猿払村議会 平成19年第4回定例会 2007年12月18日
教育関係について
2007年12月18日、猿払村議会の一般質問で、巽昭議員が「教育関係について」質問し、教育長 上島賢司が答弁しました。
- 質問者
- 巽昭 議員
- 答弁者
- 教育長 上島賢司
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 巽昭
それでは次の教育関係の質問に移りたいと思います。5、教育関係。最後に教育関係の質問に入ります。学力テストとどろんこ広場についてであります。これは3月議会でも質問していることでありますが、色んな思いがありますので再度申し訳ありませんが質問させてもらいます。教育長よろしくお願いいたします。まずは5番の全国学力テストについてであります。(5)全国学力テストについて。本年4月、43年振りに全国学力テストが行われました。その結果が10月24日発表されました。北海道は平均点が47都道府県中、小学6年生が46位、中学3年生が44位と新聞等で報告されております。散々たる結果であります。猿払村の結果は発表することが出来るのか、出来ないのか、まずお聞きします。結果が出る前の3月議会の教育長の答弁は、学力テストの目的が学力の状況を把握するのが目的でなく、教育の成果と課題を検証するのが目的であるとあまり数字の報告には積極的でないニュアンスの答弁を受けておりますが、散々たるテスト結果が公表になった今、猿払村の結果を報告するということに状況の変化はございませんか。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
それでは巽議員さんからの全国学力テストの関係でお答えいたします。最初に通知出来るかというストレートなご質問先にきましたので、まず通知出来るかという部分でお答えしたいと思います。結論を先に申し上げますと、本村におきましては3月議会でもお話し一部お答えしておりますけれども、村全体の調査結果及び学校個々の調査結果につきましては、これを公表しないということを申し上げさせていただきたいと思います。その理由・事情ですけれども、この文科省が実施する全国学力学習状況調査でございますけれども、これにつきましては市町村教育委員会や小中学校がこの調査への参加、これ非常に全国的にも色々と話題を呼んだり問題になった部分なのですけれども、その文科省が示す実施要領の中で調査結果の取扱い、これは慎重に配慮するよう規定されておりまして、私も3月の議会でこれを基にお話ししたところでございまして、何ら変わっていないということは申し訳なく思ったものです。その実施要領を基に市町村、全国の市町村教委・学校等がこの実施要領を承知・理解した上で今回のいわゆる学力テストへの調査の参加を決めたと考えてございます。具体的に申し上げますと、この実施要領の中で市町村教育委員会は所管する市町村内の学校の状況について、個々の学校名を明らかにした公表は行わないこととされているからでございます。またこの市町村教育委員会はその市町村全体については今度どうなのだということなのですけれども、これについてもいわゆる今、巽議員さんから新聞でも40何位とか、いわゆるは数字が一人歩きするというのが本来のテストの目的じゃないということで序列化、過度の競争になることはならないように十分留意せよという申し合わせで今回の調査が始まったところでございます。そして本村の特殊事情でございますけれども、参加した小学校の中には対象児童が1名だけという学校もありまして、学校名を出すことによることでいわゆる誰々さんの結果なのだということも公表されますし、また対象児童が2名という学校もあるからです。それと中学校の関係ですけれども、これもご承知のとおり中学校全体の猿払村中学校全体のと言ってもそれはイコール名前を出さなくても、出したことと同じように拓心中学校ではこういう結果になりますということで、そういう分になりますと実施要領からも外れてきますし、これらの個人のデータとして取扱えるということが非常に心配されるということで、通知はしないということにしております。それでは議員さんも納得出来ないと思うのですけれども、ここで問題は村の方としても児童・生徒それぞれの結果なのですけれども、それにつきましては当然のことながら本人に調査結果を提供しておりまして、保護者に対してもこの調査で特定出来るというのは本当に学力の特定の一部部分なのだよということを前提にして、周知するように我々の方からも指示をしているところでございます。後、巽議員さんからも4月何日って調査があったのですけれども、文科省批判にちょっとこう物を言うわけではないのですけれども、公表半年もたってから公表されても、もう例えば中学校ではもう受験とかに入ってますし、半年も経ってからの結果というのはどうなのかと、当然克服して出されていることもございます。通知出来るか、出来ないかという部分については、これは私共としても公表しないということでお答えさせていただきますので、よろしくご理解願いたいと思います。以上終わります。
質問 巽昭
確かに人数が2、3人の学校があるとかというお話しも、その辺の事情はよく分かるのですけれども、ただ申し訳ないのですけれども、私の頭の中にあるのは中学校の話しなのです。はっきり言って拓心中学の話しなのですけれども、それを前提にこれは質問していくのですけれども、学力が全てだとは思いません。しかし、学力が教育課程の中で基本にならなければならないわけです。基本的な知識が身についてなければその子の可能性を狭めることになります。先日、連合PTAの研修会が当村で開催され、東海大学の小沢先生より素晴らしい講演がございました。部活等の課外活動の充実している教育環境は、学力にも必ず良い影響を与えるはずだとの講演でありました。私も同感であります。今、当村の中学教育は先生方の努力により全校合唱を中心に非常に充実しております。学力においてもその傾向はあるものと私は信じております。でも、それを目で数字で確かめたいと思うのは親心ではありませんか。どうですか教育長。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
それではお答えいたします。中学校の部分で質問とはちょっと離れるのですけれども、今年色々と管内のPTAの関係、管内の教頭会の中で巽議員さんには色々な形の中で講演ご協力していただいて本当にありがとうございました。今の中学校の学力の分でございますけれども、当然、親としても自分の子どもがどうなっているのかという部分あると思うのですけれども、それは当然のことだと思っています。それで今回の結果については、当然、生徒にも資料提供されていまして、また保護者との学力の相談の関係とかでは、その辺の問題というものも分かるような形にはなっておりまして、個々の生徒に対しての説明は確認はしておりませんけれども、当然何が弱点でどういう科が伸びているといった関心時の部分、これからも気を付けていく部分、そういったものは当然に話されているし、これからも続けていくと思いますので我々とすればそういった指導を信頼しながら見守っていきたいと思っております。よろしくご理解願いたいと思います。以上でございます。
質問 巽昭
10月24日にこの北海道の平均が発表になってからも、北海道新聞でも特集を組んで「どうして成績が悪かったのか」ということを分析しております。その分析によりますと、過疎化による競争意識の低下、経済力の差、特に自治体の財力・財政力の弱さも一因としております。北海道の子どもの能力が劣っているわけではない。北海道の社会の問題だと、このようにも載せております。もし仮に、結果は教えてくれませんから仮の話しになりますけれども、仮に悪い結果が出たとしても謙虚に分析する必要があるのではないでしょうか。課外活動が充実しているのであれば、学校教育環境だけの問題だけではなく、地元環境に多くの問題を抱えているのかもしれません。逆に単に課外活動ばかりに力を入れているのかもしれません。しかし、今の中学校のスタッフは素晴らしい、私は決してそんなことはないと思っています。一つきっかけとして今回の結果を冷静に分析し、村民の皆様にも考えてもらうべきだと思いますが、いかがでしょうか。さらにお聞きいたします。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
それではお答えいたします。環境の部分も含めてなのですけれども、確かに教育の部分にお金をつぎ込むという、つぎ込まなければ良い教育が出来ないという一つのそのものはあります。また今、学習指導要領これから変わっていくのですけれども、それとまだ決定はされていませんけれども、そういった中でお金を使うという部分では教員の増員というのもございます。幸いにしてうちは学校生活支援とかで色々と教育にも力を入れさせていただいておりますけれども、当然予算上の問題というものも影響が大きいのかと思っております。それと今、巽議員さんから中学校のスタッフの関係でございますけれども、私も校長等通じて学校行く中で非常に熱心にやっていると思っておりますし、愛情をもって話されていると思っております。そういった意味では信頼して任せては良いのですけれども、ただ今回の学力学習状況調査の中で中学校でも全国的な傾向といいますから、主としての知識に関する問題、これらの基本とか基礎の部分なのですけれども、それは概ね理解しているのですけれども、それを活用すると言いますか、知識や技能を活用する力に課題があるとそういうふうに分析しております。そういった分析は、小学校・中学校においてもそれぞれの学校、それと個々の指導においてもなされると思いますけれども、そういった分析をこれから活かすように、特に反復練習とかドリルとかそういったことをしながら教育力の向上を高めていく必要があるのかなと思っています。後、巽議員さんも心配されてましたとおり、村内的な部分でいきますと、村内的というか全体の傾向からいきますと、学力というのは基本的な生活習慣の確立とか、家庭において自主的な勉強する、学習の習慣と言いますか、そういったものと学力と大いに関係がありますので当然、学校と保護者、先程の学校・家庭・地域、これらが連携する中でいくのが、いかなければならないとそういうふうに抑えておりまして、学校でもそういう方向で進んでいきますので我々もさらに予算等も含めまして良い環境におけるように努力をしていきたいと思っていますので、よろしくご理解願いたいと思います。
質問 巽昭
先程も申し上げましたように、中学校のあのような素晴らしいスタッフの中で平均点も採れないようであれば何か問題があるような気がいたします。教育長、この新聞に中学3年生の北海道の平均点が69.18と書いております。拓心中学はこれより上か下か、これだけでも答えれませんか。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
また融通聞かないと言われても困るのですけれども、私も私の発言が全道・全国にも影響してくるので、それらは貫かせていただきたいと思います。ただ、そういった数字が一人歩きするというのは議員さんとは見解違いますけれども、本当に学習の分析の中でも全国でわずか数ポイントの点数の開きというのはそんなに大げさにすることじゃないのだと、ただ個々に応じた指導を続けていくのが大事なのだということなので、私はそれに向かって学校と連携しながらいきたいと思います。何度質問されても答えられないものは、答えられないと言い続けなければならない虚しさもご理解願いたいと思います。以上でございます。
質問 巽昭
それでは何度質問しても駄目ということなのでありますので、最後の質問に移りたいと思います。(6)19年度どろんこ広場について。これも今年の3月議会で質問しております。この中で昨年のどろんこ広場は素晴らしかった、官民が一体となり猿払を知る素晴らしい企画であった。本年はさらに教育委員会が中心となって素晴らしい企画を計画して下さい。私の質問に対し19年度も積極的に教育委員会としてかかわりを持っていきたいとの答弁でありました。そのような答弁を踏まえ、本年度はどのような形で具体的に何を積極的にかかわったかをお答え下さい。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
それではどろんこ広場の関係で、何を具体的に積極的にかかわったのかということなのですけれども、経過はよろしいですか。ご質問に今年度の経過説明とありますがそれはよろしいですか。答えなくてよろしいですか。
質問 巽昭
経過答えて下さい。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
それでは今ご質問にありました今年度の経過説明と今後の展望含めて、それと教育委員会のかかわり強調されましたので、そういった部分で触れていきたいと思います。ご質問の今年度の経過説明ということなのですけれどもどろんこ広場、今年で29回目を迎えたということで非常に歴史の長い取組みとなっておりまして、今回も従前同様に巽議員さんが猿払村PTA連合会の会長をされた時と同じように今年度も連P主催で、またそれに実行委員会を設けて、これは従来同様小学校5、6年生と中学校1、2年生の児童、大人、教職員合わせて106名の参加をみて9月1日に開催されております。今年度、昨年度も非常に巽議員さんから素晴らしかったということなのですけれども、今年度も昨年の活動を引き継ぐ形の中で、色々村内の個人の方や団体・グループ・炭鉱社の方々のご協力を今年度もいただきまして、魚釣りの関係やカヌー体験、カラフトマスの産卵観察、炭鉱跡地の観察、それからバター・アイスクリーム作りやそば打ち体験等、5つのグループに分かれて今年度も充実した活動を行ったところでございます。そういった中で巽議員さんからの強調された質問の中で今お答えするのですけれども、この本番9月1日の開催を前に2回の実行委員会が開かれておりまして、従来とは違って教育委員会のかかわりとしまして、本年度から新たに教育委員会の社会教育の職員が実行委員として始めて加わることになりました。これは巽議員さんにお答えした中での教育委員会とのかかわりの中で大きく我々もその意図を汲んでの参画でございます。何故か今回教育委員会が入った時に、事務局次長という役目を仰せつかったのですけれども、結局はどろんこ広場の準備立ち上げの段階から参画していったということでございます。それによって前心配されていました開催校の当番校の負担軽減も図っていきたいなと思ったところでございます。そういった意味では本年度からは、教育委員会がかかわっているということで、苦しさ色んなものも教育委員会も一緒になって支え、内容を聞いて子ども達の為にこれからも継続していく形の中でそういう体制をとりましたのでよろしくご理解を願いたいと思います。以上でございます。
質問 巽昭
確かにこの実行委員を確認しますと間違いなく入っております。ありがとうございます。私がこれにこだわるのは、これは素晴らしい企画だと思うからであります。子ども達だけで行うのではなく、大人も含め全村的に猿払を知る企画に拡大したいわけです。猿払に住んでいながら猿払を知らない人が多い、それでどうして郷土愛が生まれますか。郷土の自然・郷土の産業、そして郷土の歴史を理解してこそ郷土愛が生まれる。先程も言いましたが、今回猿払の歴史を随分勉強させられました。猿払で生まれながらこの年まで知らなかった猿払の農家の歴史を知りびっくりいたしました。猿払という地域に対する印象も随分変わりました。村史編集の意味も実感いたしました。それと共にこのようにせっかく猿払を知る企画が今あるのならば、それを拡大して年齢に関係なく誰でも参加出来る企画に出来ないでしょうか。お願いいたします。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
それではお答えいたします。どろんこ広場の素晴らしさ、意義、そしてこれを巽議員さんからも誰でも参加していく方向で考えられないかということなのですけれども、とりあえず私の段階でどうのこうのというすぐはならないので、事務局を通じてこの議会からもこういう意見があったよということは伝えていきたいなと思っております。今回のどろんこ広場、これ毎回終わった後に今後の部分に向けて色々と反省総括、それから次年度に向けての進め方等も協議するわけですけれども、これは実は年明けの1月下旬以降に第3回目の実行委員会が開催されることになっておりまして、その中で教育委員会の事務局も入っておりますので、そういった今後の部分についても誰でもが参加していける方向について議論をさせていくのがやぶさかでないと思ってますし、みんなの意見も聞きながら数年後になるのかも解りませんが、そういう方向に持っていこうという提起をしていきたいなと思ってます。今、そういったことでの今後の部分では、私の口からは申し述べることは出来ないのですけれども、巽議員さんもおっしゃるとおり、このどろんこ広場の取組みというのは村内の子ども達ばかりではなく、保護者また色んな方、大人の方も含めて猿払村の素晴らしい自然の豊かさ知ってもらうということと、それから子どもを含めて大人も地域の人達みんなが共に活動して交流を図る、そこに意義があるのだという部分も理解しておりますので、そういった部分を加味しながら一歩一歩その時期に合った、しなければならないような形の中で進めていきたいなと思ってます。今後も学校関係者はもとより、村内外の多くの方達のご協力・ご支援いただく中で子ども達の健やかな成長を育む活動としても、また生涯学習という立場からもこれもこれは教育委員会としてもしっかり受け止めて、支えていく中で今後もさらに充実した事業内容で継続されていくことを我々の方も受け止めていきたいないと思っています。よろしくご理解願いたいと思います。以上です。
質問 巽昭
よろしくお願いいたします。弁解するわけではありませんけれども、私毎年この行事には参加出来ないのです。去年は総務民教の研修がございまして、今年は中国へ行っておりました。議会でいつもこの件に関してうるさいことを言うのに、肝心な時はいつも居ないなと、某目の前の教育長から批判を受けておりましたが、来年度は議会も一緒になってこの事業を行いたいと思っておりますので、継続する努力をお願いして質問を終えたいと思いますが、教育長最後に何か一言ありましたらお願いいたします。
答弁 教育長 上島賢司(教育長は2011年3月まで)
それではお答えいたします。いつもはたまたま非常に建設的で子ども達が聞いても、他の学校・教職員また保護者が聞いても心温まるようなご意見といいますか、そういうことには感謝申し上げますし、たまたま日程上、巽さんがお出でになれないというのはみんな把握していまして、私も別に批判はしていませんけれども、どうかみんなで支えいくというか、議会も我々もみんなで子ども達の為に、また村民の為にみんなで頑張っていく形を私も肝に銘じて進んでいきたいと思いますので、今後ともよろしくご支援のほどお願い申し上げまして私の答弁といたします。以上でございます。
質問 巽昭
これで終わります。