下川町議会 令和元年第3回定例会 2019年9月19日
(1)福祉の概念について/(2)高齢者の避難誘導対策について/(3)18歳政治参加について
2019年9月19日、下川町議会の一般質問で、斉藤好信議員が「福祉の概念について」「高齢者の避難誘導対策について」「18歳政治参加について」について質問し、町長 谷一之、税務住民課長 高橋祐二、教育長 松野尾道雄、選挙管理委員会事務局長 田村泰司が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤好信 議員
- 答弁者
- 町長 谷一之、税務住民課長 高橋祐二、教育長 松野尾道雄、選挙管理委員会事務局長 田村泰司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 3 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。
質問 1番 斉藤好信
それでは一般質問をさせていただきます。まず、福祉の概念についてということで、町長自身のお気持ちを聞きたいと思います。町長は 6 月の第 2 回定例会、改選を迎えて 2 期目の町政を担うに当たっての所信表明において、人口減少、少子化など多くの課題が山積しており、「地域経済の活性化」とともに「町民福祉の向上」が最重点課題であると、2 期目の町政を担う決意を述べられました。町長の目指す「町民福祉の向上」とは、どのような理念、お考えなのでしょうか。私は町民の生活の不安を取り除くことが根底になければならないと思いますが、町長の見解を伺います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
斉藤議員の「福祉の概念について」の御質問にお答えしたいと思います。「町民福祉の向上」が最重点課題であると認識した根拠といたしましては、第 6 期下川町総合計画の策定において基礎資料とした「下川町まちづくり町民意向調査報告書」において、福祉・医療関係に係る町民の皆様の満足度が比較的低い点であったことを捉え、これらの満足度を向上するため、2 期目に向けての町民の皆さんとの約束…いわゆる政策公約を作成したところでございます。この政策公約では、下川町のありたい姿として、『子どもも、若者も、そして、お年寄りまで、みんなが安全安心な暮らしと、生きがいの持てる「幸せ日本一のまち」を創ります!』を目指すこととし、福祉・医療関係の施策として 9 項目を挙げたところでございます。例えば、町民意向調査の満足度が低かった「働きながら子育てをしやすい環境」では、公約の「子育て環境の充実」として挙げておりますが、本年 4 月に開園した下川町認定こども園「こどものもり」の財政規模の拡大を図ったことや、一時保育の受け入れ対象を拡充したことにより、利用者が増えていることが挙げられるとともに、本年 10 月から予定されている幼児教育・保育無償化において、保護者の更なる利用者負担が低減されるものと期待することのほか、定員を増員してまいりたいと考えてございます。また、同じく、町民意向調査の満足度が低かった「高齢者福祉サービスの提供」では、公約の「「医療・介護・福祉」の連携を深める」として挙げておりますが、引き続き、地域包括支援センターを中心に、町立病院や社会福祉協議会、老人福祉施設など医療・介護・福祉が連携した地域包括ケア会議を毎月開催して情報共有を図ることで、高齢者が住み慣れた地域でその人らしい生活を継続することができるようにしたいと考えてございます。いずれにいたしましても、町の財政が厳しいという制約の下、町民に身近な施策を一つ一つ積み重ねていくことで、少しでも町民の皆様の満足度が向上するよう努めてまいる所存でございます。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。以上です。
質問 1番 斉藤好信
ただいま答弁ありましたけども、なぜ町長が福祉の向上を目指す…その根底というのは、昨年の3月に出された下川町まちづくり町民意向調査報告書の中に、この満足度が低いと…そういう点があったことがまず一つの契機だと思いますけども、この中で満足度が低かった「働きながら子育てをしやすい環境」、つまり逆を言うと、働きながら子育てをする環境が…若干厳しいと。もう少し町から子育てに関して応援をしていただきたいという町民の気持ちだというふうに思います。ちょっとお聞きしたいんですけども、下川町の勤労者の平均所得というのはどのように捉えているでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
手持ちの資料がないものですから、もし必要であれば後でお渡ししたいと思います。
質問 1番 斉藤好信
そこから話を進めたいので…。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
少し時間を要しましたことをお詫び申し上げたいと思います。一人当たりの課税対象所得279万8,000円…これは平成30年の実績でございます。課税対象所得でございますので、非課税者は入ってございません。以上でございます。
質問 1番 斉藤好信
これは前にも委員会等で担当の方からも話されましたけど、私もその時また同じ事を聞いたんですけども、これは町の勤労所帯の平均であってですね、この中には…例えば公務員の皆さん等の…所得の高い方も含めての平均所得になると思いますが、それを抜いた場合…これはぐっと下がりまして、大体約220万円弱になるというふうに私は思ってますが、おおよそですので絶対的な数字ではありませんけども、そのように理解してよろしいですか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
おそらくそうだと思います。
質問 1番 斉藤好信
そこでですね、町長が福祉の向上ということで、これから一つ一つ身近な施策を積み重ねていきたいというお話でありましたが、私はですね、昨日も参考資料の中で見せていただきましたけど…SDGs未来都市計画事業の中の目標の7というところに、子供たちの笑顔と未来世代の幸せを育むまちというのがあります。その中の統計の中で、2015年ですから…4年ぐらい前に、子供の数というのが23.3から…これから10年強の2030年にはどのぐらいになるかというと13.62という…今現在でもお生まれになる子供の数と自然減ですね…亡くなる方と対比すると、圧倒的に亡くなる方が多い…自然減が進んでいくだろうと思います。子供の数はこれからもそんなに増えないんじゃないかと思いますけれども、現在いる子育て世帯の方が、やはり子供を育てられる環境を整える…そういう応援を町長は目指していきたいというふうに考えて…今回の認定こども園の子供の預かりのことも議案として上がっておりますが、そういう思いは私もよく伝わっております。ただし、このSDGs未来都市とか、そういう大きな理想…それも非常に大事でありますけども、まずは生活の足元を見つめ直す…足元を見てですね、何が必要なのかということをきちっと見ていくことが非常に大事だというふうに思うんですが、いかがですか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
それにつきましては仰るとおりでございまして、SDGsについても決して飛躍した政策ではございませんので、本当に足下を見つめ直した、そして現実性のある、そういう政策を積み上げていきたいということで今推進しているものでございます。お陰様で認定こども園につきましても、議員の皆さんにも理解を頂きながら、この 4 月から開設させていただきましたけれども、4 月…71 人の入所でございましたけども、9 月1 日で 85 人という…僅か 4、5 か月間の中で 14 名ほど増えてございます。それをもって今回条例提案をさせていただいているところでございまして、こういう制度設計もしっかり進めながら、限られた財源の中でどういうような支援をしていけるかということをしっかり今後も考えていきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 1番 斉藤好信
先ほど勤労所帯の平均所得ですね…お聞きしましたけども、非課税の対象となるおおよその金額の基準を…もし分かりましたら教えてください。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
ちょっとお時間いただけますか。
答弁 税務住民課長 高橋祐二(税務住民課長は2022年9月まで)
すみません。お時間いただきまして失礼いたしました。斉藤議員の御質問にお答えいたします。計算式がいろいろございまして、家族4人のモデルケースですと、御主人と奥様と子供二人の場合、年収にして210万円が非課税世帯というふうになっております。
質問 1番 斉藤好信
ありがとうございました。おおよそですので、これはこれで承ります。そこでですね、私が何回も言ってますが…前回、前々回ですけども、子供の通学費などの話をした時に…奨学金という制度がありますよね。その中には給付型の奨学金があって、これは非課税の方が対象というふうになってますね。そうすると、この非課税からはみ出た方で、先ほどいった…平均所得も…高所得者を抜かした場合の所得の人が…非課税になっているかというとなっていません。なぜかというと、奥様がパートとかいろんなお仕事をされながら家計を支えているということで…そこの部分の方の事も…子育ての応援をどういうふうにするのかということも含めてですね、何回か僕はここで一般質問をしてますけども、何かというと奨学金を出しますけども…奨学金が対象にならない方のために、町独自の施策としてそういう議論をされた経過をお聞きしたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
内部協議は何度となくやっております。また、一般質問でもいただきました高校生の通学費補助についても何度となく議論をしてまいっているところでございますけれども、いずれにしても今、町の財政上、縮小気味にいろいろと予算計上していかなければならないという時期に入ってきておりますので、団体補助も含めて、非常に皆さんに…縮減して胸を痛めるような思いをさせているところは非常に私どもとしてお詫びを申し上げるところでございますが、いずれにしても財源が厳しい状況の中で、なかなか上乗せした子育て支援というのはできない状況にあります。以上でございます。
質問 1番 斉藤好信
今、通学費のこともありましたけども、そこの点…同じ質問ですけども、教育長にも答弁を求めたいと思いますが、よろしいでしょうか。
答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)
お答えいたします。子育て支援、また、教育支援につきましては、現状の認識でございますけれども、本町におきましてはバイオマス基金、あるいは青少年健全育成基金、また、その他特定財源を原資といたしまして、様々な幼児から高校生までの施策を展開しているところでございます。事務事業評価…毎年度行っておりますけれども、それぞれの事業が大変評価を受けているという認識でおります。また、それに対して上乗せの部分に関しましては、前回だと思いますけれども…答弁させていただいておりますけれども…健全財政の堅持ということが町の命題としてございますので、そのへんについては十分配慮したかたちの中で検討してまいりたいというふうに考えております。それ以上につきましては、財政的な裏付けがございませんと私どもの方でちょっと返事はしかねますので、御了解お願いしたいと思います。
質問 1番 斉藤好信
所得割の課税額の階層区分という感じで…1と2は要保護、準要保護となって、第3、第4というふうになってますけども、財源的に厳しいのであればですね、段階的に…通学費のことも今言いましたけども…高校生までの医療費の無料も含めて、段階的にやる部分で…例えば第3、第4の階層の方のために、議論をこれからも検討していくという、そういうお考えがあるかないかをお聞きします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
無い袖は振れないという言葉がございますけど、現実に今財政上は非常に厳しい段階に入ってきております。そういう意味では、先程来お話してますけども、団体補助をはじめとして様々なものを今検証して、縮減状況にあるというのが現状であります。そういう中で、様々な制度の…新規の設計やあるいはまた上乗せというのはなかなか厳しい状況にあるんではないかと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 1番 斉藤好信
ということは、財政状況が厳しいということで、今後はいろんな…下川町は補助金の助成なんかがありますけども、そこを含めて見直すというお考えでいらっしゃるんですか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
仰るとおりでありまして、それぞれ時限を持っている制度がございますので、そういう見直しの中でいろいろと検証していかなければならないものがあると思います。例えば、快適住まいづくり条例等につきましても、これまでは補正を組みながら、申請が上がってきたものに対しましては支出をしておりましたけども、これは年度当初に一定程度の上限を決めて、そして補正増はしないという、そういう考え方で本年度は進めておりますので、御理解いただきたいと思います。
質問 1番 斉藤好信
それも含めて補助の対象の中に福祉関係の助成とかもありますけども、その部分はどういうお考えでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
当然それも見直しながら、団体補助しているところには一定程度の理解を頂きながら今進めているところであります。以上です。
質問 1番 斉藤好信
これからの財源不足の中で、福祉も含めてですね、補助を削っていくこともあり得るということでよろしいですか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
これは福祉に限らず全体的に…これからの下川町を持続可能なものにしていく上では、そのへんも十分踏まえて進めていかなければならないと思っています。それとともに、投資すべきものはどういうものが必要かという、そういう選択と集中をしっかり進めながら、これからの施策づくりを進めていきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 1番 斉藤好信
地域の経済の活性化ということで、下川の基幹産業である農業、それから林業などにいろんな助成をされてますけど、これは大きな額でありますけども、それも含めて今後やっていくんだろうというふうに理解しましたけども、是非ですね…町長が所信表明の中で…この福祉の向上というのを掲げられました。ここが若干薄いと…そのへんをどうか矛盾しないようなかたちで福祉政策に取り組んでいただきたいのと、それから、先ほどの子育て関係のものも…教育委員会でお聞きしましたところ、奨学金とかですね…そういう部分に対しての…それほどの問い合わせはない。でも教育委員会としても学校等含めて周知を図っていっている…努力は伺いました。これをもっと…子育ての環境が整うようにですね、是非今後もこの点に関して、それから先ほど縷々述べましたけども、やはり所得の少ない所帯の方…特に子育て世帯の方に対して応援ができるような…そういう町独自の施策ができないかも含めて…町長からは協議を進めるというお答えを何回か伺いましたけども、それを進めていくお考えがあるということでよろしいでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
仰るとおりでありまして、何度も申しますけど、厳しい財政の中で、例えば職員のマンパワーとか、町民の皆さんの協力とか、あるいはまた財源的には国や道の補助率の高い制度の中での選択とかですね、さらに最近ではクラウドファンディングや寄附など、民間資金をうまく活用させていただきながら事業展開を行っていくなど、いずれにしても知恵や工夫、アイデアというのが非常に求められてきますので、そのへんをしっかりと内部的にも協議し、あるいはまた関係者のアドバイスもいただきながら進めていきたいと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 1番 斉藤好信
子育てがなかなか厳しいという声の一つの表れとしてですね、3月の定例会で申したとおり、町と議長宛てに300人余りの方の要望書が届いている…この重さをですね特に受け止めていただきながら、協議、議論を進めて、その答えが早く出るようなかたちにしていただきたいということを申し上げまして…1点目は終わります。2点目の高齢者の避難誘導対策についてということで、冒頭に、今回、台風15号で関東…特に千葉県で大きな停電…北海道と違って猛暑の中で大変な被害に遭われた方がいらっしゃいます。改めてお見舞いを申し上げたいと思います。北海道でも、昨年の「胆振東部地震」の大災害から一年が経ち、改めて災害に対する事前の備え、対策が重要であると認識されました。また、今回の大型台風による関東地方の大停電は…大きな被害をもたらしております。特に今回、報道等でも出ておりますけども、一人住まいの方が大変な御苦労をされており、また被害も出ております。災害時における対策として、町においても高齢者の方、中でも単身生活をされている高齢者の把握は万全にすべきであると同時に、万が一のために避難所への誘導対策の取組を進めるべきだというふうに考えますが、町長の見解を伺います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
斉藤議員の「高齢者の避難誘導対策について」の御質問にお答えいたします。災害時における高齢者の把握につきましては、災害対策基本法において、高齢者や障がい者など災害時に特別な配慮が必要な方の避難行動要支援者名簿の策定が明記されており、9 月 1 日に避難行動要支援者名簿を更新して、高齢者等を把握しているところでございます。また、避難所への誘導対策の取組につきましては、要支援者を含め、町民の皆様が安全に避難できる体制の整備は大変重要だと考えてございます。過去の大雪の際には、役場職員が数名単位で高齢者宅のFFストーブの排気口の除雪作業等を実施するなど、個別に対応したこともありますが、河川の氾濫など大規模な災害が発生した時には、情報収集や関係機関との連絡調整、広報活動、避難所の設置・運営など、大変人員が必要となるため、役場職員による避難誘導には限界があると考えてございます。そうしたことから、自ら取り組む自助、地域で取り組む共助の充実による自主防災の仕組みが重要と考えております。昨年発生いたしました胆振東部地震の際の大規模停電では、公区長や民生委員のお力をお借りして、独居老人宅等の安否確認等に御協力を頂きました。今後、公区長はじめ町民の皆様の御理解、御協力を頂きながら、自主防災計画の策定、自主防災組織の設立等を検討していきたいと考えております。以上申し上げまして、答弁とさせていただきます。以上です。
質問 1番 斉藤好信
確かに役場職員だけでそういう行動が取れるかというと…これは厳しくて、今回の関東地方…特に千葉県でも、やはり近隣の方、町内会、そういう福祉団体の関係の力を借りながらやっておりますが、それでもやっぱりこぼれる方がいて、見つけた時には本当に大変な思いをされているという方がいらっしゃいます。今回は本州ですので猛暑ということがありますけども、北海道においては…特に下川においては、寒冷時期に…特に 1 月、2 月の非常に厳しい寒さの中でそういうことが起きると、これは生死の問題になります。そこで、高齢者等を把握している…まだ現在進行形なのかもしれませんけども、独居老人の方、それから高齢者でもお二人とも大変に高齢で、いろんな支援を受けながら生活している方というのは…おおよそ 750 人の中の…持ち家に住んでいる方、それから公営住宅等に住んでいる方、施設に入っている方は除いてですね、どのぐらいの方を…把握しておりますか。
答弁 税務住民課長 高橋祐二(税務住民課長は2022年9月まで)
お答えいたします。災害時避難行動要支援者名簿には206名掲載しておりまして、そのうち独居の方は44名というふうに把握しております。そのほかに高齢者夫婦の世帯は8世帯16名、要配慮者と70歳以上の同居している方が39名で、99名というふうに把握してございます。以上です。
質問 1番 斉藤好信
そういった方々を…公区によって…例えば中成北とか中成南とか…そういう組織を立ち上げてですね、行政でなかなか届かないところも地元で何とかということで始めているところもありますが、ほかのところではまだそういう部分が出来上がっていないというふうに思いますけども、今担当課が言われた方々の…特に単身に近い…夫婦でも高齢者の方でですね…そういう応援、支援がなければ、例えば避難所への移動等も厳しい方をどういうふうに…一人残らず、万が一の時には誘導するという…そういう体制は整えつつあるということでよろしいですか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
これについては、公区や民生委員の方々の協力というのが非常に必要になってまいります。町としては当然その広報活動、訓練活動、あるいはまた備品の調達、最低限の行政としてやるべき公的支援はしてまいりたいと考えているところでございます。特に公区においては、自主防災組織というのが必要になってまいりますので、このへんは公区長の皆さんにも理解していただきながら、全ての公区に何とか設置できるように町としては汗をかいてまいりたいと思っておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 1番 斉藤好信
特に冬期間における…先ほどの町長の答弁の中で…FFストーブの…これは4年前に私が一般質問の中で…それがなかなかできていなくて、そこの部分をやらないと一酸化炭素中毒…そういう被害が起きるぞということで取り組んでいただいているというふうに思いますけども、冬期間ですから当然…除雪は個々にお願いしてやっているところもありますし、玄関先の部分でも…そのへんは御近所とか、事業者にお願いしてやっているところでありますけども、町の中の部分はあれですけども…特に郊外の方のそういう独居の方、または高齢者二人でお住まいの方の部分で、今の町長の答弁ですと…公区とかそのへんにお願いしながらということは分かりますけども、そこも含めて、やはり下川町はそれほど人口も多くなくて、ある程度見える地域ですので、そこも小まめに是非取り組んでいただきたいなというふうに思いますけども、いかがでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
仰るとおりでございまして、そのへんを今担当しています税務住民課、それから保健福祉課、連携していきながら進めていきたいと考えております。いずれにしても行政だけでは大きな災害には対応できませんので、町内の関係企業、関係団体、こういうところとも連携を取りながら進めていきたいと思っています。いずれにしても非常に災害の少ない地域でございますので、やはり住民の皆さんや企業、団体、私ども含めて、危機感と問題意識というのが非常に必要になってきます。このへんを熱の冷めないように、他のこういう自治体の災害なども事例に出しながら、今後も訓練等も含めて進めていきたいと思います。以上です。
質問 1番 斉藤好信
確かに町長の答弁のとおりですけども、もう一つ付け加えさせていただくならば、やはり職員、特に担当の方…今、福祉課とかほかの課とも連携しながらというふうに仰いましたけども、ここの担当課の意識はですね…非常に大事なことで、担当される方がその意識を十分持っていなければ、仕事だからやるではなくて、やはりそこはもっと重い意識を持っていただいて、やっていただきたいということをお願いします。次の質問を行います。まず、18歳政治参加についてということで、これは2年ほど前にちょっと…私も一般質問でやりましたけども、平成27年に公職選挙法が改正されて、選挙権年齢が18歳になったわけでありますけども、全国的に当初は18歳の投票率もある程度伸びましたけども、それから大きな国政選挙が3回、それから今年度の統一地方選挙ということで…4回あったわけですけども、やはり下がっている。18歳だけに限らず、全国的に投票率というのは非常に低くて、今回も50%台。この取組の一つとして、18 歳に下がったということで…子供たちは大体 18 歳までは地元にいらっしゃる…その時に政治参加ということをきちっと教育していくというか、これは学校だけじゃなくて、当然家庭の中でもそうですけども、その中で政治参加という意識を根ざしながら、地方の大学、都会などへ行かれて、またそこに住まわれても、政治参加という意識を持っている方が…最大の権利である参政権の行使を…国民の一人としてやっていく権利、義務があるという…挙げることによって、投票率も上がり…50%台ということは有権者の二人に一人はしていないということですから、そうではなくて、有権者が政治参加していくという土台を、地元に住んでいる時からやっていくという取組を全国的にしていこうという機運があります。そこで、下川町においても、18歳、それから20代の投票率、この結果をまず伺いたいのと、政治参加を促すためにどのような取組をされているのかを伺います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
斉藤議員の「18 歳政治参加について」の御質問にお答えしたいと思います。1 点目の「下川町における 18 歳、20 代の投票率」についてでありますが、今年 7 月の参議院議員通常選挙における本町の投票率は、全体の 67.7%に対し、18 歳、19 歳の投票率は 52.8%、20 歳代の若者の投票率につきましては、抽出調査ではございますが 75%という結果となりました。本町の 18 歳、19 歳の投票率は、18 歳選挙権が導入されて初めての国政選挙となった平成 28 年 7 月執行の参議院議員通常選挙以来、回を追うごとに増加傾向にあることから、引き続き若者をはじめとした投票の呼び掛けを行い、長期的には有権者全体の政治参加につながるよう努めてまいりたいと考えてございます。次に「若者に対する政治参加を促すための啓発・取組み」でございますけれども、選挙権年齢が 18 歳に引き下がり、若者に対していかに政治に関心を持っていただくかが、今まで以上に重要な課題であると考えてございます。選挙管理委員会では、これまで中学校の生徒会選挙における投票箱・記載台の貸出し、高校 3 年生への選挙に関するパンフレットの配布、成人式での普及啓発、住所移転者に対する住民票異動に係る周知や啓発、新たに選挙権を得た 10 代の有権者に期日前投票立会人として従事していただくなど、政治や選挙への関心を高める機会の提供に努めているところでございます。今後におきましても、引き続き教育委員会や学校、地域などと連携を図りながら、若者の政治参画を促すための取組を進めてまいりたいと思います。以上です。
質問 1番 斉藤好信
下川町は全国的に見ると…今答弁の中にありましたけども、投票率は若干…全国よりも上がっているんじゃないかというふうに思います。その取組として、答弁で縷々仰りましたけども…その効果があるんではないかと思いますけども、そのほかに今後の取組など…もし考えていらっしゃいましたら伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 選挙管理委員会事務局長 田村泰司(選挙管理委員会事務局長は2019年9月まで)
お答えいたします。下川町におきましては、先ほど答弁があったとおり、全国・全道平均よりも投票率が高いという状況でございますけれども、それには先ほどお話がありました…中学生の時から生徒会の選挙の投票箱、記載台…私どもが選挙で使っているそのものを使っていただいて、体験をしていただくという取組をはじめとして、期日前立会人としての選任ということで…実績は少ないですけれども、毎回、高校の方にお願いをして進めているところでありますし、また、18 歳の選挙年齢に達した方には選挙のパンフレットを配布いたしまして…これは全道的にも行っているものですけれども…そういったものも行っておりますし、成人式でも普及啓発を行うとか、一番大きいのは…やはり 18 歳に達しますと町外に進学等で出られる方がいらっしゃるということで、その移動の際等にお話をするというところも進めているところでございます。そのほかに、北海道の選挙管理委員会の方で出前授業といいますか…出前講座というものもございますけども、現在のところ高校の授業の関係もございまして、まだ実施をしている実績はございませんけれども、引き続き教育委員会、それから学校、地域との連携を図りながら、また進んだ取組ができるように進めてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 1番 斉藤好信
出前授業なんかも含めてということでありますけども、もう一歩進めてですね…実はつい先日も高校生の方…三人でしたか…が議会事務局の方に来て、議長等と若干の懇談をされました。町長も町長室に高校生が来られて、そういう懇談を持っていることも承知しておりますけども、もう一歩進めてですね、模擬議会というか…ここの場にですね…私たちがいるわけにはいきませんから…子供たちが来て、直に議会、議場、そういうものを身近に感じてもらえるという取組も…他ではやっているところもありますけれども…これは非常に大事なことで、改めて自分も振り返るとですね、議員とか議会とかは遠い存在で、ましてや国政になると全然分からない人…たまたま来た人というか…本当に分からないと思うんですね。ですから、この地方議会というのは…町民、市民、村民にとって身近な存在であるんだということを、それを体験してもらうために…選挙管理委員長もここにいらっしゃいますけども…そういう取組というのはいかがでしょうか。
答弁 選挙管理委員会事務局長 田村泰司(選挙管理委員会事務局長は2019年9月まで)
今お話のありました模擬議会といいますか…議会を体験していただくというような、政治を体験していただくというお話でございますけれども、実は私…総務課長とも兼任でございまして、先日御挨拶に伺った際に、インターンシップで来られた高校生の皆さんを、議長のお許しを頂きまして議場の方に案内をさせていただいて、大変喜んでいただいたということであります。私、選挙管理委員会の事務局長という立場でお話をさせていただきますと、そういった取組というのは全国的にも様々な角度で…まちづくりの懇談会的なお話ですとか、いろんなかたちで模擬議会的なものを進めている事例もございますので、選挙管理委員会が主体としてやるのか、あるいはまた全体的な…いろんなまちづくりの観点から行っていくのがいいのかということも含めてですね、関係の皆さんといろいろ協議をさせていただきまして、そういった取組の方も検討していきたいというふうには思っております。以上です。
質問 1番 斉藤好信
なぜ模擬議会かというと、たくさんの方は入れませんけども、ある程度来ていただいて、若い人のいろんな町に対する意見もあるでしょうし、そういうことを聞く場としてもとても良いんでないかというふうに僕は思うんですね。そういう場を持つということと、それから先ほど言った、若い人に…地元にいる間に、議会というものに対しての関心を持ってもらうという取組を…うちの町は何事も先駆的なことをやっていらっしゃるんで、そのへんも含めてですね、是非議論をしていただいて、前向きなやり方でやっていただきたいということを申し上げまして、私の質問を終わります。以上です。