猿払村議会 令和6年第3回定例会 2024年9月10日
学校給食費について
2024年9月10日、猿払村議会の一般質問で、小山内浩一議員が「学校給食費について」質問し、村長 伊藤浩一、教育次長 阿部孝好が答弁しました。
- 質問者
- 小山内浩一 議員
- 答弁者
- 村長 伊藤浩一、教育次長 阿部孝好
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 小山内浩一
次に学校給食費について。今、盛んに給食センターが建設されておりますが、文部科学省がこの度、小中学校の給食費を無償化にした自治体の目的、成果、課題等の実態調査を発表いたしました。完全無償化は全体の30%と6年間で7倍になり、条件付の一部無償化を含めると40%になっております。猿払村の学校給食費は小学校が4370円、中学校は5140円でほぼ全国平均と同額になっておりますが、給食費を無償化にするということは、子育て支援や少子化対策、移住定住対策、食育の推進などさまざまな効果が私は期待できると考えております。財政的には非常に厳しいことも承知をいたしますが、今年度中に新しい給食センターが完成し、さらに食育の推進等も図れる、非常に有意義な施設になると考えられます。ぜひこの機会に、給食費の無償化をすべきと考えますが、村長の見解を伺います。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えさせていただきたいと思います。本村における学校給食費の関係について、お話をさせていただきたいと思います。平成26年度に現在の価格に改定を行って以来、据え置きとしてまいりましたが、高騰する食材費に対し、現行の給食費では賄い切れない状況となっております。学校給食法の規定により、学校給食費は保護者の負担とされているため、給食費の引き上げを検討した経緯もありますが、食材費の高騰分、約105万円でありますが、この部分につきましては、子育て世代への支援策として、公費負担に対応し、保護者の負担軽減を図ってまいりたいということで、教育委員会と協議をしてまいりました。給食費の無償化に関してのご質問でございますが、経済的に困窮している家庭に対しては、就学援助制度として、学校給食費の公費負担が行われるほか、関係ありませんけれども、来月からは児童手当制度の拡充により、所得制限の撤廃や第三子への増額がされるなど、国による子育て支援策も手厚くなっております。また、私としましても、子育て教育環境の整備推進を重要施策に掲げ、これまでも保育環境の整備や未来塾の開講、子ども医療費の対象年齢の拡大などを取り組んでまいりました。金銭的な支援も重要でありますが、次代を担う子どもたちの個性や可能性を伸ばせるための施策にしっかり取り組んでいきたいと考えます。給食費につきましては、食材費の高騰にかかわらず、当面は値上げをせずに据え置きとすることで、現在の負担軽減策を継続してまいりたいと思っております。ただ、現在、自民党、立憲民主党の候補者の中には、給食費を無償化にするという候補者の中におられます。私としては、こども家庭庁など国のほうでつくったりしておりますので、ふるさと納税を利用してできる自治体はいいです。ただ厳しいところも当然あるわけです。僕はこの学校給食費という部分については、国策でやっていただきたいと強く思っておりますし、国に赴いたときにもそういう要請はしております。
質問 小山内浩一
単刀直入に聞きます。無償化にした場合、現在でいくらの村の財政的負担があるかお教え願いたいと思います。
答弁 教育次長 阿部孝好
お答えいたします。無償化にした場合ということで児童生徒に限って無償化した場合、約1200万円という金額になろうかと思います。以上です。
質問 小山内浩一
ありがとうございます。1200万円ということで、私もさきの村長の答弁のとおり、国策としてやるべきだと根本的に思っています。本来、国が少子高齢化だとか、うちの地域は少ないのでしょうけれど、困窮、家庭世帯で夏休み、冬休みになると、食事をとれない子どもが、日本でも多数いるというマスコミでも報道がされています。なので、日本という国もそういう子どもたちがどんどん増えているのかと。教育格差だったり、家庭格差によって教育を受けられない、食事もまともにとれないというような子どもが多いという中で、私は学校給食について無償化にして、いくらかでも家庭格差を和らげられないかと。先ほど村長から、国でやるべきだという答弁をいただきました。しつこいようですが、それに先んじて、猿払村ではやっているのだと、国内でいろいろなところでやっていますし、1200万円という金額、子育て世代において中学生、小学生がいると、月1万円で年間12万円ぐらいの負担にはなると思いますが、その1200万円をどう考えるかは、行政サイドだったり、住民だったり、子育て世代で変わると思いますが、私は猿払村としては先んじてやってもいいのではないか。それがふるさと納税を使用するだとか、教育に使ってくださいという、目的のふるさと納税もあるのですが、その点については村長どのようにお考えですか。
答弁 村長 伊藤浩一
ただいまのご質問にお答えをさせていただきたいと思います。今の学校制度の部分で1200万円、教員を含めると1500万円ぐらいなるのかと思いますけれども、1200万円を毎年捻出できないかと議員から言われますと、何とか知恵を絞りながら1200万円は捻出できるのかもしれません。ただ今まで、高齢者施策などで現物給付をさせていただきたいと答弁させていただきました。確かに議員おっしゃるとおり、朝ご飯を食べない、昼ご飯も食べない、夜ごはんだけと、せめて学校給食だけしっかりとってもらいましょうというような思いを私としてはあります。ただ、現状、この1200万円をずっと継続的に出していけるかというところについては、少し悩ましいところもあったりして、いいときはやります、悪くなったらやめますではなくて、将来展望に立って、この1200万円という金額を出していけるかどうかというところについては、改めて、教育委員会とも相談させていただきますけれども。現状としては、何とか食材が高騰した部分については、行政のほうの一般財源のほうで見さしていただいて、最低限、ご家庭で持ち出しをしていただけるところについては、従来どおりの金額で何とかも補っていただきたいと考えております。将来にわたって、これからどう変わっていくかというところについては、今後、施策の展開になっていくのかと思っておりますので、その辺をご理解していただきたいと思います。
質問 小山内浩一
前向きに検討していただくと私は印象を受けたのですが、一気にゼロというのが難しいのであれば、半減にしていただく。今までの給食費を半分にして、600万円の財源をどう考えるかというところが思います。また先ほどの同僚議員の質問にもありましたけれど、移住定住の話もありました。基本的に、道内の各地域で子育て手当に手厚いところは移住が非常に多いという印象が私はあります。子育て支援が手厚くなってたり、子育てが充実している。教育が充実しているということがあると、本当に働き場所だとか地域性もあるかとは思いますが、そのような自治体が多いという印象があります。ぜひ、子育てをさらにしやすい猿払村をつくるためには、学校給食費を無料化に向けて、来年とは言いません。来年、再来年、近いうちに無償化になる。それは国策にも働きかけるということで村長答弁がされたのですが、北海道や国に、より一層働きかけていただいて、無償化になる努力をしていただきたいと思います。以上で、私の質問を終わります。