猿払村議会 平成19年第1回定例会 2007年3月12日
本年度の執行方針について
2007年3月12日、猿払村議会の一般質問で、巽昭議員が「本年度の執行方針について」質問し、村長 森和正が答弁しました。
- 質問者
- 巽昭 議員
- 答弁者
- 村長 森和正
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は質問の本文をもとに当サイトで付けたものです
質問 巽昭
3番目の本年度の執行方針についてであります。それでは本年度の執行方針に入りたいと思います。率直な感想を申し上げます。総論で地域再生をメインテーマとしておりますこの地域再生という言葉に私は違和感を覚えました。議会・その他委員会を含めこの4年間数多くの議論・説明・方針等村長の言葉の中に地域再生という言葉はあまり記憶にありません。突然この言葉が現れたという印象であります。ただ、私の中にも森村長と言えば協働まちづくりという先入観がありますから、何とか実際に言葉が発せられても私の耳に入らなかった可能性もあるとは思います。しかし、突然地域再生を思い立った何かきっかけがあるのか。また1期目とは違う昨年から目標とするものの変化が2期目に何かあるのか。その辺の思いの変化があればお聞きいたします。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
お答えさせていただきます。8番目の関係でございますが、執行方針でも申し上げましたが昨年の執行方針の中にも地域再生というような言葉は私は使っているというふうに思っております。何故かといいますと、協働イコール地域再生でなければならないというふうに私は考えております。今議員さんが何故という言葉が出ましたけれども、私は常に地域再生でなければならない。私はその必要性を感じます。人は常に何事につけ向上心を持っております。持たなければならないと考えるところでもございます。常に村民の知恵と工夫を有効活用し、より時代のニーズに応じたまた掘り起こした対応が求められるというふうに感じます。今の時代あるいは東京、周辺の都市また千葉・愛知県が景気が良い。後はみんな地域格差が益々拡大していくのみであります。私は村民はあまりにも寂しいというふうに感じております。それに応じて協働と地域再生というものを通じた形の中でそれらに応じた民間・事業者が事業・ビジネスを健全な形で展開出来るようにすることによって、個性ある豊かな地域づくりを達成しなければならないものであり、地域経済の活性化・地域雇用の創像を実現するためでもあり、常に更なるこのような協働と共に再生を考えていかなければならないものと考えているところでございます。そのような考え方に立って私は地域再生というものは協働の精神の中にあるのだというふうな考え方を持って行政を進めていかなければならないし、そのような考え方を持っているところでございますので、ご理解をお願い申し上げたいと存じます。
質問 巽昭
理解するように努めてまいりたいと思います。しかし、先程も述べましたけれども、私が議員になって1年目は協働まちづくりをやる村長なのだなと2年目は行革をやる村長なのだなと、3年目は計画が出来たからそれに基づいてやるのだなと、今年になってまた地域再生、地域再生と急に具体性がないものが出てきたものだから、戸惑いがあるのですよね。ただそれだけの話であります。その中でも次の質問にいきます。なかなかこれは議論しても進まないと思いますから、9番目の質問に入っていきますけれども、9日の執行方針を聞いててその地域再生の執行方針を聞いていたのですけれども、この中で1番私の心の中に響いたのは次の言葉です。財政健全化運営ばかり考え追及し何のためがないというこの言葉がありました。ぐさりときました。もしかしたら私を意識して言った事なのかなと思いながら聞いていたのですけれども、まさしくそのとおりなのです。これはもうその通りだと思います。しかし何のためを考えるのも決めるのも、もしかしたら村民であると村長は言いたいのかもしれません。ですが、叩き台として村長の考えを村民に分かり易く伝えなければならないと思うのです。ですから村長がもう少し具体的に分かり易く何のためにこの地域を再生したいのか、その点をお答え願えませんか。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
何のためにということについてご理解、非常に執行方針の中で理解をいただいたようでございます。行財政というものにつきましては、村の行政運営といった方がいいかも分かりません。行政運営につきましては健全な事業をやって、その予算に見合う余剰を出すそれをある程度積み立てていくということが一番の私は健全財政であろうというふうに思います。ただ単に事業をやらないで、お金だけを積み立てていくというものは、これは健全財政ではありません。私は事業を一定程度実施し、地域を活性化し雇用を確保してそして予算を執行していくそして予算の赤字にならないような形の中で進めていくことが健全な財政運営であろうというふうに思っております。何のためにが一つの公共事業というふうに捉えていただきたいなというふうに私は考えます。今年度の予算につきましても予算規模も少なく、思った私の思うような事業が出来ないということにつきましては、本当に心許なく村民に迷惑を掛けているなというふうにも思っているところでございます。その代わり村で出来ないことについては道から国なり仕事一定程度を取ってきている状況にもございます。そういう状況の中でいくらかでも雇用の確保を図っていっているつもりでおります。私は新しい地域をつくるという問題ではこれはございません。新しい地域をつくるということになりますと壮大な考え方を持たなければならないというふうに思います。宇宙ステーションをつくるようなものではありません。前段8で申し上げましたとおり、地域格差の是正やそれに基づく国からの財源の確保、それに伴う地域経済の活性化、地域の雇用の創像、地域雇用の確保というものを保全していかなければならないということが私が考えた主な要因でございます。その点につきまして、全く新しい地方を作るということは何ぞやということではなくして、今のある現状を一定程度打破していく必要性というものを感じながら行政を進めていかなければならないという意味から申し上げたことでございますので、その点も合わせましてご理解を賜りたいなとこのように思っているところでございますので、よろしくお願いを申し上げたいと存じます。
質問 巽昭
なかなか厳しい状況ですから、なかなか思うように出来ないという村長の胸の内も伝わってはまいります。だからこそ、何のためにするのかというその辺の事を村民にきちんと理解してもらわなければいけないと思います。最後の10番目の地域活性化のための原則方針と相反する人材をどのように活用しているかという最後の質問に移りたいと思います。村長も執行方針、地域再生の中で人材の有効活用説いております。この意見にも私も全面的に賛成します。特に猿払村は人口が少ないですから村内の色んな分野の人と接してみますと結構やる気のある方・能力のある方が沢山いらっしゃいます。これらの人を有効活用しなければなりません。しかし、やる気のある人に限って意見が相反することもあります。数少ない人材の中でこのような意見の相反する人材をどのように有効活用するのかお聞きいたします。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
最後のご質問になりますけれども、相違する人材とはどういう人なのかということにつきまして明解な私として解釈に悩むところでございます。確かに有為な人材は沢山居られるというふうに思います。しかし、このような諸情勢の中においてその人材を活かすことは活かしきれないという部分もあろうかというふうに思います。地域活性化のためにはそういう人の有為な人材が必要だということは十分承知しているところでございます。地域活性化のための原則というものにつきまして、私は先程も巽議員さんおっしゃったように、そういう人材を使った雇用の確保のための企業の拡大・拡充経済活動の活性化に繋がっていくものだろうというふうに私は原則論として考えているところでございます。方針と創意する人材は居ないというふうに私は解釈はしておりますけれども、人は皆地域社会に何らかの形で私は貢献しているというふうに信じているところでございます。自分達のまち・地域を何とかしようと、こうすれば良いと考えている人はほとんどであろうというふうにこう思っているところでございます。そういう意味におきまして原則を貫いていかなければならない、これからの大きな課題であろうと私はこう考えているところでございますので、その点につきましてもよろしくご理解賜りますようお願い申し上げたいと存じます。
質問 巽昭
人材の有効活用お願いしたいと思います。実は昨年丁度この時期の一般質問で4月の職員人事異動を前にしまして、かなり厳しい人事が行われるのではないかという噂が流れておりまして、私人事管理に絡めてあまり感情に捉われず、適材適所の人事をするようにと述べたのを覚えておりますか。村長も配置しなければ分からない実態もあるが、基本的には適材適所で使うと答弁したと記憶しております。また、その後、何人かの同僚議員も何度かその後行われた人事の不合理な点を議会で指摘しております。そしてまた、村内でも一部の村民の中に選挙にあまり協力しなかったから冷たくされているという話も噂として聞こえてきます。誤解しないで下さいよ、村長。私がそう思っているということではありませんから。村を愛し・人を愛し・仕事を愛する三愛主義の村長ですから決してそうでないと私は確信しております。ただ、村長、私が申したいのは、村の代表、村の顔、首長として少しでもそう取られてはいけないということであります。李下に冠を正さすという言葉もあるとおり、村長が感情で行動しているように少しでも見られてはなりません。村長が気が付かないうちに村民に誤解を招くこともありますから、この場ではっきりと自分は感情で仕事をしないし自分のする行動は全て村のため、村民のためであるともう一度この場で宣言し、村民職員を安心させて下さい。その上で村民職員が一つになり村長の下協働のまちづくりを推し進めて下さい。この点についてお答え下さい。
答弁 村長 森和正(村長は2009年6月まで)
今のご質問にお答えいたします。私は三愛運動を進めている関係の人間でございます。そういう意味において、私の立場としてどのような例えば人事の適正管理をやったとしても、それぞれの村民の見方があろうかというふうに思います。それについて批判も出るでしょうし、問題点も指摘事項としてされることもあろうかというふうに思います。しかし、私はそういうものを無くした形の中で考えない形の中で人事のやり方、これをしてきたつもりでございますので、私は適材適所を正規な正常な形の中で私はやったつもりおりますので、私の恣意的な感情はそこには私は残していないということをご確認、ご理解を賜りたいというふうに思います。よろしくお願い申し上げます。
質問 巽昭
その答弁を聞いて安心しました。時期が時期だけに、もしかしたらこれが最後の質問になるかもしれないという思いもありましたので、少し失礼な質問をしたことをお許し下さい。これで質問を終わります。