雄武町議会 令和3年12月議会 2021年12月9日
ケアラー(介護者)への支援について
2021年12月9日、雄武町議会の一般質問で、福原峯雄議員が「ケアラー(介護者)への支援について」質問し、保健福祉課長 安井雅憲、地域包括支援センター副所長 渡邊夕喜、町長 石井友藏が答弁しました。
- 質問者
- 福原峯雄 議員
- 答弁者
- 保健福祉課長 安井雅憲、地域包括支援センター副所長 渡邊夕喜、町長 石井友藏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 7番 福原峯雄
7番、福原です。2点に区切って質問させていただきたいと思います。最初にですね、ケアラーの支援についてということで質問したいと思います。一般質問の要旨にも書いたようにですね、ケアラーというのは、言ってみれば家族や近親者を無償で介護する人たちなんですけれども、その実態というのはですね、日常生活で心身の不安、これを抱え、またその体調不安も訴えている、こういう介護者も少なくないということが一般に報道されています。ですから自治体によってはですね、要介護者への支援だけではなくて、要介護者を取り巻く生活環境全体に視点を置いて、全てのケアラーが心身ともに健康で働けるようにする、ケアラー支援、これを強化しているという自治体もあるそうなんですよね。そのひとつが栗山町なんですよ。栗山町には全世帯の15%にケアラーがいると言われています。しかもそのうちの約60%が疾病などによってケアラーに体調不良を訴えるということが実態調査によって明らかになった。毎年色んな調査をしているわけなんですけども、調査をしていくうちに介護形態、それから老老介護、就労介護、多重介護、遠距離介護ですね、こういった多様化してきているということが分かってきました。ケアラー自身の生活や健康やそういったものへの影響はもちろん、医療費だとか介護費用の増大だとか、地域社会に与える影響も大きくなる。こういうことが想定されるためにケアラーの人生を楽しむことができるような環境整備を栗山町では、ということで訴えて考えてきたそうなんですね。そこで栗山町では、ケアラーが孤立することのないように社会全体で支えるために栗山町ケアラー支援条例、これを制定したわけです。そこでケアラー支援の拠点としてケアラー支援センターを設置して、そして相談支援だとか啓発事業だとか、その生活支援を一元的に担う専門職員もそこに配置するということにしたそうなんですよね。最初に伺いたいんですけれども、こうしたケアラーがどこにいて、ケアラーの状態がどうだったのかということの把握についてですね、雄武町の取り組みについて現状を教えていただけますか。
答弁 保健福祉課長 安井雅憲
雄武町の実情ですけれども、これどこも一緒ではあるとは思いますけれども、まずは3年に一度の高齢者保健福祉計画、それと介護保険事業計画、これの策定に合わせまして、3年に一度アンケート調査を行っております。これはもちろん介護を受ける側もそうですけれども、介護する方々のものもアンケートの内容にも反映するような形でありまして、介護者への直接支援による介護者への負担軽減が図られるよう、これまでも各種施策につなげてきたところでございます。あと個別の要介護者への支援につきましては、地域包括支援センターにおいて介護を必要とする利用者、またその介護者の状況や希望を踏まえた上で話を色々聞いた上でですね、ケアプランなどを作成しております。必要な介護サービス等をその上で提供しているところでございます。このように当然のことではございますけれども、地域包括支援センターの業務としまして、要介護者だけではなくて、介護者の心身の状態や生活状況等についても把握し、必要に応じて受診、健康診断の勧奨ですとか、経済面での相談に応じて対応しておりますし、介護による離職を招かないようにするなど、孤立感や不安感なく、家族全体が健康で安心して暮らせるよう支援しているところでございます。
質問 7番 福原峯雄
これ栗山町のケアラー、無償の介護者ですね、これを地域を支えるためのケアラー支援条例という、これを作ってるのは実は市町村としては全国初めてなのかな、北海道初めてなのか、初めてなんだそうですよね。それでケアラーの把握、それから支援というのは町として大変重要な責任であることはもう当然なんですけれども、介護者が高齢となっていく。そしてその負担が孫世代まで拡大すると、そういうことがないようにケアラーの孤立を早期に把握する体制の構築、これが本当に重要だと思うんですけれども、具体的にこういうことをやってるんだというような取り組みについて教えていただけますか。
答弁 地域包括支援センター副所長 渡邊夕喜
要介護者の方につきましてなんですけれども、要介護要支援の方、要介護認定を受けて、介護サービスを利用している方につきましては、毎月訪問等でモニタリングというのを行っております。安井課長からも説明ありましたとおり、ご本人の状況だけではなくて、ご家族、そしてご家族の方の生活状況、それから身体状況なども把握して、必要な検診の受診ですね、とか体調が悪い場合には病院の受診勧奨などもしております。
質問 7番 福原峯雄
それひとつの取り組みとしてね、これをするんだという何ていうのかな、そういうパターンというものを決めております。例えばケアラーがここにいて、この人の状態がどうなんだというその一覧表があるだとかという、具体的にそういったことはありますか。
答弁 地域包括支援センター副所長 渡邊夕喜
要介護者のこともそうですが、そのケアラーの方、介護者ですね、の方についても生活状況、健康状態というのを必ず最低限そこは把握するようにしまして、必要な方に経済面のことですね、についても支援をさせていただいております。
質問 7番 福原峯雄
このケアラーのことについてですね、栗山町だけやってるわけじゃないと思うんですけれども、条例を作ってという、つまりもうかなり取り組みが体系的にこうやっているということなんですけど、やっぱりこういうことがあって初めて町全体のケアラー、ケアラーだけじゃなくて要介護者ですね。その状態がつかめると思うんですけれども、こういった方向で取り組んでいくといったことについて町長にお伺いしたいんですけれども、取り組んでいく気があるかって言ったら怒られるね。そういうふうにぜひやっていただきたいと思うんですけども、考え方をお伺いします。
答弁 町長 石井友藏(町長は2023年9月まで)
今、ケアラーの条例の関係なんですが、やはり将来的には必要かなと思うんですけども、うちの町に本当に必要なのかどうか、検討していく必要があるのかなというふうに思って、今すぐということはちょっと考えておりません。そんな中で当然、これから必要になってくるのかなというふうにも思うわけですが、そんな中で担当とも協議しながらですね、努めてまいりたいと思います。
質問 7番 福原峯雄
介護の関係というのは、やっぱりもう、これからもますます深刻な状態になってくると思うんですよね。それでこれは栗山町のひとつの例を私紹介したんですけれども、やっぱり体系的にきちっとこう取り組んでいくということがなければますます何だ、要介護者とそのケアラーとの関係がどんどんどんどん増えていくのはもう考えても分かると思うんですね。ぜひ、何らかの取り組みでこういったことも参考にしながら取り組んでいっていただきたいということをお願いしまして、次に移りたいと思います。