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雄武町議会 平成28年6月議会 2016年6月13日

役場職員の労働環境の実態把握について

2016年6月13日、雄武町議会の一般質問で、福原峯雄議員が「役場職員の労働環境の実態把握について」質問し、町長 中川原秀樹が答弁しました。

質問者
福原峯雄 議員
答弁者
町長 中川原秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 4番 福原峯雄

4番の福原です。通告順に従いまして質問させて頂きたいと思います。最初にですね、役場職員の労働環境の実態把握についてという問題について質問させて頂きたいと思います。昨年ですね、3月と12月の役場職員の相次ぐ死亡というのが、家族は勿論のことなんですけれども、多くの町民に悲しみと衝撃を与えた、そういう出来事だったと思います。実際、私にもですね、あれ以降役場はどうなっているのかという問い合わせが実際たくさんありました。それだけに役場としても職員の労働環境だとか、それから労働が過重にあった場合、何らかの手当とか対策を打たなければならない、そういうことが求められてる、そういうふうに思っています。行政事務報告を見ますとですね、3月議会で佐竹総務課長が答弁したとおり総職員数でかなりの数が増員になると言っていましたが、見ますと新規採用職員というのは13人、近年にない人数となっています。これも対策の一つなのかな、そういうふうに思ってはみたんですけれども、先ほど行政事務報告での説明によりますと、実際そういう説明がありませんでしたけれども、これも対策の一つなんだということで捉えてよろしいですか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

今回の4月1日付の新規採用、それから後々の採用、これにつきましては一般事務職については退職と、同数の退職と合わした、合わしたというか比べての新規採用ですので、ご理解頂けますよね。増えてませんよね。4月1日付で増えてるのは技術者、それから保健師とかね、そういう部分なんですよね。内訳書いてるとおりですよね。それでご理解を頂きたいと思います。

質問 4番 福原峯雄

対策ではないと。そういうことではなくて、退職あったし、それについて新規に新しく入ってきたと、そういうことですね。分かりました。実際、あれ以降ですね、役場の仕事について色々こう話を聞いて大変だなと思ったんですけれども、農林水産関係の事業所だとか、それから土木関係、教育、福祉と、こういう役場の職員って町民の生活まるごと受けてるものですから、係員によっても違うし、それから時期によっても時間外勤務というのは続くということ、これはあり得るんだということは私は充分理解はしているつもりです。もちろん土曜とか日曜なんかに出勤してね、仕事をするということもありうると思います。3月議会の答弁によると職員の時間外勤務の把握というのはどういうふうにしてやるのかということで、一つ目は時間外勤務伺書を提出してもらって、それを承認するかどうかという、こういう方法と、それからどうしても使わないところがあるんで、夜警さんのところに置いてある時間外出入簿、この記録をしてもらう、それによって把握しているということでしたよね。その二つだということです。提出頂きました、その時間外勤務の資料によりますとだいたいそういうとこでは用務のところで残務と書いてあるのが非常に多いんですね。実際に会計監査が入っていったら、ちゃんとそのことが書いてありました。しかしその他はだいたい残務というのが多いというふうになっています。この時間外出入簿の、例えば残務と書いてあるところとか、そういう時間外勤務、出入簿に書いてある時間外勤務の取り扱いというのは一般的にですね、どういうふうな取り扱いをすることになりますか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

福原議員に全体的な、まずご理解を頂いた中で話をしたいと思います。私も3月議会で言いましたとおり10年前と比べた職員の事務量は地方分権改革に伴う権限移譲の増加や、それから多様化する住民ニーズ等により職員の一人あたりの業務量は増加傾向にありまして煩雑化しております。 しかしインターネットの普及によりまして、資料や参考事例等の検索が容易になっていることや北海道や国などからの調査報告や各種計画策定提出、または資料提出等につきましては以前は持参提出が殆どでありましたが、今はメール機能活用による提出が殆どでありまして、これら事務が簡素化され、煩雑で時間を要していました面が解消されております。またパソコンの導入によりまして、以前は手書きで作成した文書もワード機能によりまして容易に作成することが出来まして、作成した文書につきましてはパソコン内に保存可能なことから簡易な文書などは一部を修正して作成することも可能となっているほか、手書きで時間を要していました表やグラフの作成につきましてもエクセルによりまして容易に作成が可能となっております。その他にもパソコンのネットワークの機能の構築によりまして職員に対する周知や職員間の情報交換等につきましても迅速に行うことが出来るようになっておりますので、事務の軽減及び事務作業に要する時間短縮など、業務の迅速化や効率化も図られております。業務の実態把握につきましては、時間外勤務や庁舎出入記録簿で把握しておりまして時間外勤務伺の提出や時間外勤務命令を受けていない職員につきましては管理職員から速やかに退庁する旨指示をしている他、休日におきましても平日午後6時以降退庁する職員と同じく庁舎出入記録簿への記入の徹底を指示させております。現在は数年前と違いまして、遅くまで職場に残ることが必ずしも評価される働き方でない時代であるということは福原議員もご理解して頂いていると思いますが、勤務時間内に出来るだけ課題を解決し、特に休日は自らの生き甲斐も見つけられる人生を送れるように家庭や地域、友人などと過ごしたり、体力の回復に充てるように私の訓示等で説諭をしてるところであります。平日の庁舎残留や休日における庁舎への出入りは原則、時間外勤務命令を受けていない限り禁止としておりますが、自治会や社会教育、あるいは社会教育団体等で事務局を担当し、その用務を執行するために庁舎に残留し、あるいは休日に庁舎に出入りする場合は事前に管理職員にその旨を報告し了承を得なければならないこととしております。その他、国が昨年から進めている夏場の夜を有効に活用する取り組みであるゆう活期間の7月及び8月につきましては毎週水曜日を午後6時までの一斉退庁日に設定し、またゆう活期間外につきましても6月から毎月第3水曜日を午後6時までの一斉退庁日に設定したところであります。これをもちまして約10年前からの業務量と比較して業務量が増加してることの対応策としておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。

質問 4番 福原峯雄

様々な対策は取っているということでよく分かりましたけれども、先ほど聞いた時間外出入簿、実際にはこう書いてあったわけですよね、去年の場合に。この扱いはどうなんだということはどうなんでしょう。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

今申しましたとおり平日は午後6時以降の退庁する者についてはこれに記入しなければならないというような取扱いにしておりまして、次の翌朝の業務開始については所管の課長の決裁を得ることになりますけれども、この出入簿の記入する者の時間数が非常に多い場合は当該所管の管理職に報告し是正を促すというふうな取り扱いにしております。

質問 4番 福原峯雄

そういう手当を打ってるんだっていうことは良く分かりました。ただですね、どうしても職員が過重な労働環境に陥ってしまうという時にやっぱりそれを見て素早く把握して対応する、そういうシステムというか、あれを作っておく必要がやっぱりどうしてもあると思うんです。今言った対応に合せてね。今までこれからそういうふうに今やってるんだということは分かりましたけれども、今まで職員に聞きますとね、仕事で遅くなっても時間外出入簿にみんな記入してるというわけじゃない、それが実態なんですよね。なぜ記入しないのか。記入する雰囲気がないんだろうかとか色々こう考えるわけですよ。残業しちゃいけないよ、出来るだけ早く帰りなさいと言っても仕事があったらやっぱりせざるを得ないわけですよね。そうするとそれが私若い頃よく言われたもんですけれども風呂敷残業に繋がったりということで、風呂敷残業というのは家へ持って帰って仕事するということですね。今はそういうことが実際に可能かどうかというのは分かりませんけれども、やっぱりそういうふうに繋がってしまうかもしれない。なかなかそこら辺の対応は難しいと思うんですよね。今の対応に合せてですね、今の対応だと時間外出入簿という、では職員の労働環境の把握をするということが今までのやり方だとなかなか難しい、これだけだと不備があるということはなかなか書かないとかね、書いても時間外出入簿に書いてあるけども、じゃそれが残業として認知されるのか、それだけじゃなくてちょっとあの係はすごく忙しくてちょっと追いつめられてるんじゃないかという、そこを把握することに使われているのかというのちょっとやっぱりこれまで疑問だったと思うんですね。割と軽く扱われてきたんじゃないか。例えば提出資料によるとやっぱりそう思わざるを得ない訳ですよね。これからも出来るだけ原則やっぱり早く帰ってくれということを言う、しかしどうしても時間が掛かってしまうということに関してはやっぱりせっかくあるんだから、これを利用して労働環境というか、要するに忙しい、もう忙しくてしばらく早く家に帰れないというような状況を早めに管理者が掴むという方法の一環としてやっぱりこれを利用する、そういうことが必要だと思うんですよね。いずれにしても定数には先ほど午前中に行政事務報告があったようにですね、定数には達していないんですが、この出入簿を有効に機能させる、有効に活用して職員の過重労働を素早く把握する、そういうものにすることが、そういう対策を取ることがやっぱり求められてるんじゃないかと思います。いいですか、したら出入簿、はい。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

出入簿とちょっとごっちゃになってるところがあるから、もう一回ね、職員が残って仕事をしたり休日に仕事をする場合は時間外勤務伺というものを上司に提出して、そして決裁を受けたなら、これが時間外勤務命令になるんですよね。その時点で残ってやるか、休日にやるか。で、時間外出入記録簿というのは庁舎に残ってて、例えば仕事終わっても残ってて、帰る時間を警備員のところにある出入記録簿につけて帰りなさいということなんですよね。その辺のところごっちゃになっています。ですから仕事やる場合は必ず時間外勤務伺を出して上司からの命令を受けて時間外勤務になると。受けてないで残ってる場合は残務でも何でもないんですよね。だから何やってるか分からない。必ず仕事残ってやる場合は勤務命令を受けてしなさいと言ってるんですから、その時点で上司はどんだけこの職員が時間外勤務をやってるのかって把握できますし、これを励行ね、そのシステムはこれは必ず役場職員であれば皆分かってることですから、このシステムを忠実に守ってほしいということなんです。

質問 4番 福原峯雄

それでは実態としてもですね、伺書を出さないで出入記録簿に載っかるということはないということになりますか。そうですね。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

本来であれば時間外勤務命令を受けなかったら、残ってるのは駄目なんですよね。駄目なことになってる。でもその取扱いが明確でなかったから、これからは平日は6時以降残ってる場合は時間外勤務命令を受けてないと駄目ですよ、休日も時間外勤務命令を受けてないで庁舎に出入りしたら駄目ですよというふうにしたということです。これはしたというか、徹底したということです。

質問 4番 福原峯雄

それじゃ伺、時間外勤務伺書に書いてある人でなければあそこの出入簿にはもう書かされない、これからはね、書かされない、そういう対応をしたということですね。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

私、前段で言ったのはね、その人間が例えば自治会、あるいは社会教育、あるいは社会教育体育団体とか、そういう諸々の事務局を担当してる者であれば時間外勤務でなくて、それはお手伝いの部分ですから、そういうものまで役場職員がやるなとかって言いませんから。そういう仕事を残ってやる場合、または休日でやる場合は上司にその旨を報告してそういう業務を執行してくださいということなんです。

質問 4番 福原峯雄

同じこと何回も聞いてもあれなんだけれども、それじゃ時間外出入簿に残務とかっていうことが書かさるということは、これはないということになろうかと思いますが、僕は実際、実態として本当にそれで解決するのかというやっぱり疑問に思うんですね。何とか、この大元にね、残業時間の枠というものがやっぱりあって色んな発言をしてると思うんですけれども、やっぱり20年も前に決められたその枠だけに捉われていたんじゃ、やっぱり現状は打開できないんじゃないか、そういうこと言いまして私は次の質問に移りたいと思います。よろしいですか、一言。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

20%枠をまだ誤解してるんですよね。2%枠ですね。当初予算には管理職を除く全職員の給料の2%を時間外勤務手当で計上してます。ただそれを各課に配分する時には過去の実績から見て事務量、あるいはイベント、それから会計検査とかって色んなね、過去の事例、業務の例を見て、ある課には3%とか傾斜配分をしてます。当初にね。それで結果的に2%枠を超えたとしますよね。全体の時間外手当が。その時はね、補正とかね、そういうことはやってますよ。ですから今まで町が過去からですね、時間外勤務を命令して、時間外勤務手当を支給してないということは過去からありませんから、時間外勤務命令やった者には必ず時間外手当を支給してます。ですから2%枠というのは、当初決めたからそれに拘って、その枠でいくら突出してもその枠を守るとか、そんなことではないんですよ。それはご理解頂きたいと思います。

質問 4番 福原峯雄

せっかく反論があったんで、その枠に捉われないということであれば、やっぱりね、実態がどうなのかということは、職員一人一人のね、実態がどうなのかということについては、やっぱり聞き取りするなり、アンケート採るなり、やっぱり調べる必要もあると思うんですよね。ああいうことがあったわけですから、その後ですから、そしてそういうことがないようにという、つまり今度はあまり時間外で原則的に時間外では働かないですぐ帰るようにということは、そういう何か対策を取って初めて生きてくると僕は思います。そのことを言いました。まだ、終わりたいと思いますけども。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

それぞれの個人の時間外勤務実績というのは各管理職に流しますからね、それは。各管理職は把握してるんです。ですから各課の課長は個人にね、お前やり過ぎでないかとかね、何でそういうようにやり過ぎなんだとかね、何が忙しいんだとかね、そういうことやってると思いますよ。

出典:雄武町議会 平成28年6月議会 2016年6月13日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる