みんなの議会

下川町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月14日

平成29年度町政執行について

2017年3月14日、下川町議会の一般質問で、春日隆司議員が「平成29年度町政執行について」質問し、町長 谷一之、副町長 武田浩喜、森林総合産業推進課長 宮丸英之が答弁しました。

質問者
春日隆司 議員
答弁者
町長 谷一之、副町長 武田浩喜、森林総合産業推進課長 宮丸英之

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 春日隆司

平成 29 年度町政執行について御質問させていただきます。平成 29 年度の町政執行に当たり、基本的な考え方と決意についてお尋ねいたします。1 点目、任期の折り返しを迎え、前期 2 年間をどのように総括し、前町政時から何が進展し、何が停滞、後退しているか。これを踏まえまして、どう町政を深化させようとしているか。2 点目でございます。行政改革(大綱)をどのように捉え、どのように反映しているか。3 点目、行政執行上の法令遵守と統治…組織をまとめ治めると…のための体制や方法をどのように考えているか。4 点目、環境未来都市構想の評価、改善を行っているか。5 点目、将来への投資をどのように考え、反映させているかでございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

御質問の「平成 29 年度町政執行」についてお答えをしたいと思います。1 点目の「前期 2 年間の総括と町政の深化」についてでございますが、前町政では先駆的施策の企画、実施を優先して、スピード感を持った町政を展開したと認識しているところでございます。私の任期の前期は、前町政の施策の多くを引き継ぎ、継続実施しているところでありますが、国等の財政支援や町財政の状況により、施行年度を変更して施策を推進しているところであります。一方で、退職者の補充抑制により、職員数の減少や年齢構成の不均衡が発生し、施策執行力の低下が心配されるところであります。このような中、将来の職員組織を考慮して、職員の新規採用とともに、施策の優先順位を設定し、事務事業量の適正化と施策の絞り込みを行ってまいりたいと思います。また、道内の金融機関と連携し、町内事業所の事業継承や、さきの答弁でもふれました「下川町産業活性化支援機構」により、新たな仕組みによる地域活性化の取組を始めたところであります。今後も町民が豊かさや幸せを感じられる地域となるよう取り組んでまいりたいと考えております。2 点目の「行政改革(大綱)の捉えと反映」についてでございますが、基本的な考え方として、時代の変化に対応した町政運営を行わなければならないものと考えているところであります。このことから、無駄を省き、効率的な町政運営を行うためには、その時勢に必要な行政改革を進める必要があると考えております。現在、課長職で組織する行政改革推進本部において、第 8 次下川町行政改革大綱の策定に向けて検討を進めているところであり、大綱策定に当たり、社会情勢や地域ニーズに迅速かつ適切に対応するため、組織、人づくり、政策と財政の両立に主眼を置き、「組織改革と職員能力の向上」と「持続可能な行財政の運営」についての私の考えを示して策定を進めているところでございます。3 点目の「法令遵守と統治のための体制や方法」についてでございますが、地方自治法をはじめとする関係諸法に基づき、施策を執行しているところでありますが、様々な分野で制度検証が更に必要なケースもあり、課長会議をはじめとする各種職員会議による情報共有や施策の検討のほか、若手職員の能力を引き出せるよう職員研修の実施に努めてまいります。また、組織、機構に関しては、職責並びに業務量に応じた職員数の適正配置と適切な住民サービスを維持するために、機動的な体制や横断的な業務執行を行うグループ制を導入しておりますが、必要に応じて機構、体制の見直しを行ってまいりたいと考えており、行政改革大綱の検討の中でもグループ制を検証してまいりたいと思います。4 点目の「環境未来都市構想の評価・改善」についてでございますが、環境未来都市は、平成 23 年に国から選定を受けて取組を進めているところでありますが、進捗状況の評価・検証は、毎年度、内閣府が設置する環境未来都市推進委員会において行われており、地域内では環境未来都市推進町民会議にて検証を行っているところであります。国の環境未来都市推進委員会から、「小規模な環境未来都市としてユニークな取組を行い、十分な実績が挙がっている点を評価する」などの評価をいただいているところであり、町民会議からは、「計画としては着実に進捗している」、「産業間の連携が課題」などの御意見をいただいております。今後は、環境未来都市の選定から 5 年が経過し、環境未来都市計画が平成 28 年度で区切りを迎えることから、環境未来都市しもかわ推進会議等において総体的な評価、検証を行い、次の取組に繋げていきたいと考えております。5 点目の「将来への投資の考えと反映」について、これまで先輩方が取り組んでこられた循環型森林経営は、仕事や雇用を生み出すことにとどまらず、森林資源の多面的な利活用や地球温暖化対策に寄与するとともに、これまでの投資が環境モデル都市をはじめとする各種認定事業に結び付くなど、本町における将来への投資の代表的なものの一つであると考えているところであります。子供からお年寄りまで、町民の皆さんがこの地域で不安のない暮らしを続けられるよう、産業の振興、地域の活性化、子育て・障がい者・高齢者支援、教育環境・医療体制の充実など、ソフト事業、ハード事業を含めて、将来への投資は持続可能な地域社会の構築のために最も必要なものだと考えております。投資は、短期間で効果が現れるものから、森林経営のように植樹してから伐期を迎えるまで数十年の長い月日を要するものまで様々でありますが、地域を取り巻く環境の変化や時代の潮流、国内外の動向なども十分見極めつつ、「総合計画」や「まち・ひと・しごと創生総合戦略」など各種計画に基づき、町政執行に当たりたいと考えております。以上申し上げまして答弁といたしますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。以上です。

質問 7番 春日隆司

ただ今の答弁を受けまして、基本的に現状をどう認識するかということが今後進めるに当たって非常に重要かと思います。そんな中で、先ほどの答弁を受けますと、政策が財政的なこともあって遅れていると、執行力の低下などもあると、そんな中で活性化の取組または優先順位をつけてということなんですが、総じててございますけども、認識としましてなかなか進展が上手く進まないというような状況で今の答弁をお受けしたんですが、なかなか言いづらいところもあろうかと思いますが、そのへんの御認識はいかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

ちょっと控えめに話したところもございますけれども、現実には内部評価、そしてまた外側の様々な方々の評価と、いろいろ取上げ方も違うかと思います。自分なりには 2 年間一生懸命汗を掻いてきたつもりでありますけども、外側の方々がどういう評価をされているかというのは、これからいろんな機会に尋ねてみたいと思いますし、また自分の当初の公約がしっかりと熟度が高まった実現がされているかどうかという、こういうところもこれから検証してまいりたいと思っているところであります。それぞれのコンテンツの中で評価というのはおそらく分かれてくると思いますけども、自分なりに一つ一つ何ができたのかというのを取り上げてみました。一つ、行政という枠組みで考えると、それから産業としての考え方、あるいはまた教育、文化という考え方、それから福祉、医療という考え方の中で、少し長くなりますけども、行政としての考え方の中で、私も含めて特別職にある者がおりますけども、ここの動きをしっかり発信していくということがスタートでございまして、このへんは住民の皆さんに行政告知端末やインターネット等を通しましてお知らせをさせていただいて、その動きを認識していただいているところでございます。また、庁舎内向けには庁内LANの利用の仕方、本町ではソフトウェアを導入しながら進めておりますけども、チームウェアというソフトを使いながら共有できるものをできるだけ多く発信をしながら、そして職員が同じ認識で取り組んでいくという、こういう姿勢を打ち出しながら進めているところであります。また、正職員数の問題、あるいはまた嘱託職員を含めた非正規の職員がおりますけども、過去にもお話いたしましたけども、300名を超える職員数が在籍しているわけでございまして、このへんのかじ取りを担当の責任者である課長共々ですねしっかり認識をしながらどういう方向性を持っていったらいいのかと、こういうところもしっかりと方針を出してまいりまして、それの熟度がどのぐらいいってるかというのはちょっと不安もあるところでございます。さらに、職員の方々が労働環境の良い中で働いていただくということが大事でございますので、残業の問題、あるいはまたコミュニケーションの問題、あるいはストレスチェックなど、こういうところも一つ一つチェックをしながらより良い職場づくりを図っていきたいと。それが行政サービスに繋がっていくんではないかと思っているところでございます。また、平成27年度、ちょうど就任した時に国勢調査の年でありまして、この年に下川町には大型の公共工事…サンルダムが本体工事着工しておりましたけれども、国勢調査に非常に寄与するという関係上、このへんは関係者の皆様に御協力いただきながら、国勢調査の人口の増に向けて取り計らったということもございました。また、御指摘の第8次の行政改革大綱についても方針を発表させていただいたところでありまして、これについては過去の第1次から第7次をひもときまして、そして第8次に向けて何が必要で何に取り組んでいったらいいのかという、このへんをしっかり方針を発表して、そしてこれからスタート台に立つところでございます。このようなかたちで行政内部としては少しずつではありますけれども取組をこの2年弱の中で進めさせていただいたところであります。また、産業においてのところでは、就任した時に公約の中でも産業連携会議を設置するというのを謳ってございましたので、早速就任と同時に産業連携会議を設置いたしまして、私ども行政を含めて8団体で横連携の会議を図ったわけであります。この時に担い手対策というのをしっかりやっていかなければならないということで、最命題として宿題を預かったところであります。それに伴って先ほど来、質問もございましたけども、これまでにも産業活性化支援機構というのが設置されておりましたけども、この中にタウンプロモーション推進部というのを設置いたしまして、四つの大きな柱で現在取り組んでいるところであります。それは定住・移住施策であり、起業家の育成であり、人材登録制度であり、そしてまたマーケットの拡充を図っていくという、そういう商社的役割であるという、こういうようなコンセプトを持ちながら今現在進めているところであります。それから、農業部門においては、畜産クラスターの事業が…平成27年の1月に既に設置されておりましたけども、本格的な事業に取り組みまして、12月の補正予算でもお認めをいただいて事実上のスタートを切らせていただいたところでございます。さらに新年度に向けては上名寄の集住化施策…これはいよいよ本格的な着手を進めてまいりたいということで考えているところであります。それから、中小企業の事業者の皆さん…これは商工会を中心にしながら相談をさせていただきましたけども、労働環境をしっかり充実していって、そして担い手対策を図るという、そういうようなアウトプットを目指していきたいと思っておりますが、福利厚生をしっかり支援していきたいということで制度設計をさせていただいたというものであります。また、企業誘致等についても、いろいろと情報発信をしながら進めておりまして、昨年、養鶏場の承継問題も一つ解決をいたしまして、一つの企業誘致というかたちで札幌の事業者の方々を下川町に招聘することができたというものであります。さらに、中小企業ばかりではなくて、社会的企業の取組もスタートいたしまして、道立総研との研究を共同で行いながら、これから下川町に新たな営みというのを進めてまいりたいなと、こういう具合に考えているところであります。それから、教育関係でございますけれども、商業高校の問題というのが、これ実は私の政治姿勢の中で一番の問題としているところでございまして、商業高校の存続については、様々な制度をつくり、あるいは情報発信をしながら存続へ向けて進めていきたいと思ってございますけれども、制度については既に御承知のとおり、アイキャンハウスの無償化を行ったり、あるいは通学費の補助率を高めたり、こういうようなことを様々なところで行っておりますし、また広域的な生徒募集を行いながら、札幌方面あるいは他の地域への情報発信をして、生徒募集の拡充を図ってまいりたいということで進めさせていただいたところでございます。教育委員会も一生懸命努力していただきまして、今回、受験者数も相当数増えまして、受験率も高まっているというところであります。また、一昨年、地方教育行政法の改正に基づきまして、総合教育会議を設置させていただきまして、これについては今回、いじめの問題等に特に力を入れてまいりまして、先日も条例等でいろいろ皆様にお認めをいただきながら進めていただいたところでございまして、これから総合教育会議の中でしっかりとこのようなことも詰めてまいりたいと、このように考えているところでございます。それから、福祉の関係でありますけども、これもまた公約の中で謳ったものでございまして、福祉医療の連携会議を設置していきたいという思いがございましたので、当面は庁舎内で連携会議を設置させていただきました。特に現業部門の担い手対策というところがございましたので、こういうところをしっかり補充できるように…補完できるようにしてまいりたいと思っております。また、在宅医療や介護の連携事業についても、これも着手をさせていただきまして、これからその施設介護だけではなくて、やはり在宅でいろいろと医療や介護ができる…そういう方向性が今国も求めてございますので、こういう施策をしっかり取り組んでまいりたいと思っております。また、医療については、これも先ほど来、答弁の中でもさせていただきましたけども、病院改革プランの策定については、29年度から32年度に向けて今策定を行っているところでございまして、いろいろと課題の多い医療関係でありますけれども、一つ一つ解決方策を見いだして、そして町民の皆さんが安全で安心な暮らしができるような政策をつくってまいりたいと、このように考えています。また、改革プランとともに、CTや電子カルテなどのツールもしっかりと導入しながら、より機能的な病院経営ができるように、そういう方向をつくり上げていきたいと思っています。まだまだいろいろとこの2年間の中で進めてきたところがありますけれども、まだ熟度の低いものもありますので、こういうところはこれから更に高めてまいりたいと、このように考えてございます。以上です。

質問 7番 春日隆司

ありがとうございます。今 20 分が経過したんですが、私が質問したのは 5 分です。是非ですね配慮という…やっぱり大切だと思うんですけども御配慮をいただいて、要点で議論を深めさせていただければと思います。それでは、ちょっと先へ進みますが…行政改革でございます。27年の12月「行政改革を作成していきたい。」、委員の質問に「28年9月に策定を進めている。」、28年12月「策定中、年度末策定早急に」とあります。最高位の「地方自治基本条例」第15条、これは法令遵守の関係からでございます。条例です…行政改革を策定し、積極的に進める…この条文を御存知かどうかというのと、遅れている理由を御質問させていただきます。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

自治基本条例の中に行政改革大綱を策定するということについては承知をしてございます。策定について、27 年から検討を進めてございまして、遅れいているのは事実でございます。内部で検討しながら進めているわけですが、なかなか結果として策定に至っていないという状況でございます。以上でございます。

質問 7番 春日隆司

遅れている理由は、なかなか進まないということで分かるような分からないような話だったと思います。もう1点、地方自治条例…これまた先ほど言いました…関連してでございますけども、自治体の憲法といわれるものです。27年6月、質問の中で「見直ししていきたい。」、27年9月「11月以降着手…。」、それから28年6月「9月にはつくる。」、28年9月に聞いたら「速やかに。」、1月19日の町民会議で「3月定例会改正等々があります。」、これの遅れている理由をお願いいたします。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

自治基本条例の見直しに関しましても、27 年 6 月、質問がございまして、その後着手をさせていただいております。これも先ほどと同様で、進めてはおりますが、なかなか進まないという状況でございます。以上です。

質問 7番 春日隆司

いずれにしてもなかなか進まないという…私は進まない理由をお聞きしたいなと思ったんです。これ自治体統治の関係になろうかと思うんですけども…それではちょっと進みまして、環境未来都市…すみませんこれ五つあるんですが、それぞれ関連するんで一括ということでございます。環境未来都市構想の評価、改善でございますが、これも条例で推進本部をつくる、条例で町民会議を設置する、条例で推進会議を設置する、条例で外部評価をするという、この条例の内容は承知かと思うんですが、それぞれ…今年度でいいんですが、本部会議と推進会議と評議委員会…これ行われたかどうか確認させてください。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

条例に基づく本部会議等の開催状況でございますが、町民会議につきましては、今年度 2 回開催してございます。本部会議、それから推進会議、評議委員会については、今年度開催をしてございません。以上です。

質問 7番 春日隆司

細かなことと思われるかもしれませんが、法令を守るというか、条例を守るというのが極めて…条例も憲法も守らなかったらという罰則規定はございません。なんで罰則規定ないのかなといいますと、守るのが当然なので明記する必要がないということのようです。民主主義の根幹であると、だから罰則規定は設けないんだと。基本的なところでございますけども、地方自治といいますか、町長それから皆さんトップに立つ人は権限を持って専横化…つまり好き勝手に振る舞うということでございますけども、どうしても権力を持つと好き勝手に振る舞っていくと。だから主権者の町民が選ぶ議会が条例を議決…定めると。つまり条例を守らないということは住民の意思に従わないと。極めて異常事態だと。これ根本的な話ですね…硬いと思われるかもしれませんが。そして住民が代表された議会がそれをチェックする…支配、コントロール…言葉がちょっとあれかもしれませんが…すると。これが法の支配の原理、原則。守らなかったらどうするのかと…これは議員がしっかりその役割を果たす。それが果たせなかったらどうするのか…住民が意思表示をする。住民が意思表示をしなければどうなるのか…権利の放棄であると。こういうのが基本的なことのようでございます。ですから、極めて法令を守るということは民主主義の中で重要だというふうに考えております。そのへんの…これ通常流れているところでございますが、そのへんの認識というのを共有させていただければなと思うんですが、そのへんいかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

それぞれの役割の中で、開催できなかったということについてはお詫びを申し上げたいと思います。いずれにしてもそのへんの指導や方針等の説明の仕方、ちょっと私に責任がございますけれども、いずれにしてもどうしても今の時代の中で優先すべきものが先んじてしまいまして、どうしても後回しになってしまったというのが否めないところでございます。いずれにいたしましても、環境未来都市については、しっかりと今後も取り組んでいく方針でございますので、このへんについては御指摘のところを再度チェックをしながら進めてまいりたいと思いますので御理解をいただければと思います。よろしくお願いします。

質問 7番 春日隆司

環境未来都市ですが、大きな三つ…森林総合産業をつくるというのがあったかと思います。それから一の橋のように住民コミュニティをつくるといいますか…あったかと思います。もう一つは今整備したバイオマスですね…6 か所、7 か所…これでエネルギーの供給をすると…三つがあります。これ三つは既に実施してきた事業でありまして、それらが高い評価を得ているというのはそれは理解ができます。ここの中で、非常に重要なところが未来都市の中にありまして、その三つはそれぞれ投資をすればできる…乱暴な話ではないんですが、その基盤となる自立する発展基盤、補助金に依存してもなかなかできない…ですからネットワークをつくると。さらに研究、教育イノベーション…ものを新たにつくり出していくという機関、それから人材とか、それから最も大切な自己財源を確保すると…補助金の依存ではなくてですね、これが環境未来都市のベースなんですね。その点なかなかストンと落ちなくて、旗印だけ未来都市と上げているんですけども…そのいう構想の中身について御理解いただいているかと思うんですが、そのへんの認識を確認させていただきます。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

環境モデル都市が 20 年度、それから未来都市が 23 年度に認定を受けましてから、特にこの環境未来都市については 5 か年という一つの括りの中で進めてまいりまして、今年度が 5 年目になるわけでございます。そういう中で、国の方も今後の考え方等について、今戸惑いがあるようでございまして、そのへんを国ともいろいろと連携をしながら、私ども下川町が目指すところをしっかり探ってまいりたいと考えております。いずれにしても、今国は地方創生の中で総合戦略づくりというのをそれぞれの市町村が行いまして、そして本町においても戦略室を設置いたしまして、本格的な動きをつくってきたところでございます。そこに環境未来都市との整合性を図りながら、今後将来に向けてしっかりと施策づくりをしてまいりたいと思いますけれども、それに伴う財源というところもございますので、これについては御指摘のとおりいろいろと模索をし、そして創造できるようなそういう体制づくりをしてまいりたいなと思っております。さらに、今下川町だけではなくて、環境未来都市に認定されたところというのが、共通認識の中で次のステップを踏んでいかなければならないということで、新たなワーキングも行っているところでございます。そのへんの詳細はもし必要であれば担当の方から説明させていただきますが、そういうかたちでいずれにしても環境未来都市については一つの節目を迎えたけれども、次に向かって進めていきたいということでございますので御理解いただきたいと思います。

質問 7番 春日隆司

捉え方がちょっと間違うと困るんですけども、国はいろんな地域の支援制度がありますから、それは積極的に制度を活用してやるというのは申すまでもない話でございます。一方で、下川も例えば未来都市ですね…もう補助金はいいんじゃないかと。それは特別な補助金という意味でございます。通常の農業振興とか一般的な補助金は別でございますけども、特出する補助金はもういいんじゃないかと。でも自立するために 3 年間…5 年間まだまだ支援がいただきたいということで特出したものに対して支援をいただくと。やはり全部が自立できるということではないんですが、私は先ほどのふるさと納税ではないですが、これ 4,000 万円から 2,000 万円に落ちて、単純な計算ですが 2,000万円が自己財源で努力して確保するとするならば、補助事業でいえば 1 億円の補助事業ができるわけですね。5,000 万円の国の補助、半分は道として、自己財源で地域の課題を解決すると。こういうところを何回もお聞かせいただいたけども…制度検討するとか、できない理由はいろいろ並べられますけども、やはり一つ成功事例をつくって、小さくても積み上げていくという努力が…そういう成功事例を少しでも積み上げていくということが自立に繋がるんではないかと思います。その点いかがでしょうか…決意含めてですね。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

議員が仰るとおりだと思います。いずれにしても、別に怠っているわけではなくて、やはりテクニックだとか用意されている条件がなかなか進んでいかないというのもあります。それでいろいろと知恵を外部者に尋ねたり、あるいは民間の方々のいろんな協力を得て、今後更にそのへんを補充、補完をしてまいりたいと、このように考えているところでございますので御理解をいただければと思います。

質問 7番 春日隆司

危機を煽るという意味ではないんですが、非常に私は今平時ではないと思っております。いろんな状況の中で、従前どおり行政を運営していればそのままいく。下川が分水嶺に立たされて、どっちに行くかという時でもあるので…これ捉え方ですけど…言っても過言ではないんではないかと思います。そんな中で、それぞれその役割になりますと大変なことは重々承知しておりますが、やはり司令塔としての組織をまとめるマネジメント、それと課題に対応する体制をつくる。これって物事を進めるための必須ではないかなと…マネジメントですね。このへん町長は長けておられるんではないかというふうに思っておりました。このへんいかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

なかなか自己評価では難しいところがあるんですけども、いずれにしても多くの人達の協力を得ていかないと、自分の独り相撲だけでは組織というのは動かすことができませんので、そのへんはまた…春日議員のいろいろな経験も御指導いただいて、いろんなところに反映できればいいなと思ってございますので御理解をいただければと思います。よろしくお願いします。

質問 7番 春日隆司

それに関連してなんですが、行政改革…これ前後しちゃってますけども、行政改革というのはコストを削減するということではなくて、これやはり進まないというのは最終的には町民のサービスが行き届かないというか、効率的なサービスが行かない…サービスを落とすという意味ではなくてですね。もう一つは先ほど議員の質問にありましたとおり、そのしわ寄せは組織の職員の方に…明確な指示、指令がない限り、どんどんどんどん下の方にいってしまうというのがこれ現実なんだと思いますね。それで、行政改革についても、先ほど町長のお考えで、民間活力をいかしていくということだと思います。私は…提案でございますけども、遅れたのは遅れているということでいいということではないんですが、今地域経営というのが求められていると思います。いわゆる行政だけの行政改革ではなくて、行政は一方でしかないと、後は主体である他方…民、それからNPOだとか、新たな…とかですね、そういうところを含めて、大綱を策定する時に役割を踏まえて地域の行政経営改革、こういう役割がどう担うか、そしてどうそこを両立させながらいくのかというような、今現状を踏まえると…別に新しい概念とはいいませんが、そういう地域経営の視点からいうと考え方があるんではないかなと思うんですが、その点いかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

正しく一つの「株式会社 下川町」という考え方が非常に大事なんじゃないかなと考えております。今回の行政改革の推進本部の中で、実は方針を打ち出す時に、私の方から、なぜ行政改革が必要なんだと、その理由を五つぐらいにまとめてですね、推進本部の本部員皆さんにお示しをさせていただきました。この基本となるところですね、ただ形上の行政改革という推進本部の中で策定していくんではなくて、なぜこれから行政改革…8 次を策定しなければならないんだという、その根拠を示したわけでありますけど、今日は割愛させていただきますけども、そういうところをしっかり念頭に置きながら「株式会社 下川町」という運用、運営を今後しっかり進めてまいりたいなと考えている次第であります。よろしくお願いします。

質問 7番 春日隆司

「株式会社 下川町」という考え方でいくとするならば、私申すまでもなく経験がないんですが、民間と行政は違いますけども、民間の事業者の方でいくと、例えば事務が煩雑になっているとか、働く人がいないとか、そういうところでものが先送りされていくというのは、会社の存亡に関わる話なんだと思うんですね。「株式会社下川町」という考え方からすると、行政改革をしっかりやって先送りしないで、下川町を進めるためにそこはしっかり「株式会社 下川町」ということであれば…地域経営という感覚であれば、遅れることなく確実に…法律があるからじゃないですが…確実に一歩ずつ、それが職員の方の事務効率にも繋がるというふうに思います。そのへん是非早急に…遅れたからいいということではないんですが、そういうところを是非持っていただいて、行政改革の大綱については二つ質問です。いつまでに…また言われて先送りということであればそれはまだ今後ということでやっていただいていいと思います。行革と自治基本条例、これいつまでにする予定でございますか。

答弁 副町長 武田浩喜(副町長は2023年3月まで)

自治基本条例、それから行革についてでございますが、まず自治基本条例については、町民の皆さんを交えた検討委員会も立ち上げておりますので、何月とは申し上げられませんが、条例の改正について必要であればその時点で出したいと思いますし、条例に基づく様々な手続き的な部分については、できるところから進めてまいりたいというふうに思います。行政改革大綱でございますけども、こちらについては年度内に大綱の骨子を固めていきたいというふうに考えてございます。その後、基本的には実行計画ということで具体的な取組が実施されてまいりますので、それについては 29 年度に入ってからということになると思います。以上です。

質問 7番 春日隆司

戻りまして、この 2 年間で町民参加、それから町民の合意形成というのが、どう 2 年前と変わったのかというところをお聞かせください。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

様々な審議会等については、従来どおり進めさせていただいているところでございます。また、住民との懇談会、これは毎年定期的に行われていたものが、実は十数年来行われていなかったのを、就任させていただいてから住民懇談会というのを公区長の皆さんの協力を得ながら参加をいただいて、そして意見交換を進めさせていただいているというものでございます。そのほか各種団体等との意見交換というのも少しでも多く開催できるようにということで、担当課を通じていろいろと働きかけをさせていただいているところでございますので御理解いただきたいと思います。

質問 7番 春日隆司

それぞれ立場が違うので、評論家っぽい話になっているところはあるんですけども、役割ということで御理解いただきたいと思いますが、町長は懇談会とか町民の参加…意見を聞くということがあるんですが、結果的には行政…政治が結果責任だとするならば、この 2 年間、町民の意見を聞いて、それで議会に提案されて、数度熟していない…精査しなければいけないということで訂正をし、一部修正もあったかと思います。これは考え方ですが、町長はこれを下川町における民主主義の正常な姿にあるべきプロセスの一つだというお考えなのか、これはイレギュラーだというお考えなのか、そのへんどういうふうに認識されておりますでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

私も 20 年、議会に席を置かせていただきましたので、例えば修正をするというのは…これは議会の権限でございます。そういう意味では、私ども行政側が提案したものがやはり…不備があったり、熟度が低かったりと、それを多くの議員の皆様で修正をかけていただいて、そしてより良い施策になるということは、これは民主的な進め方としてはもっともなことだと思っておりますので、決してそれを否だとして考えているものではございませんので御理解をいただければと思っています。

質問 7番 春日隆司

これは先ほど町長が言った評価をどうするかということなんですが、私が今回捉えた質問からすると、なかなか思うように進んでいない…ちょっと停滞気味かなと、悪循環に入る手前かなという認識でございます。それをジャンプする期間だったというふうに捉えれば、それはそれで意味があるのかもしれませんが、そこで将来に向かった投資でございます。先般、道議会で林業大学校を早期に検討すると代表質問の中でありましたけど、下川町における林業大学校の誘致…道が進めるということなんですが、誘致していこうという検討又はお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 森林総合産業推進課長 宮丸英之

下川町におきましても、林業大学校の設立に向けて…進めてまいった経緯がございますが、現在のところこの事業につきましては…大学校の誘致に関しては止まっている状況にございます。

質問 7番 春日隆司

担当課長からすると非常に重たい話だと思います。新聞等で出ておりましたので、まだ承知されていないかと思いますが、そのへんいかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

道の知事の答弁については、初めての情報収集だったものですから、戸惑っているところもあるんですが、実は既に道内の自治体においてはそういう動きをされているところもございまして、本町にアプローチをしてきたところもございます。また、下川町としてはもう既に京丹波町に設置されています府立の林業大学校があって、当時下川町とキャンパス的なことができないか、あるいはサテライト的なことができないかという、こういう議論もされてきたのは知っているところでございます。いずれにいたしましても、林業大学校を下川町に誘致するかどうかという…そこについてはしっかりしたまだ意思を持ってございませんので、情報収集をしながら、最悪それが決定して下川町に決まらなくても、何か連携出来るようなところも選択肢の一つとしてあるのではないかと考えてございますので、今後情報収集をしながら進めてまいりたいと思います。

質問 7番 春日隆司

行政の継続性からお話をさせていただきますと、御案内のとおり産業クラスターという取組が行われて、その中で林業大学校という言葉は使っておりませんでしたけども、国際的な森林の担い手センター、フォレストセンターというのを…もう20 年ぐらい経ちますか…構想がありました。また、町はそれを受けて道庁にも要望したこともございました。森林林業の町であるから下川町にあるのが意義がある。是非他の町にというまず入口論として…他の町…チャレンジをしていただきたいと。議会の質問でも出ていたかと思うんですけども、是非チャレンジをしていただきたい。これ道立だと思うんですが、いろんなやり方があると思います。お金を掛けないでカリキュラムを下川でやる、そして連携をするとか。そのためのノウハウ蓄積のために京都の京丹波町…大学校があるところに職員も継続して派遣されたんだと思います。職員は京都の林業大学校へ行ってそのカリキュラム、仕組み、システムを学んでおられると思います。是非ですね、誘致といいますか…受けて、非常に追い風だと思うんです。再度そのへんの考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

仰るとおり、その点についても今情報収集しているところでございますし、またソフトランディングとして旭川農業高校の森林科学科の子供たちを 27 年度から受入れをして体験実習をしている。それによってこのプログラムづくりとか、また指導するカリキュラムとか、こういう仕組みづくりが出来上がってくるわけですよね。それをもしかしたらその林業大学校のこれからの学校運営の中に下川町としても寄与して…連携していくことができるのではないかと考えているところでございますので御理解をいただければと思います。

質問 7番 春日隆司

旭川の高校でインターンシップで 1 人採用されるという話もお聞きしておりました。現状からすると、段階がありまして、今下川が林業で求めているのは即戦力だと思います。ですから、やはりそういう現場での体験を踏まえたそういう機関がある、そしてインターンシップがあると…政策の融合性をとっていくべきだと思います。別に建物を建てる…お金を掛けるという意味ではございません。いろんな施設を有効に使える…下川の場合は…そういうところでございます。是非前を見ていただいて…それから最後になりますけども、今年、都市計画マスタープランが策定されることになっておりますが、地域の課題…空き家、空き地、それから市街地等々…桜ヶ丘公園いろいろあります。総合グラウンドの利活用の問題もあります。都市計画マスタープランはどのぐらいのイメージで地域の課題を総体的に考えていくのかというところはどういうふうにお考えでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

十数年来、この都市計画のマスタープランが策定されてこなかったという経過がございます。その間に人口減少も著しく進んだということでありますので、そのへんは都市計画の中にこれから地方創生のいろんな意味合いも含めながら折り込んでいける、そういう計画づくりというのを指示してまいりたいなということで考えております。また、都市計画のマスタープランに伴って、昨今の自然災害の関係もありますので、しっかりと防災対策も町全体でできるようなそういう仕組みも指示をしてまいりたいなということで考えてございますので御理解をいただければと思います。

質問 7番 春日隆司

今の考え方で、地域にあるそれぞれの課題…空き地、空き家、空き店舗、それから都市計画区域内における様々な問題を一括して解決するためのプランと…公営住宅はじめ道路というトータル的な考え方だということで認識をしました。それで、都市計画マスタープランは確認していないんですが、いつまでに策定するんでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

予定としては 29 年度中に計画の策定をしていきたいなということで考えてございます。

質問 7番 春日隆司

今質問させていただきました…いろんな前向きな答弁もいただいたかと思いますが、4 年間の前期終わられたわけでございます。決意を持たれまして進めていただければと思います。役割上、私どもも今後 2 年間、決意を持って町政の発展のために尽力してまいりたいと思います。以上で終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

出典:下川町議会 平成29年第1回定例会 2017年3月14日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる