みんなの議会

新十津川町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月30日

社会教育関係団体について

2015年6月30日、新十津川町議会の一般質問で、青田良一議員が「社会教育関係団体について」質問し、教育長 久保田純史が答弁しました。

質問者
青田良一 議員
答弁者
教育長 久保田純史

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 8番 青田良一

それでは、一般質問をさせていただきたいと思います。議員になって8年経ちましたけども、このような一議会の中で、多数の一般質問者が出たというのは、ちょっと私の経験ではありません。内容的にも非常に示唆の富んだ、良いやり取りであったなと思います。前者の方に負けないように、私も教育長に対して質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくどうぞお願いいたします。「観ぜざるは、兵法者に非ず」という、最近、読んだ本の中に、そういう言葉がありました。この観という字は、観光の観ですね。見学の見ではなくて、観光の観のほうの観るという字を書いてありました。これは、宮本武蔵の言葉だそうでございまして、いわゆる、相手と対戦をした時に、相手だけを観ているような者は、兵法者ではないと。つまり周りを十分に観れるかどうかが立派な兵法者だということを言っているんだろうと、私は思いました。空気を観る、土を観る、風を観る、太陽を観る、そういう全ての物を観た上で戦いに臨んでいってこそ、それらを自分のものにしてこそ、初めて立派な兵法者になり得るんだというふうな事だろうと思います。以前、私は、植田町長に対して行政の文化化というものについて、質問をさせていただきました。実は、これも似たような感覚でございまして、今、行政に携わっている人間は、今やっていることを今一度見直してくださいよとい趣旨の質問だったのです。今やっていることが、本当に住民のためになっているのかどうか。もっと工夫するところはないのかどうか。そこを実は聞きたかったのですけども、なかなかちょっと話が噛み合いませんでした。そこでそういう観点から、今、久保田教育長に対して質問をさせていただきますので、私のベースになっている考え方が、そういう物の見方であるということを認識した上で聞いていただければなというふうに思っております。教育長の、あるいは町長の執行方針にも、人をつくっていくことの大事さについては、縷々記載されており、私もそのとおりだと思います。それをどうやってやっていくかという方法論の詳細についてまでは書かれておりませんでしたけども、認識は十分に伝わってきたというふうに理解しております。そこで、人を育てていく、あるいは、人をつくっていくと、人づくりというふうな事の方法論の一つとして、実は、一定の目的を持ったような団体を作って、その目的を達成に向かっていく過程の中で、様々な学習活動が展開されて人づくりが成されていくというふうな事もあるだろうというふうに思います。そういう観点から教育委員会は、これまで社会教育関係団体というふうなものを組織しまして、それぞれ目的はあるのですけれども、そういった中で、今、私が言ったような観点の中で行政職員等々が深く関わりを持って、人づくりに向かって仕事を成してきたというふうに理解をしております。ところが、現実の社会を見てみますと、少子高齢化、あるいは人口減少社会にありまして、そのベースとなる団体そのものの構成人員等の減少、あるいは働き方の変化と言いますか、ほとんどの方が一定成長社会にありまして、家でブラブラしている人がいないという、こういった現状、こういったものを様々なことを検証しますと、従来と同じような形で団体を作り、そこに支援、あるいはそこを通じての育成をやっていこうと言っても、やはりちょっと認識のズレというものを感じざるを得ないというのが、私の考え方でございます。従いまして、今の時代を反映したような組織形態を、今後どうやって作っていくかということは非常に大事であろうと思いますし、その中でどうやって人を育てていく、あるは育っていっていただきたいという願いを込めて、この団体への支援、援助、その等々の活動を行っていくということなのです。いかに大事かということについて、もう一度、ご認識をしていただきたいなと、私は思うのです。そこで、それが質問の趣旨でございまして、教育長には、初めて教育長になられたので、いろいろ大変かもしれないですけども、今ある新十津川の社会教育の関係団体の現状等について、どのような認識をお持ちであるかという点から出発いたしまして、私が今、申し上げたような事を加味しまして、今後、時代にマッチしたような社会教育の関係団体というのが、どのような形になっていったらいいのかということについて、お考えをお聞かせいただきたいなと思います。以上です。

答弁 教育長 久保田純史

8番議員さんのご質問にお答えいたします。現在、町内では青年協議会、女性団体連絡協議会、シニアリーダー会、子ども会など多くの社会教育関係団体が活躍しております。それぞれの団体につきましては、それぞれの設立目的のもとで活動をいただいており、自主的な団体の活動は勿論のこと、ボランティア活動やイベントへの支援など、本町のまちづくりに欠かせない大きな担い手となっていただいております。これらの団体活動により、地域の人と人が繋がり、また、コミュニティの活性化に寄与していることも事実でございますし、郷土に愛着を持っていただいていることは、大変ありがたいというふうに、私も感じているところでございます。8番議員さんのおっしゃるとおり、少子高齢化等に伴い会員数が減少化傾向にあるなど、各団体の活動について課題や問題点を抱えている面もお聞きしていることもあります。また、各団体についても、近年、解散したという単会については、そういうことも聞いてはおります。会員数の減少については、今ほど議員さんの方からご発言ありましたように、時代の流れにより本業が忙しい、夫婦共働き、また、余暇時間の過ごし方等の変化により、現在における私たちの生活の価値観や環境が大きく変化したことによるものも要因であるというふうに推察しているところでございます。しかしながら、その一方で、団体の目的に沿って地道に活動を行い、近年会員数が増加傾向にある団体もあります。例えば、高校生を中心としたシニアリーダー会などは、増加傾向にございます。教育委員会としての今後を見据えた団体のあり方や支援の方策でありますが、まずは、各団体はそれぞれの目的を持って設立された自主的な団体でございますので、自ら検討、計画された事業内容については、その方向に沿って、今まで同様、活発に活動を実施していただきたいというふうに考えております。また、私どもも、団体活動の活性化に向けて調査研究も行い、本町ばかりではなくて全道、全国的に課題は同様な面もあるやに私も考えて、認識しているのですが、そのような課題をいろいろな情報やなんか先進事例も踏まえながら、解決方策を見出しながら、教育委員会としても各団体の事業の企画や実施において、側面的なアドバイスを社会教育主事を中心に、今後も行っていきたいというふうに考えているところでございます。教育委員会につきましては、社会教育法の第5条により、各団体に社会教育によって必要な援助を行うということになっておりますし、また、社会教育の第12条では、地方公共団体は社会教育団体に対して、いかなる方法によっても不当に統制的な支援を及ぼし、また、その事業に干渉を加えてはならないというふうになっておりますので、不当の場合ですけれども、そのような形の中で、やっぱり社会教育法は団体の自主自立、団体の活動を教育委員会が側面的に支援していくものだというふうに、私も認識しておりますで、団体と教育委員会と共に手を携えながら問題解決等について、いろいろ議論しながら今後団体の育成振興のために、教育委員会としても取り組んでいきたいと思っている次第でございます。以上をもちまして、8番議員さんの一般質問への答弁といたします。

質問 8番 青田良一

これらの団体の元々は、自発性や自主性といったことを重んじて、そういった人たちが集まって組織されたという部分のお話、あるいは今、教育長さんがおっしゃたように、これに関わる行政の部分の法的なものも知らないわけではございません。確かにそのとおりで、それがそのとおりに行けば、それはそれでいいのかもしれないのですが、私が言っているのは、もうひと昔、ふた昔前に作られた、そういう関係団体の現状を観つつお話をしているわけであって、20年前とどこがどう変化してますかというふうに実は問いかけたいくらいなんですね。何も変わらないで、同じようなことをしているように思われて仕方がないという。それでその中で構成する組織の人たちは高齢化をしていく。加入者がいないというような問題を抱えた中で、今の時代に合ったような部分に衣替えをすると。発展的な解消をしていくという選択肢もあっても良いのではないかなという含みを込めながら、実はお話をしてるわけでございます。それは、原点に返ってしまえば、自発的に自主的に加入したり、作ったりということだから、教育委員会は関係ありませんよということになろうかと思いますけども、実際は、そんなやっぱり綺麗ごとだけではないのですよね。やはりそういうものを作ることによって、教育委員会でしかるべき支援をすることによって、先ほどおっしゃったように、まちに対しても何らかの苦言をもたらしていたという成果がきちっとあったんです。それも認識をしていただかなきゃならないし、認識をしていらっしゃるようですけど。だけど、今そういうことでやっている活動そのものが、今の時代にマッチしているかどうかということを、私は非常に憂いてるからこういう質問をさせていただいて、変な話ですけど、新しい教育長さんになって白紙の状態でいろんなものを見た時に、そういう発想を、さっき言った宮本武蔵じゃないですけども、上から見て欲しいんですよ。こうやったらというふうなものを、こういうふうに直したらというふうなことは新しく見ることによって、全く知らない目で白紙の目で見ることによってというふうな事を、実は、自分なりに考えながら、実は教育長さんにこういうことを伺っているわけでございます。これ、やり取りしても結論は出ないことになりますけども、今一度、自らが抱えているそういう諸団体について、職員が書いたような答弁書も結構でございますから、自らの目で見ていただいて、そして、これからの新十津川のまちにあったような組織形態というものが、どうあるべきかということについて、専門職員もおられるわけですから、もう一度、白紙の状態で真剣に考えていただいて、それがまちづくりに寄与していけるような組織になっていただきたいなということを考えているところでございます。これは、小玉さんがさっき質問をしていたり、西内さんが言ってらっしゃった様々な事ともぶつかってくるようなことでございましてね、人をつくっていくという観点で物を考えて、もう一度、今ある組織について必要があれば、勇気をもってメスを入れていただきたいなというふうに思います。併せまして、実は町長にも質問しようと思ったんですけども、総合教育会議というもので制度も変わりまして、町長が方針を示すという形になったのだと思うのですけども、是非、町長にも現状をもう一回見ていただいて、まちに相応しい、そういった人を育てるという方法論について、是非、教育委員会にしかるべき指示と言いますか、そういったものを示していただきたいなということを、この場でお願いをしまして、特に、ご回答はいりませんので、私の質問を終わりたいと思います。期待が大きいはずなので、二人とも、是非、頑張っていただきたいなと、私は思います。ありがとうございました。

答弁 教育長 久保田純史

8番議員さん、回答ではございませんけども、今ほど私に対して、激励なりのお言葉をいただきましたので、先ほどの各団体を今一度、私もひと月しか経過しておりませんので、実態等確認させていただいて、また、今後の団体の育成について、私なりの目で判断させていただきたいと思います。有難うございます。

出典:新十津川町議会 平成27年第2回定例会 2015年6月30日 議事録 PDF(97ページ) 間違いを知らせる