音更町議会 平成21年第2回定例会 2009年6月12日
国民健康保険制度の現状と改善策について
2009年6月12日、音更町議会の一般質問で、山川秀正議員が「国民健康保険制度の現状と改善策について」質問し、町長 寺山憲二、教育長 荒町利明、民生部長 鈴木俊裕、住民保険課長 高士和久、教育部長 宮下悦二が答弁しました。
- 質問者
- 山川秀正 議員
- 答弁者
- 町長 寺山憲二、教育長 荒町利明、民生部長 鈴木俊裕、住民保険課長 高士和久、教育部長 宮下悦二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 6番 山川秀正
通告に従いまして、2問について質問をさせていただきたいと思います。まず第1問といたしまして、国民健康保険制度の現状と改善策についてであります。国民健康保険法は、その第1条で「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」と定めております。しかし、自分のことは自分で行えという自己責任、サービスを受けるならその代価は自分で払えという受益者負担、その双方を過度に求める構造改革路線の中で、国保本来の目的の形骸化が加速しております。国庫支出金の割合も1984年の49.8%から2005年には30.6%に削減されております。政府管掌健康保険、組合健康保険とあわせて、国民皆保険制度を担う国保制度は自営業者、農業者、中小企業で働く人などとともに、退職者、年金生活者、失業者、非正規労働者など所得の少ない人の加入割合が高いという構造的課題があります。このため、政府管掌健康保険や組合健康保険と比較すると、加入者の平均年齢や老人加入割合、1人当たり診療費が高く、1世帯当たりの年間所得は低く、所得に占める保険料負担率は著しく高いという傾向が顕著にあらわれております。こうしたことから、国や自治体が公費で負担し支えないと成り立たないという側面を持っております。こうした前提の上で、次の点について質問をいたします。1、75歳以上の高齢者が後期高齢者医療制度に移行したが、その影響と今後の課題、平成20年度決算見込みについてお伺いをいたします。2番目といたしまして、特定健診受診の現状とその対策について。3点目、課税方式の変更による、これは資産割賦課の廃止でございますけれども、この課税方式変更による賦課と法定減免への影響は。4点目、所得階層ごとの国保税負担割合について。5点目、国民年金保険料滞納者に対する短期保険証の発行、2007年6月29日国会を通っている状況でございますけれども、本町では短期保険証の発行を行わない政治姿勢、スタンスについてお伺いをしたいと思います。6点目、国保税の引き下げや申請減免の拡充について、質問のつどお伺いをしておりますけれども、今回もまたよろしくお願いいたします。続きまして、大きな2番目といたしまして、小学校の外国語活動についてであります。文部科学省は2年後、2011年からすべての小学校の5年、6年生を対象に外国語、一般的には英語と言われていますけれども、この活動を週に1時間、年間35時間実施することを決めました。これには財界の強い後押しがあったとも言われております。1986年に臨時教育審議会答申で小学校への英語導入が書き込まれて以来、実に四半世紀が経過しております。この間に、現行の学習指導要領で総合的な学習が導入され、小学校では国際理解の中で英会話等を入れてきたという事実があります。本庁でもこうした取り組みが実践されており、本年度は英語講師委託も予算化されております。そこで次の点についてお伺いをしたいと思います。1点目といたしまして、町内各小学校における総合的な学習での英語にかかわる取り組みの現状と児童・父母等の反応について。2点目、本格実施までの手順と課題について。3点目本格実施の内容と学級規模等の考え方について。4点目、外国語活動導入による他の教育課程等への影響、変更等についてお伺いをしたいと思います。以上、2点について御答弁よろしくお願い申し上げます。
答弁 町長 寺山憲二(町長は2016年12月まで)
1点目の国民健康保険制度に関する御質問についてお答えをいたします。初めに、75歳以上の高齢者が後期高齢者医療制度に移行した影響と課題、平成20年度決算見込みについてでありますが、後期高齢者医療制度の創設により、約3,800人の方が国保から後期高齢者医療制度に移行いたしました。これにより国保の加入者数に応じて負担する後期高齢者支援金制度が導入され、この負担を賄う方策として国保税の算定については、従来からの基礎課税分と介護納付金課税分のほかに新たに後期高齢者支援金課税分が加わり、三本立てとなったところであります。また、このほか前期高齢者医療に係る財政調整制度の導入や退職者医療制度の対象年齢の引き下げ、さらには特定健診等が義務化されたところであります。平成20年度の国保財政への影響につきましては、後期高齢者医療制度に移行したことにより老人保健拠出金の負担は減少いたしましたが、その一方では移行した被保険者の国保税が減収となったほか、先ほど申し上げました後期高齢者支援金の負担が生じております。なお、この支援金につきましては、平成22年度から精算額が生じることとなっておりますので現状においての判断は難しいところでありますが、平成19年度との単年度収支比較では歳出ベースで2億8,584万円の減となっているところであります。国保会計の平成20年度決算見込みにつきましては、さきの行政報告でも申し上げましたが、医療給付費が前年度対比で0.2%の微増にとどまったこと、また財政健全化対策として一般会計から繰り入れを行ったことなどにより、単年度収支では2,212万円の黒字となり、平成19年度までの累積赤字は解消できるものと見込んでおります。次に、特定健診受診の現状と対策についてであります。高齢者の医療の確保に関する法律の施行により、昨年4月から各医療保険者に対して、内臓脂肪肥満に着目した生活習慣病を予防するため、健康審査や保健指導の実施が義務化されたところであります。具体的にはメタボリックシンドロームなど生活習慣病の早期改善により、脳卒中や心筋梗塞を予防し、将来の医療費削減と保険財政の安定した運営を目指すものであります。健診の内容につきましては、国保の加入者で妊産婦の方、6カ月以上入院している方などを除く40歳から74歳までの方を対象に問診、身体計測、血液検査などを実施し、医師が必要と判断したときには心電図検査、眼底検査、貧血検査を実施するものであります。なお、利用者負担につきましては1,570円でありますが、65歳以上の方については介護保険の対象となる生活機能評価を同時に実施した場合、940円になるところであります。また、実施する医療機関につきましては、町が委託している町内の8医療機関で、受診される方が直接医療機関へ予約して受診することになります。特定健診の結果、生活習慣の改善が必要な方々には、特定保健指導利用券を送付し、保健センターまたは指定した医療機関で医師、保健師、管理栄養士などがアドバイスを行い、それぞれの受診者にあった健康づくり、生活習慣病の改善を支援していくものであります。昨年度の受診結果につきましては、対象者8,435人のうち受診された方は1,473人で、受診率は17.5%となっております。残念ながら、当初目標の25%を下回る結果となったところでありますが、勤務先で実施する健康審査を受診された方やかかりつけの病院等で受診された方を把握することができれば、もう少し受診率は上がるものと思われます。多くの被保険者の方々に受診していただくためには、何よりも健康に関心を持っていただくことが肝要でありますので、機会あるごとに特定健診をPRする必要があると考えております。今年度は対象者全員にパンフレットを配布いたしましたが、受診状況によっては未受診者に対して再度の案内を行うことも考えているところであります。また、今年度は特定健診を実施して2年目を迎えることから、これまでの受診状況や受診者の意見なども参考にしながら、医療機関の拡大や受診機関の見直しなどについて検討してまいりたいと存じます。次に、課税方式の変更による賦課と法定減免への影響についてでありますが、課税方式の変更につきましては、さきの行政報告で申し上げましたように、今年度以降の課税方式につきましては資産割額を廃止し、所得割額に従来からの応益割二方式を加えた三方式に改めることとしたところであります。これにより減額となる資産割額の課税相当分につきましては、本来、所得割額の税率を引き上げて確保すべきところでありますが、税額の急激な変動に対しては十分な配慮が必要と判断し、今年度の所得割の税率については、廃止となる資産割額の課税相当分の2分の1程度に抑えた引き上げにとどめることとしたところであります。これにより不足となる課税額につきましては、今後の医療給付費等の動向を見ながら、一般会計からの繰り入れで対応したいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。国保税は、応能割と応益割の原則に基づき、この負担割合は50対50を標準として負担することとされておりますが、低所得世帯については応益割部分である均等割額、平等割額について軽減する制度が設けられております。本町におきましては、世帯の所得に応じて7割、5割、2割を軽減しておりますが、この適用に当たっては応益割合が45%以上55%未満であることが条件とされております。なお、応益割合が45%未満となった場合には6割、4割の軽減にとどまり、軽減額の範囲が大きく縮小されることになってまいります。今年度においては、資産割額の廃止に伴う所得割額の引き上げについては、課税相当額の2分の1程度にとどめておりますので、現行の軽減割合には影響を与えておりませんが、全額を所得割額で確保することとなれば、応益割合は45%を下回ることが予想されます。したがいまして、今後におきましては現行の軽減割合を維持しながら平準化を図ってまいりたいと考えているところであります。次に、所得階層ごとの国保税負担割合についてであります。基礎課税分で申し上げますと、所得が100万円以下は4,036世帯で24.00%、所得200万円以下は1,232世帯で24.46%、所得300万円以下は394世帯で11.53%、所得400万円以下は162世帯で6.16%、所得400万円を超える633世帯では33.85%となるところであります。次に、国民年金保険料滞納者に対する短期保険証の発行についてであります。平成19年6月に社会保険庁改革関連法案が成立し、国民年金保険料の納付が行われていない方に対しては、短期被保険者証の仕組みを通じて負担能力のない方への保険料免除措置や未納者への自主的な納付の働きかけを行い、市町村が住民の年金受給権を確保できるようにすることを目的として国民健康保険法が改正され、平成20年4月1日から国民年金保険料の未納がある場合についても、国保の短期被保険者証を交付することができるとされたところであります。実施する市町村に対しては、条件整備として未納者からの保険料の受領を可能とするため、市町村を保険料の納付受託機関とすることや保険料未納情報の提供、納付状況を確認するための情報端末装置の増設、交付金による財政措置などが講じられることとなっておりますが、年金記録問題が生じている現状においては、被保険者の苦情対応や事務量の増加など窓口が混乱することや国保税の収納率まで低下することが危惧されるところであります。運用の細部が不透明なところもありますので、現段階では消極的な対応にならざるを得ず、少なくともしばらくの間は実施する状況にはないものと考えております。最後に、国保税の引き下げや申請減免の拡充の実現についてであります。国保税は国保事業に要する経費に充てるための目的税であり、総係費のうち公費負担分などでカバーされる以外は原則として税で賄うこととされております。応益・応能の負担のバランスを図りながら、さらには単年度収支での赤字の解消と一般会計からの繰り入れをなくし、国保財政の健全化を図らなければなりませんので、これらを考えますと、国保税の引き下げにつきましては非常に難しいものと考えております。減免につきましては、災害等により生活が著しく困難となった方や、当該年度において所得が著しく減少し生活が困難となった方などに対して行うこととしております。減免に当たりましては、被保険者との納税相談等を通じて十分状況を把握した上で、納付が極めて困難である特別な事情が認められるときには、現行の減免基準に基づき措置してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。なお、2点目の御質問につきましては、教育委員会から御答弁させていただきます。以上でございます。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
2点目の小学校の外国語活動に関する御質問についてお答えいたします。初めに、町内各小学校における総合的な学習での英語にかかわる取り組みの現状と児童・父母等の反応についてであります。平成10年に改定された学習指導要領に創設されました総合的な学習の時間は、みずから課題を見つけ、みずから学び、みずから考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する資質や能力を育てることを目的とし、各小学校においてはこれまで国際理解、情報、環境、福祉、健康などの横断的、総合的な課題などについて、地域や学校の実態に応じた学習活動に取り組んできたところであります。こうした中で、昨年度はすべての小学校で国際理解教育に関する学習の一環として、外部講師を招くなど学習内容に多少の違いはありますが、英語にかかわる体験的な学習活動の授業が行われたところであります。また、児童・父母等の反応であります。児童にとりましては外国語に触れたり、外国の生活や文化などになれ親しんだりと興味を抱きながら真剣なまなざしで授業を受けるかたわら、ゲームなどを通して英語で尋ねるなど学習内容の工夫により大変楽しい授業が展開されていると伺っております。なお、保護者から学校に対する御意見等は寄せられておりませんが、英語授業の内容につきましては、懇談会や学校、学級通信を通じて各家庭にお知らせするなど外国語活動の周知に努めており、一定の評価が得られているものと思っているところであります。次に、本格実施までの手順と課題についてであります。今回の学習指導要領の改訂は改正された教育基本法及び学校教育法を踏まえ、生きる力を支える確かな学力、豊かな心、健やかな体の調和が重視され、また、学力の重要な要素として基礎的、基本的な知識、技能の習得、知識・技能を活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力、学習意欲の育成が示されたところでございます。これら明らかになりました教育の目的及び目標に基づき平成23年度からの全面実施に向け、今年度と来年度の移行期間において、道徳、総合的な学習の時間、特別活動については先行実施となるため、学び漏れや重複がないよう教育課程の編成に当たっては十分点検するとともに、新たな全体計画と年間指導計画を作成することとなります。特に今年度から小学校5、6年生を対象に総合的な学習の時間を活用し外国語活動に取り組むこととなりますが、授業時数については年間35時間まで当てることが可能でありますが、移行期間中における英語授業の導入は各小学校の裁量に任されているところでもあります。本町におきましては、既に本年度の教育課程の編成がなされており、各学校の時間数に違いはありますが、多くの小学校は年間20時間で実施することといたしております。ただ、小学校の教員のほとんどは英語授業の実績がなく、授業内容、指導方法に格差が生じることのないよう、教育委員会といたしましては、各学校の取り組みに対し今年度から外国語英語講師の業務委託を導入し、1クラス当たり年間6時間、およそ3割程度の時間数で指導に当たる教員をサポートすることといたしました。今後、各学校における実施状況を把握し、十分検証するとともに次年度からの授業時数や授業内容を見定めた上で、平成23年度からの全面実施に向け、より一層のサポート体制の充実に努めてまいりたいと存じます。また、教員を対象といたしました外国語活動の研修は昨年度から実施されておりますが、子供たちにとっては外国語に触れる大切な時間となりますので、楽しく親しみが持てる授業となるよう工夫することが重要と考えているところであります。特に外国語活動においては地域における人材の確保や教材、教務の整備などのほか、各小学校と連携して新学習要領に基づく各教科全般にわたり確実な学習目標の実践に向けた条件整備が必要不可欠と考えております。次に、本格実施の内容と学級規模についてでありますが、小学校5、6年生の外国語活動においては、原則として英語を取り扱うことが学習指導要領に明記されており、外国語を通じて言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り、外国語の音声や基本的な表現になれ親しませながらコミュニケーション能力の素地を養うことを目標としており、平成23年度からの全面実施におきましては、週に1時間、年間35時間の授業時数を確保することとなります。学級規模につきましては学習指導要領で示されるべきものではなく、北海道教育委員会が定めた学級編制基準に基づく現行の40人学級を基準とする考え方に変わりないものと理解しているところでございます。なお、本年度、町内小学校15校の5、6年生の単式学級数は、5学年で15学級、6学年で17学級、5、6年生の福祉学級の7学級を合わせて39学級となっております。最後に、外国語活動導入による教育課程等の変更についてでありますが、今年度から2カ年の移行期間中は総合的な学習の時間の中で外国語活動に取り組むこととなりますが、平成23年度からの全面実施においては新たに外国語活動の領域が設定され、年間35時間の授業時数を組み込んだ教育課程が編成されることとなります。また、各教科の国語、社会、算数、理科、体育の授業時数が現行よりふえることに伴い総合的な学習の時間は40時間削減され、年間70時間の授業時数となり、これまでの4領域から各教科及び道徳、特別活動、総合的な学習の時間、外国語活動の5つの領域による教育課程の編成となりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。休憩(午後2時05分)
再質問 6番 山川秀正
それでは、再質問をさせていただきたいと思います。まず1点目、去年の4月から後期高齢者医療制度がスタートして、ここがどういう状況になったかということなんですけれども、加入者数の変化等々については一定答弁あったんですけれども、その中でちょっと私調べてみて、2007年から比べると3,800人ぐらい減りました。これは75歳以上が抜けたから当然そういう結果になることはわかるんですけれども、2008年、平成20年度の国保世帯加入者が6,667人ですけれども、ことしの加入者が6,457人ということで、去年と比べてもまた200人減っているんですけれども、これはどのように理解したらいいのかなということで、ちょっとお聞きをしたいなと。要するに、75歳に到達した人が後期高齢者に移行すると。新たに国保に加入してくる人が結局その移行する人よりも200人以上も少ないという現状なのかなと思うんですけれども、どうしてこういう傾向があらわれるのか、今後将来にわたってこういう傾向がずっと続くのか、まずこの1点についてお伺いをしたいと思います。
答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)
済みません、お待たせいたしました。今の御質問なんですが、200人ぐらいの移動だという部分だと思いますが、入ってくる方が一定年齢に達したら必ず入ってくる状況じゃないという部分もございまして、出ていく方については大体400人ぐらいのものではないかと思っておりますが、その差し引きの状態になってくるのかなと思っておりますので、そのような形の減り方のほうが多くなってくる形になろうかと思います。
再質問 6番 山川秀正
ということは、ことし今の時点で74歳ぐらいの年代の方は大体400人いらっしゃるけれども、国保に加入している人は一定年齢で入ってくるわけじゃないと。要は国保加入世帯のうちの新しく生まれた新生児、赤ちゃんについては当然国保に入るだろうけれども、それ以外の部分についてはいろいろ不規則なリバウンド的な要素もあって、安定もしないということも含めて、こういう傾向が続くかどうかについてはどうなんでしょうか。
答弁 住民保険課長 高士和久
国保の年齢層については、今65歳以上は約3割、30%を占めてございます。そこの年齢刻みなんですが、65歳から74歳までの間については約2千人弱でございまして、今部長のほうから平成21年3月末で1年齢が400人というようなことで言われましたように、ここ数年は出る方が多くなるだろうというふうな押さえ方をしております。以上でございます。
再質問 6番 山川秀正
そういう状況になると、国保の加入者が毎年減っていくと。2007年度には世帯数でいえば45.4%だったものが、今年度は世帯数で34.7%まで減っているわけですから、こういう傾向が続いていくと、一つ危惧しているのは、先ほど国保税の話も出ていましたけれども、国保税にどんな影響が出てくるのかという懸念を私は持っているんですけれども、その点についてどういうふうに認識されているのかなという部分を1点お伺いをしたいと思います。それから、国保財政の平成20年度の見込みの部分で、平成19年と比べて先ほどの町長答弁によりますと、大体2億8千万円ぐらい歳出の部分では減ったということなんですけれども、当然歳入の部分の出入りもあるんではないか。要するに3,800人減ったわけですから、そういった点でいえば国保税の納入金額がどの程度になったのか。もう一つは、今一般的に75歳以上の方は納入率の高い世代と言われているんですけれども、そういった状況の中でそういう人たちが抜けて、音更の平成20年度の国保税の納入率というのはどういう影響を受けたのか、この辺についてもお伺いをしたいと思います。
答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)
国保税の総体の今後推移という部分だと思います。人数がおのずと下がってくれば税収もその分減ってくる可能性は十分あろうかと思います。ただ、所得の関係も左右するでしょうし、また、歳出におきましては医療費の関係で薬価が上がっていくというようなこともありますんで、一概にその辺の押さえはできないと判断しております。国保税の徴収率の関係でございますが、平成19年度現年分徴収率の関係ですが、94.85%、本年度については92%を上回る程度、若干下がってくるというような押さえをしております。その要因といたしましては、先ほどおっしゃられていたとおり75歳以上の方の納入率が非常に高いという可能性も一つあると予測はしますけれども、近年の経済不況が相当大きく左右しているのではないだろうかなとも考えております。それと、決算見込みの総額の関係になりますが、税の関係で申し上げますと、平成19年度が14億4,698万円、平成20年度で11億9,526万3,000円、2億5,171万7,000円ほどの減というような状態になっております。
再質問 6番 山川秀正
決算状況としては、保険税も減っているけれども、先ほどの答弁によりますと、今までの退職所得の関係で前期高齢者の負担等と老人保健拠出金が減っている等々もあって、私もちょっと比べてみたら、差し引きすると大体とんとん、歳入で減った分、歳出で減った分等々でそんなに大勢に影響はないのかなと当初思っていたんです。全国的傾向もそうだと言われていたんですけれども、ただ、よく音更の平成19年度決算と平成20年度決算見込みと比較して大きな違いがあったのは、国庫支出金が2億円ぐらいマイナスです。これがどういう要因なのか。先ほど今答弁のありました納入率といいますか、現年度分でも2%ぐらい落ちているという国保税の納入率の低下、これらによるペナルティー等も影響しているのか、そういった要因ではなくて、国庫支出金が減った、要するに先ほどの質問の冒頭でも言いましたとおり、国保制度というのは、要は所得の低い人が多い、そういう現状の中で国や道、町村が負担している、支援している部分の減額がすぐ保険税のほうに跳ね返るという傾向が強いと思うものですから、この1番の部分でいえば、国庫支出金が2億程度減っているんですけれども、この部分の要因がわかったら教えていただきたいということで、よろしくお願いします。
答弁 住民保険課長 高士和久
国庫支出金の関係でございます。まず、国のほうの給付費に対する療養給付費負担金、国の財政調整交付金、道の財政調整交付金等々が給付費または老人保健拠出金、介護保険支援金分等に補てんされる国が賄う部分でございます。当然歳出の老人保健拠出金が下がれば、その分についても国、道等についての負担分がありますから、この分が下がればその分の歳入も下がるというようなことになってございます。また、平成20年度の決算で歳出に対しての国庫負担金等についての充当部分については正確には出してございませんけれども、財政調整交付金でいいましたら、特別調整交付金というのがございまして、平成19年度は3,500万円が特別調整交付金として交付されておりますけれども、平成20年度はその分はないというような状況もございまして、その分等々が影響しまして歳入もそのぐらいの額が歳入減ということになっているかと思われるところでございます。以上でございます。
再質問 6番 山川秀正
後期高齢者医療制度がスタートしても、財政的には国保財政全体を見たときには出入りはいろいろあるけれども、そんなに大きな傾向ではない。全国的な傾向の中でも結果的に音更も同じ傾向なんですけれども、要するに老人保健拠出金よりも後期高齢者支援金のほうが、音更の場合も約4億5千万円ぐらい減っている。それから、療養給付費交付金、要するに今までの退職者の医療保険の関係ですけれども、この交付金よりも前期高齢者交付金が2億円ぐらい多く入っている。75歳以上が抜けて、保険税が4億5千万円ぐらい減ったという状況があって、傾向としては全国的傾向と変わりないという点では安心はしたんですけれども、ただ、将来の動向等々については注視していく必要があると思います。そんな点で、是非そういう負担、国保税の財政の悪化が即保険者の負担につながるといいますが、加入者の負担につながるような状況だけは避けていただきたいなと思っています。2番目の特定健診の状況はわかりましたけれども、1点だけお伺いをしたいと思います。以前の予算審査のときにちょっとお伺いしたんですけれども、5年後までの目標値65%を達成しないと、一定のペナルティーがあるんだというお話がされていたと記憶するんですけれども、その5年後の目標値とどういうペナルティーが発生するのか、この点について是非ペナルティーを受けないためには、先ほどるる述べられたような対策で健診の受診率を上げなきゃならないということは理解しますので、どういうペナルティーがあって、どういう影響が出てくるのか、この点についてだけお伺いをしておきたいと思います。
答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)
国の目標が65%という設定になっております。先ほど答弁させていただきましたが、去年の数値につきましては17.5%と、非常に現在のところかけ離れていて、今後いろいろな方策をもって少しでも上げていきたいと考えているところです。なお、ペナルティーでございますが、後期高齢者支援金にペナルティーが発生いたします。平成21年度の予算額でいいますと、5億4,900万円に対する10%を最大上限としてペナルティーがあるというふうに今なってございます。もし、10%のペナルティーがあれば約5千万円が影響してくるという部分になるかと思いますけれども、まだ平成24年度でまた見直し等もあろうかと思いますので、その辺が10%そのものが来るのかというのはまだ定かでないということで御理解願いたいと思います。
再質問 6番 山川秀正
特定健診については理解をいたしました。続きまして、3番目、税金の賦課方式4方式から3方式に変える、それで激変緩和で本来であればもっと所得割の税率を引き上げなければならないんだけれども、激変緩和で一定の配慮をした。もし、そのことによって歳入不足を生じたら、一般会計から繰り入れることで臨みたいという基本的なスタンスについては、私も是非そうあってほしいと思っていますので了解をいたします。ただ、ここの部分でちょっと1点お伺いをしたいのは、今年度はそういう対応で、例えば医療分であれば6.4%から6.9%に上げるということで乗り切ると。そのかわりに限度額も2万円引き上げるということなんですけれども、これが将来どうなるのか。先ほど一般会計からの繰り入れという話、今年度についてはそういうスタンスですということなんですけれども、この税率6.9%、例えば6.9%という所得割の税率が将来的には一定見直さなければならないのか。先ほど応能・応益割で法定減免7割、5割、2割が今選択できているんだと。これについて、ここの所得割の税率の変更によっては当然応益割が45%を切る可能性だって出てくるのかなと思うんですけれども、そういった状況も含めてちょっとここ四、五年ぐらいの国保会計の部分での国保税の見通しとその応能・応益の関係についてだけお伺いをしたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)
資産割を全額所得割に転嫁したらという試算も一応させていただいております。その中で全額転嫁した場合の基礎課税分の関係ですが、現在の所得割6.4%、資産割36.4%、この36.4%の資産割を廃止したとすれば、所得割を6.4%から7.6%に上げなきゃならないというふうに考えております。また、後期高齢者につきましても9.1%の資産割を廃止して、所得割1.6%から2.0%、介護納付金につきましても0.65%から0.72%とそれぞれ上げることになろうかと考えております。来年度どのようにという部分なんですが、平成20年度の応能・応益の関係ですが、既に44.8%ということで応益バランス、0.2%を切っている状況になっております。この切った状態が2年続くと、軽減の関係の7割、5割、2割が受けられなくなり、6割、4割になるという状態になっておりますが、ことし資産割の半分を所得割に転嫁するという状態で一応改善されております。また、来年度所得割のほうだけで上げ続けていけば、来年は間違いなくまた45%を切るような状態になりますので、この改定をするときには応益割の平等割、均等割についても改正を図って、応益バランスをとりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
再質問 6番 山川秀正
平成21年度の国保運営協議会の資料をいただいてちょっと見ているんですけれども、それによりますと平成20年度の応益割の負担割合は、合算しても現行で45.14%です。今の部長の答弁は44.8%で切っているということだったんですけれども、国保では45%をかろうじてクリアしていることが資料に載っているんですけれども、ちょっとそこが何で違うのか。当然見込みの数字ですから最終的な数字というのはこれから出てくるんだというふうに思いますけれども、そこがもし現状でも45%を切っているという状況が本当にあるのかどうなのか、この点についてだけはもう1点確認をしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
答弁 住民保険課長 高士和久
応益の割合につきましては、一般被保険者の基礎課税分において45%以上になれば、7割、5割、2割の軽減割合が受けられる。この軽減割合を判定するときには、当初の調定時における税負担の計算によって行います。ですから、当初予算の資産のときには、若干被保険者に狂いがありまして、45%というのは危険な数値でございまして、これをやはり1ポイントぐらい上がった試算をしておかないと、算定時においては下がる可能性がございますので、そういうことの中で差が生じるということでごいます。以上でございます。
再質問 6番 山川秀正
理解をいたしました。医療分だけが要するに法定減免の応益割合の対象になる、後期高齢者支援分、介護納付金分の合算したものは対象にならないという点も含めて了解をいたしました。続きまして4番目、所得階層別の答弁があったんですけれども、私ここで2点だけお伺いをしたいなと思っているのは、実は100万円以下、2008年度3,506世帯、割合にして52.6%だったものが、2009年度の先ほどの資料を見ますと4,036戸、62.5%に跳ね上がっているんです。要するに所得の少ない100万円以下の世帯が、率にして約10%もふえているという現状が出ている点についてどうしてこういう結果になったのかという部分と、もう一つは大体6,500ぐらいある国保加入世帯の平均所得というのは幾らぐらいに音更町の場合なっているのか、この2点についてお伺いをしたいと思うんですけれども、よろしくお願いします。
答弁 住民保険課長 高士和久
2点目の平均所得でございますけれども、ここに今押さえておりますのは、課税所得で1世帯当たり150万9,412円というようなことで押さえてございます。以上でございます。
答弁 民生部長 鈴木俊裕(民生部長は2011年3月まで)
2,100万円以下の人数ですが、ちょっと分析していないので、どのような状態なのかというのは答えられない部分でございますので、所得の動きによってというふうに理解していただきたいと思います。
再質問 6番 山川秀正
時間の関係もあるので、ちょっとはしょりたいと思うんですが、平均所得が150万円ということなんで、実はデータ的にはちょっと古いんですけれども、2005年ですから4年前の日本全体のそれぞれ先ほど言いました三つの保険、国保、政府管掌健康保険、組合健康保険の平均所得、国保の場合は130万円ですから、音更よりも20万円低いんです。それで、政府管掌健康保険が230万円、組合健康保険が370万円。それで、保険料の負担率というのは国保の場合は11.6%、政府管掌健康保険7.4%、組合健康保険は5.1%、所得の占める割合はこういう状況です。だから、国保というのは、何回も言いますけれども、構造的な弱さを持っている、所得の少ない人加入者の多いという構造的な問題を持っているからこそ国や道の支援、それから町村が一般会計から繰り入れをする。そうしないと国保制度自体、国民皆保険制度自体が成り立たないという状況にあるということを、既にそういった点は百も承知だと思いますので、そういう状況の中で保険料の減免、保険税の引き下げ、申請減免の拡充、こういった方向を是非検討していただきたい。収入が落ちている、先ほど言いましたとおり10%も100万円以下の世帯がふえているという状況を見たときに、やはりそういったことに機敏に対応することを強く要望しておきたいと思います。それから、5番目の国民年金滞納者に対する短期保険証の発行については、先ほどの町長の答弁は了解をいたしました。しばらくは実施する環境にないことを了解いたしましたし、この短期保険証の発行自体はやはり自治体の裁量権の範囲、当然国保制度は自治体が運営しているわけですから、是非そのスタンスを今後も貫くことを強く要望して、とりあえず国保問題についての再質問を終わらせていただきたいと思います。続きまして小学校の外国語活動についてですけれども、現状や何かについては了解をいたしますので、是非お伺いをしたいなと思っているのは、先ほどの答弁の中でも若干触れられていましたけれども、小学校の学級担任が英語を指導するといいますか、英語を教えるわけですから、そういった点で小学校の先生に対する英語授業を進める上での研修等々について具体的にどう準備されているのか、まずこの点についてお伺いをしたいと思います。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
この事業に当たりましては、先ほどの御答弁をさせていただいたとおり、まずはそれぞれの担任に当たる先生が中心となって指導していくということでございます。これらの改正等に当たりまして、北海道教育委員会におきましても、この外国語活動実践に向けた教育研修ということで昨年からしているということでございます。これにつきましては、3日間の日程で平成20年、平成21年度に分けて、それぞれの外国語活動の担当する先生を各学校で1名という形で、今人数的な枠もございますけれども、研修に当たっているということでございます。これらにつきましては音更町内のそれぞれの担当される、推進する教員の先生方もこれに参加をさせていただいているということでございます。それとあわせまして、やはり初めてのことでございますから、これらの中で校内的な研修も深めているということも一つございます。また、本年度から大体平均では20時間実施をさせていただくことになってございますけれども、先ほどのように、これまでも総合的な学習の時間の中でもこの国際理解教育ということを実施しているところがほとんどでございまして、これらの中で外部から講師を招いて実践しているところでもございます。そういった中で今年度も外部から講師を招いた中で授業を展開するところがございまして、今月この展開する学校に授業公開ということでお願いをして、小学校の先生方にこの授業参観をしていただいて、指導方法とかいろいろな形で勉強していただくということで、先ほどの話からこの2年間で授業等も展開されていきますけれども、こういった中で精査をしてまいって、さらに研修等の関係もしていきたいと考えているところでございます。
再質問 6番 山川秀正
今現場にいる先生に対しては、各校1名3日間ということなんですけれども、極論すれば、この研修を受けた先生は2011年までその学校にとどまっているというふうに判断してよろしいんですか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
現実的に先ほども全ての学校の5、6年生、39学級が対象となります。この中には当然異動される先生も含んでいるということはございますけれども、この研修に当たりましては、去年、ことしと受けた中で、そしてそれをそれぞれの学校に持ち帰って、さらに先ほど申し上げました校内研修において、これらのことでお互いにまたそれを学び合って授業に生かすということでございますので、これらの先生が異動するに当たって、そこで終わるということにはならないと理解しているところでございます。
再質問 6番 山川秀正
当然研修が無駄になるなんて思ってないんですけれども、短絡的に言いますと、その学校に研修を受けた先生がいなくなる可能性もはらんでいるなと思いながら、さっきの答弁を聞いていたんです。実はここに学校の先生のアンケートがあるんですけれども、公立小学校英語授業は教師の半数が不安を持っていると産経新聞に載っていたんです。こういうアンケート調査の結果が出ているんです。まさしく先生も不安だと思うんですけれども、きっと親も不安ではないかなと率直に実は思っているんですが、そういった点でもう1点是非お伺いをしたいのは、当然現場にいる今の先生がきちんと研修を受けて授業を行ってもらうということも必要ですけれども、あわせて今、例えば大学で教師を目指して勉強をしている学生さん方のカリキュラムの中に、小学校で英語を教えるというのがきちんと含まれた教師養成課程というのが今実施されているのか、そこら辺の状況については把握されているかどうか、この点についてもお伺いしたいんですけれども、いかがでしょうか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
今のそれぞれの先生を目指す学生の方々の教育カリキュラムの中でそれが位置づけられているかということにつきましては、私どもの把握している今の段階では、その外国語の英語の今の授業を展開するための単位的なものはないのかなということで、ちょっとこれは把握していないので、申し上げられないところでございます。ただ、先ほど議員のほうからも、やはり私どもも報道等によりまして、いろいろな長所なり短所なりという中で不安材料なりいいところ、いろいろな御意見あるというのは私どもも承知をしているところでございまして、これらに基づきましては、やはり現場が一番苦労しないような形で、本格実施前の2年間においてやりながら検証を深めて、なおかつ、今申し上げました講師を20時間の約3割程度、約6時間でございますけれども、派遣した中で研さんを深めていきたいと考えてございますので、御理解をいただきたいと思います。
再質問 6番 山川秀正
これは音更の教育委員会だけの責任でも何でもないんで、是非要望といいますか、当然そういう人材が確保されないと将来にわたってという部分では非常に不安を覚えるわけですから、是非そういう方向で道教育委員会等々にそういう要望を出すということも必要ではないかと思っておりますので、お願いをしておきたいと思います。あわせて、今、ことしから外国語の要するに講師委託といいますか、英語の講師委託で一定予算化をした。それからあわせて、どういう表現がいいのか、要するに外国語指導助手、ALTも1名いらっしゃる状況の中で、そういう人材の活用がどうなのか。英語講師については20時間の3割程度はという御答弁がありましたけれども、そういう英語助手についてはどうなのかという部分と、もう一つは中学校の英語教師との連携も図る必要があるんではないかと思うんですけれども、そこら辺についての考え方もお伺いしたいと思います。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
今の中で、現在の英語指導助手、これまでも総合学習的な時間の中で、本来的には中学校を中心に動いてございますけれども、これらの日程等のあいてる時間等につきまして、年間的にそれぞれの小学校にあいてる日にちを示して、希望のあるところについてこれまでは派遣していたところでございます。本年度につきましても、この私どもが委託する英語の講師の派遣のほかに、英語の指導助手につきましても今のような昨年同様の中で派遣をしてまいりたいというふうにあわせて考えているところでございます。それと、中学校との関連ということでございます。小学校の英語活動という指導要領ができた段階で、指導要領等にもございますけれども、やはり一つは小学校については英語になじむということが大切だと。なおかつ、中学校に行ったら、これまで4技能ということで読む、聞く、書く、話すということでやっていた点を、小学校のうちから少しなれ親しむことが大切だろうということで今回の改訂になってございます。そういった意味からいっても、中学校の1年生の英語の外国語の指導要領の中にも、やはり1年のときに十分連携をとってということでうたってございますから、私ども教育委員会あるいは学校としても現在この2年間でやりながら当然同じように中学校との連携も必要になってくるというふうに押さえてございますから、今議員のおっしゃられたように、この辺の連携ということにつきましても十分意を配してまいりたいと考えているところでございます。
再質問 6番 山川秀正
チャイムがありましたので終わりにしたいと思うんですけれども、いずれにしても、そういった小学校の先生方の英語の研修の問題、資格を持った教師の確保の問題等々も含めて、余り慌てて飛びついたらやはりいけないんではないか。拙速に飛びつくなというのが今の大勢かなというふうに私は理解しているんですけれども。そういった状況の中で、ただ残念ながら2011年の本格実施は決まっているようですから、そうは言いつつも、粛々と準備もしなければならないということも理解しますので、そういった点での最大限の努力を是非求めておきたいなというふうに思います。特にここに平成21年から実施予定、5年生もレッスン1からレッスン9まで、これの4時間、四九、三十六で、レッスン1だけは3時間。6年生も同じような時間配分になっているんですけれども、これを見ると英文法は教えないとか、単語を覚える必要はないとか、そういう状況の中で本当に小さいうちから英語に親しむ、英語嫌いをつくらないという視点が一番大事だというふうに述べている教育関係者の方が非常に多いと思いますので、そういった点で教育委員会の一層の努力を求めておきたいと思います。以上で質問を終わります。
答弁 教育長 荒町利明(教育長は2015年3月まで)
今回の学習指導要領の改訂における外国語活動についてでございますけれども、今、山川議員のおっしゃるとおり、小学校での外国語活動につきましては、英語という手段を用いまして現在非常におくれているといいますか、子供たちの間でコミュニケーション能力が劣っているということがございます。そんな意味合いからいたしまして、今現在文部科学省が考えているのは語学教育ではなくて、あくまでも表現力の向上を目指すという観点で導入をされたというような経過もございますので、今後その辺の教育改善等々につきましては、各学校におきまして、そういう特徴的なことにつきましては保護者の理解も得なければなりませんので、そういった観点におきましては、今後各学校において情報を常に発信していくということを強く学校側にも求めていきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。以上でございます。