猿払村議会 平成29年第4回定例会 2017年12月12日
超過勤務と人員管理について
2017年12月12日、猿払村議会の一般質問で、森克彦議員が「超過勤務と人員管理について」質問し、村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章が答弁しました。
- 質問者
- 森克彦 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、副村長 眞野智章
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 森克彦
一般質問通告書に基づきまして、2点について質問いたします。はじめに、1点目の超過勤務と人員管理についてから始めます。今年度も残り4カ月を切った段階で、新年度の予算編成、また本年度の決算処理に向けたと思われますが、本議会におきまして、各会計における時間外手当の増額予算が計上されています。ちなみに一般会計ですと、係ごとに増減はありますが、364万6千円ですか。そのほか下水、国保、介護、介サですか。それらを含めて総額491万8千円ですか。これだけの増額計上がされています。そこで以下の4事項について質問いたします。まず、1項目目の時間外手当増額の理由について、簡単に説明願います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまの森議員のご質問にお答えをさせていただきたいと思います。今の時間外、本定例会に提出しております時間外勤務手当の増額につきましては、ただいま議員のおっしゃられた金額のとおり追加計上させていただいております。この時間外手当につきましては、当初予算における時間外勤務手当という部分で、時間外勤務を縮減する姿勢を示すことに加えまして、予算編成も厳しい状況が続いておりますことから、対象職員の基本給総額の6%相当で当初計画しておりましたが、近年は補正予算による追加計上を余儀なくされている現状でございます。議員のご質問にありました要因としましては、今年度は特に、中途退職者の発生による職員個々への業務負担量の影響もあると考えておりますが、その他、各種事業等の実施による一時的な業務への対応に加え、職員構成が若年化し、職務経験の不足により事務処理に時間を要していることも一因ではないかというふうに私は分析をしております。
質問 森克彦
それでは、ちょっと今までと質問の方式を変えていきたいと思いますので、続いて2項目目に移ります。超過勤務は、一律に増加していないと思われますが、その傾向について簡単にご説明願います。
答弁 村長 伊藤浩一
まず、時間外勤務手当につきましての過去3カ年についてのご説明をさせていただきたいと思います。平成27年度につきましては、対象職員56名に対して、時間外勤務が延べ8310時間となっており、月平均1人あたりにしますと12.4時間、同じく部署単位で最大で35.5時間となっております。平成28年度は、対象職員71名に対し、時間外勤務が延べ8764時間、月平均一人あたり10.3時間、同じく部署単位別では最大で23時間というふうになっております。今年度につきましては、11月分までの実績となりますが、対象職員81名に対し、時間外勤務が延べ7483時間、月平均一人あたり11.5時間、同じく部署単位では最大で21.4時間となっており、3カ年における全体的な傾向としては、ほぼ横ばいで推移しているのではないかという状況でございます。
質問 森克彦
今の回答でわかったんですが、私がここで聞きたかったのがその傾向ですから、例えば、総務が多いとかここの部署が少ないとか、そういった部分を聞きたかったというのが本音ですから、それはまた後で。3項目目、過労死ラインとされている月100時間を超えた職員の有無について、お願いします。
答弁 村長 伊藤浩一
本年度4月から11月までの間で、月100時間を超える時間外勤務を行った職員は5名で、延べ7カ月となっております。
質問 森克彦
それでは4項目目、たぶんきっと先ほどの1項目目とかぶる部分があるかと思いますが、人員管理と超過勤務の因果関係、これについてお願いします。
答弁 村長 伊藤浩一
お答えをさせていただきたいと思います。職員の絶対数が不足しているものと認識しており、このことが時間外勤務の縮減につながらない要因の一つであると感じているところでございます。そのため、新規採用職員の確保に向け、村独自での社会人経験者を対象とした採用試験を行うなど、改善に向けて鋭意努力をしているところでございます。また、職員数の不足を補うための効率的な行政組織のあり方につきましても、現在、鋭意検討を進めてまいりたいというふうに考えております。さらに、時間外勤務縮減に向けた取り組みとしましては、昨年11月より毎週金曜日を一斉退庁日と位置づけ、遅くとも午後6時30分までに帰宅する取り組みや、健康管理の観点から時間外勤務は遅くとも午後10時までとするよう、職員への注意喚起も行っているところでございます。
質問 森克彦
私の手元にある一般会計の決算書、これの人件費の部分を見ましたら、平成25年度が一般会計ですが1054万8千円で、26年度が先ほどの時間と一致すると思いますが1526万円。27年度で1416万7千円。平成28年度で1479万7千円と、平成27、28、この部分については先ほど村長が言われたとおり、そうそう変化はないと。しかしながら、平成25年度を見ると1000万、1054万円ということですね。特に24年度の部分からは手元に資料がないんで、今調べてはいないんですが、たまたま見たら25年度が1000万なのに、26年度でいきなり500万円程度増えているという、この辺っていうのは何かあったんでしょうか。
答弁 村長 伊藤浩一
お答えをさせていただきます。巽村長から私の代に移行した時で、たぶん職員の皆さんについては、私の所信表明、いろんな進める事業の中で、いろんな事業を展開していく中で必然的に時間外が増えて、仕事量が増えたといいますか、その公約のために鋭意努力をしていただいたというところではないかというふうに思っております。
質問 森克彦
今村長の答弁では、村長が交代したと、そのために公約等の実現のため、業務が増えたというご答弁でしたが、26年度以降同じですね。ほとんど変わってないと。逆に職員が増えたってのがあるかもしれませんが、その辺、依然としてその公約の実現のため業務は増えているというお考えでしょうか。
答弁 副村長 眞野智章
ご答弁をさせていただきたいと思います。業務量の増も確かにございますけども、やはりここへきてですね、定年退職者もやはり数が増えてきていると。一方で、中間的な行革以来の、中間的な中間層の年齢の職員が少し不足しているのではないかというところもありまして、基本的には新規採用職員のですね業務の部分の慣れとか、あるいは指導の部分でですね、少し時間外がやはり増えてるんではないかなというふうにも、内情は分析をしているところでございます。以上です。
質問 森克彦
今の副村長の答弁に対してお聞きしたいのですが、ということは、現在、退職補充による新卒者が増えているという中で、一時的に増えているということでの答弁だと思うんですが、そうすると将来的にこの部分は徐々に減っていくというふうに考えてよろしいんですね。
答弁 副村長 眞野智章
ご答弁させていただきます。基本的には、仕事に慣れてくればですね、時間外は自ずと減ってくるもんだというふうに思っておりますけども、やはりその中でも新規事業もどんどん出てくるというふうに分析もしております。ですから基本的には、職員数が絶対的にこれだけの時間外があるということは、やはり不足しているんだろうなというふうに思いますので、その辺についてはですね職員の充足も含めて、今後検討してまいりたいというふうに思います。よろしくお願いします。
質問 森克彦
では、改めてまた質問したいと思います。先ほどと重複するかもしれませんが、何故時間外に勤務をしなければならないのか。その要因として考えられるのは、先ほど言いました人員が不足していると、それから一時的に短時間で業務をしなければならないような突発的な事項なり、新しい事業が入ってくるという場合などがあります。そのほかにもありますが、その辺はあえて言いませんけれども、その検証ってのはできてるんでしょうか。
答弁 村長 伊藤浩一
先ほど答弁で申し上げましたとおり、100時間を超える職員が5名いるというお話をさせていただきました。この部分につきましては、今年度国政選挙がありました。その部分での担当職員の100時間を超える時間、それから技術職でどうしても職員の確保といいますか、そういうところが至らなかったという部分で時間外が増えたと、その部分につきましては、来年度に向けて技術職の職員の採用の目処が付きましたので、その部分については解消ができるだろうというふうに思っております。また、全体的に100時間を超えるような職員については、常態化をしてるわけではなくて、どうしても新規事業、いろんな事業をやるにあたってですね、突発的に時間外が増えているという状況でございます。ただ現状として、働き方改革というふうに国のほうも掲げておりますので、時間外勤務手当については、なるべく多くならないような形の中で進めていきたいというふうに思っております。当然そうならなければ職員の精神的・肉体的な健康管理も十分に行き届かなく、良い仕事がしてもらえないというようなことを考えておりますので、今後引き続き時間外勤務については極力減らしていきたいというふうに考えております。
質問 森克彦
今回の補正予算の中で、あるところで50万円を追加して80万円というようなところがあります。ちょっと見で一人だけで仕事してるような、そんな感じもしないではないんですが、この辺は管理職も含めて周りの職員っていうのは手を貸すようなことがないのかどうかと、そういうふうに思われるんですね。そういったふうに一人にだけ仕事を任せて全くほかの人間は手を貸さないと、そんなことはないかと思いますが、あえてこの部分について、ないことを祈りながら回答願います。
答弁 副村長 眞野智章
ご答弁をさせていただきます。基本的には人数が少人数の形の中で各課やっておりますし、人事面談の中でもですね時間外を命令するところも含めて、多いところについてはきちっと相談もしているはずでございますから、基本的には課の中で手伝えるものについては、手伝うという形の中での業務を執行するように指導しているつもりでございますので、そういう一人で全部を抱えるというようなことについては、ないというふうに認識をしております。
質問 森克彦
今の100時間を超える人間が5名という話ですが、たまたまあの私常に暇ですので、Yahoo!ニュースを常に目を通しているんですが、その中でたまたま時間外、業務上限5割が過労死ラインとかっていう表題があったんで、たまたま目を通したんですが、その中で、要は三六協定の中で、労使の中で月の勤務時間ですか、これを例えば100時間にしようが、150時間に設定しようが、労使協定でちゃんと結んでいればそれはオーケーということなんですが、そうした中で、国のほうとしては月の上限、これを今、月平均60時間、年間720時間というような設定をする方針だというような書き方がありました。村としては、これに該当する職員はいないかと思いますが、こういった中で世間は動いているということであります。私は結論としまして、時間外をなくせっていう、決してそういう言い方に捉えられると困りますが、結局業務により時間外勤務の必要な部署、それは当然出てくると思います。また、緊急な事態で時間外をしないといけない、それも当然だと思います。しかし、一部の部署に偏っているということは問題視しなければならないと思います。先ほどの答弁でも、その辺の検討事項をいろいろ、職員を採用するとかその辺が出てきておりますが、その原因、しっかりと検証して解消に向けた方法を見出していただける、そして実行されることをお願いして、この質問を終わりにしたいと思います。