みんなの議会

下川町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月19日

(1)グランドデザインについて/(2)放課後子ども対策について

2016年12月19日、下川町議会の一般質問で、奈須憲一郎議員が「グランドデザインについて」「放課後子ども対策について」について質問し、町長 谷一之、環境未来都市推進課長 三条幹男、教育長 松野尾道雄、税務住民課長 長岡哲郎が答弁しました。

質問者
奈須憲一郎 議員
答弁者
町長 谷一之、環境未来都市推進課長 三条幹男、教育長 松野尾道雄、税務住民課長 長岡哲郎

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

会議録の目次の件名ではこの議員の件名が 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は会議録の目次の件名の表記です。

質問 4番 奈須憲一郎

それでは、一問一答方式により一般質問を行います。まず、グランドデザインについて質問いたします。しもかわまちおこしセンターコモレビのオープンにより、グランドデザイン・ゾーニングの観点で動きがありました。そのことに対し、次の点について町長の見解をお伺いします。一、コモレビを中心としたグランドデザイン・ゾーニングについての町長のビジョンと、それを実現するための政策。二、コモレビへの移転により空いた施設・空間をグランドデザイン・ゾーニングの中でどのように位置付け、活用していくのか。町長のビジョン・視点。三、町民一人一人が常に町全体を見渡す俯瞰的な視野、グランドデザインの観点を持つ意識付けと、既成概念にとらわれないまちづくりのアイデアを得るために、三年に一度、「夢のしもかわグランドデザイン・コンテスト」を開催し、自由な発想で下川町の未来予想図を構想する機会を設けてはどうか。以上、三点についてまずお伺いします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

奈須憲一郎議員の質問「グランドデザイン」について、お答えしたいと思います。総合的、長期的な計画といたしましては、まちづくりの指針・ビジョンとなる第 5 期総合計画を策定しており、具体的な内容につきましては、その事務事業ごとに個別計画を作成しているところであります。具体的には、まちおこしセンターコモレビは旧駅前周辺活性化計画に、宿泊研修交流施設は地域商業再生計画に、それぞれ盛り込みまして、連携を図りながら整備を進めているところであります。一点目の「コモレビを中心としたグランドデザイン・ゾーニングについての町長のビジョンと、それを実現するための政策」でありますが、両計画を基本に、刻々と変化する経済社会に対応し、地域の将来を見据えながら、点から線へ、人の流れ、動線を創り出し、さらに線から面へ、地域全体に波及するよう経済社会の活性化を図ってまいる所存でございます。具体的には、コモレビの入所団体のほか、コモレビに併設する団体や近接する組織、企業などによる産業間の連携、宿泊研修交流施設や商店街との連携により、産業振興に結び付け、経済社会の発展を目指してまいります。二点目の「コモレビへの移転により空いた施設・空間をグランドデザイン・ゾーニングの中でどのように位置付け、活用していくのか」でありますが、平成 14 年度に「都市計画マスタープラン」を策定し、その中で有効な土地利用の推進や、道路、公園、下水道などの公共公益施設の計画的な配置と整備など、市街地整備の方針を定めておりますが、14 年が経過し、町の状況も大きく変化してきていることから、平成 29 年度に見直す予定をしております。コモレビへの移転により空いた施設・空間につきましては、事業化、起業化、事業承継、あるいは企業誘致などを促進し、空き店舗や空き事務所、空き家、空き地などの活用を推進してまいります。三点目の「町民一人一人が常に町全体を見渡す俯瞰的な視野、グランドデザインの観点を持つ意識付けと、既成概念に捕らわれないまちづくりのアイデアを得るために、三年に一度、夢の下川グランドデザインコンテストを開催し、自由な発想で下川町の未来予想図を構想する機会を設けてはどうか」でありますが、「都市計画マスタープラン」の見直しに当たり、幅広く住民の皆さんから、斬新な意見、少数のアイデアをいただきながら、まちの将来像について話し合いを進めていきたいと考えております。以上申し上げまして答弁といたしますので、御理解賜りますようお願い申し上げ、答弁といたします。以上です。

質問 4番 奈須憲一郎

それでは、質問を続けたいと思います。まず答弁いただきましたが、町長のビジョンとそれを実現するための政策について、いただいた答弁の内容ではですね、非常に曖昧と言いますか…抽象的な概念の答弁だけでしたので、もう少し具体的にですね、町民がその話を聞いて具体的にイメージできて、そんなビジョンの下でまちづくりが進むんであれば非常に夢が持てるな、希望が持てるなとかですね、それをじゃあ具体的にどうやってやるのかということに対して、もっと具体的に…そんな政策を打とうとしているのか、そういったことについてもう少し具体的にお答えください。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

大きな枠組みでのグランドデザインということだったものですから、ちょっと概念的な答弁になったと思いますけども、現実にはまちおこしセンターについて、当初から産業拠点、そしてまた情報交流という、こういう機能を持った施設にしていこうという元々のプランがありましたので、それに基づいたそれぞれ詳細な議論が重ねられてきたところであります。それは都市計画の中や、あるいはまた町民会議の中、あるいはまた旧駅前の商店街の中でいろいろアイデアもいただきながら、全てを織り込むことはできませんけれども、今のキーワードの産業、交流、そして情報という中に少しずつ織り込むことができるのではないかと考えています。例えば、今回、四つの団体に入居していただきまして、これから運用などについて協議会を設置しながらいろいろとアイデアを更に生み出していただくわけでありますけれども、一つには、あそこに今、展示あるいはまた販売できる施設ができましたので、ここに町内・町外の方々が下川の特産やあるいはまたいろいろな商品を見ることができ、そして購入することができるというこういう場がやっぱり一つ必要ではないかと思っています。また、情報コーナーもWi-Fiを中心としていろいろとデジタルな社会の中で活用できる、そういうものも整備してございますし、さらに中庭等についても、一年を通して親子がそこで遊ぶことができる、そしてまたレクリェーションや物販などができるようなイベントのコーナーも設置できるんではないかと考えているところでございます。さらに、多くの方々が今下川町に来町していただいておりますので、視察の対応の場として、このロビーなどを使いながら、下川町の特異性のあるまちづくりをいろいろ表現していければと思っております。いずれにいたしましても、三つのキーワードを中心としながら、これから様々なアイデアを織り込んでいって、そしてあそこの活用を高めていきたいなということで考えております。ただ、その一方で、下川町の人口は今3,400人を切りました。町内の人達の交流の場だけではやはりにぎわいをつくるというのは非常にハードルの高いものがありますので、今申し上げました町外の方々の様々な交流を生み出すことによって、これからこのまちおこしセンターがいかされていくんではないかと期待するところでございます。以上です。

質問 4番 奈須憲一郎

町外の方々を巻き込んで下川町の活性化を行っていくということで、コモレビへの町外の入り込み客数、そういったことについて数値目標が立てられているのか。そして、産業間連携の拠点ということで、産業間連携ということが進むとどういったことが生まれてくるのかという…想定ですね、何が生まれてくると想定してるのか。そのあたりを具体的にお聞かせください。

答弁 環境未来都市推進課長 三条幹男(環境未来都市推進課長は2017年3月まで)

一点目の、町外の入り込みの数値目標というところでございますが、今現在は町外の入り込みに関する数値目標というのは設定をしてございません。ただ、町内の各団体の方ともお話をさせていただいてますが、やはり町外から人を呼ぶためのイベント、そういうものは随時計画をしていきたいというふうに考えてございます。それから二点目の、連携による産業振興でどういうものが生まれてくるかというところでございますが、今ある商品の販売促進や高付加価値化、さらには生産の拡大を図りながら、新しい商品やサービスの展開、開発なども含めて六次産業化や業務提携の可能性なども含めて進めていきたいというふうに思っております。以上でございます。

質問 4番 奈須憲一郎

そういった産業活性化していくことによって、どの程度の経済波及効果があるのか。そのあたりについてはいかがでしょうか。

答弁 環境未来都市推進課長 三条幹男(環境未来都市推進課長は2017年3月まで)

経済の波及効果につきましても、これも具体的に計算をしておりませんけども、ただ今後、下川町の基本的なデータを整備する中で、そういうところから波及効果も含めて導きだしていきたいというふうには考えてございます。以上です。

質問 4番 奈須憲一郎

是非ですね、具体的なかたちで示しながら、それを軌道修正していくかたちで政策の実施に当たっての精度を高めていただきたいと思います。それでまた、もう少し俯瞰的なグランドデザインの話に戻りますが、現在このコモレビ、そして今宿泊施設が建とうとしているエリアを中心とした様々なグランドデザイン・ゾーニングビジョンについては、町長の答弁にありましたとおり、旧駅前周辺活性化計画、そして地域商業再生計画というものがございます。特に旧駅前周辺活性化という言葉に象徴されますが、出てきた背景として、かつてのにぎわいという…後ろ向きで、そして曖昧なものが根拠になっております。まちづくりというのはですね、もちろん過去の歴史、経緯を踏まえた上で考える、それももちろん当然ではありますが、ビジョンを描いて未来に向かって…そこに向けてどういった政策を打っていくのか、それが基本であろうと思います。さらに、今ここに暮らす私たち、そしてこれから暮らそうとする将来の次の世代にとっては、過去にぎわっていたかどうかということは問題ではなく、今の生活、そしてこれからの生活がどうなっていくのか、これが最大の焦点であります。そういった観点で現実的に考えますと、今鉄道網の先行きが不透明になり、私たちの生活を支える動線は国道を中心とする道路網になります。そういった点では私たちの生命線を握るのは国道を中心とした道路体系であると。そして現実を見ますと、この国道沿いの商店街の空きが目立ち、このような状況に対して、かつてにぎわっていたということで、かつて駅があった場所を中心に計画を練っていく、これが本当にあるべき姿なのか。今現在、確実な交通量があり、そしてこれからも私たちの生命線となる道路…国道を中心として、商業の活性化であるとか、私たちの暮らしの動線を考える、これが本筋ではないのか。私はそう考えますが、町長はどうお考えでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

仰るとおりでございまして、平成14年に都市計画のマスタープランができてから、これ14年間この策定が見送られてきた。一つにはいろいろ背景があったことと思いますけれども、いずれにいたしましても、旧駅前については一つのゾーニングとして、ここをきっかけに次の展開が図られるようにというそれぞれの先輩たちの思いがあったことと思います。いずれにいたしましても、決してこの旧駅前だけを活性化しようということではなくてですね、最終的には全町、そしてまたまちづくりの考え方を全体に広げていくということが大事かと思います。そういう意味では、これから国道沿いやあるいは道道沿い、ほかの沿線などいろんなところをしっかりと注視していく必要があるのではないかということで考えておりますので御理解いただければと思っております。

質問 4番 奈須憲一郎

ただ今、国道も含めた中で検討していくということで…町長の答弁にもありましたが、都市計画マスタープランの見直しを新年度から取り組んでいくということで、そういった中で総合的なビジョンの中で見直していくということが進んでいく、そういったことでよろしいでしょうか。それで、この国道を中心とした動線を考えたときに、人口の規模でいえば名寄ですとかそういったところの動線を考えたときに、やはり上名寄、そしてこの市街があって、そして一の橋へ抜けていく、こういった路線…道路網の動線を考える必要もあるかと思います。そういったことも含めまして、今後検討していくに当たっては、旧駅前の活性化計画、そしてこの地域商業再生計画というのは、それに基づいた公共施設の施設整備が行われることになりましたので、それは一旦役目を終えたという中で29年度の都市計画マスタープランを中心に改めて再構築していく、そういうことで進めていくということでよろしいでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

仰るとおりであります。今社会の潮流が非常に速いスピードで進んでおりますので、そういう社会情勢もしっかり把握しながら、下川町のまちづくりに合った…そういうデザインを進めてまいりたいなと思っております。また、国道というのはやはり主要幹線道でありますので、下川町だけではなくて近隣の市町村とも連携をしながら、この国道のあり方…いわゆる商店街ばかりではなくてですね、通行がもっと利便性のあるようなものにしていける、そういうようなところも今後協議していきたいなと思っておりますので御理解をいただければと思っています。以上です。

質問 4番 奈須憲一郎

それでは新年度からの動き、それに向けた今年度中の動きについて注目したいと思います。それで三点目にですね、アイデアですが、グランドデザインのコンテストを開催してはどうかということで、町長の答弁では都市計画マスタープランの見直しに当たっての意見収集として取り組んでいきたいということでした。私の考えとしましては、本当に小さな幼児のお絵かき程度から始まるものから、小・中・高、大人も含めて幅広くいろんなビジョンを描いて集めていただきたいなと。そして、コンテストですのでその中から優秀なもの、具体性のあるものについては評価していく。それで例えば町長賞ですとか議長賞ですとか様々な産業団体賞ですとか、そういったかたちで面白いものはピックアップしていく。それに対してこれは非常に実現性が高いというものに対しては町長が裁量の中で予算を一定割り当てて、更にその精度を高めていってほしい。それはその提出した本人やグループだけではなく専門家を交えて検討する。そういったことへの展開を考えてはどうかと思います。それについてはいかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

大変良いアイデアだと思います。今国も総合戦略の中で、若い人たちを中心にアイデアコンテストというのをブロックに分けて今実施しております。そういう中では国のような大規模なものはできませんけれども、小規模なものというのはうちの町に合った中で企画していけるんではないかと思っています。そのへんも今後のいろいろなアイデアの中でそういう意見が深まってきましたら、どういう方法を取ったらいいのかと、そういうのは意見としてしっかり受け止めてですね、実施できるんであればそういうことも研究してみたいなと思っています。また、今年は10月に下川商業高校の学生さんたちといろいろ意見交換をさせていただきまして、その中でも下川町のまちづくりに期待することという質問をこちらからさせていただきましたけど、いろいろなことを述べられておりました。そういうところにもたくさんのヒントがあるんではないかと感じております。昨年も下川中学校の子供たちといろいろ議論をさせていただいて、身近な問題を提起していただいて、それが今年実は実施できたというものもありましたので、そのへんを十分に踏まえてですね、今後そういう意見の聞ける場や、さらにコンテストなどの研究などもこれからいろいろと考えてみたいなと思っております。以上です。

質問 4番 奈須憲一郎

個別にはそういった意見を聞きながら実現しているものもあるということでお伺いしました。そういった良い事例も取り込みながら総合的に展開していただければと思います。それで、そういった意見交換の中で吸収していくものがある。その一方で説明会という名で開催されている今の町民とのコミュニケーションの手法に対して、説明会という言葉ですとやはり行政としては内部決定した上で、こちらから一方的に説明する、それを住民は聞いて納得してもらうというかたちに受け止められがちですし、なかなか言った意見ももう固まっている段階では反映しにくい、そういったことに町民の失望感が高まっていると。これは議会も井戸ばた会議を通じて聞いているところです。なので、こういったことを踏まえて新年度からのグランドデザインを描く都市計画マスタープランの見直しなどについては、説明会ではなくてですね、町長が今高校生だとか子供たちとやっているような意見交換というかたちで対話していく、そういった姿勢が必要かと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

これは使い分けをしてまして、町民懇談会、そしてまた説明会という使い分けをしていてですね、一定程度議論がされてきて、そしてかたちが固まってきた段階での説明会。懇談会というのは地域の課題とかですね、アイデアとか、そういうところを白地図状態から求めていくというところがありますので、全部を括って説明会とやっているわけではなくてですね、使い分けをしながら今後もやっていきたいなと思っております。特に留意していかなければならないのは、あまりにも過大な希望を町民の皆さんに持たせてしまって、現実に財源がなくてできなかったとか、こういうところを十分留意していかなければならないのと、あと用地問題とか家屋の補償問題とか出てきたときに、どうしてもそこで利害が出てまいりますので、十分にこのへんも注意しながら進めていきたいなと思っております。以上です。

質問 4番 奈須憲一郎

ただ今の町長答弁の後段については、もちろん配慮しなければならない問題だと思います。そして町民とのコミュニケーションの場を使い分けているということでしたが、町民の受け止め方は必ずしも行政側が意図しているようには受け取っていない場面もあったりですとか、これを説明会としてやってしまうのか、そういった場面も多々見受けられますので、今後更に注意しながら進めていっていただきたいと思います。それでは、一点目のグランドデザインについては以上にしたいと思います。続きまして、二点目の放課後の子供対策について、お伺いします。まず、平成27年第2回定例会で質問した「放課後の子供の交通安全対策について」答弁のあった次の点について、町長に追跡質問を行います。一、道路管理者や警察等との協議状況。二、一日歩行者天国の検討状況。三、子供たちの育つ環境(グランドデザイン)の検討状況。そして次に、放課後の子供の過ごし方について、教育長の見解をお聞きします。一、あるべき姿、ビジョンを描いているか。二、実態を把握しているか。課題は何か。三、放課後児童クラブを利用していない子供は、一旦帰宅してからだと特に冬季間、友人宅等への移動時間が夏季よりかかる上に、早い日暮れで門限が早まるため、遊びに行きたくても諦める傾向にないか。四、放課後児童クラブを利用していない子供が、ランドセルを背負ったまま遊びにいける場所として、例えばハピネスや公民館、安原公園を位置付けてはどうか。以上についてお伺いします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

「放課後の子供対策について」の質問にお答えしたいと思います。平成 27 年第 2 回定例会で御質問いただいた「放課後子供の交通安全対策」について、その後の検討状況でありますが、一点目の町民会館前の道道における減速対策「道路管理者や警察等との協議状況」につきましては、徐行区間の設定や徐行に向けた道路へのペイント表示について、昨年から今年にかけて、道路管理者である北海道と名寄警察署下川駐在所により、現地確認を行い、横断歩道の設置や更なる減速対策について、協議を進めているところであります。また、町民会館の改修以来、子供たちの送り迎え等による路上駐車が増加している状況にあり、警察の協力の下、路上駐車の取り締りや交差点の一時停止違反などの取り締まりを強化し、通学路の安全確保を推進しているところであります。また、警察や関係団体等の協力の下、交通安全の体験的学習や交通安全教室を実施し、交通安全に対しての啓蒙を図っております。さらに、今年度、高齢者の皆さんによって設置されました「元気会」の御協力によりまして、下校時の見守りの対策を講じているところでございます。二点目の「一日歩行者天国の検討状況」については、ここは道道であること、そしてまた産業生活道路のため実施は難しいとものと考えております。三点目の「子供たちの育つ環境(グランドデザイン)の検討状況」については、子育て教育ゾーン的な構想につきましては、短期的には地理的条件等から困難な場合がございまして、「都市計画マスタープラン」と整合性を図りながら、中長期的な展望で考えていきたいと思います。以上申し上げまして、私からの答弁は以上でございますが、ここで、その後にいただきました教育長への質問は教育長の方から答弁させていただきますので、よろしくお願いします。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

続きまして、御質問にお答えさせていただきます。「放課後の子供の過ごし方について」の一点目でございます。「あるべき姿、ビジョンを描いているのか」につきましては、平成 27 年度に策定した総合教育大綱の基本目標でございます「個性・可能性・魅力を伸ばす人づくり」、推進施策として「児童の放課後の居場所づくりや体験活動の充実により、子供の健やかな心身の成長を図り、未来を担う子どもたちの育成」を掲げております。また、デジタルメディアの過剰な接触等にある生活習慣改善については、規則正しい生活リズムの定着が図られるよう取り組んでいるところでございます。二点目の「実態把握と課題」について、これにつきましては、本年 6 月に教育委員会による児童生徒に対するアンケートを実施しており、また国では全国学力・学習状況調査が実施されております。結果として、高学年になるほど塾や少年団に参加している児童が多い状況にあります。課題としては、デジタルメディアに触れている時間が全国・全道平均よりも多い状況でございます。三点目の「放課後児童クラブを利用していない子供が遊びに行くこと」と、四点目の「放課後児童クラブを利用していない子供の遊べる場所」については、関連がありますので併せてお答えをさせていただきます。小学校では、放課後、児童クラブを利用していない児童は、所在不明を防ぐため、一旦帰宅し、保護者等に行き先を伝えてから外出するよう指導をしております。ランドセルを背負ったまま遊びにいける場所の確保につきましては、保護者の同意を得ること、見守りの人を放課後時間帯に配置することが課題であると認識しております。なお、三学期から、スクールバスの待ち時間に図書室の利用が認められるよう、検討を進めているところでございます。いずれにしても、安心安全な放課後対策と次代を担う子供たちを地域全体で育てていくという、子供たちが健やかに成長できるよう一層推進してまいります。以上申し上げまして答弁といたしますので、御理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

質問 4番 奈須憲一郎

それではまず、答弁のありました点についてですが、具体的なところの確認で、「元気会」の御協力により下校時の見守りの対策を講じているということですが、具体的にどういった対策になっているのかお聞かせください。

答弁 税務住民課長 長岡哲郎(税務住民課長は2018年3月まで)

今年度、町民の高齢者の皆様の有志が集まりまして「元気会」というのが設置されております。具体的には学校、教育委員会等々と打ち合わせをしながら、9 月 29 日から 1 か月間でありますけれども…冬の間はちょっと厳しいということで、毎週木曜日、交差点に立ち、下校時の子供たちを見守りするという取組が行われております。以上です。

質問 4番 奈須憲一郎

町民の方による自主的な取組ということで、大変ありがたいことだと思います。ですが、私が指摘しておりました放課後の交通安全対策につきましては、交差点というのは学校前の道道の交差点でしょうか…はい。学校前の道道交差点につきましては、押しボタン式の信号機が既に設置されております。私が交通安全対策として求めていたのは、公民館、町民会館、役場前の道路です。そこの方がより危険性が高いという認識で私は考えておりました。そういった「元気会」の方からの御協力の申し出があったときに、そういった公民館前についての見守りということで協議が行われなかったのかお聞かせください。

答弁 税務住民課長 長岡哲郎(税務住民課長は2018年3月まで)

先ほど申し上げましたとおり、交通安全の関係者の方々等含めて、一番どこが効果的であるかと、それと「元気会」の参加できる人数…ローテーションで見守っていただきますが、そういった人数等とも併せて、今年度については小学校の前がいいのではないかと。来年度については更に場所を増やしたり、回数を増やしたりすることも含めて、今年の経過を踏まえて検討してまいりたいと思っております。

質問 4番 奈須憲一郎

大変ありがたい取組ですので、私はケチをつけているわけではなくてですね、より効果的な協力が得られるために、様々な情報提供として私が懸念していることも含めて協議していただければと思います。こういった取組が広がっていくことを切に願うものであります。それとですね、協議を進めているということでしたが、その協議の進捗状況、新年度からなにか具体的な動きができそうなのか、いろいろなハードルが高い問題があってまだ進展しそうにないのか、そのあたりについてはいかがでしょうか。

答弁 税務住民課長 長岡哲郎(税務住民課長は2018年3月まで)

交通の規制と、子供たち、そして住民の皆さんの安全の確保というところのバランスだというふうに思っております。規制を強化するというところはなかなか交差点含め一旦停止の表示等々含め協議が長引いてくると…時間が掛かるといったところがあると思っております。そんな中で、横断歩道の設置については、増設するという意味合いで、公民館前が良いのか、安原公園のところが良いのかを含めてですね、下川駐在所そして名寄の交通課、そして道路管理者であります北海道旭川開発建設部の士別道路事務所の出張所…こことの協議、そして現場等々を確認してもらっておりますので、横断歩道であれば設置は可能であるというところでございまして、手続き的にはこれから書類申請を行って、北海道に届出を出し、横断歩道の設置…場所等々の企画もありますけども、その設置の許可に基づいて警察の方に…とって設置をすると。横断歩道については一つの路線に何箇所おいても規制はないというふうに確認しておりますので、一番早いのは横断歩道の設置でないかなというふうに感じております。

質問 4番 奈須憲一郎

協議が進められているということを認識しました。それで、車のスピードを落とす対策について私が一般質問しました後で、現在は国道から入ってきて中学校とかに抜けていく道については一旦停止ですが、全面一旦停止にすれば、そこで一旦停止するのでスピードが落ちると。一番懸念している町民会館前、公民館前ではスピードが落とされるということで、そういったことが良いのではないかというようなアイデアを受けました。そういった点についての協議はどうでしょうか。

答弁 税務住民課長 長岡哲郎(税務住民課長は2018年3月まで)

実際にそこの交差点では、国道側から入ってくるところが町道で、町民会館の前の道路が道道ということで、道道が優先であるために町道側に一旦停止が設置されているという状況です。しかしながら、事故等々も…現実に交差点事故が起こっておりますので、是非とも 4 か所ですね増設してほしいというような協議を進めているところですけれども、やはりあまり道道と町道の…道に優先がありますので、そういったところに事例がないというところもありまして、協議はなかなか進まない状況にございます。

質問 4番 奈須憲一郎

協議していただいているということで心強く思います。前例がないということでしたが、前例にない取組をするのが我らが下川町ですので、その点については是非、道を切り開いていただきたいと思います。今後も引き続き協議を進めていただきたいと思います。それで、一日歩行者天国の検討状況についての答弁ですが、産業生活道路のため実施は難しいとのことでした。それでは、うどん祭りで…年に一回イベントでやっております交通規制については、これは産業生活道路ではなくて違う位置付けなのでできるということでしょうか。

答弁 税務住民課長 長岡哲郎(税務住民課長は2018年3月まで)

一日歩行者天国でございますけれども、実際には道路管理の北海道に届出を出して、名寄警察署に道路占有の許可を取ると、占有して歩行者天国は可能だというふうには…ルール的には可能だというふうに感じております。ただですね、この一日歩行者天国自体が奈須議員の御質問…一年前にあってから、是非必要だというところがですね、各種交通関係者等々との意見交換だとかいろんなところとの意見交換の中で、それほど優先的に…あそこを歩行者天国にして交通安全の啓蒙に努めるといったところがまだ醸成されていないんでないかなというふうに感じております。町民会館に児童室が設置されてから、送り迎えのお母さん方、お父さん方の車が駐車するという機会が非常に多くなっているのは事実です。町長の答弁にもありましたけれども、そこのところを車の間から子供たちが飛び出さないように、警察そして各種交通安全の団体の方々に御協力をいただいてですね、危険行為がないかどうかというところの啓発、こういったところがやはり優先されるべきでないかなということで、そこを重点に取組を進めております。

質問 4番 奈須憲一郎

ただ今の答弁…回答であれば一応納得して聞き置けるんですが、最初に町長から答弁があった生活道路のため実施が難しいという答弁は理由になっていないと思いますので、明快に…今根拠が本当はおありだったと思いますので、それを答弁していただきたいと思います。それで、児童室の送り迎えの車の状況…私も自分で送り迎えしていた時期に、ちょっと危険だなと思った時期もありました。それで警察等による規制というのは、もちろん道路交通法がある上で必要なんですが、利用している人達にとって、あそこに設置されたということを考えますと、駐車場の確保ですとか動線についての工夫は設置側が工夫すべき点かと思います。そういった駐車場の点についてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 税務住民課長 長岡哲郎(税務住民課長は2018年3月まで)

是非とも用地等々確保しながら、安全な措置が取られることが望ましいというふうに考えておりますので、周辺の空き地等々も含めながら駐車場の検討をしていくべきではないかなというふうに思います。公民館前とは違って、やはり町民会館の前は一旦車が頭から入るとバックで出てこなくてはいけないという…回転できないようなスペースでありますので、危険が生じないような措置として用地の確保等々も今後必要ではないかということで検討してまいりたいと思います。

質問 4番 奈須憲一郎

分かりました。交通安全対策につきましては、今年大きな事件として、高齢者による事故のこともありましたので、気を緩めることなくというか、むしろこれからがいよいよ本当に危ない状況かと思いますので、注意して取り組んでいただきたいと思います。交通安全の話から離れまして、大きなグランドデザインの話です。今回の答弁では、短期的には困難な場合があるということで、それはもちろん子供たちのことを考えたときの配置については、大掛かりな装置も必要だったりしますので、都市計画マスタープランの中でということで理解するところであります。それで、子供たちのこれからの環境、いろんな動きを考えますと、国では小中一貫…この地方自治体で先進的に進めている流れを受けて小中一貫、それで法的整備としては義務教育学校というものを位置付けるということで、今年法整備があったところです。下川町につきましても、児童生徒の減少だとか様々な観点から小中一貫というものを中長期的に検討する時期かなと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

私の方からお答えさせていただきたいと思います。今回お話をいただきました義務教育学校の設置につきましては、特に目指しているのは 9 か年での義務教育課程、その一貫した教育の成果を挙げるということが基本的な目標でございます。現実、小中連携ですとか、小中一貫教育というのが既に行われている地域も多数出てきている状況にあります。本町におきましては、御案内のとおり下川小学校、下川中学校それぞれが別々に設置をされていると。距離的にはそう大きな隔たりのある距離ではないのかなというふうに思いますけれども、ただそれにしても小学校、中学校の指導方法ですとか、あるいは部活動のあり方ですとか、小学校と中学校ではやはりいろいろな違いがありまして、下川町ではあまりないですけれど中一ショックといった中学校に上がった段階で学びの環境が大きく変わる、例えば具体的には小学校のときには単元別のテストだったものが中学校に行くと中間とか学期末という学期に分けたものになって、その成績が順位となって出たりですとか、またその先の進路に結び付いていくというような変化、あるいは部活動については、少年団活動のときにはお兄ちゃん、お姉ちゃんでやっていたものが、中学校に行くと先輩、後輩というような関係になったりですとか、そういったことに対しての中一ショックなんていうのもうたわれております。そこで、本町の現状としての取組につきましては、幼・小・中・高ですね…一校ずつしかございませんので、それぞれの先生たちの交流の研修の場を設けたりですとか、あるいはふるさと学習的な活動として、例えば地場産業であるうどんを通じて中学校と高校と小学校が連携したりですとか、またそれ以外のところも連携したりというような方法を講じているところであります。そういったことがやはりふるさとに対する理解を深め、またそういった地域のことをよく知ってもらうためにも効果がありますし、その中一ショックなどを防止するという意味でも有効な手立てではないかなと思います。また、次年度に向けては、コミュニティスクール…これは法的に今国の方も推進している事業でありますけれども、そういったものも活用しながら小中連携、また開かれた学校づくりから地域の中にある学校と…よりもっと地域と双方向で関係性のある学校づくり、こういったものを進めていきたいと考えているところでございます。以上でございます。

質問 4番 奈須憲一郎

いたずらに小中一貫に向かえというわけではありませんので、もちろん慎重な議論が必要なことだとは思っております。いろいろ考えますとメリットの面がいろいろあるなと思っておりまして、例えば、小中一貫で下川小学校が今の下川中学校の方にですね一緒に同じ校舎で学ぶということになりますと、幼児センターそして小中一貫の場所がそこに一体的になると。そこには向かいにスポーツセンター、スポーツ施設もありますし、そして今これからの活用が模索されています総合グラウンドがあります。そうなりますと幼・小・中が一体となっていく中で、総合グラウンドの位置付けが見えてくると。例えば、総合グラウンドに幼・小・中の子供たちが放課後利用したりするような場所として位置付ける。そこに幼児も高齢者も含めた…対象とした複合施設というようなものも各地で取り組まれております。それが幼児にとっては親とは違う…高齢者と触れ合う中で良い面があったり、そして高齢者にとっても今は核家族化の中で普段は接することのない小さな子供たちと接することでいろんな良い面があると、お互いにとって良い関係があるというようなことで、そういったビジョンを描きながら進めることもできるかと思います。そういったビジョンなしですと、総合グラウンドに何か良い補助金があった、そして脈略のない公共施設がボンと建った、もう動かせない、後になって小中一貫になった、だけど総合グラウンドにもう建っているので上手く活用ができないということになりかねません。なので、やはり中長期的なビジョンを掲げながらやっていく必要があると思っております。そういった幼児から小・中まで一貫した中で、そして高齢者との触れ合いができるようなそういった大きなビジョンについてはどのようにお考えでしょうか。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

今お話をいただきました、昨年第 2 回定例会のときの一般質問の中で町長が答弁させていただいておりますが、そういったいわゆる教育ですとか、子育てのゾーン形成、検討に値するというふうに思っております。具体的には音威子府村あたりでは小中一貫した建物の中で学びが行われていたりという取組もございます。今回、次年度に向けて都市計画のマスタープランを作成するに当たって、そういったゾーン形成の中、答弁がありましたように短期的にはなかなか現状すぐに移行というのは難しいですけれども、中長期的な展望に立った中でそういうゾーン形成、こういったものを示していくということは重要ではないかなというふうに考えてはおります。あとご高齢の方などとの交流というのも、やはり意図的なそういった機会を今後コミュニティスクールの中、もし実現するとすればそういった中でも十分検討していける課題ではないかなと。地域と学校がそのウィンウィンの関係の中で、地域の中にある学校、双方向で活動し合っていくと、そういったことを目指しているところでございます。以上でございます。

質問 4番 奈須憲一郎

なかなか短期的な話ですと、いろんな用地問題絡んで議論し難いという中で、ちょうどこの都市計画マスタープランの見直しの中で夢のある議論ができそうだという印象を受けましたので、今後に期待したいと思っております。それで、後段の放課後の子供の過ごし方について、今の討論の中でいろいろ出てきた部分もありますが、やはり冬季の子供たちの時間の過ごし方が非常に難しい面があるなと。かつては子供がたくさんいて、子供の密度も高くて、放課後の子供の安全ということについて事件性ということについてもちょっと今とは違う状況だったと思いますが、今の子供たちを取り巻く環境を冷静に見つめると、子供をほったらかしにしておいては子供同士で遊びにくい、やはり何かの仕掛けが必要な状況になってきていると思います。そういったことを考えますと、答弁の中でありました大人の見守りをきちんとしていく必要があると。都市部ですと公園にプレーパークというかたちの設定の中で、保護者等がお金を出し合ったり、そういった活動が認められて行政も参画する中で大人の見守り役がいて、そして指導というかたちではなくて子供たちが基本的には自分の責任で自由に遊ぶと。何か困ったことだとか、ちょっと手伝ってほしいことだとか、そして最低限の安全の見守り役としてそういったプレーパークには大人が配置されている。これは給料というかたちでちゃんと担保されている。そういった取組がございます。下川町については、子供の人数の少なさから、保護者がお金を出し合って一人の大人を配置するというのは難しい中で、行政との連携の中で放課後の子供の見守り、それはコミュニティスクールも絡んでくるかもしれませんが、やはり放課後の子供たちをきちんと見守っていくという責任ある立場の大人の配置が必要かと考えます。その点についてはいかがでしょうか。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

お答えいたします。奈須議員さんも御承知のことかと思いますけれども、下川町におきましては登録制の児童クラブ…これは学校帰りにランドセルを背負ってきて、そこに居て、流れとしては宿題があれば宿題をやっていただいたあと自由に遊んでいただいて、そして夕方保護者が迎えに来るというような形態のもの。それから児童室については登録しなくても自由に来てもらって構いませんという児童室。これが一体となって運営している居場所があります。そのほか教育大綱の中でも示した、その目標に沿って体験的なことができるということでキッズスクールがあったり、あるいはそれ以外にも…これは夏休み、冬休み期間中ですけれども朝活の活動ですね…こういったものを指導したり、これもデジタルメディアの過剰接触から少しでも遠ざけようというような生活習慣づくりの一環でもありますけれども、そういったものをやったりと。さらに学習については、ウイークエンドスクールということでそういった機会の設定をしております。直ちにそれ以外の場所に誰か見守りの人を据えて、そして保護者が例えば同意をした場合についてはここで遊んでいっていいよということについては、やはり保護者の皆さんとの合意形成…こういったものが前提になろうかなというふうに考えております。学校としてはあくまでも下校は基本的には自宅に真っ直ぐ帰りなさい、寄り道をしないで帰ってください、そして保護者なり家の方に所在を明らかにしてから出掛けなさいというのが学校の基本的なスタンスであります。あと付け加えますと、スクールバスを利用している子供さんいますので、公民館前でよく遊んでいる姿が見受けられますが、ややもするとちょっと危険な状況もあり得るのかなということで、小学校の方とも協議をいたしまして、スクールバスの待ち時間については図書室の利用もですね…三学期から認める方向でより安全確保に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。

質問 4番 奈須憲一郎

残り時間あと何分ぐらいでしょうか…4 分…はい分かりました。答弁ありましたが、実態としてですね、放課後児童クラブがあるとはいえ、三年生そして四年生になってくると児童室の利用、児童クラブの利用はしないと。一旦帰宅して保護者に行き先を伝えてからというのが建前になっておりますが、実態としては保護者がいない中で一人で家に帰って鍵を開けて過ごすということが実態であります。全部がそうではないかもしれませんが、そういったことがほかの保護者からも聞いているところです。そういった中で、家に帰って行き先を伝えてからというのは形骸化したルールです。ですので、ランドセルを背負ったまま保護者のいない家に帰ろうが、それが別な…ここだったら遊んでいいよという場所になろうがそれは何ら変わりがないと。むしろ家で一人でいる中で何をしているか分からないという、ブラックボックス化した孤独な子供たちが何をしているかというところの方がより危険性が高いのではないか。それであれば背負ったまま遊べる場所があって、そこで友達と過ごしている、その方がよほど親としては安心だし、子供たちの発達にとって健全だと私は思います。その点についていかがでしょうか。

答弁 教育長 松野尾道雄(教育長は2021年6月まで)

確かに自宅に帰っても親御さんがおられないという世帯もあろうかと思います。そのへん多種多様な現状があるのではないかなと…定型的なものではなくてですね、そのへんについては本年度もアンケート調査を実施しているところですけれども、そういった放課後の活動状況、こういったものをもう少し把握をさせていただいてから、御提案をいただいたその遊びの場づくり…これについては検討させていただきたいなと考えております。今拙速に判断して申し上げるにはちょっと至りません。以上でございます。

質問 4番 奈須憲一郎

拙速な取組を求めているところではありませんので、いろんな対話を重ねていただきたいと思います。最後になりますが、新町長になりましてもうすぐ 2 年が経とうとしている中で、当初はやはり前の町長の流れの中で実施しなければならない部分もあって、新しい町長色が出し難い部分もあったかと思います。しかしですね、今日の答弁のように未来を大きく描く中で、そこに向かって進んでいく施策を打つときに、新しい町長の施策の特徴が出てくると。今回、新年度以降取り組む都市計画マスタープランの話が出てきました。これに対して夢のあるビジョンをですね、町民とともに語って、新しい下川に向かうそういった施策を是非展開していただきたいと思います。最後に町長から何かありましたらお願いします。

答弁 町長 谷一之(町長は2023年3月まで)

私の公約の中で、幸せ日本一のまちをつくるということがあるんですが、いわゆる幸せとは何かということがそれぞれ多様な考え方があると思いますけれども、町としてもやはり一定程度のそういう方向性をつくりながらですね、そして子供から高齢者まで、やはり下川に住んでよかったと、幸せな生活を送っているという…こういうようなビジョンづくりをですね、しっかりとこれから進めていきたいなと思っておりますのでよろしくお願いをしたいと思います。

出典:下川町議会 平成28年第4回定例会 2016年12月19日 議事録 PDF(2ページ) 間違いを知らせる