みんなの議会

音更町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日

補聴器購入助成制度の創設を

2023年3月7日、音更町議会の一般質問で、山川秀正議員が「補聴器購入助成制度の創設を」について質問し、町長 小野信次、保健福祉部長 堀田昇、経済部長 井原愛啓が答弁しました。

質問者
山川秀正 議員
答弁者
町長 小野信次、保健福祉部長 堀田昇、経済部長 井原愛啓

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 21番 山川秀正

通告に従いまして、2問について質問を行わせていただきたいと思います。1問目は、補聴器購入助成制度の創設を。加齢により、耳が聞こえづらくなり、周囲との交流も減少し、社会生活に影響が出る高齢者が増加しております。難聴は認知症や高齢期の鬱病の危険因子になることも指摘されております。補聴器の普及により、高齢者が心身の健康を保つことで、積極的に社会に関わり、地域社会の活性化につながることが期待されます。加齢性難聴者への補聴器普及が望まれております。しかし、補聴器は形や機能によって値段は様々で、比較的高額なものが多く、保険が適用されないため、「高くて買えない」との声が多く上がっております。先進諸外国には補聴器購入に際し公的な助成制度があり、日本でも高度、重度の難聴者には法に基づく助成制度があります。軽度や中等度の難聴者に対してはこの助成制度がありません。このような現状の中で、補聴器導入へ独自の助成制度を設ける自治体が増えてきております。つきましては、本町において、難聴者の補聴器購入について助成を行うことを創設されますよう期待し、質問をいたします。1、国に対して、加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的補助制度の創設を働きかけること。2、自治体独自の支援策が1年間で3倍に広がっております。その事実を把握しているのか、お答えをお願いします。3、補聴器購入に当たり、本町独自の支援策実施にはどのような条件が必要かお伺いをしたいと思います。2問目といたしまして、町政執行方針に対する追加質問でございます。音更町農業の将来像についてお伺いをいたします。昨年2月に起きたロシアによるウクライナ侵攻をきっかけに、日本の食料自給率の危うさが国民の知るところとなりました。町政執行方針でも、「貿易協定によって、本町の基幹産業である農業をはじめ、関連産業を含めた地域経済への影響が懸念されます。」と述べられております。日本の食料自給率は38%、その国が、米の減産をはじめ牛乳、ビートなど、生産量を減らすことを行っております。他の作物に転換したらお金を出す、牛をとう汰すると補助金、こうしたことに違和感を感じている人は大勢いるはずでございます。昨年12月27日、国は「食料安全保障強化政策大綱」を決定いたしました。しかし、この大綱は国際的な「食料安全保障」の定義とかけ離れております。十勝の食料自給率は1,200%超えと試算されております。この地で将来どんな農業を続けていくのかが「食料安全保障」に直結します。音更町農業についてお伺いをしたいと思います。1、「食料安全保障強化政策大綱」の内容と本町農業に及ぼす影響は。2、「減産」にお金を使うことへの認識は。3、本町における農村社会の未来予想図は。4、直面する農業の課題に対する対応は。1)、農業後継者確保対策。2)、農村地域社会形成。3)、農耕用けん引免許の取得支援。以上2問について、御答弁よろしくお願いを申し上げます。

答弁 町長 小野信次

補聴器購入助成制度の創設についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の加齢性難聴者の補聴器購入に対する公的助成制度創設の国への働きかけについてでありますが、これまでも御答弁しているとおり、加齢による難聴は、多くの高齢者にとって身近な問題であり、日常生活が不便になるほか、コミュニケーションを図ることが困難になるなど、生活の質を低下させる要因となっております。特に、耳の聞こえが悪くなることにより聞き返しや聞き誤りが多くなるなど、コミュニケーションの問題がきっかけで孤立したり家に引きこもってしまうような事態を招くことが懸念されるため、聞こえを改善するために必要な情報が容易に入手できるよう環境の整備を進めることの重要性については認識しております。現在、障害者総合支援法の補装具費支給制度に基づき、高齢者も含め、身体障害者手帳取得によって補聴器購入費用を支給しておりますが、身体障害者手帳の取得を要件としない加齢性難聴者の補聴器購入助成制度創設の働きかけにつきましては、今後機会があれば国に対して要望してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の自治体独自の支援策の広がりの把握及び3点目の町独自の支援策実施の条件につきましては、関連がありますので一括してお答えをいたします。加齢性難聴者の補聴器購入に対する自治体独自の支援策を実施している自治体数は把握しておりませんが、取組が広がっていることは承知しております。昨年の第1回定例会における一般質問で御答弁しているとおり、兵庫県においては、コロナ禍で高齢者の社会参加活動が低下していることを踏まえ、令和4年4月から、補聴器使用と社会参加活動との関連性を把握することを目的とした調査が実施されているほか、4年7月から補聴器購入費の助成を行っている自治体として、政令指定都市の神奈川県相模原市は、65歳以上の高齢者に対して介護予防事業と健康状況調査などへの参加を要件としており、また、新潟市は、50歳以上74歳以下の中等度難聴の方に対して、補聴器装着前後の聞こえに関することや生活状況、社会参加の状況などのアンケート調査に協力することを要件とするなど、補聴器購入費の助成だけではなく、補聴器購入後の効果に対する調査を開始しているところであります。町独自の補聴器購入助成制度の創設につきましては、これらの自治体が取り組む補聴器装着前後の調査結果を参考にしながら検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、追加質問のありました音更町農業の将来像についての御質問にお答えをいたします。はじめに、1点目の食料安全保障強化政策大綱の内容と本町農業に及ぼす影響についてでありますが、昨年の12月27日、内閣総理大臣を本部長とする食料安定供給・農林水産業基盤強化本部は、食料安全保障強化政策大綱を決定しました。この大綱では、食料安全保障強化のための重点対策として、食料生産に不可欠な肥料や飼料などを国内資源の活用へ大きく転換するほか、安定的な輸入と適切な備蓄を組み合わせながら、過度な海外依存からの脱却による食料安全保障の強化に向けた「食料安全保障構造転換対策」と、農林水産業の経営への影響の緩和や適正な価格形成と国民理解の醸成などを目指す「生産資材等の価格高騰等による影響緩和対策」を講じるとしております。また、2030年を目標年として、化学肥料の使用量の20%低減や、2021年と比較し、生産面積を小麦で9%、大豆で16%、飼料作物で32%拡大するなどの具体的な目標が掲げられております。大綱では、輸入原材料の国産転換や海外依存の高い小麦や大豆などの国内生産の拡大を進めるほか、安定供給のための施設整備を支援するとしております。また、食品製造事業者に対しても国産原材料への切替えを促すための対策を講じると明記されておりますので、大綱が本町農業に及ぼすマイナス面での影響は特にないものと考えております。国内有数の小麦や大豆の生産地である本町にとりましては、その役割と期待がより高まるものと考えられ、食料供給地域として、国民の食を支えていく責任を果たしてまいりたいと考えております。次に、2点目の減産にお金を使うことへの認識についてでありますが、減産に対する国の支援といたしまして、米につきましては、平成30年度から国による生産調整が廃止となりましたが、水田転作に対する支援の「水田活用の直接支払交付金」は継続して実施されており、作物ごとの単価は異なりますが、麦や大豆を生産した場合には、10アール当たり3万5千円が交付されます。てん菜の減産対策といたしましては、てん菜から他作物への転換に対する支援の「持続的畑作生産体系確立緊急支援事業補助金」が令和4年産から実施されており、作物により異なりますが、10アール当たり2万5千円から3万5千円が交付されます。生乳の減産対策といたしましては、生乳の需給ギャップを改善するため、生産者が早期に乳用経産牛をリタイアさせ、一定期間生乳の生産抑制に取り組む場合に、生産者団体などの一定の負担を要件として奨励金を交付する「酪農経営改善緊急支援事業」が開始され、本年3月から9月までの期間は、1頭当たり15万円に生産者団体からの5万円が上乗せされて交付され、10月から来年3月までの期間は1頭当たり5万円が交付されます。減産に対してお金を使うことへの認識といたしましては、作付転換への支援につきましては、需給バランスを考えますとやむを得ない面があるものと理解するところでもありますが、生産を抑制された上に乳牛をとう汰することへの支援に関しては、まずは生乳換算で13万7千トンのカレント・アクセス輸入枠を見直すなど、検討すべき内容があったのではないかと感じているところであります。また、てん菜につきましては、輪作体系を構成する重要な作物であり、今後もその持続的な生産が必要となることから、糖価調整制度の維持・安定運営について、十勝圏活性化推進期成会を通じ、引き続き国に要望してまいります。農業支援につきましては、食料自給率の向上や食料安全保障の面からも、作付面積や生産量の拡大、品質の向上などに資する対策の実施が本来かと思いますが、各種事業の実施に当たりましては、農業者の皆さんに事業の目的や内容をしっかりと説明した上で、有効に活用していただけるよう取組を進めてまいりたいと考えております。次に、3点目の本町における農村社会の未来予想図についてでありますが、第6期総合計画の地域別まちづくり方針においては、農村地域は、基幹産業である農業を支え、仕事と生活の場が一致した地域で、力強い農業経営と地域の町民が一体となったコミュニティ機能が強みとしております。その中のまちづくりの基本的方向にありますように、農業後継者の育成・確保、生産性の向上による経営強化を図り、農村環境の持つ魅力を生かした多面的機能を発揮させるための地域活動を支援するとともに、農業の振興を基本に据えたまちづくりを進めてまいりたいと考えております。最後に、4点目の直面する課題への対応についてであります。農業後継者確保対策といたしましては、国の新規就農者育成総合対策を活用し経営を開始した認定新規就農者に対して資金を交付しており、本年度は、4組5名に対して675万の交付を見込んでおります。町の取組といたしましては、農業の担い手として次代に対応できる経営感覚を養い、地域のリーダーとしての資質向上を目的として平成11年度から音更町農業年輪塾を開講しており、これまで144人が研修を修了しております。また、農業再生協議会では平成27年度から「農業後継者確保対策事業」を実施しており、この取組でこれまで3組4名が独立就農を果たしております。現在1名が研修中であるほか、令和5年度から新たに1名が研修を開始する予定であり、今後もこれらの取組を継続して実施することで農業後継者の育成・確保を図ってまいりたいと考えております。農村地域社会の形成といたしましては、本町の人口は平成22年をピークに減少傾向にあり、中でも農村部における人口減少が進んでいる状況となっております。今後もこのような状況が継続すると農村部におけるコミュニティの維持が困難になることが懸念されております。平成30年度には、町内在住の元農業者の方から農業後継者対策を目的とした1千万の寄附を受納したことから、町では、これを原資として、農村地域に住宅を新築または購入する農業後継者に奨励金を交付する「農業後継者農村定住促進事業」を創設し、これまで、22人に1,100万円を交付しております。今後もこの事業を継続して実施するとともに、3点目で申し上げましたとおり、第6期総合計画を着実に進めることで農村地域社会の維持・活性化を図ってまいりたいと考えております。農耕用けん引免許の取得支援といたしましては、けん引免許の種別には、一般的な免許のほかに農耕用限定がありますが、一般的なけん引免許の取得は、自動車学校で教習や技能試験を終えた後、運転免許試験場で適性検査を受ける方法と、直接運転免許試験場で受験する方法のいずれかによります。農耕用限定の免許は農業大学校などで取得できるものでありますが、道立本別農業大学校では実施していないことから、十勝圏活性化推進期成会においては、同校の専門職の配置やカリキュラムの創設、コースの整備などの技能試験が実施できる環境整備を行うなど、農耕用限定けん引免許取得支援制度を創設するよう要望しているところであります。町といたしましては、独自にけん引免許の取得に支援する考えは現時点で持ち合わせておりませんが、引き続き十勝圏活性化推進期成会を通じて要望してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、答弁とさせていただきます。休憩(午後 1時51分)

再質問 21番 山川秀正

それでは、再質問をさせていただきたいと思います。まず、1問目の補聴器購入助成制度の創設についてでありますけれども、国に制度創設、国として制度をつくることを働きかけるという点では、そういう方向性については答弁でも前向きな答弁はいただいておりますので、ぜひそこの努力は引き続きお願いをしたいと思いますけれども、それで、制度創設だけでなくて、今の現状についても若干質疑をしたいと思いますけれども、まず1点目として、補聴器購入、これは医療費控除、税金、所得税、住民税等を申告する上での医療費控除の対象になるかどうか、まずこの点についてお願いをしたいと思います。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

補聴器購入に当たって、医療費控除については、医師の意見書があって、それに基づいて対象になるということで認識しております。以上です。

再質問 21番 山川秀正

対象になるということで、条件が、四つほど必須条件があると。それをちゃんとしていればということで、対象になるというのは分かったんですけれども、この医療費控除、補聴器を買った人が実際にこの制度を利用しているかどうか、そこが非常に不安なんですけれども、その点についての把握はされていますか。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

実際の利用状況については把握しておりませんが、町内の耳鼻科の先生とかにいろいろお聞きする中で、補聴器を装着、そしてその後の経過の確認とかそういった形の中で対応しているというお話は聞いておりますので、一定数の方が利用しているのかなというふうに考えております。以上です。

再質問 21番 山川秀正

実は、この質問するに当たって、実際に補聴器を販売しているお店に行って、ちょっと補聴器の話教えてほしい、聞かせてほしいということをお願いしに行ったんですけれども、それで一つ、そこのたまたま対応してくれた店員の人が知らなかっただけなのか、補聴器購入についてはそういう医療費控除等々の対象にはなっていないんです、こういうようなお話されたんですけれども、補聴器を販売している店でさえそういう状況なんですけれども、そういった点でいえば、町民の皆さんの中に、医療費控除を受けている、医療費控除が受けられるという情報、これについては、周知をする機会、また、今までに周知をした、そんなことはあったでしょうか。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

まず、お店のほうで医療費控除の対象になる、ならないのお話でありますが、町内でも補聴器を扱っている店舗があります。これについては、そこで扱う補聴器は対象にならないということになっています。これはなぜかというと、認定補聴器技能者のいる販売店で行われる場合に、医師のあと意見書、それからメンテナンスが行われることによって補聴器の医療費控除の対象になるということでありますので、通常で売っているお店屋さんとか、電気屋さんとかもあるんですけれども、そういうところで問合せをすると、恐らく知らない、もしくは、なる場合についてはどこどこの補聴器屋さんに行ってくださいということで紹介されるのかなというふうに思っております。それから、周知についてでありますが、医療費控除でありますので、眼鏡とかも医師の診断に基づいて医療費控除の対象になっていくということで、税の中での周知はされているかなと。あとそれから、耳鼻咽喉科、医師の中で、こういった対象になるよということで説明はされているというふうに認識しております。なお、町が保健福祉部の中でそういった周知は現在のところしていないというところであります。以上です。

再質問 21番 山川秀正

今お話のありました認定補聴器技能者、これがいないと対象にならないと。それから、当然、補聴器購入する上での縛りとして、先ほど4項目の必須条件と言いましたけれども、補聴器相談医という資格を持ったお医者さん、この人がいないと補聴器購入が医療費控除の対象にならない、医療費の対象にならない。さらに、補聴器適合に関する診療情報提供書、これを補聴器の販売店に持ち込むそうですけれども、この診療情報提供書、これは補聴器相談医にとって診療報酬の対象外というふうに明確に書いてあるんです。まさしくそういった点では、非常にいろいろな細かい条件、要件があって、それをクリアしないと対象外だよということと併せながら、診療報酬、普通、内科でも外科でも、病院へ行ってお医者さんに診断書を出してもらえれば、それは当然診療報酬の対象だと思うんですけれども、この補聴器に関する診療情報提供書は診療報酬の対象外というような、こんな状況になっていると。やっぱりこういう状況を改善してほしい、こういうことも併せて国に働きかけるといいますか、そういう必要があるんでないかというふうに率直に思っています。そういった点では、ぜひ先ほどの補聴器購入助成制度創設と併せて、こういう様々な条件についても働きかけをお願いをしたいと思います。それで、この鍵を握るのは何かなと思ったら、やっぱり補聴器相談医、さらには認定補聴器技能者、この資格を持った医師であり技術者、これ、十勝管内にはどの程度いらっしゃるのか、また、そういった情報というのは公開されているのか、この点についてはいかがでしょうか。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

今おっしゃられるそのまずお医者さん、相談医としてということであります。町内の2か所の医療機関、耳鼻科、そこについてはその相談医の資格持っていらっしゃいます。それから町外については、ちょっとそこまで把握しておりません。それから、認定補聴器技能者がいるということであります。人数についてはちょっと把握していないんですけれども、身体障害者手帳による補聴器の交付の際の販売店というのが基本的にこれを置くことになっておりまして、5店舗にその方がいらっしゃるということで把握をしております。以上です。

再質問 21番 山川秀正

音更町内に2人いらっしゃると、相談医が。それから、補聴器技能者は5人というようなお話がありましたけれども、こういった情報というのは、インターネットで2022年、去年公開された資料を、公開されているんですけれども、当然、本人が非公表ということもあるものですから、調べたら十勝管内には1人しか公表されている人いなかったんです。だから、そういった点ではこういった情報を、例えば補聴器を購入しようとしている難聴の方等々がこういった情報をどこかで把握できる、また、そういうことが相談できるような体制というのが非常に大事だというふうに思いながら質問の準備をしていたんですけれども、ぜひそういった点では、こういった情報について、それから難聴に対する相談という部分での取組求めておきたいというふうに思っております。それで、補聴器の支援制度、先ほど答弁では、政令指定都市である神奈川県相模原市と新潟県の新潟市ですか、この状況について答弁されておりましたけれども、全国で言いますと、去年の11月、10月大体の時点で35あった自治体が今120まで増えていると。まさしく爆発的にと言うか、結構すごいテンポで増えているんですけれども、特に、例えば新潟県は、新潟県内に30の市町村があるそうですけれども、そのうち26の自治体が補聴器購入の補助制度を設けたと。しかもこの新潟県、調べていて非常に特徴的だったのは、今回の質問、表題には補聴器購入助成制度の創設と書きました。ここに加齢性難聴者ということを入れるかどうか考えたんですけれども、新潟県を調べてみると、実はこの26のうち6割を超える自治体が対象年齢18歳からと書いてあるんです。まさしく加齢性難聴者でなくて、難聴者に対して手だてを打つというようなことで自治体としての取組が幅広い年代に対して行われているという実態も分かりました。そういった点では、北海道は13、東京17、長野8というのが全国的に言えば補聴器購入の助成制度が進んでいる都道府県というふうに言われているそうでありますけれども、なぜそういう自治体で進んできているのか。先ほどの答弁では、今行っている自治体等々の調査結果、それから、神戸市という話もありました。神戸市では、アンケート調査をやりながら、併せて補聴器助成についてもセットで行うというような形で今取り組んでいるようでありますけれども、そういう自治体が、補聴器購入助成制度を創設した自治体が行っている制度、本町において実現することができないのかということが率直に思っているんですけれども、そういった点では、今後も検討させてほしいということなんですけれども、それで3問目に、独自支援をするにはどのような条件が必要かということで質問をさせていただいているわけでございますけれども、今導入、制度を始めたところは、答弁にもありましたけれども、アフターケア、要は補聴器購入した後のアフターサービスといいますか、表現としてはフィットニングとトレーニングを行うと。これをきめ細かく対応すると。こういうことで導入について行っているわけなんですけれども、ちなみに、さっき120まで増えたと言いましたけれども、このうち、補聴器購入について最高額としてはどの程度の支援をしているか御存じでしょうか。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

120の自治体の全部全て把握しておりませんので、幾らまでというのはちょっと承知していないと。私どものほうで押さえているのは大体2万から3万、高くて5万ぐらいというところがあるのかなということで、全部までは把握しておりません。以上です。

再質問 21番 山川秀正

私も実はそういう認識でいたんですけれども、調べてみたら、最高助成額が高額なのは東京都港区、13万7千円、住民税課税の人については半額、6万8,500円というふうに実はやっているんです。それで、今年度というか令和4年度の当初予算2,272万4千円、補聴器購入助成制度の当初予算がこれだけ実は組んでいるという現状なんです。それで、これでも足りないから、10月になったらまた補正をして5,300万ぐらいまで予算を増やしたと。対象が600名を超える、こういう状況をつくり出しているんです。前回質問したときも、十勝管内の補聴器購入の支援状況等々お話をしていただいて、非常に利用が少ないと。そういうことからなかなか二の足を踏んでいるというような気がしたんですけれども、そういった点では、補聴器購入の助成、当初予算に2,200万も組んで、さらに希望者が多いから3千万も上乗せをする、こういう自治体も生まれ出している。それだけ加齢性難聴等々によっての聞こえの心配をしているのが多いというふうな端的な現れでないかなというふうに率直に思うんですけれども、それで、そういう自治体で何が行われているかといったら、健康診断での聴力検査、要は聞こえの検査をちゃんと健康診断の項目に入れる、それから、介護認定での聴力検査、これを制度化して入れている。前回質問したときも私は、特定健診での聴力検査、ぜひやるべきでないかという話をさせていただいたんですけれども、そういった前段での準備、先ほど答弁にもありましたけれども、補聴器購入のための前段での準備も抜かりなくやりながら、併せて購入後のアフターサービスについても定式化しながらやっているからこそ利用者が増えている、実施する自治体が増えているという状況も生まれているというふうな気がする、そういうような私は受け止めをしたんですけれども、そういった点では、音更町もぜひこういう立場に立っていただきたいなというふうに考えていますけれども、この点についてはどうでしょうか。

答弁 保健福祉部長 堀田昇(保健福祉部長は2025年3月まで)

特定健診における聴力検査であります。前回もこのお話いただいたんですけれども、国のほうでこういった項目がないということで、町独自で設けなければならないことになると思います。その場合、その検査体制も検討していかなければならないということもありますので、これについては、どういったことができるのかというのは今段階で、今お答えすることはちょっと難しいかなというふうに思います。まず私どもも勉強はしていかなければならないとは思っております。それから、補聴器のアフターケアの部分については、先ほど医療費控除の話もありましたけれども、医療費控除になれば当然そういったアフターケアもしていかなければならないというのは関係するお医者さんからも聞いております。あと補聴器の購入助成についても、購入だけ助成して、その後アフターケアしていないという自治体もあると。それから、アフターケアもしている、それを条件にするというような二通りのパターンがあるのかなというような認識ではあります。以上です。

再質問 21番 山川秀正

特定健診では難しいということと体制と。確かに音更町内でそういう相談医の資格を持っている方が2名しかいないとかそういった点では、都会と比べるとそういう専門職の確保等々で困難である、そういった事実は否めないんですけれども、そういう状況の中でもそこに向けて努力を開始する必要があるんでないか。そういった点では、まずは、国の制度に入っていないという特定健診ではなくて、健康診断での聴力検査、それから介護認定での聴力検査とか、それぞれの判断で手つけれるところについては着手をしていくと。そういうことに着手をして実態把握をして対策を打つと、そういう流れでぜひやっていただきたいなということを率直に考えておりますし、そのことは町民にとっても、先ほど答弁にもありましたとおり、聞こえの問題というのは非常に大事な問題、社会性を保つという意味でも非常に大事な問題だというふうに言われているわけですから、ぜひそういった点について、町としても、まず手つけれるところから実態把握をしながら、実態が分かったら、どうやってそれらに手を差し伸べていくかと。ぜひそういう手順を踏んで実施の方向を求めておきたいと思います。それで、行政報告に対する追加質問、農業の問題に移りたいと思いますけれども、食料安全保障強化政策大綱、これが本町に、本町農業に対しては悪い影響はないんでないかというお話でございました。そういった点では、それが実施されていって悪い方向ではないということは私も率直に期待もしたいと思いますけれども、それで、食料安全保障の定義、これについてどう考えているのか、この点についてまずお伺いをしたいと思います。

答弁 経済部長 井原愛啓(経済部長は2024年3月まで)

食料安全保障の定義ということでございますけれども、日本における食料安全保障の定義といいますと、食料・農業・農村政策審議会において、今基本法検討部会というのが設置され始めております。これは、日本の食料・農業・農村基本法の改正に伴う検討部会でございますけれども、その中では、見直しの方向として、国民一人ひとりの食料安全保障の確立とか環境負荷の低減を図る持続的な農業、食品産業への転換、それから、人口減少下においても生産力を維持できる生産性の高い農業の経営とか、それから、農村への移住、関係人口の増加、農村コミュニティの維持、農村のインフラの機能の確保というような形で、今国のほうではそういった考えに基づいて検討を進めているということで認識しております。

再質問 21番 山川秀正

それで、私もこの大綱についていろいろ調べてみたんですけれども、大綱の部分で、食料自給率指標の推移とか自給力指標だとか様々な提起されていて、芋類中心の作付、食生活などいろいろ定義されているんですけれども、今、部長が答弁しましたけれども、日本の定義と、それから国際連合の農業食糧機関(FAO)、ここがどういう定義をしているかというのは大きな隔たりがあるんです。FAOは定義を「全ての人々が、活動的で健康的な生活のための食事ニーズと食品の好みを満たす十分で安全で栄養価の高い食料に、物理的、社会的かつ経済的に常時アクセスできる場合に存在する状況」と。食料安保は決して不測時や有事限定の規定ではないと、こういうふうに明確に言っているわけです。日本の想定がまさしく不測時や有事、そういう点で、そういう位置付けにしかなっていないというのが非常に残念と。それから、この議論していたら時間がなくなるから次に移りたいと思いますけれども、1点だけこの大綱について知りたいのは財源の問題。私いろいろ調べたんだけれども、財源が、何を持ってくるのか等々については触れていない。その肝心の財源についてはどういうふうにしてこの大綱は実施しようとしているか、この点について、分かっていましたらお願いをしたいと思います。

答弁 経済部長 井原愛啓(経済部長は2024年3月まで)

この大綱を実施する上での財源の確保という点の御質問でございますけれども、私どももこの大綱をまだ見たばっかりで、財源まで私どもも見つけることができないというのは議員さんと同じ状態でございます。

再質問 21番 山川秀正

ここが見えていないということが一番残念かなというふうに思いますし、何か報道によりますと、この大綱、年の瀬迫った12月27日、年末ぎりぎりに決められたそうですけれども、報道によると、審議時間僅か15分だそうです。15分でこれだけ物量のある大綱が決められたそうでありますけれども、そういった点では、当然農水省等々の事務方の人の努力がここには出ているのかとは思いますけれども、まさしくそういった点で、財源の問題も含めてその中身が十分議論が深まっているかどうかと。そういった点では非常に疑問を持たざるを得ないというふうに思いますけれども、それで、先ほど2030年、今回のこの大綱で2030年の目標というのが示されていると。だからそういった点では、2030年、食料の自給率をどうするんだということが示されているんでありますけれども、これを見て、実際問題として小麦、大豆の増産、それから、今危険にさらされているのが飼料と。そういった点で、現状は提起されていますけれども、例えば餌の問題で言えば、稲わらや粗飼料には触れているが、濃厚飼料、俗に言う、今外国からほぼ100%輸入していると言われている濃厚飼料についてはひとつも触れていないと。日本で濃厚飼料が生産できるのかと。そういう懸念を持っている方が大勢いらっしゃると。そういった点で、現在の濃厚飼料の自給率は13%だそうでございます。だから、これをどうやって引き上げるのか。やっぱり一番の大きな鍵は飼料用稲というふうに言われていると。日本の水田の持っている潜在能力、これは非常に高いものもあると。1千万トンを超える生産を行っていたお米、今は800万トンも切るような状況になってきているという状況の中で、日本のアジアモンスーンというか、こういう気候の中で米づくりが非常に優位性を持っていると。その中で、餌の自給率を上げるためには飼料用稲について抜本的な方向転換をする必要があるんでないかと。それで、飼料用の米874万トン生産した場合は自給率は30%、1,128万トンの場合は40%になるというふうに、濃厚飼料の自給率についてもこういう試算が出ているんですけれども、まさしく日本の国内で、先ほど答弁のあったように、肥料を20%減らすとか餌の自給率32に上げるとかという状況の中で、何を具体的にといったら、このお米の問題というのは、飼料用米というのは非常に大きな鍵だというような気がしています。そういった点では、非常に今回のこの大綱、もっと深く議論をして、農家の皆さんに、いやこういうことで肥料の減産が、肥料を減らしても収量が上がるよとか、餌については米をつくろうと。飼料用の米をつくろうとかそういう話が、目に見える形にしていくと。そういった点では、ぜひこれから行政にも、この大綱に沿って本町農業をどうするかというところは問われてくるというふうに思いますので、ぜひそういった取組の準備もお願いをしておきたいと思います。あわせて、先ほど、減産にお金を使うことへのという点で質問をいたしましたら、カレント・アクセスの問題も含めて答弁がありました。ぜひ、そういった認識については、私もまさしくそのとおりだと思うし、まずは何といっても、カレント・アクセス、ミニマム・アクセスと言われて、日本は、米でいえば77万トン、乳製品でいえば13万7千トン、これが入ってきていると。その一方で減産を強いる。先ほどそれについては答弁にありましたからこれ以上触れませんけれども、まさしくそういう状況について違和感を覚えているのは私だけではないんでないかというふうに率直に思います。ぜひその違和感、これを、農民も当然違和感持っていると思いますけれども、消費者の皆さんも当然、日本の食料自給率38%で、カレント・アクセス、ミニマム・アクセスは手つけれないの。諸外国はどうなっているの。EUやアメリカは僅か1%から2%しか実は輸入していない、そういう現状も明らかにしながら、日本のカレント・アクセスやミニマム・アクセスについての数量を減らす、そういうことも国に求める必要があるというふうに率直に思いますけれども、そういったことも当然十分理解をしているというふうな前提で私もおりますので、そういう方向性について働きかけをお願いをしておきたいと思います。それから、時間がもうありませんので、当面する課題、後継者確保対策、それから農村地域社会形成についても先ほど答弁がありました。ここはなかなかこれといった答えというのはないというふうに私も率直に感じて、非常にジレンマを感じております。ただ、今のテンポでは間に合わないというふうに私は率直に、例えば農業後継者確保対策でも、今のテンポでは間に合わない。そうしたらどうするか。農村地域社会守っていく上で何が手打てるかという点では、今一つ着眼点としては、後継者のいない農業者が集まって共同経営をするとか、それから、後継者確保対策では、経営移譲予定農家、ここでの労働と併せて農業技術の学習、これを数年間、労賃をもらいながら、働きながら、生活をしながら併せて将来の農業経営をやっていく、そういうことを学んでいく、そういう手だてが取れないか。新規就農で一定の資産を築いて新たに参入する、そういう点ではハードルが高いことは十分承知していますので、そういった点でそこを何とかクリアする、今頑張っている60代、70代の人たちの知恵と力も借りながら、人材育成もそういう人たちにも委ねるなんていうことは可能かどうかということを常日頃から考えているんですけれども、ぜひそういった視点についても後で答弁をお願いをしたいと思います。それから、3点目の農業用けん引免許の取得支援、この問題もちょっと今調べていて、実は令和2年の1月からけん引についての道路交通法上緩和されたと。緩和されたなら、それはいいことだなと思いながら調べていって、文章を読んでいって最後に行き着いたのがただし書で、ただし重量750キロを超える場合はけん引免許が必要と明確に書いてあるんです。ですから、まさしくこの北海道、十勝、音更での農業において、重量750キロを超える場合、これはほとんどのけん引される機械が当てはまるということで、けん引免許は必要ということになってくるんですけれども、そういう中で思いついたのは農業用けん引免許、たまたまオンラインで会議をやっているときに話をしていてこのけん引免許の話をしたら、農業用のけん引免許まだあるんでないのという話がされて、カメラに映して免許証を見せてくれたら、ちゃんと3項目めに農業けん引に限るということが書いてあると。だからそういった点では、道路交通法の規制の中でも農業用けん引免許というのはある一定の緩和がされている部分ですから、これを取得するためにこれから様々な方面に働きかけていただきたいと。やっぱり一番懸念するのは、道路走っている距離は僅かですけれども、事故が起きた場合、補償の対象にならないと。けん引免許、750キロを超えるけん引が必要な機械を引っ張っていてぶつけられても、なかなか農業者にとっては不利な条件しか出てこないと。そういった点では、けん引免許、今急いで取る必要があるし、今の現状の中、けん引免許を持っていない農業者、農業後継者がどの程度いらっしゃるか、その実態把握も含めて、先ほど本別の農業大学校の話もありました。ぜひそういった農業大学校の仕組み、中身を変えるということも大事な課題だというふうに思いますし、そういった点ではぜひ道にも働きかけていただきたいと。それで、斜網、向こうの網走、清里方面では、今農作業の安全確保のために農業用けん引の特例を設ける要請署名、こういう署名運動も向こうは始まっているそうでございます。そういったこともこの音更でも取り組む必要があれば、行政からも声かけていただいて農協等々と営農対策協議会等の中で議論のテーブルに乗せていただきたいと。そういったもろもろな取組を求めて質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 小野信次

山川議員からの、長年にわたる政治経験といいますか、行政経験も含めてそうですけれども、あらゆる経験をしてきた中での今日は質問というか、私たちに対する示唆かなというふうに思っております。最初の補聴器購入の助成制度の創設というお話でありますが、これは担当、堀田部長からお話をさせていただきましたのと、あとは、答弁の最初で申し上げましたように、今の状況を見ながら、そういったことを参考にしながら今後に当たっていきたいということに変わりがないので、そこは御理解をいただきたいなというふうに思っております。あわせて、今回追加質問をいただきました。今の現況をよく捉えながら、私たちに期待すること、そして行政がやるべきこと、あるいは農業者団体含めて、そういった人たちと今の現況をしっかりと共有しながら、ものに対処をしていただきたいというお話でありました。まず1点目の食料安全保障の強化政策大綱というお話でありましたけれども、いずれにしても、山川さんからお話しいただきました食料安全保障というのは、おっしゃるように、これは日常的に、不測であったり有事であったりという、そういうものでないということは、随分前から山川議員も訴えてこられたと思うし、私も共通した考え方でいました。それが、こういった戦争という、ウクライナ、質問の中で書かれておりますように、ロシア、ウクライナという戦争ということを見て、今最後に山川議員のほうからもありましたけれども、消費者も含めてこのことをしっかりと受け止めて食料安保というものを考えていかなければならないんでないかというお話でありましたし、あわせて、どんな制度をつくるにも、僅か15分ぐらいで決めていいのかというお話もさっきされましたが、それはそれとしても、ここに関心を持った中で、やはりしっかりと今後にある世界を見たときの日本ということを考えての食料、今までは食料自給率という形で、いかにも何かそれが正しいように思って見てきたけれども、そうじゃなくて、第1次基幹産業をちゃんと守るということはどういう意味なのかということをここで示してきっとこられたんだというふうに思っております。あとは、減産にお金を払うことへの認識というお話ですけれども、これは12月にも山川議員の追加質問の中で訴えていただきまして、私もその面ではとっても感謝しております。減産をという言葉、これは山川さんも多分見られていると思うんですけれども、新聞紙上でいろいろなこと書かれているけれども、これは月刊誌ですよね、北海道の。廃用加速、しかしながら年末はバター不足ってね。これ2月に出されているんだよ。そして既に、もう去年の暮れに既に、海外相場もあったりいろんなことがあって、昨年の12月以降国産バターの在庫が減少に転じていたということだよ。これ、ここにいる皆さん方さ。そして、私が言いたいのは、山川議員と同じで、農業者団体も含めて、このことをどういうふうに生産者、仲間たちに自分たちの考え方を示していくのかということをもう少しやっぱり詰めた話していかないとこれは間違いなくね。もう既に去年の12月にはそういった話が出ている。もう去年、一昨年、明けたからだけれども、去年、一昨年か。の12月から牛乳は余っているというスタイルでね、そういった。確かに余っているということが、需給バランスという話をここ2、3日の農業新聞にも書いてありますから。そういった中で政府も、しかしながらと。しかしながらって、うまいこと言うなと思って。非常に危険な信号ではないかと、今の状況は。再生産に取り組める政策をどうつくり上げるかが極めて大事だという話を、これはある党の農林合同委員会の中で出されている話であります。こういったことで、今になって、今度酪農だけじゃなくて、肥料高騰分の部分については、春肥などの高騰分の一部を支援することは決まっているけれども、秋肥以降のことについてどうするのかということも何も上げていないということをね。政府内でもこんな話が出ているということであります。だからこそ、今山川議員からおっしゃっていただいたように、食料安保という中で、我々生産している側も、それから、需給、供給という話はするけれども、せっかく食料・農業・農村基本法ということをうたっているわけだから、それが何であるかということをしっかりと農業者団体含めて我々はもう一回点検していくべきだと思っていますし、あとは、今回答弁書の中にも書かせていただきましたけれども、カレント・アクセス、ミニマム・アクセスの今お話ありました。米で言えば、さっき話あったように800万トンか。そして、77万トンか。牛乳であれば13万7千トンってどのぐらいな規模かといったら、この頃よく、こうやって今統一地方選挙でいろんな人たちが話をする時代入りました。量にしたら、北十勝の上士幌町ってありますよね。そこの1町の生産しているのが約この牛乳の量だよ。日本が余っていると言われて、みんなが飲もう飲もうと騒いでいる。これは14万トンだよ。でも、このミニマム・アクセスだとかカレント・アクセスと言っている輸入義務というのは13万7千トン。今山川さんおっしゃったとおり。そしたら、みんながコップ1杯飲んで、1億2千万の人が飲んだらこの牛乳って本当は消えるはずなんだよ。そういうことをよく考えて。なぜ余っているかというのは、町村会でも先立って、道に町村会長さん名でもって14ブロックの町村会長さんが上げてこられました、要望書という形で。今それを知事を含めて国に要望書を上げるということで、昨日町村会長の竹中上士幌町長さんがそうやって喜んではいたけれども、私も実際に酪農やってきた人間からすると、なぜ余るのかでなくて、余っているというものは何なのって。それは脱脂粉乳と言われている話でしょうと。ところが、この脱脂粉乳というのも、例えば、こういうところで言っていいかどうかは分からないけれども、脱脂粉乳というのは必ずしも余るわけじゃないんだよ。お菓子や、あるいはヨーグルト、いろんなものに使っているんだよ。逆に言ったら、カレント・アクセスの中で13万7千トンがどうしても輸入牛乳で入れなければならないというんだったら、こんだけ余っているっしょと言うけれども、他方で輸入しているメーカーもあるわけだよ。脱脂粉乳をだよ。バターだって。だからそうやって考えたときに、もうちょっと冷静にこれを、今の政治状況も含めて、1度でなくて3度も4度も、世界的な食料危機状況にある。戦争といいながら、気候変動も含めてそういったことをしっかりとみんなで考えなければならないというときに、いま一度立ち止まって考える時期に来ているということを今日の山川議員が教えてくれていると思いますし、私は一緒に議員になった同僚でもあって、今回のこの一般質問をもって引退をされるということを御本人も言いましたけれども、こういった示唆を今後にあっても、皆さん方、今回こうやって提言、申し伝えて引退をされるわけですけれども、今までの御活躍にも感謝を申し上げながら、また、私たちにも今の山川さんの知識をしっかりまた今後も伝えてくれますことを期待をして、甚だ答弁になっておりませんけれども、答弁にかえさせていただきます。ありがとうございました。

出典:音更町議会 令和5年第1回定例会 2023年3月7日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる