音更町議会 平成26年第3回定例会 2014年9月19日
希望が感じられる子ども施策へ
2014年9月19日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が「希望が感じられる子ども施策へ」について質問し、町長 寺山憲二、副町長 西川友則、福祉課長 葛谷克浩、子ども福祉課長 谷川俊仁、保健福祉部長 古田康弘が答弁しました。
- 質問者
- 守屋いつ子 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、副町長 西川友則、福祉課長 葛谷克浩、子ども福祉課長 谷川俊仁、保健福祉部長 古田康弘
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 守屋いつ子
通告に従いまして質問をさせていただきます。希望が感じられる子ども施策へということで質問をいたします。第5期音更町総合計画では、人口4万8千人を目標として諸政策の充実に取り組んでおります。しかし、人口減少の波は徐々にこの音更町にも及んできていると感じられているところです。今、子育て世帯を取り巻く状況は、不安定雇用の増大や増税、社会福祉の切り捨ての中で、子どもの医療費や保育料、教育費など子育てにかかわる経済的負担が家計を圧迫しています。厚労省21世紀出生児縦断調査結果によりますと、子どもを育てていて負担に思うことの第1位は「子育てで出費がかさむ」を上げており、調査を行うごとにその回答は多くなっております。子育てそのものが負担と感じることにつながらないように、子育てに夢と希望が持てるように支援策を充実させていくことが望まれます。子どもは未来をつなぐかけがえのない社会の財産です。前回、第2回定例会で子どもの権利条例の制定を求めました。制定はしないが、町全体として子育て支援の取り組みを進めることが、子どもにとっての最善の利益を実現することと捉えているとの答弁でした。貧困と格差の拡大、子どもの貧困が大きな問題の中、安心して子育てができる施策の充実が求められます。以下、2問について質問を行います。1問目、子ども医療費助成の拡大。子どもの健康を守り、子育て世帯の経済的負担を軽減するため、再三の要求をしてきました。平成23年からは、非課税世帯に属する小中学生の自己負担分の助成が拡大され、「いつ病気になるかどきどきしていたけど助かった」と喜ばれています。しかし、特に命にかかわることにおいては平等に医療費の助成を行うべきと考えます。そこで、1)、音更町の出生率と子育て世帯の平均乳幼児数、これはゼロから15歳の児です。2)、子ども医療費の助成状況の詳細と中学生までの拡大に要する費用の予測をお聞きいたします。3)、子ども医療費拡大と国のペナルティーの状況についてお伺いいたします。2問目、子ども・子育て支援新制度の条例は自治体責任を明確にということで、新制度の狙いは、国と自治体の保育実施責任を低下させ、保育の営利化、産業化に道を開くことにあります。一方で、児童福祉法第24条第1項で市町村の保育実施の義務が生かされ、保育水準や基準が自治体の裁量に任されたため、自治体の姿勢がストレートに子育て施策に反映されることになってまいります。9月議会で条例制定の運びとなっていますが、保護者ニーズに応え、安全に保育の実施ができる条件は明確にされているのかをお伺いいたします。1)、保育所、保育園、幼稚園、認可外保育所の定員と入所児数についてお伺いいたします。2)、資格要件としての保育士は基本的な基準として位置づけているかお伺いいたします。3)、乳幼児が日中の大半を過ごす保育環境の整備は明確にしているのかお伺いいたします。4)、学童保育の有資格者の指導員配置を明確にするとともに、対象児童の拡大は図られるのかお伺いいたします。5)、保育料等の保護者負担増は避けるべきでありますが、料金の形態はどうなっているのかお伺いいたします。以上、答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
希望が感じられる子ども施策についての御質問にお答えいたします。初めに、子ども医療費助成の拡大をとの御質問の1点目、音更町の出生率と子育て世帯の平均乳幼児数についてでありますが、本町における出生率につきましては、帯広保健所が合計特殊出生率を公表しております。平成23年までの数値では、平成21年が1.51人、22年が1.61人、23年が1.51人となっております。また、子育て世帯の子どもの数につきましては、現在申請を受け付けている子育て世帯臨時特例給付金の対象者で申し上げますと、3,513世帯、5,906人であり、世帯平均は1.68人となっております。2点目の、子ども医療費の助成状況の詳細と中学生まで助成を拡大した場合の費用についてでありますが、医療費について、平成25年度の実績額で申し上げますと、重度心身障がい者医療費の助成対象者は43人で、助成額は755万7,532円、ひとり親家庭等医療費の助成対象者は644人で、助成額は1,405万8,532円、乳幼児等医療費の助成対象者は2,719人で、助成額が1億73万6,031円となっており、これらを合計すると、対象者は3,406人で、助成額は1億2,235万2,095円となっており、請求事務手数料1,062万5,160円と合わせて医療費の合計は1億3,297万7,255円となっております。乳幼児等医療費の助成を中学生まで拡大した場合の費用につきましては、北海道が事業主体となって実施しております難治性特定疾患医療費給付事業や小児性慢性特定疾患医療費給付事業の対象者については助成から除外するものと想定されますが、人数が公表されておりませんので、これらの対象者を含んだ数値で推計いたしますと、対象者数は3,809人で、助成額については9,700万円、請求事務手数料が900万円、合わせて1億600万円程度になるものと推計しております。3点目の、子ども医療費助成の拡大による国からのペナルティーの状況についてでありますが、助成を拡大したことによる直接的なペナルティーはありませんが、端的な例で申し上げますと、医療給付費の国庫負担額を計算する際には、拡大分が対象外となりますので、国保会計において国の療養給付費負担金が減額となり、その分は一般会計から国保会計に財政支援することとなります。額については、平成24年度でおよそ300万円が減額となっております。なお、十勝管内で助成を拡大している町村の多くは、助成額に過疎債を充当しており、後年次に元利償還額の70%が普通交付税で措置され、多額の一般財源を必要としないことから、本町と比較すると助成を拡大しやすい環境にあるものと考えられます。昨年6月の第2回定例会でも中学生までの医療費助成を拡大するようにとの御質問をいただき、その際にも答弁をしておりますが、現状において、本町では多額の一般財源を必要とすることから、さらなる拡大は、新たな国の財政支援措置がなされない限り、実施することは難しいものと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、子ども・子育て支援新制度の条例は自治体責任を明確にとの御質問についてでありますが、1点目の、常設保育園等の定員と入所児童数につきましては、平成26年9月1日現在の数値で申し上げますと、常設保育園は9カ所で定員が970名、入所児童数は1,015名、へき地保育所は7カ所で定員が210名、入所児童数は70名、幼稚園は2カ所で定員が340名、入所児童数は286名、認可外保育施設は4カ所で定員が139名、入所児童数は85名となっております。なお、幼稚園につきましては、町外に164名の児童が入所しているところであります。2点目の、資格要件としての保育士は基本的な基準として位置づけているかとの御質問についてでありますが、子ども・子育て新制度においては、家庭的保育事業、小規模保育事業A型、B型、C型、居宅訪問型保育事業及び事業所内保育事業の四つの事業における設備及び運営の基準は、厚生労働省で示された基準に基づき市町村が条例で定めて、認可することとしております。本町では、ベビーシッター事件や音更町子ども・子育て会議の意見を踏まえ、少人数での保育を行う家庭的保育事業、小規模保育事業C型及び居宅訪問型保育事業について、厚生労働省令で示されている無資格者であってもこれらの保育事業に従事することが可能としている部分を有資格者としたところであります。しかしながら、小規模保育事業B型については、現行の認可外保育施設が北海道への届出基準の中で保育士を3分の1以上配置することを可能としておりますが、新制度では、現在の事業所が存続し、保護者が継続して施設を利用できるよう、国の省令に従い、保育士を2分の1以上配置する規定とした条例案を今定例会に提案したところであります。3点目の、乳幼児が日中の大半を過ごす保育環境の整備は明確にしているのかとの御質問についてでありますが、現在、国が示す児童福祉施設の設備及び運営に関する基準に基づき、常設保育園の保育室等の環境が整備され、北海道の認可を受けているところであります。今定例会で提案している条例案は、国が省令で示す基準の大部分を反映させており、保育環境の整備はもとより、保育内容についても国が定める保育所保育指針に沿った保育を提供しなければならないと規定しておりますので、保育の質は確保されるものと考えております。4点目の、学童保育の有資格者の指導員配置を明確にするとともに、対象児童の拡大は図られるかとの御質問についてでありますが、本町の学童保育所に従事している指導員32名のうち、7名が無資格者であることから、学童保育の継続性などを考慮して、無資格者であっても経験が2年以上ある場合は指導員とするよう条例案に規定して、今定例会に提案しております。また、共働き家庭の小学1年生から3年生までの児童を6年生までに対象児童を拡大した場合、現状の規模では受け入れできない施設もあり、さらに、さきの久野議員の質問にもありました放課後子ども総合プランが本年7月新たに国から示され、共働き家庭の児童だけではなく全児童を対象とする放課後対策を講じる必要が出てきており、今後、国から示される具体的な内容と関係機関との協議等も踏まえて対応してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、新制度における保育料の料金形態についてでありますが、新制度では、それぞれの施設の利用者負担額の設定は、国が示す額を限度に実施主体である市町村が定めることとなります。現段階の額は、国の子ども・子育て会議資料での利用者負担のイメージであり、今後、国の新年度予算編成を経て、本年度中に示されることとなっております。また、幼稚園や保育園に通う5歳児のうち、年収360万円未満の世帯の保育料無償化についても国の段階で検討されており、それらを踏まえて本町としての利用者負担を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 6番 守屋いつ子
まず最初に、子ども医療費助成の拡大ということで再質問をさせていただきます。この件につきましては、答弁にもありましたとおり、なかなか難しいという方向で答弁をされておりますけれども、まずは、このなぜ医療費の助成を拡大していくのか、そのことについて理由を述べますと、新たに私がここで言うまでもなく、この質問にも出しました、命は平等であるということ、そして、特に子どもの世帯においては、子どもの病気、小学校、中学校ぐらいになれば一定おなかが痛いだとか熱がありそうだとか、そういう意思表示はできるものの、それがどの時点で出されてくるかわからないということで、症状が出たときには速やかな受診ということが求められるというふうに思います。それとあと、医療費を助成することで非常にその世帯の、子育て世帯の経済的な安心、これが、言うまでもなく十分町としても捉えているというふうに考えるんですけれども、そもそも非常にこの医療費の無料化を図ることのメリットというのは多々あるというふうに考えます。そこで、町の財政を理由に今これができないということでありましたけれども、この子ども医療費助成ということでは、町としても少しずつ拡大して頑張ってきているというのはわかるんです。そういうことで、町として財政状況だけが問題で医療費助成の拡大に至らないのか、または違う理由があるのか、そこをお聞きしたいと思います。
答弁 副町長 西川友則(副町長は2014年9月まで)
中学生までの医療費、入院、通院、これ全てを無料化にという要望かと思います。財政状況が、財政が許さないから、それが全てなのかというような御質問でございます。先ほどお答えしたとおり、他町村は、その町によって過疎債という答弁をさせていただきました。過疎債、この財源があるから3割の自己負担で町民の子どもの医療費を守れるというようなことでございます。しからば、音更は過疎がなければ子どもの医療費をただにできないのかというようなことになろうかと思います。まさに財政の壁というものがございまして、先ほど1億600万という、毎年この経常経費を恒常的に支出するとすれば、その分の限られた財源の中でやるとすれば、ほかもまた減額をしなければならないというようなことになろうかと思います。ふえ続ける扶助費、これを、一方でそれを容認していくということになりますと、将来的な音更町の財政基盤にかかわってくるという部分もあります。したがいまして、慎重にこれは行わなければならないというふうに思っております。平成23年に寺山町長が公約の中で、小中学生の低所得者の非課税世帯、これに対しては今全面的に無料となっております。何でもかんでも一足飛びに全て無料にするとすれば、この町の人口規模からいったら、4千人近く子どもがいるということからすれば、段階的な形、あるいは国の補助制度、これを待って実施することが170億、180億を毎年コンスタントに施策を打てるということにつながろうかと思っております。したがいまして、現時点では極めて厳しいと言わざるを得ません。以上でございます。
再質問 6番 守屋いつ子
財政的な理由だよということです。それで、最初の質問の中で、音更町の出生率、子育て世帯の平均乳幼児数ということで答弁をいただきました。人口を維持していくためには大体出生率で2.07、08、これが必要だということになりますし、そういうことで、人口を維持するということ、ふやすとかいうことでもなくて維持をしていく、これは、いろんな文化や経済、これを後世にきちんと伝えていくという大きな子どもの役割というんでしょうか、そこがあるというふうに思うんです。そういうことを考えますと、今この時点でこれだけの財政支出があるからということだけが理由ではなくて、この音更町をどういうような町にしていくのか。子どもをどのように安心して育て、そして守っていく、そういう子どもを中心とした施策の充実を図っていく、そういうことというのはすごく大事なことだというふうに思うんです。そういう点では、この1問目の質問の中で、平均世帯の子どもの数、1.68というのはやっぱり寂しいなというふうに思うんです。当然お子さんのいない世帯なんかもあるわけですから。ここは特例給付金の対象者ですので、ここが、この数は確保されているということではありますけれども、全体的には非常に先が、先細りというのか、そういう傾向が見られる中で、やっぱりここで大事なのは、子どもに対する施策を思い切って広げていくということじゃないかと思うんです。この中で、出生率を上げていく、これは、この出生率を上げる、少子化対策。少子化対策というのは諸外国では余りなくて、労働に対する対策だとか、そういうことにつなが……そういう対策を立てているということなんですけれども、最も基本的なところ、最もベースになるところ、このところにやっぱり子どもを安心して産み育てられるという視点をきちんと持っていくことが必要だというふうにまず思うんですけれども、その考えについては多分否定されるものではないと思います。特にこの数字について、町としてはどのような対応策をとっていかなければならないかということを考えているかというふうに思うんです。そのあたりについてお考えをお示ししていただきたいというふうに思います。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
今答弁でもって音更町の合計特殊出生率を1.51ですか、というふうな平成23年度の数字で申し上げさせていただきましたけれども、人口が維持できる、人口置きかえ基準からいけば、2.1人生涯女性の方が子どもを産んでいただかなければ人口は維持できないということでございます。今のその現状の中で出産希望出生率というんですか、希望的には、今の若い御夫婦でもって希望されている人数は、2.4人ぐらいは子どもを欲しいというような希望があるというふうに聞いておりますし、そういった形で、子どもは欲しいんだというのが実態なんだろうというふうに思いますけれども、じゃ子どもを産む環境にあるかというと、今のその子どもが生まれないという原因は、まず最初に晩婚化、晩産化というんですか、子どもを産むのがおそくなっているというようなことでもって、それが一つの原因だろうというのが一つ。今男性でもって、30歳から34歳でもって独身者というのが大体6割ぐらいいるというのが今の現状でございますし、女性でも40%ぐらいがまだ独身というのが実態でございますので、晩婚化、晩産化というのはもう現実の問題としてあるわけでございますから、そういった部分がありますし、また、それだけの若い方々に給料が払われているのか、子どもをつくれるだけの給料があるのかというような問題もあるというふうに考えています。大きな原因はその二つなのかなというふうに思います。そこのところを町としてどうすればいいんだということになったときに、なかなか対応の打ちようがない。生まれてきた子どもをどう育てていくか、どう環境を整えていくかということについては町の施策として十分できる部分でございますけれども、晩婚化と給与の問題については自治体だとかだけの問題では決してないだろうというふうに思っています。この間も、創生会議の中でもいろんな提言がなされております。東京一極集中型を改めろとかいろんな提言がされております。そうした中で、諸外国も第3子からの子ども手当だとか、そういうのは第1子、第3子に向かって、子どもが多くなればなるほど子ども手当をふやしていくとか、そういった方策をまず打ち出していただかなければ自治体としてはいかんともしがたい部分はあるんだというふうに思っていますので、そういった施策をしっかりとしていくと。また、創生会議の提言の中で、地域の元気の中に子どもたちの施策を十分反映させろと。財源を回せというような提言もなされております。そうした中では、その財源どこから持っていくんだというような説明もありますけれども、それは高齢者対策を薄くして子どもに持っていけと、こういう話も入っています。果たしてそれがいいのかどうかというのはこれから選択していかなければならない問題だというふうに思いますし、提言の中には、行政も、若い人たちが結婚できる、そういった出会いの場をつくっていけというような提言もなされております。音更町もこの夏に初めてさせていただきましたけれども、これらについても継続的にやっていきたい。そういった形でもって、まずは結婚してもらって、まず給料を上げてもらって、そして施策を打っていくということが大事なんだろうというふうに思います。町独自でできる部分についてはなかなか難しい。音更町がいっぱい子どもを産んでもらっていっぱいお金使って、働くところは大都会という、こういう寂しい現状も解消していかなければ、地域が頑張れば頑張るほど都会に子どもが流れていくというような方策も変えてもらわないと、地方自治体、ただ単に子どもを育てて、お金を払うときには大都会と、こういう事態も避けていただかなければならないだろうというふうに思います。ふるさと納税だけでは地方に還元はなってこないのではないかというふうに思っておりますので、その辺についてはそんな形で答弁させていただきます。
再質問 6番 守屋いつ子
いろんな少子化に対する原因、要因というのはあるというふうに思いますし、町独自でできることというのも限られてくるというのは十分わかります。そういう中で、町独自としてどういうふうにやっていくのかということの一つとして、子ども医療費少し拡大して子育て世帯を助けようよという、そういう意図で今回さらに拡大をということで提案しております。それで、本当に人ごとではないんですが、晩婚化というのはなかなか克服できるものではないというか、ありますけれども、子どもを授かった人たち、この人たちがやっぱり元気に子どもを育てていく、そういう町にしていきたいというふうに思うんです。ということで、これは町独自として何をできるのかということは、ずっと探求してかなければならない課題だというふうには思います。2点目、子ども医療費の助成状況の詳細ということで、先ほど示していただきました。これらの中で、一定、医療費総額、手数料含めてなんですけれども、1億3,297万という答弁でありましたが、この中で、これを算出した根拠、1人当たりの子どもの医療費はそれぞれ幾らなのか。多分小学生、中学生、これは受診率などで随分変わってくるというふうに思うんです。乳幼児などはやっぱり受診率は非常に高いですけれども、小学生低学年、高学年、中学生というふうに計算していくとかなりの違う数字が出てくるんじゃないかというふうに思います。まずは、子どもの医療費1人当たりを計算されているかというふうに思いますので、それをお示しいただきたいと思います。
答弁 福祉課長 葛谷克浩(福祉課長は2016年9月まで)
それでは、私のほうから1人当たりの医療費について御報告をさせていただきます。まず重度医療につきましては1人当たり17万5,757円となっております。それから、ひとり親につきましては2万1,830円、それから乳幼児医療費につきましては3万7,049円となっております。以上でございます。
再質問 6番 守屋いつ子
この計算でいきますと1人、重心、ひとり親、そして乳幼児医療費というふうな出し方をしておりますけれども、重心については公費の投入がされているかと思います。実質1人当たりの医療費というふうになりますと幾らなのか。この今回答弁の中で出していただいた金額から除外できる部分、今既に助成をしている部分があるというふうに思うんです。そのあたりを全て除外した金額になっているのか、そこら辺を示しいただきたい。というのは、十勝管内で助成を拡大している3町の例えば小学生1人当たりの医療費負担は、計算してみますと1人当たり1万7,537円、小学生で。中学生であると1万920円という計算をしてみたんですけれども、このように計算していくと、音更町で対象児童数を、ちょっと数は違うんですけれども、これを25年度の児童数で計算したときに、非常に大まかなんですけれども、小学生の分で1人当たり1万7,537円だとしたら、そんなに変わらない、十勝管内であれば1人当たりの医療費は変わらないだろうというふうに考えてこの数字を使わせていただいたんです。そうすると小学生児童数が2,498人いて、これで4,380万円というふうに計算されました。中学生では1万920円ということですので、1,514人の中学生がいると。そうすると1,653万円、合わせて6,033万円というふうに計算して、これに受診率を掛けるとこれのどのくらい、全児童ではないと思うんです。90%にするのか80%にするのか、それは数字は出てきているんじゃないかというふうに思うんです。あと、そういうことだとか、いろんな公費の助成もあると思うんです。例えば就学援助の医療費の助成があったりだとか。そういうことを引いていくとまださらに金額としては少なくなっていくんじゃないかというふうに考えるんですけれども、そのあたりは、ちょっと私の計算とは結構違うんですけれども、どのように受診率だとかを含めて計算をされているのか。1人当たりの医療費は出ておりますけれども、どういう根拠になっているのか、もう一度お示しいただきたいと思います。休憩(午後 0時00分)
答弁 福祉課長 葛谷克浩(福祉課長は2016年9月まで)
推計のほうをどのように推計したのかということの御質問でございますけれども、これにつきましては実績値をもとに計算をさせていただいております。それから、重複する部分があるのではないかということのお話もあったかと思いますけれども、1人で全ての助成対象になる方が現実的にはおりますけれども、優先順位が決まっておりまして、重度医療、ひとり親、乳幼児医療ということになりますので、重複するものはないものと考えております。以上でございます。
再質問 6番 守屋いつ子
再度この9,700万円の件になるんですけれども、この中で、積算根拠としては実績値ということでありますけれども、1人当たり医療費の推計というか、それも実測値で出てくるのではないかというふうに思うんですけれども、1人当たり医療費が幾らになっているのか。それと、多少人数の差はありますけれども、全ての、今拡大を求めているのは中学生の非課税世帯のまず入院、通院分、そしてさまざまな福祉医療費の助成の部分外し、そして非課税世帯の分を外し、純粋な、拡大しようとする小学生の数、中学生の数というふうになっていくと思うんですが、そこを算出するときにどういう数字があらわれているのか、そこをお聞きいたします。
答弁 福祉課長 葛谷克浩(福祉課長は2016年9月まで)
まず、今回1人当たりの単価ということでございますけれども、乳幼児の医療のほうの分で全員、課税、非課税関係なく対象としたということで計算をしております、この9,700万については。それで、小学生については、対象人員につきましては2,548人で、1人当たり2万5,510円、中学生につきましては対象者1,261人で2万5,376円ということで、それぞれを積み上げますと、先ほど答弁にありましたように9,700万円というようなことになっております。以上です。済みません。
再質問 6番 守屋いつ子
この点だけでやっていますと時間がなくなってしまうのでありまして、私が用いた数字、これは1人当たりの医療費を算出したんですけれども、この資料というのは保険医から出されたものだったのか、ちょっとはっきり確定はできませんが、例えば、これは全国1人当たりの医療費の給付費になりますけれども、5歳から9歳までは医療費総額、給付費総額としては7万7,301円で、3割にしたときに2万3,190円、10歳から14歳になったときには総額では5万1,290円で、これの3割としたときに1万5,387円、約、この平均を出すと、私の用いた数字よりは低い数字で計算していくことになるんですけれども、その数字は1万……。メモしたのが……。済みません。そういう数字が出されております。用いた数字というのはそれよりも若干高いということでありますので、数字も、児童数にしても、今25年度で出した数よりも多いということでありますので、再度もう一回計算をしていただきたいというふうに思うんです。それで、受診率というのはなかなかはっきり出てくるものではありませんけれども、想定として、例えば90%ぐらいとかというふうな用い方というふうにはできるんじゃないかと思うんです。全員が医療機関にかかるわけではありませんし、当然100%というふうにはならないというふうに思いますので、その辺も想定して再度計算、予算のほうの検討をしていただきたいというふうに思います。ぜひこの子ども医療費、しつこいなというふうにきっと思っていると思うんですけれども、これにつきましては、やはり健康であること、健康で過ごせるということ、これは当然、子どもが元気に過ごすというふうなベースになります。当然医療費も、早期に対応すれば医療費の抑制にもなりますし、幼児期、学童期、そして成人になってもやはり健康で過ごせるということが最もベースだというふうに思うんです。そういう視点でぜひこの件につきましてはさらに検討を深めていただきたいというふうに思います。三つ目に質問しましたペナルティーというふうなことなんですけれども、確かに音更町では過疎債を使うことはできないというふうには思いますけれども、一定助成をすることによって定住人口がふえるとか、医療費が、負担がない分違う方向にお金を使うとか、そういう消費行動にだって回るわけです。そういうことを考えると、決して、町にとって若干の負担はあるものの、メリットのほうが大きいのではないかというふうに思います。そういうことでありますし、このことは、国の制度の中で非常にここは大きなデメリットかなというふうに思いますから、ここに対しては町村、首長としても声を上げていくというような形で進めていただきたいというふうに思うんです。町の将来を考えて行うわけですから、そこについてはぜひ対応をしていただきたいというふうに思いますけれども、そういう点で、この医療費について再考をしていただけるということを前提にもう一度お考えをお聞かせください。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
子ども医療費の拡大を再考というお話でございました。全員医療費無料にしたいというのは、気持ちはあります。ただ、財政が伴わないというようなことでもって、今非課税世帯のみを無料化にしているということでございます。子どもの貧困率というのもありますし、また、社会的に経済格差が広がっているということもあります。日本の場合は、所得だけで見たときの格差よりも、行政が施策を打って所得の再配分を行ったほうがむしろ格差が広がるというようなことも言われております。全て公平にしたことによって格差が広がっているんだというふうに思います。音更町としては、やはり経済的に弱い方をまず最初に支援していくというのが先であろうと。それが格差の縮小につながるんだろうというふうな気持ちでやっております。全ての方を公平に、特に医療ですから公平にやりたいという気持ちはありますけれども、それによって、再配分したことによって格差がもっと広がるのであれば、そこのところももう少し見詰め直さなければならないのではないかなというふうに思っております。音更町としては、社会的に弱い立場にある方に手を差し伸べていきたいと、今の限られた財政の中ではそういうふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
再質問 6番 守屋いつ子
ぜひ、この財政問題については永遠のテーマ、財政が楽になるということは多分ないんだろうなというふうには思います。そういうことで、いつこれが実現するものなのかわかりませんが、希望は捨てませんので、よろしくお願いいたします。それで次、子ども・子育て支援の関係です。先日、開会日には条例提案、そしてこれを委員会に付託されたわけでありまして、この中でいろいろ問題点なども出されております。そういうことで、今音更町がこの子育て施策について条例をつくる上でやっていくという内容については理解したわけです。それで、一つにはこの入所定員、これについて報告というか答弁をいただきました。それで、実態として保育所入所の待機児はいるのかどうか。これは親の都合だとか、一度申請したけれども、希望にかなわなかったから自宅で待っているとかということも含めてどのくらいいるのか、そのところをお示しいただきたいと思います。
答弁 子ども福祉課長 谷川俊仁(子ども福祉課長は2014年9月まで)
今、保育園の待機児童の関係で御質問がありました。4月1日現在では9名でございましたが、9月1日現在で56名待機している状況でございます。以上です。
答弁 子ども福祉課長 谷川俊仁(子ども福祉課長は2014年9月まで)
済みません、今9月1日現在56名と言いましたが、49名でございます。訂正させていただきます。
再質問 6番 守屋いつ子
結構まだ4月の、来年3月までというふうになると、この待機児童がふえていくという状況にあるかというふうに思いますけれども、結局定員、常設認可保育所のほうではほぼ定員を上回った児童が通園しているということで、もうこれ以上の受け入れは不可能なのかなというふうには思うんですけれども、この待機児童は全て自分の希望にかなわないという内容での待機というふうになっているのでしょうか。
答弁 子ども福祉課長 谷川俊仁(子ども福祉課長は2014年9月まで)
先ほど申し上げた49名については空きがない状況でございます。以上です。
再質問 6番 守屋いつ子
ちょっと深刻な状況になってきているかなというふうには思います。結局保育所を活用できなければ、お母さん、働きに行けない、労働もできないということにもつながっていきますので、本当に来年3月まで待てるのかなという思いはいたすところですけれども、そういうことで、次に、資格要件としてのところで、16日の条例説明されたときには、ほとんどの、有資格者をきちんと配置するというところで町として条例制定に向けて対応しているということでありました。ただ、その中でも質問がありましたけれども、特に、この後そういうふうに出てくるのかちょっとわかりませんけれども、家庭的保育の中で、保育士さん1人で対応するということになったときの、非常に安全面のところが心配するところなんですけれども、そういうあたりでは、さらに、これはきっと財政的なことも含んでくるということで、複数にというふうに、なかなか難しいものもあるというふうに思いますけれども、そういうことをきちんと町の条例として定めていかなければならないかというふうに思いますが、そのあたりについては、この前のきょうですからそんなに変わらないかというふうに思いますけれども、ぜひこのあたりを検討していただきたいものだなというふうに思いますが、そのあたりではどうでしょうか。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
今御質問の地域型保育事業の家庭的保育事業で、保育士1人で3人まで見られるという基準をもって今条例提案をしてございますけれども、これにつきましては、初日にもお答えしたんですけれども、この地域型保育事業の四つと申しますか、家庭的保育事業に対しましては連携施設を設けるということで、これは5年間の猶予期間はあるんですけれども、保育所なり認定こども園なり幼稚園と連携するというのが一つ定めとして置いておりますので、そういうところの連携施設との連携を深めて、何かあったときの対応、あるいはその人1人が何か御事情で保育できないといったときには連携施設の保育園から保育士を派遣していただくとか、そういうことで対応をするというのが一つ大きな決め事がございますので、現在のところは国の省令の基準に従った形で条例を定めさせていただこうと思っております。以上でございます。
再質問 6番 守屋いつ子
その部分で非常に心配だなと思ったのは、どこの施設も多分そんなに余裕のある人員の中で保育をしているというふうには考えられないんです。だからそういう点で、今ここで何か起きているときに速やかにそこに駆けつけてくれるということというのは非常に難しいんじゃないかと。例えば、この時期の子どもたちでありますと、誤飲だとか、物の下に下敷きになるだとかそういうことで、例えば誤飲なんかだったら、呼んでいるというか連携をするというようなことではなくて、誰かが処置をしながら誰かが人を呼ぶという、そういうことが必要になると思うんです。そういうふうにそういうことというのが想定できるというふうに思うんですけれども、そのあたりの想定している部分、連携を速やかにするとはいいながらも、そういう、ほとんどは事故ですよね。緊急を要する事故だというふうに思うんですが、そこが1人で対応できるのかどうか、そのことをもうちょっと考えていただきたいというふうに思いますけれども、どうでしょうか。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
確かにそういう突発的な事故の場合、誤飲だとか何か事故の場合、1人で全てを対応するというのは私も実際厳しいかとは思いますけれども、そういう緊急事態であれば、役場のほうで対応したり、それから救急というかそういうところに連絡をするとか、そういうことで乗り切っていただくよりほかはないのかなとは思います。確かにそういうことは想定されますけれども、今のところ条例の定めとしては1人ということで考えているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 6番 守屋いつ子
ぜひ、そのあたりが町としての裁量に任されているところかというふうに思いますので、再度その辺を検討していただきたいというふうに思います。あと保育環境、乳幼児が1日、大半そこで過ごすということで、いろんな環境の整備のところ、これが、面積については出されておりますけれども、防災対策、事故の場合、事故時の対応というようなあたり、それとまた、あと子どもが過ごすためには一定のやっぱり園庭だとか、これも必要になってくるというふうに思うんです。そのあたりの基準の拡大ということも求められると思うんです。そういうあたりでは、園庭なんかについては全くそこまで読み込めなかったんですけれども、そのあたりについての基準、整理というのは示されているのかどうかお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
園庭の話ですけれども、この条例の中では1人当たり3.3平方メートルということをまず決めておりまして、ただし、近くに公園等があればそれを代替できるということの定めとして条例案を定めております。
再質問 6番 守屋いつ子
この基準整備のところで非常に気になるのは、町が認可していくわけですから、そういう子どもを2人でも3人でもそこで保育するのに適した環境なのかどうかということをやっぱり十分見定めた上で認可をしてほしいというふうに思うんです。本当に音更町の中にも、ここで保育していていいんだろうかという施設もあるというふうには捉えられます。そういうことで、そのあたりも含めて、ここについては、子どもが育つ、保育する環境ということで、ぜひきちんと認定する上で配慮をしていただきたいというふうに思います。それともう一つ要望しておきたいことなんですけれども、条例の中に、それぞれ保育料の委託が行われますが、それに対する会計報告、事業計画、それぞれのところで持つと思うんです。事業計画って、やっぱり保育をする上で各事業所の計画、そして、当然財政的な関係もかかわってくるというふうに思います。それで、その会計の帳簿だったり会計監査だったり、そういうもののシステムのあたりがどのようになっているのか。それは、一応町の税金を投入するということで、情報をきちんと公開していくという方向で定めていってほしいというふうに要望をするんですけれども、それはいかがなっているものでしょうか。
答弁 保健福祉部長 古田康弘(保健福祉部長は2018年3月まで)
その会計でございますけれども、会計については保育事業に関して区分して経理をしていただくという定めも条例には定めてございますし、子ども・子育て支援法の中におきましても、立ち入り調査、帳簿書類の検査、できるということになっておりますので、それにつきましても必要に応じてできることと思いますし、もしその段階で何か不適切なことがあれば給付費の返還というのもこの中で定められておりますので、そういうことにつきましては、しっかりした経理がなされているかどうかにつきまして町としても確認ができる状況でございます。内容の公表につきましては、ちょっと今定かに読み取れる部分がございませんので、そこら辺はもう少し確認をさせていただかないと今明言できるお答えができません。失礼します。