小樽市議会 令和7年第4回定例会 2025年12月9日
市長及び市議会議員補欠選挙について
2025年12月9日、小樽市議会の一般質問で、面野大輔議員が「市長及び市議会議員補欠選挙について」質問し、市長 迫俊哉、選挙管理委員長 平口山和弘、総合政策部長 柄澤晃人、産業港湾部長 渡部一博、こども未来部長 津田義久、教育長 中島正人が答弁しました。
- 質問者
- 面野大輔 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉、選挙管理委員長 平口山和弘、総合政策部長 柄澤晃人、産業港湾部長 渡部一博、こども未来部長 津田義久、教育長 中島正人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 17番 面野大輔
市長及び市議会議員補欠選挙について伺います。11月11日に、市選挙管理委員会から来年実施される市長及び市議会議員補欠選挙の日程が示され、告示日が令和8年8月2日、投開票日が同年8月9日と決定されました。また、今定例会では、議案第6号として、小樽市議会議員及び小樽市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例案も提出されています。改正内容は、選挙運動用ポスター及び選挙運動用ビラの作成に要する費用の公費負担限度額を引き上げることでありますが、候補者1人当たりのそれぞれの公費負担限度額総額の増加分をお示しください。次に、前市長の任期途中の辞職を契機に、本市では市長選挙と市議会議員選挙の日程にずれが生じています。その結果、本市では、市長選挙執行の約8か月後に統一地方選挙によって市議会議員選挙が執行されるため、同日で行うよりも、選挙にかかる費用が膨らむこととなります。そのことに関しては、前市長が辞職した当時から市民の間では疑問の声が上がっておりましたが、市長選挙と市議会議員選挙が同日に執行される場合とされない場合、経費はどのくらいの差が生じるのか、お示しください。最後に伺いますが、迫市長におかれましては、2018年8月の就任以来、長きにわたり市政のかじ取りを担ってこられました。任期満了まで残すところ約8か月となった現在、改めてこれまでの活動を振り返られ、どのような所感をお持ちでいらっしゃるか。また、来年執行される市長選挙における3期目の立候補の可能性につきまして、現時点での御決断、あるいは率直なお考えをお聞かせください。以上、再質問を留保して、質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、市長及び市議会議員補欠選挙について御質問がありました。市長就任から、これまでの活動の所感と3期目の市長選立候補につきましては、私は平成30年8月に市長就任後、対話の重視、経済と生活の好循環、備えの三つの政治姿勢を掲げ、市民の皆さんとの対話に努めながら、コロナ禍により冷え込んだ市内経済の再生、防災力の強化や小・中学校の耐震化などに取り組んでまいりました。また、2期目には、子育てに関わる家計負担の軽減や子供の居場所の充実など、子育て支援策を進めたこと、小樽市歴史的風致維持向上計画や本市単独の日本遺産が国の認定を受け、歴史を生かしたまちづくりの取組が前進したこと、さらには観光入込客数の増加やホテルの進出による宿泊客数の増加、また、第3号ふ頭及び周辺の再開発に伴うクルーズ船の寄港や銭函地区への企業立地が順調であることから、人にも企業にも選ばれるまちづくりを進められたのではないかと考えております。一方では、人口減少対策やコストが増嵩する中での小樽市新総合体育館など、公共施設の再編整備などの課題も残されており、現在、これらに全力で取り組んでいるところでありますので、私の進退につきましては、適切な時期にお示ししたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 選挙管理委員長 平口山和弘
面野議員の御質問にお答えいたします。ただいま、市長及び市議会議員補欠選挙について御質問がありました。初めに、条例改正による候補者1人当たりの公費負担限度額総額の増加分につきましては、ポスターの作成では、ポスター掲示場の数を本年7月執行の参議院議員通常選挙時の209か所で試算したところ、1人当たり1万1,546円の増加となり、ビラの作成では、市長選挙で1万400円、市議会議員選挙で2,600円の増加となります。総額でお示ししますと、市長選挙で2万1,946円、市議会議員選挙で1万4,146円の増加となります。次に、市長選挙と市議会議員選挙が同日執行される場合とされない場合の経費の差につきましては、予算額で約5,800万円の差となります。(「議長、17番」と呼ぶ者あり)
再質問 17番 面野大輔
再質問をいたします。まず、旧小樽市保健所、旧小樽市総合福祉センターの解体事業費のスケジュール等をお示しいただいたのですが、解体後の跡地利用の方針については、まだ具体的な検討はされていない、具体案は出ていないということでした。今後その具体案を考えていく上で、本市では様々な取組を進める際に、いろいろなアンケートだったり、市民の皆さんの声を伺ったりしている中で、その中に、市中心部にどのような施設が必要かという御意見も多分承っていると思いますので、そういった観点も含めて、今後の検討を行っていただきたいと思うのですが、その点について、再質問を一ついたします。次に、第3号ふ頭のみなと緑地PPPの公募の事業予定者が決定したということで、収益施設については、トイレやカフェなどの飲食店が設置されると。この基部緑地のテーマとしては、市民と観光客の憩いの場ですとか、にぎわいを創出する空間をつくっていくということで、この間、いろいろと整備が進められてきたと思うのです。そう考えると、あのエリアは、観光中心地と言われる運河といったところが近いので、観光客が割とアクセスしやすい。また、クルーズ船も停泊した場合には、下船したらすぐにそのエリアにたどり着くということで、外の方は割とアクセスしやすいエリアなのかと思う一方で、テーマの中にもある市民が集うという観点から考えると、アクセスはなかなかしづらいところにあるのかと思います。事業予定者が提案されてきた収益施設は、やはり人の流れがないと、商売なので、なかなか経営が難しくなってくると、撤退といったようなことにもつながりかねないので、やはり人流、人のにぎわいづくり、動線をつくるという意味では、交通アクセスについても考えていかなければいけないと思うのです。事業予定者の方からは、例えばその辺のアクセスに関する提案や市の考え方といったことに対する言及というか、お話合いみたいなことはあったのか、聞かせてほしいと思います。また、もしなければですけれども、今、私がお話ししたように、アクセスの利便性をいいものにするという意味で、本市の考え方としてはどのようなことを考えられていらっしゃるのか、お聞かせいただきたいと思います。次に、議案第8号について、児童虐待に関する課題と関係機関に対してどのような取組を進めているのかをお伺いいたしました。その前に、本市の現状や、児童虐待が子供にどういう影響を与えるのかも伺いました。それで、本条例の改正が文言整理のようなものにとどまらず、やはり今後の児童虐待への対策強化にどうつながっていくのか、また、つなげていかなければならないと感じているのか、その辺の所感について伺いたいと思います。次に、小樽市中長期財政収支計画について、ふるさと納税の推進強化で、今年度はニーズの把握に努めていらっしゃると答弁をいただいたのですが、作業というか、手順、手法、具体的にどういったことでニーズが把握できているのか、お答えいただきたいと思います。次に、ヒグマ対策について2点ほどお聞きいたします。まず、教育長から御答弁いただきましたマニュアルの追録という言葉を使用されていたかと思うのですが、いつ頃に追録されたのか。また、追録後にこれまでマニュアルが現場で使用されたことがあったのか、まず、その辺について御質問させていただきたいと思います。あとは、春期管理捕獲の内容について御説明をいただきました。今回のこの対策ではいろいろと小樽市ヒグマ防除隊員の皆さんに御協力いただいて対策は打ったものの、捕獲はできていないという形で答弁をいただいたのですが、まずは、春期管理捕獲は今後も継続されていかれる方針なのかについて伺います。
答弁 市長 迫俊哉
面野議員の再質問にお答えいたします。まず、旧小樽市保健所解体後の跡利用についてのお尋ねがありましたが、解体後の具体案はまだ決めておりません。市内の中心部にありまして、立地条件の非常によい土地だと思っておりまして、私どもにとりましても貴重な財産だと思っております。そうした観点から、今後、具体案を考える上で、何らかの形で市民の皆さんに御意見を伺う機会は設けていきたいと考えているところでございます。それから、みなと緑地PPPの関係でのお尋ねがありました。御指摘もありましたが、やはり市民の皆さんにとっては決してアクセスがいいという状況でもありませんし、その辺は事業予定者でも十分認識しております。特に冬場になりますと、すっかり人足が途絶えることを十分認識しておりますので、どうやって人の流れをつくっていくか。御質問のありました交通アクセスなどについての言及については伺っておりませんし、私どもも分かりかねますけれども、交通アクセスよりもイベント広場を活用して、定期的にイベントを開催することによって利便性を高めて、むしろ人流を誘導するという観点での取組をお考えだと伺っております。具体的に申し上げますと、先ほど言いましたように定期的にイベント広場でイベントを開催、あるいはキッチンカーを誘致するということで、まず、市民の皆さんに足を運んでいただくように誘導する形で進めていきたいと伺っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 総合政策部長 柄澤晃人(総合政策部長は2025年12月まで)
面野議員の再質問にお答えいたします。ふるさと納税の関係ですが、ニーズの把握の具体的な手法でございます。ポータルサイトなどを運営しております、専門的な知見を持つ受託事業者からデータの提供を受けて、そのデータでもって、全国的な売れ筋といったものを把握して、それを市内事業者に提供して新たな返礼品の開発につなげているということでございます。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 産業港湾部長 渡部一博(産業港湾部長は2026年3月まで)
面野議員の再質問にお答えいたします。ヒグマの春期管理捕獲の関係ですが、北海道ヒグマ管理計画の中で、あつれきを低減させるための措置という項目がございまして、その中で、問題個体の積極的排除、春期管理捕獲、それからゾーニング管理の組合せで人里周辺の森林に生息・繁殖する個体を中心に捕獲を強化し、効果的なあつれきの低減を図るとうたわれております。北海道としても春期管理捕獲を通じてあつれきを低減させると考えていらっしゃると思いますので、我々としてもそういった事業が継続するのであれば、引き続き継続しようと思っていますし、今年度も実施する予定でおります。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 こども未来部長 津田義久
面野議員の再質問にお答えいたします。虐待の部分で、市長から小樽市の虐待相談件数が近年、やや減少傾向にあるという答弁を申し上げたのですが、虐待はどうしても主に家庭内の閉ざされた空間で起きていると。この実態を把握するのは、早く通報したり、本人が声を上げたりということが一番重要になってくると考えております。なので、相談件数が減ったからといって実際に虐待事案が減っているのかというと、そういうわけでもなくて、やはり声を上げてもらったり、通報をいち早くしてもらったりということが大事になってきます。引き続き、できるだけ声を上げやすい、どこに相談したらいいのか、あるいは、今年は公立保育所の保育士に虐待を発見したときの通報についての研修会もやったのですが、そういうことを引き続き、取り組んでいく必要があると考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 中島正人
面野議員の再質問にお答えいたします。ヒグマに関するマニュアルの作成についてですが、道教委からの通知を受けまして、市教委と校長会でマニュアルづくりについて協議を進めてまいりました。その間、道教委のマニュアル類も参考にしながら対応はしてきましたが、現行の学校にある様々な危機管理マニュアルに追録したのは、今年12月当初となっております。その後、活用という部分は、今後の活用として具体的に各学校で対応してまいることにしてまいりたいと思っております。(「議長、17番」と呼ぶ者あり)
再々質問 17番 面野大輔
幾つか再々質問をさせていただきます。旧小樽市保健所と旧小樽市総合福祉センターの跡利用の件で再答弁いただいたのですが、できるだけ早い時期にいろいろ検討を進めたいということだったのですが、この跡利用の方針を検討する担当部署であったり、担当組織というのでしょうか、そこがどういう形で跡利用の方針を決定していく団体組織か会議体になるのでしょうか。また、なかなか難しいかもしれないのですけれども、方針を固めたい時期はいつぐらいになるのか、来年度をめどに決めていくことなのか、もっと時間がかかる感じなのかについて、今、市長のお考えが何かあればお聞かせいただきたいと思います。あと、第3号ふ頭の基部緑地の件で、予定事業者の方からはイベント広場でのいろいろな定期開催を機に人流を誘発させるというか、人の流れをつくっていかれることをお話しされていたようなのですが、もちろんそういった人の流れをつくって、にぎわいをつくっていくことも大切なのだと思うのです。この基部緑地は、個人的なイメージなのですが、緑地ということで、公園に近いもので、例えば親子であったり、家族であったりといった方々が日常的な憩いの場として集うような一面ももちろんあるのではないかという意味合いで言うと、やはり日常的にアクセスしやすい環境をつくっていく必要があるのだと。以前に委員会等でもお話しさせていただいたことがあるのですけれども、例えば、市民が利用できる無料駐車場といったもの、そこはバスを使うにも、バス路線も思い浮かばないですし、まして、タクシーを使ってわざわざ来ることもなかなかないのかと考えると、やはり自家用車で来るのが一番アクセスがいいのかといった観点もあります。今、観光駐車場を経営されている方もいるので、そこに対して市が無料駐車場を開設するのかというと、民業圧迫みたいな議論にもなりますし、その辺は事業者の方との協議が必要になってくると思うのですが、やはりそういった一面もあるので、無料駐車場に限らずですが、市民がアクセスしやすい、日常的に訪れやすいという環境をしっかりとつくっていただきたいと思いますが、所感をお聞きしたいと思います。あとは、春期管理捕獲支援事業についてです。北海道ヒグマ管理計画の支出金があれば、また手挙げして継続していきたいということなのですが、前回の春、3月、4月には捕獲ができなかったということです。再答弁の中で産業港湾部長からもお話がありましたが、本来、捕獲の機会だったり、捕獲を増やしていかなければいけないという意向があるのであれば、春期管理捕獲支援事業の中に、例えば、捕獲の目標設定をするといった類いの事業なのか、それとも、事業をやってみて、こういう結論でしたといった類いの事業なのか、私はそういう目標を設定してもいいのかと思うのですが、事業の性質みたいなものはいかがなのか、お聞きいたします。
答弁 市長 迫俊哉
面野議員の再々質問にお答えいたします。旧小樽市保健所跡地の件であります。先ほど答弁させていただきましたが、現在の担当は保健所保健総務課が窓口になっておりますけれども、解体工事の竣工が令和9年8月ということで、まだ少し先ですので、その間に方針などを考えていかなければならないと思っています。跡地利用になりますと、各部にまたがる事項が幾つかあると思っておりますので、今、今後どこが担当かを明言することはできないのですが、一つには、総合政策部あたりが窓口になって全庁的な調整を行っていくのが現実的ではないかと思っております。次に、みなと緑地PPPの基部緑地のお尋ねでございました。私も観光面からお話をし過ぎましたけれども、毎日イベントをやっているわけではありませんで、面野議員がおっしゃるとおりに、親子などや家族の憩いの場として使っていくことが基本になっております。そういった視点で市民の皆さんに御利用いただきたいと思っているところでございます。日常的に市民の皆さんが訪れたいと思っていただけるような環境づくりはしていきたいと思っておりましたが、その一環として、無料駐車場の御提案もいただきました。御質問の中にもありましたけれども、近くに有料駐車場もありまして、民業圧迫という観点もありますので、現実的には無料駐車場を設けることは難しいと思っておりますが、今後どのような形で市民の皆さんを誘導していくかについては、一つの課題として捉え、検討させていただきたいと思っております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 産業港湾部長 渡部一博(産業港湾部長は2026年3月まで)
面野議員の再々質問にお答えいたします。春期管理捕獲支援事業の件ですが、今やっている春期管理捕獲で捕獲頭数は特に目標設定をしているわけではありません。先ほども簡単に御説明しましたが、春期管理捕獲は、ヒグマの低密度化を図ることと、人への警戒心の植付けによって人里への出没抑制を図るという、あと、人材育成が目的になっている事業でございます。もちろん、結果として捕獲されればよろしいのですが、捕ることだけが目的ではなくて、人材育成という一面もございますので、それはそれとして引き続きやっていきます。今、やはり出没頭数が増えているヒグマの頭数を抑制していくことにつきましては、今年、小樽市ヒグマゾーニング計画をつくりました。これまでは問題熊という判断をしてから、箱わなをかけて駆除するという取扱いだったのですが、熊自体が指定管理鳥獣に指定されて、問題熊であるなしにかかわらず、ゾーニング計画の中の緩衝地帯の中で、箱わなをかけて年度当初から積極的に頭数を減らしていこうという考え方になっております。頭数を減らすという目的としては、そちらのほうが効果的だと思っていますので、春期管理捕獲なり、そういったゾーニング計画を活用して、今、本市の置かれているヒグマの状況について、そういったあつれきの低減について取り組んでまいりたいと考えてございます。目標ということではないのですが、春期管理捕獲をやる際に、一応、1頭を捕るということで計画を出しているところでございます。