下川町議会 令和7年9月会議 2025年9月17日
(1)災害時における対応について/(2)改正鳥獣保護管理法施行に伴って始まる緊急銃猟の対応について
2025年9月17日、下川町議会の一般質問で、斉藤好信議員が「災害時における対応について」「改正鳥獣保護管理法施行に伴って始まる緊急銃猟の対応について」について質問し、町長 田村泰司、産業振興課長 亀田慎司が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤好信 議員
- 答弁者
- 町長 田村泰司、産業振興課長 亀田慎司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。
質問 6番 斉藤好信
それでは私から、災害時における対応についてということで御質問させていただきます。大雨や台風、地震などの自然災害において、住民が身を寄せる避難所の環境改善は急務であります。7 月 30 日に起きたカムチャッカ地震では、32 度の猛暑の中、避難所の暑さ対策の不備が指摘されており、冷房のない避難所、同時に想定した脱水症予防のための経口補水液、食料品が備蓄されていなかったということでございます。下川町においても、冬場の避難対策と併せて、暑さへの備え、対応が必要であると思いますが、町長の考えを伺います。次に、町では町民避難所のほかに、高齢者、障害のある方、乳幼児を抱える方などに、福祉避難所としてハピネスを指定しておりますが、さらに要支援を必要とする方、医療的ケア児・者に対しては個別の対応が必要ではないかと思います。併せて個別避難計画、実施要領の策定も検討すべきと思いますが、町長の見解を伺います。
答弁 町長 田村泰司
斉藤議員の「災害時における対応について」の御質問にお答えします。令和 7 年 7 月 30 日に発生したカムチャッカ地震では、避難所に冷房設備がなく、経口補水液や食料品の備蓄も不十分だったことが報道され、猛暑の中での避難について、避難者の熱中症のリスクが高まったことについて指摘され、新たな課題が浮き彫りになった事例と認識をしているところであります。本町における避難所等は、指定避難所 10 か所、福祉避難所 3 か所、避難所 7 か所、その他避難用の場所として 7 か所、計 27 か所でございます。夏場の暑さ対策につきましては、冷房施設のある避難所が複数あることから、特に熱中症リスクの高い高齢者や子供に対する対策として、冷房施設のある避難所への誘導などの対応を行うよう検討してまいります。また、備蓄品に関しましては、保存食等をはじめ、寝具類、日用品、暖房器具、発電機、燃料、応急資機材を保有しておりますが、段階的かつ計画的に備蓄品の更新と管理を行うとともに、経口補水液や熱中症対策物資の備蓄などの検討を進めてまいります。次に、福祉避難所で受け入れる対象者についてですが、自ら避難することが困難な高齢者や障がい者、妊婦、乳幼児などの受け入れを想定しております。自ら避難することが困難な方におかれましては、本人、御家族、関係者等との調整を行い、避難先や支援体制を事前に整備しておく必要があるため、早期に個別避難計画を策定し、個別的支援について関係機関と連携を図りながら実施できるよう進めてまいります。また、医療的ケア児、医療的ケア者に対しましては、個別的な対応が必要でありますので、平常時から関係機関と連携し、必要に応じた対応を行ってまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。
質問 6番 斉藤好信
まさにですね…今カムチャッカの話をされましたけども…これもそうですが、例えば 7 月 26 日ですか…今まではやっぱり南国の方で線状降水帯というものが発生して…長い間、雨雲がそこに停止して…どんどん雨を降らすという、それがやっぱり気候変動でどんどん上がってきて、ついに北海道でもそういう状況になるという…これがまさに豊富町、幌延町で起きた大雨だと思うんですね。12 時間で 170 ㎜ぐらいの大雨が降ったということで、豊富町に住んでいる住民の方も…中には 60 年間住んでいて初めての経験…ということを考えると、下川町もですね…本当に災害の少ない町ですけども、やはり地震も想定されますけども、確率的に高いのは、やっぱり大雨による災害だと思うんですね。そういう意味では、避難所の環境改善というのが非常に重要だと思うんですね。それで、今、町長の答弁があったとおり、避難所の暑さ対策に向けては、冷房設備のあるところに避難誘導するというふうになっていますが、下川町において一番大規模な…多人数を入れる避難所としてはスポーツセンターだと思うんですが、御存じのようにスポーツセンターは冷房の環境になっていないと思うんですが、取りあえず冷房を付けるとなると莫大な金もかかるし、それで例えば冷房のあるターミナルとかハピネス…ただしハピネスは福祉避難所ということで、個別対応される方に来ていただくということで、そこに一般の方をというわけにはいかないと思うんですね。なぜなら、障がい者とか高齢者というのは、やはり環境の変化そのものですか…それに非常に対応できないという、そこが一番根本なんですね。そういう意味では、ハピネスは除外されると思うんですけども、それでちょっと私なりに調べました。例えばスポーツセンター、これは大規模な災害があった時には、やはり多くの人を誘導するようになると思うんですね。そういう意味で…これはすぐというふうにいきませんけども…そこで問題になるのは財源ですけども、例えば私が調べた中では、緊急防災・減災事業債というものがあります。これを活用された一番新しい事例としては、8 月に完成した…埼玉県久喜市く き しで体育館に冷房設備を入れた…この事業債を使ってやったわけなんですけども、これは国の方で…2018 年 11 月に、これの活用で自治体による学校体育館とか…体育館へのエアコン設置に活用できるというふうに政府の方も明言されております。それでも今回、久喜市では、すんなりとできたかというと…いろいろあったんですけども、最終的にその事業債を活用して出来ました。それと来年度…今までも 3 年、5 年おきにやってきたんですけども、防災・減災ということから今回決められたのは、2026 年度から 5 年間ということで、第 1 次国土強靱化実施中期計画ということで出来ました。そしてその中で、おおむねですね…また 5 年後に見直すというような形ですけども、今回の 5 年間では 20 兆円ぐらいの事業費が付きました。それで、これは河川の治水という…そこが大きなものなんですけども、そのほかに上下水道の耐震化と、それから避難所環境の抜本的改善の推進というのが出されているんですが、こういうものを…そちらの方がそのへんは詳しいので…活用されながら、将来的に多人数の避難所となるスポーツセンターに冷房環境を整えるような検討をされるお考えはありませんか。
答弁 町長 田村泰司
お答えいたします。今、斉藤議員が仰られたとおり、いろいろな要素があって、冷房があれば一番いいかなというふうには思うんですけども、避難所の中で指定避難所のバスターミナル合同センターにも冷房があって、水害の場合は垂直的に…2 階にホールがありますので、そちらに避難していただくというところもございますし、あるいは先ほどお話あったハピネスの…福祉避難所として利活用した方がいいかなと思いますけども…そちらの方もございますし、デイサービスの方も一定程度対応が可能かなというふうに思ってますので…状況によって対応が変わると思いますけれども、そういった中でできるだけ対応していきたいなというふうには思っております。スポーツセンターの関係ですけれども、多くの方が収容できる避難所ということで、いろんな活用ができるかなと思うんですけれども、スポーツセンターにエアコンを設置するということに関しましては、様々な調査検討が必要かなというふうに思っています。その理由の一つとしましては、建設からかなり年数が経っておりまして、あらゆる災害に本当に対応し得るかという部分も…若干不安要素もありますので、そちらの方も検討しながら進めていく必要があるかなと思っておりますので、いろいろな…今出ている財源も含めて、あるいは町全体のシミュレーションも含めて、考え合わせた上で、必要な場所にエアコンを設置していくというのは今後検討は必要かなというふうに思っておりますので、御理解頂ければと思います。
質問 6番 斉藤好信
先ほどちょっと…今回町で作られた下川地域防災計画を読ませていただきました。かなり改善されて…ただ努力目標ということで、今後努力するよという目標が結構付け加えられているので、徐々にやっていくべきだと思いますけども、本年はともかく…分かりませんけども…やはり先ほど言ったとおり、災害に対しての避難所の整備は、やっぱりいっぺんに何から何までできません。今、町長が仰ったとおり、私…スポーツセンターと言いましたけども、現在指定されているのでスポーツセンターを出しましたけども、例えば中学校の体育館、それから小学校の体育館も完全冷房装置は付いてないと思うので、そのへんも含めて、やはり強度な建物の中に避難所…また指定されながらですね、そこに今…素人の調べたものですけども…そちらの方は専門家ですから、そういう財源…例えば文科省も冷房設置費用の 2 分の 1 の支援をするということで、上限が 7,000 万円でしたか、そういう支援を国の方ではやっています。避難所の強化を進めるという意味で、そういう方法を十分研究されてやっていただきたいなと思います。それから、私の述べた福祉避難所においての高齢者、障がい者の方…こういう方はやっぱり個別的に対応しなくてはならないし、それから要支援の方で自宅で生活されている方、要支援も 1 から 5 までありますけども、本当に…1、2 の方は自力で生活はきちっとできますけども、やっぱり一部は介護なり、それから助けが要るという方もいらっしゃいます。そういう方の災害が起きた時の避難体制というのは…先ほどちょっと読ませていただきましたけども…これはやっぱり具体的に誰がどこへ行くという…100 人も 200 人もいるわけじゃないですから…今後作られるということで書いてありました。これもなるべく早くですね、マニュアルだけは作っておいて…。やっぱりそこは…私は思うんですけども、具体的に…誰が行って車に乗せて移動させてというぐらいにですね、細かな部分が非常に大事だなと思うんですね。先ほども述べましたけども、そういう方はやはり福祉避難所ももちろんそうですけども、あと…書いてありましたけども…病院、それから施設ですか、それから…これは前の一般質問で述べましたけど…宿泊施設、たまたま下川の場合は、結いの森も五味温泉も町の指定管理に置かれてますから、そういうところと連携を取って、部屋を空けていただいて、そこに避難させていただくというですね、そのへんも含めて計画をやっていただきたいと思います。あと、先ほど言いましたが、本当に素晴らしい…この防災計画をされてるので、これを基本にですね、これが実行されなければ…なかなか…絵に描いた餅みたくなっちゃうので、やはり実行に向けて速やかにやっていただくことが…災害というのはいつ起こるか分からないというのが災害であって、それに備えてやっていただきたいというふうに思います。大変素晴らしい防災計画なので…いろんなことを今聞こうかなと思ったんですけど、ほとんどのことが今回改善されて行われています。ただ一つ…これは前にも聞きましたけども…電力ですよね、発電機などの電力で措置するというお話が前回もありましたけども、例えば今現在ある大型の避難所において、胆振東部地震の時のように停電になった時に、何時間ぐらい対応できる…前に聞いたのは確か 12 時間だと思うんですけど…ちょっと間違えているかもしれませんけども…そういう意味では大型の所に限っての質問ですけども、どのぐらいの対応の時間…例えば半日、若しくは 1 日、2 日対応できる電力を確保できるという、そういうのがもし示せれたらお話いただきたいと思います。私…災害…3 回ぐらいやっているんですけども、前に…病院もありますよね…停電における…病院とか聞いたんですよね。その時には…おおむね半日だと思うんですけども、あれから 3、4 年ぐらい経っていますから、どういう感じでやっているのかなというふうに思いまして…例えば冷房だって…ターミナルにありますけども、電力が切れたら冷房ができなくなる…当たり前ですけども、そういう意味で聞いたんですけども。もし、今分からなければ…。
答弁 町長 田村泰司
それぞれの施設についての正確な時間というか…そこのところは、現状ちょっと資料…手持ちでないのでお答えできないんですけども、蓄電池等を…それぞれ装備しているわけではないので…基本、そういった意味では、電気をずっと供給できるかというと、自家発電機などで対応できる施設については、ある程度燃料供給できればできるかなというふうに思っています。あけぼの園は最低限の…維持するのに 3 日間ぐらいは大丈夫だということで聞いております。
質問 6番 斉藤好信
それは前回に聞かせていただきましたけども、その時に言ったかどうか分かりませんけど…例えばサンルダムで発電していますよね。技術的に無理な話かもしれませんけども…その時に供給してもらうとか、そういう仕組みができればいいなという話をしたと思うんですけども、そういう意味では地元に…今発電をやっているところがあるので、そういうのも…協定なり何なり…協議されて、万が一の時にはそういうことがもしできれば…素人ですから…技術的に難しいのかもしれませんけども、非常にそういう意味では、下川は立地条件…たまたまそこに 2 か所あるということで…良いんじゃないかと思うんですね。今…ずっと話しているのは、万が一に大規模災害が起きた時にどうするかということで、災害が起きなければ一番良いんですけども、やっぱり町長としては住民の命と財産を守るという立場ですから、そういうことで質問させていただきました。あと、先ほど言ったものは、また後で…書面か何かで出していただければと思います。それでは、次に移りたいと思います。改正鳥獣保護管理法施行に伴って始まる緊急銃猟の対応についてということで、クマ出没時の緊急対応は、今まで警察官職務執行法による警察の命令で行われてきましたけども、今回…9 月 1 日から、市町村長の判断で銃器を使用してクマなどを捕獲できる緊急銃猟制度が創設され、環境省からは緊急銃猟が認められる条件としてのガイドラインも明示されました。これらの手続は煩雑に思われます。非常に煩雑で、たくさんの書類を出さなければならない。これに対して、どのような組織体制で対応されるのか伺いたいと思います。次に、銃猟を委託するハンター…猟友会の方が懸念されているのは、一つは身分保障、それから事故による補償であります。町としてその対応・対策をどのように考え、検討されているのか、進捗状況を伺いたいと思います。次に、委託する猟友会に対して、活動費・報酬等の処遇改善を検討すべきと思いますが、町長の考えを伺います。次に、今後、猟友会が継続していくには、担い手・後継者の育成が重要であります。担い手対策についての町長の見解を伺いたいと思います。
答弁 町長 田村泰司
斉藤議員の「改正鳥獣保護管理法施行に伴って始まる緊急銃猟の対応について」の御質問にお答えいたします。緊急銃猟につきましては、これまで国の検討会で議論が重ねられ、令和 7 年 7 月 8 日にガイドラインが公表され、令和 7 年 9 月 1 日に施行されたところであります。本町におきましては、環境省主催による緊急銃猟に係る研修会が町内で開催され、関係者とともに緊急銃猟の手順を確認しており、また、緊急銃猟を行う際に円滑な対応ができるように、対応マニュアルを作成してきたところであります。今後におきましても、引き続き市街地への侵入防除対策として、国・道による河川敷地の木の伐採や草刈、ヒグマ出没時のアニマルアラートやスマホ役場による注意喚起を行い、人身被害の未然防止に努めてまいりたいと考えております。1 点目の「どのような組織体制で対応するか」についてですが、現時点では、これまでと同様に道路の通行制限や住民避難等について、名寄警察署や北海道に御協力を頂いた上で、担当課で対応していきたいと考えております。2 点目の「銃猟を委託する捕獲者の身分保障と事故による補償」についてですが、緊急銃猟は、市町村長が、主として捕獲者に委託して実施することとしており、銃猟を行うことの決定やそのための安全確保措置など、緊急銃猟の実施責任は市町村長にあり、委託を受けた捕獲者が責任を負うものではありません。また、物損や万が一の人身事故が生じた場合には、捕獲者ではなく、銃猟を委託した市町村が補償や賠償を行うこととなっております。3 点目の「猟友会の活動費・報酬等の処遇改善」についてですが、猟友会に支払う活動費、報酬等につきましては、これまでも猟友会と協議を行った上で適宜改善を行っておりますが、今後においても近隣市町村との格差が生じないように、猟友会と十分に協議を行った上で、毎年見直しや改善を行い、猟友会の会員が積極的に活動できるよう支援してまいります。4 点目の「猟友会の担い手・後継者の育成」についてですが、猟友会につきましては、現在 14 名が在籍しておりますが、熟練者の高齢化により、担い手・後継者の育成が急務となっております。町としましては、過疎地域持続的発展支援事業を活用した若手の狩猟者向けの研修等や、囲い罠による捕獲などによる有害鳥獣対策のスキル習得を支援するとともに、引き続き有害鳥獣捕獲従事者育成支援補助制度を活用し、猟友会への新規加入を促進してまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。
質問 6番 斉藤好信
9 月 1 日から施行になりましたけども、8 月 29 日に北海道猟友会の代表の方が全道 71 支部に通知を出されました。その中に、ハンターの方が危険と判断した場合は発砲を中止する…つまり…やらなくてもいいよと。それから身分保障ですけども、これは御存じのとおり…砂川で起きた…砂川の支部長が刑事責任を問われたという…あれが非常に大きいと思うんですね。それでいろいろ…今聞いておきますが、物損事故が発生した場合、それから人身も含むと思うんですけども、それは市町村の自治体が責任を負うということでよろしいですか。
答弁 町長 田村泰司
ただいまの御質問にお答えします。今回、9 月 1 日で制度が変わったということで、8 月 22 日付けで警察の方から発砲者に、行政処分は不適当だよという通達も出ておりますので、あくまでも発砲の責任については市町村長が持つ、また、事故等があった場合も市町村長が責任を持つということで、あくまでも発砲については市町村長が判断して、猟友会の方に委任するという形になりますので、そういった形になっておりますということで御理解頂ければと思います。
質問 6番 斉藤好信
環境省が出した今回のガイドライン…指針ですけども、大きく四つぐらいあるんですけども、緊急銃猟が認められる条件として、一つ目にクマが住居や広場といった人の日常生活圏に侵入している又は侵入するおそれが大きい、二つ目に人の生命又は身体への危害を防止するために緊急の措置が必要、三つ目に銃猟以外の方法では的確かつ迅速な捕獲が困難、四つ目に住民や第三者に銃猟による被害を及ぼすおそれがない、この四つの指針…これを全て満たす必要があるというふうに念を押しているんですね。それで、先ほど…いろいろ煩雑だと言いましたけども、町長…今答弁で、今までの体制で…担当でとありましたけども、私もいろいろ関係者からお話を伺いましたけども、書類関係などでもチェックが結構大変で、それから先ほど町長が述べたとおり、近隣の方とか関係者…警察も含めて…その連携とか、そういう意味では非常に…例えば町の職員の方で…その方だけでやると、ほかに一般業務もありますから非常に大変じゃないかなと思うんですけども、その点、町長はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
答弁 町長 田村泰司
御質問にお答えします。あくまでもチェックリストは事故防止の観点もあると思うんですよね。それで危険をきちんと回避した上で銃を発砲するということですので、そういった意味ではやはりチェックはきちんと必要ですし、あるいは通行止め、あるいはそこに住民の方が入る範囲ではないということとか、あと細かく言うと…後ろに弾が跳ねて…そういった形で危険なところに飛ばないというところもやっぱりチェックする必要がありますので、これはきちんと守る必要があるかなと思います。体制の方は、そのケースケースによるんですけれども、できるだけ連携し合って、銃猟を行う場合はそこに入らない体制をきちんと取っていかなきゃいけないと思いますので、警察あるいは道路管理者含めて連携していかなきゃいけないかなというふうに思います。その手前でですね、先ほども若干ふれましたけれども、やっぱり市街地に侵入しない方策を併せてやっていかなければならないなというふうに思っておりますので、御理解頂ければと思います。
質問 6番 斉藤好信
例えば福 島 町で新聞配達員が襲われて亡くなりましたけども、その後に福島町としては…確か 2,600 万円の補正を組まれて、電牧とか…そういう措置をされたというふうに思いますけども、電牧をやるとしても非常にお金もかかるし…そういう感じの費用負担、猟友会に対してもだと思うんですけども、そのへんも含んで…道の方も鈴木知事が市町村の費用負担への支援を検討すると述べてますけど、今後どういう形になるか分かりませんけども、そういう事前防止策というものも一つは大事だと思います。それから、今、町長言われた、いろんな関係機関との対応とか…ここは将来的に見込んで…一つの提案ですけども、例えば災害マネージャーを置いてますけども、そういう形と類似しますけども、新たにそういう部署を今後立ち上げるということも一つの検討課題だというふうに思いますが、いかがですか。
答弁 町長 田村泰司
お答えいたします。特定の部署というか…そういう形も一つの考え方ではあると思うんですけれども、専任が必要かどうかというのは様々な角度から検討しなければならないと思っています。現在、地域おこし協力隊 2 名が役場内に居て、猟友会と連携しながら対応、対策を打っているところなんですけれども、現状では産業振興課の方に担当が一人…専任職員ではないですけど…居て、課内で連携して対応していただいているところですので、今後、その体制の構築含めて、内部で協議してまいりたいというふうに思います。
質問 6番 斉藤好信
クマが出没して、先ほど言ったガイドライン…4 項目に該当するようなことが起きた場合ですね、当然町長から猟友会の方に委託すると思うんですね。その委託なんですけども、それは毎回毎回…そういうことが起きた時に改めて委託するのか、それとも…毎年 4 月に駆除委託というのをされてますね…町長の方から、それをもってクマの駆除は委託されてるわけですから…それもあるけれども、それでも毎回毎回改めて委託しなくてはならないという…そこは省けるんじゃないかと思うんですけどもいかがでしょうか。
答弁 町長 田村泰司
今回の緊急銃猟に関しては、別の考え方だと思います。鳥獣保護管理法の契約と、この緊急銃猟はまた別になるので、毎回それぞれの判断…緊急銃猟の実施の判断、指示、委託は、その都度ということになると思います。
質問 6番 斉藤好信
そういうふうに決められているんですね…毎回やりなさいよと…環境省の方でその都度…毎回猟友会に対して…はい、分かりました。次にですね、猟友会の処遇改善ですけども、例えば今、猟友会に対しては…金額間違ったら申し訳ありませんけども、活動費は年 41 万円で正しいでしょうか。
答弁 産業振興課長 亀田慎司
はい、41 万円でございます。
質問 6番 斉藤好信
年間 41 万円ですけども、いろいろお話を伺うと、狩猟登録ですか…毎年されてる…これで 20 万円ぐらいかかるらしいんですね。あと、1 回の出動は 3,000円で合っていますか。
答弁 産業振興課長 亀田慎司
はい、1 回当たり出動 3,000 円でございます。以上です。
質問 6番 斉藤好信
本当に…3,000 円なんですよね。やはり 1 回の出動で…出てきて30 分ぐらいで終わるような作業でもなくて、クマの痕跡とか…それをもって追いかけるということが、聞いたら非常に大変な事で、このへんも含めて…先ほど町長が言われましたけど、近隣町村といろんな連携をしながら支援していくということですけども、これはやはり猟友会は根本的にというか…元々はそういう狩猟免許を取ってやるという…一つの趣味の団体ですよね…基本的には、そういう認識なんですけど…どうですか。
答弁 産業振興課長 亀田慎司
お答え申し上げます。先ほど出動 1 回 3,000 円という話ですけども、こちらについては緊急銃猟で市街地になった場合、1 日当たりの報酬としては 1 万 5,000 円になります。この方々は、鳥獣被害対策の実施隊ということで、町の特別職…非常勤の職員としての報酬ということになりますので、立場としては実施隊の非常勤というところになります。猟友会の扱いについてはそのとおりだと思います。
質問 6番 斉藤好信
そうなんですよね。本当に趣味で…そういう方が集まって猟友会やっている。だから今までは報酬とか…例えばシカは 1 頭 1 万 4,000 円ぐらいですか、もし間違っていたら言ってください…例えばクマは 4 万 8,000 円だと思うんですが、クマを1 人の方が追いかけて行って 1 人でやっつけるということは…ほとんど無理…やっぱり 3人、4 人と囲んで、そして痕跡を調べたりして…聞いたら大変なもので、朝から晩までかかっても見つかるかどうかも分からないという…たとえそこで見つけて、そしてドンとやったとしても…4 万 8,000 円ですけども、それは 4 人も 5 人もかかってやって、そして報酬としては 1 頭分ですから、そのへんも…町長の方で考えていただいて、今後の改善に向けてやっていただきたいと思います。やはり…さっき言った趣味の団体が、そういうふうに…シカはともかくとして…クマを捕獲するには、やっぱり命かけてやらなくちゃならないと思うんですね。私だったらとってもできませんけども、命を張って…町民の命と財産を守るためにやるというのが、何でそんな報酬とか…処遇が低い中でやれるかといったら、下川の猟友会の方々は、根本はやっぱり郷土愛…自分が生まれ育ったこの町のために自分たちも貢献していくという郷土愛が根本にあるというお話でした。確かに私も…そのとおりだなと思います。ただ、いつまでも町として…そこに甘えてはいけないなと思うんですね。北海道で推定頭数 1 万 1,600頭ですか…このぐらい頻繁に出てきて、たまたま下川で人身被害がないです。でもこれがもし万が一あったら、こんなことじゃ収まらないと思うんですね。そういう意味で、例えば何年か前だったら、クマに遭ったら町にすぐ通報したりして…出たのかと思うけど、今はもう頻繁に出るから通報も…どのぐらいか分かりませんけども…もしかしたら 10 分の1 ぐらいかもしれません。そのぐらい頻繁にクマの目撃というのはされてますよね。そういう意味では、やっぱり人身被害というのはいつ起こるかも分からないから、やはりその体制だけは…特に猟友会に対しては…猟友会しか委託されるところがないんですから、そこはやっぱり処遇改善ということは本腰を入れて、是非検討をしていただきたいというふうに思います。それから、4 点目の猟友会の担い手…担い手も今まで多くの方々に…熟練された猟友会の方が今まで培った知識とか知恵とか現場のことをいろいろ教えられてきたと思うんです。そういう意味で後継者の育成を図ったと思うんですけども、ただ、今振り返ってみると、その中で何人残っているかといったら…いないでしょ…現在いるのは 3 名ですか、例えばクマが出没して危険が生じるといった時に、今活動できるのは…猟友会の方が言ってましたけども…本当に今出動可能なのは 4 名から 5 名ぐらいらしいです。そのぐらい高齢の方が多くなっている。だから本当にここ 2、3 年が限度だねという感じですね。その人たちがもしリタイアされちゃうと、今残されている…担い手の方いますけども…その方が本当に撃ってとどめまで刺せるかといったら、ちょっと難しいんじゃないかというふうに仰っていました。そういう意味で、やっぱり居続けていただけるような後継者育成の対策を取るべきだというふうに私は考えるんですけど、いかがですか。
答弁 町長 田村泰司
御質問にお答えします。現在、猟友会の方は、先ほども答弁差し上げましたけど…14 名いらっしゃいまして、ここ最近で 20 代の方中心に数多く会員になっておられます。今、高齢の方と一緒に活動していただきながら、その技術だとか、知識の伝承をしていただく形で進めていると思うんですけれども、そういった中で、今後その20 代…あるいは若いハンターの方たちがライフルの免許を取得して、クマの銃猟ができるというふうな形に育成をしていければなというふうに思っているところでございますので、御理解頂ければと思います。
質問 6番 斉藤好信
今までいろんな担い手、それから後継者ということで多くの方を…今の猟友会の方にお願いして、場数を踏んで、そして一人前に育てていきたいということでやってきましたけども、なかなか残っていないというのが…私から見たらそうなんですけども、それは町長と考えが一緒でいいですか…そういうことを含めて、今後やっぱり居続けていただける方、それから、その方がやはり生活するわけですから、生活設計が成り立つような形で、そして居続けてもらって、今後の町の…命と財産を守るという活躍をしていただけなければ、ここ 3 年と先ほど言いましたけども…3 年ぐらいでなかったら自分たちが一緒に現場に行って、そしてノウハウを全て教えていくことはなかなか厳しいというお話です。そういう意味では、私が今言ったことを踏まえて、担い手対策というのを考えていくべきだと思うんですが、いかがでしょうか。
答弁 町長 田村泰司
はい、仰るとおりだとは思います。狩猟免許等の取得費の補助ですとか…そういったものを含めて、現在対応を進めておりまして、令和 5 年、令和 6 年で多くの方に猟友会に入っていただいております。ただ、ヒグマに限定しますと、撃てるようになるまでの…銃の免許の取得とかに時間がかかりますので、そういった意味では本当に…これが最後のチャンスといったら変ですけれども、今いる方に居続けていただくというのは非常に重要な要素かなと思ってますし、個人名なので具体的にはお話しませんけれども、長い間下川に居続けていただいてる方も中にはいらっしゃいますので、今後、そういった形で、下川町で…そういった技術、あるいは知識を伝承していただいて、活躍していただければというふうに私も思っておりますので、御理解頂ければと思います。
質問 6番 斉藤好信
私からの提案ですけど、今、他の自治体も…まだ本腰は入れてませんけども、担い手対策で連携というか…どうだというのを…今話が上がっているのが自衛隊の退職者の方、一つは、自衛隊の方というのは、クマは撃ちませんけども…銃器類の扱いというのは、長年携わってきた中で、全くの素人から見たら銃器類に関してはある意味玄人だというふうに思うんですね。今どこも担い手対策で、例えば運転手とか…自衛隊の退職者ということで結構騒がれてますけども、今言った猟友会に関して、担い手それから育成という意味では、自衛隊というのは 54 歳ぐらいで確か退職だと思うので、年齢的にはまだまだ大丈夫だと思うんですけども、そういう形で…町独自でやるというんじゃなくて、例えば名寄とか美深、音威子府、もっと言うと士別の方も入れて…道北圏みたいな形で、特に名寄は自衛隊を抱えているわけですから、そういう検討をするというか…人材確保の面も含めて、協議会などを立ち上げるような考えを…その前に近隣の首長方との協議も大事だと思うんですけど、そういう考えで是非自衛隊退職者も一つは念頭に置いて検討するようなお考えはありませんか。
答弁 町長 田村泰司
はい、お答えします。自衛隊の退職者の方を採用というか…入っていただいてということだと思うんですけれども、事例としては、京都の方に、自衛隊のОBがNPОに入って鳥獣被害防止活動をやられてるという事例はございます。自衛隊を退職した後、そのまますぐ狩猟免許が取れるかというと…一般の方と一緒なので、銃の取り扱いは慣れていらっしゃいますけれども、やはり経験がなければ…クマの関係は年数がかかるというのは同様でございますので、そういった意味も含めて、例えばもう既に狩猟免許を持っている人が自衛隊の中にいらっしゃれば、また良い形で御協力頂けるかなというふうに思いますので、自衛隊関係者を含めて、一度相談してみたいなというふうには思っておりますので、御理解頂ければと思います。
質問 6番 斉藤好信
銃器類の取り扱いには経験があるということと、もう一つは…私一番最初に言いましたけども…やっぱり長く居続けていただかなければ、どうしても…猟友会の方も教えがいもないし、残っていただけなければ…どうしてもまた一からスタートということになるので、一つの利点としては、名寄の自衛隊の方…それが協議を進める中で…利点としては、名寄の現職の方で、1、2 年で退職される方というのは、ほとんどの方は…借家の方もいらっしゃいますけど…家を構えていたり、ある意味では家族の本家本元があるということで、そんな簡単にあちこち行くということも考えられないということで、それも一つの利点だと思うんですね。そのへんも含めて、是非…首長の会合か何かあった時に一つの話題提供として、将来的にどこの町も…確か下川だけじゃないですから…猟友会の数が少ない…下川の猟友会がもし完全に途絶えてしまったら、緊急対応の時どうするかといったら、ほかの町から要請するとなると時間的ロス…クマなんかどっか行っちゃうし、だから本当にそういうことも考えながら、是非そういう機会があったら、将来的に担い手対策をやっていくためにはどうだろうという、是非話を進めていただければ有り難いなと思うんですが。
答弁 町長 田村泰司
自衛隊の皆さんの銃に関する考え方も含めて、猟友会に関する考え方も含めて、一度自衛隊関係者とお話をさせていただいた上で、もし必要があれば近隣の市町村長とお話をして、対応していければなというふうに思っております。まず、そういう希望者がいるかどうかというのも重要な要素の一つかなと思いますので、そういったところも含めて協議をさせていただきたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
質問 6番 斉藤好信
今日、私いろいろ質問しましたけども、一つは、処遇改善も今後検討すると、それから近隣等もいろいろ話を擦り合わせながらやってきたと思うんですけども、それから担い手対策についても、今前向きなお話がありました。今現在どうのこうのでなくて、やっぱり将来的に町民の命と財産を守るという立場からですね、非常に重要だというふうには考えています。それと 1 点目の避難所のことに関しても、これも一つは命と財産を守るという観点から、非常に重要なことだと思いますので、町長の健闘を祈るといったらおかしいですけども…是非進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。以上で私の質問を終わります。