みんなの議会

厚岸町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日

(1)北海道横断自動車道尾幌糸魚沢道路の進捗状況について/(2)第1種床潭漁港整備について/(3)町立厚岸病院と介護老人保健施設ここみについて/(4)役場職員の体制について

2026年3月11日、厚岸町議会の一般質問で、南谷健議員が「北海道横断自動車道尾幌糸魚沢道路の進捗状況について」「第1種床潭漁港整備について」「町立厚岸病院と介護老人保健施設ここみについて」「役場職員の体制について」について質問し、町長 三浦、総合政策課長 平下、水産農政課長 石崎、病院事務長 星川、総務課長 布施、副町長 早川が答弁しました。

質問者
南谷健 議員
答弁者
町長 三浦、総合政策課長 平下、水産農政課長 石崎、病院事務長 星川、総務課長 布施、副町長 早川

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 4 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 南谷

第1回定例会に当たり、4項目を一般質問いたします。はじめに、北海道横断自動車道尾幌糸魚沢道路の進捗状況についてです。(1)国道44号線を走行すると、尾幌の大曲と水鳥観察館周辺に構築物が見えます。令和8年度の事業と今後の事業の推移や完成見通しについて説明をしてください。2項目め、第1種床潭漁港整備について質問いたします。(1)令和8年度の漁港整備、改修工事概要を説明してください。特に、地元漁業者の長年の悲願、待望している大型低気圧による防波堤の越波や港口からの侵入波対策の外防波堤着手と漁港中央の物揚場改修工事は、どのようになるのかお尋ねいたします。3項目め、町立厚岸病院と介護老人保健施設ここみについてです。(1)令和8年度の病院、医師の体制はどうなりますか。(2)国は、6月から診療報酬を改定します。ア、改定による患者の負担と、イ、病院の収支への影響はどのようになるのかお尋ねいたします。(3)病院とここみは、医療や介護人材が不足と思います。その実態の説明と対応はどのようにされますか。安定した人材確保のため、外国人の採用を検討すべきではないでしょうか。4項目め、役場職員の体制について。(1)現在、職員数は足りないと耳にしますが、職員数は十分でしょうか。採用状況を含め、実態の説明をしてください。(2)不足であれば、今後どのように対処されるのかお尋ねいたします。以上、1回目の質問といたします。

答弁 町長 三浦(町長は2026年3月まで)

7番、南谷議員のご質問にお答えいたします。1点目の「北海道横断自動車道尾幌糸魚沢道路の令和8年度の事業と今後の事業の推移や完成見通し」についてでありますが、これまでに国が公表している事業計画では、令和6年度末における用地取得率が約50%、事業進捗率が約12%となっており、令和7年度につきましては43億7,500万円が当初予算に計上され、測量設計や用地買収、物件補償のほか、改良工や尾幌橋等の下部工が進められております。また、令和8年度事業につきましては、国会での新年度予算案の審議可決を経て、年度初めに国土交通省において、事業ごとの予算の公表によって事業概要が示されるため、現段階で申し上げられないことをご理解願います。まずは、令和7年度の国の補正予算において計上されている16億円を活用し、改良工や別寒辺牛川橋下部工が進められる予定と伺っております。完成見通しについては、示されておりませんので、早期完成に向けて関係団体と連携し、要望活動の中で強く国に訴えていきたいと考えております。続いて、2点目の「第1種床潭漁港整備について、令和8年度の漁港整備、改修概要の内容と、そのうち外防波堤整備の着手と漁港中央の物揚場改修工事の詳細」についてでありますが、床潭漁港の整備については、北海道が事業主体となり、水産生産基盤整備事業として漁港内の静穏確保のため、西外防波堤の整備に着手する計画のほか、水産物供給基盤機能保全事業として経年劣化が著しい漁港中央のマイナス2.5メートル物揚場の改修及び砂の堆積により埋没したマイナス2.5メートル泊地のしゅんせつを行う計画であります。そのほか、経年劣化が進んでいる漁港内の排水トラフや排水ますなどの補修についても、地元漁業者の声を受け、北海道へ要望しているところであります。床潭漁港南西の外防波堤の整備につきましては、西外防波堤総延長100メートルのうち、30メートルを令和8年度に整備する計画であります。また、漁港中央のマイナス2.5メートル物揚場につきましては、総延長93.7メートルのうち、30メートルを令和8年度に整備する計画で、当該事業に係る負担金400万円を令和8年度予算において計上しております。町といたしましては、北海道に対し、引き続き施設の早期完成に向け要望してまいります。続いて、3点目の町立厚岸病院と介護老人保健施設ここみについてのうち、(1)の「令和8年度の病院、医師の体制はどうなりますか」についてでありますが、現時点において、令和8年度4月からの医師体制に変更はなく、常勤医師4人体制のほか、支援医師を確保し、維持できる見込みですが、佐々木院長にあっては、定年退職の特例の適用により、令和8年度末をもって退職となります。医師の確保については、以前から取り組んでおりますが、現在、外科の常勤医師も不在であることから、1人の外科医師と交渉を続けております。途中経過ではございますが、私も本年1月にその医師と面談しており、引き続き早期の入職に向け取り組んでまいります。次に、(2)アの「診療報酬改定による患者の負担」についてでありますが、令和8年6月に予定されている診療報酬改定につきましては、現時点で把握している内容でご説明いたします。外来は、自己負担割合が3割負担の患者で、初診は57円、再診は21円の負担増となります。次に入院は、同じく3割負担の患者では、1日当たり351円の負担増となる見込みです。なお、長期間入院となる場合は、高額療養費制度の自己負担限度額により、実質的な負担増は生じないものと考えております。また、入院時の食費につきましても、1食当たり40円増の引上げが示されておりますが、今後示される算定基準により負担増分が変動となります。次に、イの「病院の収支への影響」についてでありますが、現時点では、入院基本料が増額されることから、入院収益の増加が見込まれます。令和7年度3月補正後の予算ベースで試算すると約1,000万円程度が増収となる見込みです。実際の影響につきましては、今後示される詳細な算定基準などの把握に努め、適切に対応してまいります。次に、(3)の「病院とここみは、医療や介護人材が不足と思います。その実態と対応はどのようにされますか。安定した人材確保のため、外国人の採用を検討すべきではないですか」についてでありますが、薬剤師、看護師、看護補助員及び介護員につきましては、町ホームページやハローワークへの求人広告掲載のほか、医療人材紹介会社への紹介依頼などを行っておりますが、依然として確保が難しい状況が続いております。特に看護師につきましては、新規採用はあるものの、退職補充に至っておらず、診療報酬上の看護配置基準に満たす安定した体制を整えるため、人材紹介会社からの看護師派遣を受け、人員を確保している状況にあります。外国人の採用につきましては、言語面や住環境などの課題もあることから、現時点では慎重な対応が必要と考えておりますが、今後さらに人材確保が困難となることが見込まれることから、将来的な検討課題として認識しているところであります。続いて、4点目の役場職員の体制についてのうち、(1)の「職員数は十分でしょうか、採用状況を含め実態を説明してください」についてでありますが、職員の採用につきましては、基本的には年度末での退職者に対する補充として必要数を採用しますが、令和6年度、7年度の状況についてご説明いたします。令和6年度中の退職者数は、一般事務職で9人、その他の職では14人で、対して令和7年度の採用者数は、一般事務職は5人、その他の職では4人となっており、その一般事務職の4人の不足につきましては、担当業務の見直しによる人員の削減や係の再編による人員の削減などを行い、3課、1室で対応したところであります。また、今年度中の退職見込み者数は、一般事務職が12人、その他の職では7人となっており、現時点での令和8年度の採用予定者数が一般事務職では8人、その他の職では2人の予定となっております。令和7年度と同じ職員配置をするには、一般事務職で4人の不足となりますが、その対応としましては、担当業務での必要人数を確認し、4月以降も随時募集を進めることや業務の見直し、会計年度任用職員の採用などにより対応する考えであります。次に、(2)の「不足であれば、今後どのように対処されますか」についてでありますが、これまで一般事務職の採用につきましては、釧路町村会が主催する試験と厚岸町が独自で実施する試験を行ってまいりましたが、それぞれの試験で実施回数を増やし、町独自の試験では社会人も対象とするため、年齢要件を引き上げて実施したほか、募集の周知では、町内と釧路市内の高校を回り、直接担当教諭に募集案内を行うとともに、企業説明会へ参加し、周知に努めてまいりました。その結果、社会人の年度途中での採用や学校側からの問合せによる応募があるなど、一定の成果は得られておりますので、今後もこの取組を続けていきますが、あわせて、業務の効率化や、これからの時代に合った行政運営のための行政組織機構の見直しを進める中で、限られた人員で最大の効果が発揮できる組織の構築を目指してまいります。

再質問 南谷

尾幌糸魚沢道路で、再質問いたします。国の予算成立に伴い、年度ごとに示されるため、現段階では発表前なので答えられないとの答弁でございますが、工事は予算が順調につき、進展しているということは、よく理解できました。ですけれども、冒頭、述べました尾幌の直線から白い構築物が見えるけれども、町民は何だろうと、分からないのですよ。そういうことで、改めてお尋ねをさせていただきます。確認いたしますけれども、先ほど改良工という答弁がございました。改良工というのはどういうことなのでしょうか。地盤固めを改良するというふうに取れるのですけれども、今の答弁の中で、改良工と略して言ってくれたのですけれども、その改良工の意味について答弁をいただきたい。それから、令和8年度は、この改良工と尾幌橋の下部工事、それともう一つは、同じく改良工と別寒辺牛川の橋下部工事の2か所について、昨年に引き続いて進んでいくという理解をしたのですがよろしいでしょうか。

答弁 総合政策課長 平下

お答えいたします。まず、ご質問があった改良工の関係です。ご質問者おっしゃられるとおり、今進められている工事は、主に地盤を安定させるための土木工事を行っていると。土を入れて地盤を安定させるといった工事をしているということを伺っております。それから、その工事自体はどういったところでやっているかといいますと、44号線から斎場に向かう道路の左側がルートになっているのですが、そこの左側の改良工の工事をやっている状況があるというふうに伺っております。それから、これからの令和8年度以降の工事につきましては、ご質問者おっしゃられるとおり、先ほど申し上げた、今行っている改良工、それから、橋脚のそれぞれの工事が進んでいくだろうというふうに伺っております。

再質問 南谷

町民は、工事の進捗状況に非常に関心を持っております。どこを通るのか、どのような形状なのか、非常に期待しているのですけれども、全く分かりません。そこで、4点質問させていただきます。まず1点目、国道44号線と尾幌のどこで合流するのですか。2点目、門静の市街のどこで交差するのか。恐らく橋脚ができて国道44号線と交差すると思うのですが、交差するのはどの辺なのか。また、橋の高さはどのくらいになりますか。3点目、太田のインターなのですけれども、両方向に乗り降り可能なのかどうなのか。ということは、釧路に向かうにしても根室にしても、釧路のインターを見ると、片側だけのインターもあります。尾幌にできるインターは、両方に乗れると望ましいのですけれども、そういうインターだと私は思うのですけれども、この辺についてはどうなのか。それから、太田のインターの形状といいいますか、どのようなものなのか。分かる範囲で説明をしていただきたい。4点目、太田から湿原を抜け、糸魚沢までの間です。どの辺を通り、どのような形状なのか。まさか、湿原の中をべたっと走るということでなく、橋脚だとは思うのですけれども、恐らく橋脚であれば、何基くらい建って、何メートルくらいのところに、どういう形状になるのか。今の時点で分かる範囲で説明をしてください。

答弁 総合政策課長 平下

お答えいたします。まず、1点目の尾幌の合流点の関係です。尾幌の合流点は、どこで合流するのかというところでございますが、厚岸から釧路の方向に向かって、先ほど出ておりました、通称、大曲と呼ばれるところのカーブを曲がって、尾幌ふれあい館との間で合流する予定となってございます。それから、2点目の門静の市街地のどの辺で交差するのかというところについては、門静のところで言いますと、厚岸から釧路に向かう方向で考えますと、正念寺がある手前のところで交差するというふうに伺っております。その交差するところは、門静の第2分団の車庫があるところ、厚岸から釧路に向かって右側に第2分団の車庫があると思うのですが、そこを通るというふうに伺っております。その車庫を通った後、浄水場の裏手を通るということを今のところ聞いているところです。それから、橋梁の高さについて、こちらのほうはまだ示されておりませんので、高さという部分では、はっきり何メートルということがちょっと言えない状況であります。通常ですと、電柱の高さ以上にはなるだろうとは思われますが、まだ正確な数字は示されておりませんので、その高さは、ちょっと今の状況ではまだ分からないと見ていたということです。それから、3点目の太田インターの位置がどの位置になって、どのような形状になるのかというところですが、一番分かりやすいのは、阿寒インターを想像していただけると、行ったことがある方は分かるかもしれませんが、あのインターを想像していただければと思います。釧路から阿寒に向かう途中に左側にインターがございますけれども、まず高速道路の手前に、あの場合ですと、札幌のほうに向かう道路があります。それと同じように、厚岸から太田に向かう道路の手前に、尾幌の方向に向かう道路、上る道路ができると。それから、高速道路をくぐって、右側のほうに糸魚沢方向に向かう道路、上る道路ができるというふうに伺っております。ですから、下りるほうは、厚岸から太田のほうに向かって、橋をくぐって、左側のほうから下りてくる道路、尾幌のほうから下りてくる道路と。糸魚沢から厚岸のほうに来る道路としては、橋の手前の右側のほうに下りてくるところができるということですので、阿寒インターと同じような形状になるというふうに伺っております。それから4点目、糸魚沢方向に行く道路はどの辺をということなのですが、こちらについては、太田から糸魚沢方向に向かっては、先ほど斎場のお話をさせていただきましたが、斎場の前を通って、水鳥観察館のほうに向かって、そして水鳥観察館の裏側を通ります。通った後に、今ちょうど、先ほどご質問者の発言にあったとおり、白い橋脚が見えるという、構築物が見えます。あそこがカヌー乗り場の中間点のところまで続く形になるだろうというふうに聞いております。これは、去年、説明会があって、そのときに聞いているのですが、そのときは21基の橋脚と、始まりと終わりは橋台というようなのですが、橋台が2基。要するに、橋の橋台が23基できるというふうに聞いております。最後に、44号線上で最後に交差する地点としては、糸魚沢の町を抜けて、茶内方向に行った先のところに終点といいますか、交差する地点ができるというふうに伺っております。

再質問 南谷

内容については、ある程度分かりました。現時点で、計画でございますから、このような方向で進んでいくということで、内容については分かりました。その上でお尋ねをさせていただくのですが、最近、マスコミのニュースで、別保尾幌道路の予算が令和7年からついていると。既にもう別保から尾幌のほうの道路について予算がついているということなのですけれども、この内容について分かる範囲で説明をしてください。

答弁 総合政策課長 平下

お答えいたします。別保尾幌道路に関してのご質問でございます。昨年4月に新規事業化されまして、今の別保インターから、先ほどの尾幌の交点までの間、21.2キロの事業規模というふうに伺っております。総事業費は1,250億円という形で、令和7年度は1億円の予算がついておりまして、現在は測量設計の調査が行われているという状況です。まだ調査段階ですので、事業進捗率も現在はゼロ%という状況となってございます。

再質問 南谷

町として、早期完成に向け、関係機関としっかり連携を取っていただきたいと思います。ただ、私は、町民に対して、もう少し分かる範囲で周知をしていくべきだと思うのです。変に誤解を招いてもまずいし、開発なり、道のこともあって、予算が見えないから、なかなかはっきりしたことは言えないのでしょうけれども、分かる範囲で、やはり町民は興味を持っているわけでございますから、ある程度は定時的に、確定したものは速やかに町民にもきちんと周知することでないとまずいと思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 総合政策課長 平下

お答えいたします。町民の周知という点でございますが、昨年は11月に親子説明会という形ではございますが、建設中の別寒辺牛湿原近くの橋脚周辺で見学会も実施されております。ただ、それは親子説明会という形でしたから、全員の方が出席できるという状況ではありませんでしたので、今後、釧路開発建設部とも協議して、どのような形でそういった説明会ができるのか、どうなのかということも協議してまいりたいと思います。もし難しい場合であっても、でき得る限りの情報を広報でお知らせするといった方法で町民の皆さんに周知できるように考えてまいります。

再質問 南谷

床潭漁港整備について再質問いたします。令和8年度の予算書を見ると、漁港の外灯のLED化が計上されております。これまで、外灯の故障などで、床潭の浜の皆さんから早く直してほしいという要望をたびたび耳にしております。今回、予算計上されたと。当然LEDになると電気料の関係は町が負担し、その分が軽減になる。それから、浜の皆さんも、今まで以上に明るくなるし、故障も少なくなるということで、きっと喜んでいただけると思います。令和8年度なのですけれども、着手計画の中で、砂の堆積・しゅんせつ場所の選定があります。令和8年度の実際にやる工事の中に、マイナス2.5メートルのしゅんせつがあるわけでございますが、この選定については、ちょっと理解できなかったのですけれども、必ずやるのだろうと。ですけれども、実施する場合には、浜の利用者の皆さんと十分協議をして進めるべきと思いますがいかがでしょうか。また、長年、浜がに待ち望んでいた外防波堤の整備でございます。令和8年度は片側100メートルのうち30メートルが着手される。計画自体が進んできたことに大いに感謝すると思います。今後も外防波堤の早期完成に向け、町として北海道へしっかり働きかけをすべきと思いますがいかがでしょうか。

答弁 水産農政課長 石崎(水産農政課長は2026年3月まで)

ご質問にありました、しゅんせつに関してです。しゅんせつの場所につきましては、きちんと事業効果が出ますよう、浜の皆さんと協議をして、場所をきちんと決めるということで考えております。続きまして、沖の外防波堤につきましては、30メートルという形で計画があります。早期完成に向けて、事業主体である北海道へしっかりと要請、それから働きかけをやっていきたいと思っております。

再質問 南谷

漁港中央の物揚場改修工事です。令和7年度当初予算に予算計上されておりましたけれども、結果的に事業は実施されず、令和8年度に繰り越されました。この延期の内容について説明をしてください。それから、これが延期の要因の一つではないのかなと私なりに考えるのですけれども、床潭の浜は、昆布漁が最盛期のとき、今までは工事を中断して昆布漁に支障のないように漁のない時期に工事を進めてきております。ですけれども、今回のように予算は当初計上されていたけれども、実質的には令和8年度に延びております。予算が縮小してきております。今まで1年でできたものが、さきの予算書では今回は400万円で、今まで1年のものが3年に延ばされるとか、予算も分割されてきています。そういうことを考えると、そろそろ浜の皆さんに理解をいただいて、夏場もお互いに譲り合って工事を進めなければ、予算が縮小するばかりで、ますます改修工事は先延ばされてしまうという状況にあります。どうか、浜の理解を得られるように、夏場も事業を進めるように、町としても努力をすべきと考えますがいかがでしょうか。

答弁 水産農政課長 石崎(水産農政課長は2026年3月まで)

まず、物揚場の工事の令和7年度から8年度という部分でございます。最初の予定では、令和7年度に総延長93.7メートルを1年間でという形で、事業費が8,700万円、町の負担1,160万円を令和7年度予算に計上しておりました。おりましたが、北海道に聞きましたら、予算の関係でというふうにおっしゃっていたのですけれども、3年間の整備に計画が変更されました。それで、令和8年度の整備予定は93.7メートルのうち30メートル、事業費は3,000万円、そのうち町の負担は400万円ということで予算計上しております。続きまして、早期完成に向けた浜の理解という部分でございますが、このまま30メートルでやると、最低限3年間はかかってしまいます。もしかしたら、それ以上細かくなると、4年、5年とかかるかもしれません。なるべく1年間のうちに多くの工事期間を取ってもらって、必要な予算をつけてもらうと。そして、施設の完成を目指す必要があると私は考えております。そのためには、特に6月から10月までの昆布時期の夏場の工事をしなければならないのですけれども、浜との理解、協力を得るために、ちょっと難儀する部分があるかもしれませんけれども、ここの部分はしっかりと協力していただいて、なるべく長い時間を取ってもらって、早く完成させていくように、町としてもしっかりと努力していきたいと思っております。

再質問 南谷

町立病院の関係について質問いたします。現在、常勤医でございますが、内科が2名、小児科が2名の4名で、外科は支援医の対応となっております。令和8年度は、佐々木院長には、この一年は院長として頑張っていただけるが、年度末で退任されるという答弁でございました。佐々木院長には、長年、厚岸町立病院の院長としての重責を担っていただきまして、本当に敬意を表する次第でございます。それから、答弁の中では、もし条件が整えば、令和8年度中に外科医師が常勤していただけるという理解をしたのですが、そうすると外科の常勤医が1人増えるという理解でよろしいのでしょうか。

答弁 病院事務長 星川

お答えさせていただきます。1回目の町長の答弁にもございましたとおり、外科医師につきましては、今のところ町長とも面談していただいて、その外科医師からは前向きな返答をいただいているというところではございますけれども、まだ確定に至ってはございません。引き続き病院に来ていただけるように取り組んでまいりたいなというふうに考えているところでございます。

再質問 南谷

収支への影響でございます。答弁では、1,000万円の増収となりますが、私の推測ですが、恐らく人件費のアップで飲み込まれてしまうのかなという推測をしております。この辺について、最終的に病院の収支にどのような影響があるのか、改めて説明をしてください。

答弁 病院事務長 星川

お答えさせていただきます。今回の部分につきましては、今、分かっている範囲内での収支の見通しでは1,000万円程度の増収ではなかろうかという回答をさせていただいておりますけれども、これは、あくまでも現在分かっているものだけで計算しておりますので、これからるる細かいものが出てきます。6月には診療報酬改定が出てきますので、それらを今の病院の診療の中でどこがどういうふうに取れるのかという部分を子細チェックしながらやっていきますけれども、基本的には、さらに上積みはあるものというふうには考えてございますけれども、ご質問者おっしゃるとおり、人件費の増分だけでも2,000万円という状況になってございますので、そこには至っていないというのが現状でございます。ただ、いずれにしましても、そこの分も踏まえた中で、歳出のほうも踏まえた中でやっていかなければならないという部分になりますので、算定漏れがないよう、取りこぼしがないように、きちっとしたものを勉強させていただきながら対応していきたいなというふうに思っております。ご質問のありました最終的な収支はどうなのかという部分につきましては、いかんせん、何もまだ細かいものが出てきていませんので、幾らになるとかというのは申し上げることはできませんけれども、これは一般会計の繰入金でも相通ずるものがございますので、可能な限り病院で収入できるものは収入していくというスタイルの中で対応していきたいなというふうに考えているところでございます。

再質問 南谷

そうすると、現段階では、まだはっきり言えないと。ただ、今の説明ですと1,000万円ぐらいの収益は上がるけれども、実際には人件費が2,000万円ぐらい上がりますよと。それだけ比較しても、まだ人件費に十分充当できないという理解をさせていただきました。よろしいでしょうか。それと、外国人の採用についてでございます。新聞折り込みを私も読ませていただきました。新聞の折り込みで急募しております。人手不足は明らかであります。答弁では、将来的な検討課題として認識しているにとどまりました。検討すると言っていないのですよ、認識していますと。検討するのでしょうか、どうなのでしょうか。今日は、実際に看護師となるとなかなか難しいかもしれないけれども、介護補助員とか、いろいろな立場の人がいると思うのですよ。そういう人については、もう既に北海道の自治体の中でも、現実に外国人を採用している自治体もあります。私が調べているところでも二、三あります。でなければ、厚岸町でそういう職業に就いている方の人手不足の状態は慢性的になっているわけでございますから、安定した人材を確保していくという部分では、町としても何らかの優遇策を取っていかなければ、外国人の登用も難しくなってしまいますよ、あちこち綱引きしますから。外国人も、都会側に憧れるのですね。つい最近、水産加工場に来ている社長に「外国人はどうですか」と聞いたら、やはり「大都市圏に行きたがる」と言うのですよ。厚岸にいても、遊ぶところがない、それから、日本にせっかく来たのであれば、情報の交換とか若者の交流とかというものに憧れるのだと。厚岸にいては、仕事は一生懸命なのだけれども、せっかく日本に来たのに楽しみというのがなかなか供給できないのだと。こういう中で、厚岸町独自の施策というものを検討していかなければ、幾ら外国人を求めても、チラシを出したり、あちこち働きかけても、来てくれませんよ。そういう意味では、早くから私は、実際に実現するかどうかは別にして、厚岸町として介護施設もあるわけでございますから、そういうものに対して踏み込んだ検討をしていかなければ、結果、駄目かもしれないのですよ、認識しているだけでは駄目です。いかがですか。

答弁 病院事務長 星川

収支の面でございますけれども、先ほど人件費の部分が大体2,000万円ぐらい増えていて、増収が1,000万円ぐらいだというお話もあったのですけれども、ただ、昨今出ている物件費の高騰ですとか、委託費の高騰というのがこれに上乗せされてきますので、さらにプラスアルファが費用面では出てくるということがございますので、非常に厳しい状況が続くものだというふうに踏まえておりますけれども、そこにその分は、かかる経費はかかる経費として対応しますけれども、収入のあるものをきちんと確保していくというスタンスは変えないでやっていきたいなというふうに考えているところでございます。また、外国人等従事者の登用ということになりますけれども、まず基本的に分けなければならないのは、医療従事者の中でも、有資格者と言われる看護師ですとかといった部門と資格を要しない方々の対応というので、パターン的には二つに分かれると思います。今、私のほうで押さえているのが、外国人の派遣の中の特化しただけで申し上げますと、ご質問者おっしゃっるとおり、都会に行きたいのだというのが、ほぼほぼ、その回答もらっております。実際的にほかのところの実例を聞きますと、来たけれども、ちょっと町が小さすぎて、こういうところで勤めたくないというのがあるという現状も聞いておりますので、そういったことも踏まえて、検討しなければならないなというふうに考えているところでございます。いずれにしましても、まず病院のほうでいきますと、病院の中でも外国人の方に来ていただけるのは大変ありがたいのですけれども、言語の面ですとか住環境の面ですとか、先ほど言った生活環境の面で相違があると。そこで意思疎通が取れなくなってくるということもございますので、基本的には、そこの部分をまずクリアしなければならないということも踏まえた上で、検討していきたいなというふうに考えております。病院だけではなく、民間の医療機関の方からも同じような人材が不足していると聞いておりますので、やはり病院だけではなく、同じような介護老人保健施設ですとか特養ですとかといったところも踏まえて、いろいろなところと情報交換させていただきながら対応すべき案件だなというふうに考えているというところでございます。

再質問 南谷

結果は別にして、検討されるということの理解でよろしいでしょうか。

答弁 病院事務長 星川

病院だけではなく、全体として考えていかなければならないものだというふうには考えてございます。

再質問 南谷

4項目めです。役場職員の体制で再質問いたします。一般事務職員のベースでございますが、令和6年度中の退職者は9名に対し、採用が5名で、マイナス4名でございます。令和7年度中の退職見込み者が12名で、これに対して令和8年度の採用見込みは8名、令和8年度も4名のマイナスでございます。業務の見直しや会計年度任用職員の採用などで対応されるという答弁でございましたけれども、私が見るに、保健福祉課の職員の配置状況なのですけれども、令和6年度中に5名の職員が退職されております。それから、令和7年度は2名の退職、2年間で7名の職員が退職されました、保健福祉課だけですよ。その分、人数は実質的に各課から異動してきて、同じ人数は補 されているのですよ。そういう意味では、充足しているという理解に立ちました。ですけれども、退職された方はみんな係長とか課長補佐とか、それなりの実績なりキャリアを積んでいる皆さんが辞めています。そうすると7名も係長クラスが辞められたら、どうですか皆さん、担当課は大変ですよ、慣れない人が多くなるわけですから。それでもチームワークを組んでしっかり頑張っているのは、よく理解いたします。一方、これを補充するために、ほかの部署で削減され、それぞれデメリットになります、人数が7名減るわけでございますから。繰り出したほうも、やはり負担になっていると私は思うのです。それぞれ皆さん頑張っているのだなという理解に私は立っております。それと、厚岸町は、職員の定員管理計画を策定しております。おりますね。ですけれども、計画年次なのですけれども、令和2年から令和6年度でまだ更新されていないのですよ。今、令和8年ですよ、令和6年で止まっています。職員定員管理計画を策定しているのだけれども、令和7年、令和8年はないのです、止まっているのですよ、管理計画が。どうなっているのでしょうか。また、町の職員の定数を条例で定めております。現在、令和8年4月1日時点での職員の定数、それから4月1日時点での実質職員数は何人になるのでしょうか。この2点についてお尋ねさせていただきます。

答弁 総務課長 布施

お答えさせていただきます。まず、定員管理計画につきましては、一度、形に作ったところではあるのですけれども、先ほども申しました、今年度の退職状況が12名と。今年度は、65歳までの経過措置中ですので、本来であれば定年退職はない年なのですが、全員が自己都合退職になっております。そういうこともありましたのと、あとは、今までは定員管理計画も退職した人に対して採用するというような計画が主な考えではあったのですが、その考え自体も、業務はどうなのかとか、そこら辺も含めた中でもっと考えなければならないなというところで内容を調整したところでありますので、早急にそれは作成をしたいと思っております。申し訳ございません。それと、職員の定数条例でありますが、こちらは、町長部局、町立病院等、委員会とか分かれているのですが、一般職と技術職も分かれておりませんので、総数で言わせていただきます。条例のほうの総数でいきますと、309名です。それに対しまして、令和8年4月1日で採用・退職を整理しまして、定数の人数が253名です。こちらは条例でありますので、ちょっと幅をもたした形になっておりますが、309人に対して253名ということになっております。

再質問 南谷

まず、1点目のほうなのですけれども、それだけ総務課のほうも仕事に追われているというふうに理解をしております。それから定数は、僕も組合にいた頃に職員の定数というのは決めているのですけれども、必ず下回りますよ。上限を抑えるための定数なのです。ところが、私が今回質問した動機というのは、定数をオーバーしているからではないのですよ、辞めるのが多すぎるということだと思うのです、職員が満たない。ここに大きな課題があると思っております。答弁をいろいろいただいたのですけれども、あみかや水道、総務課、皆さんそれぞれの課が業務を一生懸命頑張っていることは、私なりに理解しておりますけれども、職員の人数が足りないことは明らかであります。今後の対応について質問をさせていただきます。採用に向け、今後、町長筆頭に最大限の努力をしていただけると私は信じております。答弁で、業務の効率化や組織機構の見直しをされますが、おのおのの内容を具体的に説明してください。また、その対応策の中で、独自試験で社会人も対象として年齢を引き上げて実施されるという答弁がございましたが、何歳を上限とされますか。私は、職種によっては55歳でも構わないのではないのかなと。むしろ、厚岸に両親がいる、札幌や大都会で働いているけれども、片方が亡くなられたので、札幌で家賃を払うよりは、厚岸の実家に戻って働きたいという人もいるかもしれないのですよ。現にそういう人を私は耳にしております。そういう意味では、門戸を広げるべきだと思うのですがいかがでしょうか。

答弁 副町長 早川

組織機構の見直し等に係る部分もありますので、私のほうからお答えさせていただきたいと思います。業務の効率化の部分でございますが、これにつきましては、職員の採用が退職に追いつかないということもありまして、業務については効率化を進めなければならないと。これについては、いろいろな手法がある中では、例えばAIの活用、さらなるシステム化、それからフロー図等による業務の流れをスムーズにさせる、煩雑な事務の省略化といったこと、さらには業務の民間委託など、こういったことを含めて業務の効率化を進めていかなければならないのかなというふうに考えております。また、組織機構の見直しという部分につきましては、これは、今年度は4月には間に合わない状況となりますが、現在、退職者数に対しての採用数が追いつかないという現状もありますことから、さらに業務が増えている中で、どういった業務の整理ができるのかということを各分野ごと、各組織ごとに整理をする時間が必要というふうに考えておりますので、こういったことを整理した中で、組織機構の見直しを来年度中に検討し、翌年度には反映できるような形で進めたいというふうに考えているところでございます。また、うちのほうで随時募集ということで、社会人経験者もしくは中途採用という部分の年齢のことでございます。45歳あたりをということで考えているところでありますが、ここにつきましては、一つは、一般職での採用という部分では、行政に関わる業務についての一定程度の研修等が必要な期間もある、それから、そういった研修等も含める中では、釧路市ですとか北海道もそうなのですが、例えば公務員経験者を採用するとかといった枠の中では、経験のある中で年齢を引き上げるということはできるような状況もあると思いますが、そういった経験がない中では、高年齢化した中での採用というのは、あまり高いと難しいのかなというふうには、今現在では考えているという状況でございます。

再質問 南谷

まず、1点目なのですが、来年に向けてと。私は、正直言って、少なくとも4月1日の人事異動に向けて機構改革含めてやるのではないかと、大いに期待をしておりました。新町長になって、この4月から機構改革も含めで踏み出すのかなと。慎重を期して、1年間そういうものに費やすというのは分かるのですけれども、それくらい人が採用されていない、困窮しているということは、たまにしか行かない議員の私でさえ感じるのですから、その辺はやはり一歩踏み出していただきたいなと思います。次に参ります。いろいろ職員の採用について努力をされるということは分かったのですけれども、私は、何か一つ忘れているなと。ストップ・ザ・退職、足りないから補充するのですよ。辞めさせない努力を何もしないのですよ。若い人、女性、その人たちが魅力を持って頑張るよと。現に、都会に行こうとか、いろいろな人がいますよ。今いる職員の皆さんは財産です。その人たちが辞めたくならないように、魅力のある職場づくり、私はこれが原点だと思うのですよ。増やす、辞めていくのですから、辞めさせない努力をしなければならない。これが原点だと思うのですよ、いかがですか。

答弁 総務課長 布施

お答えさせていただきます。今年度の12名の退職者につきましても、ほかの自治体で働くという人も3名ほどいまして、あとは、ほかのところ、民間で働きたいという方もおります。そういった方は若い方であります。そういった方は、まだまだ自分でやりたいことがあるというようなことだと思います。そのほかの人につきましては、今後の仕事の予定はなしという形であったのですが、確かに辞める中では、自分が思っていたところとは違うとかということもあるかと思いますが、環境としましては、先ほど言われました人が少ないというところで、確かに忙しいことがちょっと気にかかるということもあろうかと思います。そういった部分は、課内、係で協力しながら、働きやすい環境をつくっていくことは必要だと思います。そこら辺も含めまして、辞めないことの今の言葉は分かっておりますけれども、それ以外でも、何なのかということを考えながら今後取り組んでいきたいと思いますので、ご理解願いたいと思います。

出典:厚岸町議会 令和8年第1回定例会 2026年3月11日 議事録 PDF(30ページ) 間違いを知らせる