みんなの議会

猿払村議会 平成28年第3回定例会 2016年9月14日

観光振興について

2016年9月14日、猿払村議会の一般質問で、山森清志議員が「観光振興について」質問し、村長 伊藤浩一、企画政策課主幹 追久保敦が答弁しました。

質問者
山森清志 議員
答弁者
村長 伊藤浩一、企画政策課主幹 追久保敦

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです

質問 山森清志

次に、観光振興についてお伺いします。観光は今や全国どの自治体も可能性を見出すために苦慮をしながら発展していると認識しています。特に北海道は観光大国と言われるように、観光 客 数 は 年 々 増 加 を し 、 昨 年 度 は 実 人 数 で5400万人あまりに達しています。本村も例外ではなく観光客は年々増加をしていますが、観光の形態も変化をし、以前のような団体でのツアーより個人での観光客が主体となってきているのが現状であります。本村の観光拠点の施設は、ほとんどがさるふつ公園内に集約されています。しかし、観光地として訪れる場所にはエサヌカ線や電気通信ゆかりの地、カムイト沼などがあります。今後の観光振興の発展のためには周遊ルートの計画策定やそれに伴う環境整備が必要であり、そのためには観光ガイド育成などソフトの面でも充実を図らなければならないと考えます。また、観光に訪れた方々がまた来てみたいと思えるような自然を生かした観光振興を行わなければなりません。さらに雇用の提供ができるものをつくり、住民の理解を得なければならないと考えます。本村観光の将来像をしっかりと見据えた施策が必要と考えますが、村としての考えをお聞きします。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。猿払村の景勝地につきましては、道の駅などで配布しております観光パンフレットに明示はされておりますけれども、まだまだ周知方法としては十分とは言えないというのが現状であるというふうに考えております。このことを踏まえまして、現在本村の自然を生かしたネイチャー体験の計画を今現在練っている最中でございまして、安全性の検証や効果的な周知方法など、現在、関係機関との調整や体験者に対する法的な対応策などについて協議を行っている段階でございます。このネイチャー体験ということにつきましては、比較的穏やかな流れであります村内の河川を散歩をするおおむね1時間程度の沢歩きで、通常リバーウォークと呼ばれているものでございますけれども、道南や道東、また本州の比較的森の多い地域ではポピュラーなネイチャー体験であり、本村の環境をPRする上で非常に有効的な体験メニューであるというふうに今考えております。地域おこし協力隊の隊員の皆さん方のご協力も得ながらですね、こういった取り組みを通じて、本村観光振興策の将来像につなげてまいりたいというふうに考えております。以上です。

質問 山森清志

今の答弁の中には、ネイチャー体験しか出ておりませんでしたが、まあそれはそれでよろしいのではないかと私は思います。ただ、それがねこれから始めるわけですから、ほんとに小さな規模で始めていかなければならないと、それがね、好評なのであれば規模をどんどん拡大していくということも考えられます。道央だとかね、道東なんかに行くとネイチャー体験している施設がたくさんありますね。まあそれはそれでいいです。都会から来た人はね、大自然を見て感激するわけですから、やっていただきたいと思いますが、それだけではなくて例えば、あそこにある直線のエサヌカ線ですよね、あそこは皆さんも地元の人間なのでわかっていると思いますが、あの場所に行くと夏場の観光シーズンにはね、たくさんのライダーの人だとかレンタカーを借りたご夫婦だとかが路肩に駐車をして、挙句の果てには寝っころがってね道路の真ん中に、記念撮影だとかをしています。まあ気持ちはわかります。しかし、どうも我々にしてみると危険極まりないというかね、突然走って出てきたりもしますから。ぜんぜん周りを見ていないんですよね。それで危険がやっぱり伴うわけですから、できることであればね、ちょっとやっぱり村のほうでもそれを考えてあげればいいんじゃないかと。たいしたお金のかかるものでもありません。私の提案するのは、例えば直線道路の北側になるのかな、浜猿払側には民間企業の所有地があるはずです。結構大きな規模ですけども、そこを利用してちょっと使わせてもらってね、整地をして駐車帯を作ってあげて、そうすると、あそこから写真を撮っても邪魔にならないわけですよね。真ん中あたりに作っちゃうと、農地という部分もありますから農地にはそういうものは出来ませんからね。不可能なわけですよ。ただそっちの北側のね部分にそういうものを作ってあげると、利用しやすいのではないかと。そこに大きな観光の看板でも作ってね観光のPRをすると。本当はね理想を言うと、そこに小さい売店か何かを夏の間だけね、どこかのおばさんが開いてあげればね、おばさんの小遣い稼ぎにでもなるのではないかなと、いろんな事を思いましたけれども、そういう所はやっぱり観光先進地には必ずあるんですよ。その思いやりというか来た人に対してね、気持ちをやっぱりわかってあげるという部分で、本村にもあそこはもうライダーの聖地と言われるぐらい今はもうライダーの間では知らない人はいないというくらい有名な話だそうです。私はあのう地元の人間なのでね、ネットを見ると出てます。そのぐらいライダーの人がね、あそこを楽しみに来るわけですから、おもてなしの気持ちを持ってね、そういうことも考えていただきたいと。民間企業もたぶん嫌とは言わないのではないかというふうには聞いております。それから質問の中にもあったように、あそこも含めて周遊ルート、今いろんな観光のツアーの中でもやってると思いますけども、あのエサヌカ線も含めてねやっぱり都会、都会と言ったらおかしいですね、都心から来る人っていうのは感激するんですよ、あんな所を見たことがないと。人工物、建物が何も見えないわけですから、こっち側から見るとね。そういう所に来てね感激するんですよ、私達はそこにいても「ん~」としか思えませんけども。やっぱりね見たことないもの、日本にもこういう所があったんだね、という声も聞きます。そういうところも含めて、例えば近隣に農地がありますよね、農地があるということは酪農家さんがそばに居るわけですよ。酪農家さんのほうに、つながる道もあそこに整備をされております。その辺も含めて周遊ルートにして、一説の話によりますと、そこでソフトクリームとかねアイスクリームを売ってもいいんじゃないかと言う方も居るそうであります。実際にあの地区に住んでいる農家の方でね。その辺もやっぱり含めて話をきちんと聞いてね、できるのであれば整備をねきちんとしていただいて、もちろんあそこを行くとね牧場もきちっと整備されてすごい綺麗なんですよね、建物も新しいですし。まあ、その周遊ルートを作って、できるのであれば地元の人をね、育成して観光ガイドか何かにするとね、またそこで雇用が生まれるのではないかというふうな感じをしております。それから、今年オリンピックがありました。4年後には東京で開催されます。こんなね日本の北の最北の村にオリンピックは関係ないだろうという方もいるのかもしれませんが、間違いなくオリンピックがあると本村にも外国人がたくさん来ます。これは断言できます。というのは、外国の人というのはね、日本人と違って2カ月、3カ月休みをとって来るんですよ。そうすると日本中を見て歩くという人がたくさんたぶん出てきます。間違いなくそういう方も本村に来るはずです。それも含めてね今から少しずつ整備をしていくと、もしかすると猿払村もワールドワイドになっていくのではないかという気もしていますんでね、いろんなことも含めて考えていただきたいと。その周遊ルート、それから民間企業に協力を得てあの辺に休憩所をつくってあげるという、これ私の一つの案ですが、その辺はまあ可能かどうかわかりませんが、その辺のことを二つ含めてちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 企画政策課主幹 追久保敦

ただいまの山森議員のご質問にお答えしたいと思います。まず、エサヌカ線の民間企業の土地に関しましては、手前どものほうでもですね、今その界わいの調査を行っておりまして、農家の方々とのお話がまだ残ってる状況の中で非常に今年においてもですね、ライダー、最近では自転車の方が非常に多い状況となっております。あわせまして外国人の方々、通常インバウンドと呼ばれますけれども、インバウンドの方々の自転車についても非常に多いように感じております。このことから、今、議員がおっしゃったとおり、その土地の方との話をですね、今後進めさせていただきまして、整備というのではなく、ちょっとその期間だけお借りさしていただいて、そこでちょっと使わしていただくといったような感じのことをお願いしながら、また、今の農家さんのほうにも回ってですね、そのソフトクリームだとかそういったことも含めてですね、聞き取りを行いながら前向きに対応させていただきたいというふうに思っております。続きまして、周遊ルートに関しましては、実は5年前からですね、猿払村以北の市町村で構成されております北宗谷観光推進協議会の中でフットパス及び周遊ルートというものを作成しながら作っておりますが、なかなか現在においても定着していない状況でございます。先ほど村長のほうの答弁の中で、リバーウォークを来年から行う計画で現在調整を進めておりますが、その中の一つといたしまして、リバーではない、ただのウォーキングも含めた周遊ルートの開拓もなお進めていかなければならないというふうに考えておるのと、7月にですね、包括協定を行いました北星学園大学観光担当の教授との間で現在、周遊ルートの猿払村らしいところ、氷河時代の土地の形成がまだ猿払村には残っているものですから、その辺を一望できるものも含めて一緒に対応していきたいというふうに考えております。以上でございます。

質問 山森清志

今答弁をいただきましたが、聞いているとね、これは予算がたいしてかからないものです。私の言っていることも同じですけども、ただ、先ほどこれは私が直接その方から聞いたわけではありませんけども、いろんな物を販売してみたいという方に対してね、例えば事業を始めるわけですから、それに対するおそらく補助金等も猿払村には用意されているのではないかという気もしますが、それも含めてねご本人とこれから会うということですが、提案をしていただきたいと。できるだけ住民の方がね、そういうことをせっかく思ってくれているわけですから、できる限りのね、サポートをしていただきたいと思います。予算をかければこれはそれで済むわけですよ。ただ、たくさん予算をかければ、ものすごくいいものはもちろん出来ます。ただやっぱりね今、国や道からの補助金が先ほども村長の話の中であったようにね、減額されて困っているという状況の中で、金をかければ良いという時代ではないわけですから、どのようなね知恵とアイデアを振り絞って最小限の予算で最大限の効果が出るようなね、ものをつくっていただかなければならないと。私もいろんなことを提案させていただきましたが、3、4年前はとにかくもう「つくれつくれつくれつくれつくれ」と言っていたような気もしますが、現実にそれはもう無理な話ですのでね、この観光に対しては、お金をかけなくてもね、これからもっともっと猿払村が幅広く認知されて、観光客の方に来ていただけるようなねもの、そして、それに伴って観光客が来るだけではこれはもうどうしようもないわけですから、地元の雇用もね、どんどん増やせるようなものをつくっていただきたいと。観光産業ってものを本当に定着するということは、地元の雇用がなければ大きくならないわけですから、ただ役場が観光事業をやりましたといって観光客が来ても、これ何もならないですよね。ただやった人間が喜ぶだけです。それと来たお客さんが喜ぶだけです。じゃなくて、観光に対して夏場だけでもいいんですよ。こういう働き口がありますというものを住民に示していただきたいと思っております。地方創生とね言われて久しいですが、これはある大臣が言っておりましたが、やりっぱなしの行政と、それから頼りっぱなしの民間、それから無関心の住民、この三つが三位一体となったら地方創生は失敗すると。その時にはイコール地方自治が崩壊するという言われています。というのは、もうこれたぶん起こってきているのではないかと。思いあたる節は、無いわけではないと思います。我々は見ててそう思いますし、民間の立場として私も言わしていただければ、頼りっぱなしの部分もたくさんあります。もちろん行政もやりっぱなし。やったらもうそれでお終い。事業計画を練って事業が完結したらそれでお終い。次の事業に行ってしまう。そして無関心。これも本村にも、おそらく当てはまる部分もたくさんあるのではないかなという気もしています。ということはもう崩壊が始まっていると言っても過言ではないと思いますんでね、ぜひそういう事が本当に起きないように、実際にそれが起きている自治体もあるというふうに伺っておりますのでね、質問は三つくらいさせていただきましたが、これ全部一つのつながりとしてね、考えていただきたいと思っております。ぜひあのう、これから始める事業がたくさんあるわけですから、住民の意見もしっかり聞いて、それから先走りしないような事業をしていただきたいと思っております。最後に総括して村長に答弁を伺いたいと思います。

答弁 村長 伊藤浩一

ただいまの山森議員のご質問にお答えさせていただきたいと思います。今、大きく3点ほどのご質問をいただきました。その中ですべて関連性があるというふうに捉えておりますので、なかなかこういう小規模自治体でありますと、なかなか民間のほうの方々に頼ってすべてという形にはならないかもわかりません。これはある一定のところまではやっぱり行政が主導的な立場で引っ張って、けん引役をやっていかなきゃならないというところもこれは仕方ないところかなというふうに思いながらもですね、今、議員からのご提案があった部分につきましては、今後担当部局も含めながら我々でしっかり少ない予算の中で最大の効果が生めるような施策をこれから展開をしていきたいというふうに肝に命じて考えておりますので、よろしくお願いいたします。

質問 山森清志

今の村長のひと言で最後ですが、少ない予算で最大限の効果という部分もありました。それから、民間、先ほど私も言ったように頼りっぱなしの民間だと言いましたが、村長も今、答弁の中にあったようにね、最初はやっぱり後押しという部分が必要です。特に本村のようなね民間業者があまり居ない所では、なかなかその最初の一歩が踏み出せないんですよ。さっきのソフトクリームの話ではないですけども。こういう補助金がありますと、ぜひやってくださいというひと押しがねやっぱり必要だと思いますのでね、ぜひ住民のために今後、少ない予算を使っていただきたいと思います。ということで終わりたいと思います。

出典:猿払村議会 平成28年第3回定例会 2016年9月14日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる