猿払村議会 令和4年第1回定例会 2022年3月8日
増え続ける起債残高と減り続ける基金残高について
2022年3月8日、猿払村議会の一般質問で、森克彦議員が「増え続ける起債残高と減り続ける基金残高について」質問し、村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人、副村長 眞野智章、総務課長 中山誠が答弁しました。
- 質問者
- 森克彦 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、企画政策課長 阿部真人、副村長 眞野智章、総務課長 中山誠
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 森克彦
それでは通告書に基づき、進めていきたいと思います。増え続ける起債残高と減り続ける基金残高と題し、一般質問に入ります。令和4年度一般会計予算において、村税及び普通交付税は、前年度に比して大幅な増額計上がされています。しかしながら基金の取り崩しは、令和3年度とほぼ同額が計上されています。令和3年度は普通交付税の増額により、余剰金を減債基金と福祉のまちづくり基金に積み立てる補正計上がされていますが、これは一過性のものではないかと思っております。また令和3年3月には、5か年計画となる第4次猿払村行財政健全化計画が策定され、具体的な取り組みが進められていることと思います。これらを踏まえ、質問をいたしたいと思います。まず1項目目として、令和4年度予算のどこに計画が反映されているのかということで記載しておりますが、実際のところ昨年3月に同じような質問をしております。私が求めたかったのは、本来であれば令和4年度の予算で新たに設けられた部分ということを質問したかったのですが、答弁書はもうできていると思いますが、その辺をもし反映いただけるのであれば、そのような説明をお願いしたいと思います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。令和3年度と4年度と継続の部分についても一緒に答弁させていただくことになるかもしれませんけれども、ご了解をお願いしたいと思います。第4次行財政健全化計画に基づく取組項目のうち、新年度予算に反映している項目につきましては、令和3年度からの継続分と令和4年度分の新規を合わせまして、10項目で2100万円程度の財政効果となっております。その内容としまして、令和3年度からの継続分につきましては、浜鬼志別保育所の統合や村営プールの休止、管内出張に係る日当の廃止など8項目で1280万円。令和4年度からの新規項目では、生活改善センターの廃止や福祉タクシーの運休日の増など4項目で820万円となっております。以上です。
質問 森克彦
今の答弁ですと新たに令和4年度から執行される分としては820万円程度の削減しかなってないということでよろしいですね。その前にちょっと言いたいことを言わせていただきます。第4次行財政健全化計画の目的に厳しさを増す村の財政事情や社会環境の変化に伴い、複雑化高度化する諸課題に対し、限りある行財政資源、職員、資産、資金、情報を効果的、戦略的に活用しながら、少しこの辺を省略します。途中からいきますが、年度ごとに進行管理及び検証を徹底して、実効性の高い計画を目指すとあります。令和3年度はまだ終了していませんが、この各年度の執行管理の検証、これは行われているんでしょうか。今で言えば、まだ終わってない令和3年度になりますが、その検証が終わっているかどうか。お聞きしたいと思います。
答弁 企画政策課長 阿部真人
ただいまの質問についてお答えをさせていただきます。令和3年度は終了してございませんが、行財政改革推進本部の開催についてです。5月10日に1回目、2回目は8月2日、3回目が11月8日で4回目が2月7日ということで4回開催しております。その中で令和2年度の検証を1回目で行っております。令和3年度の検証については、まだ年度途中なので終わっておりませんが、中間という形で2月7日に検証をしております。また令和4年度における取組内容の効果等を各課の令和4年度の計画を含めて検証シートを出していただいて、検証し共有を図っているところでございます。以上です。
質問 森克彦
今の答弁ですと、令和3年度分は中間でしかやってないと。実際の数字は全く見えてきてないわけです。本来的に、令和4年度予算の編成をするためには、令和3年度の検証はある程度やっておかないとできないのではないのかなと思うのです。なおかつ策定にあたり、専任の補佐がいたが策定終わったらいなくなる。そういった体制でしか行われていない。この辺はどうお考えでしょう。
答弁 副村長 眞野智章
ただいまのご質問にお答えをさせていただきます。まず専任の補佐の関係の部分でございますけども、計画ができて必要がなくなって異動したわけではありませんし、計画ができた以上、あとは担当課のほうでそれぞれが検証しながらやっていくということが必要だというところでございます。実際に令和4年度の予算を考え方のときに、中間で行ったというところも、実際に担当課長が説明したように4回の行革推進本部を開催して、この中で令和3年度の中間あるいは、令和2年度の総括をしながら検証したわけでございまして、令和4年度の分につきましては、できるものからできるだけ早く進めようということで、今回の予算に反映をさせていただいておりますけども、見直しの中で村民にかかる負担などが項目の中にも結構ありますので、慎重な議論を庁内でしていき、そして議会の皆様へお示しをし、委員会のほうにもお示しをしないといけないということで、少々時間はかかっておりますが、そのような考え方で行財政改革の計画を進めているところです。以上です。
質問 森克彦
ただいまの答弁で、できるものから村民負担は慎重にというお考えでしょうが、実質最初の答弁で、令和4年度820万円。これは改善センターの廃止がほとんどですよね。そのほかにある程度なのは全く、全くと言ったらおかしいけど、大して含まれてないのではないかと思われます。さっきも言いました目的の中に厳しさを増す村の行財政事情これが、最大の目的ではないかと思うのです。厳しい財政、毎年何億も基金を取り崩さないと運営ができないと。そういった財政をいかに健全化するのかが目的だと思うのです。もう2年目になるのに、まだこの程度しかできてない。本当にやる気あるのでしょうか。
答弁 副村長 眞野智章
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。行財政改革の部分については、基本的には議員さんおっしゃるように、持続可能な財政運営の健全化、組織運営への強化、あるいは業務の効率化、適正化、村民サービスの向上というこの4つの部分でくくられているわけでありまして、当然その中には今回の予算の中には反映されてないかもしれないですけれども、基本的な持続可能な財政運営の中では、職員住宅部門の見直しあるいは公用車のエコカーの促進、いわゆる保育料の見直し、補助金の健全化、公共施設の管理の在り方と財政的にはプラスマイナスになる部分もありますけれども、村民サービスの向上でいうと、保健福祉、特に検診などの関係で、がん患者もほかよりは多いというところもありますので、その辺の健康管理の部分で補助金や使用料の見直しも含めて、医療費の適正化に向けて負担をなくしていくとか、いろんなことを想定しておりますので、あくまでも議員さんおっしゃるのは財政運営のところではどうなんだいうところで、理解してますけども、総体的な4つの行財政改革の目標を達成するために、この計画を進めていることでありますので、決してやる気がないとか、そういうことではないということは、この場で申し添えたいと思います。以上です。
質問 森克彦
今、副村長が4つの項目に基づいて行ってると。何回も言うようですが、行財政じゃなくて財政がメインなのです。職員の能力向上と組織運営の強化、業務の効率化適正化、村民サービスの向上、これらがありますが、これは後づけでしかない。この財政が伴わない限り、一定程度の財政を確保しなければ何にもできないのではないですか。その辺が全然見えてこないのです。ただ言ってるだけ。このために行財政改革をやらなくてはいけないと思うのです。実際のところ取組項目を見てても、どれだけ財政支出を減らせられるか。そちらのやられていることは、増やすことしかやってない。何か建てれば当然ランニングコストがかかる。それはどこから捻出するのですか。だから行財政改革を行って、削って、その削った分をこっちへ持っていく。そういうことならわかります。その辺が全然見えてこないというか、私に言わせればやってない。そういうふうにしか見えないのですが、どうお考えでしょうか。
答弁 副村長 眞野智章
今のご質問にお答えをしたいと思いますけども、基本的に建物の部分とかについては、保育所の関係は住民の皆さんにもご理解いただいて、統廃合をさせていただいたと。その上で子どもに環境のいい、保育環境を整備させていただいたというところもありますし、基本的に公共施設の関係については、もう築40年、古いものでは50年を経過していると。まちづくりの再編の時期ではないかなというふうに思います。これについては、必要なものを必要な形で改築をする、新築をするということは、現在必要なんではないかというふうに思っております。無駄な部分を建てて建設しているわけではございませんし、基本的に削減した部分については、他の事業を考え財源充当をしながら、村づくりをしていくというところは、議員の言ってるとおりだというふうに思いますし、私どもも努力をしているつもりでございます。以上です。
質問 森克彦
副村長の答弁で、古くなったものを必要最低限更新しないといけない。当然、統廃合も必要になる。中には、生活改善センター、村営プールの取り壊しに向けた動きは当然だと思います。その分で財源は減ります。ただその前に取り壊して、財源が出てくるとその辺は、起債でも何でもやるのでしょうけれども、そのあとのことは、行きあたりばったりで財政を組んでいるというふうにしか思えません。これ以上言ってもしかたないと思いますので、次の質問に行かさせていただきます。行財政健全化推進計画の中に、起債発行の上限を単年度4億円とされていますが、いつになれば達成できるのか、ちょっとその辺のお考えをお聞かせください。
答弁 村長 伊藤浩一
現時点での見通しとしましては、令和5年度は、学校給食センター改築事業などの大型事業の実施を予定しておりますことから、一般会計で10億円程度の起債発行が見込まれております。また令和6年度は、同じく5億1000万円程度。令和7年度は6億1000万円程度の起債発行をそれぞれ見込んでいる状況であり、住民生活の向上のためには必要不可欠な事業もございます。しかし後年度の公債費発行が財政の硬直化につながることから、起債発行額が公債費償還額を上回らないことを念頭に、令和6年度には行財政健全化計画に掲げております、4億円程度の起債発行額に抑え、健全な財政運営に努めてまいりたいというふうに考えております。
質問 森克彦
今の令和4年度で5億円程度というように聞こえたのですが、それで間違いないでしょうか。
答弁 副村長 眞野智章
お答えをさせていただきます。今、村長答弁として令和5年度の一般会計で10億円程度の起債という形でご答弁をさしてもらったと思うのですけども、よろしいでしょうか。令和5年度ですね。
質問 森克彦
とりあえず、その前に確認させていただきたいのですが、単年度平均と令和3年度から令和7年度、この計画期間の5年間でよろしいでしょうか。
答弁 総務課長 中山誠
お答え申し上げます。平均というのはおっしゃるとおり、計画期間内の5年間の平均ということで載せてございます。あと細かい部分ですけれども、4億円というのは投資的経費に関わる起債発行ということで位置づけしていまして、このほかに実際は、臨時財政対策債とソフト事業過疎のソフト事業というのがあるので、そこは切離して一応4億円ということで整理をさせていただいております。
質問 森克彦
今の総務課長の答弁で経常的なものは含まないという考えですか。なんていうのだろう。投資的経費で4億円という考えでよろしいですか。計画を見る限り、その部分は一切書いてません。ただ、4億円しか書いてない。今の状況を見るとどう考えても、4億円を下回るなんてあり得ないような実際の起債の借入れです。村長、10億円積みましたよね。令和6年度が5億1000万円。ずれているのかな。7年が6億1000万円。実際に令和4年度は、予算でいくと7億6000万円。このくらいの起債発行になってるはずなのです。これがどの部分まで4億円になるのか。その辺をはっきりさせてください。
答弁 総務課長 中山誠
はい、お答えいたします。先ほども申しましたとおり、4億円という部分の考え方ですけれども、臨時財政対策債、過疎ソフト事業については除いているということで申し上げました。ただ計画にそういう旨では書かれていなかったというところでは、事務方の不手際というか、きちんと言葉で入れて載せておくべきで誤解を招いてしまったことに関しては、お詫びを申し上げたいと思います。令和4年度の起債発行額総額7億6430万円ということなっておりますが、そのうち、先ほどの定義に照らした場合は、令和4年度は6億7400万円という形になります。また村長が答弁申し上げました令和6年度と令和7年度分の数字につきましても、同じような考え方でこのほかに、先ほど言いました臨時財政対策債等が含まれるという形になります。以上です。
質問 森克彦
単純に先ほど答弁あった、令和5年、6年、7年度、今言われたようなものも含めて、どう考えたら単年度平均4億円になるのでしょう。誰が見てもおかしいかなと思うのですけど、なぜ4億円なのか。その辺を教えてください。
答弁 総務課長 中山誠
4億円の根拠ですけれど、公債費の毎年の償還があると思うのですが、それがここ数年、5億円前後というか5億円台で推移をしています。先ほどの言った臨時財政対策債を含めても、単年度当たりの償還額を上回らないような借入れに抑えて、残高を増やしていかないような財政運営に努めるという意味で4億円という目標を設定させていただきました。
質問 森克彦
現在の償還額は5億円程度と。上回らないために4億円にするということですが、実際はこれ以上借りてますよね。何のための計画なのですか。はなからできないのはもっと、違う数字にすればいいですし、ついでに言いますけど実際、起債をこれだけ借りて、なおかつ純然たる借金である債務負担、これだって、特定財源がある職員住宅を外したにしても令和4年度で8300万円、これだけ実際に借金してるのです。借金が膨らむばっかりではないですか。5年先はまだしも10年先を見通せというのは、不可能というか難しいでしょう。しかしながら村の財政がどう転んでも5億円、10億円増えるなんて、そんな考えられないと思うのです。その辺のギャップがありますがどうなのですか。
答弁 副村長 眞野智章
ご答弁をさせていただきます。5年、10年先の村の一般財源について、現時点で推計するのは、平均をとればできるのかもしれないですけれども、正確な額というところは難しいです。また4億円の部分については先ほど総務課長が言ったとおり、基本的に借入れの返済を含めた範囲内で計画を想定しておりますけれども、いかんせん、改修の工事等も当然出てきてる中で、目標達成を目指しますけれども、基本的には令和6年度くらいをめどに目標の数値を近づける、あるいは下回ることを念頭にありますけれども、いろんな事業が突発的に出てくれば、村民生活に影響を与えるのであればやらなければいけないというところは私どもも押さえております。基本的には令和5年度の10億円の借入れのところについても、いろんな大規模改修などを令和5年度にやらなければいけないのかというところも議論をしております。この計画の4億円にできるだけ近づけていくかあるいはそこを目標にしなければ、5年、10年先の村政運営がゆるくなくなるというところは、私どもも理解をしているところでございます。よろしくお願いします。
質問 森克彦
やらなければならないことが出てきた場合はそのときの判断によるでしょうけれど、令和5年度、6年度で4億円に近づける。でしたら4億円を下回ることを目途とするというような書き方をすればいいけど単年度平均です。単年度平均4億円ということは、4年の平均で4億円ではないのですか。誰が見てもそう思わざるを得ないのです。それからすると4億円なんてとんでもない話でしょ。5億円、6億円そのくらいまでいってしまうです。今のは計算しておりませんが、借金はどんどん膨らんでいる。その辺最後答弁願います。
答弁 副村長 眞野智章
ご答弁をさせていただきます。持続可能な財政運営の具体的な取組事項について4億円のところが上限設定というような形で書いております。この4億円と書いた分については先ほど申し上げた趣旨を念頭に置いているもので、そこがわかりづらいところがございますので、今後の建設事業あるいは修繕事業の見通しの計画についての書き方を修正させていただきたいと思います。先ほども申し上げましたけども、令和6年度で各事業を本当に当該年度でやるかどうかについては、財政上の推計も見ながら、返還、返済の5億円程度を下回るような形を念頭には置いていきたいと思います。以上です。
質問 森克彦
今の答弁ですと令和6年度あたりに達成する方向のような話ですけれど、別に私は、この4億円守る必要はないと思うのです。ただ一つ言えることは、予算でいきますと、基金の取り崩し、これはほとんど変わってないのです。なおかつ借金が増えている。借金が増えたことで基金の取り崩しも減った。それならまだわかります。そうではない。さっきも言いましたけど、令和3年度において普通交付税の留保が2億5千万円程度できて基金を積み立てた。これはまた後の質問に入ってますからここでやめておきますが、その程度の財政運営なのです。何ら変わってない。増えるのは借金。実際に借金総額を調べたのですが、令和4年度の見込みで、59億円ですか一般会計。それに特別会計を含めますと65億円近く、ここまでいっちゃう。以前、私の質問で総務課長が負担のツケ回しではないと言葉が出てこないけど、要はみんなで負担してもらう。そのための後送り、負担の公平だったか何かそんな言い方されましたよね。これで見る限り、単純に後世に残していく。どんどん積み上がっている。そういった状況でしかない。これをいつかどこかで断ち切らない限り、何度も言いますが、財政は立ちいかなくなる。そういうふうに思うのですけど、本当にこのままで大丈夫なのですか。
答弁 副村長 眞野智章
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。確かに議員おっしゃられるとおり、令和5年度の村債の残高については65億程度というふうに、現状では推計をしておりますけれども、現状は先ほどもご答弁をさせていただきましたけども、建物を含めた給食センターあるいは保育所などいろんな工事の改修が出てきていると。これは申し訳ないですけども、改修内容を何年もの間、我慢してきた。改修事業ではもう余儀なくされたものをも含めて負担が出てきているところだと思っております。これについては、令和4年度の起債も見ていただければと思いますけれども、決して後世に負担を残して無駄になるようなものを起債事業として上げているというふうには思っておりませんので、その辺も申し添えたいというふうに思います。以上です。
質問 森克彦
確かに将来的に無駄にならないとおっしゃいましたけど、無駄にならないもので後世に借金を残すのか。借金増やすだけ増やして、何かおかしくありませんか。一時的に何もしないで減らしたっていう時代がありました。それでやっと財政が健全化されてきたという部分があります。ところが箱ものを建てるだけで、本当に財政の立て直しやる気あるのですか。再度聞きます。
答弁 村長 伊藤浩一
過去の話はもう、どうでも僕もいいと思ってます。ただ我慢してきて財政の平準化というか、財政がある程度立ち直ってきたところで、改修、修繕を我慢して、そのツケを後世に先送りするのか。それでも今どうしてもやらなければならない公共施設等はいろいろあります。無駄なものではなく、住民や子どもたちに我慢してもらって、統合や廃止をしたりするような施設が多々あります。今何もしないのであれば、生活改善センターをそのまま運営すればいいですし、プールも直して運営していけばいいです。だけれども、そこに投資をするだけの寿命がないわけです。だからどこかで誰かがまちづくりのために更新をしていかなければならない。それがここ数年の間に決断をしなければならない時期だと私は思っております。確かにいろんな起債をしたり借金をしたりすることもあろうかと思います。その部分については、住民皆様にご理解いただきたいというふうに思っております。これから学校給食センターについては、アレルギーの問題など様々な形があります。今の施設では当然対応ができません。そういう対応できるような施設を造っていかなければならない。保育所の部分については、浜鬼志別の保育所の子どもたちに我慢をしてもらって鬼志別まで通園してもらいながら、保育をさせていただいております。その中で保育環境をしっかり整えていかなければならない。さらに学童保育についても、保育所の園児の人方を優先してしまいますので、新たに児童館を建て、基礎学力向上のために猿払村未来塾を開設した中で、これから進めていかなければならない事業は、私はあると思います。村民の皆様方には、借金ばかりというふうにあるかもしれませんけれども、これから必要な事業が出てくると思います。その部分については、住民の皆様や議会の皆様に説明をしながら進めていきたいと思ってもおりますけれども、行財政は決して我々の手を抜いてやっているわけではなくて、必死になってやっております。ただ、限界もあるというのは、理解をしていただきたいというふうに思っております。
質問 森克彦
私は全てを駄目だと言ってるわけではないです。それはご理解願いたいと思います。ただ新しく事業をやる。最低限の建設コストは、将来的に起債で負担を軽減していくという方法がとられている。しかしながら、ランニングコストがかかってくるので、どんどん財政は締めていく。そういう部分があちこちで見えてきています。本当にそこまで考えてるのかな。借金が増え負担も増える。当然、給食センターは必要です。誰もやめろとは言っていない。教育委員会のほうでも、必要最低限、コストのかからない設計にする。これはこれで頑張ってくれています。しかしながらそうでもなさそうなところもみえてる。中には、また今後どう運営するのか、これから詰めるとか、この前の予算説明の中でそういった説明もあちこち見られます。そこまで考えて計画をした上で、ものをつくるとかを本当になされてるのか。されてませんよね。そんな状況でよく財政運営やってると言えますよね。村長は去年の私の質問で私は政治家だとお答えになりました。確かに政治資金規正法では、我々も含めて選挙で選ばれる人間は政治家になります。ところが実際は国会議員や道議会議員ではなく、市町村長たるもの行政マンでなくてはいけない。政治をやるのではなくて、しっかり行政をやって村を守ると。村民の将来を守る、それが使命だと思うのです。その辺本当にどう考えているのか再度お答え願います。
答弁 村長 伊藤浩一
議員の目から見て私をそういう目で見られているのかもしれませんけれども、私としては前回の答弁というとおり、村長がどういう立場なのかという質問で政治家と答えさせていただきました。一方で村長として、猿払村の長としてそれを議員に言われるまでもなく村民の生活の安全や命の安全安心を守るということは、これは私にとっても議員にとっても一緒ではないですか。それはあえてこの場で言われる必要ないと思います。そのために僕も一生懸命進めてまいりたいと思っております。
質問 森克彦
村民を守ると言いながら、行財政推進計画の中には村民負担の見直し、保育料の見直しとか、これは安くするための見直しですか。それとも値上げするための見直し、どちらなのでしょう。
答弁 副村長 眞野智章
そういう負担の関係の部分につきましては、当然プラスになるあるいはマイナスになるというところも含まれると思います。先ほど申し上げたとおり、住民生活に影響を及ぼすような使用料だとか補助金だとかそういうところの部分については、慎重に検討しているというところでございます。以上です。
質問 森克彦
今の答弁ですと住民を守るために使用料等については、すぐに見直さないというような言い方ですが、将来的に財政が厳しくなると見直して上げていかざるを得なくなる。これは誰が考えても言えることです。何回も言いますが猿払村は収入を簡単に増やすことはできません。村税が漁業の衰退あるいは盛況により増減はします。たかだか2億円、3億円程度だと思うのです。令和4年度は村民税が2億円程度ですか、増額になってます。ところが2億円増えても単純に村の歳入は2億円増えません。その分交付税が減らされる。増えた分75パーセントが削られるから実際に25パーセントぐらいしか増えない。その程度でしかない。ちょっと脱線しますが、本年度の交付税の予算額をかなり増額でみています。23億円か。特別交付税も含めて2021年は、特別交付税が決定しませんが、今のところ24億円。令和4年度対比で令和3年度に対して令和4年度は1億1000万円程減る。たまたま去年の8月の交付税の確定にかかる行政報告を錯誤で3900万円入ってきている。この錯誤分は単年度分ですよね。令和2年度に交付されるべきものが令和2年度に入ってなかったということで、令和3年度に交付されていると。そうするとここまで増えない。村税が2億円程度増えると1億5000万円ぐらい減る。それを考えると見過ぎかなと思うのですけど、答弁できるのならお願いします。できなかったらいいです。
答弁 総務課長 中山誠
はい、お答え申し上げます。令和4年度の普通交付税の積算についてですけれども予算計上額20億7780万円ということになっておりまして、議員おっしゃるとおり昨年、交付決定額と比較いたしますと1億1800万円ほどの減額というふうになっております。実際の普通交付税の決定は7月になりますので、今の時点での見積りというのは、概算で多分に変動する要素がありますけれども、基本的には見過ぎないように示された伸び率だとかありますけれども、そこからは一定の部分を抑えて予算計上しております。基準財政需要額については4000万円ほど見て減額して見ているということになりますが、議員がおっしゃったとおり、錯誤が昨年度3900万円ほどありますので、それを除きますと200万円程度のほぼ横ばいで、結果的には抑えてみています。それと基準財政収入額ですけれども、5億2270万円ということで前年度比3600万円程度減額ということで、議員がおっしゃった村税収入の増収に対する交付税の算入というのは、基本翌年度になりますので令和4年度に課税される市町村民税については令和5年度の基準財政収入額に基本的に算入されるということで、そこで1年のずれがあるというところでご理解いただければというふうに思います。
質問 森克彦
総務課長の説明でとりあえず私が1年勘違いしてたということので、それは申し訳なく思っております。いずれしても今の質問は、通告にはなかったので申し訳ないです。最後の3問目にいきます。特定目的基金はいつまで運営できるのか答弁願います。このまま最初にも言ってるとおり、令和3年度分は減ってない。2億5千万円のふるさと基金が入るから、4億円近く積んで約3億9000万円か、若干プラスになってるということでありますが、この分は置いといて相対的にということでお考えください。
答弁 村長 伊藤浩一
相対的にということで、この4年間という形の中で答弁させていただきたいと思います。今後の4年間で約7億円が減少する試算ですが、これは地方交付税の一定の減額を見込み推計を行った結果であります。地方財政を取り巻く状況は不透明な状況であり、これだけをもって判断するのは難しい部分でありますが、基金は万が一における備えといった役割もありますので、いずれにしましても基金への依存度が高くならないような財政運営をしてまいりたいと思っております。しかしながら本村のように財政基盤が脆弱な小規模自治体にとっては、地方交付税の動向で影響を受ける部分が大きく、地方の努力にも限界があると感じておりますので、地方財政の実態を鑑みて、私も国に対して地方交付税総額の確保について、継続して求めていきたいというふうに考えております。
質問 森克彦
ここで脱線するかもしれませんが、令和3年度の補正で減債基金に3千万円ほど積立ててます。この理由をもしよければ教えていただきたいと思います。ここでなくても予算の中でもよかったのですか。
答弁 総務課長 中山誠
お答え申し上げます。今、手元に資料がないので正確ではありませんが3千万円程度、令和3年度普通交付税の追加交付が年末にされております。その中の内訳としては、臨時財政対策債の償還費ということで、本来であれば翌年度以降、その償還額が普通交付税に措置されるのですけれども、今回に限り一括して普通交付税の中に含まれて交付されたことで国からの通知文とかを見ますと、今回1回きりで交付するので、逆に言えば翌年度以降はその分は措置しないということになるわけです。そういうことで将来の負担、償還に備えて積み立てをしておくことが望ましいとありましたので、交付措置措置額と同額を減債基金に積み立てて、将来の償還費に充てるため計上させていただいております。大体今回の臨時財政対策債総額の大体3割ぐらいが交付されておりますので、後年度の償還にその基金を充てるというような形で考えております。以上です。
質問 森克彦
すいません。突然の質問をお答えいただきありがとうございます。取りあえずは、減債基金の3千万円分については、以降の臨時財政対策債の償還に大手を振って振り向けることができるということでよろしいんですね。ありがとうございます。それでは本題に戻ります。ふるさと応援基金積立令和2年度決算で1億6800万円。令和3年度の見込みでは1億4400万円。令和4年度は1億1500万円と減少し続けてます。先ほど村長の行政報告にありました、ふるさと応援基金の2月末の収入が2億4000万円程度です。ということは50パーセントですから1億2000万程度しか基金積み立てできないということになると、かなり財源が足りなくなり、積み立てがその分目減りします。このように、ふるさと応援基金がどんどん減っていく。それに合わせて、福祉のまちづくり基金も令和3年度において、何度も言いますが普通交付税等の留保により2億2600万円ほど増額計上、積み立てをしている。これは、うれしいことですよね。しかしながら、令和4年度においてほぼ取り崩し、決算終わってみないとわかりませんが、残りは3000万円程度の見込みとなります。ほかにも今の状況でいきますと、令和5年度でJR天北線代替輸送確保基金、協議の中で打ち合せをして負担の減額に向けた取り組みをされるということですが2千数百万円しかない。これで足りるのか。令和5年度の積み立てが令和4年と同程度と仮定して、令和5年度の予算編成においてはほぼ全額に当たる。基金の取り崩しを行わないと予算が編成できない可能性があります。特に福祉のまちづくり基金、これは間違いなく足りなくなる。そうなると財政調整基金、ふるさと応援基金が1億数千万円、また同額見込めるというようであればまた、その分も取り崩せば何とかなるかもしれませんが、かなり財政調整基金に頼らざる得なくなるような危険性になると思うのです。2年、3年の先を見通せというのも言い過ぎかもしれませんが、その辺も踏まえて将来的に見通しは立っているのかどうか。改めて、お伺いします。
答弁 副村長 眞野智章
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。JR天北線代替輸送確保基金については、議員おっしゃるとおり令和5年度に残高がゼロになる見込みをしております。また福祉のまちづくり基金についてもこのまま段階だと、令和5年度で残高がなくなるというような形にはなっています。いずれにしてしましても、JR天北線代替輸送確保基金の問題については、今議論をしていますし、福祉のまちづくり基金については、どうしてもなくしてはいけない施設でございますから、足りない部分については、一般財源で補っていくということでございます。以上です。
質問 森克彦
先ほど言いました、JR天北線代替輸送確保基金及び福祉のまちづくり基金がなくなれば一般財源というご説明ですが、一般財源自体は今でも足りてないのです。令和3年度で基金取崩3億9000万円。これは特定目的も含めての数字ですが、それを踏まえて、令和4年度が3億8000万円程度の取り崩しになる。令和5年度もこの程度まで行くとすれば、もう全然足りない。当然、財政調整基金費しかなくなるということは間違いないですか。
答弁 副村長 眞野智章
ご答弁をさせていただきます。議員さんのとおり、基本的には先ほど村長答弁申し上げましたけれども、あくまでも地方交付税が一定減をするというところを含めた厳しい見方の財政推計をしたときに、基本的には来年度であれば4億程度、4億9000万円くらいの取り崩しが出てくるということになります。しかしながら普通交付税の推移あるいは村税の推移は、今の段階での厳しい推計でございますので、基本的に議員がおっしゃるとおり、どんどん特定基金の部分については、目減りしてくことは確かでございます。
質問 森克彦
先ほどの質問の中で、普通交付税の取り扱いは非常に申し訳なく思っておりますが、総務課長の説明によると令和4年度の2億の増収は、ほぼ令和5年度に影響することになるかと思うのですが、そうすると基準財政収入額が1億5000万円ぐらい増えるということは、普通交付税が間違いなく減るということになるので間違いないですか。
答弁 総務課長 中山誠
お答え申し上げます。基本的には議員おっしゃるとおりというような仕組みなので、基本的には基準財政収入額が上がってしまうことになると思いますので、普通交付税が減るというような、単純にそこだけをとらえた場合は減ることになると思います。単純にその額がそっくりということではなくて複雑な部分もありますので、簡単には言えない分もありますが、基本的なそういう形になると思います。
質問 森克彦
総務課長ありがとうございます。この辺を踏まえて、もっとしっかり行財政を考えた財政運営をやっていただきたい。私は間違ったことも言いました。でも、ある程度筋はとおっていることは言ったつもりです。間違いは間違いと正してください。この辺を踏まえて、これから始まる令和4年度、それからまだ1年ありますが令和5年度予算にしっかり反映されるような行財政改革を進めていただくことをお願いして終わります。