厚岸町議会 平成14年第2回定例会 2002年6月19日
(1)昆布の輸入枠の拡大について/(2)超過勤務手当等について/(3)有事法制3法案について/(4)骨太の方針第2弾と地方交付税の削減について/(5)学校図書館について
2002年6月19日、厚岸町議会の一般質問で、田宮勤司議員が「昆布の輸入枠の拡大について」「超過勤務手当等について」「有事法制3法案について」「骨太の方針第2弾と地方交付税の削減について」「学校図書館について」について質問し、町長、教育長、総務課長、助役が答弁しました。
- 質問者
- 田宮勤司 議員
- 答弁者
- 町長、教育長、総務課長、助役
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 5 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 3番
第2回定例会に当たりまして、次の5点について質問をいたします。最初に、昆布の輸入枠の拡大について、枠拡大の具体的な内容、さらには町の漁業に及ぼす影響、そして厚岸町も構成委員であります34市町村による協議会の動向についてお伺いをいたします。次に、超過勤務手当等についてご質問を申し上げるんですが、平成10年から14年、5年間の超勤手当の時間数や支給額等、各課別に明示をしていただきたいのであります。さらには、新しく枠配分化なるものが導入されるようでありますが、このことについて具体的に説明をしていただきたいのであります。さらに、定員適正化計画について、定数外と定数内の職員の現状についてお示しをいただきたいということであります。この1番目と2番目について、雇用問題との関連についてその考え方をご答弁いただきたいのであります。3点目は、有事法制3法案についてであります。現在国会で審議中でありますが、地方自治体への影響について各自治体の首長や議会の動向が報道されておりますが、町長のご所見を承りたいと考えるわけであります。4点目は、国は来年度予算編成を前に、6月13日の経済財政諮問会議で、経済財政運営と構造改革の基本方針、いわゆる骨太の方針第2弾をまとめて、来年度予算編成での地方交付税削減などを打ち出しているようでありますが、町の財政運営上大いに憂慮される事態と考えますが、町長のご所見を伺いたいのでございます。最後に、教育長にお伺いをいたしますが、学校図書館の現状について、学校別の蔵書数と予算について、これまでの5年間の推移をお伺いいたします。また、司書教諭数はどうなっているかということであります。最後に、学校図書館の今後の運営についての考え方について、お答えをいただきたいのであります。以上であります。
答弁 町長
田宮議員のご質問にお答えをさせていただきます。1点目の昆布輸入枠拡大の具体的内容についてでございますが、昆布の生産量は近年までおおむね3万トン前後であり、輸入割り当て枠は平成4年から 2,260トンで固定されてまいりました。しかし、平成10年及び11年が不作であったことから、12年1月に昆布輸入協議会の要望を踏まえ、 600トンの追加割り当てが行われました。また、平成12年は当初平年作の予想でしたが、結果として平年作に及ばず、平成13年も平年作となる見込みが薄かったため、13年8月に 700トンの追加割り当てが行われました。こうした生産輸入状況の中で、平成14年については、日本昆布協会全国チョウリシン工業協同組合から、北海道の昆布生産が4年続いて2万トンを境に上下し、減産となっていることから、昆布輸入枠についての増額要望があり、北海道漁業協同組合連合会を含めた3社で協議の結果、通常割り当てを 700トン増枠し、 2,960トンとするよう水産庁に要請がされ、増枠が認められたところであります。なお、道魚連と道水産物貿易対策協議会からは、昆布生産が回復した場合には、国内昆布の安定消費流通確保のため、それに見合う調整減量をするよう、あわせて要望をされております。2点目の町の漁業に及ぼす影響についてでございますが、本町の漁業経営体数は580 名で、そのうち大宗漁業である昆布漁業に従事している漁業者は 437名で全体の75%を占めております。過去10年間の昆布の生産量金額を見てみますと、生産量が最も多かったのは、平成7年の 1,737トンで、金額にしますと17億 7,300万円であります。また生産量が最も少なかったのは平成11年の 1,228トンで、金額にしますと14億 150万円であります。輸入枠は平成4年から 2,260トンで推移してきましたが、平成10年と11年が不作であったことから、平成12年1月に基本枠 2,260トンに対し 600トンが追加され、2,860 トンとなりました。また平成13年度においては 700トンが追加され 2,960トンと設定されたところでありますが、この間、輸入枠が拡大したことによって、昆布の価格が大きく低下したという状況は見受けられません。しかし、いずれにせよ、中国、韓国、ロシアからの昆布の輸入量が増大することによる価格への影響は懸念されるところであります。3点目の34市町村協議会の動向についてでありますが、質問者の言われる34市町村協議会は、平成13年6月北海道沿岸の昆布漁業に関係する自治体34市町村により、昆布輸入割り当て制度堅持北海道自治体協議会として設立され、会長には藤原弘根室市長が就任をされております。平成13年9月には昆布輸入割り当て制度の堅持に関する中央要請行動として私も参加し、札幌では北海道や北海道経済産業局、北海道議会に対して要請し、また東京においては道内選出国会議員を初め、農林水産省、水産庁、経済産業省、外務省に対して要請をしてまいりました。去る5月20日には平成14年度の当協議会総会が札幌で開催され、14年度においても引き続き昆布にかかわる現行輸入割り当て制度や、現行関税措置を堅持するため、中央陳情や道関係に対する陳情活動を進めるなどの事業計画を決議しております。陳情日程など具体的な内容はまだ示されておりませんが、厚岸町といたしましても、今後とも沿岸の大宗漁業である昆布漁業と地域経済を守っていくため、北海道初め国に対し、昆布輸入割り当て制度の存続と関税制度の堅持について、さらに強く要請をしてまいりたいと考えております。勤務手当の平成10年から14年における時間数、支給額の各課別の状況については、会計全体で平成10年度に時間で4万 771時間、支給額で1億 248万 3,000円と、時間、支給額とも最高となり、平成11年2万 8,428時間、支給額といたしましては7,395 万円、平成12年度2万 8,610時間、支給額 7,379万 1,000円、平成13年度見込みで2万 6,566時間、支給額といたしまして 6,276万 9,000円となっております。次に、枠配分についての内容でございますが、前段で申し上げましたとおり、平成10年度に超勤手当総体の支給額が1億を超えたことから、平成11年超過勤務手当の縮減に取り組み、ある一定の成果を得たところでありますが、さらに業務管理に基づく命令や、行政にコスト感覚を取り入れた業務の推進を各課の主体性において取り組んでいく職員の意識改革を進めるためにも、平成14年度の予算編成に当たっては、平成12年度の超過勤務状況を基準として、当初予算ベース 5,877万 1,000円の予算のうち、緊急時予算額 589万 1,000円と、選挙に伴う45万 7,000円の合わせて 634万 8,000円を除いて各課への枠配当を行い、平成12年度に比較し、約 2,000万円の削減を見込んで、制度スタートに当たっては事前事後において課長会議等の中で理解を求めながら、厳しさをます行財政に対応すべく現在取り組んでいるところであります。次に、定員適正化計画と定数外と定数内職員の推移についてのご質問でございますが、現在の定員適正化計画での平成16年までの定数内職員は、平成11年末の 345人から目標年次 337人の8人の減を目標としており、本年4月1日現在では目標を2人上回る12人の減となっております。定数内及び定数外職員の各年度4月1日における推移でありますが、定数内職員については平成10年 351人、平成11年 345人、平成12年 342人、平成13年 334人、平成14年 327人と、平成10年、平成14年比較で24人の減となっております。定数外職員については、嘱託職員が平成10年、11年、67人、平成12年66人、平成13年64人、平成14年60人と、平成10年、14年で比較で7人の減、非常勤職員が平成10年28人、平成11年、12年で31人、平成13年35人、平成14年32人と平成10年、14年比較で4人の増、臨時職員については平成10年90人、平成11年88人、平成12年 103人、平成13年 100人、平成14年は6月15日現在で 104人と、平成10年、14年比較で14人増となっており、その年により若干の増減はありますが、定数外職員全体での平成10年、14年の比較では11人の増となっております。次に、職員の超過勤務状況を含めて、定員管理と雇用の関係についての考えでありますが、職員の労働安全衛生の上からも管理職を含めて、職員の業務意識の変革を願い、分担業務の平準化、週休日勤務振りかえの完全実施、業務に即した勤務時間の見直し等を行い、少子高齢化、人口面に対応した次の定員管理計画を考えながら、適正規模の定員管理を進め、行政の継続を保っていきたいと考えております。なお、厳しい雇用の状況からして、臨時的に行わなければならない業務の超過勤務については、最大限、臨時職員を雇用するなどをして、不足する業務執行をカバーするよう、基本的な考えをもとに、さらに超過勤務の縮減に取り組んでまいります。続いて、有事法制3法案についての私の所見についてのお尋ねでございますが、基本的に国において慎重に議論がされて国民の理解ができる形で審議が行われるべきものと判断いたしております。私はグローバル化する複雑な国際社会において、我が国における有事法制の制定について、必要であるという認識を持っておりますが、有事法制関連法案については、拙速ならず慎重な審議を望むものであります。また、自治体の長として、地方自治や住民生活を守るために先頭に立って行動しなければならない立場であり、情報の公開の原則の中で、地域住民の生命と財産を守るために、町民の負託にこたえていかなければならないと考えております。最後に、地方交付税は地方団体の自主性、独立性を確保しつつ、その財源の均衡化を図るとともに、地方行政の運営財源を保障することを目的とし、昭和29年度から制度化されたもので、戦後日本の地方自治の安定的発展を財政面で支えてきた地方固有の財源であります。しかるに近年の国の財政危機に伴う一連の構造改革の中で、国と地方の役割分担の見直し、地方税財源の移譲問題と絡めて、この地方自治の生命線とも言うべき地方交付税制度の改革が、来年度予算に向けて議論の焦点になっていること、ご質問者ご指摘のとおりであります。具体的には、国の財政制度審議会、財政制度分科会がこの6月3日に、地方交付税の財源保障機能の廃止を財務大臣に建議をしておりますし、経済財政諮問会議でも来年度予算編成に向けた基本方針を今月下旬にまとめる予定でありますが、やはり財源保障機能の廃止を中心とする地方交付税制度の見直しが盛り込まれる可能性があります。この一連の動きに対し、私の所見のことですが、地方交付税は地方自治制度の生命線であり、この交付税の持つ財源調整機能と財源保障機能のどちらを失っても、国と地方が相互に一体的に発展していくことができなくなるものと考えます。つまり都市部だけがあらゆる面で発展し、地方は疲弊し過疎化に拍車をかけるという単純な構図を思い描くのは難しいことではありません。地方もさまざまな行政課題や、時代の要請を抱え込み、真剣にその解決策に取り組んでいる中で、交付税中心の財源保障がなくなればどうすることもできません。私は地方公共団体の長として、地方への税財源の移譲や、税制改革なども含めた国の動向をしっかりと見定め、あらゆる町村長会議などでも地方財政基盤を守るため、精いっぱいの主張をしてまいりますし、他の首長とも力を合わせ、憲法で保障された地方自治を国の都合で阻害されることのないよう全力を傾注する覚悟であります。以上でございます。
答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)
私の方からは5問目の質問、学校図書館についてお答えいたします。まず、学校別蔵書数と予算についてでありますが、平成9年度以降の状況を別紙資料で配付しておりますので、ご参照いただきたいと存じます。学校別は資料のとおりですので、全体数で申し上げますが、小学校全体では平成9年度末で蔵書数2万 6,891冊であり、旧文部省の蔵書数の目標値として設定した学校図書館における図書基準、図書標準の冊数に対しての達成率は57.6%であり、これが13年度末では蔵書数2万 9,041冊、達成率68%になっております。また、中学校では平成9年度末の蔵書数1万 6,043冊、達成率37.3%に対し、平成13年度末では1万 7,942冊、達成率44.9%であります。各年度の予算額でありますが、小学校費では平成9年度91万 3,000円、10年度90万円、11年度81万円、12年度81万円、13年度87万 4,000円の推移であります。また、中学校費では平成9年度88万円、10年度99万円、11年度88万円、12年度99万円、13年度 101万 6,000円の推移であり、それぞれ資料に掲載のとおりの図書数の購入配置が行われている状況であります。本年度につきましては、枠配と予算の関係もあって、小学校費で72万 5,000円、中学校費で78万 8,000円の予算額でありますが、既に学校から要望図書のとりまとめを終えており、それぞれ資料に記載のとおり、小学校全体で 455冊、中学校全体で 370冊を購入する計画であります。この学校図書館図書の標準数は、学級数を基準に算定されており、各学校の学級増減により変化いたしますが、現在これを達成している学校は高知小学校1校のみであり、まだまだ整備を図る必要がある状況となっておりますので、引き続き不足図書の改善を図ってまいりたいと考えております。次に、司書教諭数の状況でありますが、現在町内の小・中学校における資格保有者は厚岸小学校、真龍小学校、真竜中学校及び上尾幌小・中学校に各1名と、尾幌小・中学校に2名の計6名であります。本年度真龍小学校、真竜中学校、太田中学校で各1名の教諭が資格取得に向けて受講中の状況となっております。この司書教諭は、平成9年6月の学校図書館法の一部改正により、平成15年4月1日以降、12学級以上の学校には必ず置かなければならないことになっております。町内では厚岸小学校と真龍小学校が該当するところでありますが、これ以外の学校についても、司書教諭の配置が望まれるところであります。このため北海道教育委員会でも有資格者の養成に力を注いでおりますし、町教育委員会でも各学校に対し、資格取得に向けて教諭の積極的な受講を促してきているところであります。次に、学校図書館経営についての考え方についてお答えいたします。学校図書館は、児童・生徒の自発的な学習活動を支援する学習情報センターとしての機能とともに、自由な読書活動や読書指導の場として、さらに創造力や好奇心を呼び起こし、豊かな心をはぐくむ読書センターとしての機能を果たし、学校教育における中核的な役割が期待されております。しかし、実態としては教員定数内の司書教諭であること、また限られた資料でこれらの機能を十分に果たすことは困難であることから、我が町では情報館が開設当初から町内小・中学校との連携を図ってまいりました。中心校にあってはクラスごとの学級文庫の開設や、総合的な学習で多くの利用があり、周辺校には定期的に図書館バスが巡回しております。また16年度には厚岸小学校の余裕教室活用による情報館分館も計画されており、実現すると全国でも例を見ない学校教育と社会教育の融合施設になるものと期待しております。これからの教育は、知識や技能を一方的に教え込むのではなく、児童・生徒がみずから考え、主体的に判断し、行動できる資質や能力をはぐくむことが求められており、その役割を担う学校図書館の充実をより一層図るとともに、学校と情報館との連携を図ることにより、より充実するものと考えております。
質問 3番
……(3秒間聴取不能)……に問題を取り上げておりますので、長々とやるつもりはありません。簡潔に2回、3回目の質問をよろしくお願いしたいというふうに考えております。昆布の問題でありますけれども、問題は従来 2,260トンの輸入枠であったものが、町長ご答弁いただきましたように 600トン臨時に輸入枠を拡大するという処置がとられたわけですが、今度 700トン、これはお伺いしますと臨時的な措置ではなくて、2,960 トンが連続していくのではないかという心配が一つあるわけであります。そういう形でだんだんふやされて、結果的には自由化につながるというようなことになると大変だなという考えがあるわけであります。そういう点でその辺のことについてお伺いをしたわけであります。そのことについて、さらにお伺いしたいなと思います。それから、34市町村で構成する協議会、この役割は私は非常に大きなものがある、町長答弁あったように毎年ご苦労されておられるわけでありますが、ぜひ町長がイニシアチブを発揮されて、この昆布の輸入拡大阻止のために、ぜひ力強い行動をしていただくようにお願いを申し上げたいということでございます。それから、2つ目は超勤の問題であります。率直に申し上げて結局余り難しいことを考えているわけではなくて、単純に考えて先ほどお答えになったように、平成12年度には支給額が1億になっていた、それが平成11年度に 7,300万、これはご答弁にあったとおりであります。12年度も大体同額できて、そして13年度で 6,200万、約 6,300万に、そして14年度は 5,800万、約 6,000万ですね、そういうふうに落としてきている。この1億を超えた超過勤務の内容というものは、具体的にどういうものであったのか。まるっきりむだな仕事をしてきたのか、超過勤務をしなくてもいいやつをしてきたのか。そのためにこの調査をしていったらそういうことで絞り込むんだということになったのかどうか、そのことが非常にわかりづらいんです。それから、私は給与費それから職員手当、その中の超勤と、これは一般会計に計上されている超過勤務手当ですね。この推移を少し視野を狭くして見てみたんですが、平成10年度、それから12年度これは決算で見ますと大体横ばいできているんです。給与費は22億 7,120万 2,000円というのが、10年、11年が22億 1,654万 7,000円で、12年度は若干落ちてきています、21億 3,673万。それから職員手当等はどうなるかというと決算で10年度は6億 7,299万、11年度は6億 3,160万 8,000円、12年度が5億 8,802万 7,000円。給与費はそう変わらないわけです。横ばいみたいな状況できている。職員手当がちょっと給与費のこの下降、給与費が少なくなっていく割合というよりは大きい割合で少なくなっている。それから超勤手当になりますと、この10年度は決算で 6,534万 3,000円、11年度が 4,713万 4,000円、12年度が3,762 万 4,000円、13年度の決算見込みがわかりませんので、13年度の予算額では超過勤務手当は 4,744万ですから、それから14年度は 3,169万 5,000円。こういう予算額でありますから、予算額でこれだけ落ちているわけですから、決算ではさらに枠配分ということでやっていかれるわけですから、さらに落ち込んでいくんではないかと。こうなって見ていきますと、この給与費や職員手当全体については、大きな落ち込みがないんだけれども、超過勤務手当だけについては、この急激な落ち込みになっている。この辺が実際の仕事の中身とこの金額の推移、どういうふうになっているのかなと、素朴な疑問なんです。このことについてお答えをいただきたい。それから、定数内、定数外の職員の構成の問題でありますが、町長ご答弁いただきましたように、大体5年間同じ数です。若干の出入りはありますが、大体同じ数。そして定数内と定数外の構成は、全体の3分の2が定数内であって、全体の3分の1が定数外なんです。そうしますと、この定数は町長部局、町長部局以外と合わせて 337で先ほど町長お答えになったように、この現在は26名の減ということです。平成13年、昨年の7月現在で。定数内職員が 363人、そして定数外職員が 166人です。合わせて 503人、3分の2、3分の1とこういうふうになっているんです。これだけ結局定数は 330何がしだけれども、実際の職員は定数内外入れて 500人からの人たちでこの厚岸町の仕事が進められているということなんです。いろんな問題があります。一つは臨時という人がいるんですが、私前から言っているんですが、臨時というのは1年ぐらいだろうと、雇用期間は。1年以上も続けて臨時で使うというのは臨時でない。正規の職員にすればいいんではないのかということを前から申し上げておりますけれども、そういう関係では一体どうなんでしょう。それからもう一つは、この議会の一般質問、既に佐藤議員と安達議員がお済みになりましたが、出てくる問題はどなたもいろんな問題に絡み合わせて雇用の問題を言っておられます。それだけ深刻なんです。町内の雇用の問題の深刻さを反映しているというふうに言っていいのではないかと思うんですが、これだけ減らすんであれば、逆にそれで雇用をふやすようなことが考えられないのかな。ただ財政が苦しいから減らせばいいんだということではなくて、そうではなくて、やっぱり雇用をふやすために幾らかのお金を回すべきではないのかなというふうに考えるのでありますが、いかがでありましょうか。次に、有事法制でありますが、私は有事法制については、憲法9条からいっても戦争を準備するようなそういう法案が今どうして必要なのか。しかも、日本を守るためにやるのではなくて、アメリカの支援のための戦争準備の法案ではないのかというふうに考えるんです。そういう点では町長とは考え違うわけであります。そのことはそのこととして置いて、町長も賛成の立場であっても、今全国知事会で政府が説明をした、全国市長会で政府に質問した、全くあいまいで、これでは不安でしようがないという声が渦を巻いて巻き起こっております。それは賛成する人もおられますし、どっちつかずの方もおられるし、それから反対の方もおられます。だけれども一様に、やはりもっと慎重に審議してほしい。それから地方自治の本旨は、地方自治が地方分権がもうずたずたにされるのではないかというのは、有事になった場合には総理大臣が全部言ってみれば権限を握って地方自治なんかそこにはないんです。指示が来るだけ、それに従わなければならないような仕組みになっている。こういうことを言っておられた首長さんいます。一体町の中の橋や道路をつくるんだけれども、これは戦争のためにつくっているんではないんだ、私には私の権限があるんだ。そこのところを頭越しに有事だからといってやるということが果たしてまかり通るものだろうかというふうに思うんです。そういう点からいって私は、この地方自治が無視されるような恐れがあるのではないのか。そこのところを地方の意見を十分に国が聞くべきではないのか。それから明らかにすべきではないのか、もう少し。非常にあいまいで来ているわけで、具体的な問題については2年先送りになっているものですから、余計不安がある。2年先までの間に有事になったら一体どうするんだ、明確になっていないではないかというような意見もあるんですね。そういうことについて明確にしなければだめだということあわせて地方の意見も十分取り入れてほしい。そして数に物を言わせてやるんではなくて、やはり慎重に審議をしてほしいと、このことについては幾らかお触れになりましたので、もう一度改めてお伺いをいたしたいというふうに思うわけであります。それから、地方交付税制度の問題についてはもう町長ご承知のように、この21日に経済財政諮問会議が方針を決めて25日に閣議決定をすると、先ほど申し上げたように骨太の第2弾ということで直接来ようとしているわけで、大変憂慮しております。これは町長ご答弁なさったとおりでございまして、私も大いにひとつ町長が頑張っていただきたいというふうに考えております。それから、この前の議会運営委員会でもやはり議会としてこの国に意見を上げようではないかというようなことで、そういう計らいも進んでおります。議会としても国についてご意見を申し上げるということになっておりますので、ひとつよろしくお願いいたします。最後に、学校図書の問題であります。かなり具体的な資料をお出しになっています。私は実は学校図書館の実情についてきちんとつかみたいなということは大分前から考えていたんですけれども、なかなか機会がなかったものですから、今回具体的にお伺いをしたわけであります。釈迦に説法みたいなことになりますが、90年代に入ってから、1カ月に1冊も本を読まない、そういう子供たちが小・中学生で5割、50%です。それから高校生で70%、こういうことで文部省がその当時の文部省ですが、慌ててこんなことでは大変だということで、学校図書館もう少してこ入れをしようと、こういうふうなことで、 ごめんなさい中学生ですね、50%は、70%は高校生。それで学習指導要領にも学校図書館の機能活用を図って、みずから学ぶ力を育てなければだめだというふうに言って、全国調査、これはそのときから始まったのではなく、前からあるようです。大体4年に1回ぐらいやるそうです。そのこととご答弁にありました蔵書標準の設定、学級数によって何冊というのをはじき出して。それから図書費の上乗せ措置、学校図書館の整備5カ年計画というのがつくられたので、今年度は3月に 650億、5年間ですね。単年度は 130億ですか、130 億つけるということになって、こういう措置をとった。それから教職員の定数改善も図られるんだが、なかなかこれは文部省が言うようには行かない面がありますので、困難さがあると。そのほか調査研究協力会議というものを設置して、具体的な方針を立てるということが始まったようであります。そういうことでずっと推移してきているんですが、もう少し知りたいのはこれ今でなくてもいいんですが、蔵書1人当たり児童・生徒1人当たりの蔵書数はわかりました。図書の購入費これは例えば中学生であれば、今年度 800人ですか、小学生で、これを 800で割れば大体1人当たり 900円ですか、72万 5,000円というのは。全国水準の仕様とどうなのか多いか少ないかちょっとわかりませんが、そんなことです。そういうものを今でなくてよろしいんですが、いただければというふうに考えております。問題は、この例えば図書の購入などについて専門家いないわけですから、司書教諭の資格を持たれた方はおられるんでしょうが、司書教諭として発令はされていないという問題があります。それから私この司書教諭のことだけしか書かなかったんですが、事務職員として学校司書、こういう人たちをこれは法令にも何もないわけです。教員外の事務職員として学校司書として雇うと、こういうことも余り多くはないんです。多くはないんですが、そういうふうにしてやっていくというふうにとられているんですが、結局この学校図書館に関する運動というのは長い間続けられてきていると。問題は先ほど言われた附則の撤廃です。これは改正になって15年の3月31日までというふうになっているが、前はなかったんです、期限が。期限がなかった。ところが、あいかわらず附則で縛られているから、結局有名無実なわけです。ですから、これはこの前の道議会でも問題になっておりました。いわゆる雇用の問題と絡めてどうなんだろうと、学校司書を少し入れて学校図書館の非常に質的に高める必要があるんではないかと。それから、学校図書の購入なんかも結局どういうふうに行われているかわかりませんけれども、やはりきちんとした資格の人がいないと、本屋に頼んでこれだけの予算だから本を持ってきてくれや、こんなことで済んでいるんではないかなと思うんです。そういうことでその辺のことについてお答えをいただきたい。それで、運営の問題でありますが、ややもすると、情報館ができたんだから、結局図書館バスも回っているし、こういうこともやっているからいいんではないかというふうな考え方だけで終わっては困るなというふうに思うんです。私、たくさんあるんですけれども、いろいろ資料があっち行ったりこっち行ったり、どこへ紛れ込んだかわからくなって困るんですが、この学校図書館法という法律、これはもうご存じですね。これはどういうふうに書かれているかといいますと、この法律の目的ということで、第1条で「この法律は、学校図書館が、学校教育において欠くことのできない基礎的な設備であることにかんがみ、その健全な発達を図り、もって学校教育を充実することを目的とする」というふうにあって、第2条は、学校図書館の定義がなされて、第3条で「学校には、学校図書館を設けなければならない」という設置義務になっているんです。しかし、先ほども言ったように、それでは司書教諭はどうかといえば、文部省はもう附則で縛りをかけているわけですから、そうは簡単にはいかない。ですから、学校図書館に人をよこせというのは運動のかなめになってくるわけです。附則の撤廃と。そういうことで、こういうことをきちんとわきまえ、そして図書館法では、学校に援助しなければならない、協力をしなければならないということが同時にうたわれているわけです。そういう観点でもう1回学校図書館を見直して、そしてきちんとした連携を確立してやっていただきたいなというふうに思うんです。その辺のことについて。それから、最後にこの例の地方交付税措置が 650、5年間で 650億です。そして単年度 130億ですね。これが交付税がどこかよそへ使われている、図書ではなくて道路に化けているとか、何々に化けているとかということが、この前ちょっと話題になりました。この辺についてはどうなんですか。
答弁 町長
再質問についてお答えをさせていただきます。私からは、昆布の配給制度についてと、さらにはまた有事法制、地方交付税についてお答えし、超勤問題については担当課長から答弁をさせます。まず、昆布の輸入問題でありますが、配給制度の問題でありますが、田宮議員からご質問ございましたとおり、私自体もそういう心配をいたしているわけであります。しかしながら、今回の輸入枠の 2,960トンにつきましては、全道の10地区漁業協同組合長協議会の中でも、十分に慎重に論議した結果認めたものでございます。そういう中でまた附帯意見といたしましては、国内生産量が増加した場合は、業界や生産者と話し合い、実質的な搬入数量を調整をしていくという条件つきでございます。先ほどの答弁でお話をいたしたとおりでございまして、やはり地域経済に大きな影響をもたらす問題でございます。今後ともIQ制度堅持につきましては、全力で取り組んでまいりたい、かように考えております。それと、34市町村協議会に関しての問題でございますが、先ほど答弁いたしました。厚岸町の大宗漁業であります昆布業に従事をいたしておる方は75%であります。34市町村の中でも南茅部町が一番漁家数が多いわけであります。98%であります。隣の浜中町が85%でございます。それぞれの34市町村の自治体、自由化されたならば大変でございます。地方の崩壊につながるわけでございます。そういう意味におきまして、今後とも町議会といたしましても一致結束し、また特に私の立場から申しますならば、全力でそれぞれの市町村と連携をとりながら、皆様のご期待に添えてまいりたい、そのように考えておるわけでございます。続きまして、有事法制の関係でございます。田宮議員とこの問題について異にすることはまことに残念に存じます。私は有事法制といいますのは、やはり我が国に対する武力攻撃があった場合、国民の生命、財産を守るため、平時から危機管理体制を整えておくべきだという考えに立っておるわけでございます。しかしながら、当然先ほどご指摘がございましたとおり、地方自治体と特に世界における我が国の役割が極めて今日大きくなっております。近隣諸国への配慮、理解を得ることが不可欠であると思っておるわけでございます。そういう意味において先ほど答弁いたしましたとおり、慎重審議をしていただきたいということはそこにあるわけでもございます。続きまして、地方交付税の問題でございます。これは小泉内閣の構造改革、骨太方針の第2弾であります。私も議会あるごとにそれぞれの各議員に答えておりました。構造改革については賛成はするけれども、しかしながら、地方切り捨てにつながる点が多々多々あると、こういうことであってはならない。そういう意味において地方交付税の減額というのは、まちづくりに大きな影響をもたらすものであり、私どもといたしましては断固として反対をしてまいりたい、かように考えております。
答弁 総務課長(総務課長は2004年12月まで)
超過勤務関係について私の方からご答弁申し上げさせていただきたいと思いますけれども、平成10年度、1億を超える超過勤務ということで、現在とのギャップ、差が今議員の方からご指摘をされたわけでございますけれども、当時給与費総体の6%が超過勤務の予算額として計上してきた、その中で従前おさまってきたと考えております。ただ、その超過勤務の業務命令の仕方につきましては、本来であれば事前の業務命令に基づく超過勤務という成り立ちであるというふうに思いますけれども、当時やはり事後超勤的な業務命令という、事後超勤的な命令方式によってこの超過勤務が発生したことが実態としてございます。命令した以上はこれは超過勤務命令でございますので、これは支払うのは当然でありますし、当然払わなければならないことでございますけれども、そういうことも含めて、それと当時行事、事業、特に土日の関係も含めて、これはほとんど超過勤務の取り扱いになってきたのも事実であります。それをこの平成11年4月に、この10年の超過勤務の状況をかんがみまして、超過勤務の縮減方策ということで、それ以降、課長会議等との中で議論をされてきて、この超過勤務のあり方について、業務命令の方法論も含めて、職員の理解を求めながら、この超過勤務問題に取り組んできたという内容になってございます。特にその中間には、水曜日のノー残業デー、さらには給与支給日の残業しない、当然そういうことも含めて退庁を呼びかけている、そういう取り組みが係間でのどうしても職員自体の専門性を問われるわけでございまして、超過勤務自体が1人に何というんですか、全体で業務をこなすという体制から、1人その専門性の職員に超過勤務を業務量を含めて平準化していないということもありました。そういうことを含めまして、こういう状態を勘案すべく、いろんな方策をとってまいりました。その中で特にとられてきてますことは、きちんとした業務命令に基づいた業務、その中に休憩休息の時間もございますし、10時過ぎて以降の超過勤務という問題もございます。ですから職員の健康労働安全上からしても、これらについてはきちんとしなければいけないということで、平成13年度まで取り組んでまいりましたけれども、さらに14年度の枠配に至りましては、実はその土日の振りかえも含めて、完全に振りかえをしていくべく取り組み、さらに業務命令の仕方、緊急時についてはこれは別の扱いでございますけれども、一般の事務事業の超勤については、きちんと10時以内でおさめる。業務の把握を課長はしていくということも含めて、時間外の取り組みをしてこの 5,800万の当初予算でございますけれども、枠配当といたしましては 5,242万 3,000円、 5,800万とは予備費もとってございますので、そのうちの 5,200万を各課に配当して、各課の中でこれは超過勤務問題も含めて議論していただいて、業務の中身も考えていただくということで、今進めている最中でございます。ですから、平成12年度からの基本数値、 7,300万円を基本に 5,800万の当初予算、配当は 5,200万、 2,000万の配当と比較しますと 2,000万の削減を含めて各課に通知しているわけでございますけれども、いずれにいたしましても、13年度も含めてそのようなことをきちんと取り組んできた結果が、今回数値でお示しいたしました6,200 万の一応見込みの超過勤務になる予定でございます。そういう中で 5,800万、5,200 万の枠配を各担当内に事務事業の見直しを含めて考えていただきながら、この14年度の中に目標数値努力も含めて推進をしていきたいというふうに考えております。それと、2点目の1年を超える職員の考え方でございますけれども、全体的には500 名前後を超える職員数の中で定数内職員、臨時職員を含めて事務事業を遂行しているわけでございますけれども、その中で今まで定数外職員の減の状況を見てみますと、業務の内容を含めて委託も含めて進ませてきたこともありますし、勤務時間が4分の3ないしは臨時職員でたえられるものについてはそういう移行をしてきたものも事実であります。そういう中で基本的に1年を超える継続的業務というんですか、これは単純労務も含めての話ではなく、基本的にその定数内職員として業務を遂行しなければいけない職員としての必要な方については、これは当然1年を超える職員については、正規職員ということで考えていかなければならないと考えておりますけれども、こういう厳しい状況の中でその定数内職員、臨時職員の業務、さらには嘱託、非常勤というふうな区分けの中で、職員を任用採用して業務を進めているわけでございますけれども、定数内の部分の定数管理につきましては、実は先ほども申し上げましたとおり、平成16年度までの既に定数内職員の2名のさらにプラス減になっている状況でございます。これは、申し上げますと少子高齢化を含めて人口も減ってございますので、この町としてどの程度の職員定数がいいのかということも含めて検討しなければならない時期に来ているのかというふうに思っております。それと雇用の問題を含めて、臨時職員対応含めてお話させていただきますけれども、この超過勤務の縮減を今進めてございますけれども、私どもといたしましては特に現場対応を含めて職員が土日も含めてきちんと休んでいただく、または従前の勤務時間の中でこういうものについて業務があるとしたら、基本的には臨時職員対応ということで今私ども考えさせていただきまして、今後の予算の中でさらにそういう増の要素が出てくるかもわかりませんけれども、そういうことで進めております。現実的に牧場を含めて、その臨時職員対応を含めて、超過勤務で行ってきたものを何とかそういう職員の採用任用を含めて進めておりますので、これらについては先ほど町長からもご答弁申し上げましたけれども、基本的こういう職員の不足分、臨時職員、こういう厳しい雇用の状況でございますので、そういう部分でワークシェアリングとまではいきませんけれども、そういう中で任用をしながら物事を進めてまいりたいというふうに考えております。
答弁 教育長(教育長は2004年9月まで)
学校図書館についてお答えいたします。まず1点目の資料についてですけれども、今回かなり詳しく出させていただきました。1人当たりの購入冊数のお尋ねであったかと思いますけれども、これにつきましては、全国平均でいいますとちょっと資料が古いんですが、10年度で小学校、中学校ともに 0.9冊という状況です。これに対して厚岸町の状況はちょっと年度が違うんですけれども、13年度においては小学校で0.73冊、中学校については 1.1冊という状況になってございます。その次の問題ですけれども、司書教諭を含めた人的な問題をどう考えるかということです。現在全国で 6,000人不足しているということで、文部省の方で司書教諭を盛んに進めております。このことについては私自身も学校の先生が少なくとも図書館の内容についての知識を持つということは大変ありがたいことだなというふうに考えております。ただ、その司書教諭の配置があくまでもいわゆる学校の定数内という中で、どれだけその学校図書館のことに接することができるのであろうかということについては、まだ疑問があるかというか問題があるのではないか。ただ、いろいろ文献を読んでいきますと、直接学校図書館の実務をするということではないけれども、いろいろな読書指導ですとか、いろいろな調べ方のそういう学習について、力を発揮をしなさいというふうな言い方が多いようです。そういう意味でも今まで全く知識のなかった部分から見ると、随分よくなるし、そのやり方について例えば図書館の経営の仕方についても、いわゆる公共図書館と連携した中でいろいろなことを覚えて子供たちに指導していくということも可能であるということから、司書教諭がふえていくということについては、大変いいことだなというふうに一つには考えております。学校司書の問題なんですけれども、私自身も例えば河口湖町という町がございます。全国何カ所か、余り多くありません。町独自で市町村独自で学校司書を置いているというところがございます。もちろん人的配置があるということが大変望ましいことではありますけれども、資料の実態、そしてサービス実態を考えると、人工的に1人配置するということまでは今の状況ではなかなか難しいのかと。その中ではやはり司書教諭がある程度の知識を持つ中で、町の情報館と連携を保ちながら職を進めていってほしいというふうに考えております。その次の図書の購入方法の問題ですけれども、もちろん学校それぞれが独自に選んできております。今回も購入希望の図書を見させていただきました。ただ、総合的学習が本格的に入ってきている中で、私自身もかなりの多くの出版社が関連のそういう学習用図書が出てきております。そちらの方に重点が置かれているのかなと、またそういうことが学校図書館としての一つの大きな役割なんであろうということも考えますし、ですから学校が必要な図書を本当に上げてきているというふうに思われます。その次の先ほどありました学校図書館の存在意義、もちろん十分周知しておりますし、先ほど申し上げたとおり、学校にとって必要な部分であるというふうな認識でおります。その中でどういうふうに連携をとっていくかということですけれども、先ほど申したとおり、厚岸小学校の余裕教室での活用の分館の問題についていえば、先ほども申したとおりに学校司書を置く以上の学校図書館としての活動ができるのではないか。そのできたときの問題では、ただの公共図書館が中に入っているのではないと。当然専門家としての司書が学校の先生たちとの連携の中でどれだけ学習活動の中で協力できるかという問題がかなり大きなウエートを占めるだろうというふうに私自身も考えておりますので、一つにはまずどういうふうな展開になるか、展開ができるかというのが一つ大きな問題ではないかなというふうに考えています。最後に、交付税措置の問題でございますけれども、これは去年の12月に子どもの読書活動の推進に関する法律の制定がありまして、それを受けて4月15日に交付税の問題で通知がまいっております。当然のことながら今年度予算についてはこれを反映するような時期ではなかったということがいえるわけですけれども、これにつきましては財政当局とも協議しながらすべての部分でこのとおり行けるかどうかという問題は別といたしましても、こういう措置がとられているというその国としての配慮について十分検討してまいりたいと、このように考えております。
再々質問 3番
3回目の質問で、簡単にお伺いをしてまいりますが、有事法制の問題について町長にもう一度確認をさせていただきたいのでありますが、考えは考えとしても、先ほど申し上げたように、この非常に地方自治体と国の役割の分担、あるいは有事の際は地方自治体はどんな任務を負うんだという点では非常に不明確であります。あいまいであります。そういう点では明らかにするように言っていただくことと、少なくともこの審議については、先ほども申し上げたように、この急いでやるのではなく、慎重に審議をしていく。それと地方の意見を聞く場をきちんと設けて、地方の意見も十分に聞くということについて、ぜひ働きかけていただきたいということでございます。それから、超勤の問題については、また長くなりますから簡単にして別な機会にやるようにいたしますけれども、一つ仕事の量の問題があります。その仕事の量があって、そして正規の時間では処理できないために結局残業をするということに普通なるわけです。その中にはいろんな問題があるにせよ。すると、これだけ勤務手当が超勤手当が減らされてくる中で、仕事の量はどうなのか。仕事の量は逆にふえているんではないかなというふうなことすら考えるわけですけれども、単純に考えて。それはどういうふうに承知をしておられるのか。それから、この財政的に浮かすということではなくて、雇用の問題と絡めてという点では今ご答弁をいただきましたけれども、やはり一定の計画をお持ちになってやるとすれば、処理をしていただきたいし、その計画をお示しいただきたいなというふうに思うわけであります。それから、学校図書館に絡んで財政にお伺いをしたいんでありますが、地方交付税措置の問題であります。これはひもつきでありませんので、国は学校図書の整備計画を立てて、今年度は 650億ですから、前の5カ年ですよね、ふやしていると思うんです。90年代の初めは 500億ぐらいではなかったかなと、単年度は80億かそこらではなかったなというふうに思うんですが、83億か。あくまでも町の裁量になりますよね、それをどうするかというのは。その辺でどういうふうな措置をなさっておられるのかという点についてお伺いをしたいと思います。
答弁 町長
再々質問にお答えをさせていただきます。私からは有事法制について、さらに超過勤務については、さらにまた総務課長から答弁をさせていただきたいと存じます。今、田宮議員がお話いたしましたとおり、当然地方の声を大事にしていただきたい。特に町長といえども厚岸町民の生命と財産を守る責任がございます。いかに防衛が国の責任であろうとも、やはり地域を守るという私の責任もあるわけでございまして、そういう意味におきましては、地方の声を大事にしていただきたいということは当然のことであり、そのように考えておるわけであります。今国会も今回で会期切れということでありますけれども、お話によりますと会期延長ということになりそうであります。多分なったかと思いますが、さらにまた、その中で有事法制が議論されておりますけれども、慎重審査されることを強く望んでやまない次第でございます。
答弁 助役(助役は2006年12月まで)
超勤問題のご質問でございますけれども、田宮議員もおっしゃるとおりに、定数と超勤問題というのは関係がございます。私どもこの定数管理を一体どうしていくのかということで、平成5年からいろいろと考えてきたわけでありますけれども、一つはまずその定数の変遷についてちょっと申し上げさせていただきますと、田宮議員ご理解されておると思いますが、昭和40年代の経済成長時代を背景にして、税収はふえましたから、それに伴って企業も、我々地方公務員組織も、これはもう中ぶれ現象が今起きているわけです。厚岸の実態を考えたときに、昭和40年代に採用した職員が76人、それから50年代の10年では 112人、そして60年代で75人というので、厚岸もほかと同じく中ぶれ現象が起きています。これがこの時点に採用した方が退職されるのは大体平成18年ごろから2けた台で定年者がふえてきます。そういう問題と、もう一つはその財政上の問題があります。それと少子高齢化の問題もあります。ご承知のとおり厚岸の財政構造は約70から80%は補助分を入れますと国の依存財源であると。これは少なくなるとではどうするんだということになりますと、やはりもう支出を切り詰めるしかないという話になります。企業もご存じのようにデフレ現象で物価は上がりませんから、そうすると何を手をつけるかというとやはり最終的には人件費になってくるということで、これは我々公務員組織もやはり同じような現象にあると思うんです。そういった状況の中で、では厚岸の定数はどうなっているのかといいますと、平成5年から平成13年度の9年間で退職者が 116人、それから採用者が 122人で6人の増となっています。この内訳を見ますと事務職、これは土木職員も土木技術者職員もそれから水産職員も専門職員も含めてですけれども、47人が退職しておりまして、採用が41人で、6人の減というふうになります。ところが福祉部門、保健婦だとか、保育士だとか、特老の寮父母だとか、病院、これは病院を除かしては特老、福祉部門ですね、これは11人増となっております。病院が2ということで、そういう内訳になっておりまして、事務職の方をいきますと6人は減なんですけれども、実際その土木職員とか、水産技術職員と、そういう専門職が12人入っておりますから、結果的には事務職は18人減になっております。そういうことからいきますとその分はどうなってくるかというと、やはりおっしゃるとおり残業とかそういう問題につながっていくと思うんです。平成10年度が1億何がしの超勤があったというときには、やはりこのときはまだ厚岸町がいろんな事業をここでやってきたんです。これが大きな要因なんです。平成11年度から組織見直しをやりまして、できるだけ業務の平準化ということもねらってやりましたから、そういう面ではいろいろ影響が出ていると思いますけれども、例えば介護保険制度の導入だとか、そういうことからいって事業量の問題、あるいは経営戦略の問題でもって、そうすると超勤がやはりふえていくという問題があると思うんです。これからやっぱりどうするかといいますと、やはりその定数はやはり減らしていかなければいけない。これはなぜかというとさっきいった財政問題もありますが、人口割にしますと、やはりそれは必然的にやっぱり減らしていかなければいけない。それと中ぶれ現象がございますから、平成18年度から2けた台で退職していきますから、それを全部2けた台で退職した分を入れるというわけにはいきませんから、そうするとやはりこの減少傾向になっていくと。そうすると雇用の場を考えると、やはりできるだけやはりそういった臨時職員を正職員にして対応していくというのかベターなんでしょうけれども、今申し上げたように、そういった現象でなかなかそこへ踏み切っていけないというのがこれからだと思います。ではどうすればいいのかといいますと、職員の定数をふやさないで、職員の質的な面を向上させると。いうなれば生産性を高める。生産性を高めるというのはどういうことかといいますと、目標管理をしたり、それからまず責任を明確にさせるとか、それからやはり能力業務中心の形態に変えていくとか、そうしたことをやっていかないと、1人当たりの生産性がやはり高まっていかない。やはりそういう形でこれからそういう管理の仕方をしていかなければ、この財政難の厳しさに対応していけないんではないかなと、そんなふうに考えておりますので、ご理解いただきたいと思います。