猿払村議会 平成24年第3回定例会 2012年9月19日
地域おこし協力隊について
2012年9月19日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「地域おこし協力隊について」質問し、村長 巽昭が答弁しました。
- 質問者
- 小山内浩一 議員
- 答弁者
- 村長 巽昭
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 小山内浩一
それでは2項目目の、地域おこし協力隊について、ということで、1点のみ質問をさせていただきます。平成21年度から総務省の事業である、地域おこし協力隊というものが制定されております。村長を始め、ある程度、御存じかと思いますが、北海道の各地でも募集がされ、事業も推進されております。平成23年度においては、北海道で25地域。また、宗谷管内でも、この事業を使って様々な所で隊員の募集をして事業を推進しておりますが、管内では平成23年度、2地域において、この事業が行われております。私も、総務省のホームページ等で今回、地域おこし協力隊ということで、ある程度、勉強させていただきました。昨年もですね、北海道のある地域で、地域おこし協力隊がテレビ番組で放映され、5人の方々が隊員で、1年間から3年間の事業を推進して、その中の4名の方々が定住をして、その地域で起業をしたり、就農をしたりして活躍している、ということをテレビ番組で知りました。この事業について、猿払村でも様々な事業が推進されるかと思います。猿払村での隊員の募集の可能性や、村長の、この総務省の事業である地域おこし協力隊についての考えを、お聞きしたいと思います。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。地域おこし協力隊は、議員もおっしゃられたとおり、平成21年度から運用された制度であります。都市の住民を地方の自治体が受け入れ、地域で生活しながら、生活支援や農林漁業の応援活動、観光業務などに一定期間従事し、定住を目指してもらうものであります。本村では、協力隊員の受け入れはありませんが、二つの自治会と受け入れについて相談をした経過がございます。その中で、隊員が地域で住む場所などが課題となり、進んではおりませんでした。民間アパート建設後の公営住宅及び職員住宅の空き状況を見ながら、受け入れに対して地域や団体と協議を進めていきたいと考えておるところでございます。また、先の議会で質問がありました、移住や、ちょっと暮らしなど、都市住民との交流人口を増やす移住促進の取り組みについても、同時に進めていきたいと考えておるところでございます。以上でございます。
質問 小山内浩一
二つの自治会とお話があったということで、少し安心をしました。今、事業が中止している、中止というか停滞している実態として、住む場所の確保。この議場の中でも、公営住宅や民間アパートの関係で、いろいろと問題にはなっておりますが、是非、私は、この地域おこし協力隊について、来年度、猿払村で募集するべきではないかと。来年度、来年からでも良いかと思います。概要を見れば、地域おこし協力隊は、村長もおっしゃったとおり、大都市圏から過疎地域や地域が衰退している所に若者を移住をし、地域を様々な形で支援する、というふうになっています。その事例としては、農林水産業の支援とか、水源確保、環境活動。それとか、住民の生活支援、見守りサービスや、通院や買い物等のサポートをする方々。そういう内容を見ますと、まさに猿払村が欲しているところではないのかな、と思います。まして、財政支援のほうも総務省からございます。特別交付税として、隊員1人につき、報酬活動費なども含めて、上限350万円ほどの支援がございます。それも事業を行う前に申請するものではなく、事業推進後に申請しても良い、というふうにもなっておりますので、来年度、村長が至る所で話されている開村90周年事業。元旦から、いろいろな形で進めると、前回の、この議場でも、私と意見交換をしたところございますので、是非、90周年事業の、まちおこしの支援事業の人材として、私は、この地域おこし協力隊の募集をすべきではないのかなと。先ほど話した地域協力活動の例もありますが、来年1年間は村の開村90周年事業です。委員会も役場職員のほうで、先日の議会で、委員会を立ち上げるということもありましたが、大都市圏に住んでいる若者が、猿払村で90周年事業のことについて、水産業のこれからの振興や農業のこと、観光のこと、また、過疎地域の実態を見ての村民の生活支援サービス等にも、様々な形で力になるのではないかなと考えるところであります。再質問です。是非、私は、今、二つの自治会と相談したことがあるとありますが、来年に向けて、この地域おこし協力隊について、是非、募集をしていただきたいと。村長の前向きな意見を求めたいところです。
答弁 村長 巽昭(村長は2013年9月まで)
ただ今の質問にお答えいたします。この地域おこし協力隊を、開村90周年事業の一環に役立ててはいかがかという御質問でございましたが、かねてから申し上げているとおり、90周年事業に関しましては、今、計画しているところでございます。私は、個人的には少し盛大にやりたいと。最低でも月1回ぐらいはイベントなり、お祭りなどを開催したいなと思っているところでございます。そのためにも、この地域おこし協力隊を役立てるということは、突然、今、言われましたので、今まで頭にありませんでしたが、本当に前向きにですね、検討してみたいなと思っております。よく、これからの過疎地域について言われますが、過疎地域に必要なものは、若者、よそ者という言い方があります。私は、よそから来る方をですね、受け入れるということも一つの大きな課題ではないのかなと考えているところでもございます。そのためにも、この制度を利用いたしましてですね、積極的に都会の地域、他の地域からですね、呼び込んで、かねてから言っているとおり、人口増加、定住化の一つに役立てたいなと思っているところでございます。以上でございます。
質問 小山内浩一
今、村長の答弁のような形で、前向きに、前進して考えていただきたいと思います。午前中の同僚議員の質問にもありました、村の花コケモモの件について。そのコケモモについてもですね、昔、コケモモでワインを製造して売っていました。それが中止して、ややもう経過して、コケモモというものも利用されることがなくなりました。植物や動物などは、利用されなくなると価値が非常に下がるものです。猿払村はホタテを始め、牛乳や酪農において様々な魅力のある食材、また、植物や動物などがおります。コケモモに関しても、イトウに関しても、また、なかなか話題に乗らない遺跡に関しての問題等。こないだ村長にも御足労いただきましたが、北大の大学生をイトウの会のほうで環境教育と題して研修生受け入れをしました。その中で、なかなか、その方々は植物を研究されてる方々でしたが、今、植物を北大で研究しても、なかなか就職がないのだと。自分の好きなことを、湿原の植物だとかを研究したときには、就職するとなると、なかなか院生になったり、そういうことをしなければ、即、就職に繋がることがない。先ほど話したように、猿払村には様々な、貴重な植物を始めとする動植物もあります。そういう方々も、地域おこし協力隊の一員として、招き入れることも一つの考えではないのかなと。好きなことで、好きな職業に就けて、好きな地域で生活ができる。非常に良いことではないのかなと考えますので、大学との協力も今年度から始まります。様々な形での、地域おこし協力隊。また、人をこの地域に呼ぶための施策を希望して、質問を終わります。