みんなの議会

下川町議会 令和7年3月会議 2025年3月18日

町政執行方針について

2025年3月18日、下川町議会の一般質問で、斉藤好信議員が「町政執行方針について」質問し、町長 田村泰司、保健福祉課長 髙原義輝、教育長 古屋宏彦が答弁しました。

質問者
斉藤好信 議員
答弁者
町長 田村泰司、保健福祉課長 髙原義輝、教育長 古屋宏彦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 斉藤好信

まずですね、今回の水道管の漏水により、職員並びに様々な団体・機関の方にお世話になりまして、ここで改めて御礼申し上げます。それでは、今回の質問は町政執行方針についてということで、まず 3 点申し上げますが、あとは 1 点ずつ質問したいと思いますので、よろしくお願いします。まず、田村町政 3 年目に当たる町政執行方針及び教育行政執行方針が表明されたところであります。全体を通じた中で何点か、町長、教育長の考えを伺いたいと思います。1 点目、「福祉・医療」分野で、「高齢者福祉の充実」に「高齢者が住みなれた地域で、安心して生活することができるよう、…」とあります。高齢者の方々が元気で暮らし、健康寿命を延ばす取り組みとして、近年取り上げられているのが、高齢者の社会参加の重要性です。つまり、外出して他者との交流を持つことでありますが、この社会参加について、町長の見解を伺いたいと思います。2 点目、町民が「住み続けようと思うまち・住み続けられるまち」の構築を進めたいとの町長の決意が述べられていますが、一方で、大きな課題は公共インフラの老朽化に伴う整備であると思います。今後の人口減少を見据えた「まち」の将来像の考えを伺います。3 点目、本年度より「施設分離型の小中一貫校」の推進と、「子供たちへの質の高い教育の実現を目指す」とあります。そのためには教職員の労働環境改善も重要な取り組みになると思いますが、考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

斉藤議員の「町政執行方針について」お答えいたします。1 点目の「高齢者の社会参加」についてですが、斉藤議員の御指摘のとおり、御自宅などから外出されて人との関わりを持つことは、適度な運動や会話からの刺激を受けることで心身の健康増進につながるものと認識をしております。本町におきましては、就労を通した経済活動、福祉や教育に関わるボランティア活動、公区での自治活動のほか、スポーツ、個人的な趣味やサークル活動など、高齢者の皆さまが様々な形で主体的に社会参加をされております。一方、町といたしましても、介護予防事業で行っています「元気教室」や「ハピネススクール」、各サロンを実施し、社会参加の機会を設けているほか、「カーリンコン」や「ふまねっと」への支援を通して社会参加を後押ししており、引き続き必要な支援を進めてまいりたいと思います。2 点目の「今後の人口減少を見据えた「まち」の将来像の考え」につきましては、上水道に絞ってのお話をさせていただきますけれども、上水道管の耐用年数が迫る課題につきましては、小原議員の答弁と重複いたしますが、上水道管については、昭和 44 年の供用開始から 56 年が経過し、施設の更新等に当たっては多額の事業費を要することから、国の財政支援が不可欠であると考えております。しかしながら、上水道においては、下水道と比べ、補助対象となる事業が限定されることにより、補助金が十分に活用できないこと、また、補助率が低いことが、管路の更新や耐震化等を進める上での阻害要因になっていることが課題であると認識しております。今後は、令和 7 年度に策定予定の「経営戦略」、上水道「全体計画」において、上下水道施設の老朽化状況等を予測・考慮しながら、計画的な施設整備等に取り組んでまいります。3 点目の「施設分離型の小中一貫教育」についてですが、令和 7 年度から取り組んでまいります。当面は、既存の施設を利用しながら、「総合的な学習の時間」の中で森林環境教育などを柱に小中連携して特色ある教育活動を展開していきたいと考えております。教職員の労働環境につきましては、部活動の顧問の先生もおりますが、これらについても、現在、部活動の地域移行に向け取り組んでいるところであり、この進捗により労働環境の改善が進むものと考えております。また、支援が必要な児童生徒に対応するため、町として特別支援員などを配置しており、発達段階に応じた教育支援に取り組んでまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。

質問 6番 斉藤好信

それでは、まず 1 点目について、質問させていただきます。高齢者の社会参加について、まさに町長の言われたとおり、まず自宅から出るという…逆に言うと引きこもりというか、高齢者の方を孤独にさせない取り組みでありますけども、それではまずはじめに、いろんな例を出されました…ボランティアとか自治活動、スポーツ、それから町で行っているいろんなサロンとか、ふまねっととかありましたけども、まず実態ということで、下川の全人口から見て、65 歳以上の高齢者といわれる方の人数というのは…ざっくりですけども大体 1,200 人ぐらいじゃないかと思うんですけども、その中において、これが 70 歳以上になると…はっきりしたデータが無かったんですけども、大体 700人ぐらいじゃないかと思うんですけども、まず…この数字どうですか…本当にざっくりで申し訳ありませんが…。

答弁 町長 田村泰司

ざっくりで恐縮なんですけど、大体 70 歳以上で 970 人前後いらっしゃって、75 歳以上で 700 人ちょっと超えるぐらいの人数でございます。

質問 6番 斉藤好信

今言われたとおりですね、75 歳以上になると大体 700 人ぐらい…この人数から見て、先ほどいろんな例を出されました…これに参加されている方がどのぐらいいらっしゃるというふうに町長は思っていますか。

答弁 保健福祉課長 髙原義輝

お答えいたします。介護予防事業として行っております「カーリンコン」「ふまねっと」、こちらの二つの事業の延べ人数でございますけれども、カーリンコンが 1,182 名、ふまねっとが 434 名となっております。以上です。

質問 6番 斉藤好信

町長の言われた…社会参加ですね…社会参加をされてる方はどのぐらいいるというふうに把握されてますか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。数字としては、全体を捉えた数字はちょっと持ってないのでお答えできないんですけれども、いろんな事業を進めさせていただいて、重複して参加していただいてる方もいらっしゃいますし、スポーツを通じて活動されてる方もいらっしゃるので、明確な数字はちょっと把握しておりませんので、御了承いただければと思います。

質問 6番 斉藤好信

何人というのを求めてるわけじゃなくてね、多いか少ないかというかですね…70 歳以上又は 75 歳以上の高齢者の方の人数に対して、そういう社会参加している方が、町長として…うちの町としては多い方だとか、やっぱり少ない…これは全国的に見て、下川だけじゃなくて…非常に少ないんですよ。そこの認識だけまず伺いたい。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。私もいろんな形で…パークゴルフですとか…いろんなところでお会いして、お話をする機会があるんですけれども、全体的にやっぱりお元気な方が多いかなと…私は印象として持ってますけれども、私ども政策を進める上で、やはり介護保険の事業だとか、いろんなところの数字はある程度つかんでいるんですけれども、そのほかのところでは、印象としては、お元気でいろんな形で活動されたり、いろんなところでいろんなお話をされたりする方が、活発に動かれてるんでないかなというふうに私は思っているところです。

質問 6番 斉藤好信

今、様々なサークルとか、いろんなものに参加されてる方というのは、人数的には少ないと思うんですね。先ほどの担当課長の答弁は…あれは総数ですから、部分部分でいくとそんなに多くはないんですね。それで、残りの方は全部自宅に引き籠もっているかというと…そうではなくて、様々な…畑仕事とか、自分に合った活動の場を自分で見つけながらやってるとは思うんですね。それでもやはり人と会うのと、たった一人で何かを行うというのはちょっと違っていてね、私たちの立場に立ってもそうですけども、やはり何日か後に誰かに会うとなると、やはりそれなりの支度をして、それなりの気持ちを整えるという、この部分がやっぱり健康寿命の中では非常に大きなところなんですね。それで、下川は各施設ですね、例えば介護度が上がったら…支援ハウスは要支援ですけども、または病院とか、いろんなところに行かなくちゃならないというふうに思うんですけども、例えば施設は…御存じのとおり下川の施設というのはもう満杯で、待機者もいらっしゃると。だから、そういうことを考えると、やはりこの健康寿命というか…お元気な方をどうやって増やしていくかということが、これがやっぱり町長の将来的なビジョンなどを見てもですね、やはりここをちゃんと土台をしっかり持っていかなければ進まないというふうに思うんですね。それはなぜかというと、やはり国もそうですけども、社会保障というのは、例えば国でいくと…2 年前ですけども…社会保障関係に対する予算というのが一般会計予算の 3 分の 1 ぐらいを取ってしまうというか…これは自治体においてもそんなに変わらないと思うんですね。ただ、全国でいくと高齢者というのは大体 3 割まだいかないんですけども、下川の場合はもう 4 割と、そういう部分を考えると、これからやっぱり健康寿命の方を増やすか増やせないかで、医療支援とか介護支援のサービスというのがなかなか行き届かなくなっていくんじゃないかと思うんですけども、まずそこをちょっと町長に伺いたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。高齢になってから、いろいろ介護が必要だとか、そういうところになるべく重度化しないようにというところは、先ほど申し上げた介護予防事業ですとか、いろんな形で進めさせていただいてるところでありますし、また、それより前の部分においては、健康寿命の延伸の中では、若い頃から健診を受けていただいて、なるべく重度化しない、あるいは生活習慣を指導して改善していくという…いろんな取り組みを重ね合わせて進めているところでありまして、また、先ほどお話のあった医療と介護、それから福祉の連携も、今年度、連携会議の中で、それぞれの状況を踏まえた上で、できるだけ連携して課題解決していこうということで、いろんなお話をさせていただいているところであります。その中で、元気な高齢者の方の社会参加ということでありますので、いろんな制度やいろんな仕組み、あるいはいろんな機会を通じてですね、そこにつながる形で進めていきたいなというふうには思っておりますので、御理解よろしくお願いします。

質問 6番 斉藤好信

これから医療とか介護とか…そういうものを含めた社会福祉に関するお金というのは非常に増額していくと思うんですけども、やはり下川は高齢化に伴って…先ほど町長言われたのは…若い時から自分の健康管理などをやっていけば、それはそれで…やっぱり健康だと思います。ただ、今回は 70 歳、75 歳、高齢者の方へ社会参加を促す取り組みを町としてやっていくべきじゃないかという点に絞ってやりたいと思います。今の高齢者医療とか、介護保険制度とか…いろいろありますけども、これは本当にざっくり言うと、公費が大体 5 割ぐらい、それと現役世代の方々の費用ですね…これが大体 4割ぐらいです。あとは個人負担…高齢者の負担が 1 割ぐらい、ざっくりですけど 5・4・1ぐらいになるんですけども、これはやっぱり現役世代の方の負担が度々…負担が増すという報道もされてますけども、下川においても、やはり高齢者の健康寿命を増やして、こういうことを増加していかないように、苦しい財政にならないようにやっていくべきと思うんですね。ただし、全てが公助というか…行政の方で進められるかといったらそうじゃなくて、やはり先ほど言われたとおり、自分で自分の健康管理をする…これは自助ですよね、それからみんなで支え…費用ですけども…これが共助になるんですけども、あとはやはり公助ですか、これはそこに足りないものを行政としてどうやって取り組んでいくかということでありますよね。前にも質問の中で言わせてもらいましたけども、自助、共助、公助だけでそういうふうになるかといったら…そこはなかなか難しくて、やっぱり地域住民の支え合いとか、励まし合いとか、そういうやっぱり身近な方の…地域全体の支え合いという…互助というか…互いに助けるという、それがやっぱり入っていかなければならないと思うんです。特にこんな小さい下川の町の中では、そこが非常に重要になっていくと思うんですね。それも含めて、どうやってこの高齢者の方の社会参加を促すか、なるべく孤独にさせないで社会参加させていくという、一つのやっぱりインセンティブ…後押しみたいなのが必要じゃないかと思うんですね。どうでしょうか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。ちょっと介護予防の方のボランティア関係のアクションポイント等は、介護予防に関わる方にポイントを差し上げてる部分ありますけども、そのほか…エコアクションポイントですとか、いろんなポイントがありますので、そういったものも重ね合わせながら進めていく必要があるかなというふうには思っておりますので、直接ですね…参加にポイントを差し上げるという部分については、様々な…救急講習ですとか、いろんなところにありますので、そういったところも含めてトータル的に考えていかなきゃいけないかなというふうに思っていますので、これからやはり少しそこは調査研究させていただいて、必要があれば考えていきたいというふうに思います。よろしくお願いします。

質問 6番 斉藤好信

あとですね、この間、担当職員からも説明を受けましたけども、中間支援組織ですか…財団の取り組みの中で、個人と…例えば農家とかいろんな面で、短時間労働を含んだマッチングなどを進めたいようなお話がありましたけども、これは前にも…ここで町長にも話しましたけども、高齢者の活躍の場…それは非常に興味深い話だなと思いました。私は…当然もうリタイアされた方ですから…ただ、自分がサポートされる側からサポートする側、つまり自分が必要とされる場に行くということは、これも一つの社会参加だと思うんですね。そういう意味で、その取り組みは非常に重要だと思うんですね。特に高齢者の方は、いろんな経験も豊かであって、ただし、肉体的に見ると…なかなか長い時間というのは難しい、短い時間でマッチングにつなげてあげてですね、それは幅広く…例えば高齢者の中には、事務職をずっとされて…そっちの方が得意の方もいる、いろんな得意分野があると思うんですけども、例えば農家は、今、外国人技能実習生などを入れてやってますけども、農家もですね…どういうニーズがあるか、ちょっとそこまでは分かりませんけども、そのへん取り入れて、短時間で週 2 日とか 3 日とかですね、そういうことをやる事業というのは非常に有効だというふうに思うんですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 田村泰司

お答えします。新たな人材の雇用の仕組みづくりということで、財団の方でも、今、調査研究して、仕組みづくりをやっていきたいというふうにお話がありますけれども、これは高齢者に限定するわけではなくて、幅広い年齢層、あるいは、それぞれ御自身ができることで、短時間のところで選んで入っていくというようなイメージでございまして、町では高齢者事業団もございますので、そちらの方との兼ね合いも出てくると思いますから、そのへんのところも含めて、どういった仕組みがいいかということで調査研究してまいりたいというふうに思います。

質問 6番 斉藤好信

町長…前の質問でもそういうふうに高齢者事業団を出しましたけども、またそこは…ちょっと違うんですね。そこを知っていただきたいなと思うんですけども、是非ですね、そっちの方は…やはりまだまだ自分ではできることはあると思うんですね。例えば介護にしても、肉体的な支援はできないけど…身体的な支援は資格持ってなくちゃなりませんけども、生活支援ならば資格がなくてもお手伝いできると思うんですね。そういうところも含めて、まだまだ…女性の方だけじゃないんですけども…特に女性の高齢者の方は、まだまだ自分がそういうふうに何かのお役に立てると、そういう気持ちを持ってる方が非常に多いですから、その点を含めて、先ほどの財団のいろんな取り組みを進めていくべきじゃないかというふうに思うんですね。それでは、2 点目の質問に行きたいと思います。午前中もいろいろお話があったので、そこはちょっと省きますけども、確かに上水道に限っては非常に…これはうちの町だけじゃなくて、事業がされて上水道の管が敷設されたのが大体 30 年代後半から 40 年代、50 年代のはじめぐらいになるので、全国的に 45 年…50 年経ってるんですね。ところが、先ほど町長も言ったとおり、国の取り組みの支援がどのぐらいあるかというと、非常に少ないんです。これは町長…御存じで言ったと思うんですけども、今、新しいデータはありませんけども、コロナ以前では、確か 8,000 億円ぐらいしかなくてですね、そのぐらいの毎年の予算であったら…全国に散らばしたら、全部取り替えるには 100 年かかるという厳しい評論もありましたけども、まさにそのとおりで、これは一自治体だけで管を取り替えたり…それはもう…まず無理な話であって、これは国とのいろんな連携とか、国の方針もきちっと定まらなければ、なかなか町長といえども…これはどうする…ああするというのは非常に難しいというふうに私は理解しています。それで…それはちょっとおきまして、今、町長の方も考えていらっしゃる、現在有る公共施設を維持することは…もう非常に無理だという話ですけども、確かにそうですよね。下川の人口推計もそうですし、社人研の方もそうですけども、5 年 10 年経った時に、やっぱり 2,000 人ぐらいまで落ちるんじゃないかと思うんですね。当然交付税も減るでしょうし、そういう中で、将来的に…ちょっともやっとした部分になるかもしれませんけれども…公共施設の配置も含めて、将来的に町長はどういう形、それこそ…きちんとしたものじゃないですけども…町長の一つのビジョンとして、構想というか、町の将来像をどういうふうに描いているのか、そこを伺いたいと思います。

答弁 町長 田村泰司

本当に重大な問題でありますので、それがずっと先送りになっていくということは、次の世代に…いわゆる課題を残していくということでありますので、まず現状を把握して、見通しを立てて、できるところから手を付けていくというのが重要であるという認識に立っております。その中で、令和 3 年度に議会でも御議決いただいてますけども、公共施設の総合管理計画で、その中で削減目標も設定をして、それを受けて個別計画…それぞれの施設の今後の方向性というのをその当時決めまして、まずは使ってる方が限定されて、すごく老朽化していて危険があるというところから、利用されている方に御理解を頂いて、そこを廃止・除却というような流れになっておりますし、最近では利用状況を踏まえてですね、少し使い方を…短くするとか…いろんな工夫をしながら進めているんですけれども、全体では、やはり約半分近くが旧耐震の施設だというところもありますし、古い施設がだんだん…年数経ちますので…増えてきますから、その中で、今後は利用されている方との協議を行った上で、できるだけコンパクトにまとめていくというのが重要かなというふうに思ってますし、例えば役場庁舎、消防庁舎、公民館も旧耐震の施設ですので、そこのところの見通しというか、考え方を取りまとめて、それに見合った…先ほどの話でいくと、水道管の敷設ですとか、いろんなところへつなげていくというのが現状の考え方でありまして、一定程度その考え方というか、方針、方向性がある程度見えてきた段階で、また議会の方にもお示ししながら、今後の下川町の公共施設全体の計画含めて決めて、一つ一つ進めていきたいというふうに考えているところであります。

質問 6番 斉藤好信

今の町長のお話というのは、将来的に人口減少は…これは絶対なっていくだろうと、そういう中で公共施設の配置も含めて、一つの将来像としてコンパクトシティみたいな形のものにならざるを得ないんじゃないかというお話でしょうか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。一般論の部分でありますけれども…そこに近いかもしれませんが、やはりコンパクトに中心部に集まって、いろんな利便性を向上できれば一番いいんですけど、利便性を損なわずに生活していくことが非常に重要かなと思ってますし、住宅関係も含めて、できるだけ中心部に寄って…交通の便もありますので…いろんな面でそういった部分が必要かなというふうに思っています。また、防災の観点を含めても、やはりエリアも含めて考慮しながら、できるだけコンパクトに…エネルギーのこともありますので…そういった形で進めるのが今の段階で…大枠ですけども…重要かなというふうには思ってございます。以上です。

質問 6番 斉藤好信

町長も当選されてから 2 年…今折り返しですから、本当にですね、全てを後回しにしないで、なるべくスピード感を持ってやらなくちゃならないと思います。決まったからといって、それがパッパッと何年で進むという問題でもないし、それこそ後回しにしないように、それとやっぱり大事なのは、やはり次世代の方々に負担を負わすというか、そこの部分が非常にこれからいろんな話が出たときに重要になってくると思うんですね。そこをやっぱり一つの大きな課題というか、そこをやっぱり根本に置きながら進めていくことが大事じゃないかなと思うんですね。今ちょっと、町長から公共施設の除去とか…お話ありましたけども、それこそ前ですけども…話の中では、全体からいったら、その時は大体 8%ぐらいの数字だったふうに思うんですね、その 8%もほとんどが公区の会館とか、そういう部分だったように覚えておりますが、それを今度進めるためには、やはり大きなものに手を付けていかなくてはならないんじゃないかと思うんですが、いかがですか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。大きなものに手を付けていかなきゃならない状況にはなってくるというふうに私も認識しております。そこで、今お話がありましたとおり、次の世代にツケを回さないということで考えていくと、建物が古くなって…ずーっとその維持補修費にお金をかけるのか、あるいは新たに建て替えて…それが借金として残って負担になるのかという、そういったいろんなバランス感覚も必要かと思っておりますし、既存の建物を…活用できるものは当然活用しなきゃいけないんですけれども…本当に活用できるのかという、いろいろな観点から検討しなければならないと思っています。そういった意味でも、こうやってやるんだと…先に決めてしまって、あとは何もお話を聞かないということにはなりませんので、やはり下川町のまち全体のコンパクトシティに向かっていくとすればですよ…すればと…ちょっと他人事みたいな言い方しますけど、そういう結論で…まとまるのであれば、例えばそれを建て替えて一つにするとか、そういう結論もあるかなというふうに思ってますので、そういった意味でも、まずは…下川町これから人口減少が予測されますので、将来どういった配置がいいのか、どういったものが必要なのかというのも含めて、考えていく必要があるかなというふうに思ってますし、それがまた上水の…水道管の敷設のところも組み合わせて、将来的なまちづくりにつながっていくというふうに私は思っておりますので、まずは、そういった議論をテーブルに乗せる…そこをまずやっていかなければ、いつまでも…そこにはさわらないで、タブー視して、そのままで次の世代に先送りするということは、私はしたくないというふうに今考えておりますので、御理解いただければと思います。

質問 6番 斉藤好信

そうですね、本当に先送りすることなくですね、町長の姿勢として、いろんな話を聞きながら、合意形成を図っていくという…非常に分かります。ただ、トップとして、やっぱりいつかは決断をしなくちゃならないというのも…これやっぱり厳しい立場だと思うんですね。それで様々な知恵を出し合ってですね、より良い方向に行くようにしていきたいと思います。それじゃ 3 点目にいきたいと思います。教育長の教育行政執行方針で言われた「質の高い教育の実現」、それから「教育目標を立てる」というお話がありましたけれども、質の高い教育の実現というのは、あそこには全部…思いは書けないと思うんですけども、教育長としてはどのような思いでいらっしゃるか、まず伺います。

答弁 教育長 古屋宏彦

ただいま御質問いただきました「質の高い教育の実現」、これにつきましては、大変難しい問題かと思っています。ただ、私だけでもできませんが、教職員の方々、地域の方々、あと保護者の方々が、ある程度一定の方向を向いていかねばならないだろうと思っています。その中で、9 年間ということは、15 歳になった時に児童生徒がどういう形になっているのかというところが、一つ目標ができなければならないと思っています。これが目指すべき姿といわれているものになります。そのためには、現場にいる教職員が児童生徒に寄り添わなければならないと思っています。しかしながら、今多様な考え方や、性格、個別な能力など、いろんな子が出てきておりますし、SNSを通じていろんな情報が氾濫している中において、教職員だけでは現実的に対応が難しいケースもあるかと思います。先ほど町長の答弁にもありました、やはり支援員という者が側面からサポートすることによって、教職員の動きが活発になる。そして我々も含め教育委員会も含めて、15 歳の目指すべき姿を目標にして、それぞれがそれぞれの立場で向かっていく、そして 15 歳になった時に…個性は当然いろいろあろうかとは思うんですが、下川で小学校・中学校を過ごして良かったねと思えるような、そういうふうにしていきたいと考えております。以上です。

質問 6番 斉藤好信

なかなか難しい課題だと思うんですけども、教育長は、教職員の尽力がやっぱり不可欠であって、まず、主役は生徒であるというふうに書かれていらっしゃいましたけども、まさにそうだと思うんですね。例えばここにある…教育に精通された方の言葉がありますけども、「教育の原点は教師である。その人格こそが教育という価値創造の根源である。ゆえに教師こそ最大の教育環境となる。」というですね、本当に大事な言葉だと思うんですけども、制度とか環境が整ったら質の高い教育ができるかというと、私はそういうふうには思わないんですね。制度とか環境というのはあくまでも手段であって、やっぱり目的は子供のためになる教育、もっと言っちゃうと…子供の幸せのためになる教育なのかどうかということが非常に大事だと思うんですけども、現状でいくと…下川の小学校・中学校の職場環境のことをいうんじゃなくて、今いろんな形で問題になっていることなんですけども、やはり今私が話したとおり、教師というのはどれだけ子供たちにとって大事な教育環境かということを述べましたけども、教師の方が…なかなか生徒一人一人と相対して対応できるという職場環境じゃないというのが非常に問題になってますけども、ここをですね…先生が子供と向き合う時間を取ってもらうためには、今ある…例えば長時間勤務とありますけども、この長時間勤務というのは、仕事自体というより…学校に残っている…学校の中にいる時間なんですけども、例えば一つはこの長時間勤務、それから生徒指導とか、あと保護者の対応ももちろんありますけども、この保護者の対応の中では、例えばやっぱり時代が時代で…過度な要求をされるとかですね、そっちの方に時間を取られてしまうということもあるらしいですね。それで、先生方が生徒に相対していけるようなサポートが非常に大事だと思うんですけども、例えば…どこでも結構やっていらっしゃると思うんですけど、校長先生などが退職された後に、ほかの小学校に行って、なかなか独り立ちできない若い先生…20 代、30 代の先生へのいろんなサポート、相談事も含めて…やるということも行われております。あとは臨時的に教員を確保するとか、そういう意味で、一人一人の先生方のサポート体制を充実させた中で、教員自身の仕事量を減らして、そしてその時間を生徒に向き合わせていくという取り組みが行われておりますけども、この点もし御存じだったら、教育長お願いします。

答弁 教育長 古屋宏彦

今、御質問にありました後半の方に、退職した校長先生などというお話がありました。令和 6 年度中には、9 月から教育推進アドバイザーという方に来ていただいて、小学校、中学校にそれぞれ出向いていただいて、いろいろミッションは伝えております…小中一貫の事もそうなんですが、若年の…まだ経験の浅い先生方の悩みを聞いていただく、あとはベテランの先生につないでいただく、必要な状況であれば校長先生、教頭先生、管理職に伝えるなど、そういう体制は今のところできております。あと、当然必要に応じて教育委員会にもその話題は共有している状況です。ただ、これは相談したからすぐに直るというものではありませんが、先生が孤立してしまわないようにするということ、ここについては一程度の職場環境としては整っているのではないかと思います。ただ、先生方も教育の現場で多様な特性を持って仕事をしていますので、この特性をいかせるような形をどうやったらいいのかというのは、各学校の校長、教頭に負うところが大きいです。町は設置者ですし、学校の管理職は運営者でありますから、このあたりは連携を取っていきたいと思っています。あと、その少し前に、過度な要求をという話がありました。これは現実的に起きているというふうに思っています。ただ、この時に一人の先生が全てを担当するということになってしまうと、それこそ先生がすごく時間を取られてしまって、子供に寄り添う時間が無くなる可能性があると思います。この部分については、直属の上司である教頭、そして学校全体の部分であれば校長が地域と向き合うということになろうかと思いますし、これが一人二人の問題ではなく、全体の問題ということになれば、教育委員会がやっぱりそこは学校の支援をしていかねばならないと思っています。あと、長時間勤務の関係については、おおむね 45 時間が上限とされております。ただ、45 時間以内ならいいだろうという話ではなく、必要なものは 45 時間以内で終わらせてはいただくけども、なるべく縮減を図るという努力も必要となっています。ここについては、先ほどの支援員の部分もありますけれど、学校の中で、いろいろ事務的なものをサポートする会計年度任用職員も配置しておりますので、そういうところで少しでも圧縮をかけていきたいと思っております。以上です。

質問 6番 斉藤好信

確認ですけども、先生個人が抱えている事務的な仕事…そういう面なんかも、この任用教員みたいな方がサポートしていくという取り組みなんですか。

答弁 教育長 古屋宏彦

教員の資格を持った人間がということには限らないとは思うんですが、子供のプライバシーの部分はどうしてもやはり限られた方しか扱えないとは思いますが、一般的に何かを印刷するとか、配布するとか、そういうプライバシーに関わらないところでの事務的な支援というのは、現状、会計年度任用職員の方でサポートが入っております。以上です。

質問 6番 斉藤好信

分かりました。あとですね、昔は…私の時代は学校行かないというのはズル休みだったんですけども、私もそういうのは体験しております。今は不登校ということで…私の時代とはもう全然違いますけども…理由がですね。この不登校、それから教室に入りづらい生徒…そういう方がいらっしゃいます。こういう児童の方を、ある自治体では、校内教育支援センターという担当の部署を設けて、教室に入れない、それから学校に来れない…そういう方を、今タブレットを持ってますけども…オンライン授業を行って、当然一対一ですから、不登校を…年数にもよりますけども、その時々の学年の授業にはついていけないので、もっと遡った中で、当然その児童に合わせた教育というんですか…そういうものをして、そして少しずつ少しずつ上にあげていくというか、全体についていくようにするという取り組みですけども、なかなか大変なお仕事だというふうに聞きましたけども、今回、予算審査特別委員会の中で担当課の方が言われておりましたけども、今は検討段階だというふうに言われましたけども、下川に小学校それから中学校で、そういう不登校の方、それから教室になかなか入りづらい…そういう方もいらっしゃるでしょう。そういう方に対して、やっぱり取り残さないという取り組みを是非していただきたいなというふうに思うんですね。していただきたいというか…していくべきだと思うんです。小学校・中学校の時に、どれだけ不登校で、学校で同じ生徒と馴染めない人であっても、教育というか…学習…学ぶということの楽しみを覚えた子供というのは本当にどんなに変わっていくか分かんないし、小学校・中学校で 1 年や 2 年そういうことがあったとしても、必ず取り戻していけると思うし、また、高校だっていろんなですね…通信教育から…いろいろあります。大学も二部もあるし、通信教育もあるし、様々な入りやすい環境もあるので、小学校・中学校の児童の中でそういう方がいらっしゃったら、是非そういう寄り添った、学びの楽しさをきちっと覚えれるように引き上げていただきたいなというふうに思うんですね。それが全体通した教育行政執行方針の中で、そういう感じで読み取れたので、改めて教育長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 教育長 古屋宏彦

現実的に不登校の子はいらっしゃいます。ただ、それぞれ様々な事情によって来られない方がいらっしゃいます。本当に体調が悪くてとか、なかなか気分がすぐれないとか…いろんな方がいらっしゃるんですが、実は学校には来れるんですけど教室に入れないという…御質問いただいた方もいらっしゃいます。まずは我々としては、教室に入れればいいんですが、入れなければ…まず学校には来ていただこうというところ、そして先ほど…校内支援センターというようなお話もありましたが、それと同じようなことを新年度からしていきたいと思っています。これは別室に来ていただいて、子供たちと…いわゆる級友とは会わないで、授業は受けるという方法になります。その時に、令和 6 年度に予算付けしていただきましたiPad…これを更新いたしましたので、こちらを使いまして別室で授業を受けられるというふうにしていきたいと思っています。あと、残念ながら学校には来れないんだと、ただ勉強には興味があるんだと、その意欲はやはり何とかしてあげたいと思っておりますので、学校ではなく家の中で授業が見えるように、これも取り組んでいきたいと思っております。この教育というのは、教えて育むというふうに聞いたことがございます。教えるだけではよくなくて、やはり学習の楽しさを教えるなど、育むことが大事だというふうに聞いております。教育推進アドバイザーはその辺りはいろんな知見をお持ちです。私よりも教育の分野でははるかに詳しい事を御存じですので、そういう方々のアドバイスを頂きながら、私から校長、教頭、教職員にいろいろお話をしながら、時には学校運営協議会…通称CSといわれてますけど…こういうところに、こういう方向性で今小中一貫もやりますよ、学校にも取り組みますよなど、情報共有も図っていきたいと考えております。以上です。

質問 6番 斉藤好信

ありがとうございました。

出典:下川町議会 令和7年3月会議 2025年3月18日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる