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雄武町議会 平成28年3月議会 2016年3月14日

再生可能エネルギーの活用について

2016年3月14日、雄武町議会の一般質問で、福原峯雄議員が「再生可能エネルギーの活用について」質問し、町長 中川原秀樹が答弁しました。

質問者
福原峯雄 議員
答弁者
町長 中川原秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 4番 福原峯雄

次に再生可能エネルギーの活用について伺います。これも最後は雇用の創出という問題に絡んできます。子育て支援に関係してくる問題でありますから、このこともちゃんと最初に言っておきたいと思います。このことについて以前の議会で質問したことがあるんですね。その質問した当時よりもさらに多くの自治体で再生可能エネルギーへの取り組みを始めているということはご存知の通りであります。以前の議会答弁では施設費や運営費が多額に掛かると。そこのところは技術革新で低減されれば考えることもやぶさかではないというふうにして答弁されました。またその後の給食センターの建設に際してある議員から太陽光パネルを、設置してはどうかという提案をされましたが、それに対しても設置費用と電気料費用の収入の詳細な資料を示しましたね、あの時。40年も掛かるんだから、とてもじゃないけどそれはちょっと無理だという旨の説明を行いました。私ね、自治体の発想として本当にそれで良いのかという疑問を当時から感じていたわけなんですよね。今まで私何回か自然エネルギーの活用についての講演に参加させて頂きました。その中で実はね、オーストリアのギュッシング、ギュッシングというのかな。その町の話をとても新鮮な話として聞きました。岡山の次はオーストリアかというふうに言うかもしれませんけれども、問題はね、自治体としてどうあるべきか、その発想がガラッと違うんですね。大変教訓的だと思いますんで、やっぱりその話をさせて頂きたいと思うんですね。ギュッシングは20年ほど前にエネルギーの地産地消と言ってるんですけども、方向に踏み出す。その前まではオーストリアの中でも最低の貧しい自治体でした。町民の7割というのが160キロ離れたウィーンで仕事をして出稼ぎしているわけですよね。週末に帰宅する。そんな自治体ですから商工業企業というのはゼロ、農業酪農というのはもう崩壊寸前、広大な原生林というのは林業として成立しないと、そういう状況だったわけですね。それが今では世界有数の裕福な自治体となった。20数年前から始めたわけなんですけれども、その町長は石油や電気等のエネルギー、これに着目したんですね。暖房費や電気料の負担の大きさを調べると町全体で町民が払う電気料、それから暖房費ですね、どんだけ払ってるんだろうと言ったら1年間で8億円も掛かってる。せっかく出稼ぎに行って稼いできて、そしてまた8億円も町外に出てしまう。電気とか灯油やガソリンといったもの、結局その最終的にはせっかく働いても石油の大手企業とか外国の産油国なんかに流れてしまう、町外に流れてしまうという発想ですね。これは日本でも同じだと思うんですよ。雄武町で暖房にどんだけ掛かってるんだろう。灯油屋さんはありますけれども、でも実際に灯油屋さんに残るお金は少ないでしょ。全部大手企業に行っちゃうじゃないかという考えです。石油じゃなくて電気は全部北電に流れちゃう。町外に全部流出するじゃないかという、こういう発想だったんですよね。それを年間でいくらになるかということを計算したら、そういうことになると。こういう悪循環をいつまで続けていってももう良くはならない、この悪循環を打破しようと考えて、その太陽光とか森林とか糞尿等によるバイオマスの活用で地産地消、これを考えたわけですね。そうすればその分、どっと出してた町全体のお金が、富が町の中に残るじゃないかという発想です。この発想が非常に自治体的でね、自然に感じたんだと思うんですね。もちろんじゃあ最初に何からやるかと、それはやっぱり私何年か前に言いましたけれども、雄武町に今あるものは何か、木じゃないかというんで木質バイオマスからやっぱり始めたそうです。木質バイオマスを使って地域暖房で暖房網をずっとめぐらしました。結果、家庭では85%で、費用では100%がそういう地域暖房に接続されるようになったそうですね。つまり市内の98%が今では再生可能エネルギーによって供給される、その分は町に入ってくるという、そういうことです。町に入ってきたお金は福祉や色んなとこに使われるようですという発想ですね。こういう町民のお金をエネルギー代として町外に流出させない、そして雇用を生み出していく、こういう発想を本当に雄武町もちょっと当てはめてみると、木質バイオマスの導入を考えた時に色んな可能性がやっぱり出て来ると思うんです。これは公共施設や、最初は公共施設や学校も含めてなんですけれども、その暖房料が町外に流出している金額、これを一回調べてほしいんですね。そういうことを検討して、そういうとこから始めるということが大事でないかなと。この町の富を町外に出させない、そういう発想から始まったわけですけれども、町長聞いてますか。それについての考え方を伺いたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

福原議員言われました電気燃料等がどれだけ町外に流れているかと、ちょっとそれ調べるかどうかはちょっと部内で協議したいというふうに思います。

質問 4番 福原峯雄

電気料として払ってるお金とか、それから灯油、つまり暖房料として払ってるお金、これは殆どが町外に流出するんでしょ。これは分かってますよね。それを抑えようじゃないかという発想から始まったということです。私、町有林がこんなにあるじゃないか、間伐材もたくさん出るんだったら、それを町のそういった施設で使おうじゃないか、そういうふうなところから始めようじゃないかということを提案したことがあります。この発想はつまりこれに通じるものですよね。ただ単にパネル作るのにこんだけ掛かって、それを返済するのに電気料として返済するのに40年も掛かるから、それは無駄だっていう発想とはちょっと違うんだ。ここのところを理解してほしいですね。分かりますか。ですから雄武町として全体に電気料がどんだけ電気料として払ってるんだろう、暖房料としてどんだけ払ってるだろう。殆どは町外に出るわけですから。そうですか、そしたら調査するということでよろしいですね。協議、その協議するというのはあれですか、町有林の間伐材の利用も含めてということになりますか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

電気料とか燃料が町外に流れてるということの調査について部内で調査するかしないかを協議したいと、そういうふうに私はお答えをしています。

質問 4番 福原峯雄

実は隣の興部町もバイオマスタウン構想というのを打ち出したというふうに、去年プラントが稼働したというニュース流れましたよね。東日本大震災ではですね、政府はもういくら原発を継続しようとしても、一時継続してもやっぱり益々追いつめられる大勢というのはですね、今まで大手電機会社によって電気の事業というのは独占されてきたわけなんですけれども、やっぱり大勢は再生可能エネルギーによって地域を再生していく、そうしようじゃないかという、そういうふうに流れていくということは間違いないと思うんですよね。雄武町においてもですね、どこまで可能か検討ぐらいは行って頂きたい。検討もしなきゃ何も進まないですね。検討ぐらい行って頂きたいと思うんですけれども、そういった点での検討について町長どう思いますか。

質問 4番 福原峯雄

雄武町にどんだけそういった再生エネルギーの可能性があるって。こうすればどれだけの何て言うんですか、経済効果があって、雇用も生まれるんだと、そういうことです。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

再生可能エネルギーの活用については地球温暖化の防止や廃棄物の再利用による循環型社会の形成、更には新たな雇用の創出による産業や地域の活性化に寄与するものと認識をしております。現在、基幹産業である農業関係の家畜排せつ物については農業者におきまして全て草地やレントコーン畑に還元されておりまして、また水産業関係の水産系廃棄物については水産施設利用協同組合や町内民間業者におきましては飼料や肥料として再利用され、現在のところ廃棄物の処理に対する要望は無いところでありますけれども、現在、農業協業法人化を検討しているところにおきましては家畜排せつ物等の原料としたバイオガス発電を含めた中での施設整備を検討している状況にあります。また太陽光発電につきましては今後、農業者や漁業者において普及していくものと考えておりますが、少水力発電及び木質バイオ発電については施設の整備費や維持管理費に多額の経費が見込まれ、現状では非常に難しいと考えております。福原議員さん、よく他の町村の例を出すんですけども、先ほど言われたメタンガスの家畜排せつ物の関係で興部の方が取り組んでるということなんですけれども、それぞれの取り組みついてはそれぞれの事情があるんですよね。興部については国道にそういう家畜排せつ物の関係が散在してるんで、においが非常に強いということで町民からもそういう要望が、声が上がって、そしてそういうメタンガスの排せつについての対応をしたんですよね。ですからそういうそれぞれの、それぞれの町村が持っている事情も頭に入れて頂きたいと思います。まず木質バイオについては管内では6市町で木質ペレットの生産や公共施設の活用が図られておりまして、紋別では民間会社において平成28年12月からの稼働を目指して木質バイオマス火力発電所の建設が進められております。この木質バイオマス発電については如何に工場残材や林地残材等の副産物を確保するかが重要となりますので、本町には木材工場がないこと、それから主伐や切り捨て間伐材等の林地残材を集荷するためには多大な費用を要することや近隣で大規模な木質バイオマス火力発電所の建設が進められていることから安定的にバイオマス資源を調達することは困難な状況にあります。また公共施設への木質バイオマスボイラーの導入は化石燃料ボイラーと比較すると設備費用が高額であると収納するスペースの確保や燃料倉庫を新設しなければならず、初期投資に高額な費用を要しますので、林業の活性化や新たな雇用の創出による地域の活性化も期待されるところでありますが、本町での木質バイオマスの導入は解決しなければならない課題が山積しておりまして、非常に難しいと考えておりますが、詳細に渡ってこれを研究する必要があると思っております。その他まだ色々あるんですけども、時間の関係で私は申し上げませんけれども、こういった木質バイオの関係の、いわゆるボイラーとか関係では町内に燃料業者がいるんですよね。石油会社とかプロパンガス会社、そういう方々とのいわゆる調整とか協議もしなければならないようなことになりますんで、これも慎重に対処しなければならないというふうに思っております。

質問 4番 福原峯雄

否定的な観点からの意見ばっかり言ってるんで本当に納得いかないんだけれども、例えばチップから始めるって前に言ったことありますよね。そんなに設備いらないんです。それから国からの補助なんかもどうなっているかということも調査しなければなりません。そんなにね、お金を掛けてどうこうということは、最初はそんなに掛からないんですよ。1回本当にね、腰入れてね、やる気になって1回ちょっと調査して。専門家も交えて。そういうとこからやらないと、1歩踏み出さないという姿勢はもう何もやらないということと同じなんだよね。雇用とも本当に繋がっている。それで成功してるとこもたくさんある。そういう可能性があるんです。町で20何%、町有林ね、あるけども。あれほっとくつもりですか。ただ単に魚つきの森と言って過ごすつもりですか。そうじゃないでしょう。何かやっぱり1歩進めるということやっていかないと、物は進んでいかないんだ。そのこと言って次の質問に移りたいんですけども議長。

質問 4番 福原峯雄

これは昼になりましたけども、始めたのは。時間区切って1時から何分間というわけにはいかんですか、どうですか。

出典:雄武町議会 平成28年3月議会 2016年3月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる