音更町議会 平成31年第1回定例会 2019年3月7日
憲法を生かし、音更町の社会保障の充実を求めて
2019年3月7日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が「憲法を生かし、音更町の社会保障の充実を求めて」について質問し、町長 小野信次、町民生活部長 荒井一好、保健福祉部長 重松紀行、副町長 高木収が答弁しました。
- 質問者
- 守屋いつ子 議員
- 答弁者
- 町長 小野信次、町民生活部長 荒井一好、保健福祉部長 重松紀行、副町長 高木収
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 守屋いつ子
では、通告に従いまして質問をさせていただきます。憲法を生かし、音更町の社会保障の充実を求めて質問をいたします。憲法も社会保障も、誰でも私らしく生きることを最重視しています。最も根本的な日本社会の約束事である日本国憲法では、憲法第13条で幸福追求権を保障しています。個人の尊重と公共の福祉を規定し、国民が自分らしく生きるための根本条件が社会保障なのです。そして、憲法第25条では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」と規定し、国民の生存権が基本であり、国民の健康で文化的な生活を保障する制度が社会保障であり、国家が社会保障に対する義務を負っていることが明瞭に述べられています。戦前の日本には社会保障が存在しませんでした。それは民主主義が極めて限定されていたからと言われています。1950年、政府は社会保障制度に関する勧告を出しました。社会保障が憲法第25条の具体化として、国民の権利であり、その拡充は国の責任であることを明記していました。ところが、1995年、社会保障審議会は95年勧告を出し、社会保障は私的な相互扶助の社会化と言うことができるとして大幅に公的責任を後退させ、憲法第25条を事実上形骸化してしまいました。骨太方針2015では、「公共サービス(医療・介護・子育てなどの社会保障サービス)及びそれと密接に関わる周辺サービスについて、民間企業等が公的主体と協力して担うことにより、選択肢を多様化するとともに、サービスを効率化する」と書き込み、社会保障を私費・自己負担で民間の営利企業から提供されるサービスを買う制度に変質させました。安倍政権は、医療・福祉分野を成長戦略のターゲットとして、産業化の名のもとに、営利性を一層強めようとしています。今、憲法第25条に立脚した、国の責任を土台とする公的社会保障として社会保障分野を位置づけ、成長させていくことが必要なのではないでしょうか。さまざまな世論調査において貧困が大きな課題となる中、国民(町民)が望むのは社会保障制度の充実です。不安が渦巻く中で町民に寄り添う自治体の役割が求められます。以上から次の3点について質問をいたします。1、社会保障としての国保への位置づけを。1)、2018年度から国保の都道府県単位化がスタートしました。どのような変化が生じているのかお伺いいたします。2)、払える国保税への軽減策の拡充を求めます。国保税の子供への均等割に軽減策を講ずるべきです。対象児と必要額の試算を明らかにしてください。3)、保険税徴収における生活困窮の把握と生活再建への援助はどう行っているのかお伺いいたします。2、個人の尊厳が守られる介護保険制度について伺います。1)、在宅生活を送る中で訪問介護の生活援助は重要なサービスです。月の基準回数が定められました。利用者の実態、そしてケア会議での対応をお伺いいたします。2)、介護職員の確保と処遇改善は緊喫の課題です。町内におけるサービス事業所の実態についてお伺いをいたします。3)、保険料納入状況とサービス制限の状況についてお伺いいたします。3、子供の命、人権を守る取り組みについて伺います。1)、児童虐待に対する町の取り組み状況についてお伺いいたします。2)、子どもの権利条約には、安心して生きる権利とともに意見を表明する権利を掲げています。安心して相談できる、いつでも話せる環境を整えていくことが重要です。子供の権利侵害に対する救済制度の構築が必要です。取り組みをどう行っているのかお伺いいたします。3)、虐待防止プランでは、市町村の体制強化として専門担当者の配置を求めています。高い専門性を持つ人材を早期に配置すべきと思います。見解をお伺いいたします。4)、長期的な視点から、暴力防止に関するきめ細やかな啓発活動が必要です。見解をお伺いいたします。以上、答弁よろしくお願いいたします。
答弁 町長 小野信次
社会保障制度の充実についての御質問にお答えいたします。初めに、社会保障としての国民健康保険についてでありますが、持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律が平成30年4月から施行され、国による財政支援の拡充に合わせて都道府県が財政運営の責任主体となり、市町村とともに運営する国保の広域化が開始されたところであります。町が行う事務については、従前と同様に資格管理を初め、保険給付や税率の決定及び賦課・徴収、また、保健事業等の地域におけるきめ細かな事業を担っているところですが、被保険者が行う手続等についても変更は生じておりません。広域化後の国保制度においては、道内の医療費などを全道の市町村で負担する国保事業納付金の仕組みが導入され、市町村は、保険税を主たる財源として道に納付する仕組みとなりました。また、医療給付に必要な経費は道から全額が交付されるため、予期しない医療費の増加による財源不足が解消されるとともに、多額な医療費の発生など、多様なリスクが全道で分散されることや、平成30年度からは国から都道府県に対する財政支援が3,400億円に拡充され、財政基盤の強化が図られたことなどから、本町におきましても国保会計の安定的な運営につながるものと考えております。子供の均等割に対する負担軽減につきましては、保険税は、所得割、均等割、平等割の3区分により課税しており、国の基準に基づき、低所得者には負担能力に応じた軽減措置を実施しております。国保の均等割は社会保険とは異なり、加入者一人一人にかかるもので、収入のない子供も対象となることから、一部の自治体では減免措置を講じていることは承知をしております。本町においては、20歳未満の子供を対象として均等割の軽減を行った場合の試算については、本年1月末の被保険者数1万93人中、20歳未満が全体の12.6%、1,274人であることから、基礎課税額である医療保険分が2万4,500円及び後期高齢者支援金分が6,700円、合わせて3万1,200円が均等割となるため、影響額は3,974万9千円となります。昨年の第2回定例会でも申し上げましたが、本町独自で子供の均等割を軽減することは、国保の財政規律を維持する上からも難しいものと考えております。なお、国においては、昨年の全国町村長大会における重点要望として、子供に係る均等割の軽減措置の導入についての地方からの提案に対し、今後も国保制度に関する国と地方の協議の場において論議していくこととされておりますので、この動向について注視してまいりたいと考えております。保険税徴収における生活困窮の把握と生活再建への援助につきましては、保険税の納付がおくれている方には個別に納税相談を御案内しており、役場と木野地区で休日や夜間においても行っております。また、相談を受けた場合には、生活状況などの個別の事情についてお伺いした上で、計画的な納付に向けて話し合いをし、分割納付の計画を立てるなど、滞納の解消に向けた取り組みを行っているところでございます。相談時には、家計の収支や負担の状況などを分析し、必要に応じて庁内関係部署と連携するなど生活改善に向けたアドバイスも行っており、滞納者に債務の問題がある場合には、その状況を確認した上、弁護士が対応する法律相談や多重債務相談などを御案内しております。また、生活や仕事でお困りの方には、十勝総合振興局が運営しているとかち生活あんしんセンターに相談するよう助言するほか、一部の方については、債務整理や過払い金の回収で生活の立て直しを図るとともに、滞納額の納付に向けた生活再建型の滞納整理を行っており、今後についても、滞納者の生活状況を十分確認して、適切に対応してまいりたいと考えております。次に、個人の尊厳が守られる介護保険制度についてでありますが、国は、昨年10月から訪問介護の生活援助における一月当たりの利用回数を要介護1が27回、要介護2が34回、要介護3が43回、要介護4が38回、要介護5が31回までと規定し、その利用回数を上回る場合は、担当介護支援専門員から当該ケアプランを保険者である市町村に提出することが義務づけられ、そのケアプランを地域ケア会議で検証することとされております。本町においては、ケアマネジャー連絡会において、本制度の周知を行い、受け持ちのケアプランを確認していただいております。これまで上限を超えた方が2名おり、それぞれのケアプランを町に提出していただき、地域ケア会議において利用者の生活視点に立ってサービスの必要性や代替策等について検証しながら、引き続き介護サービスを利用していただいているところであります。町内におけるサービス事業所の実態につきましては、第7期介護保険事業計画の策定に当たって実施した介護サービス事業所調査では、職員の定着率が84.1%と高く、処遇改善についても、それぞれの事業所が介護報酬における処遇改善加算を取得しているものと確認しております。保険料納入状況とサービス制限につきましては、介護保険法の規定により、介護認定を受けた第1号被保険者が保険料を納期限から1年6カ月間納付しない場合、市町村は保険給付の支払いの全部または一部を一時停止することとされており、本町においては、平成28年度と29年度にそれぞれ2件、本年度は1月末現在で3件となっておりますが、いずれも納付意識の欠如によるものであります。本町といたしましては、生活困窮による保険料の未納によって保険給付の制限となる場合は、生活保護制度や境界層該当者の取り扱いを検討し、引き続き本人が必要とする介護サービスができるよう相談支援を行ってまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、子供の命、人権を守る取り組みについてでありますが、児童虐待に対する町の取り組み状況につきましては、昨日の松浦議員からの一般質問でお答えもいたしましたが、児童への虐待は、子供の心身の成長と人格の形成に重大な影響を与えるおそれがあることから、子供に対する最も重大な権利侵害であるとの認識に立ち、関係機関と連携しながら、虐待防止から虐待を受けた子供たちの支援まで、切れ目のない対策を行っているところであります。防止対策については、児童虐待が疑われる子供の早期発見が大切なことから、母子保健サービスの中で子供や家族の様子を確認しております。また、虐待に関する相談や通告については、子ども福祉課が帯広児童相談所との連携のもとに対応しており、必要に応じて要保護児童対策地域協議会のケース会議を開催し、関係機関と情報を共有しながら個々のケースに対処しております。児童虐待を早期に発見し対応するためには、町民の皆様の御理解と御協力が不可欠であることから、広報紙やホームページで周知するとともに、保育園などにおいて人権擁護委員による人権教室を開催しているところであります。本町におきましても、子供の立場に立ち、子供に寄り添って問題解決に当たることを基本原則として対応しているところであり、児童虐待や不適切な養育環境を抱える家庭に対しては、引き続き要保護児童対策地域協議会において関係機関が連携して対応し、子供の権利が守られるよう町としての責務を果たしてまいります。また、高い専門性を持つ人材の配置につきましては、国が策定した児童虐待防止対策体制総合強化プランの中で市町村の専門性強化が求められているところですが、本町においても、要保護児童対策地域協議会の調整担当として保育士資格を有する職員を配置し、道の調整機関担当者研修や児童虐待に関する研修等を受講するなど専門性を高めるよう努めており、そうした職員を中心として関係機関と迅速かつ円滑に対応して、問題を抱えた家庭に最も効果的な援助が行えるよう取り組んでいるところであります。子供に対してはもとより、暴力は重大な人権侵害であり、いかなる理由があっても決して許されるものではありません。暴力を容認しない社会づくりのため、引き続き広報等による啓発を行うとともに、子供のかけがえのない命と、人としての尊厳と権利が大切に守られ、豊かな愛情のもとで子供の健やかな成長が保障される地域社会を目指して、地域の理解と協力も得ながら町民の皆さんと一緒に取り組んでまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 9番 守屋いつ子
では、再質問をさせていただきます。まず最初に国保についてお伺いをいたします。この国保の問題、これは私もたびたび取り上げてきております。この国保制度というのは社会保障の根幹の一つ、そして、自助、共助の考え方に今シフトしていますが、これが今どんどん狭められて、そして憲法25条の生存権を脅かす状況になってきていると捉えております。まず最初に、国保の広域化、昨年、18年度からスタートしております。今答弁の中では、非常に個々の自治体の負担についても安定的な運営につながっているという評価にあります。ただ、この中で問題だというふうに前から指摘しておりますのは、納付金という制度のもとで町は納付金を納めます。それにあわせて、納付金にあわせて、今度保険税の徴収というところが強化されるかというふうに思います。それで、保険税の徴収状況、それとあわせて医療費の適正化、これが行われているのではないかと思います。そのように、今抱えている問題、この適正化については、医療給付費を見ていけばわかるかと思うんですけれども、まだ、18年度、17年度というふうにさかのぼったときにどういう変化が出てきているのかは捉えられるのかどうか。その辺の状況がわかれば、まずそこの答弁をお願いいたします。これが医療費の適正化とつながっているのかということも検証する一つの指標になるかというふうに思いますのでお願いいたします。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
医療費の状況のお尋ねかなというふうに考えます。医療費の状況につきましては、薬の高度化ですとかそういったものから年々、1人当たり平均すると3%ぐらいと。今、実態で言ってはおりませんけれども、そういったような統計的な数字が出ております。広域化に絡めてということでございますけれども、広域化の納付金につきましてまず若干触れさせていただきたいなと。29年度までは音更町が国保連に支払った医療費に対する保険税というような認識であったのかなと。ただ、広域化になりますとそれが全道のプールになります。ですから、音更町が、変な言い方になりますけれども、仮に少し大きくふえたとしましても全道でリスク分散をされると。そういった部分が逆に広域化のメリットになっていくと。ですから、29と30、音更町だけで数字を言うと、なかなか納付金の制度とちょっと合ってこないのかなというふうに考えます。国保の広域化の部分に関しましては、今言うように財政規模を大きくしていくと。例えば財政規模が小さいところ、大きな病気にかかる人が何人か出ると一気に翌年度の保険税が跳ね上がってしまうと。そういったことをなくすためにリスク分散ということで広域化が30年度、30年4月から創設されたというようなことでございます。このメリットとしましては、答弁にもありましたように、国保財政の安定化が図られるということでございます。ですから、ちょっとお答えにはなっていないかもしれませんけれども、音更町独自の29と30年比較しますと、やはり医療費はかなり上がっております。ただ、30年の納付につきましては、29年までの数字をもとに、全道のシェアといいますか、その割合に応じた納付金を保険税を主として納付すると。そういった仕組みに大幅に変えられたということでございます。あともう一点の質問としまして、医療費の適正化というような御質問かなというふうに思います。この医療費の適正化につきましては、保険者努力支援制度というもので一定程度の評価をされると。ですから、この大きな柱としましては収納率の部分、あと保健事業の推進、こういったものが2本柱でなっております。この保健事業につきましては、特に大きな部分になっていきますのは検診の受診率という部分になってこようかなというふうに考えます。検診の受診率につきましては、28年度が44%、29年度が47.8%になっております。ですから、まだ目標の数字には達しておりませんので、こういった保健事業を推進する、検診受診率を上げることによって、この保険者努力支援制度という制度を使いまして、納付金のお支払いする財源、こういったものを道から交付していただくと、このような仕組みに今変わってきているような状況でございます。以上でございます。休憩(午後 1時58分)
再質問 9番 守屋いつ子
都道府県化の関係では、納付金リスク分担になっているということでありますけれども、先ほど答弁にありましたように、国保の保険者努力支援制度というのがございます。それを評価されてということになりますから、かなりいわゆる医療費の適正化であるということと収納率向上のための対策というのが評価されていくものというふうに思います。ここについても本来的にはもっと追求したいものがあるんですけれども、まず一つには納付金、2019年度の仮算定がされているというふうに思いますけれども、音更町の場合はどういう仮算定になっているのか、また、そこに対してどのような対応をしていくのか。一定の方向が見えるのかと思いますので、御答弁お願いいたします。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
31年度の予算ということでお話をさせていただきたいなと思います。予算案にも提出しておりますけれども、本町では14億5,645万7千円という納付金、こちら本算定の額になりますけれども、そちらを計上しております。それで、去年よりたしか若干、1.……。済みません、ちょっと今数字を探します。済みません、去年より1%強ふえております。ちょっと数字手元にございませんけれども、概算で1.5ぐらいだったと記憶しております。そのぐらいふえております。申しわけございません。
再質問 9番 守屋いつ子
わかりました。そこについての対応はこれからかというふうには思いますけれども、ぜひ一般会計からの繰り入れによって対応していただきたいということを要望しておきます。次に、子供の均等割の軽減策ということで、試算を明らかにしてほしいということで通告をいたしました。その結果、音更町においては被保険者数が1万93、二十未満が全体の12.6%というように試算経過が出ております。これは、もし子供の均等割の軽減をするとしたら二十までしようという意図でこの二十未満というのが出てきているんでしょうか。その点についてお伺いいたします。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
答弁漏れがありまして大変申しわけございません。答弁漏れにつきましては、もう予算を出しておりますので、一般会計の繰り入れなしで予算編成ができたところでございます、31年度は。ですから、歳出に見合う歳入、保険税の確保が予算上はできているということで、答弁が漏れておりました。申しわけございません。あと二十以上、なぜ二十以上にしたかというような……。失礼いたしました、なぜ二十未満にしたかというような御質問かと存じます。こちらの部分につきましては、今まで国からの特別調整交付金29年度ございました、29年度まで。30年度、30年につきましても、国からの交付金、こういったものの基準が二十未満ということで一定程度交付されておりますので、そういった数字を使わせていただいたということでございます。以上でございます。
再質問 9番 守屋いつ子
具体的な数字が欲しいんです。何世帯、例えば大体多くはゼロ歳から15歳とかゼロ歳から18歳というふうに均等割についての軽減策を持っております。先ほども答弁でもありましたけれども、今全国では25自治体でこの子供の均等割を軽減しております。その内容については、今言ったように、高校生まで、もしくは多子世帯、2人、3人のところは2人目、3人目からというようにそれぞれの構成によって試算をしております。そういうことで、音更町ができるであろうという仮定のもとでこの試算を出してほしかったのです。そういう誠意がちょっと感じられないんですけれども。最初からもうしないということが前面に見えちゃっているんですけれども、これは私は今回初めての提案ではありません。そういう点で、もう少しきちんとした数字を出してほしいと思います。その点についていかがでしょうか。
答弁 町民生活部長 荒井一好(町民生活部長は2021年3月まで)
答弁のほうで若干配慮が欠けていたのかなというような御指摘かと存じます。その辺につきましては申しわけなく存じます。今言われました例えば15歳未満という数字に申しますと902人ございます、15歳未満にしますと。それに3万1,200円を掛けますと、例えば15歳未満にしますと約2,800万ぐらいになるというような数字になります。なお、子供を含めた被保険者に応じた負担が国保にあるということを考えますと、国保においては全ての被保険者が等しく保険給付を受ける権利があり、被保険者全体の相互扶助で支えられていると。ですから、応分の保険料を負担してもらう必要があることから、子供がいる世帯も、世帯の所得のほかに、子供も含めた被保険者の人数に応じて一定の負担をしていただくと、こういうような制度だと思っております。また、逆に7割、5割、2割の軽減制度がございまして、子供を含む被保険者の人数が多いほどこの軽減措置がございます。ですから、こういった仕組みを通じまして、子供を含む被保険者が多く、所得の低い世帯にとっては保険料軽減の対象になると。こういったことから、やはり、先ほど町長から御答弁申し上げましたように、財政規律の面からいってなかなか難しいというような答弁をさせてもらったというところでございます。以上でございます。
再質問 9番 守屋いつ子
一定ある都市の均等割の計算の内訳を出してもらったところ、ここは人口5万2,869人、501世帯で、加入世帯が8,949で、対象となる子供の数……。失礼いたしました。間違えました。その中で501世帯に836人の高校生以下の子供がいらっしゃる。ずっと計算して、均等割を計算して、これは医療分、支援分です。その後に出された計算から低所得者の7、5、2の法定減免分を引いていくと、人口5万2,869人のこの市では1,475万円の拠出になるというふうに出てきております。そういう点で、もう少し詳細に試算をしてくださることを求めます。今、この加入世帯全体が均等に保険を払って医療を受けるというような話でありますけれども、子供、ゼロ歳の子、これは前もお話ししたから繰り返すことはないと思いますが、収入はありません。15歳まで、18歳まで収入はありません。そこに税金を課すこと自体が大きな間違いだというふうに思います。そういうことから考えると、収入のない子供に均等割を課さないというのが、これが最も基本的なことだというふうに思いますし、今の情勢の中からいったら、子育て支援の一つでもあるというふうに思います。そういうことで、ここについてはこれからもさらに検討していっていただきたいというふうに思います。それで、保険税の徴収における生活困窮の把握と生活再建への援助、ここについては以前から結構さまざまな対応をしているということは承知をしております。そういうことで、御答弁にありましたように、いろんな相談員、多分この相談員じゃなくて徴収員は、臨職の方がほとんど占めているんじゃないかというふうに思いますけれども、丁寧な対応をする、常に生活状況をきちんと見るという視点を養うことが必要だというふうに思いますので、そこの指導を強めていただきたいというふうに要望をいたします。次、介護保険制度についてでございますけれども、この介護保険制度も本当に制度がどんどん変わって、実際今どういう制度の構造になっているのかというのが非常にわかりにくくはなっております。そういう中で、一つには生活援助、ここが、今度の改正の中で回数の制限ということが出てきております。またこれもヘルパーさんの役割というのが在宅生活を送る上で非常に重要な位置づけになっていると思いますし、これは在宅生活を送る上での生命線だというふうに思います。そういうことで、今までのケアプランなんかの中では、必要最低限でこういうプランというのはつくられているというふうに思うんです。そういうことから考えて、国のほうではこれを削減していく、縮小していくということでは、在宅で介護保険制度、在宅で、住みなれたところで住み続けられるような支援をしていくということから見ると、非常に逆行した制度改定になっているというふうには思います。それで、地域ケア会議でプランを出してもらって、そこで検討してサービスを調整してもらうというふうな答弁のほうでしたけれども、実際、ここで答弁でありました2名の方というのは、代替策としてはどういうような代替策を持っていったのか、そこをお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問でございますけれども、昨年の10月に国のほうで介護保険の生活援助の部分について回数の上限額というものを、上限回数というものを設けたということでございまして、その中で本町におきましては、町長のほうから御答弁させていただきましたけれども、2名の方が上限枠を超えているということでございます。ですけれども、この方たち2名につきましては、地域ケア会議、サービス担当者会議というものに諮りまして、上限額超えていても、妥当であるということで、そのまま上限額を超えた中で生活援助をしているということでございます。以上でございます。
再質問 9番 守屋いつ子
その点については安心したところです。やっぱり必要なサービスを制度があったとしてもきちんと行き届かせるという、そういう視点でやっぱり今後も続けていってほしいというふうに思います。これについては、国の保険者機能強化推進交付金というものなどがあって、これにそういうプランが外れている場合には減額するとか、評価される場面でもあります。そこにこだわって無理にケアプラン、規定の回数の中に押し込めてしまうということなんかも非常に危惧されます。そういう点で、やはり訪問介護、生活援助の重要性をきちんと押さえた上で、この制度をきちんと活用していっていただきたいというふうに重ねて要望をしておきます。介護職員の確保と処遇改善、これは本当に緊喫の課題です。そういう中で、町としても大谷短大の中で、ひとり親家庭の方への就学援助等などを行っておりますけれども、非常にきつい問題だというふうには思います。ただ、介護現場に当たる人というのは、いい介護をしたい、きちんとやりたい、だけれども人がいないから本当にぎゅうぎゅうの中で、きちんとした十分なサービスができない、そういうことで非常にいろんなジレンマに陥っているんじゃないかというふうに私は思うんですけれども、そのあたりについての掌握というのはどのように行っているのかお伺いしたいと思います。町としてのそこへの支援策なんかも講じられるんでないかというふうには思います。そのあたりはいかがでしょうか。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
ただいまの御質問でございますけれども、介護人材の不足ということで、日本国中でそういったことが言われているところでございますけれども、本町におきましては、一つ定数という部分では、今のところ定数に対しては充足しているというふうに私どもは判断しているところでございますけれども、ただ、研修を長目に行ったりですとか、あと夜勤の状況ですとかそういった部分で、余裕の部分でなかなか人材が確保できていないという事業所も若干ですけれどもあるというふうには聞いているところでございまして、先ほど議員さんのほうからもおっしゃられましたけれども、本町といたしましても、大谷短大がございますので、ふるさと介護福祉士育成支援奨学生奨学金というようなものを設けたり、ひとり親家庭自立支援事業奨学金というものを設けて、介護人材の確保、1人でも2人でもよろしいので確保したいということでこういった事業を今行っております。それで、さらに昨年秋から、町も入った中で介護アシスタント事業というものもやらせていただきまして、高齢者が、御高齢の方が虚弱な高齢者を支えるということで、有償で、高齢者のできる部分で介護施設に入っていただいてお手伝いをしていただくというような事業も展開しているところでございますので、御理解いただきたいと思います。
再質問 9番 守屋いつ子
そういうことで看護人材の関係、いろいろこれは検討をしていかなければならないと思います。さらなる町の看護人材確保に向けての施策の拡大ということを求めておきたいというふうに思います。あと保険料の納入状況とサービス制限の関係です。これについても、サービス制限がされた方が2名いたということですけれども……。2名でしたっけ。今現在3名ということ、3件ということですけれども、納税、納付意識の欠如ということでありますけれども、本当にそれだけなのか。ただ、サービスをこの方は必要としていたんですよね。していたけれども、介護保険料が払われていないということでの結果かなと思います。それで、その後の追跡というか状況把握はどのように行っているのかお伺いをいたします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
介護保険料を滞納された方が平成30年度3件いらっしゃったということで、理由につきましては納付意識の欠如ということで、この方たちにつきましては、主に介護保険制度の趣旨に対して反感を持っているということで、具体的には、自分らのかかる介護サービスについては10割自分で負担するのが当たり前だろうということで、その当時介護サービスについては使っておりません。その後私どもいろいろと御説明させていただきまして、保険というものそのものについて、どういったシステムなのかということを説明して御理解していただきまして、現在は納付していただいているということでございます。以上です。
再質問 9番 守屋いつ子
わかりました。じゃ必要なサービスは継続できているということで押さえておきたいというふうに思います。そういうことで、ただ、やっぱり介護保険料が払えなくてサービスの利用ができないという事例というのは全国的には結構ある。そういう点では、今は介護保険の趣旨に賛同できないということからこういうふうにはなったというふうに思いますけれども、本当にここは憲法でやっぱり規定されている生存権にもかかわってきます。きちんとした保障を自治体の責任において提供していくということになります。そういう介護保険の権利を受ける権利なんかもありますので、そこについてはその点を踏まえて運営をしていただきたいということをお願いいたします。それで、次に3点目の子供の命、人権を守る取り組みについてお伺いいたします。きのう、松浦議員の子供の虐待の報告を、答弁を聞いておりまして、松浦議員も正直ショックを受けたというふうに言っておりましたけれども、私も本当に、あら、音更にこんなにたくさんの保護をした方がいるんだということで、とても残念だなというふうに思いました。それで、私もこの児童虐待に対する対応については、ざっと、議員になって質問で取り上げたのは平成16年、17年、このときから非常に大きな問題となっておりました。その後もたびたび質問をさせていただいておりますけれども、そのときには、きちんとした相談体制を講じていくだとか関係機関との連絡調整をきちんとしていく、そういう答弁が繰り返されていたというふうに思います。それで、今回も非常に虐待の問題についてはいろいろ、今法律をつくろうという動きの中で、さらにクローズアップはされておりますけれども、この間音更町がこういう虐待に対する取り組みを行った、これは主に私としては防止に向けた取り組みを行ったというものがありましたら示していただきたいというふうに思います。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
防止を重点に平成16年からどういった取り組みをされているのかということでございますけれども、近々のお話をさせていただきますけれども、保健センターのほうに子育て世代包括支援センターというものを開設させていただきまして、その中で、すくすく会議ですとかそういったもので特定の妊婦等を対象に悩み事等についての相談を聞くような会議という、そういったセンターを開設させていただいておりますし、また、子ども福祉課のほうにも、後ほどの議員からの質問にもございましたけれども、保育士資格を持った者を充てまして、虐待につきましては、ほぼ専門にそういった虐待に対しての相談等について受けているというところでございますし、保育士等のほうにおかれましては、子育て支援センターということで、そちらのほうでも育児等の相談について承っているということでございます。以上です。
再質問 9番 守屋いつ子
これを、こういう相談体制が音更町には整っているよ、いつでも相談してくださいというものは、ホームページ等で見れば一定掌握はできるんです。そういうことでありますけれども、私は、暴力を許さない、暴力について、こういうことが暴力なんだというようなことというのは小さいときから学んでいくというか、そういうことが必要なんじゃないかというふうに思います。今は大体こういうことが、こういう事案が出てきたときへの対応というのが多いんですけれども、その以前にということで、どういうふうに個々の子供の人格を守っていくのか、人権を守っていくのか、そこにやっぱりきちんとした意識を持っていかなければならないというふうに思います。きのうも出ておりましたけれども、児童の虐待防止プランの関係では、子供家庭総合支援拠点として担当者を配置する、または、そういう未就園児等の訪問事業に対しては国としての交付金も行うということなどが今成立したのかな。そういう法律ができるというふうに、できる状況でありますけれども、法律ができる前に、前にというのか、本当に今急いでそういう体制を整備していかなければならない状況にあるんじゃないかと思うんです。数としては10件とか十数件の保護児童がいるが、その前には数十件の相談者がいるということなんかも考えたら、非常に急がれる。法律の制定がされて、それが町で、努力義務だけれどもつくってちょうだいということを待たないで、ここは急いでほしいというふうに思いますが、そのお考えはいかがでしょうか。
答弁 副町長 高木収(副町長は2020年3月まで)
きのうも御質問の中でいただいた支援拠点の話なんですけれども、国がそういう制度をつくっているということは私たちも承知をしております。それで、そういったことの制度を活用するということについても十分検討したいなというふうに思っています。ただ、今音更町がじゃ虐待等に対する対応できていないのかといったら、それはしっかりやらせていただいているというふうに認識しています。そういう国が言う支援拠点とかそういった形は確かに組織上持っておりません。いませんけれども、今の私たちの仕組みの中で虐待に対応するしっかりした窓口も持っていますし、それに対しての連携体制、また児童相談所との連携を含めてしっかりした連携体制のもとに対処している。基本的には、虐待が残念ながらあった場合には、きちっと事後において、その虐待をどういうふうに解消していくのか、子供のことを一番優先、最優先に考えながら対処しているということだけは御理解いただきたいと思います。その上でさらなるそういった充実を図っていくということの中で、今国が設けているような制度の活用についても今後検討していきたいということでございます。
再質問 9番 守屋いつ子
できていないとは言っておりません。進めてほしいと、急いで。ということです。それで、私何度も、子どもの権利条約に基づいて、町として子供の権利条例をつくったらいいのではないかということを提案してきましたが、そこの考えがないというのは今までの答弁の中でわかっております。しかし、今回の虐待に対する子供の人権を守る取り組みについての御答弁の中では、地域の方々の理解や協力を得てこれに対応していきたい。当然行政の窓口というか相談窓口だけでは対応できるものではないというふうに思います。そこの子供の人権をどういうふうに守っていくのか、子供の命をどういうふうに守っていくのかというところでは、やはり非常に有効な手だてとしてきちんとした子供の権利の救済体制をとっていく、このことが大事だというふうに思うんです。前も私は述べました。子供の権利条例をつくる、それはなぜかというと、これは地域の中で子供の権利をしっかり認識していく、そういう大きな役割を果たせるんです。だからこれをきちんと町の中で位置づけていく、それが必要だというふうに思います。これは宗像市のものですけれども、子供版、大人版として、これの持つ、そういう意義がきちんとわかりやすく書かれております。そして、権利救済に向けてはこういう、これも宗像市のものですけれども、ハッピークローバーという、こういうリーフを配布して、いつでもどこでも相談できるんだよと。何があっても相談できるんだよということをきちんと書いて、子供だけではなくて、地域の方々や学校を含めてこれを配布している。そしてさらには、子供のネームの後ろに、きちんと名刺版のものを子供たちが持って、何かがあればすぐ電話がかけられるとかファクスができるとか、そういうところにつながれるような手だてをとっている。松本市にも行ってきました。そこでは、まちかど保健室というのを置いております。それでその中で、子供だけじゃないです。親にしても、そういう方々がさっと寄って相談ができる、そういう体制をしております。いわゆるわかりやすい相談場所をきちんとつくっているんです。だから、そういうような見えるものをやっぱりきちんとつくっていかないと、本当に全員、全体の地域のものになっていかないというのが今の状況だというふうに思うんです。本当に悲惨な状況が生まれてから、こうするべきだったとかということではなくて、今の時点でどう子供のそういう権利、命を守っていくか、そのところにしっかりと私は向き合ってほしいというふうに思います。それにあわせて、そういう点から、暴力に対してそういう啓発活動を行っていく。自分が暴力を受けているのかということを認識するという上でも、また、そういう上でも、今までも提案してきましたDV防止の取り組み、これは夫婦間だけではありません。デートDVといって、今では中学生、高校生からそういう人権をしっかり守っていくということでこういう方法があります。それと、キャップといって子供の暴力防止システム、プログラム、そういうのもあります。そういうものをいろんな場面で町として活用していくということがすごく大事だというふうに思うんです。ぜひそういうことを積極的に取り入れていっていただきたいと思います。先日大谷短大と音更町の女性議員と交流がありました、交流会が。その中でデートDVの講義を受けて、そういう中で学生たちは、自分がデートDVについての認識を新たにしたというふうに言っておりました。そういう点では非常に重要な取り組みです。できれば全中学校、高校生に対してそういうことを実施していただきたいと、そのように思います。そのあたりについてのお考えをお伺いいたします。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
暴力を受ける側、行う、受ける側は防止するというのは当然でございますけれども、暴力を起こさないようにするというのも大変大切なことでございます。そういった意味から、企画のほうの部門にはなるんですけれども、まちづくり講演会の一環として、駆け込みシェルターとかち様を講師にお迎えして、下音更中学校、緑南中学校等々についてそういった講演会等を実施しているところでございます。ただ、全部の中学校というふうには実施しておりませんので、中学校等の御協力を得ながらそういった講演会を引き続き実施していきたいというふうに考えているところでございます。以上でございます。
答弁 保健福祉部長 重松紀行(保健福祉部長は2021年3月まで)
先ほど、先進市における相談の事例について、今私もお聞きしたばかりでございますので、また調査研究をさせていただきまして、私どもの町に合うような制度であれば実施に向けて検討したいと思いますので、御理解のほうよろしくお願いいたします。
再質問 9番 守屋いつ子
ぜひ積極的な対応をお願いしたいというふうに思います。ちょっと一言言わせていただきますと、きのうの答弁なんかを見ていても、今の社会保障制度についての認識というのが、副町長においても、きのうの答弁の中においても、個人の責任というところで、責任から発するというものをすごく強く感じました。そういうことで、一定社会保障制度というのは何なのかというあたりは、しっかりもう一度認識を新たにしてほしいということが私の要望でございます。社会保障制度をきちんと充実させるということは、安心して生活していけるという前提になりますので、音更町の社会保障制度をどうするかということは十分に、これから研修も含めていろんな場面で取り組んでいっていただきたいということをお願いいたしまして質問を終わらせていただきます。
答弁 町長 小野信次
守屋議員の熱い思い、そして、今まとめとして語られた社会保障制度、これ、考えていることはそんなに皆さん方相違はないと思います。ただ、それが国においてできるものは何なのかと。大枠の中でそれに準じて、じゃ自治体ができるのは何なのかということを考えながら、まちづくりの中で我が町にあっても来ているというふうに思っています。そういう意味で、前段にある国保の問題、るる守屋議員の考えとして、ふだんどおりお話をされたなというふうに思っておりますが、我々も、国保の大きく変わったという中で、自治体としてしっかりその変わった部分をいい方向に向ける、そしてまた、今守屋議員からもお話の中であったように、我々がそれと向き合っていく中で、やはり住民、町民の皆さん方にとって負荷がそうかかることのないようなことも含めながら条件整備をしなさいということだというふうに思って受けとめておりますし、また、それに向けて努力をしているつもりでもございます。また、あとは、介護保険の中でもお話がありましたけれども、実際に介護に当たっては、今の介護保険制度もそうなんですが、事業者、そして利用者、そういった意味で相当大きく変わってきていると思います。介護報酬も大きく変わった中で、本当にそれが、働き手が大変だという中で、それが改善されているかどうかということも、事業者もかなりそういった意味での意識は高くなってきていると思います。そしてまた、音更にあっては、医療法人、そして社会福祉法人の皆さん方が意見交流をしながら、この制度というものを利用する側に立って、しっかりと改善すべき点、そして、サービスの面で受け手となる人たちが本当に喜ぶような施設としてまた努力されていることも、これも事実であります。そういった意味で、町がそこに入りながらお互いの、従事をする人、そしてまた経営をする人たちの意見交換もしながら今日に至っていますし、また、経営をしている側も利用している側も、ある一定の評価、そしてまた、この町で経営してよかったという声も伺っておるところも事実であります。それで、最後のほうでありますが、虐待の話、これ、守屋議員も議員になったときから、私と同じように、最初は虐待というのがどう捉えるのか。今この虐待って当たり前の言葉になってきていますけれども、じゃ本当に、自治体としてはそれが一番現場だから、担当者も含めて、特に学校、保育園なんて本当に以前からそういうことを目にしてきたわけであります。しかしその中で、町も、そして教育を携わっている教育委員会の皆さん方もそこをしっかりと受けとめながらフォローアップしてきたから今日が何とか保たれていると思うんです。でも、世の中の大きな変革とともに、それだけではもう無理になってきている。それがようやく、きのうも松浦議員に本当に感謝したのは、地方でさえこれだけ真剣に取り組んでいるんだから国はもっと早く取り組むべきでなかったかという話を今しても、それを論じているもう暇さえない。そのためにやはり我々も、きのうも最後にお答えしましたように、今守屋議員が話にも出してくれましたけれども、やはりどうやってこの啓発をしていくのか。あくまでもプライベートな話ですから。プライベートな中であるからこそ、DVであっても、あるいは今の子供に対する虐待にしても、なかなかそこのすき間に入っていく大変さがある。でもそれは、答弁でも申し上げましたように、住んでいる周りの皆さん方がしっかりと御協力をいただきながら、行政も今まで以上に、それと皆さん方が関心を持っていただけるような啓発、そしてまた、子供さん、あるいは、子供だけじゃないと今守屋議員もおっしゃったように、我々は、暴力、そして虐待というのが、子供も大人も、その領域を超えた中でそういった環境にある人たちがいるということを真剣に受けとめながら、これからも今お話しいただいたように啓発に努めてまいりたいし、予防に努めてまいりたいと思いますので御理解をいただきたいというふうに思います。本当にありがとうございました。