雄武町議会 平成19年12月議会 2007年12月10日
雄武町の障害者支援について
2007年12月10日、雄武町議会の一般質問で、橋詰啓史議員が「雄武町の障害者支援について」質問し、町長 田原賢一、保健福祉課長 葛西隆が答弁しました。
- 質問者
- 橋詰啓史 議員
- 答弁者
- 町長 田原賢一、保健福祉課長 葛西隆
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は会議録の目次の表記です。
質問 2番 橋詰啓史
2番、橋詰でございます。通告に従って1点だけ質問を致したいと思います。雄武町の障害者支援についてお聞きしたいと思います。まず現在の雄武町の現状でございますが、本年までの第四期雄武町総合計画の中で町長は、障害医者福祉について優しさあふれる健康福祉の町を目標に掲げ、障害を持つ方々が雄武町で安心した暮らしが出来るように、また各種の活動に参加が出来るように様々な施策を行ってきたと総括されています。町長にお伺いします。障害者福祉の分野について、これまでの十年間をどのように受け止めておられるか、改めて町長のほうからお伺いしたいと思います。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
今までの10年間の中で障害者に対する色んな制度の中で満足度がどうなのかということだというふうに思われますけど、限られた予算の中で本町も特に障害者の方々に対してそれなりの配意を持って努めて参ったという自負があります。花田議員のご質問にもありましたとおり、ただ制度だけを重視すればいいということでなくて、やはりそこに携わる人達がぬくもりとやさしさを持って携わることがですね、やはり弱者に対しての思いやりだというふうに思っておりますし、そのことが受ける側にしてみたら満足度のところに到達する、大きな要因だというふうに思います。ただ4期10年の中でこれが全て充足されたということにはならないわけでございますから、継続して5期の中でもその面の施策に努めて参りたいというふうに考えております。
質問 2番 橋詰啓史
町長の政治信条であります、人間愛に基づく姿勢ということはやっぱり根本にあるのかなと思っております。非常に10年間については確かに今お話いただいたように非常に厳しい財政状況の中で数々の施策は雄武町で出来る限りの施策はあったのではないかなと。近隣町村に比べても中々引けをとらない、他所やっていないことでも雄武町はやっておりますし、そういう意味ではなかなか私自身も評価して良いのではないかなと感じております。しかしその中でですね、この先日頂いた主要政策推進状況報告書というのがありましてですね、この中を見ますと実行したもの、それから未実施とかって、まあ分かりやすく各方面ありまして、これ見ますとですね、なかなか分析も立派にされているなと思っておりますので、ちょっと簡単に読んでみたいと思いますが。総合的な障害者施策の推進については、12年度に障害者被保護法に基づく障害者計画を策定し、18年度に第2期障害者計画、障害者被保護法に基づいて、また第2期障害者障害福祉計画策定、これは障害者自立支援法に基づいての策定中でありますとなっております。またあの、黒丸、未実施が多いんですが、広報啓発活動についてはポスターの掲示に留まり、効果的な啓発活動や福祉協力の推進についての取り組みについては不十分であったと、こういうふうに総括されていますし、保健医療福祉サービスの充実、この項目ではやはり障害児の町内での居場所作りについてのニーズが上がってるとか、それは満たされていない。また、高齢者介護サービスとの相互利用を廃止されたためショートステイは行っていないとか、総合的な相伴体制の確立が不十分であるっていう、2点ぐらいあるんですね。この中で特に気になったのが相伴体制の確立が不十分であったと。さっきちょっとどなたかの質問にもお答えになったところに絡みますけれども、施策についてはそこそこのことをされていると理解しています。しかしながら、例えば申請がなければそのまま通ってしまう、分からないで終わってしまうとかですね、もちろん皆さんがその対象になる方々が、詳しく分かっているかといえば少なくともそうではない。周知が足りないためにですね、そういう意味での分からないまま過ぎてしまうのはあるのではないかなと。元々色々な意味で社会的にハンディを持った方々がこの人達ですので、よりやはり暖かい目でですね、丁寧な対応が必要なのかなと思っております。その辺を考えてですね、実はその施策の中のひとつなんですが、ハイヤーの料金の助成についてお伺いしてみたいと思います。現在助成の対象が、先ほど花田さんも言われてましたが、障害者手帳1級2級、及び療育手帳の交付を受けて下肢障害者並びに体幹機能障害者、及び視覚障害者で、そういう方を対象にして、タクシー、タクシー券、ハイヤー券の43枚、先ほども言ってましたが支給されていると。基本料金をいただけると。ちょっと今手元にないものですから、昨年度の発行枚数って言いますか、この対象になった方々の人数と金額をちょっとまたお聞きしたいんですが。
答弁 保健福祉課長 葛西隆(保健福祉課長は2011年3月まで)
昨年度の重度心身障害者ハイヤーの料金の助成の実績ですけれども、交付決定数が28名、利用件数が754件で助成決定額が40万となっております。以上です。
質問 2番 橋詰啓史
28名の方、754件ということで40万と。思ったより少ないかなと思ってはおります。この中でですね、28名の方が本当に全員なのかなという気もしますが、恐らく申請ですから、申請されない方はもちろんこの数に含まれてませんので、致し方ないと思います。実はこの中でですね、車椅子、当然この1、2級の障害を持つ方は結構重い方ですので、車椅子の方が多分多いかなと思っております。車椅子でですね、ハイヤー乗ろうと思っても現在乗れない状況にあるようなんですね。それである方はその券を頂いてもお返ししてるっていうことがあるようです。せっかくですね、大変な財政事情の中から予算を組んで出していると、これは町長としても使って貰いたいと思って出しているとは思うんですが、その中でですね、ひとつ提案というかお話なんですが、ご本人が車椅子、1人の場合は乗れませんのでどなたか介護がついてもあれなんですから。高齢の場合、介護で乗るおばあちゃんもどちらかでも行けないという時にですね、家族が代わりに、その方の障害のある方の代わりに買い物とか、例えば薬を取りに行くとか、そういうその用に使えないのかなと。同居の家族に当然限るんですけどね。そういうことが出来ないのかどうか。でもしそれが思いがあるのであれば、写真のパスでも使えば間違いなく家族と分かりますのでね、仕事が出来るかなと思っているんです。僕はたまたま1件そういうことを聞いたもんですから、今日その方はお返しするんだということで残念がってはいるんです。もしできればそういうふうに家族が使えれば有難いんだけどねってい話はしてたもんですから、ちょっとその辺のことが出来るかどうかお伺いしたいと思います。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
これも実はもしかしたら情報不足なのかなという事を懸念いたしております。というのは、ある程度重度まで行かない、車椅子を活用とする方についてはですね、以前の固定式の車椅子は中々難しいんです。近年は全て折りたたみ式になっておりまして、ですからハイヤーを利用する場合には、障害者は運転手が介添えをして、そのまま乗せて、車椅子はトランクに積んで目的地まで行くという処置を取っております。それからもうひとつ、実はその買い物でございますけども、これはその今のハイヤーの制度の中ではお客さんの求めに応じてですね、 買い物をしてくると。これがヘルパー資格を有してないとこの営業は出来ないわけでございますけれども、ヘルパー資格を有した職員を雇用している場合にはですね、この買い物もタクシーに依存をして、そして料金を定めていただいてこの制度も活用できるということでございます。ただ、ご指摘のとおり、この件に関してはハイヤー会社のほうではPRしているようですけども、行政側としては恐らくPR不足があろうかというふうに思っておりますんで、そういう点でも情報提供をして行きたいというふうに考えております。
質問 2番 橋詰啓史
情報不足といえばそういうことで、私自身もその辺をまだ勉強不足っていうことがありますんで、改めて調べてその方にもそういう話をしてみようと思っております。漏れのないようにとなれば周知の方法は色々難しいんですが、せっかくの制度、やっぱり広く使ってもらうためには、これに限らず、行政サイドにすれば色々あるのかなと思っております。するともうひとつですね、その情報の件に絡めて、雄武町には障害者の関係する団体が何件かあると思うんですが、その中でその辺の団体の数と名称も詳しく分からないんですが、それとそういう団体との行政サイドとの絡まり方、どのような関係をしているのか。例えば助成金なり団体との例えば関わり方、ただあるというのをただ触れている、認識していて団体から担当課にどういうようなアクションがあるのか。それからその各団体で抱えている色んな悩みがあると思うんですが、その辺を把握しておられて、恐らく第5期総合計画に載せたと思うんですけどね、その辺の団体との関わり方を行政サイドとしてどうお考えなのか、ちょっとお聞かせください。
答弁 保健福祉課長 葛西隆(保健福祉課長は2011年3月まで)
只今ご質問のありました障害を持たれている方々の団体ですけれども、私ども事務局関係として関連で接しているのが「ともに歩む会」あと「雄武町身体障害者福祉協会」、あと「家族会」、障害の関係の。あと「はまなす会」という4団体の私ども事務局という形も含めまして関係させて頂いてます。あとこの関係の方々の構成人員ですけども、歩む会につきましては会員の方が9名、賛助会員が1名。身体障害者福祉協会につきましては44名、家族会が8名、はまなす会が11名だと思います。これらの団体の関係の交流の場としましては、本年度から実施いたしました4団体の交流会という形の中で、をこれはホテル日の出岬のほうで焼肉をやって昼食を取ったんですけども、そういう部分で今年度から初めて来まして、この関係につきましては25名の方々の参加を頂いております。あくまでも私どもはお手伝いという立場の中の形でございまして、計画等につきましては歩む会と身障福祉協会、そちらの方が中心になって計画を立てていただいた中で、私どもも関係をしていっております。あとこれらの部分の今後の部分なんですけれども、当然自主性は持って頂きますけれども、町のほうとしましてもこの関係団体の方々の意見等を十分聞きながら、事務局という立場もありますけれども、その中で十分交流を図って進めていきたいというふうに考えております。
質問 2番 橋詰啓史
4団体ということで、普段私たちがあまり触れない四つもあるのだなと思って、改めて今後色々こう勉強しなきゃならんと思っております。早々何かの縁があってこの町に住んでですね、一緒に暮らす私たちというのは、健常者であっても障害者であっても、同じ町に住むということでやはり、出来るものが出来ない人を助けたり、それから行政がそういう端まで、隅々まで目を出来れば配ることで、住んでいる住民の人達がそれを見ることでまた、うちの町はいい町だなと、住んでよかったなというふうに誇れる町になるっていうような思いが強く最近しております。そういう意味でですね、たまたまこの障害を持つ方のことに今回触れたんですが、やはり産業産業とやっぱり中々あまり触れられないこういう人達のことも、本当に四団体、人数も結構ね、たくさんの方いらっしゃいますし、場合によっては怪我となればいつ自分が、本当にそういう大きな障害を持つ身にならんとも限らん、っていうふうに思ってまして、やはりこれは非常に史なことだなと最近考えております。第5期総合計画がまだ決定ではないんでしょうが、手元に届きましてですね、そこからパラパラと見せて貰ったら、そういう意味では非常にその丁寧に策定に委員会を作られて、策定されたと感じております。その中で障害について、やはりその色々障害者の福祉について考えてみますと、ぬくもりという言葉で今朝ほど町長も話されてましたが、ぬくもり雄武、この中で保健、医療、福祉の充実、町ぐるみでの見守り、子育て健康づくり、いつでも安心できる医療を目指す、恐らく福祉、障害者についても同じような思いでこの括りに入ると思うんですが、その中でやはりその支えあいにもなるんですが、官民共同という言葉が全体にこう生きてくるとは思います。その中でどうしても必要なのが、官もやりますし金も多少出して貰えますが、ボランティア活動という事でお手伝いをする人達も必要になってまいります。この4期の総括の中でも5期の目標ですね。現在20%ボランティアの参加率を28%に上げるというように、数値目標が出されてます。確かに各方面のボランティアひっくるめての話でしょうが、特に障害者支援に限って言えばどのような形で障害者の福祉に役立つようなボランティアを具体的にお考えになっているか、その辺をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 田原賢一(町長は2011年9月まで)
今ボランティアの分に限ってご質問をされたわけでございますけども、20%の状況から目標という数値でございますけども、これは数字で表しているだけで果たしてそれでいいのかということの議論はまあ別問題でございます。まあ目標数値ということでございます。具体的にじゃあどういうボランティア活動をさせるんだということでございますけれども、これは先ほど石山議員のご質問にもありましたけども、まず身をもってこのことを率先する必要があるだろうということでございますから、やはり行政の職員自らがこのボランティア活動に積極的に参加するような、そういう仕組みづくりをして、そのことが町民側に理解を示して町民参加が多くなる。また色んな点で学生や団体、そういう方々もそこに理解を示していく、そういう波状的効果をぜひ狙うためには、行政が率先してやるべきだというふうにも考えております。
質問 2番 橋詰啓史
町長が就任されてから12年経ちましてですね、その間にはやり今町長が話されたように、職員が自らまず率先してボランティア活動してもらう、そういうことで町の民間団体なり住民の人達のボランティアの意識を推進したいという話ですが、そういう雰囲気作りにはなってきたなと感じております。やはりこの数年間、やはり特に皆さんの動き方が違ってきたなと、行政に携わる人達の動きが変わってきたなと感じております。まあ障害者の方に限れば、なかなか目立たないところでやっておりますし、今回その五期の中でもそれほど大きなスペースは取らない、取っておりませんけれども、ぜひですね、情報をどんどん出して頂いて担当課のほうから色んな広報誌なり、それから他の方法でも良いですから、さっき聞きました4つの団体に様々な情報を団体を通じて出して貰う、事務局をされているそうですからね、出していただく。そこでまた必要があれば自治会通じても良いですし、様々な形でボランティアを求めている。中々我々も花植えとかもやってみましたが、やってみると中々気持ちのいいもので、年々やはり雑草の数も減っているのは、やはり花を植えた以上、汚い花、雑草が生えているのはやっぱり気になるんですね。ですから、何方かがもう自主的にやっている姿も目にします。恐らく自治会単位とか、その団体の依頼ではないだろうなと思っております。何年かかかってこうなりましたけれども、やはり最初はどうかなと思っていましたけど、やってみると自然にやはり雄武の人達というのは自ら動いていくもんだなあと、本当にいい人達がたくさんいるなと思っております。ぜひこの障害のある人たちについてもきっかけを求めていけば、恐らく多層の場は広がりやすいんではないかなと思っております。最後になりますが、この障害の人達含めて、認知症の方々も多いんですが、グループホームが紋別とかに今民間で何件か出来ております。官でもそれはあるんですが、雄武町の中でですね、将来このグループホーム、これ民間でも多いんですがね、町のほうでそういう建てようかという動きが、予定があるかどうか、そういうお考えがあるかどうかもちょっと最後にお聞きしたいんですが。
答弁 保健福祉課長 葛西隆(保健福祉課長は2011年3月まで)
只今の質問に対してですけれども、この件に関しましてはグループホームばかりじゃなく、各種、例えば自立だとか、そういう部分の施設を西紋管内で、その部分を事業計画とか持ってやっている部分もございますので、この関係につきましてはそういう方々の情報をつかみながら、西紋の中で話していくと共に、またそれを町の考え方として持っていきたいという風に考えております。
質問 2番 橋詰啓史
それでは西紋の広域という中で、検討の材料にもちろんなっていくんでしょうね。そう理解いたしました。まあ時間も押して参りましたし、中々我々住民の一部として雄武町に住んでいる以上、やはりいい町に住みたいと。寂れた町に住みたくないっていうのは誰しもが皆さん思っておりまして、幸い雄武町は自主自立だと、合併しないでやっていくんだということで進んでおります。その中では多少の我慢はするつもりで皆さんいるんでしょうが、ぜひこの町を守りながら行くためには産業振興と絡めて、こういう優しいハードとソフトったら変ですけども、そういう弱い人にも優しいその目を向ける。行政もそういうふうに両方目を向けて初めて、やはり高齢化社会、それから障害をもった人達含めてですね、いい町になるのかなと思っておりますので、ぜひそういうことをお願いして終わりたいと思います。以上です。