みんなの議会

下川町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日

「農業に関してのことなんですけども、私の地元といいますか…上名…」

2019年6月19日、下川町議会の一般質問で、中田豪之助議員が質問し、町長 谷一之、農務課長 市田尚之、副町長 武田浩喜が答弁しました。

質問者
中田豪之助 議員
答弁者
町長 谷一之、農務課長 市田尚之、副町長 武田浩喜

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 2番 中田豪之助

おはようございます。農業に関してのことなんですけども、私の地元といいますか…上名寄で川向い地区なんですけれども、米作りが今年最後ということを聞いております。やっぱり皆さん高齢化で…稲作はすごく大変で…あまり儲からない、手間が掛かるわりに儲からない。それでも農家の方々は何十年も田んぼの面倒をみてきて、籾まきして、代掻きして、お米が自分の子供のような愛着を持って…それを今年限りでやめるというのは、ものすごく葛藤があるというか…もう本当に子供がいなくなっちゃうというか…そういう思いのようでした。そしてまた、稲作をやめると…男のプライドが無くなるというか…そこまで言ったらオーバーかもしれないですけど…生きがいが無くなるというか…途端に気が弱くなって、冬の除雪も大変だし、買い物も大変だし、息子の所に行こうかとか…もう上名寄じゃなくてどこか町なかに…という声が急に聞かれるようになります。町長の所信表明の中でも、担い手ということで、農家の新規就農といいますか…町外から新しい力を呼ぶということも…もちろんこれも大切なんですけれども、現役の農家の人が作をやめるとか…引退するということになりますと、地域が歯抜けになっていくような…そういう心配がありますので、そこらへんのお考えと方策がありましたらお伺いしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

「現役農家に少しでも長く続けてもらうための方策について」でございますが、下川町農業振興基本条例に基づく各種事業を展開し、農業経営の安定化・継続化を促進しているところであります。主な事業として、施設園芸ハウス増設事業、ホワイトアスパラ振興事業、秀品率向上対策事業、酪農ヘルパー事業などを継続的に推進するとともに、国・道の補助事業を活用しながら、畜産クラスター事業や道営草地畜産基盤整備事業を実施するなど、積極的な支援を進めているところでございます。事業実施に伴う平成 5 年度からの農業振興に伴う町単独の補助金は、約 6 億 9,600 万円となってございます。このように継続的な支援を進めてきた結果、農業生産額は年々増加しまして、農業所得の向上も図られ、少しでも長く営農していくための施策につながっていくものと考えております。今後も農業経営の安定化のために、どのような支援が必要となるかを検証しながら進めてまいりたいと思います。以上でございます。

質問 2番 中田豪之助

農業振興基本条例に基づく各種事業ということで、ホワイトアスパラ振興事業、施設園芸ハウス増設事業、秀品率向上対策事業、酪農ヘルパー事業など、事業展開していただいて、それは現役農家といいますか…高齢の人には縁がないようなことですけども、それはとても助かっていて、有り難い政策だと思っております。今後ともよろしくお願いします。ただ、私の質問で念頭にあることは、もう少し…老人に優しいような省力化といいますか…例えば酪農はヘルパー制度があるけれども、それを施設園芸とか、耕種農家の方にお助け隊といいますか…ヘルパー制度というか…そういうようなお考えはないのか。後、自分も今…ビニールハウスが8棟あるんですけれども、最近の不順な天候で、朝は相当寒くなるのでハウスを閉めなくてはいけない。今日みたいに4時…5時頃から晴れて日が当たると熱くなるので、一生懸命開けなくちゃならない。それが段々…自分もそうですし、自分と同年代の農家では、毎日のことで…肩が上がらないという奥さんもいて、そういう時に自動で上がったり下がったりするような設備もあるので、そういうところの補助とか考えていただけると有り難いんですけれども、そこらへんのお考えはありますでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

農業振興基本条例も何年かに一度の改正をしておりまして、現状をいろいろ把握しながら、それが制度としてふさわしいかどうかという…こういう議論は常に審議会等でもしていただいているところでございます。町としては、そういう実態を掴んで、そして専門家の方や有識者の方々の意見を聞いて、そして反映をしてまいりたいなと思っております。今、農業施策も…国や道の施策もありますけれども、やっぱり協業化とか、法人化とか、こういう方向に進んでおります。しかしその一方で、小規模生産者…こういうところをどういう具合に支援していくことが必要なのかということであります。ただ、所得補償だけを前提にものを考えていくというのは非常に危険がございますので、こういうところで少しでも営農が続けられる方法論とか、あるいはまた新たな展開の中で高齢者の方々が次の生活にどういうような環境をつくっていくことができるか、ここに町がどういう支援をできるかということ、こういうところが議論されてくると非常に次の制度へ向けての反映があるんではないかと思っています。例えば…これは営農ではありませんけれども、しっかりと後継者ができて、そして自分が違う住宅を求めている場合には、今、新規就農者の方々が住まわれている上名寄の住宅等も可能性がございますので、こういう住宅環境も提供できるというものがあります。そういう意味では、暮らしも支えていけるような…そういうような議論もしてまいりたいなと思っております。以上です。

質問 2番 中田豪之助

住み続けてもらう高齢の農家といいますか…農協に出荷する量がぐんぐん減っていったら、小農といいますか…家庭菜園の延長みたいな…そういうような方になると思うんですけども、地域にとっては貴重な歴史を知っている…森林組合の経験もある…道路補修の経験もある…除雪の経験もある…漬物も作れる…味噌も作れる…そういうノウハウの塊のような有り難い方は、どうしても地域に残っていただく必要があると思います。さっき、買い物支援の話が出ていましたけれども、郡部の方でもそういう心配といいますか…現実に不便が発生していて、今はたまたま周りの方が声を掛け合っていただいて何とかなっているんですけれども、これから先…どんどんそういう助け合いというのも…特にみんな夏は収穫と出荷で忙しいですから、なかなかそこまで手が回らないかもしれない…そういう助け合いも老々介護みたいな雰囲気になってくるわけで、秀品率向上とか、所得補償とか…所得があればハイヤーを呼べるかもしれないということになりますけれども、そうじゃなくて…先ほどの買い物支援とか、健康の見守りとか、そういうのもトータルで考えていただくと、もっと郡部を離れなくて済むのではないか、自分の家に住み続けられるのではないか、引いては下川町からの流出を少なくすることができるんではないかと思って、秀品率向上だけというよりは、健康づくりとか、買い物支援とか、トータルで考えていく必要があると思います。そういうところの取組とか、どういう部署で進めていくのかということをお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

生活環境全体の中では、町の所管としては税務住民課で…公区行政も含めてですね…地域の事をいろいろ把握しながら所管をしておりますし、また、農政としては農務課が担当しながら、制度を中心にしながら支援体制をつくっているというところであります。いずれにしても、そういう状況を把握しながら、制度としてふさわしいかどうかというのは…審議会も含めてですね、協議の場でいろいろと議論をしてまいりたいなと思いますので、よろしくお願いします。

質問 2番 中田豪之助

私もこの間までその審議会にいたので…ちょっと言いづらいところもあるんですが、今質問しました…買い物支援とか…トータルな生活環境の維持といいますか、生活の質の維持…安全安心な暮らしというか…今までと同じ暮らしを続けたいということのニーズというか…そういうようなことを考えるには農業振興審議会とか、中小企業振興…という縦割りでは駄目で、暮らしの質をトータルに考えるような場を是非つくっていただきたいと思います。後、下川町の農業というと、酪農がものすごく規模が大きくて、ボリュームがあります。雇用も生んでるし、域外からの売り上げもものすごく多いんですが、今、消化液の事が問題になっていて…どう活用するかと、これは町長の公約にもその活用という事であったと思います。以前、議会でも質問されていて、試験場とか農協とかと協同してその活用を進めるという話があったと思うんですが、その後の進展はいかがでしょうか。お尋ねします。

答弁 農務課長 市田尚之(農務課長は2019年6月まで)

お答えいたします。今のところ…そのような話はお聞きしますが、具体的なところにおいては…まだ農協の方から要望…あればそれで…今後またそういった話が…今年度中にいろいろと出てくるかたちになるかと思います。以上です。

質問 2番 中田豪之助

仲間うちでいろいろ言っているのは、牛屋さんの機械がものすごく大きいので、上名寄とか…小さい畑に入れない場合があると。それで消化液を運んできて畑に散布するのに、もう少し小さい畑に合った小さい機械が必要ではないかというような話が出ています。一の橋とか、班渓とか、遠い所から運ぶよりは、上名寄に巨大なラグーンというんですか…素掘りの消化液池のようなものを造って、そこに運んでもらって、耕種農家が時間のある時に散布してはどうかという話が出ていますので、是非検討していただきたいと思います。後、私は前から、下川町は先駆的な取組をし続ける…挑戦し続ける町だと思っているので、もう少し研究所とか大学とかと…将来の技術というか…素材の開発というのに投資するような取組というのをSDGs予算で…何でもいいですけど…進めていったらいいんではないか。そのために…牛屋さんの消化液を農業試験場とか企業、研究所と共同して、フルーツトマトの液体肥料に転換というか…修正することができれば、域内循環で耕畜連携といいますか…こっちの余剰物をこっちでやって、またそれでお互い助かって域外のお金を持ってくると…そういうことになると思うんですが、そこらへんはどうお考えでしょうか。そういう取組は厳しいでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

良い提案を頂きましたので、いずれにしても農業振興、農業施策については、今、スマート農業も含めてですね、どんどん議論がされておりますし、先進的にやられている地域もありますので、そういうところも情報収集をしながら今後も取り組んでまいりたいなと思いますので、よろしくお願いします。

質問 2番 中田豪之助

スマート農業とかICTとか…そちらが今の国の政策の主流で、そっちはほっといても進んでいくと思いますので、先ほど話に出ました…家族経営というか…小農の方も漏れないように…地域の大事な宝ですので、よろしくお願いします。農業関係はこれぐらいにしまして、次の質問に移りたいと思います。総合計画でも財政計画ということで、プライマリーバランス黒字化ということがうたわれています。これは具体的にどうするんでしょうか。昨日も委員会の中で、今年の繰入金が総計と違うよというような話が出ていましたけれども、具体的にどうするのかお聞かせください。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

御質問の「プライマリーバランスの黒字化を具体的にどう進めるのか」についてでございますが、まず、プライマリーバランスにつきましては、政策のために必要となる費用が、その年の税収などで賄われているかを示す指標であり、歳出が税収などを大きく上回り、プライマリーバランスが赤字の状態が続きますと、地方債の発行や基金の取り崩しを続け、地方債残高は増加し、基金残高は減少の一途をたどることになります。そのため、プライマリーバランスの改善は、財政健全化の第一歩と言われてございまして、本町では持続可能な財政運営を確立するため、第 6 期下川町総合計画においてプライマリーバランスの黒字化を財政運営基準に定めているところでございます。次に、黒字化に向けた方策でございますが、基本的には歳入規模に見合った財政運営を行うことにありますが、歳入の約半分を占める地方交付税は、ここ数年減少傾向にあり、景気の変化や制度改正などによって大きく変動する一方、歳出は急激な変化に対応することが困難なことからも、平成 29 年度に策定しました「第 8 次行政改革大綱」に基づき、改革の手を緩めることなく、歳出の削減と財源の確保に努め、黒字化につなげてまいりたいと考えております。具体的には、一つ目に「歳入の安定的確保と適正化」としまして、常に財源確保を念頭に置き施策を推進するとともに、使用料等については、受益者負担の原則に立ち、適正化に向けた検討を行ってまいりたいと思います。二つ目には「歳出構造の見直し」といたしまして、効率的・効果的な施策・事業展開を行うため、事務事業の成果・効果を検証し、統廃合も含めた事業の見直しを進めてまいりたいと思います。三つ目には「公共施設の管理運営と最適化」としまして、公共施設の利用需要の変化や財政負担の状況などを踏まえ、維持管理経費の縮減と長期的な視野に立ち、公共施設全体の再配置を検討してまいりたいと思います。なお、平成 30 年度決算見込みにおきましては、プライマリーバランスの黒字化を達成している状況にありますが、今後も引き続き黒字化に向けた財政運営に努めてまいりますので、御理解いただければと思います。以上です。

質問 2番 中田豪之助

今、下川町は少子高齢化といいますか…先ほどの同僚議員の質問でもいろいろ厳しい状況が明らかになっていますけれども、この諸問題に対応するためには財源も必要ですし、交付金というのがメインで…ものすごくそれが変動して…少ないよという状況では、いわゆる選択と集中といいますか…できる事とできない事、直ぐやらなくてはいけない事とちょっと後に回してもいいという…優先順位を付けて課題を解決するということは、すごく必要だと思うんですけれども…あれもこれもできるわけはない…役場の予算も限られているし、役場職員の方も…辞めていく方もいるし、どんどん人材不足になっていく…そういう中で、はっきり選択と集中ということが必要だと思うんですが、そこをどうお考えでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

そのとおりだと思います。いろいろと絞り込みをしながら…強いところは強くしていく、あるいはまた必要ないところはスクラップしていくとか、こういうような考え方というのは全ての施策にこれから求められてきますので、既にそのへんを行革の中でも議論をしながら進めているところでございます。以上です。

質問 2番 中田豪之助

具体的に行革の中で進めていっているところということですが、例えば現在…こういうふうなことを考えているとか、進行中であるというようなことはありますでしょうか。あったらお聞かせください。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

これも議員の質問…以前にあったんですが、例えば公区会館など、桑の沢会館や上名寄会館…このへんを廃止しまして、逆に民間の利活用を求めて、そして工場ができたり、こういうことが可能になってくるというところであります。そういう優先順位をしっかり付けながら、町としてもう必要としていないもの、そして将来的には不要になるであろうと想定されるもの、こういうところもしっかり見極めながら廃止にしたり、あるいはまた解体したり、更には民間への利活用を図ったり、こういうところを進めてまいりたいなと思っています。以上です。

質問 2番 中田豪之助

これはちょっと参考にお尋ねしたいんですけども、こういう財政が厳しい時に、骨格予算とか今年の補正予算の作成の時に、町長として…全体でこの枠に納めなさいとか、前年度よりも98%でいきなさいとか、そういう規制の枠は付けたんでしょうか。そういう指示はされたんでしょうか。お尋ねします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

当然、行革とともに財政改革もやっていかなければなりませんし、将来の町の財政も考えていった時に、一定程度…絞り込む必要があるということで、方針を出しながら、そして関係する機関にもいろいろ理解を頂いて、3か年を目途にそういう数値目標を出させていただいたところでございます。しかし、いろいろと…全体が全て同じ数字にならない場合もありますので、それは団体や関係する機関…こういうところと協議を重ねながら、その方針に基づいた進め方をしているところであります。以上です。

質問 2番 中田豪之助

もう少し具体的に例をというか…固有名詞みたいな、この事業についてはこういうことというような例示はお示しいただけないでしょうか。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

予算の編成方針の中で町長から指示があったのが、歳出の見直しの部分でいきますと、経常経費の5%削減という部分と、それから補助金等に関しましては、3年間で10%削減を目指すということで指示を出しまして、それに基づいて当初予算…骨格予算ではありましたけども、各団体等との協議を進めながら…各課予算計上してきているというようなところを取り組んできてございます。

質問 2番 中田豪之助

予算の事は分かりました。プライマリーバランスとか、選択と集中という事になりますと、どうしても先ほど仰った…受益者負担とか、統廃合も含めた事業の見直しとか、公共施設全体再配置という…町民に対して我慢を強いるような状況になってくると思います。人間だけじゃなくて、下川町の橋とか、建物とか、道路とか、そういう所も大分老朽化してきて、修繕が必要な時期だと思います。そうなってくると、やっぱりそこで選択と集中といいますか…今度の補正予算で橋の目視点検とか、そういうことも上がっていたようですけれども、そこらへんになってくると全部が全部修理して使えるというわけにはいかなくて、ある程度…後回しにするものは後回しということで、かなり町の負担も厳しくなってくると思います。そういう中で、本州の方の自治体とかでは、もう既に…住民の生活、生命の安心とか安全とかに関わらないものは、これから段々無くしていくかもしれないという方向で、首長が住民との対話を始めているという話も聞きます。公共施設等総合管理計画というのも作られていると思うので、そういう選択と集中…箱物の修繕に関して、町長のお考えをお聞かせください。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

先ほど申しましたように、やはり公共施設として…住民の今の人口規模でいった時に…本当に必要かどうかという議論は、これから何回もやっていかなければならないと思います。そういう意味では、その必要性を選択と集中の中でしっかりやっていく、あるいはまたスクラップアンドビルドの中でやっていくという、こういうところをこれからしっかり進めてまいりたいなと思っております。いずれにしても、一人の人の命をしっかり守っていくということは、行政にとっての命題でございますので、そういうところはおろそかにしないで、住民の方々の協力を頂きながら、今後も進めてまいりたいと思っています。町では今、各公区にお願いしまして、自治防災組織などの…要するに自治力を少しでも高めていく、自分たちの命は自分たちで守るという…そういう意識を少しでも啓発できるように、そしてそのサポートを行政として支えていくという、こういうところを今進めようとしてございますので、御理解をいただければと思います。以上です。

質問 2番 中田豪之助

公共施設等総合管理計画というのは、何年か前に作られたと思うんですけれども、それは町民には公開されているんでしょうか。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

公表するとしたらホームページ上…ちょっと今確認が取れてませんので…はっきり申し上げられませんが、いずれにしても計画については…お見せすることはいつでもできる事になっておりますので、そういった対応は取らさせていただきたいというふうに思います。

質問 2番 中田豪之助

私もお願いして…それを拝見したいと思います。また、非常に大事な…本当に町民に直接関わってくることなので、ホームページだけじゃなくて…誰でも見たいときには見れるよという状況にしていただきたいと思います。プライマリーバランスの質問はこれで閉じさせてください。次に、各種審議会、委員会の見直しを進めるということは、町長の所信表明の中でもありました。先ほど、コモレビに来る移住者の方…毎月1回…カフェがあって、そういうところでも心配や不安を聞いていきたいと。そういうような住民の声を聞く場というのはすごく大切になっていると思うんですけれども、各種審議会、委員会というのは、実際にはメンバーがすごく固定化して…偏っているところもあると思います。そのへんの検討、見直しについて、お考えをお聞かせください。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

御質問の「各種審議会、委員会をどのように検討・見直しするのか」ということでございますが、各種審議会等の見直しにつきましては、平成29年6月定例会において、重複委員の解消や効率的な審議会運営を図ることを目的に、各種審議会の委員任期の統一化を図る各種審議会条例の一部改正を行ったところでございまして、このことによって、主な各種審議会の委員任期が令和2年3月31日に統一されることになりました。先日、庁舎内において、課長職で構成される行政改革推進本部会議を開催しまして、行政改革の今後の取組について方針を確認したところでございまして、今後の取組については、一つ目として、各種審議会、委員会の機能統合の検討を進めてまいりたいと思います。また、審議する内容が重複している部分がある審議会の機能統合など、重複委員等の解消につながるように検討をしてまいりたいと思います。二つ目としては、総合計画審議会と他審議会等とのあり方の検討を進めてまいりたいと考えております。例としまして、これまで既に取り組んできたものとして、総合計画審議会「SDGs未来都市部会」の委員に「SDGs推進町民会議」の委員をお願いし、連動して継続的な議論をし、将来ビジョンの検討を効率的に行ってきたところでございます。また、同じく総合計画審議会において、行財政分野の審議をいただいております「快適環境・地域づくり部会」委員の皆さんに「行政改革推進委員会」の委員をお願いしまして、行財政運営に欠かせない視点である行財政改革の議論と総合計画の審議との整合を図るなど、効率的な会議運営を進めているところでございます。今後におきましても、このような観点から検討を進め、実施可能な審議会、委員会から見直しを進めてまいりたいと考えてございます。また、来年度、任期の統一が図られますことから、委員公募をはじめ、委員の選任に当たりましては可能な限り重複を避けるように配慮してまいりたいと考えております。以上です。

質問 2番 中田豪之助

今 の 答 弁 の 中 で 、 委 員 の 重 複 を 解 消 す る と い う の と 、 総合 計 画 の メ ン バ ー に S D G s 推 進 町 民 会 議 の 委 員 も 頼 ん で … と い う の は 矛 盾 して い る 方 向 の 気 が す る ん で す け ど 。 そ こ は 矛 盾 し て い な い ん で し ょ う か 。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

基本的に審議委員を二つ重ねているというのは…重複しているということにはなると思うんですが、現実は三つ、四つ、五つと重複している委員がいらっしゃいまして、それを少しでも縮小していって…行っていきたいなということで考えております。やはり今、下川の人口規模でいきますと、公募をしましても…また、委嘱をしようという依頼をしましても、なかなか受け入れていただく人達が少なくて、そういう意味では、いっぺんに重複をゼロにするというのはできないと思いますので、そういうところから一つ一つ進めていって、そして少しでも重複…あるいはまた審議会の数を合同できるように、そういう考え方を持っていきたいなと思っています。以上です。

質問 2番 中田豪之助

私もいくつか審議会の委員を務めさせていただいたので、なかなか人が…委嘱したくても適材な人がいないという状況はよく分かっているつもりです。そういう中で、どうしても特定の人に…あっちもこっちもというのはしょうがない状況だと思うんですけれども、広く町民の声を聞くという趣旨からはちょっと外れてしまうような…どこの審議会に行っても…またこの人がいた…何の説明会に行っても…この人もこの人も…やあ元気という…そういうことが非常に多いので、そういう場に来られない方の意見を吸い上げる仕組みというか…姿勢というのがどうしても必要になってくると思います。私が総計の委員の時にも申し上げたんですけれども、予算編成が目前に迫っていて、その直前に審議が始まって…ものすごく短期間集中で話をしなくてはいけない。委員は言いたい放題というか…これどうなっているんですかと聞くだけでいいんですけども、部会の意見の取りまとめというのは職員がボイスレコーダを持っていって…自分の家でやるか…残業してやるか…大変な労力をかけて事務局が原稿を作ってきてくれて、ちょっと文言を修正して出来上がるという実態ですので、非常に職員の負担も委員の負担も大きい。自分としては十分な議論が尽くせなかったという思いがあるんですけれども、そこらへんを…もう少し会期を長く取っていただいて、十分な議論を尽くしていただきたいと思うんですけれども、そういうお考えはいかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

仰るとおりでございまして、開催回数等も…当初の開催から更にもう1回増やしていかなければならないとか、こういうところは常に考えていく必要があるんではないかと思っています。ただ、開催回数の場合には、どうしても予算も伴いますので、当初の段階で一定程度…方向性を決めて開催させていただいてございますけれども、どうしても議論が足りない…そういう場合にはまた追加をしながら進めていくことをいろいろ考えてまいりたいと思います。また、重複の関係については、特に総合計画の審議会委員の方々には…非常に関連した審議会…こういうところの重複をお願いしていかなければならないわけでありますけれども、特に知識や、あるいはまた議論してきた内容を承知している委員の方がいらっしゃいますので、そういう意味では審議会を重ねて進めていくということは、決して悪いことではないと考えております。ただ、四つも五つも重複させて…委員として就任いただいているところは、できるだけ解消してまいりたいなと思います。以上です。

質問 2番 中田豪之助

そういう中で、審議会と委員会の見直しで統廃合ということがありましたけれども、今は割と関係部署別というか…セクション別になっていると思うんですけども、そこらへんをどのように見直しされるか、具体的な方針とかあればお尋ねしたいと思います。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

各部門別の審議会については、町の方からの諮問に基づいて専門的な見地から判断をしていただくという…そういう専門的な審議会というのもございますし、それから法律に基づいて設置が義務付けられている審議会等もございますので、それらの部分を除いて…先ほど町長が申し上げたとおり、総合計画審議会というのが…どちらかというと町全体を網羅した幅広い審議会ということになってございます。そういった意味では、そこの部分を効果的に運用できるようなかたちで…今回やったように町民会議の委員を兼ねていただくとか、そういったところは進めてまいりたいというふうに考えてございます。また、似たような審議会、委員会というのがございますので、そういったものについては統合できるか十分検討した上で、できるものについては統合していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

質問 2番 中田豪之助

十分そこらへんを吟味していただいて…無駄のないように、そしてなるべく話し合う時間を長く取って、有効な審議会にしていただきたいと思います。これで審議会、委員会についての質問を閉じさせていただきます。次に、公区の事なんですけども、町が委嘱している公区長の業務、また、平均年齢、最高齢、最低齢、就任してからの年数についてお尋ねしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

御質問の答弁をさせていただきたいと思います。公区長の業務でございますけれども、いろいろな業務がございますけれども、それに携わっている方々の年齢でございます。平均年齢、最高年齢、最低年齢、このへんの答弁をさせていただきたいと思いますが、公区長の平均年齢は74.4歳、最高年齢は88歳、最低年齢は60歳となってございます。在職年数としては、最高は27年11か月、平均在職年数は9年10か月でございます。こういう中で、昭和34年に公区の設置条例を設置いたしましてから、これまで60有余年経過したわけであります。この役割としては、公区内での連絡調整や町への報告、行政情報の広報の任に当たっていただいておりまして、現在は情報化や社会情勢の変化によって、行政事務の補完としての役割が増してきているんではないかと考えております。公区長会議も年3回ほど開催させていただきまして、町からの情報提供なども行っているところでございます。今後についてでありますけども、公区制度のあり方の具体的な検討は今後進めてまいりますけれども、人口減少が緩やかに進んでいくことが予想される中で、公区内における世帯数も減少し、公区役員のなり手も非常に厳しい状況であると考えております。今後、公区機能のあり方を議論するとともに、公区の再編や公区の負担軽減なども検討してまいりたいと思います。以上申し上げ、答弁とさせていただきます。以上です。

質問 2番 中田豪之助

私の住んでいる上名寄第二公区も…非常に戸数が減ってまして、公区の問題が切実になっているところであります。是非、公区再編といいますか…見直しの協議の場というか…そういうのをつくって、皆さんの知恵を集めていただきたいと思います。私は自分のところばかりなんですけれども…200戸もある公区があるとか…うちのところは20そこそこなんですけれども、後、団地のあるなしとかで大分…公区といっても運営の仕方が違うように思いますけども、そこらへんはどうお考えでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

昭和34年に公区設置条例が制定され、当時は30を超える行政区としての公区があったと聞いております。そういう中で、人口減少とともに再編をしていきながら…統合をして、そして最終的に現在18の行政区になりました。そういう意味では、今後…再編という意味合いをいきなり出すことにはなりませんけれども、いろいろ議論の場を公区長さん中心に行いまして、そして今言った…各戸数のバラつき…200戸を超えるところ、あるいは少数で数十戸しかないところとありますので、このへんの機能を果たすことができるのかどうか、こういうところもしっかり考えていきたいと思います。いずれにしても、この60年の歩みの中で、行政区としての考え方もありますけれども、町内会や自治会として、そして先ほど申しましたように、今、災害が非常に多くなってきておりますので、その自主防災組織等の設置が可能な…そういう公区のあり方等を今後もいろいろと協議をしてまいりたいと思います。以上です。

質問 2番 中田豪之助

公区活動に参加できる人が、高齢化だったり、お母さんも働いていたり…どんどん減っていると思います。先ほど、同僚議員の質問で、幼児センターが認定こども園になって、そこへ預けている…お子さんの数が増えて、お母さんの就業機会が増えたと思うというお答えがありましたけども、ということはやっぱり…地域の活動に参加できる若い女性の数が減っているということと同じ事だと思います。私が上名寄に引っ越してきた時は、ある時いきなり班長さんが来て、公区費をくださいと言って…1万円です…これ払うんですって言って…それはそうなんですよね。公区の総会というのが3月とか4月にあって、それ以降に引っ越してきた人は…そういう公区費がある…町会費と言われればああそうかと思いますけど、公区費…それは何ですかというふうにいうところがあります。そういう意味で、今…移住の方も多いと思うので、下川町の…馴染みのない公区制度というか…あなたが入る所はこういう所で、公区というのはこういう仕組みで、というようなガイドとかパンフレットも最初の窓口にあると親切だと思います。また、これからどんどん働く人も増えるし、高齢の人も増えていって、地域の行事に参加できる人がどんどん減っていきますので、行事とか会議とか組織というのはどんどん重なりを減らして、スリム化して、それこそ行革じゃないですけれども…行事、会議、組織の統廃合というのを是非公区の見直しの中で進めていっていただきたいと思います。これで私の質問を閉じさせていただきます。ありがとうございます。

出典:下川町議会 令和元年第2回定例会 2019年6月19日 議事録 PDF(14ページ) 間違いを知らせる