育種のほうは、すずあかねと同様に、北広島市にあります開発元の種苗メーカーであるホクサン株式会社の植物バイオセンターが行っており、町の試験ハウスでは、数年前より、今回のすずあかねを含めて数種類の苗を試験栽培してきました。昨年までの試験で有望な品種を絞り込みまして、その結果を踏まえて、令和4年度はすずりっかを町の試験ハウスのほかに様似町と浦河町のいちご農家、それぞれ1軒ずつ、100株ずつ、合計3か所で300株程度の栽培試験を実施したところです。品種登録は、開発元である種苗メーカーとなりますが、この地域に適した夏いちごの選定は町の試験ハウスの長年にわたる努力が実を結んだものと考えており、栽培成功はこうした種苗メーカーをはじめ試験に協力いただいた農家や各種関係機関の協力のたまものであるというふうに考えております。3点目、大規模栽培の規模ですが、令和5年度の計画としては、町の試験ハウスでは引き続きすずりっかを含む数種類の品種を栽培し、様似町それから浦河町の栽培農家でも、前年の1戸ずつから3戸ずつに増やし、両町で合計1万2,000株に規模を拡大して栽培する予定となっております。4点目、すずりっかが定着すると何年継続栽培できるのかという点です。ひだか東農協では、平成24年に夏いちごの栽培品種をすずあかねに一本化しており、既に10年が経過しております。いちごの品種登録の存続期間は25年間ですが、一般的にいちごの品種は10年程度で新しい品種が市場に出てくると言われており、現在、夏いちごの全国シェアではすずあかねがリードしておりますが、近年では全国各地で新しい品種が開発されております。当地区においても、今後、すずりっかは品種登録申請中ですけれども、本格的に栽培されるようになれば、10年以上が継続栽培されていくものと考えております。5点目です、栽培農家に新たな負担があるのかという点です。すずりっかの導入に係る農家な新たな負担としては、設備的には、現在のすずあかねと同じ高設栽培になるので、追加の施設整備は伴いませんが、農家さんにとっては、慣れているすずあかねからの新しい品種に変わるということで、それぞれの栽培方法を見直すなどの工夫が必要になるものと考えております。しかし、すずあかねより現時点で考えているのは、栽培の手間が省けるのではないかという期待がありますので、作業面では負担軽減になる可能性があります。もちろん新しい品種ですので、全くノーリスクということは町としても考えておりませんので、10年前にすずあかねに品種を一本化した際にも実施した負担軽減としての苗購入補助制度など、今年実施する予定の大規模栽培試験の結果も踏まえて、今後、関係機関や種苗メーカーまた農家とも十分協議して、円滑な切替えができるよう、検討してまいります。次に、将来的ないちごの農家戸数、集約量の目標ということで、現在、浦河町内のいちごの栽培農家は18戸であり、町内で利用可能な空きハウスの状況を踏まえると、あと4戸は受入れ、現時点では可能であり、現状では最大22戸程度となります。ハウスのほうは現在90棟が稼働中で、空きハウスを含めると最大で113棟となります。全てのハウスでいちごを栽培した場合、すずあかねの実績ベースで試算しますと、年間約130トン程度が見込まれます。当町の一般的な1戸当たりの栽培規模としては、夫婦二人でハウス4棟ですが、すずあかねにこれが切り替わることによって栽培の手間が省力化されれば、ハウス1棟当たりの栽培数が変わる可能性もあり、場合によっては栽培規模を拡大できる可能性もあります。現時点で明確な目標設定は難しいですが、今後、新規就農者の希望が増加した場合は、新たな団地の整備も含めて関係機関と十分検討してまいります。次に、大きな二つ目の競馬法の改正についてということで、昨年成立した競馬法の一部を改正する法律の改正内容は、主に3点ありまして、一つ目が地方競馬への支援措置の拡充、二つ目が馬産地支援の恒久化、三つ目が競馬に対する国民の信頼を確保するための措置の充実となっています。ポイントとしましては、JRAから地方競馬全国協会への支援が5年間延長され、さらに支援の目的がこれまでの収支改善であったものが事業の経営基盤の強化に見直されました。これにより、地方競馬の事業収支の支援だけではなく、老朽化した施設整備や改修などの経営基盤の強化にJRAからの支援資金が活用できることとなります。二つ目のポイントは、馬産地への支援措置がこれまでの時限措置であったものが恒久化となり、馬産地の生産振興対策事業として支援を受けてきた優良種牡馬ですとか繫殖牝馬の導入促進、生産経営基盤の強化として実施されてきました担い手に対する施設整備や機械導入リース事業等が継続的に実施されることとなりました。三つ目のポイントは、地方競馬の信頼拡幅のための措置で、数年前に道外の地方競馬場で起こった調教師や騎手の馬券購入などの不祥事を受けて、罰則などを強化するものとなっています。町としても、毎年管内各町と連携して、JRAですとか中央要請活動を実施してきた成果として受け止めており、今後、門別競馬場の施設改修にも活用できる点や、生産牧場にとっても、制度が恒久化されることにより長期的に安心して基盤整備の支援が見込めることになり、優良種牡馬や繫殖牝馬の導入も安定した機会が確保できるものと考えております。大きな3点目の酪農についてです。議員もご指摘のとおり、燃油や肥料、飼料高騰などの影響により、全国的に酪農農家の廃業が増加していると報道されているところです。浦河町においては、酪農の農家は現在9戸が営農しており、5年前からの平成30年より比較しますと2戸ほど減少しております。道内においては、特に生乳としての出荷が多い十勝やオホーツク地方などを中心に、コロナ禍での生乳の出荷、生産調整や飼料高騰、加えて昨年は大手の畜産会社が民事再生となった影響で、牛乳以外の貴重な収入源であった肉用に出荷されるホルスタインの雄の子牛価格が大幅に下落したことが、廃業により拍車をかけているものと考えられます。これに対し、国では、飼料価格高騰緊急対策事業を実施し、生産者に対する補填金を支給するなどの対応を始めており、町としましても、この補填の事業が円滑に進むよう、各種事務の受皿となる産業団体と連携しているところです。また、ホクレンのほうでは、昨年11月から飲用向けの乳価を1キロ当たり10円の引上げをしており、令和5年度においても、バターなどの加工向け乳価がキロ当たり10円引き上げられることが公表されているところです。日高町村会としましても、2月下旬に酪農経営を継続するための緊急要請を北海道知事、道議会議長に対して実施し、酪農農家の廃業を回避するための支援措置や、生乳の安定的な生産の拡大、乳製品の輸出や需要の拡大、国産飼料の安定的な生産と配合飼料価格の安定対策の推進を強く要望しているところです。浦河町においては、現状は加工乳としての出荷が大半であり、他の地域よりは影響は少ないと伺っておりますが、どこまで続くか見通しのつかない燃油や資料の高騰は町単独では到底解消できない大きな課題であり、農家全体の問題として、引き続き関係機関や農家とも協議をし、国や道にも支援要請を継続してまいりたいと考えております。以上です。

答弁 企画課長 伊藤雅教(企画課長は2023年3月まで)

私のほうからは、4点目の多文化共生についてご答弁させていただきます。1番と2番、併せて答弁させていただきます。現在、町では町内で働いている外国人、特にインド人などに対し、より快適に暮らし、今後も浦河に住み続けたいと思っていただくための取組を進めております。その中で、協力隊制度を活用した生活支援対策については、多くのインド人の方に期待され、活用されているところであります。その中で特に多いのが通訳の相談であります。全体の相談の中で約6割、役場でのコロナ給付金での手続などの問合せ、通訳の部分の業務が多いところであります。そのため、役場では翻訳機やスマホのアプリなどを活用しながら対応するなど、それぞれでできることは、少しずつではありますけれども、対応しているところでありますが、例えばそれ以外で病院での通訳など、直接通訳したほうがいい場合については協力隊が可能な範囲で対応しているところであります。町といたしましては、今年度、協力隊への相談件数が年間で約1,700件を超えると見込んでおります。今後、全てを一人で対応するのは難しいと捉えております。このことから、新年度実施予定の外国人向けの日本語教室を通じて少しでも易しい日本語ができるよう取り組んでいくことや、さきに述べた、それぞれでできることを対応していきながら、協力隊の負担を減少していくことが必要なことと考えております。今後は、協力隊の任期も限られていますので、今後どのような方向で進めていくのがいいのかを、大学との関わり方も含めて検討をさせていただきたいと思っております。続きまして、3番目、日本語教室の関係であります。新年度に取り組む予定の日本語教室につきましては、基本は外国人を対象として、少しでも易しい日本語を学んでいただくために取り組むものであります。雇用主においても参加を拒むものではありません。ただし、一定程度の人数制限がありますので、その際は外国人の方を優先させていただきたいと思いますので、その範囲内であれば日本人の方でも参加はできるかなと思っております。以上です。

答弁 教育委員会管理課長 佐々木俊也(教育委員会管理課長は2024年3月まで)

私のほうからは、議員二つ目のご質問、令和5年度教育行政執行方針について、2問のご質問に答弁いたします。まず、一つ目、英語検定等の試験監督員について、教職員以外の指導監督員を配置することを検討してはどうかというご質問でございます。英語、漢字検定につきましては、児童・生徒の英語力、漢字能力及び学習意欲の向上を図る目的で、令和2年度から町の補助事業を実施しております。補助事業を実施する以前と比較しまして、受験者数が増加し、子供たちの学習意欲が向上してきているものというふうに感じております。先生たちにとっては負担となっている面があるとは思いますが、そうした児童・生徒たちが受験に取り組んでいる姿を監督員としてそばで見守ってほしいという思いもあります。実際に対応される先生たちの負担がどの程度となっているのか。教職員以外の方が指導員を担う場合に想定される児童・生徒への影響や課題もあるものというふうに考えておりますので、それらも十分調査を行いながら、働き方改革を推進する視点から、学校とも協議をして検討を進めてまいりたいというふうに考えております。二つ目、中学校の休日の部活動の地域移行について、まず、一つ目のご質問です。町内中学校での指導体制の現状と勤務実態はということで、浦河町では、学校の部活動の在り方に関する方針を策定いたしまして、部活動の顧問につきましては、可能な限り複数の顧問を配置することというふうにしております。現状では多くの部活動で顧問を2名体制とし、それ以外には、少年団の流れから外部指導員にお願いしているという部活動も複数あります。また、本方針の中では、部活動における休養日と活動時間の基準も設けております。1週間の中で2日以上の休養日を設け、活動時間は長くても平日は2時間、学校休養日は3時間程度と定めまして、各中学校ではこの基準に従い活動を行っています。具体的には、週の中では木曜日と日曜日の部活動を休養日としております。二つ目の浦河町の目標年次はというご質問でございますが、当町におきましても、多くの地方自治体と同様、すぐに地域移行ができる環境、体制が整っている状況にありませんので、現段階で目標年次を定めることはできませんが、国のガイドラインや、北海道が現在、策定を進めております北海道部活動の地域移行に関する推進計画、ここで定められているとおり、新年度に協議会を立ち上げまして議論をしてまいりたいというふうに考えております。三つ目の検討協議会の具体的なメンバーはということで、国のガイドラインや、今後北海道から示される推進計画の中では、市町村教育委員会、スポーツ文化担当部署、地域スポーツ文化芸術団体、学校・保護者等の関係者からなる協議会の体制整備が必要というふうにされております。現在想定している構成メンバーにつきましては、町のスポーツ協会、文化協会、学校、PTAなどから選出いただいた方々と教育委員会というふうに考えております。以上です。

質問 11番 久保田誠悦

ありがとうございます。まず、夏いちごの関係ですけれども、確認の意味も込めてですけれども、長崎課長からるるご説明いただきましたけれども、すずりっかについては、非常に優れているということはよく分かりました。そして生食もオーケーということでありましたけれども、そういった理解でいいのかというのを、もう一度確認の意味でお願いします。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

生食については、すずあかねよりは若干ということなので、例えば、あまおうとかああいう冬いちご並みというところまではなかなかいかないのかなと。ただ、今、現状のすずあかねよりは若干酸味が抑えられているので、そういった利活用も可能かなと。すずあかねに比べればという点でございます。

質問 11番 久保田誠悦

ありがとうございます。期待というか、できれば生食もいければ販路拡大にもつながるのかなという思いもありますけれども、そういったことで、現在のすずあかねよりは甘みもあるという、これから試験も重ねていくと思いますけれども、お願いしたいと思います。現在使われているすずあかねですけれども、これ、将来的にはもう100%すずりっかと入れ替わるという理解でいいのかどうか、お願いします。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

その辺も試験栽培の状況を見ながらですけれども、いずれにしても、今のすずあかねよりはいいものが出てきていますので、これのほうが収量も、この現状でいけば、大規模にしたときもよいと思えば切り替えていくと。一遍に切り替えられるかどうかというのは、種苗メーカーとの苗の栽培状況もありますけれども、今年の栽培の大規模の状況を見て、またそこは関係機関と農協さん、農家とも話をして、そういった希望があれば、できれば早めに切り替えていきたいと考えております。

質問 11番 久保田誠悦

現在のすずあかねですけれども、本当に素人の質問で申し訳ないのですが、大体、おおむねいちごは10年単位で使われるということは理解しましたけれども、今後、このすずあかねの行方はどうなるという聞き方は変ですけれども、どこか、種苗登録はされているのですよね。そういった意味では、浦河町の団地では計画は終わるということですけれども、どこかで使おうと思えばこれは使えるということになるのですかね。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

そのとおりでございまして、産地としてはそういった決めをしますけれども、例えば、浦河以外のところでもすずあかねを作っているところがあります。うちのように、ここに合ったものが出てくれば切り替わっていくものとは考えますけれども、そういったものをまだ続けることはもちろんできますし、先ほど言った25年を経過すると、今度はそういった登録期間がなくなるので、自分たちでランナーで増やしていける、苗を買わずとも増やしていけるということにもなるので、そういった選択を選ばれるところも出てくるかと思います。ただ、いずれにしても新しい品種、道内各地でも全国価値は出ていますので、そこに遅れないように新しいものを、市場で獲得できるものは今後も模索していかなければならないと考えております。

質問 11番 久保田誠悦

ありがとうございます。このいちごについては、私も含め、ほかの議員の皆さんも含めて、多くの町民の皆さんが非常に注目しているところでありますし、ぜひとも日本一の生産量ということで現在もなっていますから、ぜひともこの新しい新種でさらに大きく成長してほしいなというふうに願っております。そして、また新しい品種については、取扱いも栽培の手間も省けるということですから、ここまでこられた関係機関、あるいは職員の皆さんのご苦労は大変なものだったと思いますけれども、ぜひともよりよい方向にいくように、さらにお願いを申し上げて、この件については終わります。2点目の競馬法の関係でありますけれども、課長から大きく3点変わったというご説明を受けました。大きくは、今までは時限立法だったものが恒久化になると。要するに、時限が取れるという理解でいいのかどうか、これについてお願いします。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

産地対策ですね、軽種馬振興対策事業については恒久化されたということになります。

質問 11番 久保田誠悦

ありがとうございます。生産地にとっても大きく法改正によってよりよい方向になったと、そういう理解をいたしました。そして、あとは地方競馬に対する、ここで言えば門別競馬場ですよね。先ほど課長からもるるありましたけれども、もう一度確認をさせてもらいたいのですが、門別競馬場の地方競馬等々にもこういった競馬法が改正になってメリットというか、改修等がなるというやに理解したのですけれども、それで間違いがないかどうか、お願いします。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

今までのこの事業の目的が収支改善、ここ近年は黒字化されていますけれども、やはり長らく赤字が続いてきた地方競馬を支援する目的でできたものが、今度はまたこの経営基盤の強化ということですので、今まで使えなかった施設改善ですとか、厩舎とか、いろいろ老朽化している施設がありますので、そういったものにも使えるということになります。

質問 11番 久保田誠悦

続いて、酪農でありますけれども、2戸減って9戸ということであると。そして、浦河町の場合は加工乳の出荷が主なものであって、現在のところ、いろいろ燃油とか飼料の高騰等ありますけれども、浦河町の酪農家の皆さんは大変ご苦労なさっていると思いますけれども、ちょっと表現が悪いのですけれども、今すぐ離農とか云々ということにはなっていないという理解でいいのかどうかと。ちょっと私はそういうふうに先ほど理解したのですけれども、そういった理解で間違ってはいないのかどうかについてお願いします。

答弁 産業課長 長崎哲之(産業課長は2023年3月まで)

2軒ほど減っているのは、世帯主の方、経営者の方が亡くなられたり、病気によって離農という、ただ、全般的にコロナ禍の状況での営業が続いていますので全く影響ないとは言えませんけれども、例えば、オホーツク、酪農で一環で大規模にやっているところについては、先ほど言った子牛の頭数も多いので、設備もたくさんやらなければならない。しかも、頭数も多くて、雄の子牛が生まれたら市場に出していた、それも底支えがあったものも、それも売れない。そこはやはりかなりもう、辞めなければならないというような深刻な状況だというふうには聞いていますけれども、幸いここは生乳というよりは、業務用のところで加工乳が多いので比較的安定しているというような状況です。というふうに分析しております。

質問 11番 久保田誠悦

ありがとうございます。では、最後の多文化共生の関係でありますけれども、伊藤課長からご説明いただきました。ありがとうございます。協力隊の方が、ヒンディー語に堪能な方が採用になったということについては、これは日高管内で見ても浦河町のファインプレーといいますか、そういったことで先見性があったなと思っております。ぜひともまた今後も、協力隊としては時限がありますよね。可能であれば、本人の意向もあると思いますけれども、ぜひまた浦河に残って活躍していただければなと思います。先般の協力隊の発表会のときにも、四人の皆さん、いい発表会で非常に感銘を受けましたけれども、浦河町に愛着を感じて皆さん頑張っておられるということでありますから、いい人材が来ておられますので、ぜひとも頑張っていただきたいなと。そして、その頑張っていることに報いるためにも、やはり一人でやることには限界があると思います。課長もおっしゃったように、通訳が60%で年間1,700件ということで、私のこの間の記憶では、月に二百何十件でしたか、相談があるとかという話をしたので、そこも恐らく夜間とか、休日とか、いろいろなそういう相談、病院等も含めてあると思いますので、ぜひともそういったことが、少しでも多くの人が協力することによって解消できるのではないかと思いますので、ぜひその辺も検討していただきたいと思います。大学との連携についても、検討するという答弁をいただきましたので、ぜひともよりよい方向で、インドの皆さんも、雇用主の皆さんも、浦河町の大事な町民の皆さんですから、そういったいい方向でぜひとも検討していっていただきたいと思います。これについては答弁は要りません。日本語教室の関係でありますけれども、課長からは人数制限もあるというのも分かるのですけれども、私たちも、私とか辻議員、中山議員がいろいろ携わって、約3年ぐらい前になりますけれども、日本語教室をやったのですよね。これも決算か何かで話したかもしれませんけれども、やはり問題は会場に運んでくる足であるとか、送迎なのですよね、送迎。そういったことも含めて、ぜひともやってほしいなと。そして、ほかの町ですけれども、新冠町は雇用主の皆さんも一緒に来るのですよね。一緒に聞いて、その日本語教室も聞いて帰ると。そして、食事もインド料理の食事を一緒にして帰るということで、そういった取組を進めておりますので、ぜひとも浦河町もそういったことにできればいいかなと思っておりますので、そういった方向でお願いをいたします。以上で1件目を終わります。2件目の教育方針、執行方針でありますけれども、佐々木課長から説明を受けました。ありがとうございます。私もここで述べましたけれども、検定自体はすばらしいと思っているのです、検定自体は。ぜひとも子供たちのためにも、小学生、中学生のためにもやっていただくと。そして、検定料も全額補助をしていると。父兄の負担もないということで、すばらしい取組だと思います。ただ、そこで先生方が実際やられていると。聞いたら、放課後であるとか、土曜日であるというふうに伺っております。課長がおっしゃるように、そばで先生が見守っていくことも大切かと思いますけれども、これもそれこそ、またほかの町のことを言ってはあれですけれども、新冠町では町職員が試験監督員をやっておられます。もしくは、町職員でなくても、あるいは委託をかけてもいいと思うのですよ。できると思うのです。だから、そういった意味で、何らかの方法で先生方の軽減を図ってあげるということについて、ぜひともお願いをしたいと思います。それと、先生方が放課後であるとか、土曜日、休日にやっていますけれども、ちょっとあれは先生方のいわゆるサービス残業でやっておられると聞いていますけれども、その辺はどうですか。

答弁 教育委員会管理課長 佐々木俊也(教育委員会管理課長は2024年3月まで)

教職員の超過勤務の部分につきましては、給特法の関係でもともと給料のほうに幾分か入っています。その中で、ただそこの部分については、実際の勤務時間はかなり超過してありますので、例えば、町職員でいう超過勤務の手当から見ると全然足りていないというふうには認識しております。ただ、実際、今、教職員の在校等時間につきましては公表することになっておりまして、町のほうでも把握しております。先生たちの中では、非常に長い時間、一月100時間を超える方もいらっしゃれば、10時間ぐらいの勤務になっている方もいらっしゃいますので、そうした中で平準化を図って対応できるのではないのかなというふうにも考えております。以上です。

質問 11番 久保田誠悦

先ほど佐々木課長からの答弁では、課題を調査して学校とも協議をしていきたいというお話もいただきました。ぜひとも学校現場の先生方ともこの件について協議をなさって、よりよい方向に進めていただければと、これはお願いです。ぜひともよろしくお願いいたします。最後に、中学校の休日の部活動の地域移行ですけれども、もちろんどこの市町村、全国どこにもいろいろな課題があってハードルが高いということは認識をしております。北海道の推進計画等に基づいて浦河町の協議をしていくということですけれども、検討協議会の具体的なメンバーもお伺いしました。最後に1点ですけれども、これから検討するということですから、聞くほうもちょっと悪いのかと思いますけれども、令和5年度は検討協議会をつくって立ち上げてやると。これは検討協議会は、今のところ何か年の予定かどうかというのはどうですかね。

答弁 教育委員会管理課長 佐々木俊也(教育委員会管理課長は2024年3月まで)

北海道の計画の中でも、ある程度ロードマップというか、年度ごとにどういったことを協議するかということにつきましても示される予定でありますので、今のところ、国のいう期間、3年間については、恐らく検討協議会についても引き続き、町の検討協議会につきましても3年間は実施するというふうに考えております。

質問 11番 久保田誠悦

ありがとうございます。本当に大変大きな問題ですから、皆さん方も、教育委員会も、学校も、非常に苦慮、ハードルがちょっと高過ぎるかなという気もしますので、それらについていろいろな調査、研究、情報収集等々して、要は、主役は子供たちですから、子供たちのためにぜひともよりよい方向でいけるようにとお願いして、質問を終わります。ありがとうございます。

出典:浦河町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月14日 議事録 PDF(29ページ) 間違いを知らせる