みんなの議会

音更町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日

議事録に件名の記載なし

2011年12月14日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が質問し、町長 寺山憲二、企画部長 西川友則、民生部長 今村茂、副町長 赤間義章が答弁しました。

質問者
守屋いつ子 議員
答弁者
町長 寺山憲二、企画部長 西川友則、民生部長 今村茂、副町長 赤間義章

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 6番 守屋いつ子

通告に従いまして質問をさせていただきます。本日最後の質問でございます。大変皆さん御苦労さまです。今回、2問について質問をさせていただきます。1問目は、地域活動に自治体の支援をお願いしたい、そういう趣旨でございまして、少子高齢化、そして生活形態の多様化によって、近所づきあいを初めとする地域のつながりの希薄化が見られます。その一方で、第5期総合計画でも示されておりますように、いつでもすこやかに安心して暮らせるまち、町民の力で動く協働のまちづくり、これを進める上で、地域住民の力を生かし、発揮してもらうことが求められます。06年、社会福祉協議会の呼びかけもあり、現在音更では10カ所ほどの地域交流サロンが開設され、活動をしております。子育て中の方や障害を持った方、高齢者など隣近所の方々が集まり、話をしたり、運動やゲームなどをしたりと楽しいひとときをつくっております。まさに地域の結びつきを深める上で大きな役割を果たしています。しかし、好意あるボランティアの方々の力で運営が行われておりますが、継続する上で、事故や運営費等の問題で不安を抱いている実態もあります。地域住民の力をさらに発展、継続させるためには自治体のバックアップが必要です。次の点についてお伺いいたします。1、現在、社協が中心となり、地域交流サロン、以下「会」といいますけれども、この開設を推し進めておりますが、地域住民活動としてどのように認識しているかお伺いいたします。2、常に細心の注意を払いながら会の運営をしておりますが、事故時の補償などについてどう自治体として考えるかお伺いいたします。3、会の運営は参加者の会費によっております。ほかの自治体では一部運営費補助の支給を行い、支えております。潤いと思いやりの地域づくり事業の活用対象とできないかお伺いいたします。4、多くは高齢者が集っている会です。町所有のバスの活用に便宜を図るべきと考えますが、お考えを伺います。大きな2問目、女性相談日の創設など相談業務の充実を求めます。現在のストレス社会の中で、さまざまな悩みを抱き、生活をしております。そんな町民のよりどころとして、専門家の力も活用して多くの相談業務を実施しているととらえています。町は、2012年度から、機構改革に向け、検討作業が行われていると報じられていました。税や各種料金の一元徴収や業務の効率化、ワンストップサービスの実現などをポイントにとらえているということで、期待するものでありますけれども、この機構改革の機会に相談業務の充実を図ることが必要と思っております。以上より、次の点についてお伺いいたします。1)、相談しやすい環境づくりとして、明るくゆったりとし、緊張を和らげる配慮がなされた専用の相談室の常設を求めます。2)、DV、これは配偶者間の暴力をいいますが、DVや性暴力、虐待などデリケートな相談に対応できる女性相談日の創設を求めます。3)、住民にわかりやすい呼称や表示を行うことを求めます。4)、木野地域、木野支所等でも実施できる体制を求めたいと思います。以上、答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

1点目の地域活動に対する自治体の支援についての御質問にお答えいたします。初めに、社会福祉協議会が推進している地域交流サロンを地域住民活動としてどのように認識しているかとのことでありますが、音更町社会福祉協議会が取り組んでいる地域交流サロンは、全国社会福祉協議会が「ふれあい・いきいきサロン」の名称で推進している事業で、家に閉じこもりがちな高齢者や障害者、子育て中の親子などが近くの場所に気軽に出かけ、生きがいづくりや健康づくりを行いながら、それぞれの地域でいつまでも生き生きと暮らしていくことを目的としております。実施主体を特に限定せず、町内会や有志の皆さんが、個人宅のほか、地域の会館や集会所など身近なところで開設するもので、交流の具体的内容は、参加者の皆さんが話し合って進めていくことを原則としております。町内には現在10カ所のサロンがありますが、社会福祉協議会としてはさらに数をふやし、活動の輪を広げていきたいと考えており、制度の周知とあわせて、設置に向けた呼びかけを行っているところであります。このサロンの活動によって、見守りが必要な方を発見することにつながったり、日ごろの心配事を打ち明けられる場ができたり、場合によっては問題の解決に向けて関係機関とのネットワークが広がるなど、町民の孤立感を解消するとともに、心身の健康を保持する有効な方策になっているものと思っております。これらの活動が身近な地域の方々の温かい手によってさらに広がっていくことは、地域コミュニティー活動の促進につながり、ひいては協働のまちづくりを進める大切な要素になるものと認識しております。次に、事故が起きた場合の補償についてどう考えるかでありますが、地域交流サロンのような日々の活動事故に対応する保険につきましては、開催日を指定してその都度加入するボランティア行事保険などが想定されるところでありますが、基本的には、実施主体において、参加者の皆さんと十分相談した上で加入すべきものと考えております。次に、潤いと思いやりの地域づくり事業の対象にできないかという御質問でありますが、地域交流サロンの運営に対する支援といたしましては、地域会館やコミセン等の利用をする際の使用料を町において免除しているほか、立ち上げのための情報提供や周知活動、資料やチラシの作成などについては、社会福祉協議会が支援を行っております。お尋ねの潤いと思いやりの地域づくり事業の活用につきましては、町内会が行う自主的な地域福祉活動についても対象としておりますので、地域交流サロンが町内会活動の一環として行われるものであれば、1年度につき1回に限り、町内会の戸数に応じて2万円から4万円までの定額を交付することとしております。最後に、町が所有するバスの利用についてでありますが、町のバスについては、公用を目的として所有しているものであり、町が主催する事業や行事での利用に限られることから、お尋ねの地域交流サロン活動に対する貸し出しは難しいものと考えております。いずれにいたしましても、地域交流サロンは、町にとっても地域の皆さんの自主的な活動として大切にしていかなければならないと考えており、可能な支援は今後も継続してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。2点目の女性相談日の創設など相談業務の充実についての御質問にお答えいたします。本町の町民相談につきましては、人権擁護委員と行政相談員による人権・行政・暮らしの相談を毎月2回、基本的には、10日が総合福祉センター、20日が木野コミュニティセンターで実施しているほか、弁護士による町民法律相談を月1回、第4月曜日に総合福祉センターと木野コミュニティセンターで隔月ごとに実施しております。また、随時の相談としては、企画課住民活動係を町民相談の窓口として職員が対応しておりますが、昨年4月からは嘱託の住民活動推進員を配置し、相談内容に応じて関係部署の担当職員を同席させるなど庁内の連携を図り、相談体制の充実に努めているところであります。平成22年度の相談件数は、全体で226件となっております。内訳としては、人権・行政・暮らしの相談が49件、町民法律相談が64件、随時の相談で受け付けております町民相談が113件となっております。また、相談者の状況としては、男性が82件、女性が144件となっているところであります。初めに、相談しやすい環境づくりとして、明るくゆったりとし、緊張を和らげる配慮がなされた専用の相談室の常設についてでありますが、役場での町民相談の窓口につきましては、企画課が担当しておりますので、相談者には庁舎2階に来ていただいて相談を受けておりますが、お話を聞く場合には、行政資料コーナーや会議室等を利用して行っているところであります。どちらも相談を受ける環境としては十分ではないことは承知しておりますが、現在の執務室の状況から専用の相談場所が確保できないため、このような対応をとらせていただいております。プライバシーを確保し、話しやすい環境の中で相談を受けることは、相談内容を十分お聞きすることができますので、専用の場所を設けることは大事なことと考えております。今回の機構改革におきましては、庁舎における受付窓口のあり方のほか、相談業務の担当部署なども含めて現在検討を進めているところであり、相談場所についても確保したいと考えております。なお、組織機構の中に常設の相談室を設置し、専任職員を配置することは困難でありますので、現在の体制で対応してまいりたいと考えております。次に、DVや性暴力、虐待等デリケートな相談に対応できる女性相談日の創設についてでありますが、現在行っている各相談業務につきましては、男女等の相談者の区分をしないで、どなたでも相談に来ていただける体制で実施させていただいております。人権・行政・暮らしの相談は、月と地域の開催回数のこともありますので、相談対象者を区分して設定することは難しいと考えておりますが、女性の相談委員が3名おられますので、男性の委員に相談しづらいような場合には、女性相談委員が対応しているところであります。随時の町民相談は、平成22年度の相談件数のうち、来庁されての相談が40件で、女性の相談者は6割の24件になっております。この町民相談において、女性の方を指定した相談日を設定することは可能と考えますが、対応する女性の専門相談員の配置のほか、指定日以外の日には相談できないのかといった随時相談としての問題も懸念されることから、現時点では女性相談日の創設は難しいものと考えております。しかしながら、御意見をいただきましたので、今後、相談の状況等を見ながら検討させていただきたいと考えております。次に、町民にわかりやすい呼称や表示を行うことについてでありますが、人権・行政・暮らしの相談につきましては、相談者に直接会場に来ていただいて、相談内容を制限することなく、心配事や悩み事など幅広く対応をさせていただいているところであります。名称は、国から委嘱されている専門の委員が行っている相談として、町民の方々に安心して来ていただけるよう、応対者がわかる形で表示をさせていただいております。この名称に変更してから十数年が経過しておりますので、町民の方々にも認知されてきているものと考えております。また、町民法律相談は、電話などにより事前に予約を受けてから、相談当日に会場に直接お越しをいただいております。予約につきましては、相談の内容等を確認し、法律相談でよいのか、その他の機関の窓口等がよいのかなどを整理して対応をさせていただいているところであります。なお、相談の表示につきましては、それぞれの名称を会場入口に掲示して実施しているほか、役場内では、担当部署の看板に町民相談の表示をしているところであります。最後に、木野地域、木野支所等でも実施できる体制をとの御質問でありますが、人権・行政・暮らしの相談と町民法律相談につきましては、総合福祉センターと木野コミュニティセンターを会場に、それぞれ交互に実施しているところであります。また、木野支所に町民相談の窓口を設置することにつきましては、職員等の配置や木野支所における業務の対応として難しいものがあると考えているところであります。なお、木野支所に相談者が来られた場合には、内容をお聞きし、役場の担当に確認をとりながら相談日等を御案内させていただいているほか、直接電話で担当とお話しいただいているところでもありますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。

再質問 6番 守屋いつ子

では、再質問をさせていただきます。ことしは、ことしの漢字一つで「絆」というふうに示されております。そういうことで、このきずなをつくっていく、そういう中で、今町内10カ所で取り組まれている地域交流サロンというのが、このきずなをさらに広くしていく大きな手段の一つになるというふうにとらえております。それとあわせて、月曜日、12日に行われました議場でひとことの中でも、病気になる前の、介護状態になる前のその施策をつくっていく、元気で過ごすための一つの政策として取り組むことが必要だ、そういう上でもこの地域交流サロンというのが大きな役割を果たすものであるというふうにとらえます。これは、今答弁にもありましたように、高齢者、ほとんどが高齢者でありますけれども、お子さんを連れた方だとか障害を持った方、そういう方たちもこのサロンに集まって楽しいひとときを過ごしているということです。その中で、やはりこの会を、サロンを運営していく、ボランティアとは言っておりませんけれども、運営している方々は、常に楽しい会にしたい、そして、マンネリ化しないようにいろんな企画を組みながら、いつも来てもらえる、継続していける、そういう会にしていきたいということで大変力を注いでくれております。そういう運営する方たちがやはり継続していってもらうことが、継続してこれを取り組んでもらうことが非常に大切なことになるというふうに思うんです。今、確かに答弁にもありましたように、社協が主体となって実施しておりますけれども、社協とも私お話をさせていただきました。よその地域で運営費の補助などを行っているんだけれども、音更の社協では何とかならないのか、そういうお話もしましたが、やっぱり財政的な面で大変であるということ、みんなの好意のもと実施していきたいという、そういう意向もありました。そういう中で、この地域交流サロンをつくる上では、民生児童委員の方や町内会長さん、区長さん等にサロンをつくる呼びかけをしている、この効果も話しているということでしたので、そういう上で私は、この潤いと思いやりの地域づくり事業、これを活用して、そして町内会の活動の一つとしても位置づけられないものか、そういうふうに思ったところなんです。それで、今の答弁の中では、町内会の活動の一環として行われるものであれば、1年につき1回に限り2万円から4万円までの定額を交付することとしているということなんですけれども、これのとらえとして、この地域交流サロンへの適用も可能だというふうにとらえていいのかどうか、そこを確認させていただきたいと思います。

答弁 企画部長 西川友則

地域サロンの活動事業、これが潤いの対象になるのかというような御質問かと思います。御承知のとおり潤いと思いやりの地域づくり事業、この基本というのは、地域住民でつくる町内会等が取り組む事業に対して行政が一定の補助をし、そして行政と、それから町内会が一体的になったまちづくりを進めるということが基本となっております。したがいまして、今、この地域サロンというのは町内会の組織で構成されているものでないというふうに私認識しております。したがいまして、個々の方がそれぞれの思いで、そして活動する事業につきましては潤いの精神からはちょっと外れるのかなと。ただし、町内会組織として、町内会の事業としてやるものについては、先ほど町長が答弁書で申し上げましたとおり、定額補助は支給できるのかなというような認識も持っております。それと、やはり補助をする場合については税金を使うわけでございます。したがいまして、その組織に補助をすることが効果性あるいは的確性の観点からいってどうなのかということも十分見きわめなければならないというふうに思っておりますので、御理解をいただきたいと思います。休憩(午後 2時00分)

再質問 6番 守屋いつ子

では、今、潤いと思いやりの地域づくり事業、これについては、町内会が行う事業であり、この地域交流サロンについては対象とはならないだろうという答弁だったかというふうに思います。そういう中で、立ち上げについての呼びかけを町内会長さん、区長さん、そして民生児童委員の皆さんに呼びかけたということでは、ぜひバックアップをしてくれという、そういう意味ではないかというふうに思いますけれども、その辺はどういう意図で、どういう内容で呼びかけているのか、もしわかったら教えてください。

答弁 民生部長 今村茂

社会福祉協議会では、この事業を実施するに当たって、やっぱりこの地域交流サロンの活動を住民の皆さんのいろいろな地域において活動を広げたいというような意味合いがございまして、各町内会にもそのような研修会といいますか、説明会も開いているようでございますし、それから、その地域地域で御活躍をされている民生委員の方、それからボランティアの皆さん、いろんな場面において社協として拡大をしたいという御意向があってされているものだというふうに思っております。それはそれとして私どもは尊重をさせていただいているということでございます。以上でございます。

再質問 6番 守屋いつ子

そういうことなんですけれども、ぜひこれを広めていきたい、そういう意図でそれぞれの呼びかけ、社協だよりだとか新聞だとか、そういうものにいろいろ掲載されております。町としても、とても大切な、まちづくりを進める上で大切な要素になるというふうに位置づけておりますけれども、そういう中でなかなか、社協の事業という面もあり、直接的な支援というのは難しいのではないかというのは、そこら辺は重々わかっております。公用車の件、私、公用車は当然、町としては非常に難しいという、公用車、バスですね。そういうのは大体わかっているわけなんですけれども、何とか活用できないものか、町の財産として町民が利用できる、そういうところに利便性を広げていくことができないものか、そういうことで今回提案させていただきました。これを調べて、ほかの自治体などどうしているのかというところでちょっと調べさせていただきましたところ、私自身の認識不足もちょっとありましたけれども、結構カーシェアリングだとか、公用車をそういう形で住民に貸し出す、そして活用してもらっているというところがこの北海道の中にも、札幌や江別や豊富町や、そういうふうにして公用車をフルに活用しているということがありまして、それであれば音更も、いろいろこの運用規則等を見直ししていくことによってそういうことが可能なのではないかというふうにとらえました。答弁の中では難しいということでしたけれども、今後そういう、私が今提起したのはカーシェアリングということで、バスを貸し出すということではないんですけれども、このカーシェアリングというのは、貸し出して、貸し出し料金も発生するみたいなんですけれども、そういう一定の枠から離して活用するという点ではいろんな行事などにもやっぱり利便性を図っていく。きのうやっぱり質問等にもありましたけれども、高齢者の足の確保、閉じこもりの高齢者をいかに外に出て活動的に動いてもらうかというところではさまざまな車の活用方法があるのではないかという内容の話もありました。そういうところで、この地域交流サロンで活用する場合というのは多分年に一、二回のことかというふうに思うんです。そういうときへの公用車、バスの、バスばかりではなくても、それは当然人数によって対応していくものかと思いますけれども、そういう利便性を広げるということをもう一度検討できないものか、ぜひ検討していただきたいという思いがあるんですけれども、その辺はいかがでしょうか。

答弁 民生部長 今村茂

地域交流サロンにバスを利用できないかということでございますが、これにつきましては、先ほど町長からお答えしたことに尽きるわけでございますけれども、私どものほうで保有しているバスにつきましては、まさに公用ということで扱いをさせていただいております。町の行政執行上に必要な業務あるいは、町あるいは、そのほか町の機関がございますから、その調査研究に関する業務等に使用するということでさせていただいておりますので、現状においてこれを地域サロンの交流に使用していただくということについてはできないかなというふうに思っておりますので、そのように御理解をいただきたいというふうに思います。

再質問 6番 守屋いつ子

まず、この車の問題についても、潤いと思いやりの地域づくり事業についても、また、いろんな事故時の補償などについても、一定の決まり、今現在の規定などの中で、なかなかそこから拡大していく、見直しをしていくという状況にないというのが今回の答弁かというふうに思うんですけれども、この潤いと思いやりの地域づくり事業、これは非常にみんな期待して、多くの団体が期待して、これの活用の拡充だとか予算の増額だとか、いろいろ求めているわけです。やっぱり町民に使いやすい事業として町がつくった事業ですので、ここで見直しをするということは可能かというふうに思います。今言いましたように、この車の問題、公用車の問題についても、町で一定規定したもの、つくったものですね、運用規定。そういうことでは見直しが可能なのではないかというふうに思います。そういうことで、今後、こういう小さな活動を支えて、地域の人たちが元気になる、そういうことに自治体として支援をしていくということに積極的に取り組んでいただきたいということを私は強く要望したいと思います。それで、町長の考えを伺いたいというふうに思います。

答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)

最初にバスの問題がありましたけれども、札幌市やなんかで公用車を貸し出すカーシェアリングというのは報道等で私も承知をしておりますけれども、多分そこには料金が発生するんだろうというふうに思います。音更町がもしもそのバスを貸すということになれば、当然そこから収入を、料金をいただくというような形になるというふうに思いますが、町が持っている施設を安く貸すということになれば、民間企業もバス貸し出しているわけです。民間を圧迫するようなことを行政が率先してやっていいのかというような問題も発生するのかなというふうに思います。公用で持っているバスというのは役場の会議室と同じでございまして、では役場の会議室をいつでも貸し出せというのと同じ理屈になるんではないかというふうに思います。役場の施設そのものは公共施設ではありません。事務を執行するための施設でございますから、会議室を貸せというのとバスを貸せというのは大体同じような論理かなというふうに今論議を聞いていて思いました。それから、交流サロンにつきましては、私も100円持って一度参加させていただきました。料金100円でもって、おやつであったり、それから折り紙みたいな原材料費を使ったりというような形でもって皆さん楽しんでおられます。大変いいことだなというふうに思っていますし、行政としても、支援をすることについてはこれからも積極的にやっていきたいというふうに思いますけれども、それが金銭的な問題で応援するのがいいのかどうか。受益者負担1回につき100円だとすれば、それは受益者そのものの許容範囲ではないかというふうに思います。そういった中で、100円で楽しめるんだったら、それはそれで、行政が支援しなくても、行政はそれで、会議室等についての減免措置だとかそういった形の支援をさせていただいておりますので、直接自分たちがかかるおやつ代だとか原材料については自己負担をしていただくというのがこれ原則ではないかなというふうに思います。また、町が直接そのサロンに対して補助金を出すというよりは、一度、出すとしても、社会福祉協議会という団体とこれから協議しながらどういうあり方がいいのかというのも、それは模索していかなければだめなのかなというふうに思います。そういった形で、交流サロンについては、大変いい取り組みだというふうに思っておりますし、これからも進めていきたいとは思いますけれども、そういった援助というのが本当にいいのかどうかというのは、社会福祉協議会とも十分相談したいなというふうに思います。以上です。

再質問 6番 守屋いつ子

ぜひ、可能な支援は今後も継続していくということでございますので、そこに期待をしたいというふうに思います。次に、相談業務の充実についての質問に移らせていただきます。これにつきましては、今行われている相談業務というのは、いろいろ施策報告だとか、いろんな面で報告を受けておりますので、内容は私もわかっております。相談室を常設してほしい、そういうことなんでございますけれども、例えば帯広は相談室が常設されております。昭和35年にこれができて、今では非常に多くの方々の相談業務を担っております。先日もちょっと帯広市役所の相談室に私も行ってまいりました。非常に温かく、突然行ったんですけれども、温かく迎え入れてくれまして、そして、何でしょうかというふうな問いかけが向こうからされました。そういうことでは、非常に迷いながらその相談室に入っていく、そのときに相談しやすい雰囲気というのはやはり大事なんだというふうに思いました。今、音更では広報などで相談日の日程だとか大体知らされておりますけれども、何かそういう、構えて受話器をとったりだとか整理して電話をしたりとか、そういうことがなかなかできない実態というのはあるんじゃないかと思うんです。そういうことも含めると、やはり迷いながら足が運べるという、そういう場所というのは必要だというふうに思います。だから、相談できる体制はあるけれども、足が運べる場所がない、そういう状況に私はなっているんじゃないかというふうに思います。そのあたりで、専用の相談室があるということが、あることの意味合いというのは町としてはどのようにとらえているのかお伺いいたします。

答弁 企画部長 西川友則

専用の相談室の御質問でございます。先ほど町長のほうからも答弁させていただいておりますけれども、本町の場合は、現在、その相談室というのは、行政資料コーナーという極めて狭いところで相談を受けているというようなのが実態でございます。御承知のとおり、昭和52年に庁舎ができて、手狭だというようなことでございまして、来年新たな相談室を設けたいと、場所を設けたいということは答弁をさせていただいております。ただ、足が運べる場所という、帯広市は足が運べて、音更が相談室体制をとっていないから足が運べないだとかということにはならないというふうに私は考えます。相談体制としては、平成22年に専門の相談員1名を配置しております。それから、月10日、20日、行政相談員さん、それから人権擁護委員さん、合わせて7名の方がいわゆる相談を受けているということからすれば、その実態というのは音更町はかなり進んでいるのかなというふうに思っております。ただ、帯広市のように、人口16万の帯広市、それが一つの組織をつくり、そして男女共同参画課もつくっているというようなことが、それは確かに体制的にはすばらしいと思いますけれども、やはり4万5千の町の音更町、音更町役場275名しかいませんけれども、ここでやれることというのは分相応のことしかできないのかなと。そして、帯広市に負けないような相談体制をつくっているというふうに思っております。

再質問 6番 守屋いつ子

今度の機構改革の中で相談室、場所、相談場所といいましょうか、それについては考えていくということですので、大いにここは期待したいというふうに思います。それで、この二つ目にといいましょうか、女性相談日の件です。女性相談日については、女性の相談者も6割ぐらいを占めているということでありますけれども、今非常にDV、これも、先日も新聞にも出ておりましたけれども、右肩上がりにどんどんこれはふえておりますし、性暴力の問題、虐待などの問題、これも非常にふえております。非常にデリケートな分野の相談になるというふうに思っております。それぞれの、例えば母子保健だとか地域包括だとか、すべてそういうところでも相談は受けているというふうに思いますけれども、なぜ女性相談日なのかというところ、そこはやっぱり押さえていただきたいなというふうに思うんです。音更町は、この例えばDV関係の相談は住民活動係が一定窓口となって対応していらっしゃると思いますけれども、残念ながらここの担当者はかわります。非常にここは、この関係ではワンストップサービス、これがすごく求められる相談でもあります。そういうことでは、それに対応できる相談員の配置、これが求められるというふうに思うんです。確かに帯広と違って男女共同参画推進室もありませんけれども、でも、相談者としてはかなりの数でいらっしゃるんじゃないかというふうに思っております。今、女性を取り巻く状況というのは非常に、非正規雇用で働く方だとか低賃金であるだとか、また、離婚率が非常に高くなっている、そういうことで、女性の貧困の問題、それから発生する育児だとか子育て、教育などへの影響、そういうことなども含めていくと、やはり決まった女性の相談日というのがあることによってそこにアクセスできる、そういうものだというふうに思うんです。そういうことで、この4万7千、4万6千人の町の中でぜひ、この女性相談日というのが非常に今求められているんじゃないかというふうに思います。その点については、女性相談日の創設、難しいという今答弁でありましたけれども、そういう今女性を取り巻く状況だとかということを考えていけば、ぜひここはもう一度考えていただきたいというふうに思います。結構私のところにも相談があります。病院に行けばいいのか、どこの病院に行けばいいのか、どこに相談すればいいのか、カウンセラーはいるのか、そういうことだとか、わかってもらえない、どこに行けばわかってもらえるんだろう、そういう本当に専門的な知識を必要とするような、そういう内容の相談もあります。当然そういうところでは、やはりきちんとした相談員を配置できるというのは、自治体の窓口、自治体の相談室の中でそういう相談員を置いてもらうということが最もふさわしいのかなというふうに思います。そういうことで、ここについては、女性相談日というのを再考、再度考えていただきたいということをもう一度お願いするわけなんですけれども、その可能性というのはないのかどうか、もう一度お伺いいたします。

答弁 企画部長 西川友則

答弁繰り返しになろうかと思いますけれども、先ほど申し上げましたとおり、人権擁護委員さんが5名、行政相談員さんが2名、都合7名、そのうち3名の女性専門の相談員さんがいらっしゃいます。その中の人権擁護委員さんというのはまさに、今おっしゃったDV関係、人権関係には卓越した人でございます。その方に相談されるということは、かなり的確にその法的な問題だとか適切なアドバイスを受けられるというふうに私ども思っております。それで、役場の中にさらに相談員というようなことにつきましては、先ほど申し上げましたとおり、全体の人数等の関係もございます。組織の問題、275名で、今回組織機構改革やりますけれども、それが人数をふやして組織機構改革をするわけではございません。したがいまして、現在の体制に完全に満足しているわけではございませんけれども、今の相談体制、特別相談者に対して何か不評があるというようなことではございませんので、現在の体制で進めてまいりたいと。ただ、女性の相談日につきましては、答弁の最後のほうにお答えしておりますけれども、もう少し状況を見ながら、真に女性相談をする人間が必要だということを判断した場合は、そのときには検討してまいりたいということで、女性の相談日を頭からだめだというようなお答えはしていないというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。

再質問 6番 守屋いつ子

ぜひ、状況を見ながらということなんですけれども、もう今既に悩み、中には自殺を考えると。自殺未遂で終わっている方もいます。そういうことで考えると、なかなか状況を見ながらという、そういう時間的な余裕を持つというものでもないかというふうに思うんです。例えば子育てにしても、時間がどんどん経過していきます。虐待の件にしても、全部がそこ、女性相談日に来るというふうには限りませんけれども、どんどん今そういう状況が、深刻な状況が進んでいる中でやはりこれは急がれるべきものではないかということをまず私は伝えておきたいというふうに思います。あと、表示の問題も私はちょっと伝えましたけれども、例えば、相談窓口が住民活動係というふうに音更はなっておりますけれども、一般の方がそこが相談窓口だというふうにはなかなかとらえにくい、そういう状況もあるというふうに思います。そういうことで、例えば、今言ったような相談窓口が、住民活動係が窓口であるとか、例えば相談日が人権・行政、暮らしが入るから何か相談できるのかなというふうに思うんですけれども、このネーミングというのも非常にかたくて、私の悩みはどこに行けばいいのか、これで、行政・人権というふうなことで非常にすっと入っていけないという問題もあります。そういうことではもっと平べったく、町民相談室とか町民相談窓口とか、そういうような余り考えなくても相談に入れるような、そういうネーミングが必要なんじゃないかというふうに思います。そのあたりもぜひ、表示の問題、これはここだけ、それだけではないですけれども、今度の機構改革にあわせて表示方法、町民の目線で表示ができるようなことをぜひ考えていただきたいというふうに思いますけれども、そのあたりが検討されているのか。例えば、10月20日の新聞によりますと、いろんなこの機構改革については、年内に新機構の案を議会に示したいというふうな新聞記事だったんですけれども、そういうことも含めて、今内容は具体的に動いているのかということも一つお尋ねしたいというふうに思います。

答弁 副町長 赤間義章(副町長は2012年3月まで)

機構改革の関係でありますけれども、今、部長段階での検討を終えまして、私どももその方向を聞いております。それで、上のほうから一方的に決めるのではなくて、職員みんなにも考えてもらって今の機構と、組織機構そのものですね。それと、これから持っていきたいといいますか、新しい組織機構の案について職員におろしております。ことしいっぱいぐらいかけて職員から意見を聞いて、修正すべきところがあれば再度検討して、次のステップに持っていきたいということで今進めております。予定としては、12月いっぱいまでに新しい組織機構の案を固めたいという思いでやっておりましたけれども、若干ちょっとおくれておりまして、年明け早々に町としての組織機構の新しい案を固めて、部の設置条例の関係にも及んでくるような方向になってきておりますので、そちらの条例手続等もお願いしなければいけないということで、いろいろ議会にもお願いをし、議員の皆さんにも、その際に、私どもが考えます新しい組織機構について説明をさせていただきたいと、そのような段取りを今踏んでおりますので御理解をいただきたいと思います。以上です。

再質問 6番 守屋いつ子

わかりました。この件については、ぜひそういう、町民が知らないで役場の中に入っていく、そういう意識のもとに、町民が使いやすいというか行きやすい、これはどこに聞けばいいんだろうと悩むことがないような、そういうような表示も含めてぜひ機構改革の一部としていただきたいというふうに思います。木野地域、木野支所でも、木野福祉、木野コミセンですか。木野コミセン等でもいろんな相談業務行っているのは承知しております。そういうことで、いろんな経費の問題だとかということもございますけれども、人口の約6割強ですか、木野地域に住んでいる、生活しているということも考えますと、ぜひ木野地域でのそういう相談、常設の相談窓口ということも今後ぜひ検討していただきたいというふうに思います。なかなか難しいというか、機構改革、この相談だけの問題ではない、当然それは十分わかっておりますけれども、今のいろんな複雑なやっぱり社会情勢、特に女性を取り巻く問題というのは結構深刻なものがあります。そういう点で、ぜひこの機構改革の中に生かしていただきたいということをお願いいたしまして、質問を終わらせていただきます。

出典:音更町議会 平成23年第4回定例会 2011年12月14日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる