みんなの議会

雄武町議会 平成25年3月議会 2013年3月12日

人口減少社会の「まちづくり」について

2013年3月12日、雄武町議会の一般質問で、石山泰一議員が「人口減少社会の「まちづくり」について」質問し、町長 中川原秀樹、財務企画課長 佐々木幸博が答弁しました。

質問者
石山泰一 議員
答弁者
町長 中川原秀樹、財務企画課長 佐々木幸博

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は会議録の目次の表記です。

質問 8番 石山泰一

私は人口減少社会の町づくりということで1点目は人口減少がもたらす問題点ということで、そこに書いてある事項についてお聞きを致します。また2点目は人口減少社会の中で町の政策決定や財政運用に関することをお聞きしてまいりたいと思います。3点目は地域経済の活性化ということで、私の提言を交えながら町長のお考えをお聞き致したいと思います。それでは最初に人口減少がもたらす問題点ということについてお尋ね致します。雄武町が直面する課題の1つが人口減少問題です。昭和32年の1万666人、これが雄武町のピークなんですが、これ以降減少を続けて、このまま行きますと平成30年代半ばぐらい、早くて30年代早々に外国人を除く人口が3千人台に突入する可能性が出てまいりました。また加えて高齢化も進んでおります。雄武町の高齢化率は昨年の3月で31.1%、町民の平均年齢が49.6歳、これは全道でほぼ中位ぐらいの位置にありますけれども、実に3人に1人が高齢者の時代を迎えております。 また合計特殊出生率も平成23年の全国平均では1.39、北海道は下から2番目で1.26、非常に低い数値です。また第1子の出産年齢は30歳を超えまして、31歳という年齢になりました。このように人口減少は少子高齢化も要因の1つですけれども、雄武町に限ってみれば地域経済の低迷だとか、縮小等の衰退によることが大きな原因ではないかというふうに考えております。問題点として、ここに地域経済の縮小、それから町財政への影響、それからコミュニティー機能の低下、労働力不足にということが挙げられるんではないかというふうに思います。現在抱えている問題点として、このようなことに関して町長はどのように認識されているか、お伺い致します。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

人口の減少問題につきましては、歴代町長も頭を悩まして、これの解決は非常に難しい問題であることは昔も今も変わらない大きな行政課題であります。人口減少はただ今ご指摘されておりますように、地域経済活動の縮小等々、あらゆる分野に負の影響を与えますので、これを歯止めをかけなければなりませんけれども、歴史的に絶対的な有効施策を見出せてこれなかった状況を考えますと、消極的ではありますが、如何に減少率を低く抑えるかといった発想の転換を図りまして、総合計画等々の各種施策に取り組むことが現実的ではなかろうかというふうに思っております。

質問 8番 石山泰一

減らすのを少なくするしか方法ないということなんですけれども、具体的に色んな政策を、あまり歴代町長さんの話も出ましたが取ってこなかった部分が大きいのではないかと思います。地域経済の活動の縮小ということに関して言えば、町内事業所が倒産したり閉鎖になったり、あるいは事業規模を縮小したり等がかなり続きました。その中で解雇によって町外に転出する人達も増えたのも事実であります。しかしそうは言っても地域経済の伸展を図っていくことが大切でありまして、これについてはやっぱり地場産業の振興を図っていくのが第1ではないかと思いますけれども、あとでちょっとお話ししますけれども、新しい分野にまた戦略を練り直すということも必要ではないかと思います。それから財政の影響なんですけれども、人口減少が続くと当然地方交付税や町民税等の経常1般財源に影響が出てまいります。道路や上下水道、環境、あるいは公共施設といったようなものの維持管理も大変困難になってまいります。また福祉や教育の費用負担もなかなか厳しい状況になりますし、一定の、福祉や教育の一定の水準を保つことも場合によっては困難な状況に陥るということが考えられますけれども、こういうことに関してですね、行政サービスの点で水準を、一定の水準を図るということに対して町長はどのようにお考えになってるか、ちょっとお聞かせ頂きたいと思います。それから2点目はコミュニティー機能の低下なんですが、地域に子供がだんだん少なくなってまいりました。子供を中心としたような行事がなくなったりですね、地域の伝統や文化がだんだん薄れていく傾向になってきております。また高齢者が増えてまいりまして、支えられる側が増えて、支える側の手、支える人達の数がどんどん少なくなっていくと。ですから特に災害なんかあった場合には大変心配な部分があります。また近所付合いも少なくなってきて、各地で高齢者の孤独死の問題も出てまいりました。また空き家が、雄武でも空き家が増えておりまして、この空き家の対策、環境問題ですね。その他また治安の問題にも発展していくという懸念が出てまいりました。そこでこの件に関しては2つほどちょっとお聞かせ頂きたいと思いますけれども、ご承知のように自治会運営が非常に人口減というか、自治会の人数が減って関係で難しい町内もあるようです。たびたび花田さんからも質問ありますけれども、自治会の再編というものが、自治会主導ということは分かりますけれども、やっぱり行政もある程度手を差し伸べないとなかなかこれは先進まないということで自治会の再編をどのようにお考えになってるか。それから役場の若手職員なんですけれども、最近は町外から来る若手が大変多くて、町民とのなじみ感が少し少ないと。町内出身でないですから当然だと思いますけれども、それとその人達のこともありますけれども、今言った自治会活動、高齢者が増えた自治会の中であって、この2つを役場と町内会をつなぎ合わせる役目としてですね、私は一定期間、1年なり2年ぐらいで良いんだと思いますけれども、この若手を町内に振り分けて張り付けしたらどうかと思うんですよ。若手は町内に対する顔見知りにもなりますし、自治に直面する問題も勉強になりますしね。そういうようなことをご検討なさっては如何かなと思います。それから最後の労働力なんですけれども、この18年間で生産年齢人口が千人減っています。15から64歳までですけれども。非常に生産年齢が減ったことで、その労働人口を補うために外国人労働者、中国人の人達がたくさん働きにきてますけれども、最大の原因はやっぱり若い人達の町外流出だと思うんですね。出て行ったけど、地元に職場がないですから学校卒業しても戻ってこれない。戻ってきたくても、戻ってこれない状況にあるのが現状ではないかと思います。そこでこれは田原町長の時にも1度提言申し上げたんですが、就労情報がどうも少ないように思います。私の会社にも若い人達が話に来る時にですね、情報が全くないと、どこ行って聞けばいいか分からないと。ハローワークに来ますとハローワーク情報というのは非常に限られた範囲の情報しか入ってこないんですよ。その会社がどのような仕事をやってるか、仕事の内容だとかですね、それから会社の規模だとか、色んな職種に関する情報が殆ど入らない、通り1辺の情報しか入らないということですから、町にそういうハローワークと同じことやるとちょっと違法性も出てくるということなんですけれども、就職相談窓口の様なもの設けたらどうかということで田原町長に話しました。検討するということで終わってしまいまして、多分その後やってないんでしょうけれども、町にIターンUターンの若者たちが結構帰ってはきてるんですよね。帰ってきて話を聞くとまただめで出て、都会なりに戻ってしまうということで、IターンUターンを希望している若者たちの窓口のためにもやっぱり町がその先頭を切ると。商工会でやってるところもあるようですけれども、そういうことを商工会なり町なりですね、提携しても結構ですけど、お考えなれないかどうか。それでつい何日か前の新聞にですね、滝上の話が出てました。40歳未満の正社員を新規雇用した事業所に雇用1人につき月額最大7万円を助成するという緊急雇用奨励対策事業を始めるということで出てました。これを見ましたら滝上もやはり働く人が少ない上に、若い人達が少ない上に定着しにくいという状況になるのかなというふうに読んでましたけれども、一連の関係、今申し上げました労働力の問題と、それからコミュニティーの問題ともう1つ財政の問題、3点お答え頂きたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

初めに自治会の再編の関係ですけれども、従前から再三申し上げてる通り基本的には自治会の再編については自治会同士が話し合って決めて行くというのが基本であるということでありますので、今もその考え方は変わっておりません。現在のある自治会については成立ちの歴史的なものがありますのでね、その辺が隣同士等々の自治会については充分承知していると思いますので、まずその辺が解決されないと行政が上から言ってもなかなか解決できない問題が発生してるのかなというふうに思っておりますので、基本的には自治会同士の話し合いでやっていきたいというふうに思いますけれども、12月議会でしたかな、花田議員さんの質問にお答えしました関係では住居表示の事業の関係で、これを第6期総合計画になるのか、まだ具体的には決めておりませんけれども、この住居表示事業についてはほっておくわけにはいかない状況がありますんで、この住居表示の事業に合わせて自治会の再編というものをやっていかなければならないというふうに思っております。その時には当然町が主導的な立場で再編ということになろうかと思います。それから若手職員の関係ですけども、最近の若い職員につきましてはなかなか内気と言いますか、考え方がストレートに外に出てこないというような傾向があります。私も4月1日の人事、年度初めの訓示の際にですね。若手職員については町内の町民の皆さんに顔を覚えてもらうのが、まず第1であるんでサークル活動、あるいは夜の飲食店街については出来るだけ顔を出すようにと、サークル活動には積極的に参加して飲食店街にも友達と一緒に行くようにというふうな指導をしておりますが、なかなかそれが実現されていない状況であります。若者の傾向と言うんですか。私達の若い時には盛んに夜の街に出ていって町民の方々とその機会に色んな話をした経緯があるんですけれども、今は外に出ないで友達同士の家で飲むというようなことが多いそうであります。その辺につきましても機会がある度にですね、飲みに行くだけでなくて、さっき言いました通り色んな町内にサークル活動がありますんで、それに積極的に参加して町民と共に交わるようにというふうに指導していきたいというふうに思います。労働力の減少の対策の関係でありますけれども、例えば漁業の関係で私ホタテの八尺下ろしとか、それから龍神講の関係、あるいはそういう等との関係ですからお招きを頂いた場合にですね、その挨拶で特にお話ししてることは非常に漁業については若者の町外への流出の歯止めの一助になっているという産業でありますので、これからもその辺もよろしくお願いしたいというふうに話しております。これが町内全ての産業に行き渡るようにしなければならないと思っておりますけども、なかなかそういうわけにはいかない。その対策として、1つの対策としてご提案ありました、いわゆる就労情報の提供の場について早々に部内協議致しまして窓口の設置についても実現したいというふうに思っておりますのでご理解を頂きたいと思います。

質問 8番 石山泰一

ちょっと時間がないので答弁はいりませんけど申し上げておきますからちょっと検討してみて下さい。サービス水準については町長答弁なかったんですけどね、現行のサービスずっとは続けられないんですよ、やっぱり。ですからサービスに所得制限を加えるだとか、あるいは年齢制限を加えるだとか、回数を制限するだとか、無料のものを有料にするだとかですね、そういう方向転換を徐々に図っていかないとどうしても住民サービス要求が多くなりますからね。これは今後の課題として頂きたいと思います。それからコミュニティーの関係なんですけれども、自治会の再編については分かりました。すぐっていうのは確かに難しさも分かりますので、ただそういう方向で町長も検討、住居表示の時に向けてということですから、それはそれで了解致します。役場の若手職員なんですけれども、これはやっぱり業務命令として振り分けしなければ駄目なんですよ、町長。こんなの行けるなら行ってこいじゃね、これは絶対出てきませんよ。ですから、例えば石山、お前は本町だ、本町を担当せと。本町からの色んな要請があったら行きなさいということで業務命令を発令してですね、地域の要請に応えていく。地域の抱えてる情報は伝えていく、地域の要望は聞いてきたらそれをまとめてまた町長に具申するだとかですね、具申と言うことはないですか、町長に課長なり町長に話をするということになるでしょう。そういうシステムを作ってほしいということです。それからIターン、Uターンは漁組等の問題もありましたが、私の知っている範囲でも30代、40代でも5、6人ぐらいいますよ、働いていないの。職場がないんですよ。だいたいやってたのIT関連で東京にいたとか札幌にいて帰ってきてるのがいますね。それから多少人付き合いが悪くてですね、出てないのもいますけれども、親がいるから食べていけれるという状況なんですよ。そういう若い人達がもし働く職場が与えられたら働く可能性が非常に高いんですね。やっぱり相談窓口、ぜひ検討してみて下さい。あまりちょっと時間がないので、次にいきたいと思いますけれども、2番目のですね、政策決定と財政運用ということでお聞きを致します。本町の財政なんですが平成24年度の一般会計見込みで町税と地方税合わせますと歳入総額に占める割合が66%で年々交付税依存率が高くなってまいりました。数年前までは40%代だった交付税が今55、6%ですか、ぐらいまでなってしまいましたですね。しかしながら5ヵ年の計画を見ると一般会計の財政規模はやっぱりどうしても縮小して小さくなっていくと。そういう中で特別会計や企業会計の繰り出し金が増加の傾向にあります。また合わせて消防や環境衛生に対する負担金もありますし、特に今年度予算では第3セクターであります観光開発ホテルの整備に伴う負担金支出が非常に大きいものがありまして、こういう繰り出し金も財政負担の大きな要因になっているようであります。そこで経常一般財源の確保と繰り出し金の今後の見通しですね、町長はどのように見ていらっしゃるかお尋ねを致します。

答弁 財務企画課長 佐々木幸博(財務企画課長は2020年3月まで)

総合計画5ヵ年の中での繰り出し金の推移につきましては、現状の本年度については8億ちょっとですけれども、それでだいたい5ヵ年は推移をしていく予定というか計画であります。また経常一般財源の確保につきましてはそれぞれ町税の徴収率の向上、あるいは交付税につきましても、これは国の地財計画に左右される訳ですけれども、これらも適正にですね、情報収集をした上で推移を見守っていきたい。金額的には大きく、今の現状では大きく変えることはないとは思いますけれども、これも国の情勢等に大きく左右されますので、早め早めの情報収集をしながらですね、進めていきたいというふうに考えています。

質問 8番 石山泰一

入ってくる財源は小さくなっていく、繰り出し金はここずっと6億代、7億代、8億代になってきました。ずっと増えてきてますね。この繰り出し金というのは非常に難しい特別会計に対する国の施策の中での公金補助金等がどんどん減ってきてますのでね、会計自体、独立会計の原則ではなかなかいかないと。どうしても一般会計からの繰り入れが必要になってくるという状況になってきました。私は心配するのは政策予算がどれほど確保できるかということなんですよ。入るのが減って繰り出し金等の支出が増えて行くと。どちらかといえば経常経費的な部分の色合いが非常に強いというものが増えていってですね、政策予算が減ってくる。なかなか町づくりが難しくなってきてるのかなという思いがしますけれども、政策予算の見通しについては町長どのようにお考えでしょうか。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

ご指摘のとおり非常に皆さんの目的には厳しい状況になってきてると思いますけれども、まだまだ今の段階ではまだちょっと余裕あるのかなというふうに思っております。しかし、ご指摘の通り8億の繰り出し金については何らかの対策を取らなければ将来に禍根を残すということでありますので、非常に苦しい答弁になりますけれども、特別会計の内容を更に精査致しまして、極力繰り出し金は抑えるようにしたいというふうに思いますので、ご理解を頂きたいと思います。

質問 8番 石山泰一

苦しさは分かりますよね。まだ雄武町、少し財政がまあまあ良い方ですからね、当分は何とかなるんでしょうけれどもね。23年の町民1人当りの経常一般財源を調べてみましたら、1人当り76万3千円ぐらいです。このうち経常経費に充当する一般財源が55万9千円で差し引き20十万ぐらい町民1人当りの余裕があるといいますか、余所の町だと5万とか6万というとこが結構あるんですね。財政、そういう面から見ても財政状況は良いのではないかと思いますけれども、最初に申し上げました人口減少はどんどん続いていくと。決して人口増にはなりえないと。そこで地方交付税について1点お尋ねしておきたいと思います。17年の国調と22年の国調の人口ではですね、568人、10.3%人口が減少しております。この基準財政需要額を算定する際、あるいは国税額を決定する際にですね、この人口減はどの程度の影響があるというふうに見ていらっしゃるのか、お知らせ頂きたいと思います。22年の国調のベースにして以前に議会で聞いた時に人口割り相当分は1億6千79万6千円と。1億6千万ぐらいという答弁が課長からあったんですが、そのことも踏まえてどの程度影響が出てきているのかお知らせ頂きたいと思います。

答弁 財務企画課長 佐々木幸博(財務企画課長は2020年3月まで)

交付税の人口の影響でありますけれども今あります通り人口の減少が少なからずある、大きく影響はあるんですけれども、今議員言われたような1人当りの具体的な影響額の数字というのは単純にはちょっと出せないというふうに思っております。ちなみに平成12年度と17年度の国調の部分での普通交付税の部分でありますけれども、12年度と17年、これは交付税に反映される部分につきましては13年度と18年度の部分でありますけれども、それを比較しますと人口では12.9%減っておりますけれども、交付税自体は4.7%の減ということで単純にですね、相関関係を比較できる部分ではないというふうに考えております。

質問 8番 石山泰一

そうなんですよね。ここずっと数年見てますとね、人口は減ってるんですけど、普通交付税は増えてるんですよ。ちょっと不思議な関係なんですけれども、小泉内閣の時に新型交付税ということで、人口割り、土地割り、面積割りの話が出て、当分の間は1割程度ということで推移してきたようですけれども、人口減ってるのに普通交付税が減らないんだからあまり心配することはないのかと思うような気になりますけれども、基準需要額算定するに当たってはそう影響がないと、現段階ではですね。ということになろうかと思いますけれども、それはそれで了解致しました。将来の算定基準がどうのこうのということになればまた別なんでしょうけれども。それから2点目なんですけれども行政改革による義務的経費の削減は可能かということでそこで書いてますけれども、通常義務的経費の節減は、削減ていいますか、非常に難しいと言われています。しかし、財政がひっ迫してくるとどの分野にも聖域はないということで、切り込まざるを得ないような状況になるかと思いますけれども、行革進める中でですね、削減が可能かどうかお伺い致します。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

行革につきましては現行の第5次行革大綱におきまして、それぞれ推進項目に定められていまして、推進しているところであります。人件費につきましては、適正な定員管理の推進、給与水準及び給与制度の適正化、それから勧奨退職制度の効果的な活用等が挙げられておりまして、また義務的経費の公債費に関するものにつきましては、町債発行の抑制と軽減があります。また義務的経費の中に含まれます扶助費につきましては予算編成枠配分の方式の推進、これらによりまして削減につきましては一定程度の抑制になってるというふうに理解しております。

質問 8番 石山泰一

やって出来ないことはないというような答弁だと思いますけれども、義務的経費、通常人件費、公債費、扶助費というふうに分けられてますけれどもね。まず私は切り込む余地大いにありと思ってるんですよ。まず人件費についてお尋ねしますけれども、雄武町の去年、4月、一昨年ですか、23年4月1日ですね。段階でラスパイレス指数が99.8、この99.8というのは全道で179市町村がありますけれども、上から9番目になるんですね。ということは給料が非常に高いということなんですよ。1番低いのはどこかというと留萌です。留萌市、75.1です、ラスパイレス指数は。ここまではという、留萌やあるいはその1個上の夕張辺りはですね、それなりに特殊事情多分あるとは思うんですよ。あるとは思うけども、全般的に見て非常に高いと。ちなみに全道一給料の高いとこはどこかって言ったら置戸なんですよ。置戸が101.1です。国家公務員100として超えてるわけですね、国家公務員を。非常に高い状況にありますけれども、ちょっと時間がないので人件費の関係はあと一般質問で、一般質問じゃない、予算委員会の中で聞くことにしますけれども。そういう状況があると、人件費はもう少し切り込めるんじゃないかと。それから公債費でありますけれども、公債費もですね、今いったい金利がいくらのもの借りてるのか、ちょっと分からないんですけれども、もし利率が分かれば後でお知らせ頂きたいんですが、公債費の要は借り換えができないかということです。かつてですね、私が議会出た当時、水道の2拡工事があって借入やった時なんですけれども、金利がだいたい5%ぐらい、市中、民間金融の市中金利が10%の時代ですから5%も不思議ではなかったんでしょうが、大規模かどっかは確か6%か7%の金利があったように記憶してますけれどもね。その時も当時の担当は武田君でしたが、借り換えしたらどうかということで進めましたが、一定のとこいくと行政の壁があって国はなかなか高金利の問題うんと言ってくれないんだと。もちろん国は儲かりますからね。ですから非常に厳しさがあったが、それでも借り換えをいくつか行ったようでありました。そこでそういう高い金利、当時水道は1億返済するのに4千万元金、6千万利息の時代でした。そういうのがもう何年も続きましたですね。それから何年ですかね、5、6年、もっと7、8年ぐらい経ってやっと5千万、5千万ぐらいになったんです。非常に金利負担が大きいと。ですから職員の皆さんも起債段階ではですね、やっぱり利率に十分注意して制度設計しっかり考えてほしいと思いますけれども、この2点、町長いかがですか。

答弁 財務企画課長 佐々木幸博(財務企画課長は2020年3月まで)

金利の関係についてご説明致します。現行の今の起債の利率ですけれども、1%から約1.5%ぐらいで推移をしてございます。借り換えの関係でありますけれども、過去に金利の高い時期、5%から8%ぐらいの時期もあったかと思いますけれども、特に公営企業債の部分は高い利率で推移しておりました。ただそれから平成10とありますけども、国の方の制度もありまして、その高い5%以上の金利につきましては順次借り換えをしなさいということで、本町においてもその7%、8%代の金利の部分については全て借り換えを終えております。現状での今償還している起債の中でも5%以上のものはないというふうに認識をしておりますので、ご理解を頂きたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

ラスパイレス指数の関係ですけども、雄武町のラスパイレスが高い原因は中学校卒も大卒も同じ給料だということが高い原因になってます。従いまして国家公務員とうちの給料を比較した場合に、大卒、国と町の大卒の給料については大卒は国より低いです。短大卒と国の給料を比較すると短大卒の方が低い、高卒と国の高卒を比較すると町の高卒の方が高い、かなり高い。中卒と中卒の給料を、町と国を比較すると町の方が高い。ですから中卒と高卒の給料で全体を上げているという状況であります。従いまして平成18年度におきまして国において給与制度改正がありました。その時に今のような町の給与体系を改正致しまして、この影響は今すぐは出ませんけれども、これから徐々に徐々に影響が出てきて国よりかなり低くなるというふうになると思います。その改正の内容については例えば同じ年齢で高卒の人と大卒の者については1号俸、大卒の方が高いとか、そういうようにいわゆる国と同じようなシステムにしたということですので、この影響は近くに出てくるというふうに思いますので、ご理解を頂きたいと思います。

質問 8番 石山泰一

給料ですね、体系、給与体系が不備であれば直せばいいんですよ。過去にも18年だったかどうか、ちょっとはっきり覚えてないですけどもね、やって何年か経ったらまた元に戻ったんですね。給与体系、給与ベースが。それでその間は激変緩和策みたいのがあったのかどうかよく分からなかったんですけれども、何年か経ってみたら大した変わんないなと、平均給与がですね、一般会計の後ろに載ってるように全体としては人数は減るけれども、給与水準は変わってないなというのが私の印象だったんですよ。平均年齢は41歳、このラスパイレス指数の表見ますとね。ですから雄武町の平均給料の平均年齢はそんなに高くもないなと。30代後半から40代前半なら若い方だと思うんですね。ですからやっぱり全体をもう少し下げると、事実高いんですから。高卒、中卒の問題はあったにしても、あったにしても先ほど申し上げた留萌や夕張並みにせとは言いませんけども、もう少しやっぱり行革を進めて検討して頂きたいと。公債費の件ですけれども、これも低利なものの借り換えは機会あるごとにですね、財政当局はぜひ検討していって頂きたいと。5%を超えるようなものもなくなったということですから、それはそれで結構ですけれども、通常3%、3.5%のものまだ結構あると思うんですよね。一時これで随分借りましたから。今の金利は1から1.5ということですから、金利負担軽減の為にも是非借り換えていくことをご検討頂きたいと思います。先行きます。次は過疎債、補助金等を使った事業メニューの関係なんですけれども、こういうメニュー選択して決定するにあたってですね、どのような方法、方策を部内で取られているのかお尋ねを致したいと思います。過疎債なんですけれども、25年の総合計画の過疎債の分を足しますとね、起債残高の全体で割り返すと28.9、私が出した数字ですから間違ってるかも知れませんが、29年度で37.4なんですよ。過疎債の比率が非常に少ないと。一時40%近くいった、30%代後半から40%を超えるぐらいの時代も結構あったんですけれども、最近はどうも過疎債を使う事業メニューが、ソフト事業が増えた割にはそんなに増えてないように思うんですが、この点がどうなのか。それから地域づくり総合整備総合交付金事業だとかですね、過疎地域等自立活性化推進交付金事業、これらは道内の町村も結構使ってはいるんですけど、雄武町はこの2つどっちも検討したのかどうか分かりませんけれども、使ってませんね。1つは10分の10、1千万というような非常に率の良い交付金事業にもなってるんですけれども、このような事業検討されたのかどうなのか、 この3点お答え頂きたいと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

私の方からまず政策決定に対しての起債の関係でありますが、各種計画策定やヒアリング時におきましては財源の確保について指示、協議を行っているところでありますが、今後も各課からの横断的な情報提供を密にして適正な財源確保を図ってまいりたいというふうに思っております。私の起債に関しての考え方、基本的な考え方については過疎債以外には起債は抱えたくないというふうに基本的には思っております。しかし、その時の財政状況、あるいは社会情勢等々を勘案すれば過疎債以外の起債を借りなければならない状況が出てくる時は別に致しまして基本的に過疎債以外の物は使いたくない。従いまして出来るものであれば一般財源で対応したいというふうに思っております。これは財政の硬直化を防ぐために絶対必要なものであるというふうに私は思っておりまので、管理職につきましても、この考え、私の考えを周知徹底しております。

答弁 財務企画課長 佐々木幸博(財務企画課長は2020年3月まで)

起債の比率でありますけれども、具体的にちょっと数字持ち合せておりませんが、比率的にはもうちょっと多いというように認識をしております。また他の起債の関係につきましては例えば下水道とかですね、簡水なんかは下水道債、簡水債ということで過疎債と5〇、5〇で折半して借入なさいというようなヒアリングのですね、そういう指導もありまして、全て過疎債で対応するということでないのも現状であります。ただ今後色んな事業を進めていく中で今町長も申し上げましたが、なるべく過疎債の充当を念頭においてですね、事業を執行していきたいというふうに考えております。それから有利な交付金の関係でございますけれども、一応過疎債関係の部分については企画の方に通知が来るわけですけれども、それぞれ町内周知等を行っておりますけれども、今年度につきましては該当する企業がなかったということで、今後それら有利な交付金、補助金等につきましては周知、あるいは各課横断的なですね、情報提供を行いまして適切に活用してまいりたいというふうに考えております。

質問 8番 石山泰一

交付金関係はですね、有利というか、事業計画きっちり立てて町が臨まないと国はどうもそう簡単にうんと言ってくれない事業なんでね。しかし事業が進むと2年続けてこの交付金事業の対象になったりする事業もあるんですよ。やってるとこも。ですから起債に頼るばっかりでなくてね、こういう交付金事業も是非考えていって頂きたいと思います。経済成長の見込める分野ということなんですが、簡単にちょっと話だけしときます。後期5ヵ年計画を全般に見てますとね、全分野、工事から福祉から教育から衛生、町民生活、全般に渡って非常にバランスはそれなりには取れてるんですけれども、限られた予算編成をする中でいつまでもこういう状況でいいのかと。やはり成長の見込める分野は今後どの分野なのか。あるいは縮小しなきゃなんない分野はどの分野なのか、ということの見極め、継続する分野も当然ありますけれども、補助金絡みなんかになると特に止めるとなったら関係団体とも色んな問題も出てきますけれども、場合によってはよくやってるサンセット方式を導入してですね、それなりに理解をしてもらって縮小を図るだとかということの方策を取らなければ、やっぱり成長分野にある程度集中していけないのではないかと思いますけれども、これもまた時間があれば予算委員会の中でちょっと詰めていきたいと思います。それからもう1つ行政コストの問題です。町民1人当りの行政コストがいくらになっているか、お知らせ頂きたいと思います。

答弁 財務企画課長 佐々木幸博(財務企画課長は2020年3月まで)

平成23年度決算ベースで普通会計でありますけれども、約90万というふうに試算をしたところであります。

質問 8番 石山泰一

普通会計で90万ということですね。道民1人当りは36万なんですよ。行政コスト。だいたいの町村はですね、規模によって多少違いはありますけど、1番効率いいと言われている5万、10万クラスの市辺りで28万から30万ぐらいです、だいたい。音更ですと31万1千円。連結、一部含めて連結でやったとしても音更で50万ぐらいなんですよ。それから見ると雄武は普通会計で90万、音更の3倍ですよね。住民1人当たり。なぜこんなに行政コストが高いのかご説明頂きたいと思います。

答弁 財務企画課長 佐々木幸博(財務企画課長は2020年3月まで)

今、全道的に高いということであります。確かに行政コストの部分につきましては、オホーツク管内でも公表されてる市町村が非常に少なくてですね、具体的な他の町村との比較はできないわけでありますけれども、本町の高い要因の1つとしましては人口が少ない割には行政面積が広いということで、これについてはやはり人口が少なく行政面積が広い自治体においてはコスト高になっている傾向があるという認識でおります。本町におきましては今90万の内ですね、1番経費が掛かってる分は減価償却費であります。当然、やっぱり資産形成、各部のですね、資産形成がやはり財政規模よりも多く試算を形成したという部分が要因であるかなというふうに思いますけれども、1番お金が掛かっている部分は減価償却の部分でございます。

質問 8番 石山泰一

確かに減価償却の部分ありますけれどもね、人件費でだいたい通常27、8から30%ぐらいなんですよ。それからあと物件費関係、これもそう大差ない。それから扶助費や補助費関係、ここに今言った、コストアップする部分が多少あるんではないかと思いますけれども、さっき言った減価償却費や物件費や維持補修費の分類に入ってくるということですね。国のコスト計算書の表で分類していけば。このひな型につっこんだ時にね、課長、だいたい4分類になってますけど、一般的にはね。どこの比率がどのくらいか、答弁頂けますか。

答弁 財務企画課長 佐々木幸博(財務企画課長は2020年3月まで)

今、行政コストの、今言われたように4分類に分かれております。1つは人に掛かるコスト、人件費であります。これにつきましては通常の人件費の他にですね、退職給料の引当金、この部分が入りますんで、本町においては人件費に掛かる部分では18.2%、それから物に掛かるコスト、これは物件費等、維持補修費、それから減価償却費、先ほど申し上げました減価償却費が本町の場合は高くてですね、この物に掛かるコストの分が40.3%。次に移転支出的なコスト、これは扶助費、補助費等でありますけれども、これが29.8%。その他のコスト、大きな物につきましては公債費の利息分等で11.7%というような割合になってございます。

質問 8番 石山泰一

余所と比較したら圧倒的に物件費含む減価償却費のとこが非常に高いですね、これを聞くとね。減価償却費終わるまでやむを得ないでしょうけども、しかし減価償却費とは言ってもね、現金伴わないんですからね。数字的には高いかもしれないけども。ですからもう少し何とかなんないのかなという気がしますけれども、人件費の面でいくとですね、さっき給与も高かったことも一因であると思いますけれども、職員1人当りの人口が雄武は数値を調べますと23年3月31日現在で52人なんですよ。町村規模からすると非常に少ないですよね。少ないということは裏を返せば職員の数が多いという事につながっていくんですよ。この時のベースの人数が4,826人というベースで計算して職員数は93という計算で52人になるんですけれども、人数も去ることながらですね、人件費全体を含めたもう1回見直しを私はやっては如何かと。職員も人数減れば仕事変わらない中で大変かと思いますけれども、他町村と比較してね、雄武がとりわけ少ないならまだしも、そんなに少ないとも思えないですから、是非ご検討頂ければと思います。これはこれで要請を町長にお願いしといて終わりたいと思います。とにかく行政コストが高いんですから、その行政コストが減価償却大きいとは言いながらもね、コストが3倍もあるようなコストではやっぱりこの先心配ですから、ちょっとご検討頂きたいと思います。それから最後の話しなんですが、地域経済の活性化ということで残りは時間もなくなったんで、簡単にいきますけれども、この最初のですね、外からの目、NPO法人以下ずっと書いてますけれども、これは参考例と思って説明する必要ありませんし、こういうものがあるということで、ご理解して少し端折って進みますけれども、町づくり進める上でよく4つの視点と言われてます。1つはよそ者の声に耳を傾けること。それからローカルな物をグローバル化すること、2つ目ですね。3つ目がメディアやICTを戦略的に活用すること。4つ目が地域に眠るオンリーワンを探すことと。この4つぐらいに着目すべきだということで、よく書かれてます。私は今回は最初のよそ者の件とオンリーワンの件で今回通告してありますけれども、町おこしはよくよそ者、若者とバカ者ということで、この件は田原町長にも1回質問したことがあります。ここに書いてあります。町おこし協力隊の地域おこし協力隊の件で町長も検討するとその時は答弁したんですが、そのままに終わってしまいました。これはそういう視点を持ってですね、是非、取り組んで頂きたいということで、お願いしときますけれども、もう1つはね、余所から人が入ってくると当然職員の皆さんも町の人達もその人達と接するわけですから、外から見る目で、私は職員に限って言えば職員の能力向上と言いますか、そういうものにつながっていくのではないかと思いますね。それからもう1つ、外を見るという目から見ると、町長、今やってないんですけれども職員の派遣事業、道の派遣ですね。一時管内で雄武しか行ってない時代がありました。管内、他の3市23ヵ町村は全部行ってたという時代がありまして、しかし雄武だけ行ってなかったと。当時、田原町長にもどうなんですかという話をしたことがありますけれども、人材育成という面ではやっぱり1つの有効な鍵かと思いますが、この件はこの1点に限って町長のご答弁頂ければと思います。

答弁 町長 中川原秀樹(町長は2019年9月まで)

人材育成につきましては、雄武町人材育成基本方針に基づきまして、現在実施しているところであります。ここでの職員研修につきましては、自主研修、職場研修、職場外研修に分けられますけれども、職場外研修に分けられます、市町村アカデミーでのテーマを絞った研修が政策策定に直接役立つかと思われる他、若手職員を対象としております、農林水の産業研修等も実態に触れることから有意義と判断してるところであります。この他に各部署では個別に関係する業務の研修会等がありまして、これには派遣をしているところであります。ご指摘の人材派遣につきましては、いわゆる人材交流ということだと思います。道と町との人材交流につきましては、私はこの人材交流については例えば人材育成の他に町と例えば道からの、道と町との人材交流の場合、道とのパイプが出来るから貴重なんだというような考え方が昔はあったようでありまして、これに重きをおいてたような感じが致します。これはあまりにもパイプ的な考え方は取らない方が良いのかなというふうに思っております。それから人材派遣、道に派遣しての人材育成につきましては非常に必要かなとも思う反面、私はそこまでしなくても職員については能力があるというふうに思っておりまして、現在のところは考えてはおりません。しかし、職員の能力の問題等々、その時の情勢を考えれば、これも必要になってくるかと思いますが、その時にはこれに対応したいと思いますけれども、現在のところは道と町との職員の交流については考えてはおりませんので、ご理解を頂きたいと思います。

質問 8番 石山泰一

時間になりましたんでこれでやめますけれども、目玉に近かった観光関係、質問できなかったので予算委員会の中で町長にお尋ねしてまいります。人材派遣ですね、人材育成ありますけれども、人的交流図ることによって、情報収集も大きいんですよ、やはり。道との協力の中でね。ですから、今考えてないということですけれども、考えて頂くようお願いして質問終わります。

出典:雄武町議会 平成25年3月議会 2013年3月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる