猿払村議会 平成21年第1回定例会 2009年3月12日
まちづくり会議の成果について
2009年3月12日、猿払村議会の一般質問で、巽昭議員が「まちづくり会議の成果について」質問し、村長 森和正が答弁しました。
- 質問者
- 巽昭 議員
- 答弁者
- 村長 森和正
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 巽昭
それでは次の2番目の質問に移ります。まちづくり会議の成果というところに入っていきます。理念条例、参加条例に基づくまちづくり会議は村長が立候補の折からの公約であり、ソフト面における最大の事業であります。この会議がうまく運営されるか、機能されるかにより森村政の評価が決まります。今までのまちづくり会議の成果を具体的に説明願います。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
まちづくり会議の成果についてお答えを申し上げたいと存じます。まちづくり会議の果たしてきた役割についてでございますけれども、議員もご承知のことと存じますがこのまちづくり会議は地方分権法の主旨に基づきまちづくり理念条例、村民参加条例に基づきまして平成15年12月18日猿払村まちづくり会議条例制定後、平成16年2月25日に村民委員30名、職員20名体制で設立し、運営協議をして現在第3期目の委員を公募し調整を図っているところでございます。これまで第1期、第2期のまちづくり会議につきましては行政経費の削減について、病院の診療所への移行について、ゴミの分別について、さるふつ温泉の料金の見直しについて、観光まつりのあり方について、持ち家促進のための猿払村住宅整備融資制度について及び環境美化とボランティアについて等の提言をいただいているところでございます。従いましてこれらの関係については非常に行政として重要な問題でございますので十分にまちづくり会議でこの問題を協議されたものというふうに判断をしているところでございます。また、環境美化とボランティアについて等の提言もいただいているところでございます。この提言は各関係、各課職員と協議し検討した上でその都度まちづくり会議へ回答をし逐次提言に沿う形で行政執行をしてきているという現況にあります。やはり提言も重要なことと位置付けているところでございます。行政参加するところに大きな意義があるというふうに思っているところでございます。少しづつではありますが目的達成のためまちづくり会議の運営状況も向上しつつありますし、これは完全に目的達成に向けて成就しなければならないところでございます。議員もご承知のとおり分権には団体自治と住民自治があります。団体自治は勿論行政が成すべきことでありますが、分権で最も大切なのは住民自治であります。地方自治とは地方、存在する地域の運営について国からの関与によらず地方の住民の意思に基づき行うことというふうになってございます。住民自治がやはり私としては大きな問題であろうというふうに考えているところでございます。それによってこのまちづくり会議も大きく発展していくものだろうというふうに考えているところでございます。住民自治とは住民の住民の意思によって行われるべきという概念であります。しかし、まちづくり懇談会で年2回地域をまわり村民に対しその意義を説明しておりますが、会議のテーマ設定や会議の運営等で若干まちづくりに係わるための知識等が不十分なように感じられております。無理もない話しであるというふうに私は考えます。即考え方や意識を変えろと言っても明治時代から続けてきた中央官僚政治につかってきた感覚もあり今も国や道は直っていない中で困難を極めておりますが、地方分権の時代国や道は関係なく住民はその意思を強く持っていただくことを期待したいものでございます。国や道に関係するところから団体自治が治めます。私は現段階で迅速過大な成果を求めるものではなく、やはり長い時代行政システムが続いてきたこと、そして平成12年から行政システムが地方分権の方に変わってきたという形の中でそう簡単に住民の意識を変革させることについてはなかなか難しい問題であるというふうに考えているところでございます。時をかけながらもまちづくりという目標視点をこのまちづくり会議を通して定着させていくことが地方分権の主旨から定着させていくことが努めであるというふうに考えます。期待しているものであります。そのためには行政情報の大量開示がやはり必要でございます。村民は行政情報なくして行動は出来ませんので、これについて大きな気遣いをしていかなければならないというふうに考えている次第でございます。従いましてこの度の第3期の住民自治の委員公募につきましては、やはり住民自治ということになりますと地域の自治を確立させるためにはやはり地域の住民の知恵と力が大変大切なものとなってまいります。従いましてそこで地域に各自治会等が置かれている関係上、やはり自治会からの委員の公募ということが望ましい姿ではないのかなという考え方を持った形の中で、今調整を図っているところでございますのでよろしくお願いを申し上げたいと思います。いずれにいたしましても色々な提言をいただいていると協議をしていただいているということに対しましては、少しづつでも向上に向けて目的達成に向けて進まれているというような考え方でおります。そういうことで一定程度のある目標は達成出来ているというふうに思っております。これからも益々そういう分野での提言等もいただく機会を多く作ってまいりたいとこのように考えておりますのでよろしくその点ご理解賜りますようお願い申し上げたいと存じます。
質問 巽昭
今、村長から答弁ありました。住民もなかなか理解してくれないというようなところもあったと思いますけれども、村長の本心は言葉にはしませんでしたけれども、議会もいい加減理解せよというのが本心ではないのかなと思っております。正直言いまして私もどうしても理解出来ない点があるのです、このまちづくり会議には。今まで何度か質問しています、今回自分の質問を振り返りました。最初にこのまちづくり会議に質問したのが16年の3月議会、その後17年、18年、19年毎年1年に1回質問をしています。去年はあきらめてしていません。この条例が出来たのは平成15年の12月議会です。何故鮮明に覚えているかと言うと前の議会で私反対討論しましてこの条例が成立するのはひと月遅れたのです。何故反対したかと言うと平成15年というのは私が議員になった年です。議員になってまだ半年ぐらいですね。ですからその時は地方自治法も知りませんでした。議会の役割も首長の役割も殆ど解りませんでした申し訳ありませんけれども、何故反対したか、本能で反対したのです。ただそれだけです。今回自分の反対討論を読んでみましたけれども本当に議会の役割、首長の役割をごっちゃにしたちょっと恥ずかしくなるような反対討論を堂々と述べてます。しかしですね、人間経験積めば良いってものでもないのですよ。今回6年経ちましてほんの少しだけれども行政的な知識が増えました。議会の役割とか村長の役割とか地方分権とか皆さんに比べれば比べものにならないけれども少しづつ知識が増えてきた。その上でやっぱりこのまちづくり会議への過大な活動というのは議会軽視に繋がるという思いにまたなりました。例えば今回、今も述べてましたけれども3回目のまちづくり会議、村民への公募なされております。集まったかどうかちょっと知りませんけれども1月30日までということで、その中に書かれています。ちょっと読ませていただきます。村民委員会を含むまちづくり会議は村の附属機関として条例で設置する公の機関となり、村民委員の身分は村の非常勤職員ということになりますので、会議や委員会の意見や提案としてまとまられたものは当然責任あるものとなる一方、ここから大事ここから、村長を始め議会等にも尊重されるものとなりますとこう書いてあるわけです。執行機関の一部の附属機関でありますから村長に尊重されるのは良いですよ。だけどどうして議会が尊重しなければいけないのですか。これに法的根拠はあるのですか。例えば今回の議会でも条例始めたくさんの議案がばーっと出てますよね、その中でその中の一つまちづくり会議に諮ったものだけどうしてそれだけ特別に我々議会は尊重しなければいけないのですか。我々は公平に村民の立場になって全ての議案を判断しなければいけないのですよ。まちづくり会議に諮ったものだけ特別に尊重するわけにはいかないのですよ。これは議会の議決権を侵害しているのです。そう思いませんか。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
まちづくり会議の提言について行政サイド、議会サイド尊重しなければならないというような内容のご質問で議会が何故尊重しなければならないのかというようなことでございますけれども、これにつきましては議会は尊重する必要性というものは何もないというふうに私は考えます。行政サイドで考えて議会に提案して、それが否決されるものであれば否決されたとしてもこれはいたし方ないことであろうというふうに私は考えるものであります。議会は議会としてのやはり責務というものがあるというふうに思いますので権利義務とありますので、そのような考え方の上に立った形の中で考えていただければよろしいのではないかというふうに考える次第でございます。以上でございます。
質問 巽昭
しかしそうであればこういう回覧が全村民に配られているわけですよ。どうします。それはこれ議会にとってはとっても大切なことなの、先程も言いましたけれども大統領制を採用して首長と私達は同等の関係なのこれは国と違うわけ、国は国会は最高の議決機関ですけれども議会は地方は違うわけですよ。同等なのですよ、同等のそちら側だけ一部の人達が住民代表のような形で参加して力が大きくなってしまうと今行われている民主主義というのはうまく機能しないのですよ。それが私は今一番恐れているのですよね。だから先程も言いましたけれども今の執行機関と議決機関の私達は意思決定機関でもありますから執行機関である首長方と行政運営の面で重なる部分はあるのですけれども、その中でも互いの権限を侵してはいけないのですよ。侵さず侵されずというのはこれ大原則なのですよ。知らないうちにもしかしたら私達も侵しているかも解らない、だけれどももしかしたらそちらも侵しているかも解らない。これやっぱりお互いにチェックしなければいけない。これは今の代議制の一番大切なところなのです。いかがですか。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
確かにそのとおりだというふうに感じております。二元代表制の要の中で執行側と議会側とのやはり役割というものを明確にしなければならないわけでございまして、私行政サイドといたしましては、まちづくり会議からの提言を受けた形の中で事務事業を執行していくということについてはこれはやぶさかではないというふうに思いますけれども、議会はそうはいかないというふうに私は感じております。そういう状況の中でやはり議会は議会としての権利・義務を発揮していただくことが二元代表制の仕組みであるというふうに考えているところでございますのでその点ご理解願いたいと思います。そのような回覧が出回っていたということに対しましては私としてもちょっと気付かなかった部分もございますので大変申し訳なく思っているところでございます。
質問 巽昭
それではまた別な角度からちょっと入りたいと思います。今回繰り返しになるかも解らないですけれども、執行方針を読みますとその協働のところが村民参加と協働のところがわりと簡潔ですよね。前段少し書いてありますけれども、先程来何回も出ていますけれども勤めは協働なり、役場は人なり、人は心なりと本当に詩人のような素晴らしい言葉だと思います。しかしその後が悪いですね。その他村民参加協働に係わる基本的考えは去年の執行方針を読んでくれと、これも人をちょっと馬鹿にしたような述べ方なのですけれども、私は真面目ですからきちんとちゃんと去年の執行方針を読みましたよ。ただ村長はこの村民参加・協働の精神、さっきも何か行き渡っていないと述べたような気がしますけれども村民にこう行き渡ったと感じていらっしゃいますか。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
お答えいたします。協働の精神の関係につきましてはやはり先程も申しましたように、やはり村民の個々の意識感覚がやはり以前の感覚にどっぷりと浸かっているというような言葉は悪いですけれどもそのような感覚にあります。それを今の新しい行政システムに移し替えるとそういう意識を持っていただくということについては、やはり時間を要する問題だろうというふうにも考えているところでございます。出来るだけ早いうちにこの協働の精神というものをまた協働とは何かということを住民が早く知っていただいてやはり住民のやるべき責務、行政のやるべき責務というものを理念条例の中で決めているわけでございますので、その部分もしっかりと見据えた形の中で村民の責務というものもきちんとやはり理解をしていただく手立ても必要というふうに考えている次第でございます。以上でございます。