みんなの議会

釧路町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日

障害者総合支援法に基づく支援状況について

2025年3月5日、釧路町議会の一般質問で、佐藤昭平議員が「障害者総合支援法に基づく支援状況について」質問し、町長 小松茂、福祉課長 柳谷忠男、けんこう応援課長 村木美香が答弁しました。

質問者
佐藤昭平 議員
答弁者
町長 小松茂、福祉課長 柳谷忠男、けんこう応援課長 村木美香

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 5番 佐藤昭平

次に2点目行きたいと思います。2点目は障がい者支援についてということです。1点目、いわゆる障がい3手帳と書きましたけれども、その交付状況は。2点目は、8050、また9060世帯の把握はどのようにされているのか。3点目は、障害者総合支援法に基づく支援状況についてお聞きをします。4点目は、今後の課題についてお聞きをいたします。答弁をお願いいたします。

答弁 町長 小松茂

障がい者支援についてということで、まず①の障がい3手帳の交付状況についてのお尋ねですが、令和7年1月末時点での障害者手帳の交付状況につきまして、身体障害者手帳の交付を受けている方は750名、療育手帳の交付を受けている方は256名、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方が122名となっております。次、②の8050、9060世帯の把握についてのお尋ねですが、要支援者情報の連携により、高齢と親、それから障がいの疑いのあるひきこもりの可能性がある子により構成される世帯については、16世帯を把握をしております。また、現時点で把握できていない世帯もあるものと考えております。次、③の障害者総合支援法に基づく支援状況についてのお尋ねですが、障がいのある方への初動支援として、町の保健師や相談支援事業者等によるきめ細やかな相談対応により対象者の心身の状態や日常生活における困りごとの把握に取り組んでおります。また、障がいのある方一人一人が必要とする支援を受けられるように、庁内連携はもとより、保健、福祉、医療、教育等、関係機関との連携を密にし、障害者総合支援法に基づく適切なサービスの利用につなげてまいります。最後に、今後の課題ですが、支援が必要でありながら自ら発信することのできない潜在的な要支援者を早期に把握し、障がい、高齢、生活困窮、虐待など、総合的な課題を抱える世帯に包括的な支援を行うため、庁内及び他機関とのより一層の体制の整備が必要であると捉えております。以上であります。

質問 5番 佐藤昭平

1点目からですけれども、これは一定の基準のところで見て該当するかどうかということで、それぞれの手帳の交付が行われているのだというふうにして思いますが。これは、そういう手帳が交付される対象ですよというようなことを、当事者が何かを見てとかという形になると思うのですけれども。最終的に手帳を交付されたということにしても、どこでそういうような情報が把握されて、そういうような手続をされるに至っているのか。そこら辺、なかなかいろいろな障がいがありますけれども、人によってはなかなかそういうような制度についても理解も含めて難しい面もあるのかなというふうに思うのですけれども。そこら辺の状況などは把握されているところがあればお聞きしたいなというふうに思うのですが。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

手帳の申請するタイミングというところでお答えさせていただきますが、例えば、補聴器とかそういった耳の聞こえが悪くなってきたりというところでは、病院のほうからお勧めがあるとか、また幼少期という部分については、小さいお子さんに関しては町の検診等から情報が上がってきたりして、そういったところで手帳とかそういう検査を勧めていただいているところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

そうだろうなというふうにして思います。実際に申請するとなると診断書であったり、そういう関係の書類が必要になりますから、そこら辺が医療機関などが多いのかなというふうにしても思うのですけれども。これ、どういうルートでもって申請に至ったのか。交付されるかどうかはその後の話ですから。どういうルートで申請するというふうな流れになったのかというのは、中身については大きいところは医療機関だろうなというのは理解できるのですけれども。いろいろなところからということがあるのかな、どうなのか、そこら辺をお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

先ほども御説明したとおり、こういった病院とかそういった保健師活動のほうから申請手続等出てもらっているという状況にはなっておるところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

それで、今、保健師の話というところで出ましたけれども、こういう手帳の申請にまで至っていないけれども、いろいろほかの状態でもって、いろいろなケアを受けている中で、これは申請してみたらというような形になっているのか、当人が、私対象になりますかというようなことでいきなりあいぱーるの窓口に来たりしてもなかなか難しい面があるのかなというふうにして思うのですけれども。そこら辺は現場のところで、実態としてどういうふうに。一定数ありますよね、毎年いろいろ増えたり減ったりはあるとは思うのですけれども。そこら辺の現場の流れがちょっとよくまだ浮かんでこないのですけれども、それについて答弁を求めます。

答弁 けんこう応援課長 村木美香

様々な保健活動の中で御相談を受けた際に、保健師ですとか相談職だと医師ではないので診断等することはできませんが、手帳の交付の対象になり得るのではないかということで判断した場合には、主治医の先生がいらっしゃる場合には、こういう制度が使えないかどうか、申請したいのだということで主治医の方に御相談してみてはということで御紹介したりですとか、直接福祉課のほうに一度相談してみたらどうでしょうかというような形で医療機関や福祉課のほうの申請窓口のほうを御紹介するというような形で保健活動の中では行っております。

質問 5番 佐藤昭平

大分リアルになってきましたけれども。それで、ちなみに、聞く順番があれですけれども、身体障がい者であれば手帳であれば750名ということなのですけれども、これはこの間の申請数であったり、実際に対象になりましたというような動きなど、それぞれこの3つの手帳のところでどんな人数になっているのか分かれば教えてほしいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

すいません、失礼しました。そういった統計というのは、今現在、福祉課ではとっていなかった状況でございます。

質問 5番 佐藤昭平

だから、そうすると、750人という総数というのはどこから出てくるのかという。だから、今年度は何人ですと。プラスマイナスと言ったらちょっと失礼な言い方ですけれども、そういうような形で最終的に750人という確かな数字が出てくるわけでしょう。だから、増えている人と、もうそういう対象でなくなった人と、いると思うのだけれども、そこら辺の動きが。10年間言えと、聞きたいと言いませんので、直近のものでも教えていただければと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

手帳の交付の年度の数でお答えしたいと思います。身体障害者手帳の交付、令和4年度末ですが876件、令和5年度末が769件。先ほどお答えしました令和6年度が759件となりまして、相対でいけば減少傾向ということになっております。療育手帳に関しましては、令和4年度233件、令和5年度245件、令和6年度1月末で256件。おおむね増加傾向ということになります。精神手帳におかれましては、令和4年度末111件、令和5年度130件、令和6年度7年の1月末で122件となり、若干の増加傾向というところで分析しております。

質問 5番 佐藤昭平

分かりました。大体それぞれの手帳のところで、増加なり減少の傾向がそれぞれのところであるのだというようなことは理解をいたしました。いずれにしても3種類合わせても1,128件というような、延べになるところがあるかどうかは分かりませんけれども、そういう件数だということを理解して、一定の当町においても比率割合のところで障がい者の方々が生活しているのだということが理解をいたしました。それで、次に8050、9060のところなのですが、これは16世帯を把握しているという答弁でありましたけれども、これはきれいに7050とか9060とかいかないと思うのですけれども、そこら辺ではどういうような年代のそういう組み合わせの方が多いのかなというふうに思うのですが。その点ちょっとお聞きをしたいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

8050の世帯の方が約8割ぐらいの割合となっております。あと、その他については、この年代からちょっと外れている9060の方もいらっしゃいます。

質問 5番 佐藤昭平

これは動きとしてまた聞きたいのですけれども、これ16世帯ではありますけれども、傾向として増加傾向なのですか。それとも減少傾向にあるのか、それをお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

やはり年々増加減少というところで捉えております。

質問 5番 佐藤昭平

当然だなというふうにして思うのですけれども。このいわゆる8050、9060の世帯のところをどういうふうに認識するかということで、社会的にも、釧路町だけではなくて、全国的にも様々な深刻な事例も報告されているところであります。それで、町のところの認識としては、国のところでのこういうような世帯のところの特徴をどういうふうに認識するかというところで、こういうような世帯の方々は経済的にも、また精神的にも困窮する世帯だというふうな国としての認識も言われていますけれども、町も同じ認識で立って当たっているということで基本認識はいいんでしょうか。その点を確認したいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

8050問題というところの御説明にはなると思うのですが。80代の親が何らかの問題により引きこもっている50代の子どもを面倒を見て世話をしなければならない。一般的に言えば、50代の子どもたちが80代の親を面倒を見るというところになるのですが、その逆転の構図が生まれている、そういった問題でございます。さらに、その状況が長期化、長寿化している状況となり、90代の親が60代の子の面倒を見る、それが9060問題となっております。親の経済面や心身の健康面に悪い影響を及ぶというところが問題というふうに捉えております。

質問 5番 佐藤昭平

なかなか地域からの情報だとかいろいろなことがなければ、あいぱーるのところにいるだけでは分からない面も。これは致し方ない面もあるにはあるのですが。しかし、こういうような方々のところは経済的にも精神的にも困窮している世帯だというところですから、まさに福祉の出番な対象だというふうに思うのですが。そこで、把握をしっかりしていくという点については、それぞれの16世帯の方ってそれぞれ状況は違うと思うのです。そういう点についての把握の仕方、これ、どのようにされているのか。何か国も問題意識を持っているわけですから、何がしかの聞き取りなどの様式、いろいろ調査をする場合にいろいろありますよね、項目。そういうようなものは把握されているんでしょうか。経済的困窮の状況だとか、世帯の地域のところとの関係性、孤立していないかどうかとか、例えば。そういうようなことなども含めたそういう世帯のところのデータをしっかり作っていくということが必要だと思うのですけれども、その土台になる調査用紙というか、把握をする用紙というか。そういうものというのは何か形式化、様式化されたようなものというのはあるでしょうか。そういう形で把握に努めているのかどうなのか聞きたいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

今議員が言われたような様式みたいなものは特に作ってはいなかった状況でございますが。まず適切な訪問において、適切な相談支援により、現在の家庭内で起きている問題やひきこもりに至った原因、今後の生活において望むこと、そういった部分をできるだけ多く情報を得るという部分はしております。

質問 5番 佐藤昭平

この間、具体的な事例の方々とのいろいろ関わりもありまして、役場にはしっかり対応していただいたというふうには認識しているのですけれども。しっかり状況を傾聴されているなというふうには思うのですけれども、これはやはり今後増加傾向にあるということですから、そういう点ではデータとしてというか、ケース把握をきちんとしていくということは1個1個の事例のところでどうしたということがきちんと経験として、また残していくというのは非常に大事かなと思いますので。特別なところは特記事項なり何なりで記入しておけばいいわけですから、基本的なこういう8050世帯などを押さえていく場合の様式化というのは釧路町方式でも何でもいいですから、そういうようなことも検討していってはどうかなというふうにも思うのですけれども、その点についてちょっと考えがあればお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

そういったケースを記載するような様式につきましては、今後そういったひきこもりや8050問題の中を研究していきまして、そういった統一(聴取不能)的な様式等を作成しまして、今後データ積み上げていきたいというふうに考えます。

質問 5番 佐藤昭平

3点目のほうに行きたいのですけれども。具体的に障がい者の支援の在り方の中では大きな柱はこの総合支援法のところなのですけれども。これ、利用状況というふうに言うんでしょうか。これ、実際に区分認定の後も受けて、実際にサービス利用されている方というのはどんな状況になっているんでしょうか。その点ちょっと人数などお聞きできればと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

障害者総合支援法のサービスは多岐にわたるものですから、まず障がい支援区分の判定人数等で答弁させていただきます。3年度末、4年度末、5年度末の数字になりますが、障がい支援区分、合計で令和3年度が224件、令和4年度が231件、令和5年度が229件となっております。障がい児通所受給者に関しましては、令和3年159件、令和4年196件、令和5年度216件、障がい児通所部分については年々ちょっと増加傾向というふうに捉えております。

質問 5番 佐藤昭平

それで、次に制度周知の点からしたいのですけれども。当然、これ、手帳が交付された方については、この総合支援法の関係でのサービスについては、状況によってきちんと手続が取られていくということになるのですけれども。これ、手帳を持っているということが前提になるのでしょうか。この3種類の手帳がありますけれども。そこら辺ではこの総合支援法の区分認定を受けるところの前提って、ちょっとよく分からない面もあるのですけれども、そこら辺ではどのように理解していいのか、現状どうなっているのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

手帳を持っていないと必ずサービスを受けられないということはありません。手帳がなくても医師の診断書や判定区分だけでも受けられるようなサービスはあります。

質問 5番 佐藤昭平

そういうような仕組みにもなっていますから、先ほど手帳の申請の手続のときも言いましたけれども、制度の周知ってものすごく大事かなというふうに思うのですけれども。精神の方も含めて、そこら辺の制度につながっていくというのがなかなかこれどうなのかなという、非常に家族のところで悶々としたり、何も分からないで経過をしているという方もいるのではないかなと思うのですけれども。ここら辺は、制度の周知、十分されていると、されている状況でこういうような申請や交付になっているというふうにして捉えていいのかどうなのか。そこら辺、ちょっとイメージが分からないのですけれども、そういう点どういうふうに捉えているのかお聞きしたいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

身体障害者手帳の申請等につきましては、広報やホームページ等には掲載しているところでございます。また、手帳の相談に来られた場合についても、そういったパンフレットやそういったものを渡しているところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

なかなか制度の中身を知るまでのところが大変だなという感じがどうしてもしてしまうのです。いろいろな制度があるので、いろいろそれぞれ違うと思いますが、やはり障がいを持たれている方のところでの話ですし、子どものところでのこともあるし、精神の関係の方もいらっしゃるし。そういう点では、ぜひこういうような形で、一味違うそういう周知になるというふうな形で、これは一朝一夕にはというふうには理解できるのですけれども、ぜひ周知努力はしてほしいなというふうに思います。4点目の今後のところなのですけれども、答弁にもありましたように、福祉の関係も町や福祉関係の行政機関等々も含めての連携が大事だというふうにして思うのですけれども。これは、例えばいろいろな地方が発信元になって状況、そういうような世帯になっているというところを把握する場合もつかまえることができたという場合もあると思いますけれども、逆の場合もある。それぞれのところで連携してやれば、もっと連携がうまくいくなというふうにして思ったのですけれども。1つの事例の中では、振興局の福祉課の関係でのそういう制度を利用していた方がそういう世帯であったと。だけれども、町のところでは明らかに障がいを持っている方がいる世帯だけれども、町のところで把握できていなかったというような状況もこの間体験をして。1つ1つこれ、把握していなかったのではないかということを言うつもりはないのですけれども、そういう形での情報共有というのは大変大事かなと。こういう世帯であれば、まさに最初に言ったのは困窮世帯だし、命の関係もあります、明らかに。そういう点ではある意味緊張感を持った対応も必要かなというふうにも思うのですけれども。その点はこの間の様々なケース対応も含めて、どういうふうに考えているのか。この間、何か検討していることとかそういうことがありましたら答弁を求めたいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

まず、議員おっしゃるとおりでございます。近年は、障がい、高齢、生活困窮、虐待などの複合的な課題、そういうことを持つ御家庭が増えている状況と捉えております。複合的な課題につきましては、1つの課や係では当然対応できないという状況になってきているところでございます。そういった中で、役場内での連携体制を強化するとともに、また課の垣根を低くして、さらに外部機関との相談事業所なども含めた、そういったチームとして支援できる体制を整備していく必要があるというふうに考えているところでございまして、あいぱーる内の各課につきましては、そういった部分については既に協議を始めているところでございます。

質問 5番 佐藤昭平

庁内、庁舎内でのというか、そういう連携は当然図られたほうがいいと思いますし、日常生活的には親御さんのほうがいろいろ面倒を見ている世帯のところで、親御さんのほうが入院してしまったというようなことで、残された障がいを持っている家族のほうがどうなるのかというような心配した具体的な事例も私も知っているのですけれども。入院先のところからいろいろな形で聞いたのは、いや、そうであれば、親御さんのほうが一定入院期間が長くなるのであれば、その子どものほうも一緒に、昔は社会的入院とか言いましたけれども、いわゆるレスパイトの入院をさせるとか、そういうことも検討しているのですというような話もちょっといろいろ聞く中であったのです。そういう点も含めれば、やっぱり当然入院しているのであれば、その後どういうふうに生活できるのかというような。昔の人間ですから、私、火の元大丈夫かなとかいろいろ考えるわけです。そういうような点も含めて、本当に事例をしっかりつかまえてやっていくことが必要だというふうにして思うのですけれども。医療機関とか行政機関ではありますけれども、地域の福祉という点から、最後にこういう世帯への対応について最後に答弁を求めておきたいと思います。

答弁 福祉課長 柳谷忠男

ただいま議員おっしゃるとおり、8050世帯の例でいけば、80部分についてはそういった介護支援課の協力を得てそういった適切なサービスにつなげていけるというところがあります。また、50部分については、当事者ひきこもり関係につきましては、当然福祉課、また外部機関の相談支援事業所と連携しまして、信頼関係を築いていくのにはすごい時間はかかっていくのですが、そういった部分も含めてそういった親亡き後の部分についても考えていく、そういった通所サービス事業やグループホームのサービスを進めていく、そういったふうに進めていきたいと考えております。

質問 5番 佐藤昭平

今最後に答弁があったように、そういう制度のサービスをどういうような利用ができればその方々が町に住み続けることができるかというような視点の答弁だったと思いますので、ぜひ前向きな対応もしていただければというふうに思います。

出典:釧路町議会 令和7年第1回定例会 2025年3月5日 議事録 PDF(27ページ) 間違いを知らせる