みんなの議会

下川町議会 令和7年6月会議 2025年6月18日

(1)危機管理体制の充実について/(2)環(わ)のまちづくりについて

2025年6月18日、下川町議会の一般質問で、中田豪之助議員が「危機管理体制の充実について」「環(わ)のまちづくりについて」について質問し、町長 田村泰司、町民生活課長 齋藤英夫、産業振興課長 亀田慎司が答弁しました。

質問者
中田豪之助 議員
答弁者
町長 田村泰司、町民生活課長 齋藤英夫、産業振興課長 亀田慎司

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。

質問 4番 中田豪之助

最初の質問は、危機管理体制の充実についてということです。昨年の 12 月に一般質問したんですが、総合計画基本計画にも展開方針の一つとして挙げられている「適切な地域防災計画の見直し」についてです。地域防災計画の改定は進んでいるのでしょうか。それから、本町で 3 月に発生した断水は、災害とは違いますが、災害によって断水が発生するかもしれず、密接な関係があります。この断水の総括、良かった点、反省点、改善点、町だけでは手に負えなかった国への要望が必要な点などをお尋ねします。

答弁 町長 田村泰司

中田議員の「危機管理体制の充実について」の御質問にお答えいたします。1 点目の「地域防災計画の改定は進んでいるか」についてですが、令和 6 年下川町議会12 月定例会議での中田議員からの御質問に対し、令和 7 年 2 月又は 3 月を目途に防災会議を開催し、地域防災計画の変更を行う旨、答弁をさせていただいたところでありますが、年度内での会議開催がかなわなかった次第であります。防災会議につきましては、地域の防災体制の強化を図る上で重要な会議であると認識しております。令和 7 年 6 月 1 日付けで「地域防災マネージャー」を採用し、危機管理体制を強化したことから、防災会議の組織体制や防災計画内容の充実を図る観点からも、速やかに会議を開催し、計画の改定を行ってまいりたいと考えております。2 点目の「本年 3 月に水道管亀裂により発生した断水の総括」についてですが、御承知のとおり、3 月 10 日に下川浄水場で異常流量を検知し、原因箇所の特定と復旧作業が完了する 13 日までの間、町内約 1,500 世帯で断水が発生いたしました。完全復旧まで長期化をも想定しておりましたが、関係機関、近隣市町村等の御支援、御協力、そして町民の皆さまの御理解、御協力により、短期間で復旧することができました。今回の水道管亀裂による断水は、突発的な事案でありましたが、早い段階で庁舎内に対策本部を立ち上げ、給水場の設置、飲料水の入ったバッグや、支援協力により寄贈いただきましたペットボトル水の配布を行うなど、職員をはじめ関係者各位による迅速な対応を行ったところであります。また、広報車やスマホ役場、行政告知端末などで随時情報提供を行い、町民の不安感を抑えることができたのではないかと考えております。一方、現場の実態と対策本部からの指示の相違点も見受けられたため、現場の状況を正確に把握するため、災害対策本部の部門ごとの体制の確保により、現場のスタッフとのコミュニケーションを強化し、現場実態と指示の相違点を適正にし、効果的な現場運営を実現するよう改善してまいります。また、引き続き漏水調査に取り組み、有収率の向上に努めていくとともに、各種補助制度を活用しながら、水道管の計画的な更新を行ってまいりたいと考えております。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 4番 中田豪之助

今の町長の答弁で、今年の 6 月 1 日付けで地域防災マネージャーが採用されたという説明でした。特にそういうことはホームページで公開されなかったような気がしますが、そういう情報公開というのはやったほうがいいように思います。そういうことをまだ知らないので、新任の地域防災マネージャーですね…どんな方か…ほかの町でもいろいろ防災マネージャーの経験がある人だとか、自衛隊のОBの方なんでしょうけど…そういうこととか、経験がどれぐらいあるとか、もちろん町でも採用に当たり、面接みたいなものをしたんでしょうけども、どういう資質を評価されてとか、どういう性格で…人物像でという、どのような点を高く評価されたとか、そのようなことを伺います。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。個人情報に関することもありますので、そこを避けてお話をしたいと思います。地域防災マネージャーの制度的なものでは、ちょっとこの機会にお話をさせていただきますけれども、いわゆる地方自治体が防災の専門家を雇用する際に、内閣府が認定する制度でございまして、この制度は、やはり近年増加している自然災害に対応するために、いわゆる地域によっては防災官とか、危機管理官というような名前を使ってるところがありますけれども、防災に関する知識や経験を持つ人材を配置することを目的として制定された制度でございまして、下川町で採用した方は、自衛隊を退職された方で、研修を受けて、知識があって、御本人は近隣で勤務をされていて、地域の事情にもよく精通されている方を自衛隊の方から御紹介を頂きながら、面接を行いまして、採用に至ったわけでございます。この地域防災マネージャー制度というのは、防災の知識を有する方を…実務経験も含めてですけれども、自衛官ですと自衛隊との連絡体制がよりやりやすくなるというか…強固となる。あるいは防災関係の研修を受けてますので、知識も豊富であるということから、今回御紹介を受けて、採用に至ったわけであります。そういった中で、やはり私ども防災に関する部分については、日々勉強して努力してますけれども、なかなか専門知識というのを得る機会が少ないものですから、地域防災力の向上が期待できるという判断で、今回、6 月 1 日からこちらに来ていただいているところであります。以上です。

質問 4番 中田豪之助

はい、今の答弁で分かりました。やっぱり…この間、断水とかもあって、防災とか…山火事もあちこちでありましたけれども、やっぱり町民の方も防災とか断水というのは関心が高いと思うので、今度こういう方が町に来て、これから仕事をしてもらうので(安心してください)という…そういうような情報は、スマホ役場とか、インターネットとかそういうところで、なるべくタイムリーに公開されるべきだと考えます。それで、地域防災マネージャーが来て、地域防災計画の見直しが進んでいくんだと思うんですけれども、先ほどの答弁で、速やかに会議を開催して計画の見直しを行っていくという答弁でしたが、見直しは防災会議を開かないとできないんですよね。それはもう会議を開くように素案自体は出来ているんですか。

答弁 町民生活課長 齋藤英夫

お答えいたします。素案につきましては、昨年度から改定の方ですね…ある程度実施しておりまして、現段階におきましては、今年度変わった部分等々につきまして改定を行いながら、素案を今作成しているところでございます。以上です。

質問 4番 中田豪之助

できる範囲で進めていて、まだこれから進めるよということで…安心しました。引き続き改定作業をお願いします。それで断水の方なんですけれども、町長の答弁で…問題点もあったようで、現場の実態と対策本部からの指示で食い違いもあったと、だから部門ごとの体制の確保とか、コミュニケーションを強化して、そのようなことを改善していくという答弁だったと思うんですが、具体的に…部門ごとの体制の確保とか、コミュニケーションの強化ということは、今現在でどんなことを考えておられますか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。私どもは本部に居て指示をする立場、情報を収集して、どういう動きをするかという立場で進めていたんですけども、具体的にお話をすれば、やはり様々な施設を管理している中で、それぞれの担当課が施設を優先に動かなければならない事態も発生しておりましたので、どうしても…前回の質問にもありましたけど…通常の業務を継続する部分と、緊急対応しなければならないという部分があって、人員を確保して、どういう命令系統にしていくかというところが、その都度その都度…スピードを持ってやらなきゃいけないので、そこはちょっと…きちっとした伝達にならなかった部分があるということで、先ほどもお話ありましたけれども、防災計画に基づいて、こういった事態が起きても、そのきちっとした班がありますから、その部門ごとのリーダー的な人間を…伝達するために置いて動かしていくというのが今回の課題かなという話にはなっていました。ちょっと…この機会にいろいろお話をさせていただくと、今回、漏水事故対応で、課題ですとか、問題だったこととか、良かった点、悪かった点、改善点ということを、職員含めていろいろ頂いておりますので、それを踏まえた上で、更に実行できればなというところも今回集計いたしましたので、そういったところも考慮しながら、これから進めていきたいというふうに思っています。

質問 4番 中田豪之助

近隣の市町村の協力とか、町民も協力しましたし、職員も頑張ったし、長引かないで…最善といいますか…短い範囲で断水が終わったので、良かったと思いますが、今仰られたように貴重な教訓ですので、そういう反省を踏まえて、今後改善していくべきと考えます。断水というか…防災の対応ですね、そういう課ごとの役割分担といいますか…そういうのを進めていってください。それで、その反省といいますか…振り返りの中で、道とか国への要望が必要な点とか…そういうのはなかったでしょうか。

答弁 町長 田村泰司

お答えします。道、国は、災害対策本部を立ち上げて、そこからの要請で動く仕組みになっているんですけれども、今回、非常に助けられたというか…良かったのは、開発局でいくと、道路事務所あるいは河川事務所というところの所長たちとホットラインがありまして、困っていることはないかという話で、実はこういうことが困っているというお話ですとか、あとは、そういった意味では、近隣の市町村の市町村長も含めて、すぐ連絡をもらって、困っていることはどこだという話で、すぐ対応していただいたということが非常に大きかったかなというふうに思っています。開発局に関しては、先日、町村会の会合があった時に、災害対応で、今回、私たちがいろいろと御支援頂いた内容について、災害の時はこういう用意があるので、皆さんすぐ連絡をくださいと、そして、それぞれの所長と市町村長の携帯電話番号を交換して、すぐに連絡をくださいというような体制を、今回、開発局の方でも作っていただいております。また、自衛隊に関しては、北海道庁…知事の方に相談をして、知事の方から自衛隊に要請があって、そして動くということだったんですけれども、うちの方からある程度情報を名寄の駐屯地の方にお話をしていたので、いつでも出れる状況になっていたというのが今回の状況で、他の市町村あるいは他の機関の皆さんの御支援がありましたので、自衛隊の出動はなかったんですけども、準備までしていただいてたので、普段から…そういった意味も含めて、直接お話ができる状況はつくっておりますので、御安心いただければというふうに思います。よろしくお願いします。

質問 4番 中田豪之助

開発局の方と携帯の番号を交換して…ホットラインみたいに、コミュニケーションがよく出来ているということを聞いて安心しました。次の質問に移りたいと思います。環(わ)のまちづくりについてということです。町長就任時の広報しもかわに掲載された就任挨拶では、「…町民の和をもって、「環(わ)のまちづくりを進め、「下川を再興し」…」とあります。最初の和は平和の和で、2 回目の環は循環の環という字ですね。情報、意識の共有を図るために、町民、職員の合同研修や会議への参加など、どのようなことが実際に行われたでしょうか。また、今後どのようなことを計画されていますか。

答弁 町長 田村泰司

中田議員の「環(わ)のまちづくりについて」の御質問にお答えいたします。御案内のとおり、町長就任時の挨拶として、令和 5 年 6 月「広報しもかわ」において、地域の様々な課題の解決に向けて、町民の皆さんが心をひとつにして、この難局を乗り越え、課題を先送りすることなく、「住み続けようと思うまち・住み続けられるまち」を創るため、「オール下川」、「オール下川町役場」として、政策を総動員し、基幹産業の振興と定住政策を軸に、町民の和をもって、「環(わ)」のまちづくりを進め、「下川を再興」し、「いのち・人・森・大地が光り輝くまち」を目指す決意を表明したところであります。御質問のありました「情報、意識の共有を図るために、町民、職員の合同研修や会議への参加などの対応」につきましては、各種団体の総会、新年会などの行事参加時での対話や住民主催の懇談会への参加、個別に来客された町民との面談などを行ってきたとともに、今年 3 月には、行政情報告知端末の運用終了に伴う町民説明会の開催時に、参加者との意見交換会を実施してきたところであります。今年度におきましても、できる限り町民の皆さまとの懇談の機会を設けてまいります。また、職員との情報や意識の共有を図るため、年度初めや辞令交付時における職員への訓示や課長会議を通じた各課職員への伝達・共有、日頃から職員との対話を心掛けているところであります。今年度は、令和元年度に策定した「下川町人事施策に関する基本的な考え方」の見直しを予定しておりまして、見直しに当たり、真に「町民の役に立つ職員」の育成に向けて、組織や職員の将来像を掲げていく上で、職員との対話を大切にしながら見直しを進めていく考えであり、現在、現状把握を含めた年代別でのワークショップ開催を通じて、職員との対話を進めているところであります。今後も地域課題の解決に向けて、町民や職員との対話の機会を通じて御意見などを頂きながら、政策公約における重点政策を着実に推進し、課題を先送りすることなく課題解決を進め、持続可能なまちづくりを目指してまいります。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。

質問 4番 中田豪之助

ちょっと…今の答弁であったんですけれども、各種団体の総会、新年会などに参加した時に対話…それからIP端末の運用終了の説明会の時に意見交換会をしたということですが、情報、意識の共有を図るために行うものとしては…ちょっと力不足だなというふうに感じます。町長の政策公約では、分断の解消に対応することとして、町民、職員の合同研修や会議への参加など、情報意識の共有を進めますというふうに書いてあります。その後、別の章で、和をもって難局を乗り越えていくという対応でも同じことが書いてあります。とても重要視されている対応といいますか…施策というか…方針だと思うんですが、そこがちょっと不十分だなというふうに思います。それと、分断という言葉はかなり大袈裟というか…激しいなという気がするんです。前の政策公約の時点と比べて、今では…この分断というのは結構鎮静化していると思うんですが、町長いかがでしょうか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。なかなか機会をつくることができなかったというのは正直なところです。いろいろな機会を持って、皆さんとお話したいというのは、これ以上に行っていきたいというふうに思っていたところですけれども、今後、いろいろテーマ、あるいは形も工夫しながら進めていければなというふうに思ってるんですけども、分断というお話は、当時、町民の方から頂いた…一つの言葉というか…分かれているよという話を頂いていたものですから、それを…一つになって、みんなでまちづくりを進めていきたいという思いから、そこに記載させていただいております。その中で、今、中田議員からもお話ありましたけれども、全員ではないですけれども…町民の方から、分断というのはなくなったねという話を私も頂いていまして、そういった形でこれからも進んでいければなというふうに思っておりますけれども、そんな中で、これからもいろいろな取り組みを進めていきたいなというふうに思っておりますけれども、やはり「環(わ)のまちづくり」ということで、言葉で…環境の環…つけさせていただいたんですけども、これにはやはり…2030 年における下川町のありたい姿の中に書いてある部分ですとか、あるいは脱炭素のまちづくり、こういったものを基本にしていくというところにもつながっていきますし、それからいわゆるごみのリサイクルのお話とか…ごみの処理の関係ですよね…そういうところもありますし、あるいは環になって皆さんでお話して、まちづくりを考えていこうとか、そういったところにもつながっていけばなというふうに思っていたところでありまして、下川町は循環型の森林づくりも進めておりますので、そういったところで環という字を使わせていただいたところでもありますので、御理解頂ければというふうに思います。

質問 4番 中田豪之助

就任挨拶とか、政策公約と関連してですね、ちょっと通告してないんですけれども、今年の町長の執行方針で、産業振興基本条例に基づく全産業横断的な審議会をつくるということが書いてあるんですけれども、この審議会のメンバーは決まったんでしょうか。また、審議会はいつぐらいに開催する…大まかな予定があれば答弁お願いします。

答弁 産業振興課長 亀田慎司

お答え申し上げます。審議会のメンバーは 15 名なんですけれども、そちらについては現在人選中でございます。また、会議の日程につきましては、なるべく早く…できれば 6 月中には開催したいなと思ってますけれども、時期もあるんですが、共通課題…何をテーマにするかというところに重きを置いて、会議を開催していきたいと考えております。以上です。

質問 4番 中田豪之助

分かりました。やはり…町民と職員との審議会というのは会議ですし、ましてや今度は三つの審議会が一つになって横断的に下川町のこれからの産業を考えていく、そういう場ですので、慎重にといいますか…慌てることなくですね、でも着実に進めていくべきだと考えます。ちょっとここらへんから、私もあまりね…整理されてないというか、言葉が自分でも変だなと思うんですよ…原稿を書いて…。もし分からないことがあったら、さっきみたいに反問権でお願いします。この分断…かなり落ち着いていると思うんですけど、別な分断がまだ残っている。分断にも種類があって、東西の分断、南北の分断、こんなふうに言い換えられるかもしれません。一つ落ち着いたけど、一つはじわじわ増えていると思います。これは分断というと大袈裟なので、溝とか…隔たりとか…そんなふうにいうと、もうちょっと収まりがいいかなと自分では思いました。例えば仕事ができる、できないとか、ITに普通に付き合っていけるとか、ITは苦手だとか…ITでもデジタルでもDXでもいいです…そういうのありますよね。それで、そういう隔たりというのは、役場職員の中にもあるし、町民と役場職員の間にもあります。これね…人間だから仕方ないですよ。みんな同じというわけにはいかないです。下川でも移住・定住を促進してほしいという…施策、重点課題ありますけど、地方に住む人と都市に住む人の隔たり…これも大きいですよね。そういうのは、下川で何とかなるところは少ないかもしれませんけれども、そういう溝が最近非常に増えていると思います。いかがですか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。一般論としての話も加えてお話をさせていただくと、いろんな政治情勢だとか…いろんなところから分断を感じられるものがニュース報道とかであるとは思います。そういった意識が、皆さんにもちょっと移ってきてるというようなところもあります。例えばSNSですとか…そういうものを使って、過激な書き込みをしたりとか、いろんな面がやっぱりあるかなとは思っております。そういう中で、どうしても…先ほどお話あったように…得意、不得意であったり、人間は感情がありますので、感情で好き嫌いもあったりしますけれども、やはり私としては、立起表明から今まで、そういったものをできるだけなくしていきたいというふうに思って、これまで仕事をしてきたというところを御理解頂ければなというふうに思っております。その中で、やはり何かきっかけがあって対立する、あるいは分断するというのもありますし、それをなるべくなくしていきたいというのを…非常に思っているところでありまして、人口減少あるいは少子高齢化の中で地域課題を解決していくところで、やはりそこで敵対して…ずっと反目して、例えばこっちの勢力がやりたいから、こっちの勢力はみんな反対しますよ、それでは地域は良くならないというふうに私は常々思っておりますので、先ほどもちょっと…まだまだ足りないなと思っているところありますけれども、できるだけ皆さんといろんなお話をしながら、より良い方向に向けていきたいということで、今後も進めてまいりたいと思いますし、一番はお互いを知らないからというところもあると思います…お互いの考えを知らないからというところもありますし、これは行政と町民の皆さんも同じですよね、行政の政策が分からないから反対するよとか、違うよというのもあると思いますし、そういったところで、職員の皆さんには負担もかけるところありますけれども、例を挙げていうと、皆さまには御足労おかけしましたけれども、行政告知端末の撤去に関する改修について、1 階に窓口を設けて、そこでこれからの使い方とか…いろんなお話をさせていただきました。そういった細かな取り組みも含めてですね、丁寧にお話をしていくことによって、その分断の解消にもつながるかなというふうに思っておりますので、ちょっと概念的なお話ですけども、御理解頂ければというふうに思っております。

質問 4番 中田豪之助

本当に情報、意識の共有を進める場をつくるということは、大変重要なことだと考えます。2 年前に町長こういうことを公約で言ってるので、先見の明があるなと、この一般質問に先立って考えました。一般的に役場職員の方は、町民よりも情報量…はるかに多く持っています。特に分野を限れば…年金とか消費税とか…分野を限れば、もう圧倒的に大概の場合、役場職員の方の情報量が多いと思います。それ以外に…制度というか、お金のことじゃなくて、小中一貫教育とか、役場の新庁舎とか、五味温泉のこと、そういうことなんかについても町民より役場職員の方の情報量が圧倒的に多いので、私が言いたいのは、町民と職員と一緒の場で説明するというか…お互いの意見を言って、相手の言うことも聞く、今町長答弁で仰ったように、相手のことを知らないからそういう溝ができるんだと。それが非常にこれからの時代…大切になってくると思います。それで、最近町民の方と話してても…同僚議員の一般質問がありましたけども、五味温泉のこととか、役場の新庁舎のこととか、小中一貫教育とか、非常に心配というか…関心が高い、それで圧倒的に情報量が不足している…そういう状況ですので、さっき話があった…訓示とか、対話とかというんじゃなくて、もっと時間をかけて、その会では全然結論なんか出ないんでしょうけども、お互い時間をかけて相手のことを聞いて、自分のことを言うというのが非常に大切だと思います。いかがでしょう。

答弁 町長 田村泰司

お答えします。今ちょっといろいろとお話出た内容にも若干ふれながらお話をしたいと思います。私ども…私も職員上がりですから、いろんな仕事の情報ですとか、制度の情報だとか、あと考え方だとか、いろいろ情報を持っているところで仕事をしています。その中で、やはりその情報も全くゼロの段階というか…決まってない段階でお知らせするというのも、なかなか厳しいところもあると思います。ある程度、情報を整理した中で、きちんとお伝えしなければなりませんので、そのへんのところも考え合わせながら、丁寧に説明して、施策を作っていくなり、皆さんの御意見頂いて最終的な判断をしていくというのが非常に重要かなというふうに思っています。私も、この立場になってからですね、何点か問題があった部分があって、担当から…こういう状況になって、なかなか御理解頂けないという事例もありました…実際に。それは一度戻って、もう一回丁寧に説明して、御理解頂く、あるいはこちら側で用意してるものはこういうものですよというのをきちっと話してくださいという、そういった話し合いをしながら、御理解頂いて、最終的なゴールに行った事例もございます。そういった中で、今お話のあった…大きな問題が何点かございます。例えば庁舎の問題もいろいろと今調査をしているところであって、あるいは、その前段の現状をお話して、御意見を頂く段階を今進めているところでありまして、ある程度の形が整った段階で次の段階に入っていきたいなというふうに思ってまして、もう…ありきではなくて、こういう状況であるということを御理解頂いた上で、次どうしていくかという、次の段階に入っていきたいなというふうに思っておりますので、そこの部分については、議会の皆さんに対しても、今の段階でこういう話になってますよというか、こういうお話頂いてますよというのをお知らせした中で、また相談していきたいというふうに思ってますので、例示としてはそういうお話なんですけれども、よろしくお願いいたします。

質問 4番 中田豪之助

先ほどの同僚議員の質問の中でも五味温泉のことについて…今の答弁にもありましたけれども、ある程度情報がまとまってからお伝えしたいということでした。ただ、私も聞いていてですね…同僚議員への答弁、質疑…組織体制と内部統制の見直しをということで、よくそういう言葉が出てきました。だけど町民の方からしたら、そういう難しい感じじゃなくて、まず「ごめんなさい」じゃないですか。公社とか何だとかっていっても、やっぱり町民の方からしたら、町がずっとやってきたもので…こういうことを起こした。新庁舎にしても五味温泉にしてもね、そんなに詳しい説明はいらないですよ、まず「ごめんなさい」、まず「今こういうことを考えています」、それを情報、意識の共有を図る会で「まずそこまで皆さんにお話します」…それだけで違うと思います。今、捜査中ですからとか、調査委員会があって…そういう感じの言葉は、どうでもいいというか…後回しで、「ごめんなさい、これから一生懸命やります。」、公社の内部統制…そういうんじゃなくて、「お尻ひっぱたいて、公社と一緒にやっていきます。」という…そういうのがあるだけで全然違うと思うんですが、いかがでしょう。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。今…平たい言葉で「ごめんなさい」というお話なんですけど、どこに責任の所在があるかというところ…状況的に…どこに責の所在があるかというところがまだ分からない。そんな中で、行政の機関として謝罪をするということは…どうかなというふうに私は思っています。まずは深く分かった段階で、それがどこに問題があったのかというのをきちっと突き止めた段階でお話をするべきかなというふうに思っています。それぞれの法律に従ったり、規則に従ったり、いろんな部分で、我々…行政活動、あるいはそれを指定管理にお任せしている部分ありますので、簡単に言えば、町民の皆さんの感情はそういう感情かもしれませんけれど、例えば…そこを謝罪することによって、責任が全部町ですよということになるんじゃないかなと…自分は思います。それを分からない段階で、臆測で判断するべきものではないというふうに思っています…全く責任はないというふうには言いませんけれども、そこらへんはどの段階でどういう対応をしてきたかというのも、細かく考えていかなければならないので、そこらへんのところは、今後、状況が分かった段階で、また対応していきたいというふうに思っておりますので、御理解を頂ければというふうに思います。

質問 4番 中田豪之助

そういう心配も分かるんですが…「ごめんなさい」を言うと全部町の責任になるかもしれないというのも分かります。それであればね、早い段階から弁護士と相談して、どういう表現ならば大丈夫かとか…そういう手立ても考慮すべきではないかと思います。それでですね…五味温泉だけではないので…私の趣旨がですね、先ほどの答弁の中で、今年は人事施策の見直しをするという予定をしていて、真に「町民の役に立つ職員」の育成という言葉が出てきたんですけれども、これは町民からしたら非常にうれしいような…住民サービスの向上ということで良いと思うんですが、これってちょっと職員の方にはプレッシャーじゃないでしょうか。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。職員の採用に当たって、服務の宣誓等を含めて、全体の奉仕者として頑張っていきますと…簡単に申し上げると…そういった宣誓をして職員は採用されます。その中で、これは私が常々心に思ってきたところですけれども、自分は何のために、誰のために働いてるんですかと問い続けなければならないなというのは、一番大きなところかなと思いまして、訓示でもその話はしています。「役に立つ職員」というのをはき違えてしまうと、何でも言うことを聞いてくれる職員になっちゃうんですけど、そういう意味ではなくて、やはりきちんと法律に従って仕事はしなければならないですし、先ほどもいろいろ議論がありましたけど、政策のバランスも考えなければいけない、好き嫌いを外して考えなければいけないとか、いろいろあるんですけど、根本的に…例えばですけども、町民の皆さんが窓口に来られた時に、全く勉強もしないで対応するとか、いい加減なことを答えてしまうような職員になってほしくないという意味も含めて、「町民の役に立つ職員」という表現をさせていただいているところであります。プレッシャーと言われれば…プレッシャーはあると思いますけど、今時代が変わってきて、先ほどお話頂いた、今後、人事施策…どういうふうな形で進めていくかという中にも通ずるところがあるんですけれども、私たちの時代と今の時代が大きく変わってきてるという感覚がございます。そういう意味でも、いわゆる職員の数とか、あるいは職員の年齢構成のゆがみとか、いろんな部分で、令和元年度にその対策として、職員の育成について、人材育成についての基本的な考え方を作ったんですけども、やはり私どもの意識もアップデートしなきゃいけないということもあって、今回それに向けて皆さんの御意見を聞きながらアップデートしていこうということで、基本的な考え方の見直しを進めていこうということです。やはり、私たちは責任感を持って、使命感を持って、そしてやりがいを持って、職員として頑張っていかなければなりませんので、場合によっては厳しい表現も入ってくるかなというふうに思いますので、御理解頂ければと思います。

質問 4番 中田豪之助

町長の思いですね…同じ世代としては頼もしく聞くんですが、それを若い職員が本当に理解して共有しているのか、下川町のトップのビジョンを共有できて本当に理解しているのかということは、ちょっと心配なところがあります。今、人事施策の見直しをするので、そういうところも若い世代に通用するようなことを…きっと取り入れてくれるんだと期待します。それでですね、具体的な例になりますけど、こういうのが議会にあったんですよ…「公益財団法人 日本都市センター」というところが調査・アンケートした、「デジタル社会と自治体-地方自治と都市経営の未来-」という資料です。これはそもそも日本都市センターが地方自治体のDXを担当するような部署にアンケートを送って回答を得た…そういうものです。その中で、前に議会が札幌で講習を受けた、東京大学大学院の金井か な い利之教授が、自由記述のところだけまとめたやつがあります。ここに書いてあるのが「チャットアプリやクラウドアプリを導入しても利用しようとチャレンジする職員が少ない…アプリ導入後、職員全体が慣れるまではメール禁止とか Excel 照会回答禁止とか、それくらいの改革をしなければ…公務員のデジタルリテラシーは向上しない」と書いてあります。「その上で、研修受講者や有資格者には手当支給などのメリットを提示して自発的な勉強をするキッカケを与えてほしい」ということを、フリーアンサーとして書いています。これは調査票が中に書いてあるんですけども、「大変そう思いますか」「ややそう思いますか」とか…例の 5 段階の丸をつけていく質問がいっぱいあって、最後の方に自由記述があって、さらにその自由記述に書いてくれる人は相当言いたいことがある…熱心な職員であろうというふうに書いてありました。若い人にDXとか…それだけじゃなくて、有資格というか…町長のビジョンも共有して、町民との接遇というんですか…そういうのが大変有効に、評判良くできる人には何か手当の支給とか、何かそういう刺激というか…インセンティブというんですか、そういうのを考えることも重要だと思いますが、いかがでしょう。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。ちょっと先ほどお話し忘れたことが一つあって、先日、20 代・30 代、それから 40 代・50 代と、この人事施策の見直しにかかって、ホワイトボードミーティングというのを使いながら、対話的にお話をさせていただいたところなんですけど、それに当たって、いろいろ私も勉強しようと思って、いろんなところ調べていたんですけど、現在、社会問題になっているのが、「静かな退職」という言葉なんです。ほぼほぼそういう人が半分ぐらいいるという状況の中で、これからどういうふうにやる気を出してもらって…お仕事をしていくかというのが、非常にどの組織も…公務員ばかりじゃなくて、会社組織もそうなんですけど、難しいよという話を…ちょっと目にしたものですから、これから皆さんと対話するのに…どういう切り口でお話をしたらいいかなと、非常に私も悩みました。そういう人たちにとっては、お金も要らない、仕事も要らない、定型的なことをやって時間までに帰れればいい、できるだけ仕事をしたくない、そういう世の中の流れの中で、我々先ほど話した…真に「町民の役に立つ職員」を目指そうと思っている中で、どういうアプローチをしたらいいだろうかというのは、今本当に悩み中のところであります。私の経験談…もう年代も近いので…昭和型だと思うんですけれども、やはりいろいろな仕事を担当する中で、何が自分の中で残っているかというと、そこはやはり窓口であっても、いろんな事業課であっても、例えば管理課であっても、例えばこれが町民の役に立ってるとか、町の将来に役に立ってるという、そういう自分の中での納得というか…やりがいですよね。そこじゃないかということに…自分はちょっと思ったんです。なかなか今難しい世の中で、カスハラだとか…パワハラだとか…いろんなことがあって、そこの対応も必要になってくるんですけど、そんな中で、なかなか自分のやりがいを見つけられるというのは難しい状況にあるかなと思います。それで、皆さんに問いかけたのは、仕事をやっていて何がやりがいですか、どういう時にやりがいを感じますかということを、それぞれの立場でお話をしていただきながら、そのやりがいを感じられるには、どういう組織にして、どういう技術・知識を身につけて…段階段階でやっていけばいいかというところも、これから考えていかなければならないなというふうに思っているところです。そんな中でですね、なかなか人事施策も難しいかなというふうに思っておりますし、ただ一つ言えることは、やはりこの人口減少、あるいは少子高齢化の中で、一人一人の職員のいわゆる業務・負担は大きくなってきますし、制度も複雑になってきますし、そこをどう乗り越えていくかということを考えた時に、やはり一人では解決できませんので、やっぱり部署の連携、あるいはそれぞれの人間の連携、それぞれの職員の連携が、いろんな問題解決につながっていくと思います。また、そこで…先ほどもお話あった…町民の皆さまとのいろんな対話や、いろんな知識、あるいは力を借りて、地域をつくっていかなければならないというふうに思っておりますので、そういった意味で、言葉はちょっと適切ではないかもしれませんけど、真に「役に立つ職員」という、大きなテーマの一つの言葉として使わせていただいてるところもございます。以上です。

質問 4番 中田豪之助

年代別のワークショップを開かれたということで、そういう…平成生まれの人ですか…Z世代という言葉もありますけども、そういう方とのコミュニケーションというか指導、そして町長のビジョンを共有…やりがいということですけれども、そういうことを本当…きちんと共有できるようにしないと、最近は退職代行ということもありますから、いつの間にかそういうのが来てしまうことも…将来的にあるかもしれないので、くどいようですけれども…情報、意識の共有…研修とか会議で情報、意識の共有を進める…これ本当に…職員の方、職員と町民、町長と町民、これが基本だと思います。それでですね、ちょっと本の一節を紹介させていただきたいんですが…これは森永卓郎という人が癌にかかって亡くなる…最後の方に書いた本が図書室にありました。「若者の都心暮らしは現代の奴隷」というチャプターです。都心の生活はお金がかかって、小さなワンルームのアパートでも家賃は十数万円、帰り際にコンビニに寄って晩飯を買って食べて寝るだけの会社と家を往復する生活、コンビニの弁当だけではとても体がもたないから、エナジードリンクで無理やり元気をつけると。気がつくと慢性化して、エナジードリンクでは元気が出なくて、1 本 3,000 円もする栄養ドリンクをやたら飲むようになると。気がつけば毎月の赤字が積もりに積もって借金生活と。学生時代の頃に憧れたクリエイティブな仕事とは全く無縁な生活で、都会の若者は、こんな暮らしは嫌だ、老後の展望も何もない…こんなふうに思っている若者が多いようです。先ほど、都市と地方の隔たりということを申し上げましたけれども、そういう中で…しもかわ財団の人にも聞きましたけれども、やはり地方へ…できることなら移りたいという若者は多いようです。そういう方を…コミュニケーション取って…移住してもらう、あるいは町の職員になってくれるかもしれない、そういうことも考えて、丁寧な研修の場…ワークショップでもいいです、会議でもいいです、そういうことが必要と考えます。町長、何かそれについて御意見ありましたら伺って、最後の質問にします。

答弁 町長 田村泰司

お答えいたします。今、都市の若者が…非常にですね…いろんな形で疲れていて、そういう地方暮らしを求めてる方もいらっしゃるということで、しもかわ財団の方では、そういったものを含めて幅広く…いろんな形で移住相談等を受けて、報告の中でもお話させていただきましたけれども、多くの方とお話をさせていただいて、下川の方に移住をしていただいてるところでございます。そんな中で、やはり先ほどの…学校の選択肢のお話もありましたけれども、いろんな選択肢の中で、御本人がきちっと目的を持って選んでいただくことも必要かなというふうに思ってますので、例えば私たちのところも…考え方いろいろありますけど…下川町に来て下川のために頑張るんだという方が、できるだけ職員として働いていただくのが…これ理想かなというふうに思ってますから、そういった意味でも、いろんなお話を聞いて、そういった意識…最初から持ってる方もいらっしゃるし、そうでない方も中にはいらっしゃるかもしれないので、研修の機会などに、私が今いろいろお話させていただいたことも含めてお伝えして、そしてそういうことが実際に出来る組織になっていかなければ、なかなか解決するのは難しいかなというふうに思っています。それで、今回、まずは外部の講師の方の力を借りて、ホワイトボードミーティングを使って…まずは話をしようということで、今回話をさせてもらいましたので、今後また機会を持って、またお話をしながら、下川で活躍していただける方を…採用もしますし、育成もしますし、そういった形で進めていきたいなというふうに思ってますので、御理解よろしくお願いいたします。

出典:下川町議会 令和7年6月会議 2025年6月18日 議事録 PDF(18ページ) 間違いを知らせる