音更町議会 平成18年第3回定例会 2006年9月25日
新たなこういう福祉に関して
2006年9月25日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が「新たなこういう福祉に関して」質問し、町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、福祉課長 今村茂、教育長 高橋晃が答弁しました。
- 質問者
- 守屋いつ子 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、民生部長 山川光雄、福祉課長 今村茂、教育長 高橋晃
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 守屋いつ子
では、2問目に移ります。1の2ですね。町独自の軽減策を講じてほしい、この質問です。先ほどの町長の佐藤議員に対する答弁の中で、新たなこういう福祉に関しても、町の財政を見ながらというよりも、そういうことには広げていかないというふうに、私は受けとりました。今の答弁の中でも、これについては行わないということでありました。各町村で、いろいろな軽減策を講じております。それは何かといいますと、一つは先ほど低所得者に対してのいろいろなサービス上限額が設定されていると。その中で、生活保護の方については負担はないけれども、低所得者1と2に分けて、住民税非課税世帯、これは80万円以下の方、ここが月額1万5千円の負担になる。低所得者2については、ここに該当しない2万4,600円の負担。そして一般の方は3万7,200円、これを負担ということですけれども、低所得者1で言いますと、年間の収入が80万円ですね。そうしますと月に6万5千円強の収入になるかと、80万円だとしたら。そこで、1万5千円の月々の負担というふうになりましたら、本当に25%以上の、月々その4分1以上の費用が、このサービスの利用に充てられてしまうというふうになります。一般の方、住民の課税世帯になりますけれども、ここはいろいろなケースによって変わってくるかというふうに思いますが、例えば200万円ぐらいがぎりぎりなのかなというふうには思いますけれども、そこ以下の方で2万4,600円、また1万5千円、この負担が本当に低所得者への軽減策になっているのかどうか。そこの認識を、町長にお伺いしたいというふうに思います。一般の方というのは3万7,200円。これは上限があります。収入の上限がない。だから300万円の収入ある方も、本当に1千万円、2千万円ある方も、この3万7,200円で終わる、こういうことがこの中であらわれているのではないかというふうに思いますけれども、町長はその辺、どのようにお考えなのか。ここを明らかにしていただきたいというふうに思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
結論から申し上げて申しわけございませんけれども、考え方については、今のところ変わらないということでございます。いよいよこれらの制度も10月からというようなことで始まるわけでありますけれども、ただこれ国と道が持っているというだけではなくして、町村も、国が2分の1、道と町村が4分の1ずつと、こういう一つの負担もあるわけでございます。料金的な負担については、音更町もあれもこれもというような、なかなかやりたくても慎重な時期を過ごさなければならないというようなことで、これらについても一度始めますと、ずっと経常的に毎年、当然支出というものが伴うというようなことでございます。いずれにしても、障害といいますか、福祉事業の中でいつも申し上げているわけでありますけれども、単に低所得者云々だけではなく、精神的あるいは知的というようなものでございますから、非常に気の毒だといいますか、まちとしてできることならという心情的なものがあるわけでありますけれども、現在のところ、これらについては個人1割負担というようなことになろうかと思います。特に、最近の医療も、福祉もそうでありますけれども、3度の食事はどこでも、あるいは1日24時間の中で8時間はどこかで寝る、こういうようなのが根底に、最低のそれらの負担をしていただくと。ただし、全部一律ということだけではなくして、それらの人方の負担についても、一定の所得、低所得の限度といいますか、そういうものを見ながら負担をしていただくというのは実態としてありますので、今現在のところ、先ほど申し上げたことの繰り返しになりますので、その点何とかひとつ御理解をいただきたいと、そのように存じます。なお、これらの中身について、今後サービスといいますか、そういう面での取り組みというものは、これから展開されるわけでありますから、その辺のことについては、担当者の方から答弁させていただきたいと、そのように存じます。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
このたびの実施の中で、市町村が独自に行います地域生活支援事業というものがございます。そういった中で、きめ細かなサービスをしていかなければならないものというふうに思っているところでございます。それらのことにつきましても、負担をお願いするわけでございますけれども、町独自の軽減といたしまして、負担の上限、管理サービスというようなこともさせていただきたいなというふうに思っておりますし、それから包括的な報酬単価というようなものの設定をさせていただいて、独自の軽減を図ってまいりたいと、こんなようなことで今現在進めているところでございます。事業者、及び利用者におきましても、使いやすいような形のものを構築し、サービスの充実に図ってまいりたいと、こんなふうに思っているところでございます。
質問 7番 守屋いつ子
そうしましたら、今きっと町長は、非常に苦しい胸中にあるのではないかというふうに、私は思うのです。ほかの地域では、やはり何をやるかといいますと、例えば児童に対して子育て支援、その名目でデイサービスの利用料を半額にするだとか、無料にする、また今も言いましたけれども、利用料上限の引き下げ、これは今、低所得の1、2の部分を、これを半分にするとか、そういう方法をとっている。また、自立支援医療への助成を行うだとか、後は全て利用料の半額助成など、さまざまな軽減方法を、あちらこちらの自治体では、苦しい財政の中で講じているというふうに思うのですね。今おっしゃいました、単なる低所得者への軽減ということではなくて、この障害を有している人、この方たちに、言い方としてはあれですけれども、健常者と同じラインに立たせるための、その町の姿勢というのが、ここにすごく求められてくるかというふうに思うのです。それで、今まで支援費でずっと負担していて、今度自立支援になることによって、町は幾ら軽減されるのか、されたのか。そのことを、多分試算が出ているかというふうに思いますので、そこをお伝えください。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
障害者福祉につきましては、支援費で支出額が約5億7,800万円、その他の障害サービス等合わせまして6億5,400万円ぐらいの総支出となってございます。そのうち一般財源が1億8,500万円ぐらいというようなことでございます。今回の障害者、18年度の予算におきましては、支援費で9月まで、そして10月以降は障害者自立支援法に基づく給付というようなことでございまして、全体的には、予算の全体といたしましては、17年度の支援費の総額で18年度予定されているものを、全て載せてございますので、それと10月からの利用の状況がどのようになるかわかりませんので、17年度をベースにいたしまして、予算の組み立てをさせていただいております。はっきりした金額の差額を、あれ持っておりませんけれども、17年度の予算と17年度の状況を見ながら、18年度の予算を組み立てさせていただいておりますので、基本的には減額にはなっていないというふうに御理解いただきたいと存じます。休憩(午後12時08分)一般質問の途中でありますけれども、昼食ため、休憩をいたします。午後の再開を1時30分といたします。再開(午後 1時30分)
質問 7番 守屋いつ子
それでは、先ほど支援費制度から自立支援制度になったことによって、音更町がどれだけの影響額があるかということで質問をしました。その中で、17年度の予算で18年度の予算をつくっているので、軽減にはなっていなということでありましたけれども、それであれば17年度の予算をもって18年度の予算をつくる中で、18年度の予算をつくるときには、まだ支援費制度の概要・内容については、ほとんどできてなかったというふうに思います。それで、具体的には支援費制度で予算をつくっているというふうに思います。10月からは自立支援制度ということになりましたので、当然そこで1割負担になる部分含めると、この影響額、差というのが生じてくるというふうに思いますし、まずそこのところ、きっと試案できているというふうに思いますので、この影響額をお示しください。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
今、お話しいただきました件につきましては、お答えとしては18年度の予算のときにつくったものでございまして、その後の見通しについては、今現在持っておりません。ですから、18年度の実績決算等で、実績が出た時点で、その結果が出てくるものというふうに理解をしてございまして、予算上は17年度のサービスがそれぞれ計測され、更に利用者も若干ふえてくるだろうというような見込みの中で、予算不足のないように予算を立てさせていただいてございますので、10月以降からの1割負担導入によって、どれだけの予算の中で、どのような動きになるかということにつきましては、現在計算はしていないわけでございます。ただ、先議で補正予算をお願いいたしましたが、それらの地域生活支援事業などの予算の組み替え等がございまして、一部委託料から扶助費というようなことで、組み替えをさせていただいてございますけれども、現時点におきまして18年10月からのものが、どのようなるかということにつきましては、まだ試算をしていないという状況でございますので、御理解いただきたいと存じます。
質問 7番 守屋いつ子
聞き方が悪いのでしょうかね。18年度、18年4月からの分は予算が立てられていて、今現在執行されているというふうに思います。決算は、確かに19年度に入ってからだというふうに思いますけれども、10月から自立支援制度になって利用者負担の部分、ここが町の持ち出しではなくなりますよね。それが幾らあるのかということです。これについて、御答弁ください。休憩(午後 1時36分)答弁調整のため、休憩いたします。再開(午後 1時53分)
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
答弁に時間をいただきまして、大変申しわけございません。御質問いただきました、利用者負担によりまして、まちの予算上の支援費がどのぐらい影響を受けるかというようなお話しでございました。事業者の運営基準やサービスの提供に係る報酬の額、それらを充ててみなければわからないというような状況でございまして、それについては実施していない状況でございますので、明確に数字をお答えすることは、今の時点で無理かなと思っております。また、施設につきましても、新サービスへの移行が5年経過措置があるというようなことでございまして、それらのことにつきましても、徐々に移行されるというようなこともございますので、それらの点につきましても、今年度中にどのような経過をたどるかというようなことも、なかなか難しい状況下にございます。ただ、16年度の居宅サービスの実績で申し上げますと、居宅サービスの総費用というものがございまして、約1億2千万円の総費用に対しまして、利用者負担が150万円で、まちが負担いたします支援費でございますが、これはその150万円を利用者負担を除いた分が、まちというか、公的に負担する金額でございます。そのような計算式になりますので、仮に費用総額が1億2千万円にいたしますと、利用者負担1割になりますと1,200万円というような数字が、利用者負担ということになりますので、16年度実績でいきますと、これは利用者負担が150万円というところが1,200万円にはなってくるのかなというふうには思いますが、ただ単純にはなかなかそうはいかないというようなことがございまして、それを申し上げますと、費用総額の中で利用者負担が全てが1割ということではございませんので、先ほども低所得者に対する軽減措置等がございますので、利用者負担が1割より下がってくるというようなことになりますので、全体としてすべてが1割負担、総費用の1割負担の残りが公的に負担するというようなことにはならないのかなと、こんなふうに思っているところでございます。また、施設サービスにつきましても、約5億円の費用総額に対しまして、利用者負担が約5千万円、これが1割負担ぐらいになってございます。その残りを、公的に支援費として予算を計上しているわけでございます。ただ、施設サービスにつきましては、ホテルコストということで、食費、居住費等が自己負担になりますので、この分もこの利用者負担がふえてくるということによりまして、支援費の公的負担が減ってくることにはなろうかとは思います。ただ、これも先ほど申し上げました5年の経過措置があるというようなことで、18年度にどのような影響があるかということにつきましては、まだ数字をつかめる状況はないというようなことでございますので、御理解をいただきたいと存じます。
質問 7番 守屋いつ子
具体的な影響額については、今のところわからないということかと思います。今回、国の予算が本当に統合補助金ということで、地域生活支援事業に配分されるのが、国の予算では200億円ということで、各町村に回ってくるとなると、数十万円の交付金になるのではないかということが出されておりますけれども、具体的に音更では、どのぐらいの金額が、この統合補助金として配分されているのか。また、それに対する計画が、具体的な計画、事業計画などがあるのであれば、そのことをお知らせください。
答弁 福祉課長 今村茂(福祉課長は2007年3月まで)
お尋ねのございました、統合補助金というお話しがございましたけれども、10月から市町村がいろいろな形態の中で、地域生活支援事業を行っていく、国の財源措置として統合補助金、今おっしゃったような統合補助金というような形で交付されることになってございます。それにつきましては、先日の議会で議決をいただいた中に、生活支援事業の補助金額として計上をさせていただいたところでございます。確かに200億円というようなお話しがございましたけれども、これにつきましては考え方として、都道府県が1割、9割が市町村に交付されるという大きな枠組みの中で算定されております。音更町といたしましては、今のところ額の提示はございます。それが、基準額が1,205万円ということで、今は提示されておりますが、一部には人口割でないかというようなお話しもございますけれども、明確な計算の過程は、現在まだ示されておりません。今後、半年分でございますので、単純にいきますと2,400万円ベースかなというようには思いますけれども、今後まだこれらの細かな計算が変わる要素もあろうかなとは思いますけれども、今のところ示されているのは1,205万円という基準額が示されておりまして、その2分の1が国、それから4分の1が道から交付されるということになってございます。そのようなことになってございますので、御理解をいただきたいと存じます。以上です。
質問 7番 守屋いつ子
この統合補助金については、まだ未解明のところがあるということですけれども、再度軽減のところですね。財源がない、これ以上の町の持ち出しはできないという中で、ほかの自治体も同じような状況の中で、軽減策を講じているというふうに思います。帯広の資料があるのですけれども、市単独で軽減を行うと、そういうことで内容としては、国の低所得対策、これ市民税非課税世帯から除外される市民税のみ課税世帯、C階層をつけるということで、軽減する範囲を広げております。その中できちんと対象者、これは施設、居宅そして生保の方、低所得1、低所得2、そしてC階層、一般というところで、人数を出してきております。軽減額が1,370万円、これを市の独自につくっている軽減制度に適用させるというふうに、帯広では行っていくようです。あと、先ほども言いました子育て支援の視点で、このデイサービスに対する軽減策を講じていくという市町村、それは道内で今のところ15カ所あります。佐呂間町、上富良野町、中富良野、初山別、足寄、浜中、占冠、新冠、日高町、池田町、北竜町、妹背牛町そして岩見沢市、美唄市、深川市、小樽市、このように児童の部分、ここへのサービスの利用、これを半額助成したり、また軽減、無料にしたりということで対策を講じております。これはなぜかといいますと、子供の場合というのは、この障害というのが、もう本当に生涯にわたって続きますし、その障害があることによって親の経済的な負担、これが大きくなります。もしかしたら父親、母親どちらかが働けない状況にあるということも十分考えられます。そういうもろもろの事情をくみ取って、ここへの支援をしていく、そのことが行われているというふうに思います。先日、障害認定受けていませんけれども、そのサービスを利用する方、まだ1歳半の方ですけれども、通所訓練を受けています。当然、次の子供を希望するけれども、経済的な負担だとか精神的な負担を考えたら、とても次の子供は今のところ考えられないと。そして通園する中で、通園訓練を受ける中で、途中の経過の中で、子供が本当にもう車に乗るのがいやだと言って、泣いて、泣いて、2回、3回と車をとめて、そこで落ち着かせながら、そして通所しているという、そういう切実な声もありました。そういうことを考えたときに、何らかの負担を軽減させてあげるという、そういう視点があってもいいのではないかというふうに、私は思います。それについて、どうお考えになるのか、御答弁いただきたいというふうに思います。
答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)
今お話しございました児童デイの関係でございますが、お話しいただきましたことにつきましては、私どもも十分、その辺を踏まえなければならないものというふうには理解をいたしてございます。確かに、道内的にも児童デイ、特に療育を必要とする方々の児童デイにつきまして、いろいろなことを検討されているというふうに理解はいたしてございます。それで、現在国の制度に基づいて、どのようにサービス体系を整えていくかというようなこととあわせまして、新しい制度を十分周知をさせていただきたいと。こんなようなことで、現在今は取り組んでいるところでございます。また、障害程度区分の作業等もさせていただいてございます。それで、児童デイもそうでありますが、利用者負担に対する考え方というものを、どのように今後構築していくかというようなことでありますが、基本的には国の制度を実施することによりまして、今後の障害者が安定して生活を営むことができるような、しっかりした制度をつくっていきたいというようなことで考えておりますが、今後アンケート調査とか、それから障害福祉計画、今、策定委員会をつくって議論をいただいてございます。その中で、利用者負担に対する考え方等もお聞きいたしまして、対応してまいりたいというふうに考えて今、事務を進めているところでございますので、御理解をいただきたいと存じます。
質問 7番 守屋いつ子
是非、障害福祉計画の中で、御検討をいただきたいというふうに思います。それで、障害者施策というのは、一方的に町でお金を出していると、そういうとらえ方をされているのかなというふうに思うのですけれども、この障害者のさまざまなな施設があることによって、音更町というのはかなりの財政波及効果というのが、あるというふうに私は思うのですね。その辺、どのようにお考えになっているのか。そして、またこの障害者の方、先ほど施設の方が2万5千円残して、あとは利用料として消えていくと。そういう中で、何か人間として食べる、命をつなぐ、それだけでいいのかどうか。何か、人間としての生きている喜びだとか、そういう楽しみだとか、そういうものがやはり満たされるような、そういう障害者政策をつくっていくべきなのではないかというふうに思います。そこに、また自治体の役割としてもあるのではないかというふうに思うのですけれども、町長はこれから福祉だとか、教育、そこには力を注いでいきたいという意向も、何度も聞いております。そのあたりで、今私が質問をしたことについて、再度どのように考えていくのかを、御答弁いただきたいというふうに思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
私も、いつも御意見をいただいております。命と暮らしを守るというのが、人間生きていく上になくてはならない行政等の一端の役割があるのではないかと、そういうお話しを聞かさせていただいております。今、こういう福祉施設といいますか、養護施設、こういうことになってきますと、私ども必ずしも、経済効果だとかそういったことを願わないわけではないですけれども、これらについても、やはり日本1億2千万人近くの人口がいるわけでありますけれども、それぞれの町村が、それぞれに市町村民の方が生活をしているというようなことからいうと、なかなか大きい、小さいの問題、あるいは財政力の問題、こういうことがあるというようなことからすれば、国民公平で等しくなければならないというようなことが、国でみる社会保障というのが、基本的にはそこに責任があるというふうに、私どもも思っております。そういう一つの国の制度の中で、更にそれぞれの町村の独自性といいますか、財政事情なり、あるいは先ほどお話しありましたように、今これから障害者の方々の福祉計画、それぞれ町民代表の方々、あるいは公募の上、関心を持っておられる方、そういう方々でこれらも福祉計画をまとめていくということでございますので、そういう中で広くいろいろな施設長さんだとか、そういうかかわりの方々の構成メンバーでございますので、そういう専門的な立場、あるいは現実的な施設の運営管理上、あるいは資金的なその運営といいますか、こういうことについても深く掘り下げての福祉計画になるのではないかなと、そんなふうに聞いております。また、私どもいろいろな施設長さんから、今度の障害者の制度的なものの改正によって、かなり施設運営が大変だというようなことで、場合によっては、ひとつ町に助けを求めなければならないというような、正式ではございませんけれども、そんなような話が聞かされているわけでございます。私どもといたしましては、そういう障害者の人方のために、あるいはそういう施設を持っておられる人方の施設のために、町はあるのかなというふうに思っておりますけれども、先ほど来のいろいろ御質問を受けておりますように、なかなか今まで少しこういう時代になりますと、福祉環境も少しやりすぎたのかなと。ある程度の場合に、町民の御負担も、障害者の方も、やはりできる範囲内の負担をしながら、お互いの相互扶助といいますか、こういうことも、こういう時代には考えていかなければならないのかなと、そんなふうにも考えているところございます。決して、否定をするわけではございません。そういうような今、機会もあり、こういう計画づくりの中でありますから、そういう理想を求めながら、あるいは現実というものを直視しながら、考えていかなければならないのかなと、そのように自分自身は思っておりますし、また計画担当に当たる者も、そんなことをひとつ重点的に考えながら、この計画を樹立し、その中で十分また検討をさせていただくということで御理解をいただきたいと存じます。
質問 7番 守屋いつ子
そうしましたら、時間がなくなつてきておりますので、障害者が生活する上では、さまざまな大きな負担がある。それを現場、本当に地域の中で懸命に暮らしている方々の姿を、きちんと見ていただきたいということを、再度要望いたしまして、次の質問に移らせていただきます。学校給食の問題になります。十勝管内というか、音更町では自校方式ということで、非常に望ましい、そういう給食が行われております。行われているというふうに、私は思っております。是非これは、発展させていければいいなというふうに思っております。それで地場産、町内、十勝、道内、そして国内ということで、そういう配慮のもとで、この食材を購入している、そのことは非常に安心を追求しているというふうに思います。ただ、加工食品や冷凍食品の利用につきましては、原産地の表示がないとか、輸入かどうかわからないということがあると思いますけれども、そのあたりについてはどのように確認をしていっているのか。そこをお聞かせいただきたいというふうに思います。
答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)
冷凍食品、加工食品の質問で、よろしかったですか。先ほども答弁させていただきましたけれども、野菜だとか、魚だとか、肉類だとか、こういうものについては、産地やなんかが表示をしなければならないような仕組みになっているのですね。ただ、冷凍食品あるいは加工食品、これらのものについては原材料表示の義務はあるのですけれども、いわゆる産地表示というものの義務がなされていないものですから、そういう意味で、どこの産地のものを、これらの加工食品に使われているかということは、確認をとれないような仕組みに今なっているのですね。そんなことで、この冷凍食品あるいは加工食品等々につきましては、されているものも中にはあるのですけれども、トータルで義務化がされていないということで、産地の表示が全部特定されない、あるいは確認できないと、こんな状況にあります。
質問 7番 守屋いつ子
実際、その表示について確認するというのは、非常に大変なことかというふうに思うのですね。給食が今、統一献立で行われていて、地域で食材が調達できるものについては、その地域の中でしているというふうに思いますけれども、冷凍品などは一括して、学校給食連絡会でしたか、ここから入るということなのですが、ここの部分は、ある本の中では給食冷凍食品を最大の消費できるところということで、安く、大量に、安全が確認されないまま提供されているという情報なんかもあるのですけれども、そういうところでは、危険かなというふうに思います。それを、回避していくというか、そのためには、私は人の問題があるかというふうに思うのですね。給食調理員が十分配置されれば、コロッケなんかも手づくりでできると。ギョウザなんかにしても、手づくりでできると、そういうふうになるかというふうに思うのですけれども、この給食担当している方たちというか、人の問題ですね。どのように配置しているのか。十分な人が配置されているのか。そこにまで、手が回らない配置の仕方なのか。そこについて、御答弁いただきたいというふうに思います。
答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)
先ほども、答弁させていただきましたけれども、冷凍食品、加工食品につきましては、学校給食用物資納入規格というもの、これは十勝管内の学校給食研究協議会というものができていまして、そこで一定の規格を定めているのですね。それは、食品添加物の問題や合成着色料だとか、遺伝子組みかえのものを使わないとか、そういうような一定の決まりがあって、その決まりの中で音更町も食材を購入していると。そこから買っているのではなくて、その決まりに基づいて買っていると、こういう一定の基準に基づいて買っているということでございます。それと、これらの加工食品であるとか、これらのものは原材料を調達して、給食調理室で全部揚げたりなんかすることはできないわけではないのですけれども、冷凍ででき上がったものを油で揚げるとか、そういうような仕上がったものを、買ってきて、こっちでは揚げたり、あるいは温めたりして使うというようなことをしているのですけれども、基本的にはそれは全部、一つ一つの材料を使って調理するということは可能なのですけれども、限られた時間の中で、あるいは限られた調理員の中で、最初から完成品までつくり上げるには、時間的にも、あるいは労力的にも無理があると。人数だけがそろえれば、調理員の数だけがそろえればいいだけでなくて、時間的なものも含めて無理があるというようなことでございます。そんなことで、どこもそうですけれども、加工食品であるとか、ソーセージ、ハムあれらのものはもちろん加工食品で、そういうもの、あるいは練り物、これらのものについては、こういう基準の中ででき上がったものを調達して、そして各学校の給食調理室で提供するというような措置を講じらせていただいております。おっしゃるとおり、基本的には一つ一つの材料を買ってやることは、全く不可能ではないですけれども、そういうような難しさがあるということを御理解いただきたいと思います。
質問 7番 守屋いつ子
今、全部食材をそろえて、給食をつくるのはいろいろな制約があるということなのですけれども、例えば給食個数が多いほど、そういうことになれば人のだとか、時間とかが必要だというふうに思うのですが、今の段階、市街地の学校と郡部との学校を比較したときに、提供する、例えばギョウザ一つをつくるのに、郡部は手づくりで、例えば市街地が冷凍品とか、そういう差というのがあるのでしょうか。
答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)
学校規模と生徒数といいますか、のあれによってつくり方が変わってるというのは、うちではありません。同じものを使っています。生徒数のかかわりなく、同じようなことでやっています。小さいところだから、最初から調理して、揚げ物やなんかもそこでつくっているというのでなくて、基本的には大きな学校も、小さな学校も同じ方式でやっています。
質問 7番 守屋いつ子
そういうことで、状況についてはわかりました。今、いろいろな地場産の食材を提供するという上で、いろいろ生産者の顔が見えるということで、安心、安全な給食を提供するということで行っておりますけれども、人の配置というのが、非常にそこで大きくなっていくというふうに思うのですけれども、例えばこれはネットなどから利用したものですけれども、長野県などでは、県の職員が地域を訪問して、全部そこから食材を調達する、そして農産物を活用する、そのように指導しているとか、群馬県では全校に栄養士を配置して、地場産の大豆でいろいろな、お醤油だとか、みそだとかを開発、手づくりで行う、そういうようなさまざまなな取り組みがされております。私は、非常にここ音更というのは、いろいろな食材が豊富にそろっているということで、人の配置がされれば、そういうことも可能なのかというふうに思うのですけれども、音更、今、栄養士さんが4名ですね。そういう中では、栄養士さんの負担というのは、どういうふうになっているのかな。非常に過重な状態で、各学校に対する目配りだとか、そういう地域の人との接触だとか、そういうことが可能なのかどうか。そういうことが、やらているのかどうかということも含めて、状況を教えていただきたいというふうに思います。
答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)
調理員の数、あるいは栄養士の人数ですけれども、調理員の数だけで、もっとできるものと、できないものがあるという部分もあるのですけれども、給食調理室そのものもスペースもありますし、機材というものもある程度、その中で配置されていまして、そういう中での考え方でやっているものですから、今の方式でやられているということでございます。それと、栄養士そのものが、音更町の場合は4名というような形でございますけれども、決して多い数ではないと思っています。非常に厳しい数でやっています。それと今、栄養教諭の問題が新たに出てましたですよね。こういうものも含めて、栄養士の役割というものを広げつつ、今あるような状況の中で、大変さはあるのですけれども、今の現状の中では多い数ではありませんけれども、それなりにやらせていただいています。それと、その食材の調達といいますか、これも今、給食協議会の職員を教育委員会の方に集めましたので、できるだけそちらの方でも、一括して購入できるものはそちらの方でやる。栄養士の方に、余り負担をかけないような形でやるということも、今は取り組みつつあるものですから、そんな中で現状は4名でやろうというような考え方でおります。決して多い数ではありませんけれども、現状では、今できているというふうに思っております。
質問 7番 守屋いつ子
今、栄養士さんのことが出たのですけれども、栄養士さん、そして今度栄養教諭の関係ですね。これで今、質問の通告にもしてあるのですけれども、朝食欠食の状況というのは今、深刻になってきていると。その中で、子供たちにきちんと食事をとらせる、そういうことが本当に今は大事になっていくかというふうに思うのですけれども、報告にあったように、朝食べていない子が、大体3.8%だとか、中学生になると6.2%とか、そういうふうにふえてきております。こういう中で、非常に子供の生活習慣病だとか、アレルギーなんかもふえてきているのですけれども、ここにかかわるのが栄養士さん、栄養教諭ということになっていくかというふうに思います。昨年の坂本議員の一般質問の中で、栄養教諭については配置のための努力をしていきたいというふうな答弁があったかというふうに思います。栄養教諭の配置ですね。その辺については、今どのようになっているのか、お伝え願いたいというふうに思います。
答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)
栄養教諭、昨年ですか、そういう制度ができまして、本町につきましても4名のうち、去年は2名講習を終えています。2名が、まだ残っています。今年、講習を受けることになっています。それを受けると、4名とも栄養教諭になれる資格が持たれるわけでございます。本町の場合、20校ありまして、2名でというのは無理、4名でも非常に難しいのですけれども、最低でも4名の栄養職員が栄養教諭の資格を取って、そしてクラス単位にまでは入り込むことができるかどうかの難しさはあるのですけれども、学校単位にまで入って、そういうような一連の栄養教諭としての役割を果たせるようにしていきたいなというふうに考えております。ただ、いずれにしても4名でございますから、どういう形で各学校に入り込んでいけるかは、よくこれから相談をして、やっていかなければならないと、こんなふうに思っております。
質問 7番 守屋いつ子
栄養教諭が、徐々に広がってきているということで、ここについてはさらなる努力をしていただきたいというふうに思います。これは今、朝食欠食の児童がふえているということで、全国的にさまざまな取り組みが行われているし、音更町においても給食だよりなんかを使って、親に対していろいろな情報を提供しているということだったかと思いますけれども、静岡県で非常に有効な取り組みが行われたという報告がありました。それは、食生活改善モデル事業で行ったということなのですけれども、食生活の改善カードをつくって、そしてその中でチェックをしてもらう。このカードについては、各家庭に貼ってもらうということで、非常に見やすく、カラフルでというか、見やすく、内容についても非常にわかりやすいものをつくっているということでした。これの効果が非常によくて、食べていなかった子の3人に1人がきちんと食べてくるようになった、小学生においてはね。また、中学生においても、5人に1人はきちんととってくるようになったし、家族の中の意識がずいぶん変わってきたという、そういう効果があるというふうに報告はされております。そういうことで、子供ですね。未来をつくっていく子供の心と健康とを育てるということでは、そこへの力を注いでいくことが、今は本当に求められているというふうに思います。そこに対する役割が、給食にあるかというふうに思うので、まずそういう取り組みを、また新たに開いていってほしいということと、あと職員の配置。ここを、子供の給食に責任を持つということで、拡大していく、広げていくということで、是非取り組んでいただきたいということを、最後の質問したいというふうに思いますけれども、そこのお考えをお聞かせいただきたいというふうに思います。
答弁 教育長 高橋晃(教育長は2007年3月まで)
本町の朝食の欠食状況というのは、全道的な、あるいは全国的な数値から見ると非常に大変低い率で、全国レベルが20何%だそうでございます。ただ、うちはこういうような率で、道の調査に比べましても、極端に低い率ではあるのですけれども、全くいないわけではないという状況にございます。先ほども答弁させてもらいましたように、本町の今年の各学校全ての目標にしています、生活の基本をしっかりと、基本に戻るというようなことで、これの中でも食の問題も含めてやっているところでございまして、そういうことでいろいろな手だてをもって、進めていこうというふうに思っています。この問題は栄養士だけでなくて、家庭でしっかりしてもらわなければならないということと、やはり担任の先生が、各教室で子供たちにその欠食の話、あるいは食事の大切さということをしっかり教えてもらうことが、何よりも大事なことだと思っていますので、栄養の教師だけではなくて、やはり先生全部が、それぞれの担任の先生たちの力を合わせて、そういうような子供たちに意識を持たせる、あるいは家庭にもそういうような意識を持っていただくというようなことが大切なのだろうなというふうに思っています。本町の朝食を、どういう状態で食べているかという調査の中では、30何%が朝は1人で、子供だけでというような状況ございます。小学生の方が、いわゆる個食の率が高い、中学生の方がちょっと低いというような率が出ているのですけれども、これらは父兄の、親の、保護者の年代の層といいますか、若い人たちのとも働きが多いということも影響しているのかなという部分はあるのですけれども、ここら辺もしっかりと継続的に調査して、できる限りそのような方向で進めるよう努力をしていきたいと思っております。