音更町議会 平成20年第2回定例会 2008年6月12日
障害者が自立できる支援について
2008年6月12日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が「障害者が自立できる支援について」質問し、町長 山口武敏、教育長 赤間義章、民生部長 荒町利明、教育部長 宮下悦二が答弁しました。
- 質問者
- 守屋いつ子 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、教育長 赤間義章、民生部長 荒町利明、教育部長 宮下悦二
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 7番 守屋いつ子
通告に従いまして質問させていただきます。2問について質問させていただきます。1問目は障害者が自立できる支援についてです。2006年10月に本格実施されました障害者自立支援法は、利用者の負担増や施設や事業所の厳しい状態が明らかになりまして、国では、一つ目として、利用者負担の見直し、二つ目、事業者の経営基盤の強化、3点目、グループホーム等の整備促進の大きく3点について特別対策を講じました。あわせて施設から地域への移行や就労支援も一層強化されます。障害のある方が安心して働き、住みなれた地域で暮らしていくためにはさまざまな支援が必要です。この件では一昨年、障害者団体の方と民生常任委員会の懇談でも明らかになっている点でもあります。就労支援体制として、就労機会の確保や就労場所の拡大、さらに居住場所の拡大は急がれる課題であり、自治体の役割も大きいと考えられます。そこで、次の点についてお伺いいたします。1、障害の有無にかかわらず、厳しい雇用状態が続いております。障害者の音更町内企業の雇用状態がどうなっているのか、お伺いいたします。2、雇用拡大に向けて、町は、仕事の確保と事業所等とのかかわりをどうつくっているのか、お伺いいたします。3、障害者の自立のためには居住の確保が重要です。低家賃であること、グループホームやアパートの借り上げなどが必要と思いますが、町長の御見解をお伺いいたします。2問目です。通学路の安全確保についてお伺いいたします。子供の安全の確保については、さまざまな面から対応策を講じていくことが迫られます。通学時の交通事故は、父母や学校にとって常に心配があります。ことし6月からの道路交通法の改正で、後部座席のシートベルト着用や自転車の安全利用にかかわる項目が規定されています。自転車は気楽に楽しく幼児期から愛用されておりますけれども、自転車に関連する交通事故は全事故の2割を占めているという警察庁の統計発表もあります。安全のルールが生かされ、交通事故による惨禍がないよう、町として新たな対応を求めます。そこで、次の点についてお伺いいたします。1、自転車安全利用の五則に、児童、幼児のヘルメット着用が規定されたところです。自転車通学を許可している学校でのヘルメットの着用状況はどうなっているのか、お伺いいたします。2、自転車通学上の危険箇所の掌握と対応状況はどうなっているのか、お伺いいたします。3、義務教育であっても教育費が大きく家庭に影響を及ぼしております。ヘルメットの購入に助成を行う考えはあるのかをお伺いいたします。4、スクールバスのシートベルト着用、これは運転手に負担のかからない工夫が必要と思いますけれども、どのように対応していくのか、お伺いいたします。5、「歩道通行可」の標識設置の判断はどこで行うのか、お伺いいたします。以上、2問についての御答弁、よろしくお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の障害者が自立できる支援に関する御質問についてお答えいたします。初めに、町内企業における障害者の雇用状況についてでありますが、北海道及び管内単位での雇用率等の統計資料はありますが、市町村ごとの数値については公表されていないことから、町独自に町内の主な企業の雇用状況について調査したところ、13の企業等で36名の障害者の方が雇用されている実態にあります。しかしながら、全町的に正確な人数を把握することは困難な状況にありますので、御了承いただきたいと存じます。次に、雇用拡大に向けた仕事の確保及び事業所等とのかかわりについてでありますが、仕事の確保は、相談支援体制の確立とあわせて大切な取り組みと位置づけており、平成18年度に作成した第1期音更町障害福祉計画に基づき、昨年度から、障害者の方の働く意欲を促すために、職場体験事業を町の公共施設において6名の方に延べ30日間実施したところであります。また、一般就労に向けた訓練の場として、今後におきましては、役場のみならず、職場実習の受け入れが可能な民間企業にも協力を求めながら、実習の場の拡充はもとより、企業の理解と認識を深めていただくとともに、ハローワークなど関係機関との連携を図り、雇用拡大につながるよう努めてまいりたいと存じます。なお、平成19年4月から就労移行支援事業所に移行した事業所において、一般就労へ2名が移行しておりますが、今後も障害福祉計画の数値目標であります6名の就労移行の達成に、事業者と連携をとりながら推進してまいりたいと存じます。最後に、障害者の自立のための住居確保についてでありますが、現在、公営住宅1,026戸のうち、障害者向け住宅が7団地、32戸で、建てかえ計画による整備時には、1棟に1戸を障害者向け住宅として位置づけているところであります。障害者の方の入居につきましては、優先度も高く、今後におきましても障害者に配慮した施策の充実に努めてまいりたいと考えております。また、障害者が将来の自立生活に向けた体験の場として活用してもらうことを目的に、現在、既存公営住宅の1戸を生活体験型住宅に改修整備をしているところであります。なお、町内には、知的障害者のグループホームやNPO法人が運営する精神障害者用住宅などがありますが、民間住宅を含めた住居の場のさらなる確保について、障害者の意向把握と情報収集に努めながら、関係機関や町内事業者と連携協議をし、障害者が地域で生活する場の確保に取り組んでまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。なお、2点目の通学路の安全確保に関する御質問につきましては、教育委員会から答弁をさせていただきます。以上でございます。
答弁 教育長 赤間義章(教育長は2009年3月まで)
2点目で御質問のありました、通学路の安全確保についてお答えいたします。初めに、自転車通学を許可している学校でのヘルメットの着用状況についてでありますが、道路交通法の一部を改正する法律が施行され、平成20年6月1日から、13歳未満の児童や幼児が自転車に乗車する場合、その保護者は、児童や幼児に対して自転車用のヘルメットを着用させるように努めなければならないということになりました。法改正の対象となる子供たちが通学している小学校の状況について申し上げますと、現在、自転車通学を許可している学校は、町内15の小学校中10校で、そのうち9校については、児童の安全を確保するために、従前からヘルメットの着用を義務づけております。また、中学校では、5校全校において自転車通学を許可しておりますが、ヘルメットの着用は行われていない状況にあります。次に、自転車通学上の危険箇所の掌握と対応状況についてでありますが、町内の全小・中学校においては、児童・生徒の安全・安心対策として、登下校時に利用する通学路を設定しております。どの通学路においても、交通量の多い道路や信号機のない交差点等がありますので、全学校の教職員とPTAが、子供たちの通学経路を巡視して、状況を把握し、注意が必要な箇所については、校区内の危険箇所を表示したマップに明記して、子供たちに安全対策の周知を行っているところであります。また、交通安全教室や登下校時の街頭指導においては、自転車通行ルールの遵守や道路を横断する際の確認行為について指導の徹底を図っておりますし、PTAや地域の方々にも御協力をいただきまして、巡回パトロールを実施するなど、子供たちの安全確保に努めているところであります。なお、路面が傷んでいる箇所や歩道のない区間など、通行する際の安全性が懸念される箇所については、学校やPTA等を通じて状況を把握しておりますので、緊急度や優先度等を勘案しながら、可能な限り対応を行っております。昭和小学校の通学路で、歩道のない3号道路の一部区間につきましては、交通量の増加に伴い危険性が高まっておりますので、今年度から歩道の新設に着手したところであります。次に、ヘルメットの購入費用に対する助成についてでありますが、ヘルメット購入の状況といたしましては、PTAや同窓会でヘルメットを購入し、子供たちに与えている学校が5校あると聞いております。しかしながら、他の4校については、保護者の方々が自費で購入している状況にあります。今回の改正によって、ヘルメットの着用が義務づけられたところでありますが、本町においては、従来から小学生が自転車で通学する場合にはヘルメットを着用するように、ほとんどの学校が指導しておりますので、通学においては、これまでと特に異なる状況は生じないものと受けとめております。また、今回の改正では、通学時に限らず、児童や幼児が自転車に乗る際には常にヘルメットを着用することが義務づけられておりますので、その対象者は相当数に上るものと思われます。そのような状況もありますので、ヘルメットの購入に対する町の助成につきましては考えていないところであります。次に、スクールバスのシートベルト着用と運転手に負担のかからない工夫についてでありますが、このたびの改正により、これまでは努力義務とされておりました後部座席のシートベルト着用が完全義務に移行され、運転者は、車両に同乗する全員に対してシートベルトを装着させなければならないこととなりました。この規定は全ての車両に適用されますので、スクールバスについても例外なくシートベルトの着用が義務づけられたところであります。そのため、各学校を通じて、スクールバスを利用する児童・生徒に対して、事前にシートベルトの着用を指導し、6月1日の運行から履行しているところであります。これまでの報告では、全路線ともに児童・生徒の理解が得られており、スムーズに着用がなされている状況となっております。シートベルトの着用に関しましては運転者の責任が問われることになりますので、乗車する際には必ず、利用者みずからが装着するように、今後も引き続き、各学校を通じて指導の徹底を行ってまいりたいと存じます。最後に、「歩道通行可」の標識設置の判断についてでありますが、「歩道通行可」の標識につきましては、公安委員会、または道路管理者が公安委員会と協議の上、設置できることになっております。標識の設置に当たりましては、車道の交通量や幅員などの状況をもとに、自動車と接触する危険性等を判断し、必要性が認められる場合に設置していると伺っております。なお、自転車の歩道通行については、これまで具体的な規定が設けられていなかったところでありますが、このたびの改正により、児童や幼児、70歳以上の人、身体障害者等が自転車を運転する場合には、「歩道通行可」の標識がない場合であっても、自転車で歩道を通行できることが定められました。また、車道を通行することが危険な場合においては、だれでも自転車で歩道を通行できることが法令に明記されたところであります。今後も児童・生徒の交通安全には万全を期してまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。
再質問 7番 守屋いつ子
では、再質問をさせていただきます。まず、1点目ですが、障害者が自立できる支援についてです。1番目の町内の企業の雇用状態につきまして、いろいろ調べていただきました。これにつきましては町内13企業で雇用されているということですけれども、音更町で法定雇用率、これに該当する企業というのは、企業というのか、事業所ですね、それは何社ぐらいあるのか、まずそこについてお伺いいたします。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
音更町内の企業で法定雇用率に該当する事業所ということでございますけれども、法定雇用率の民間企業の労働者数は56名以上の規模の企業で、1.8%以上を雇用しなさいということになってございますけれども、音更町内のいわゆる事業所統計でちょっと調べてみたんですけれども、うちの事業所統計によりますと、区分がいわゆる1人から4人、5人から9人、10人から19人、20人から29人、30人以上というような統計調査になってございます。その56名以上の企業ということになりますと、30人以上の企業は一応84ございますけれども、このうち、いわゆる法定雇用率の56名を有している企業が何社かということはつかんでおりませんので、御了承いただきたいというふうに考えます。
再質問 7番 守屋いつ子
この法定雇用率につきましては、音更町内ということで考えたらかなり少ないのかなというふうには思います。ただし、障害者を雇用するという上では、いろいろ資料を見ますと、小さな事業所でも雇用をどんどん進めているという、そういう結果なども見られております。そういうことで、音更役場についても一定期間、就労体験という形でされていたということもありますけれども、こういう法定雇用率にかかわらず雇用を伸ばしていくということが今本当に求められているというふうに思います。今、いろんな法改正の関係で、非常に障害者の就職が伸びてきているという新聞報道もありました。そういうことでは、非常にいろんな事業所だとか企業などの理解というのも進んでいるのかなというふうに思われます。そういうことで、雇用拡大に向けてさらなる努力が必要かというふうに思うんですけれども、そういう点で具体的にどのように進めていくのかということをお伺いいたします。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
先ほども答弁書の中で町長からお話がありましたけれども、いわゆる音更町障害福祉計画に基づきまして、昨年度からいわゆる職場体験事業を実施したところでございます。昨年は6名の方が、町の公共施設で1日6時間の大体10日間、延べ30日間ということで大体実施させていただいたんですけれども、20年度につきましても、実施時期は今のところ9月から10月ごろを目途に考えているわけでございますけれども、公共施設はもちろんでございますけれども、いわゆる協力いただける企業を訪問いたしまして、是非、職場体験をさせていただくようなお願いをするべく、今、準備を進めているところでございます。ことしにつきましては、大体8社から10社程度を訪問させていただきまして、お願いをするようなことで考えてございます。ことしにつきましては、20人程度を是非、職場体験をしていただきたいなというふうに考えてございますけれども、これにつきましても、いわゆる呼びかけるところが、事業所名がなかなか、そこから職場体験をしてみたいという施設というんですか、そういうものが限られておりますので、その辺で、またそちらの方にも逆に是非こういう体験に応じていただきたいというようなことで現在考えているところでございます。以上でございます。
再質問 7番 守屋いつ子
この雇用拡大に向けての職場体験というのが非常に有効だというのは、就業・生活支援センターの職員の方なども話をされておりました。しかし、この職場体験、これは体験だけで終わっているんじゃないかというふうに思うんですけれども、例えば昨年、職場体験された方、この方たちは、次の継続就労というんでしょうか、そちらの方につながっているのかどうかということと、職場体験を継続につなげていくということがまずは大事だというふうに思うんですけれども、その辺の支援というんですか、そのあたりはどのようにしていくのか、その辺をお願いします。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
今、職場体験をして、いわゆる一般就労につかれた方がどのぐらいいるかということは、ちょっと今、把握してございませんが、ただ、先ほど答弁の中でも、いわゆる事業補助メニューの中に就労移行支援事業というのがございまして、そういう補助事業、いわゆる施設の中でそういう移行事業に指定されるというんですか、移行した事業所からは、先ほども申しましたが、2名の方が一般就労につかれているというようなことでございます。ただ、この辺の制度的なものもございますけれども、そういう形になれば、いわゆる運営費というんですか、そういうものがその事業所に厚く手当てされるというようなこともございますので、施設等も含めまして、その辺の働きかけを今後も行っていきたいなというふうに考えてございます。
再質問 7番 守屋いつ子
ここについては、まだこれから進めるという段階でありますので、本当に行政サイドからの後押しというのがすごく大事かというふうに思いますけれども、今、いろんな連携のもとでこういう雇用を促す、例えば職場体験をする中でのサポート、相談業務だとか、そういうことだとか、職場の受け入れがやはりなれていないというところで、非常に職場に対する支援ということも必要だというふうに思うんですね。障害者の方々がきちんとできること、できないこと、うまく能力を生かして働けるようにするというところで、きめ細かいそういうサポートが必要だというふうに思うんですけれども、そういうあたりでは町の福祉担当者だけで進めているのか、また違う連携する機関を使いながらというのか、そこと連携を図りながら行っているのか、そういうところもちょっとお伺いしたいというふうに思います。そういう点では今回、国が、こういう雇用支援に対して予算措置された上で就業・生活支援センターというのを設けたというふうに思うんですね。そことの連携というのは密にやっていかなきゃならないんじゃないかというふうに思いますけれども、そのあたりについて、企業、そこの就業・生活支援センターだとか、行政だとかのかかわり方、これをどのように進めていくのか、そこについてもお伺いいたします。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
今、企業と町、あるいは道も含めまして、当然連携、いわゆるハローワークとも連携はしていかなきゃならないというふうに考えてございますけれども、たまたま第1期の音更町障害福祉計画が今年度をもって終了します。その見直しの際、本年度策定作業に入るわけでございますけれども、そのときには当然、いわゆる企業側の雇用状況、あるいは、いわゆる一般就労に向けた障害者の方の考え方、さらにはいわゆる住宅の確保等、そういうものも全て、障害者のみならず企業側にも、いわゆる住宅の確保等につきましても意向調査をしたいというふうに考えてございます。その中で当然、21年度に向けての障害福祉計画の策定に当たって、そういう1つの今、障害者の方、企業の方、あるいは住宅等の足りない不足部分、そういうものも全部含めて、そういうものを第2期の障害福祉計画に反映させていきたいなと。そしてなおかつ、それと連動いたしまして障害者福祉計画というのがございます。これは障害者のいわゆる支援メニュー、支援にかかわることでございますから、これが策定されたのが平成16年でございますので、これは18年10月の障害者自立支援法前に策定されたものでございますので、当然、この障害者福祉計画も第2期の音更障害福祉計画に整合性をとりながら、この音更町の障害者福祉計画を、これ一応、16年から22年度までになっているんですけれども、この辺も見直しをかけていきたいという中で、今後、21年度に向けてそんな作業を進めていって、さらにいわゆる企業間、公共、それから道関係、その辺と連携はとっていきたいというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 7番 守屋いつ子
障害福祉計画の関係が出てきたわけなんですけれども、この障害福祉計画につきましては、平成23年度までにいろんな就労支援だとか、そのものを終わらすという内容で私は読み取ったんですね。20年度までにメニューを確認しながら準備を進めていくという話ではありますけれども、後の2年でこれが実施できるかといったら、なかなかこういう仕事だとか、住宅だとか、そういうものというのは非常に時間がかかることだというふうに思うんです。やはり障害福祉計画を待ってということもあると思うんですけれども、これはどんどん進めていくべきことかなというふうに思いますので、それはそういう点で、障害福祉計画の実践をやっぱり今から進めていっていただきたいというふうに思います。就労のことにつきましては、あと1つは、在宅障害者、この方たちの就労支援ですね。これはどういうふうに掌握しながら進めていくのかなというふうに思っております。地域にいる方も多分、仕事をできる能力はあるんじゃないかというふうに思うんですけれども、自宅にいるということもありますので、そういう能力の開発というんですか、そこへの働きかけというのはどのように行っていくのか、そのことについてお伺いいたします。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
ちょっと話はそれるのでございますけれども、今、音更町内のいわゆる障害者の状況でございますけれども、いわゆる身体障害者と知的障害者、精神障害者を合わせまして2,252名の方が音更町内にいます。そのうち施設入所の方が116名、それから、いわゆる在宅で生活している方が2,136名ございます。今、守屋議員がおっしゃるのは、この在宅の方たちのいわゆる就労のことだとは思うんでございますけれども、非常に難しいと考えてございます。先ほども申し上げたんですけれども、いわゆる企業側にやっぱり理解していただいて、そしてなおかつ障害者、いわゆる身体障害者、知的障害者に加えまして、今度、精神障害者も雇用した場合には助成制度が設けられております、御存じかと思いますけれども。その辺で、行政といたしましては、その辺も含めまして、今後、町内企業はもちろんでございますけれども、ハローワーク等々も連携をとりながら、1人でも多く、企業側に一般就労というような形で雇用をしていただきたいという協力要請しかないのかなというふうに思います。それでいわゆる地元のハローワークからの助成金等々もございます。3カ月に限り1人当たり月4万円を助成するだとか、あるいは、身体障害者、知的障害、精神障害者を雇い入れた事業所に対しましては、1年6カ月間に限り100万円を助成するとかというような、いわゆる助成制度もございますので、その辺をやっぱり有効的に活用する中で、いわゆる障害者に対する理解を求めていって、ある程度、雇用率というんですか、一般就労に向けての協力を要請していくというようなことを考えてございます。以上でございます。
再質問 7番 守屋いつ子
そうしましたら、この仕事の確保ですね。障害者の就労については、これは仕事をつくる、仕事を働いてもらうというところでは、町だけでできるものではないというふうに思いますので、その辺ではいろんな企業だとか、いろんな施設だとかを含めた上で、研修、啓発などを含めて、どんどんというか、進めていただきたいというふうに思います。あと、居住の関係ですね。このところにつきましては、一昨年の障害者団体の方とのお話の中でも、随分、施設から地域に出ていく方がいるんじゃないかという、あのときは心配ですよね、その上で住む場所を確保してほしいというお話でした。今の答弁の中で、公住に障害者向けの公住もあるよということですけれども、ここは現実的にはすぐ埋まってしまうということで、この方たちは待っているというふうにはならないというふうに思うんですね。確認させていただきたいんですが、生活体験ハウスは必要数はどのぐらいになって、この生活体験ハウスが何棟ぐらい用意されていくのか、そこをちょっと確認させてください。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
守屋議員さんの生活体験ハウス、答弁書に先ほど申し上げました生活体験住宅のことでしょうか。
再質問 7番 守屋いつ子
ハウスじゃない、住宅。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
先ほど、今年度、公営住宅を1戸改修して、いわゆる生活体験型住宅として希望者に入ってもらうということを考えてございまして、今現在、10人程度の方のいわゆる入居希望がございまして、1戸ではございますけれども、ことしからそういうような場を提供するということにしてございます。ただ、これ、生活体験型住宅でございますので、バリアフリーにもしていませんし、ある程度、一般向け住宅のような形での改修工事をしたわけでございますけれども、体験型住宅でございますので、1人が1年以上だとか、数カ月だとかということは考えてございません。あくまでも最低1カ月間、あるいは、その状況によりましては1カ月から若干延びるのかなということで、どんどん回転というか、どんどん入れかえをしていきたいというふうに考えてございます。これ、場所は大通北1丁目1番地の旧教員住宅だったものを公営住宅に移管しまして、それを改修したものでございますけれども、それで当然、近傍の同種の家賃等を見まして、住宅料はいただく考えでございます。そしてなおかつ1カ月から若干伸ばして1カ月半ぐらいまでが限度の中で入居者に交代してもらって、いわゆる自立できるような、1人で自立、生活できるような体験をしていただきたいというようなことで今考えてございまして、今後、その需要を見まして、これが政策的にふやすのか、ふやさないのか、今の段階ではちょっと何とも言えませんので、状況を見て、もしか必要とあらば、またこういう体験型住宅をふやすようなこともあり得るのかなというふうに考えてございます。以上でございます。
再質問 7番 守屋いつ子
済みません、今、生活体験住宅と音更は言うんですね。いや、帯広で生活体験ハウスを実施したという、そういうニュースも確認していたところなんですけれども、なかなか厳しい状態ですね、1戸に10人の希望というところではね。当然これはふやすことが必要と思うんですけれども、この障害者の方が地域で安心して生活できる、所得にしてもかなり低いんじゃないかというふうに思います。そういうことでは、今回の特別対策の中で、例えばアパートを借りるときの1カ月分、2カ月分先の敷金分を負担するとか、グループホームを借り上げるとか、そういうことで予算措置がされているというふうに思います。この関係については国では30億円ですよね。この予算措置がされているというふうに思うんですけれども、こういうものを活用して生活体験住宅からアパートに移るとき、また、新たな住宅に移るときのそういう初期の費用の負担ということが必要かというふうに思うんですけれども、それについてお考えはいかがでしょうか。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
今のお話でございますけれども、これはあくまでもその事業を展開するというんですか、施設に入所している方を、その施設の中から外に出して、体験型住宅、いわゆる町が施策的に用意した体験型住宅に入ってもらうと、そういう事業を展開したときは、その施設に対して北海道が基金を持っていますので、いわゆる雇用自立の基金を持って、それを施設の方に補助するということでありまして、町がこの施設をやったから、北海道から障害者に対する基金事業として補助されるものではございませんので、あくまでも施設側、施設に入所している方がそういう外に出て体験学習をして、あるいはその家賃を払うだとか、そういうことも想定した中で、施設の方に運営費として北海道からいわゆる助成なり補助金をいただくということでございまして、町がやれる事業ではないというふうに私は理解しております。以上でございます。
再質問 7番 守屋いつ子
私はちょっとそれからどんどん発展してしまったということもありますけれども、1つの事業に対しての助成ということですね。この件については、町独自の事業として展開できないかということで、是非要望として上げておきたいというふうに思います。そして、交通安全の方に進めさせていただきます。通学路の安全保障の関係なんですけれども、自転車通学のヘルメットの着用状況ということで、これについては努力義務だということではありますが、各学校で全体、着用するような方向で進めているかというふうに思います。次に、危険箇所の掌握の関係なんですけれども、ここについては各学校、PTA、ここでさまざまな努力をされているというふうな答弁でした。この自転車の事故というのは、非常に信号機のない交差点で大変多く発生しているということでデータなども上がっておりますけれども、例えばこれは一昨年ですね、坂本議員が質問でも取り上げていた件なんですけれども、宝来トンネルを抜けて宝来側ですね、あそこの坂をずっと非常にスピードを出しておりてくる状況があります。そういうことで、あの交差点が非常に危ないという地域の方の心配の声があるんですけれども、前回、1年半、2年近くたって改善された面というのはあるんでしょうか。まず、ちょっとそこをお伺いいたします。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
今の、坂本元議員の方からも、トンネルの、今の緑南に絡みます自転車の関係で御質問が過去にあったことは記憶してございます。それらに基づきまして、私ども、あるいは学校の方でも、この自転車によってやはり勢いがついておりてくるという関係もございましたので、これらにつきましては、まずは道路形態的な丸みの方からのこともございますから、そういった中でどちら側の方を通行するとか、いろんなことで学校ともお話をさせていただいたという経緯はございます。そして、その中で、その自転車の、基本的にはやはり自分の身は自分たちで守らなきゃならないということも原則の一つでございますから、それらに踏まえまして、学校といたしましても、自転車の正しい乗り方といいますか、そういった点の指導はさせていただいたということでございます。
再質問 7番 守屋いつ子
この自転車につきましては、確かに、自転車に乗る人の注意というのが最も大事だというのは、それは当然のことだというふうに思うんですね。ただ、地形的なことだとか、そういうことから考えると、より通学路の安全ということで考えたら、実情、実態を見た上で対応策というのを講じていかなきゃならないんじゃないかというふうに思います。当然、いろんな交通安全指導というのはされているというふうに思いますけれども、例えば宝来トンネルを抜けた東4号道路との交差点ですよね、あそこに町としてできること、例えばミラーをつけるだとか、あと通学時間帯、自転車の多い時間帯に乗用車の進入禁止にするとか、そういう方策というのはとれないんでしょうか。
答弁 教育部長 宮下悦二(教育部長は2011年3月まで)
以前からも、今、私どものそういった公安委員会の権限の部類もいろいろ入っているかなというふうに思います。そういった中で、今、御質問のありました宝来トンネルの抜けてからの横断歩道的な設置とか、もろもろのそういった規制にかかわるものにつきましては、今現在は町の方から公安委員会に、1つは、引き続き横断歩道が設置できないかとかいうような形で要望をかけているというのが実態でございます。
再質問 7番 守屋いつ子
この道路に関しては公安委員会が権限があるというか、そことの連携というのが非常に強くなってくるのかなというふうに思います。公安委員会の判断といいますけれども、ここについては町の姿勢というのが大きくかかわってくるというふうに思いますので、この辺の実態はきちんと確認した上で対応していただきたいということと、もう一つは、道道であって土現の管理だよとか、公安委員会の管理だよとかということになってくるというふうに思いますけれども、町として、通学路をどう安全につくっていくのかというところがやっぱりきちんととらえていかなきゃならない。だから、町として、できるところは何ができるかということをやはりきちんと追求していただきたいというふうに思います。このトンネルの関係になりますけれども、私も夜、暗くなってからちょっと歩いてみたんですけれども、トンネルの中、蛍光灯がついて、蛍光灯っていうんでしょうか、ついていますけれども、あそこが全部ついていません、1つ置きにしかついていないんですね。トンネルの前後というのが非常にまた暗いということもあります。その辺、確認して対応していただきたいというふうに思いますけれども、あの蛍光灯の半分というのは、これは確認されていないことでしょうか。これについては確認の上、やっぱり子供たちが何を言っているかというと、お化けが出るんだよねという話なんです。そういうことで非常に不気味だという意味合いだというふうに思うんですよね。その辺を是非酌み取っていただきたいというふうに思います。次に、ヘルメットの着用については考えないということであったかというふうに思います。1個というのか、1つ2千円、3千円という金額なんですけれども、今、義務教育費でも、年間に大体、子供にかかるお金というのが5万5千円というふうに統計的には出されております。そういう点では、例えば兄弟2人がいたらその倍、3人いたら3倍という形になっていくわけですので、ここに助成をするということを是非検討していただきたいというふうに思います。士幌町では、子供の入学時にこれをプレゼントしているということも聞きましたということと、あと、なぜかというと、やっぱり小さいときから安全に対しての意識をつけるという、特に町の中といいましょうか、自転車が一つの遊具というのかしら、そういうとらえ方もあって、きちんとヘルメットをつけるということが交通安全に対する意識を高めるということにもつながってくるんじゃないかというふうに思われます。その辺について、子供のヘルメット着用、この助成について、もう一度考え直す気がないのかどうか、ちょっとお伺いいたします。
答弁 教育長 赤間義章(教育長は2009年3月まで)
先ほども答弁させていただいたんですけれども、士幌町の話を今伺いました。ただ、今回の改正は通学だけの問題ではなくて、要は小学生以下の子供さんが自転車に乗るときには全部と。小学生、おおよそ2,900、3千人弱いますけれども、その下まだ数えていくと、その倍近い人数の方がヘルメットをかぶらなきゃいけない。これは運転しないときでも、親に自転車に乗せてもらって、後ろなり前に乗るときもつけなければいけないと、そういうものでございまして、そういったほとんどの人がつけなきゃいけない、そういう状況、そういう社会になったといいますか、子供さん、特に少子化の中で、子供の身の安全を確保するために設けられた制度ということでありますので、これはやはり保護者としての義務として、自分の子供を守るんだという、そういう意識のもとでみずからがやっていただくべきだというふうに思います。バイクもヘルメット着用になったのと同じですね。自転車を買うときに、乗るときにはもうヘルメットはつきものだと、そういう認識でこれからは住民の方が臨んでいただきたいなと、このように思っております。
再質問 7番 守屋いつ子
わかりました。スクールバスの件ですね。ここについては、子供たちも十分、学校の協力もあって理解されているということですので、このまま続けていただけるということをお願いしておきたいというふうに思います。次、これは「歩道通行可」、この標識の関係なんですけれども、本来、自転車は車道を走るということではありまして、このあたりが今回見直されておりますが、国が示した年齢制限、子供とか、幼児、学童、18歳未満と障害者と65歳以上の人に入らない人のところでは、非常にどうするんだろうという心配が出てきております。そういうことで、交通量の多いところなんかは、標識があると非常に歩道を走りやすいという要望なんかがあります。こういう要望は、先ほども公安委員会だというふうに言われましたけれども、こういう要望を聞いてくれるところ、これはどこに行って、どこが相談窓口というのか、受け皿になるんでしょうか。
答弁 民生部長 荒町利明(民生部長は2009年3月まで)
自転車の通行可という標識のお話だと思いますけれども、これは当然、公安委員会になります。それで、ちょっと音更町内でどこにこの自転車通行可という標識があるのか、現地を調べてみました。その結果、国道241号線の木野の北4線から音更の4号、5号間までの西側を自転車通行可という標識が、平成15年2月に公安委員会で設置されております。それともう1カ所は、同じ国道241号線でございますけれども、音更橋から字豊田9号まで、これにつきましては東側でございますけれども、平成7年3月に自転車通行可という標識が公安委員会によって設置されております。町の中だとか、いわゆる交通量の多いところと今申されましたけれども、当然そういうものが必要であるとするならば、公安委員会の方に、私どもの方の環境保全課が窓口となっておりますので、その辺は要望なり要請なりをしていただければ、公安委員会の方に要請をしていきたいなと。ただ、今回の道路改正法で、歩道を乗れるというようなことになっておりますので、本当にその辺の標識が必要なのかどうかという、その辺もありますので、小・中学校の通学路における、そういう一つの安全な通学路の確保となればその辺も必要なのかなというふうに考えますけれども、今回の道路改正法で、だれでも、状況によっては歩道を乗れるということになっていますので、その辺は御理解をいただきたいというふうに考えてございます。以上でございます。