士別市議会 令和6年第2回定例会 2024年6月18日
令和6年度市政執行方針についての「健やかで豊かな心育むまちづくり」の、防犯、交通安全、消費生活について
2024年6月18日、士別市議会の一般質問で、中山義隆議員が「令和6年度市政執行方針についての「健やかで豊かな心育むまちづくり」の、防犯、交通安全、消費生活について」質問し、市民部長 丸徹也、総務部長 大橋雅民が答弁しました。
- 質問者
- 中山義隆 議員
- 答弁者
- 市民部長 丸徹也、総務部長 大橋雅民
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は市のサイトの一般質問の一覧の表記です。
質問 4番 中山義隆
第2回定例会に当たり、通告に従い一般質問させていただきます。前回、第1回の定例会では、私どもの質問がかなり多くて十分質問できなかったということで、第2回の定例会に、また質問の中でやっていきたいなと思っております。市政執行方針の中で、健やかで豊かな心育むまちづくりの中の防犯、交通安全、消費生活の中の今回は交通安全について、高齢者運転免許証自主返納についてを対象に質問したいと思っております。近年、全道的にも交通事故が減らない世の中です。北海道内における高齢者の交通事故死者数は、令和3年全死者数120人、高齢者死者数78人、割合として65%となっております。令和4年度には全死者数が115人、高齢者死者数が63人、割合として55%、令和5年度には全死者数が131名、高齢者数が58名、割合として44%、このデータは、北海道警察本部交通部データによるものであります。士別市警察管内でも、令和4年の交通事故発生状況では、発生件数16件、負傷者21人となり、令和3年度と比べると、発生件数は9件、負傷者数は13名の増加となっております。まだ記憶にも新しい事故が発生したのは、士別市東山、士別滝の上線、道道での昨年5月13日、70歳代の高齢者男女3人がけが、病院に搬送された事故です。様々な事故で偏っているわけではありませんけれども、やはり高齢者による事故の割合が高いように思われます。その原因としては、中央線を走ってみたり、脇見運転をしたりなど。そこで北海道では、北海道高齢者運転免許証自主返納サポート制度を創設され、士別市でも、高齢者の方々にとって運転免許証を自主返納しやすい環境づくりは行われていますが、この制度は65歳以上の方が対象で、なかなか自主返納までには至っていないということです。また、北海道高齢者運転免許自主返納サポート制度も、協賛事業として各種団体が協賛しているようです。内容として一部紹介しますと、イオン北海道株式会社では、電動アシスト自転車を購入する際、あんしんパック3年型無料付与や、株式会社はるやまチェーンでは店頭価格より5%割引きなど、様々な特典があります。また、交通機関への利用者には、函館市や札幌市などで、タクシー乗車料金1割引きなどが行われております。このように、高齢者運転免許証自主返納サポート制度について、各都道府県や各市町村での協賛事業所が数多く協力しています。そこで、本市でも、市内経済循環として一つの案ですけれども、市内交通機関をサポートする中で、ポイント制度や還元制度、さらに、難しいかもしれませんけれども、PASMOやSuicaなど、どこの交通機関でも使用できるものや、市内タクシー乗車代ポイント還元制度など、様々な制度を取り入れながら、市内経済循環や高齢者の交通安全対策に、今後の対応、対策についての本市のお考えをお聞きいたします。また、高齢者に理解され、運転免許証自主返納された方については、冬場は市内の交通機関を多く利用し、様々な方法で交通の便を図っているようであります。しかし、夏場に対しては、様々な機関と自転車の利用をしているようです。高齢者なので自転車でもふらつき、脇見運転、斜め横断など、様々な危険があると思います。そこで、高齢者自転車運転についてお尋ねします。道路交通法が改正され、自転車を利用する人に対して、国の制度で、令和5年4月1日から自転車のヘルメット着用努力義務として施行されました。これまでは、自転車のヘルメット着用は13歳未満の子供に限られていましたが、近年、高齢者に限らず、年齢にこだわりなく自転車の利用者が増加する一方、自転車事故による死者数も増加しています。そのうち、頭部外傷が原因の死亡者数は約6割を占めております。そこで、自転車の安全運転を推進し、事故による死者数を減らすために、全ての自転車利用者へのヘルメット着用努力義務が導入され、努力義務化の対策は、全ての自転車利用者です。年齢や性別、自転車の種類も問わず、全ての自転車の利用者がヘルメット着用に努める必要があります。また、一部の学校の児童・生徒については、地域の団体や企業の心遣いでケアされながら、子供たちに対しての命の貴さと自転車の安全性が地域によって守られているようです。大人や高齢者に対しては自己責任の中で努力義務、だから自分は大丈夫という心が強く、主にその考えが強くなっております。協力体制が少なく見えます。そこで、自転車のヘルメット着用は、万が一の事故による頭部外傷のリスクを大幅に軽減することができます。ヘルメット努力義務化の違反には罰則規制はありませんが、しかし、警察官からの注意、指導を受けることがあります。また、ヘルメット着用をしていないときのリスクは、事故による頭部外傷のリスクが高まる、さらに、損害賠償の請求が認められにくくなるということとなっております。自転車のヘルメットには、条件が幾つかあります。自転車用として製造されたもの、また、道路交通法で定める安全基準に適合したもの、正規の販売ルートで購入したものが認められております。そういったことから、ヘルメット未着用の安全運転義務違反の過失に該当する可能性もあります。そこで、本市の交通安全に対する予定事業内容が、令和4年度から令和6年度までの予定事業があまり変わっていないようにも思われますが、令和4年度から5年までの事業内容の経過と結果及び実績についてお聞きしたいと思います。次に、最後になりますけれども、消費生活についてです。新聞や報道について、毎日のように特殊詐欺、悪徳商法などの被害が記載されております。地域活動の各種イベントで、消費者協会など各種団体の寸劇や活動を聞いていますが、高齢者の被害が近年さらに多いようにも思います。そこで、本市の対応で悪徳商法、特殊詐欺など、消費者被害の件数、被害額など、分かる範囲内でいいからお伺いいたします。また、今後このような特殊詐欺、悪徳商法などの市民への伝達はどのようにしていくのか、対策をお聞きいたします。以上で、一般質問といたします。 (降壇)
答弁 市民部長 丸徹也
中山議員の御質問にお答えいたします。初めに、市内公共交通機関でのポイントなどの活用についてです。サフォークポイントの利用については、サフォカに現金チャージ機能がないことや、支払いの際、端末機械に乗車料金の入力が必要なほか、各車両に端末機械の配置、通信費、ポイント発行費用も発生することから、事業所の負担が大きくなります。特に、バス運行への導入については、利用者ごとに乗り降りする停留所を確認しながら料金を入力することになり、定時運行に支障を来す可能性があることや運転手の負担も増大することなどから難しいと想定しているところです。Suicaなどの交通系ICカードの導入についても、バスに設置する読み取り機が高額であるほか、システム使用料や通信費も発生することとなり、国からの導入補助が一部あるものの、事業所にとって非常に大きい投資となります。現状の本市の委託路線や事業所の独自路線の乗降数では、サフォカと同様に導入、維持は難しいと考えているところです。次に、高齢者に対する交通安全の取組についてです。令和4年度及び5年度の事業としては、警察署と交通安全指導員が連携し、老人クラブを対象とした交通安全教室を4年度は延べ18回、231人、5年度では延べ18回、223人の受講の下に開催しました。交通安全教室の内容としては、前年に発生した事故概要に基づき、自動車はもとより自転車の運転の注意のほか、道路横断やシートベルトの着用についてなどを説明しています。ヘルメットの着用については、自転車安全利用五則のチラシなどの配布に加えて、本年度から、自転車用ヘルメットを安全教室に持参し、自転車運転の際には着用するようお伝えしています。なお、結果や実績のお尋ねについては、ヘルメットの着用率など具体的な数字は把握していませんが、こうした取組は即効性があるものではなく、地道な活動を継続することが肝要であり、市政執行方針で申し上げたとおり、警察や関係団体と連携を図り、啓発をはじめとする各種活動の推進に努めてまいります。次に、消費生活行政についてです。士別警察署における特殊詐欺などによる被害について件数と金額を確認したところ、令和3年は1件、約40万円、4年は2件、約61万円、5年は1件、約268万円で、被害者年齢層は公表していないとのことです。本市の特殊詐欺などによる被害防止の取組としましては、消費生活相談員を配置し、士別地区広域消費生活センターでの1市3町の相談、助言、情報提供、事業者へのあっせんを行っており、件数は3年は300件、4年は331件、5年は217件の相談などに対応しています。また、各種団体を対象とした出前講座では、講話や士別消費者協会と連携し、相談事例をベースにした寸劇を取り入れるなど、分かりやすく、より伝わりやすい内容にしております。このほか、消費者庁や国民生活センターなど関係機関からの特殊詐欺などに関する情報について、市ホームページや広報紙、260を超える団体が登録している士別市消費者被害防止ネットワークを利用し、情報発信に努めています。特殊詐欺などの被害は、高齢者のみならず、成人年齢引下げに伴う若年層や、最近は年齢層を問わず投資詐欺事例も多数発生していることなど、様々な手口による被害が発生している状況にあります。情報発信はもとより、5月30日の消費者の日記念事業として実施した戸別訪問による啓発など、消費者協会や警察など関係機関と連携した取組を継続し、特殊詐欺等被害防止に向けた取組を推進してまいります。以上申し上げて、答弁といたします。 (降壇)
質問 4番 中山義隆
高齢者の交通に関して自転車のことなんですが、最近この質問をすることによって、ちょっと市内を走っている間に、うれしいことに何人かがヘルメット着用、高齢者がしている、ママチャリに乗った人もしているという感じで見ました。そういった感じで、みんなの市民の気持ちが一体化になりながら事故をなくしていくようにしていくのが本当かなと思っております。そういった活動をやはり本市がしていかなければならないと、情報発信していかなければならないのではないかという具合に思っております。それで、先ほど部長のほうから、交通機関を利用するサフォークポイントとかポイント制度の話もされました。そういった中で、金額が設置するためには相当かかるかもしれませんが、これは、今後やはり高齢化が進む中で、こういう交通機関を利用する中で、あるいはどこかの形の中で予算を組みながらそういうものを入れていくことが本来いいのではないかなと思いますが、そういうお考えを再度要望といたしまして、質問に代えさせていただきます。
答弁 総務部長 大橋雅民
公共交通の関係ですので、総務部のほうから答弁させていただきます。交通系ICカードを使うためには、先ほど丸部長のほうから答弁したとおり、かなり高額なことが想定されます。全国の事例で申し上げますと、読み取り機、バス1台につき230万円、それからシステム使用料年間170万円、それに通信費、バス1台につき年間10万円といったところで、導入費用については一定程度国のほうから補助はあるようなんですけれども、その後のランニングコストについては補助がありません。そういったことからすると、年間例えば170万円なり、通信費1台につき10万円といったところの費用を交通事業者なり市が捻出していくというのは、なかなか難しいのではないかと現段階では思っているところです。以上です。