みんなの議会

幕別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日

議事録に件名の記載なし

2023年6月20日、幕別町議会の一般質問で、野原惠子議員が質問し、町長 飯田晴義、住民課長 本間淳が答弁しました。

質問者
野原惠子 議員
答弁者
町長 飯田晴義、住民課長 本間淳

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 野原惠子

通告に従いまして、次の質問を行います。1、命と健康が守られる国民健康保険制度に。厚労省の統計によると、国保加入者の構成は無職(年金生活者も含みます)・非正規労働者・自営業者・農漁業者であり、高齢化が進んでいます。政府の試算では、加入者の平均保険税は、中小企業が加入する協会けんぽの 1.3 倍、大企業の労働者が加入する組合健保の 1.7 倍です。協会けんぽ・組合健保は、雇用者と加入者が保険料を折半する仕組みがあり、国保より加入者の負担が軽くなっています。国民皆保険制度の重要な柱を担う国保は、1984 年の法改定で、国保の医療費部分への国庫負担率を45 パーセントから 38.5 パーセントに引き下げ、抑制し続けてきた結果、国保加入者に大変重い負担を強いる制度になっています。さらに、2018 年から「国保の都道府県化」が始まり、保険税が統一されると幕別ではさらに引上げになる可能性があり、家計を圧迫します。政府は、2024 年に健康保険証を廃止して、マイナンバーカードに一体化させるとしています。厚労省は、マイナンバーカード保険証に別人の情報が誤入力されていた事例が、2021 年 10 月から 2022 年11 月に 7,312 件あることを発表しています。別人の情報を基に医療行為や薬剤の投与が行われることは、生死に関わる問題です。(1)短期保険証、資格証明書の発行世帯と人数、その中で子どものいる世帯は。(2)大家族ほど負担の重い均等割を廃止すべきであるが町の考えは。(3)国保税の軽減を図るため、一般会計からの繰入れを行うべきであるが町の考えは。(4)国庫負担率の引上げを国に求めるべきであるが町の考えは。(5)国にマイナンバーカード保険証の中止を求めるべきであるが町の考えは。2、75 歳以上の医療費窓口負担2割の中止を。2022 年 10 月から、年収 200 万円、複数世帯は 320 万円の 75 歳以上の医療費窓口負担が2割となりました。200 万円は、現役世代で言えばワーキングプア(働く貧困層)と定義される水準です。高齢者になればなるほど医療を必要とする割合が増えてきます。医療費負担が重いことを理由にして受診を控えれば、健康を脅かし、命を失うことになりかねません。国に 75 歳以上の医療費窓口負担2割の中止を求めていくべきであるが、町の考えは。3、経済困窮による医療費負担の対策を。全日本民医連が行っている「経済的な事由による手遅れ死亡事例調査」によると、無保険や短期保険証の人たちが半数以上だったことから、「窓口負担などが理由で受診できない実態がうかがえる」としています。失業・短期雇用・低年金など生活保護基準以下で生活している事例もあり、体調が悪くても医療に回す費用がなく、手後れになっている実態が明らかになっています。(1)医療機関で実施している無料低額診療事業の周知をすべきであるが町の考えは。(2)憲法 25 条の生存権の理念に基づき生活保護の周知をすべきであるが町の考えは。以上です。

答弁 町長 飯田晴義

野原議員のご質問にお答えいたします。はじめに、「命と健康が守られる国民健康保険制度に」についてであります。国民健康保険制度は、昭和 13 年に創設され、戦中戦後の混乱期を経て 36 年4月に達成された国民皆保険体制の下、我が国の医療保険制度の基盤として、また、最後のとりでとして重要な役割を担ってきております。しかしながら、被保険者に占める低所得者や非正規雇用労働者、高齢者の割合が高いことなどから、保険者である市町村間で医療費や保険料の水準に大きな格差が生じ、財政運営及び事業運営の両面にわたって構造的な問題を抱えておりました。こうした中、将来にわたり持続可能な医療保険制度を構築するため、平成 30 年度から都道府県が財政運営の責任主体となり、国保運営に中心的な役割を担う新たな制度として、国民健康保険の都道府県単位化がスタートし、制度の安定化を図っているところであります。ご質問の1点目、「短期保険証、資格証明書の発行世帯と人数、その中で子どものいる世帯数は」についてであります。本町では、国民健康保険の被保険者間の負担の公平を図り、国民健康保険事業の健全な運営を確保するため、保険税を滞納している世帯に対し短期被保険者証を、特別の事情がないにも関わらず保険税の納期限から1年を経過するまでの間に全く納付がない世帯に対し被保険者資格証明書を交付しております。本年5月末現在の交付状況は、短期被保険者証は 77 世帯 135 人で、うち 18 歳未満の被保険者がいる世帯は 15 世帯、被保険者資格証明書は3世帯3人で、うち 18 歳未満の被保険者がいる世帯はありません。ご質問の2点目、「大家族ほど負担の重い均等割を廃止するべきであるが町の考えは」についてであります。国民健康保険制度においては、応益負担と応能負担の原則に基づき全ての加入者に応分の負担を求め、負担と給付の公平性を保っております。また、国民健康保険税の課税算定に当たっては、地方税法の規定により、所得割・資産割・均等割・平等割で構成する4方式と、所得割・均等割・平等割で構成する3方式、さらに所得割・均等割で構成する2方式のいずれかの方式によるとされております。本町においては、平成 25 年から3方式を採用し、課税総額を算出しておりますが、いずれの方式においても均等割は必須要素となっておりますことから、町独自に均等割を廃止することはできません。ご質問の3点目、「国保税の軽減を図るため、一般会計からの繰入れを行うべきであるが町の考えは」についてであります。北海道国民健康保険運営方針では、統一保険料の実現に向け、道内どこに住んでいても同じ所得で同じ世帯構成であれば同じ保険料負担になるよう、道内市町村における国保運営の統一的な方針を定めており、法定外繰入れを行うことは市町村間で被保険者の保険税負担額に不均衡が生じることから適当でないとしております。また、一般会計からの法定外繰入れを行うことは、国民健康保険に加入していない住民の皆さんに負担を求めることにつながるため、国民健康保険税の軽減を目的とした一般会計からの繰入れは行うべきではないと考えております。ご質問の4点目、「国庫負担率の引上げを国に求めるべきであるが町の考えは」についてであります。国民健康保険に対する国庫負担の算定に当たっては、昭和 41 年以降、医療費を算定ベースとして、療養給付費負担金が 40 パーセント、調整交付金が5パーセント、合わせて 45 パーセントが交付されてきましたが、59 年の健康保険法等の改正により、一部負担金を除いた保険給付費ベースに変更されるとともに負担率も改められ、これまで3度の見直しを経て、現在、定率国庫負担が 32 パーセント、調整交付金が9パーセントの合わせて 41 パーセントが交付されております。算定ベースが異なることから、これらを一律に比較することはできませんが、国では、平成 27 年の国民健康保険制度の見直しにおいて、低所得者対策としての保険者支援制度の拡充や、自治体の責めによらない要因に対する財政支援の強化など、定率国庫負担や調整交付金とは別に約 3,400 億円の財政支援の拡充等により財政基盤の強化を図っております。本町としては、国民健康保険財政の安定化のため、国庫負担の拡充や強化について、全国町村会や北海道国民健康保険団体連合会を通じてこれまでも国に要望しておりますが、被保険者の高齢化や医療の高度化等により、今後も医療費の増加が見込まれますことから、国の責任において実効性のある措置が講じられるよう、引き続き国庫負担の拡充と強化について要望してまいりたいと考えております。ご質問の5点目、「国にマイナンバーカード保険証の中止を求めるべきであるが町の考えは」についてであります。国は、令和5年4月1日から医療機関におけるオンライン資格確認を原則義務化し、今月2日に成立した改正マイナンバー法において、マイナンバーカードと保険証を一体化するとともに、6年秋に現行の健康保険証を廃止することとしました。マイナンバーカードは、安全・確実に本人確認ができ、健康保険証としての利用のほか、行政手続の簡略化や年金記録の参照などがオンラインで行えるなど、今後、官民の様々なサービスを受けるために必要とされ、国において、マイナポイントの付与など急速な普及促進の取組が行われてきました。そうした中、令和3年 10 月から4年 11 月までに、健康保険証とマイナンバーカードの一体化の事務手続において、別人の情報を誤ってひもづけされた事例が全国で 7,312 件あったことが公表されましたが、国から各保険者に対して、改めて登録データと5情報となる漢字氏名、仮名氏名、生年月日、性別、住所の一致確認と適切な事務処理について要請を行い、誤登録防止チェックの強化が図られたところであります。マイナンバーカードと健康保険証の一体化については、医療機関や薬局が患者の直近の資格情報や過去の処方薬剤情報、特定健診情報等をオンラインで取得することにより、総合的な診断や重複する投薬を回避するなど、適切な医療の提供を進めるために必要であることや、マイナンバーカードを持たない人に対しましても、国では資格確認書を交付する考えであることから、町としましては、マイナンバーカード保険証の中止を求める考えはありません。次に、「75 歳以上の医療費窓口負担2割の中止を」についてであります。後期高齢者医療制度は、現役世代と高齢者世代の負担を明確にし、公平な制度とするとともに、将来にわたり国民皆保険体制を守り、高齢者の皆さんが安心して医療を受けられるよう国民全体で支え合う仕組みとして、平成 20 年4月から独立した医療制度としてスタートしております。令和2年 12 月に閣議決定された全世代型社会保障改革の方針において、「令和4年には、団塊の世代が 75 歳以上の高齢者となり始める中で、現役世代の負担上昇を抑えることは待ったなしの課題である。そのためにも、少しでも多くの方に「支える側」として活躍いただき、能力に応じた負担をいただくことが必要である」との基本的な考え方が示されました。この基本的な考え方に基づき、後期高齢者医療の被保険者のうち、現役並み所得者以外の被保険者であって、課税所得が一定額を超える方に限り、令和4年 10 月から医療費の窓口負担割合が2割となりました。また、施行に当たっては、長期頻回受診患者等への配慮措置として、2割負担となる外来患者について、施行後3年間において、1か月分の負担増を最大でも 3,000 円に収まるような措置が講じられているところであります。後期高齢者医療制度の窓口負担の割合については、国において、急速な高齢化に伴う高齢者世代と現役世代の費用負担について議論され法律の改正に至っておりますことから、当面は今後の推移を見極める必要があると考えております。次に、「経済困窮に対する医療費負担の対策を」であります。医療費は、病気やけがをしたときに医療機関や調剤薬局などで診察、投薬、治療その他必要な医療サービスを受けた場合に生じる費用で、被保険者は各医療保険制度の定めにより、その一部を負担することとなっております。ご質問の1点目、「医療機関で実施している無料低額診療事業の周知をすべきであるが町の考えは」についてであります。無料低額診療事業は、社会福祉法に基づき、生計困難者が経済的な理由によって必要な医療を受ける機会を制限されることのないよう、医療機関が無料または低額な料金で診療を行う事業で、その申込方法、減免の内容は、実施機関がそれぞれ定めているところであります。道内における本事業の実施機関は、北海道が公表する「無料低額診療事業実施医療機関一覧」によると、令和4年 11 月1日現在で 53 の医療機関が、このうち十勝管内では7の医療機関が実施しており、町内で実施している医療機関はありません。事業の周知については、実施機関において施設内のポスター掲示やパンフレット、ウェブサイトへの掲載など様々な手法で行っているほか、北海道においてもホームページで事業概要や実施機関を周知しておりますが、町においても、経済的な理由により適切な医療を受けることが困難な方々が診療を受けられるよう、生活相談時における説明をはじめ、ホームページ等を活用し事業の周知を図ってまいります。ご質問の2点目、「憲法 25 条の生存権の理念に基づき生活保護の周知をすべきであるが町の考えは」についてであります。生活保護制度については、生活に困窮する全ての国民の健康で文化的な最低限度の生活を保障する「最後のセーフティネット」であり、国の責任において、困窮の程度に応じた保障を行うとともに、要保護者の自立の助長を図るものであります。生活保護の周知につきましては、実施機関であります北海道において、ホームページを活用して制度や相談窓口を周知しているほか、平成 27 年4月からは、生活困窮者等の相談対応や就労支援などを行う自立相談支援事業所「とかち生活あんしんセンター」を帯広市に設置しており、各種相談会を開催する中で相談者に対する情報提供を行っております。本町では、ホームページにおいて、生活保護制度の内容や保護の要件、相談窓口について掲載し、周知を図っているほか、地域住民と行政とのつなぎ役である民生委員児童委員に対し、毎年、制度の理解を深めるよう生活保護制度に関する研修を行っており、日頃の相談活動を通じて必要な支援につなげているところであります。町といたしましては、今後も関係部局、関係機関と連携を図りながら、制度の周知に努めてまいります。以上で、野原議員のご質問への答弁とさせていただきます。

質問 9番 野原惠子

まずはじめに、答弁の中で(1)短期保険証、資格証明書の発行世帯と人数の中で、答弁の中で短期保険証世帯 77 世帯、135 人ですが、18 歳未満の被保険者がいる世帯は 15 世帯となっておりますが、子どもの人数が漏れていまして、ここは子どもの人数が何人になるのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民課長 本間淳(住民課長は2024年3月まで)

短期被保険者証の交付世帯のうち、15 世帯交付しているうち子どもの人数ですが、32 人です。

質問 9番 野原惠子

短期保険証の中で、これ6か月なのですけれども、子どもの人数が 15 世帯で 32人ということでは、やはり家族で子どもの人数が多い世帯ほど保険税の負担が重いという、そういう一つの証しにもなるのかなと思うのです。今、77 世帯 135 人発行されているうち、18 歳未満の被保険者がいる世帯が 15 世帯、子どもの数が 32 人ですから、そこを比較しても、やはり子どもの多い世帯ほど保険税の負担が重いという一つの証しになるかなというふうに思います。それで、そこのところでは、均等割は必須の条件という答弁をいただいております。でも、協会けんぽ、健康保険組合、国保、この中で均等割というのは、国保だけですよね。均等割。子どもが多ければ多いほど、家族が多ければ多いほど、保険税が上がるのですよ。それで、今、幕別町では、世帯に定額でかかる平等割が3万 200 円、家族の人数に応じてかかる均等割、今ここですよね。ここが2万 5,000 円です。ですから、ここの2万 5,000 円が子どものいる人数掛ける2万 5,000 円ですから、保険税が高くなるのですよ。ですから、ここのところをきちっと見直し、私は廃止すべきではないかというふうに思っています。こういう声が全国で大きくなりまして、国では 2022 年、令和4年から、未就学児に限定して5割軽減となっております。これはやはり国も、国民世論に押されて軽減策を取らざるを得ないという状況になって、こういう対策を行ったと思うのです。これでは、やはりまだまだ軽減にはちょっと程遠いと思います。ちなみに、北海道では、国の半額免除に加えまして、赤平市、陸別町、上富良野町では 18 歳までの均等割を全額免除しています。旭川や東川町、美瑛町、東神楽町では、18 歳までの均等割を半額免除しているのですね。ですから、こういう対策を行い、本当に生活が大変、子どもが多いというところを応援しているのです。こういう視点から、幕別町でもできないことはないというふうに思います。対策を行うべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

できるかできないかといえば、これはできるでしょう。お金があればということになります。ただ、そうなったときに、そのお金はどこから持ってくるのかとなったときには、一般会計からの繰入れということになりますから、そうなると国保以外の方も負担しなければならない。そういう不均衡が生じるわけでありますから、私は基本は地方税法が改正されてそうなるべきであるというふうに思っておりますので、しかもこの後、令和 12 年に全道統一の課税になりますので、そうなったときに、さらに負担が増えるわけですね。一気に負担が増えていくということになりますので、幕別町においては、今、基金がありますけれども、それをいかにソフトランディングさせるかということで基金を入れながら、激変緩和にならないようにというふうなところに非常に注力をしておりますので、それに加えてまた均等割を課税しないとなると、それが一気に統一されたときに、恐らく何倍かどうか分からないですけれども、本当に何割増しにもなってくることがありますので、基本はやはり私は国が措置をすべきであるというふうに思っております。

質問 9番 野原惠子

これは、高齢者の医療費の2割負担、全部通じるところではあると思うのですね。それで、今、国保の都道府県化がこれから始まりますよね。そういう中で、始まるときに試算された資料を見ますと、高い保険料率のところは国保税は下がると。低い保険料率のところは上がる。こういうふうに試算されております。幕別町は、低い保険料率で計算されると、6年と7年、13 年後で何年になるのかな。そのときに、2031 年、ここでは保険料率が上がる。保険税が上がる可能性があるのですよね。これはどうしてかといったら、町村は一般会計から繰り入れたりして健診率を上げたりだとかして、医療費がかからないような手だてを一生懸命取ってきた、そういう自治体は保険税が低いのですよ。そういう手だてが、なかなか取れない。そして、大都会などは、国保に加入する低所得者などが多いということで、保険税が高いのです。それを全道一律化したら、後期高齢者と同じように、いろいろな手だてを取られていた町村は保険税が上がる、こういう仕組みになります。それで、それの手だてを取るために、国の補助率、国のそれを……国の保険の、何ていうのですか、保険税率をきちっと、国の税率を上げていく。ここが一番大事なところで、ここのところを上げていかなければ、町村の負担は重くなります。そして、いろんな手だてを取って、協会けんぽから繰り入れたりなんかして、保険税率を下げるような手だてを行っているというのですが、一番は国の税率、国保に係る国の負担率を上げていく。負担率、ごめんなさい、すぐ出てこなくて。保険率を上げていくことが一番大事なのですよ。それで、そこのところをしないで、利用者に負担を求める、そして自治体に負担を求めていく、ここが医療費の上がる、国保税の上がる一番の要因だと思っております。ですから、他町村でやっていて幕別町ではやれないことはない、その財源がないからできないのだという、そういうことなのですけれども、どういうところに町の財政を使っていくかという、そこの視点で助成をしたりだとか、しなかったりだとかと、そこなのだと思うのです。それで、今子育て世代を応援すると言いながら、国保に関しては子育て世代を応援するということにはならないのです。何で笑っているのでしょうか。私は、そう思うのですよ。均等割は子どもが多ければ多いほど国保税、上がるのですよ。そこの手だてを取っていかないと、なかなか国保税を納め切れない。そして、今、可処分所得も減っています。そういう中で、税が上がっているのですよ。国保税だけでなくて、住民税ですとか、そういういろんな、消費税なども上がっていきますし、税の負担が重たくなっているときに、そういう状況だからこそ、国保税に関わる子ども世帯を応援する意味で、子どもの均等割、そこのところを軽減すべきではないか。これは、町がどういう視点で国保税を見ていくか、子育て支援をしていくか、そこが問われていると思うのですが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

子育て支援、いろいろな施策があると思います。その中でも可能な限り私はやってきたつもりでありまして、それに加えて国保の均等割を軽減するというのは、これまで本当に、先ほど来申し上げていますけれども、選択と集中ですよ。ないお金をいかに有効に使うかということに苦心をしてきたわけでありまして、それが今の結果でありまして、これに加えて均等割を政策的に負担軽減をしなさいとなると、金がないということが一つでありますし、もう一つは、恒久的な施策にならなければ、私は政策としては不完全だなというふうに思っています。これは恒久的な施策にならないのですね。統一化されたときには、必要なくなるのですね。今だけの施策なのです。では、今だけ負担が軽ければいいのかということにもなりますので、私は、施策を打つのであれば、恒久的にずっと全ての人が恩恵を受けるような施策でなければならないなというふうに思いますので、ましてや統一されたときに、うちは低いですから上がる。持っている基金をいかにうまく使いながら、急激な負担増にならないことに腐心をしているわけでありますから、これをやってしまうと、さらに加えてまた急激な負担増ということも考えられますので、そこはやっぱり無理があるかなというふうに思っております。

質問 9番 野原惠子

恒久的な対策になるのが一番いいとは思うのですけれども、今、電気代とか物価高が本当に大変なときに、2031 年に平準化されるということなのですけれども、そういうところまででもやはり軽減を行うべきではないかと思うのです。それで、今、他町村のことも紹介いたしましたけれども、18 歳まで全額免除とは言わないまでも、半額免除ですとか、そういう手だて、今、一番子どもにお金がかかるのですよ。私たちの時代は、本当にみんなが貧乏でした。でも、今は本当に子どもにお金がかかるのですよね。仕組みそのものがそうなっているのです。教育費にお金がかかるのです。ですから、そういうときにやっぱりこういうところから子育てを応援するということが、私、必要だと思っております。ですから、北海道で言えば、旭川市ですとか東川町、美瑛町、東神楽町では、半額免除しているのですよね。そういうところからでも、短期間でも、やっぱり時限的にでも軽減すべきではないかと。これが子育て応援になると思うのです。ですから、いろんな手当やなんかも時々支援しますけれども、地域を歩いて子育て世代の方々から言われるのは、やっぱり給食費ですとか、それから医療費ですとかが免除される。そして、こういうところも免除してもらえるのが、一番安心して子育てができるという声が届いているのですよ。ですから、そういう意味でも軽減すべきではないかと思います。

答弁 町長 飯田晴義

子育て支援といっても、一町村ではやはり限界があるわけでありまして、国は異次元の子育て支援をやる、少子化対策をやると、そんなことを言っていますけれども、やはり問題になるのは3兆 5,000 億円をどうやって工面するのだということに尽きるわけであります。町はもっともっと財政が厳しいと、私は認識しております。そんな中で、どこに力を入れていくか、力点を置いていくかということの中で、私は今まで精査をした中で、今の様々な子育て支援であったり、定住対策であったりがベストと判断して、公約にも掲げてきたわけでありますので、時代とともにニーズは変わりますから、これは公約に掲げたから全てやるというのではないし、掲げていないからやれないということでもないですから、そこは行政は生き物ですから、それぞれの社会経済情勢に応じてやっていくべきであるということは重々承知しておりますけれども、この件に関しましては、私の判断としてはやれないなということであります。

質問 9番 野原惠子

検討していただく課題でもあるかなというふうに思います。次に、一般会計の繰入れですが、時々これ質問させていただいております。それで、できないということは重々承知の上でまた入れました。というのは、国保の加入者というのは、いずれ協会けんぽ、健保組合とか、そういうところから国保に移行していきます。退職した方やなんかが入ってきますよね。74 歳まで加入しています。75 歳から後期高齢者になります。そうすると、いずれ皆さんここに入るのですよ。ですから、そういうふうになるときにこの負担が本当に、これから団塊の世代の方たちも、ここに入ってきます。そうすると、ますます住民の負担が重くなると思うのです。ですから、いずれそこに入る、現役世代の方も国保に入っていくわけですから、そういう意味では、みんなで分かち合うと言いながらも、負担は重くなる。ですから、私は一般会計から繰り入れてもいいかなというふうに思っております。そこは町長の考えはもう分かっておりますけれども、そういうふうに私は考えておりますので、基金を繰り入れるのであれば一般会計から、その前段で繰り入れてもいいのではないかと私は思っております。ですから、そういう視点で検討していただきたいと思いますが、いかがですか。

答弁 町長 飯田晴義

これは繰り返し今までもこの議論はさせていただいておりますけれども、やはり町民間の公平を保つということからすると、将来は確かに国保にお世話になるかもしれませんけれども、今現在で見たときには、それぞれの健康保険で負担をしているわけですから、しかも税金も納めている。その納めた税金が国保にだけ使われるということになりますから、それはやっぱり公平性を欠くのではなかろうかということで、お話はお聞きしましたけれども、これについては実施できないというふうに思っております。

質問 9番 野原惠子

ここは私、平行線かなと思っておりましたけれども、質問いたしました。それで、次なのですけれども、国保の負担率を引き上げていくということ、これが本当に私は国保の安定化につながると思うのですけれども、今、1984 年の法改定で、医療費に係るところが 45 パーセントから 38.5 パーセントに引き下げられました。答弁でもありますけれども、どんどん引き下げられてきているのですね。私が調べたところでは、後期高齢者医療制度が導入されたときには 36 パーセントに引き下がっております。それで、ちょっと調べてみたのですけれども、東京の保険医協会が資料を出しておりまして、2011年度国民健康保険事業年報、そこから試算しているのですけれども、そのときに国保の負担率が 24.8パーセントまで下がっているのです。ですから、そういう点でどんどん負担率を下げていって、その分利用しているところの負担が重くなってきている、こういう実態もありまして、国保の国庫負担率を引き上げていくということは、この幕別町だけでなくて、どこの自治体でもこれは要請していると思うのです。ですから、国庫の負担率を引き上げていくということを強く要望していっていただきたいと思いますが、その点はいかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

さっき少子化のお話をして、国にお金がないと言いましたけれども、我々としては、国保財政の健全化のために負担率を上げる、さらには、今、3,400 億円が措置されておりますので、これを単年度ということではなくて今後ずっと別枠で国が支出をすると、そういうことも要望しておりますので、これは引き続き要請をしていきたいというふうに思います。

質問 9番 野原惠子

どこの自治体でも同じようだと思いますので、強く要望を進めていっていただきたいと思います。次に、マイナンバーカードの件なのですけれども、これは本当に次から次へと問題点が明らかになってきております。それで、これを廃止する考えはないという、そういうことはないというふうに答弁はいただいております。それで、私、この間いろんな問題点が明らかになってきているのですけれども、この中で保険証と一体化していくという、ここに今、大きな問題点が出されております。それで、幕別町では、今、マイナンバーカードの登録、それとそれに保険証をひもづけている人たちは何パーセントくらいになっているのかお聞きしたいと思います。

答弁 住民課長 本間淳(住民課長は2024年3月まで)

マイナンバーの状況であります。まず、申請率から申し上げます。申請率が5月末現在で 73.6 パーセント、数にして1万 9,331 人です。実際に、今、手元に交付している状況が1万 8,601 人に対しまして、率にしますと 70.8 パーセントであります。このうち保険証の利用登録をしている方であります。こちらは国民健康保険、これは6月7日現在でありますが、2,839 人、被保険者数が 5,692 人ですので、率にしますと 49.87 パーセント。それから、後期高齢者に関しましては、こちらの広域連合の最新の数字が4月 17 日現在であります。保険証の利用登録数が 1,861 人、被保険者が 4,772 人ですので、率にしますと 38.99 パーセントとなります。それ以外の社会保険ですとか共済保険などについては把握ができません。以上です。

質問 9番 野原惠子

国保の数字だけでは、町民全体の普及率ですとか、ひもづけは分かりませんよね。それで、今、皆さんいろんな報道で承知だと思うのですけれども、このマイナ保険証、紙の保険証を廃止して、マイナンバーカードにみんな登録して利用するということで、医療機関にかかったときには、違う方の情報が入ったりですとか、それから実際に医療機関にかかったときに、違う方の、誤登録があって、医療ですとか、薬ですとか、違うものが処方される。事前で食い止められて事なきに至ったという、そういう事例もあります。それと、今、障がい者の方もカードを取ろうとしたときに、後ろにいろんな、ヘッドレストがあったらマイナンバーは発行できませんよとか、それから病院に行ったときに障がいのある方はなかなかカードを使えないですとか、いろんな問題点が明らかになってきております。そして、修学旅行のときなんかも、保険証であればコピーして持っていけるけれども、マイナ保険証になると、先生たちも管理するのが大変で、こういうことはできないということも問題になってきておりますよね。ですから、そういうことがしっかりと改善されなければ、安心してこのマイナ保険証は使えないのではないかと私は思っております。それと、今これから戸籍に振り仮名をつけるという作業も、自治体の職員が行わなければならないという状況になりますよね。今、報道されております。そうしますと、今でも膨大な事務量がある中で、振り仮名をつけるというふうになると、本当に自治体職員も大変であって、誤りが起きかねない、こういう状況もありまして、自治体職員からも大変だという声が上がってきていると、こういう状況の中でこのままマイナ保険証を続けていっていいのかどうか、この点について町長の考えを伺いたいなというふうに思います。

答弁 町長 飯田晴義

まず、誤登録等のミスについては、これは私は人為的なミスがかなりあるというか、もう全く人為的なミスで、これはチェック機能が働いていないことによってミスが起きているということでありますから、そこはしっかりと、どんな仕事でもミスというのは起こり得るわけですから、それは今まで以上にしっかりとチェック機能を働かせて適正な事務をやっていくということが必要であろうというふうに思います。それと、保険証の関係ですけれども、全てに普及すればこんな便利なことはないわけでありまして、それは情報は全て入るわけですから、私も実はこの間、病院、かかりつけ医に行って使いましたけれども、やっぱり何か安くなってお得感なんかが出たりして、これはちょっと冗談ですけれども、実際安いというか、前回と比較すると請求金額が下がっていましたので、それはちょっと冗談としても。(発言の声あり)

答弁 町長 飯田晴義

申し訳ありません。いずれにしても、しっかりと管理がされていれば、これからの日本にとっては、今、DX を盛んに進めていますけれども、これは必要であるというふうに思います。要は、ミスをしっかりと防いでいくということがあれば、当然今やり始めたばかりですから、いろいろなトラブルはあるけれども、それをゼロにしていって、しっかりとこれを完成させるということが必要だろうと。これは今マイナ保険証のことだけですけれども、我々においても DX を今まさに進めているところですから、これも下手をすると人為的ミスが起こり得る可能性もありますので、そこはしっかり今回のことを戒めながら、我々も仕事をやっていきたいと思います。

質問 9番 野原惠子

マイナンバーに関しましては、私も意見がありますけれども、今マイナ保険証、これについては、これだけいろんな問題が起きているときに、きちっと今、入力ミスですとか、人為的なミスですとかと町長答弁されておりますけれども、そういうところが解決されるまで一旦立ち止まって検証し直すという、そういうことも大事ではないかと思うのです。急いで今こうやってスタートするのではなくて、いろんな誤入力ですとか、様々な問題点が、今、明らかになってきておりますので、そこが明らかになってスムーズに移行できるかどうか、そういうところまで立ち止まって一旦中止する、一旦止まっていく、そういうことも国に求めていくことが必要ではないかと私は思うのですね。町長、今、病院にかかってスムーズに医療を受けられたと言うのですけれども、もし間違って違う方の入力をされていて、間違った診療、間違った薬が処方されていたとしたら、どんなふうに考えますか。そういう立場になったという方も、何人かも明らかになっているのですよ。そういうときに、きちっとスタートするまで一時立ち止まるということが必要ではないか。それは、やっぱりきちっと地方から声を上げていく必要があるのではないかと思うのですが、その点いかがですか。

答弁 町長 飯田晴義

立ち止まるというか、やりながら改善していくことが、私は大切だろうというふうに思います。総務省も各自治体に対して照会をかけたのですね。それで、2日までに全都道府県を含めます 1,788治体に対して全部照会をかけて、新たなミスが何件か出てきているのです。今日の発表ですけれども、133 の自治体で 173 件がまたミスが、ポイントを誤って付与したと、そんなミスも出てきましたけれども、これをやっぱり日々改善、修正しながら私は進めていくことで、支障がどれほどまでに、1回立ち止まって止めてしまうのと、改善しながらやるのと、どれだけの差があるのかなというふうに感じています。ですから、十分私はこうやって照会をかけながら修正をして、そして進めていくことはできるのではないかなというふうに思っております。

質問 9番 野原惠子

そこのところが、修正しながら行っていくということであれば、やはり職員の配置を厚くするとか、そういう手だてを取っていかないと、これだけいろんな問題が起きてきているときに、誰が責任を持つか。町長が責任を持つというふうにはならないと思うのです。もし町民に誤作動の誤入力などがあって医療機関で間違いが起こったときに、命に関わる問題ですから、そこはしっかりやりながらと言いながらも、危険性は大きいと思うのですよ。ですから、一旦ちょっと中止をして、きちっと修正されてからということであれば、これはまた問題は別ですけれども、そこは私、本当に心配されます。それで、私、医療機関の方に聞いたこともあるのですけれども、マイナカードの保険証ということは、その病気だけがパソコンやなんかに出てくるのではなくて、その人の病歴やなんかも全部出てくるというのですね。事務処理をしている人たちは、そこは知りたくないと。だけれども、マイナ保険証だと、それが全部出てくる。こういうこともあって、本当に気持ちは穏やかでない。こういう点もあるということですので、私はこれ、本当に疑問に思うところがありまして、一旦立ち止まる、ここが大事だと思います。ちょっと時間がないので、そこのところを検討していっていただきたいと思います。あと、医療費の負担なのですけれども、これも本当に 200 万円、320 万円が基準なのですけれども、200 万円、320 万円といったら高額の収入ではないのですよ。働く人たちから見れば、本当に低い収入ですね。そこを2割にするということで、実際に受診を控える、そういう人たちも出てきております。これも問題は、国庫負担率の引下げがつながってくるのです。これが導入されたときに厚労省は、受診控えが起きるということも試算しているのですよ。結果として、民医連やなんかでアンケートを取りましたら、実際にもう病院に行くのを控える、薬を控える、貯金を崩す。貯金ある人はいいのです。でも、崩してなくなってしまったときに、どうするのだと。こういう問題がありますので、やはり高齢者の2割負担は重いと思うのです。そこのところ町長はどのようにお考えになるか、町村会を通じて、これは負担重いということを言っていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

答弁 町長 飯田晴義

確かに私も、この 200 万円という数字を聞いたときに、そんな高所得でもない、中間でもないのに、この人たちが2割負担かという印象を持ちました。ですから、先ほど申し上げたのは、まずは状況を今は見ていくしかないのかな。そういうことで推移を見守りたいという答弁をさせていただきました。それによっては、困窮者が出てくれば、そこはやっぱり要請をして改めてもらうということも必要だろうというふうに思っております。

質問 9番 野原惠子

そういう実態も、町民の実態も踏まえまして、やはり地方から声を上げていくということは、私、必要だというふうに思っております。次に、経済困窮者によるという、無料低額診療の事業の周知なのですけれども、これもなかなか知られていないのです。十勝では七つの病院が実施しているのですが、協会病院、光南病院、第一病院、西病院、勤医協と勤医協白樺、ながい内科医院なのです。実際に町民は知らないのです。なかなか知らされていないのです。それで、私の知っている方は、第一病院ですかね。行って、そこでこういう制度がありますから利用してくださいと、ケースワーカーの方に教えてもらったと。それで減額になったということなのです。それで、この対象になるのは、1か月の収入が生保基準の 1.2 倍、それから一部免除が 1.4 倍なのです。そうすると、そういう国民年金の方たちは対象になる方が多いと思うのですよ。ですから、こういう制度をやはり周知して利用してもらう、こういう手だてが必要だと思います。今、答弁の中ではホームページとかと言いますけれども、高齢者の方はホームページを見る機会があまりないと思うのです。ですから、広報ですとか、それから高齢者の集まる場所ですとか、そういうところでこういう制度がありますよということを周知していくということが、町民が利用できる、そういう制度になると思います。それと、生活保護の件なのですけれども、生活保護も利用したくてもできないという状況がありまして、なぜこういう制度がありながら、なかなか利用に結びつかないかといいますと、バッシングがかなり多いのですね。生活保護を受けている人に対するバッシング。私も相談件数の中で、バッシングを受けてなかなかそういう制度に踏み切れないということがありました。というのは、母子家庭で、自分の母親の老後の資金を積み立てていたけれども、子どもが鬱になって働けなくなって、そこから応援したけれども、底をついてしまったと。それでどうやって暮らしていこうかということだったのですね。生保を紹介したのですけれども、周りのバッシングがあって、なかなか踏み切れなかったのですよ。懇切丁寧に対応してくれる人がいまして、では生活保護を受ける手続をしようかということに至ったのですけれども、自分は母親として失格なのか、このぐらいまで思い詰めて、やっと手続をしたというのです。ですから、世間のバッシング、ここをなくすということが私は本当に必要だと思うのです。そこも併せて二つ答弁お願いします。

答弁 町長 飯田晴義

周知については、確かになかなかネットというのは見ることが、ホームページを見る機会がないでしょうから、広報とあるいは民生委員さんの協力をいただきながら周知したいというふうに思います。ただ、先ほど基準を言われましたけれども、これ十勝7病院、それぞれ独自の取組でありますので基準は違っていますので、そこはかかっている病院に問い合せてもらわないと分からないことがありますので、そこだけはお断りをしておきたいというふうに思います。それと、バッシングですね。これはもうモラルの問題でありますので、私がどうこうしなさいということを言うわけにもいかないわけで、本当に防止策というのは、個々に弱い人に対して優しい気持ちでいてくださいと言うしかないのですね。これ、何か町でやれるかといったら、手だてというのはちょっと今思いつかないわけであります。ですから、そこはその方に世間のことなんか気にするのではないというような励ましも一つ必要なのかなと、そんなことも思います。

質問 9番 野原惠子

生保に対するバッシングなのですけれども、やはりこれは憲法 25 条に定められている、憲法をどれだけ職員が学んでいるか、その視点に立っているか、そしてそういう視点で、いろんな団体ありますよね。ここで言えば民生委員ですとか、そういうようなところで、そういうことをきちっと研修していく。福祉に関係する職員ですとか、そういうところで、生活保護というのはなぜこういう制度があるのかという研修をしていく。そういうことをきちっと学んでいくことが、バッシングやなんかがなくなっていく、そういう手だてになると思うのですよ。ただ、では町民がそういう意識がなくなるのを待つということではないのです。積極的にどういうことなのかということをきちっと学んで知らせていく、それが町の役割だと私は思うのですが、いかがですか。

答弁 町長 飯田晴義

ちょっと職員ではないですね。そこは職員がそういう思いを持って接しているということではないと私は思っています。ですから、今言われたように、確かに生活保護制度というのはどういうものなのですという制度のお知らせということはできます。ただ、それがどれほどの理解につながるかは、なかなか難しい。でも、そこまでが限界だと思いますし、お困りであればご相談くださいというようなことも併せて周知をするところが限界かなとは思います。

質問 9番 野原惠子

本当に生活に困っているという方は、なかなか人に言えなくて、もう命を絶つところまでいくという可能性もあるのですよ。ですから、そういうところをしっかりと、職員がとおっしゃいましたけれども、きちっと学ぶということは、私、必要だと思うのです。町民に対する姿勢というのは生活保護だけでなくて、いろんな場面で、本当に困っている人たちにどういう姿勢で対応するか。これは、今は私は生保ですけれども、生保以外にもあります。ぜひ研修をしていただきたいと。以上、終わります。

出典:幕別町議会 令和5年第2回定例会 2023年6月20日 議事録 PDF(63ページ) 間違いを知らせる