下川町議会 平成29年第3回定例会 2017年9月13日
(1)町の将来に向けての取り組み、ビジョンについて/(2)公共施設の利便性の拡充について
2017年9月13日、下川町議会の一般質問で、斉藤好信議員が「町の将来に向けての取り組み、ビジョンについて」「公共施設の利便性の拡充について」について質問し、町長 谷一之、税務住民課長 長岡哲郎、環境未来都市推進課長 田村泰司、保健福祉課長 栗原一清、教育長 松野尾道雄が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤好信 議員
- 答弁者
- 町長 谷一之、税務住民課長 長岡哲郎、環境未来都市推進課長 田村泰司、保健福祉課長 栗原一清、教育長 松野尾道雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。
質問 3番 斉藤好信
質問に入る前に、冒頭に一言述べさせていただきたいことがございます。去る 7 月、世界の社会市民の長年にわたる力強い後押しによって、国連で核兵器禁止条約が採択されました。核兵器の使用や威嚇、また開発、保有に至るまで、例外なく認めることなく、禁止する画期的な条約であります。しかし、この世界の平和の潮流に逆行する北朝鮮の弾道ミサイルの発射、さらに今月3 日に行われた核実験の凶行は、世界の平和を脅かすものであり、絶対に許すことができない。なぜなら、私たちはこの地球上で自由に生きる権利、幸せに生きる権利、そして平和に生きていく権利、正に民衆の生存の権利があります。この生存の権利を脅かす、踏みにじる暴挙に対し、断固拒否の表明を一政治家として表明させていただきます。そして、将来にわたり核兵器のない世界の実現に向けて、連帯してまいりたいと思います。続いて質問に移りたいと思います。今回、私の一般質問は、町の将来に向けての取組のビジョンについてということで、町が衰退していくのか、建設の道を歩むのかは、人口の推移が大きなバロメータになるのではないでしょうか。下川町の 10 年後、20 年後を見据えて、今手を打つべきものは打っておかなければならないと思います。そこで町長に、今後のビジョン、取組とともに、今更に力を入れて手を打つべきものは何かを伺いたいと思います。次に、私は産業の振興とともに福祉の充実を図ること「人への投資」が人口の安定化に重要と考えております。幼児から高校生を持つ子育て世帯の、経済負担軽減のための施策の充実が求められていると思いますが、この点についても町長の見解を伺います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
「町の将来に向けての取り組み、ビジョン」について、答弁をさせていただきたいと思います。人口の推移につきましては、まちづくりのバロメータでございまして、重要な要素となるわけであります。本町の人口は、昭和 35 年の 15,555 人をピークとして、鉱山の休山、営林署の統廃合、JRの廃線など、社会的な要因により大幅に人口が流出し、また、近年では少子化などの影響により、現在では 3,400 人を割る状況に至っております。このような中、地域の衰退を食い止め、持続可能な地域社会の実現に向けて、様々な施策に取り組んできたところであります。近年の人口減少は緩和傾向にあり、「社会動態」においては、平成 17 年以降、緩やかになってきているところであります。特に最近 5 か年におきましては、転入者が転出者を上回る年もあるなど、好傾向が見受けられるところであります。一方、将来人口推計では、2030 年で約 2,500 人、2040 年で約 2,000 人と予測されており、手を打たなかった場合の推計値となっているところであります。将来の地域経済は、事業承継者や労働力不足による事業継続困難、雇用の減少、消費者の減少による商店など生活基盤の縮小、高齢化の進行に伴い、家事、買物、住宅維持、除雪など生活困難者の増加、空き家・空き地の増加、自治機能の低下など、様々な課題が想定されるところであります。御質問の「今後のビジョン」についてでありますが、平成 31 年度を始期とする「第 6期下川町総合計画」並びに「次期環境未来都市計画」策定に当たり、町民意向調査等を実施し、地域実態や町民のニーズ等を把握するとともに、町民の皆様に御協力をいただき、下川町の将来像について検討を進めたいと考えております。また「今手を打つべきもの」についてでございますが、平成 27 年 10 月に策定した下川町まち・ひと・しごと創生総合戦略に掲げている「産業の振興」や「雇用の創出」、「空き家対策なども含む総合移住定住施策」、さらに「福祉・医療環境の充実による安心の確保」など、人口減少の抑制を図るため、各種施策に取り組んでいるところでございます。現在進めている事例を申し上げますと、平成 28 年 4 月、下川町産業活性化支援機構に「タウンプロモーション推進部」を設置し、移住者や起業家の誘致活動、事業承継や労働力不足に対応するための人材マッチング活動などに取り組んでいるところであります。また、今後空き家が増加していくことが予測される一方で、転入者の住宅不足が課題となっており、快適住まいづくり促進条例、民間賃貸建設促進条例による支援策の実施や中古住宅の流動化システムの構築に着手をしているところであります。いずれにしても、将来想定される課題も視野に入れ、併せて好傾向が拡大できるよう施策を進めていく必要があり、総合計画や次期環境未来都市計画を策定する中で、将来のビジョンを定めてまいりたいと思います。御質問の「子育て世帯の経済負担軽減のための施策」についてでありますが、下川町の 18 歳以下の子供の人口は 440 人であり、全人口の約 13%を占めております。本町の子育て世帯の経済負担の軽減施策としては、2 歳未満の子供一人につき、月額3,000 円、年額で 3 万 6,000 円の商品券支給、幼児センター保育料については、国の基準の 6 割軽減、定期予防接種の無料実施、小中学校の給食費の負担軽減、中学生までの医療費扶助、下川商業高校の入学準備金助成や必須資格受験料の全額補助など、成長段階に応じた多くの施策を実施しているところであります。特に幼児センター保育料につきましては、国や道の方針も踏まえ、多子世帯に対する軽減を今年度も拡充してきたところであります。私の公約にもあるとおり、育児に係る生活費の負担を軽減し、安心して出産し、育児のできる環境を整えていくとともに、今後も実施している子育て支援を継続してまいりたいと思います。以上申し上げまして、答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。以上です。
質問 3番 斉藤好信
午前中の同僚議員への答弁の中で、企業誘致は町の発展に大きな活力となるという答弁をされたと思います。人口減少というのは、先ほどの答弁のように…何もしなければどういうふうになるかという推移の数字が出ました。正にそのとおりで、人口減少というのは特効薬があるわけじゃなくて、いろんな施策の積み重ねの中で…それをやっていく中で、人口減少の曲線をいかになだらかなものにしていくかということではないかと思っています。そのための一つ一つの施策の取組を行う中で、課題を改善し、またその中で新たな取組をやっていくという回転の中で、この人口減少のなだらかな曲線を描いていくことができるんではないかと思います。先月の中頃に発表された、全国の人口増…社会増ですけども…のベスト 10 が発表になりました。それを見ますと、1 から 10 の中の九つの自治体は、人口が 1,000 人強、1,000人弱の小さな自治体ですけども、九つは全部離島です。1 か所だけ本土の中にあるのは、四国の議員の定数が満たない、議員のなり手がいないというニュースになりました高知県の大川村です。後は全部離島が…若干ですね…若干といっても人口が 700 人から 800人なので、社会増で 20 人、30 人増えたらパーセンテージは大きくなるんですけども…そういう町が多いです。その中でどういう取組かというと、一つは居住の住宅の提供、それからもう一つは福祉の充実という二つの特徴があるというふうになっております。下川町は、農業または林業…これが基幹産業です。ここをいかにいかして移住者を呼び込むかという…今回出されました上名寄の就農関係のプロジェクトというのは大変大事なものじゃないかというふうに理解しています。また、林業を活用した取組も下川としては非常に大事だと思うんですね。それは冒頭に話したとおり、企業誘致というのは将来的に大きな活力になるという話をしましたけども、一般の製造分野等の企業誘致というのは、地理的に下川というのはまず来ないだろうというふうに思っています。それはなぜかというと、流通の部分で不便だから。企業というのは、物を作って物を販売するには、やっぱり流通の利便性が一番考えられる。そこでコストを取られちゃうと利益が減ってしまう…簡単に言いますと。そういう意味では企業誘致といわれても下川に来るというのはほとんど限定されるんじゃないかと思うんですね。やはり林業をいかし、循環型森林経営という下川の理念に合った中で、そして多くの町民との合意形成の中でそういう企業誘致というものは行われていくべきじゃないかと思うんですね。そこを一つの樹木に例えてみれば、大きな根幹となって、そこから先ほど述べたように枝を伸ばし、そして花を咲かせていく…こういうことが僕は大事だと思うんですね。ですから、行政もそう、私たち議会もそう、また町民の力と知恵を汲み取って、それを最大にいかしながら、将来に向かって人口減少をなだらかな曲線にするために取組を行っていくことが私は大事だと思うんですね。そういう私の考えの中から、ちょっと話を進めたいと思いますが、まずここで町長の考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
斉藤議員の仰ることは私も同感でございます。企業誘致だけに依存しているわけではございませんので、これは午前中の答弁でもさせていただきましたけども、いかに地域資源を活用しながら地域内の企業の発展、そしてまた地域外から関心を高く持たれている企業の誘致、あるいは連携という…こういうところは少しでも情報収集していって、そして発信をしながら企業誘致等を進めてまいりたいと、このように考えています。また、資源活用ばかりではなくて、最近はICTやAIを駆使した技術や企業が全国展開をされているところがたくさんあります。そういう意味では、今回、サテライトオフィスの…お試しではございますけども…こういうところを上手く拡げながら発信して、そして企業誘致、あるいはまた連携等に繋げてまいりたいなと思っておりますので、御理解いただければと思います。以上です。
質問 3番 斉藤好信
平成の大合併がありました。これは私個人の考えですけども、将来…道内なら 179 市町村…各自治体で人口減少というのが進んでいくでしょう。その中で私は…個人としてですけども、また市町村合併…自治体のコンパクトな取組というのが出てくるんではないかなというふうに…私自身の考えであります。そこで私は、下川は下川の自治体ですから当然下川の地域内というふうに考えて当たり前ですけども、もっと広域でものを考えて取り組むこともまた大事ではないかなと思うんですね。先日行われた士別の…再選された市長の牧野さんが言ってますけども、これからは士別だけじゃなくて道北一帯の広域的なものの考え方でこれからの市政を行っていくような話がありました。正にそのとおりで、医療関係などをみても分かるように、下川の病院でできないことは名寄の市立病院というように…名寄市立病院を一つの核として、広域にわたって医療の分野でされています。そのように一つ一つの取組の中で…もちろん自分の町の発展ということがありますけども、広域でものを考えていくということも非常に大事なことじゃないかというふうに思うんですね。これがまず一つ。それから、先ほど全国の小さな自治体で人口が伸びているところを紹介しました。その中で、住宅そして福祉の充実という話がありました。住宅のことなんですけども、移住、定住に関して、やっぱり住宅の提供というのが非常に大事だというふうに何度も定例会で質問などをさせていただきました。前回も質問の中で、空き家の把握…これがまだきちっとされていないという部分がありましたけども、町長は 29 年度…今年ですけども…早い段階で計画を作るように指示された空き家等対策計画…この部分の進捗状況を伺いたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
最初に広域連携の答弁をさせていただきますが、私のライフワーク…三つございまして、一つ目は人材育成、二つ目は広域連携、三つ目は通年型の産業振興と、これを実は 30 代の頃から自分のコンセプトとしてまちづくりを担ってまいりました。ですから、下川町が一歩秀でてこれから地域振興を行っていく上で、下川町だけで独自にやるものと、近接する市町村と連携をして相乗効果を挙げていくもの、それから全道、全国…これは同じテーマを持ってアライアンスを組むという…いわゆる連携を組んでいくというコンセプトアライアンスという手法でありますけれども…こういうやり方と、この二つの方法を使い分けしながら、広域連携というのがこれから必要になってくるであろうと考えておりますので、御理解をいただければと思っています。それから住宅の関係でございますけれども、公営住宅、町営住宅という…町がこれまで政策的にやってきた住宅政策がございますけども、どうしても入居の際に条件の縛りがあります。全ての人達が対象とならないという…そういうハードルの高いものがありますので、そういう意味では、今回、時限立法ではありますけれども、民間賃貸住宅の建設者に対しまして補助をしていくという、これによって現在 3 棟目の整備がされているところであります。一挙に 18 世帯が増えるという計算になるわけでありますけれども、今後も残された時限の中で民間事業者の方々に誘発をしていって、少しでも住宅整備ができればいいなということで考えている次第であります。また、空き家対策については、これは法整備もされましたので、町としては議員の皆さんに御協力をいただいて、そして条例等も整備させていただいたところであります。さらにクラスター推進部の方にこのへんの手続きを取りまして、そして研究会の立ち上げ、それから有識者の方々のアドバイス、こういうものを積極的に調査し、研究を進めているところであり、町内の空き家を一つでも有効利用できるような…そういうかたちづくりを進めてまいりたいと、このように考えておりますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 3番 斉藤好信
今民間住宅のお話がございました。前回か前々回か忘れましたけども、民間賃貸住宅というのが出来た場合、前回も質問しましたけども、一般の公営住宅、町営住宅と比較して、家賃…これが高ければ入る人というのは決まってしまう。もちろん公営住宅等は低所得者という部分がありますけども、公営住宅でも所得によっては家賃の数字が大きく変わってくるんで単純に比較はできませんけども、この民間の賃貸住宅と比べてどのような数字の対比になりますか。例えば民間 3 棟出来ました…民間ですから所得制限はないですよね…5 万円なら 5 万円、6 万円なら 6 万円。それから公営住宅ならば所得の高い方はそれなりの 4 万円とか 4 万 5,000 円とかあると思いますけども、そのへんの数字的なものをここで教えていただければと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
数字的なものは現在承知しておりませんけれども、ただ町がどうしてもそこに縛りを入れるというのはなかなか厳しいものがありますので、一応情報提供をこちらでさせていただきながら、最終的な判断は事業主の方の家賃設定になってくるんではないかと思っています。今回の民間賃貸住宅は、基礎としているところは、それぞれの事業者の皆さんが従業員確保に大変苦労されている。それで一つには中小企業の基本条例の中にも新たに設定いたしましたけれども、福利厚生に対しての補助をさせていただきました。それは事務所の改装ですとか、あるいは冷暖房だとか、従業員の方々が働く環境…雇用環境を少しでも良くするためにということで、町としては制度設計をさせていただきました。併せて、住宅が社員としてないと…住むところがないと、こういう方を中心に事業主の方に賃貸住宅を建てていただいて、ただ入居が全部ないと赤字で持ち出しということになってしまいますので、一般の方々にも広げて、そして入居していただいているというのが実態でございます。以上です。
質問 3番 斉藤好信
先ほど町長の答弁の中で、空き家対策に関してクラスターの方で…という話がありました。これは前回も言ったと思いますけども、今空き家対策について、環境未来、それから税住、それから建設水道、横断的に 3 課に分かれてやられていると思いますけども、僕は早くから…空き家に関して相談する立場に立てば、窓口の一本化というのが大事だというふうに訴えてまいりましたけども、このへんについてはいかがですか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
横断的にやっているというのは間違いないところでありまして、窓口としては税務住民課を受け皿として、そして関係するところに案内をしたり、制度的に必要な所管がありますので、そういうところとの協議をしたり、こういうようなことを今進めているところであります。以上です。
質問 3番 斉藤好信
今の話でいうと税住を窓口に行っているということで、例えばAさんという方が空き家に関して…所有者、権利を持っている方の把握をしっかりしていただきたいということを何度も訴えてまいりましたけども…Aさんにそこを活用してもらえるとか、いろんな空き家に関しての相談をする窓口としても税住が担当されるということで理解してよろしいでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
総合窓口を持っていますので、例えば移住したいとか、空き家をどうにかしたいという…こういうところの窓口として税務住民課に来ていただくと。そして少し細分化して、必要とするところは建設水道とか、違う課だとか、クラスター推進部もそういう調査研究を進めておりますので、こういうところを紹介しながら、専門的なところについてはそういうところに行っていただくということになるんではないかと思います。以上です。
質問 3番 斉藤好信
前回、税住の課長からお話がありましたけども、所有者とか…町外に出ている方を含めての把握はどのぐらい進んでおりますか。
答弁 税務住民課長 長岡哲郎(税務住民課長は2018年3月まで)
空き家対策を…今年度から総合的な対策を講じてまいるということで、重点的な施策として取り組んでおります。そんな中で、下川町の空き家状況でございますが、28 年度現在、前回も述べましたけれども、空き家については 67件、そのうち利活用ができるものが 37 件というふうに今把握しております。下川の世帯数が 1,800 有余ですから、ほぼ 4%から 5%ぐらいの空き家率です。日本全体の空き家率は 13%…8 戸に 1 戸は空き家と。それで北海道においては平均 14%という…これがこれからの社会問題になってくるのではないかというふうにいわれております。下川の場合は、公営住宅が約 440…町営住宅合わせて 445 戸だったと思います。全体の戸数の 20%を超えるぐらいの公営住宅率でございますので、やはり民間賃貸住宅が少ないというところを公営住宅でカバーしていかなくてはいけないと…行政が。そんなところもあって、それと空き家と併せた中で移住対策をしていかなくてはならないと。移住をする方々は、今までのデータをみると、いきなり来て不動産を取得したりということはなかなか難しいというふうに考えております。ですから、公営住宅が…募集すると大体 2 倍から 2.5倍ぐらいですけども、そこの方々にいかに住み替えをしていただく…中古住宅とか空き家を買って住み替えをしていただく。そこに移住の方々が入れるようなことで今進めております。戻りますけども、空き家率 4%…これまでは社会情勢の中で下川は慢性的な住宅不足だと、すぐ入れる住宅がないという状況の中で民間賃貸住宅だとかという施策が組み込まれておりますので、これからの重要な課題として空き家が出てくるということを勘案しまして、今総合的な対策を打つというところでございます。
質問 3番 斉藤好信
空き家に関してですけども、環境未来の快適住まい推進事業…これは昨年度の 4 月から 4 年間延長されているところでありますけども、延長されて約1 年半弱…ここの利用度を聞きたいのと、それからその中の中古住宅の取得…取得された場合は中古住宅ですから当然古いわけです。そこに若い方…30 代、40 代の方が取得されて、住宅改修も行うでしょう…子供さんとかいらっしゃいますから。その中で、利用するに当たって利便性が悪いというのは、住宅改修はもちろん中のリフォームも行います。それに含めて環境整備…昔使った物置とか、古くなったガレージとか、それから私たち古い人間は庭に石を置いたりしますけど、若い人はそこを更地にして子供さんの遊ぶ場をつくったりという…若干年齢的に考えることが違うというか、若い人の思いで買い取ると思うんですね。その中で、環境整備…車庫とか庭等のいろんな除去に関して、それも住宅改修の中に含むことも可能じゃないかというふうに思うんですが、この点いかがでしょうか。
答弁 環境未来都市推進課長 田村泰司
御質問にお答えします。現状の快適住まいづくり促進条例におきましては、中古住宅の取得が対象となっておりまして、その取得した中古住宅を改修することも対象となっております。その中で、御質問の不要な付属物の撤去ですとか、庭の整理という部分については、現状の条例の中では住宅の改修を主としておりまして、対象となっていない状況でございます。この点に関しましては、実態を把握して支援が必要であるというふうに判断した場合はですね、次期の条例改正に向けて検討していきたいというふうに考えております。以上でございます。
質問 3番 斉藤好信
良い方にとりますけども…これを含めてやっていただける方向でお願いしたいと思います。それから、全体を通して、先ほど言ったとおり移住者に関して住宅の提供というのは…家族が引っ越してくるわけですから、やはりこちらも住宅提供に関してはスピード感を持って行っていくことも非常に大事だというふうに思うんですね。これは公営住宅も含めてですけども。その点は建設水道課あたりもスピード感を持ってやっていただいていることを理解しております。次に、住宅と並んで大事だということで、私が何度も何度も…たぶん町長の耳にタコができるぐらい提案していますけども、その話の前にちょっと聞きたいんですけども、私が 2 年前から取り組んでおります高校生までの医療費の無料化という部分ですけども、この 2 年半余りで…実態というのを福祉課の方で把握していらっしゃいましたら、中学生、高校生までどのぐらいの数字になっているか教えていただきたいと思います。
答弁 保健福祉課長 栗原一清(保健福祉課長は2019年6月まで)
お答えいたします。中学校までの医療費の無料化につきましては、総体的に全道では 126 市町村に拡充をしているところでございます。斉藤議員が仰る高校生までの医療費の無料化につきましては、最近の情報では 58 市町村ということでございます。なお、上川管内においては、比布町、上川町、南富良野町、占冠村、中川町、愛別町ということで情報をおさえているところでございます。
質問 3番 斉藤好信
町長の言葉を借りれば、他がやっているからうちもやらなければならないという…そういう部分ではなくて、私が一貫して思っている根底は、子育て世帯の経済的負担の軽減…何度も言っているので…下川の勤労世帯の所得は、公務員を抜かしたほかの民間に勤めている方は非常に低い、これは下川だけじゃないんですけども、その中で高校生を…町内または町外…この 3 年間に掛かるお金というのは非常に大きなウエイトを占めるわけなんですね。私はほかがやっているから…そこまでいっているのかというぐらいまで今進んでますけども、根幹は経済的負担の軽減…その部分をしてあげることによって、使えるお金が消費に回ることもあるでしょう。子供に対して我慢させているものを与えることもできるでしょう。この部分でやっている町があります。例えば弟子屈て し か が町とか標 茶 町というのは…18 歳まで取組が行われています。ここは現物支給とか、償還支給ではなくて、掛かったお金の分だけ商品券で還元して、地元の商店で使ってもらうという取組をここの 2 町は行ってます。いろんな町でいろんなやり方がありますけども、全ては子育て世帯の経済的負担の軽減ということが根幹になっております。そこで、私の方から一歩下がってものを申しますと、前回の町長の答弁の中では、年間 300 万円ぐらいの財源が必要だと。そこで一つ提案ですけども、例えば奈良県の平群町という町があります。ここは中学までやって、そして高校 1 年までと、段階的に上げてきました。昨年の 8 月から高校 1 年だったものを高校 3 年までに拡充しました。大体 400人ぐらいいるんですね高校生が…270 人が新たに増えたわけなんですけども、こういうやり方もあります。それから大阪の摂津市せ っ つ しのように…ここは大体人口 8 万 5,000 人ですけども、ここは 2,100 人を対象にされて拡充されました。こういうふうによく聞いてみますと、先ほど言った子育て世帯の生活費負担の軽減をすることによって、消費の拡大を期待する…また、子供が親の経済的なことを考えて病気を我慢するということがないように…医療費を無料にしたからって全員が全員病院に掛かるわけじゃありませんけども、そこを思ってお話しています。そういうことで、ベストは高校 3 年までですけども、例えば段階的に高校 1 年までは今年度やる、また財政をみて 2 年までというふうに段階的な医療費の無料という子育て支援をできないでしょうか。ここを一つ聞きたいと思います。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
何回も答弁させていただきますけれども、優先順位をいろいろ考えながら…教育委員会とも協議をして進めているところでありますけれども、今下川商業高校というのは存亡の危機にあります。ただ 29 年度はお陰様で定員以上の入学者がありまして…商業高校というのをまず存続させなければならないというのが大きな目標、目的でございます。そういう中で、高校生に対する医療費の免除ということになるわけですが、多額の一般財源が持ち出されることになります。下川町としては、そういう地元の親御さんの生活を少しでも支援していくために、検定料を減額したり、あるいはまた下川町としては体育文化の活動というので他の高校にない支援をしてございます。その金額だけみましても年間 300 万円を超える支援をさせていただいておりまして、それが今の文化活動や体育活動に寄与しているのではないかと思っているところでございます。いずれにいたしましても、高校生の医療費の免除については、この上川北部においては、現在高校のない中川町だけで、ほかの市町村においては支援をしているところがないというのが実態であります。そういう意味では、一つ一つの比較をしながら、下川町が優先順位で何に一番支援をしていかなければならないのかというのをしっかりと考えながら進めているというのが実態でございまして、高校生の医療費免除については現在のところ考えてないというのが実態でございます。以上です。
質問 3番 斉藤好信
続いて、次の質問に移りたいと思います。公共施設の利便性の拡充ということで、公共施設の大部分は、町の委託を受けた指定管理者が運営しています。町民の方、また町外の方の要望を踏まえ、利便性の拡充を図るべきと思います。何点かに分けて伺います。まず1点目、フレぺのトイレの開放時間の拡大。これは私も現場に行ってまいりましたが、現状の人員体制では防犯上困難であることと、トイレの管理は今は一括して委託されておりますけども、別途行うように検討する考えはないか。それから2点目、ターミナルの利用ですけども、年何回もあるわけじゃありませんけども…葬儀のために大広間、和室の夜間使用ができるように管理者との取り決めの変更は可能でしょうか。3点目、安原公園が出来ました。多くの方が利用されておりますけども、トイレは近くのハピネスとか公民館とかありますけども、子供やお年寄りの方が利用された場合は、なかなかそこまで行く時間的なものがあると思いますので、設置が可能かどうかという点。それから4点目、図書室がリニューアルして3年が経過し、利用者も大幅増となり、貸出し冊数も1万2,151冊となっています。この本の衛生管理のために、書籍消毒器の導入の考えはないか。この4点をお願いします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
「公共施設の利便性の拡充」についてお答えをしたいと思います。1 点目の質問でございますが、「フレペのトイレの開放時間」についてであります。これについては、イベント等がない場合、月曜日及び年末年始を除く、午前 9 時から午後 5 時までが使用可能となっているわけであります。近年では、フレペの利用状況について、閉館後も駐車場を利用する人が増加傾向にあるようですが、トイレの開放時間の延長につきましては、施設の構造上、入口ドアがガラスの自動ドアであることや、郊外に設置されていることから、防犯上の問題もあり、現段階では難しいと考えております。しかしながら、今年のようにお盆の帰省時期に月曜日が重なる時は、休館日を変更して、トイレの開放ができるようにするなど、利用者に不便をかけないよう指定管理者と協議を進めてまいりたいと思います。質問の 2 点目でありますが、「葬儀のためのバスターミナルの使用」についてでございます。御案内のとおり、バスターミナル合同センターの開館時間は、公の施設の設置条例の規定に基づき、午前 9 時から午後 10 時までとなっているところであります。葬儀での使用については、町葬など規模の大きな葬儀に限り、特別な措置として対応しております。夜間は施設全体を統一した機械警備システムによって管理を行っており、管理上から夜間の一般的な利用は好ましいものではなく、今後においても最小限かつ特別なものに限ると考えているところであります。質問の 3 点目ですが、「安原公園へのトイレの設置」についてであります。安原公園は、池や遊具、ベンチ等の整備後、親子連れや幼児センターの子供たち、サロン事業のお年寄りなど多くの方々に利用いただいております。公園におられる方々がトイレを利用したい時は、隣接している総合福祉センターや公民館のトイレを利用されているものと推測しております。安原公園の新たなトイレの設置につきましては、公民館など周辺の公共施設全体の中で整理するとともに、冬期間の維持管理などもありますので、必要性を十分検討したいと考えておりますので、御理解いただきたいと思います。最後、4 点目ですが、「図書室の本の衛生管理」についてであります。図書室の本の衛生管理につきましては、本の返却時に職員が表紙や各ページの状態を確認しまして、本の外側の埃や泥などをタオルで拭き取り、鉛筆やクレヨンなどの汚れを取り除いた後、書棚に戻しております。しかし、除菌につきましては、近隣市町村でも一部の図書館にのみ消毒器が設置されているだけで、多くの市町村は本町と同じ方法により衛生管理をしております。これまでの管理方法では、細菌やウイルスなどに対応できないことから、町民の安全安心のために、次年度に向けて書籍消毒器の導入及び実施方法について検討してまいりたいと思います。以上申し上げまして、答弁といたします。
質問 3番 斉藤好信
まず一つですね、フレペのトイレですけども、このへんは把握されていると思いますが、年々、子供連れとかを含めて車を持ち込んで、スモール道の駅のような感じでにぎわっております。当然人が来るということは、トイレの使用度もかなり高いと思います。ただ一つはですね、私も現場に行きましたけども、あそこの管理者の従業員の方は物品販売を含めて一人で勤務されている。当然トイレの掃除なんかもその合間をみてされている状況です。今の状態で24時間ということを言っているのではなくて、今の状況では従業員の方に全てしわ寄せが行くし、盗難防止という面では非常に危ういやり方をやっております。販売がなければ…管理だけであれば可能なのかなというふうに思いますけども、そこの部分を担当課の方は十分承知していただいた上で検討を進めていただきたいと思います。それから、今言われました…混むときですね…帰省時期とかありますけども、こういうところは検討の余地があると思いますのでよろしくお願いしたいと思います。それから、バスターミナルの葬儀の使用ということですけども、もちろん年に何回もあるわけじゃなくて、もしかしたらないかもしれない…何年に一回。ただ、最小限かつ特別なものというのは、例えば今まで二度ほど使われていると思いますけども、この方は一般の町民というより名士の方で、来る方も多いからということで特別な許可を出したというふうに思いますけども、であるならば、町民の方も会場として使わせていただくならば、そういう名士の方はOKで、町民の方は駄目だという、そういう差別は許されることじゃないと思いますので、そのへんを考慮していただいて、町長の判断で行うと思いますけども、それこそ判断をして利用できるように…何度も言うように何年に一回あるかないかと思いますけども…葬儀ですから当然1泊…身内の方はお泊りになると思いますので、そのへんも考慮してやっていただきたいというふうにお願い申し上げます。それから、安原公園のトイレ…今答弁されたように、ハピネスを使えとか、公民館を使え…これは分かります。分かりますけども、小さい子供とか高齢者が使った場合、我慢できないということを…生理現象です。そのへんも分かっていただいた上で、防犯のこともあるでしょうけども、そのへんも考えていただいて、検討していただきたいというふうに思います。ちょっと関連して、コモレビの中で物品の展示をされていますね。展示はされていますけども販売はされていない。町外から来た方が、トマトジュース、うどんを見て、そこで買いたくても買えない。結局どこか紹介しなくちゃならないという不便性があるわけですけども、ふるさと興業、観光協会とか入っていますけども、どこか窓口を一本にして、町外から来た方がその場で物品を購入できるような方法を取られることは考えているのか、そのへんまず一点お願いします。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
現在のところまだ1年経過してございませんので…経過をみているところでございますけれども、いずれにしても必要性が出てきたり、あるいはまた収支としてのバランスが取れるようになるかどうかという、こういうところのシミュレーションもしっかりやらなければならないと思っております。建設前には道の駅の話なんかもございまして、例えば道の駅を整備するときには…条件としてはトイレから駐車場からほとんど機能としては揃っておりますけれども、いずれにいたしましても物販していくということになると経営が必要になってまいりますので、そのへんは十分に精査して、そして取り組んでいく必要があるんではないかと思っております。また、一部ではありますけれども、短期のイベントを開催しながら、様々な物販を行っているというのも今出てきてございますし、観光協会がインフォメーションセンターを持ってございますので、そこでも一部グッズ等は販売しているということがありますので、そういうところを次の展開として拡大できるかどうかと、そのへんは入居していただいております4団体と協議をしながら、また今後進めていきたいなと思いますので、御理解いただきたいと思います。以上です。
質問 3番 斉藤好信
やはりにぎわいを優先的に考えて造られた施設ですので、そのへんは来られた方が利用しやすいように、また下川の物品が広く知れわたるように行っていただきたいと思います。最後になりましたけども、書籍消毒器の導入なんですが、これは文科省あたりが読書の活動推進ということで基本理念があります。例えば子供が言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力豊かに、そして人生をより深く生きる力等を身に付けるという、読書には深い力を養うものがあると思います。そこで、図書の貸出しがこの3年余りで増えたということは、一つはそこに勤めているスタッフの奮闘の力も当然私はあったと思っております。先ほどの答弁の中で、書籍はふきんというか…そういうもので拭いたりして行っているということですけども、書籍消毒器というのはブックシャワーともいわれて、強力な紫外線で本に挟まった埃、ごみ、髪の毛、タバコの臭い、目には見えないダニ等を殺菌消毒するという効果があります。全国で図書施設というのは大体3,200、その中で書籍消毒器を購入されて行っているところが約340…10分の1ぐらいですけども、もう一つ効果という面でいいますと、インフルエンザとかノロウイルスなどが仮に流行した場合、本を介して感染することも心配されます。そういうものを含めて是非書籍消毒器の導入を検討するというよりも進めていただき、スタッフの方々に思い切って仕事をしていただけるようにやっていただきたいと思います。消毒器は小さなものから大きなものあります。例えば2冊で立てて入れると30秒、2冊もあるし4冊、5冊…6冊ぐらいになると値段もちょっと張るわけですけども、小さなものは2冊からあります。借りる方が衛生面で安心して、そして気持ちよく借りれるような体制にするためにも、是非導入のことを考えていただきたいと思いますが、この点いかがでしょうか。
答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)
所管する教育委員会の方の教育長にも答弁させますけども、いずれにいたしましても、生命に関わってくる問題でもありますし、小児や児童というのは免疫力が非常に小さいところがございますので、これは前向きに少し検討してみたいと思っております。後は教育長の方で答弁させていただきます。
答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)
ただ今の御質問につきまして、お答えさせていただきます。消毒器につきましては、紫外線のものを検討してまいりたいというふうに考えております。容量は様々でございますので、そのへんについては現場の方と十分打ち合わせて、円滑に業務が進むようなかたちで進めてまいりたいと思います。効果としては、大体45秒程度の除菌で、黄色ブドウ球菌、大腸菌についてはほぼ除菌できると。それからノロウイルスについては万全ではないと思います。いろいろと耐性の問題もございますので、全てのウイルスに対して対応できるとは思っておりませんけれども、何分不特定多数の方が利用する施設でございますので、こういった消毒器、あるいはそれ以外の衛生管理も含めて充実をしてまいりたいというふうに考えております。なお、申し添えておきますけども、現状、児童書については全てフィルムコーティングをしておりますので、きれいに拭き取れるような態勢を整備しているのと、ヘッドホン関係ですね…ライブラリーがございますので、そういったものは使用後必ず消毒をするというような状況で対応させていただいております。以上でございます。
質問 3番 斉藤好信
時間ですので、以上で質問を終わります。