みんなの議会

音更町議会 平成16年第3回定例会 2004年9月22日

議事録に件名の記載なし

2004年9月22日、音更町議会の一般質問で、守屋いつ子議員が質問し、町長 山口武敏、民生部長 山川光雄が答弁しました。

質問者
守屋いつ子 議員
答弁者
町長 山口武敏、民生部長 山川光雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 守屋いつ子

では、通告に従いまして、質問をさせていただきます。今までの昨日今日の一般質問を聞いておりまして、財政計画、この削減計画の中では、聖域を見ない削減を図っていくという町長の答弁がなされておりました。非常に厳しい、こういう財政状態の中で、やっぱり住民の福祉にどのように目を向けていくのか。今、本当にそこが大切なのではないかなというふうに思って聞いておりました。そのことを踏まえながら質問をさせていただきます。2問について質問をさせていただきます。1問目、介護保険制度の改善に向けて、介護保険制度が実施されて4年が経過しました。音更町では、65歳以上の1号被保険者は、これは昨年のデータですが、8,138人、そのうち要介護認定者は1,140人おりまして、介護保険のサービス利用者は830名となり、介護保険制度自体がさまざまな問題を有しながらも介護支援が行われております。制度実施から5年の見直し時期を迎えて、今、厚生労働省では、今年の秋にも見直し案を作成して、来年の通常国会へ介護保険法の改正を提案する予定でいます。今、制度見直しの中では、制度の持続可能性を高めるため、将来を見据え、思い切った給付の効率化、重点化を進めることが必要と基本的な考え方を示しています。その見直し案では、一つとしては、介護保険料の徴収を現在の40歳から20歳に引き上げていく。二つ目としては、現在の利用者負担を医療保険並みに2割から3割に引き上げていく。3点として、軽度の介護認定者への介護保険サービスを制限していく。そして、施設入所者からはホテルコストを徴収する。更に障害者支援費制度と介護保険を統合するなど、軽度認定者や低所得者にとっては厳しい内容で進められております。介護保険制度の存在そのものは一定度浸透し、利用者の伸びも認めていますが、介護保険料や利用料の重い負担や、老々介護の過酷さや介護疲れから虐待や殺人に至るような介護に潜む深刻な問題も次々と明らかになってきています。加齢に伴う身体機能の低下や障害は、必然的な現象です。病気や介護に陥り、更なる負担を強いられる制度では、若い人でさえ、幾ら働いても老後の蓄えまではできない、死ぬ時期を自分で決めなければならないのかという不安と怒りを強くしております。社会的な介護保障の体制を安心できるものに整えていくことは、ますます重要な課題となっていきます。介護保険料は、生活保護を受けている高齢者も含めて、全ての高齢者から徴収され、更にサービスの利用料がふえれば、保険料にはね返ってくる仕組みとなっていることから、低所得者や年金生活者にとっては、本当に重い負担となっています。今、減免に対する自治体への締めつけをはねのけ、独自減免を実施している自治体が全体の3割を超す広がりを見せていると厚生労働省の調査でわかっております。幸いにも本町では、介護保険サービスの利用料軽減措置を行い、負担軽減に努力されている点は、大変心強いものがあります。今回の見直しが実施されるのであれば、経済的な負担を理由に、サービス利用が困難となる方がふえたり、サービスの利用制限で状態が悪化してからの医療介護サービスの利用で、費用の負担が膨大に膨らんでいったり、介護保険の給付も増大させていくことが非常に懸念されます。介護保険の目的にあるように、住みなれた地域で安心して老いていけるように、介護保険の充実のため、自治体の努力が更に求められる時期にあると考えられます。以上より3点について質問いたします。厳しい制度見直しが図られようとしているときに、どのような対応策を講じていくお考えでいるのかお伺いいたします。二つ目、低所得者ほど重い負担となっている保険料の5段階区分の拡充を自治体独自で講じていく必要があるのではないかと思います。そのことをお伺いいたします。3点目、制度改善に向けて、国庫負担割合の引き上げが重要になってきますけれども、国に対して積極的にそのことを求めていく姿勢を示していただきたいというふうに考えます。2問目として、次世代育成支援、これは子育て支援ですけれども、この行動計画策定についてお伺いいたします。この次世代育成支援については、3月議会の中で久野議員も触れております。昨年7月の国会で、次世代育成支援対策推進法が成立し、全ての都道府県と市町村で子育て支援の行動計画の策定が進められています。今、子育てを巡るさまざまな関心や不安が、子を持つ親や教育関係者だけではなく、広く地域住民の中に広がっているときに、行政が核となって、町全体で子育て支援の目標を明確にして、総合的に子育て支援に取り組む、この意義は大変大きいものと思います。この計画には、子育て、環境、教育、安全問題など多岐にわたっておりますけれども、どれも緊急に解決していかなければならない問題です。国の策定指針に則して、地域における子育ての支援。二つ目に、母性並びに乳児及び幼児の健康の確保及び増進。三つ目に、子供の心身の健やかな成長に資する教育環境の整備。四つ目に、子供を育てる家庭に適した上質な住宅及び良好な居住環境の確保。そして、職業生活と家庭生活との両立の推進などについて、実施する目標や内容を定めていくようになっています。この行動計画を策定する上では、住民の意見を十分に反映させて、市町村が実情に合った基本理念を持って、自治体の子育て条件の整備について行政の責任を明確にしていくことが重要となっております。質問として、1点目、音更では6月広報で町民3名の策定委員の公募を行い、現在11名体制で行動計画策定が始まっていると伺っています。進捗状況と今後のスケジュールを示してください。2、よりよい計画の実現のために優先すべき重点課題と施策を明確にすることが必要ですが、どのようになっているのかお示しください。3、住民の意見を計画に反映させるために、どのような方法を予定されているのでしょうか、お伺いいたします。4、今、縦割り行政の中で、どこの窓口に問い合わせればよいのか、そういう相談、悩みの声が多く聞かれております。子供に関しては全て対応できる総合窓口の一本化を、行動計画の施策の中に盛り込んでいく必要があると考えますけれども、いかがでしょうか。5、計画策定時から厳しい財政状態の縛りがあるわけですけれども、計画策定後の事業実施の財源保障の見通しと考え方をお伺いいたします。以上、質問を終わります。御答弁よろしくお願いいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の介護保険制度の見直しに関する御質問に一括してお答えをさせていただきます。平成12年4月に施行され、介護保険法には、法律施行後5年を目途として、介護保険制度全般について検討を行い、その結果に基づき必要な見直しなどを行うことが規定されており、これに基づき、国の社会保障審議会介護保険部会において論議が重ねられ、先般、介護保険制度の見直しに関する意見として報告にまとめられたところであります。その内容は、広範多岐にわたるものでありますので、ここで一つひとつ申し上げまることは差し控えさせていただきますが、この中の総合的な介護予防システムの確立のための方策の一つとして、新予防給付の創設。保険料や施設給付の範囲など負担のあり方の見直し。また、このたびの見直し論議の争点の一つである被保険者、受給者の範囲の問題などをとらえ、厳しい制度見直しではないかとの見方に立った御質問であろうと存じます。まず、これらに対する対応策でありますが、このたびの報告書の中では、介護保険制度の持続可能性を高める観点から、給付の効率化、重点化を思い切って進めていくために、制度全体を予防重視型システムへ構造的に転換することを求めており、そのための具体的方策として、要介護状態になる前の段階を含めた統一的な介護予防マネージメントの確立、現在、公費により市町村事業として実施している老人保健事業や介護予防、地域支え合い事業の見直しのほか、介護保険の給付対象としての新予防給付の創設が盛り込まれております。この新予防給付は、高齢者人口の増加とともに、介護度の比較的低い要介護者の数がますます膨らむことが予想される中で、現行の要支援者に対する予防給付と要介護者の一部に対する介護予防を再編し、対象者や給付内容を見直すことを求めているものであります。ただ、これによりホームヘルプサービスやデイサービスなどが今までのように利用できなくなるのではないかなど、給付制度への懸念から、全国老人福祉施設協議会など関係団体から異論が相次いでいるところでありますが、予防に有効なサービスのメニューをどう設定するのか、介護と予防のニーズが混在するケースにはどう対処するのか、サービスの量的整備のための対策をどう進めるのかなど、今後、国においてまだまだ検討されるべきことが多くあるように思います。介護予防対策は、単に介護保険の対象者となることを防ぐばかりではなく、生活機能の低下を抑えるためにも必要不可欠であることは周知のとおりであり、本町におきましても、町内3カ所の地域型支援センターと協働で、介護予防対策を必要とする高齢者の実態把握を進めるとともに、具体的な介護予防プランを作成し対応するなど、高齢者個々の心身機能の維持、向上のため積極的な取り組みを行っているところであります。不確定要素は多分にあるものの、今まで以上の予防重視の大きな流れの中にあって、本町の取り組みの方向性は、基本的には間違っていないものと考えており、今後におきましても、個々の心身の状態や生活の実態に合わせ、有効かつ効率的なサービスが提供されるよう努めてまいりたいと存じます。また、65歳以上の介護保険につきましては、今回の報告書でも、見直しに関する一定の見解が示されており、5段階の所得区分を拡充すべきという議員の御質問にも深く関連するところでありますが、現行においても、保険料基準の弾力化規定が設けられており、低所得者への配慮など特別の必要がある場合には、近隣市町村との均衡などに配慮しつつ、各段階の基準額に対する割合の変更、第4、第5段階の基準所得金額の変更、第4、第5の二つの段階を3段階とすることになる6段階の保険料率の設定が可能となっており、第2期の介護保険事業計画がスタートした昨年4月の時点で、これらの規定に基づき、6段階の所得区分を設定しているのは、北海道内202の保険者のうち約5%にわたる10保険者、全国には2,759の保険者のうち230保険者、率にして8.3%となっておりますが、本町の保険料の賦課状況から見ますと、所得水準的には若干低いものの、国が見込んだ所得段階別の分布見込みに比較して、大きくかけ離れている状況にはありませんので、現行制度の中では、6段階への移行は考えておりません。ただ、このたびの報告書の中で、負担のあり方の見直しの一つとして、保険料設定方法の弾力化の必要性が示されており、現行の所得段階別の定額保険料方式を基本としつつ、現行の第2段階の中で、負担能力の低い層の更なる軽減、この第2段階の見通しに伴う低所得者の範囲等の整理、現行の世帯概念を用いた段階設定に基づいて、より公平な設定方法とするなど、被保険者の負担能力をきめ細かく反映する仕組みを検討するよう求めているところであります。施設給付の見通し、特にホテルコストの問題でありますが、例えば、小規模生活単位型特別養護老人ホームを整備する場合の補助採択を考える上においては、入居者がホテルコストを負担することを前提として、施設整備方針が既に定められておりますが、このたびの報告書におきましても、施設志向の一因となっている在宅の施設間の利用者負担の不均衡是正の観点から、低所得者に対する配慮や施設における入居環境との関係を総合的に勘案した中で、居住費用や食費についても、その給付の範囲や水準の見直しの必要性が明示されております。また、この見直しに当たっては、低所得者対策として、年金水準との関係や社会福祉法人による減免制度との関係などを勘案し、総合的に検討することもまた併記されております。更に、被保険者と受給者の範囲の見直し、具体的にいえば、対象年齢の引き下げや障害者施設との統合などについては、介護保険制度の根幹、強いては国民負担そのものに深くかかわる重要な問題であることから、現段階においては、積極論と消極論の両論併記となり、今後も更に論議が重ねられることとなっております。いずれにいたしましても、来年度の通常国会への法案提出を目指して進められる具体的な論議の行方を注意深く見守っていくとともに、今検討されている見直し項目の中には、円滑な実施のために一定の準備期間を要するものも出てこようかと思いますが、今後、介護保険事業等運営協議会の御意見も伺いながら、所要の準備を進めてまいりたいと存じます。また、さまざまな問題に直面しながら制度を運営している市町村の立場として、これまで全国、全道の町村会を通して行ってきたように、サービス供給基盤の整備促進を初め、保険料や利用者負担における低所得者対策の充実など、被保険者が安心してサービスを受けることができるよう、要請を継続してまいりたいと考えております。更に、御質問の最後にあります国庫負担率の引き上げにつきましては、国庫負担25%のうち5%としている調整財源について、25%の外枠として必要額を別途措置するよう、これまでも町村会を通して要請を行ってきており、他の項目とともに、今後も介護保険財政安定化のための要請を続けてまいりたいと存じます。次に、2点目の次世代育成支援の行動計画の策定についてお答えをいたします。まず、計画策定の進捗状況と今後のスケジュールについてでありますが、昨年7月の次世代育成支援対策推進法の制定を受けて、町に義務づけられた行動計画を策定するため、子育て支援に関するニーズ調査を同年11月に実施したほか、本年6月には、策定委員会を立ち上げるため、3名の一般公募を初め医療、保健、福祉、教育、子育て支援団体関係者など11名の委員をもって、7月に第1回策定委員会を開催したところであります。この間、並行してアンケートの集計作業を進めるとともに、第1回策定委員会での意見や関係部署との連携を図りながら、素案づくりの事務作業を行っているところであり、年度内に答申をいただき、行動計画を策定することとしております。また、保育サービスに係る通常保育、一時保育、延長保育、子育て支援センター事業など特定14事業について、平成21年度までの達成すべき定量的目標数値を、8月末に道に提出いたしております。これは、町が行ったニーズ調査の結果をもとに、国が定めた方法によりサービスのニーズ量を推計するものであり、今後、町の財政状況や民間団体を含めた供給基盤等も勘案し、策定委員会の御意見をいただきながら、これらの事業の確定目標値を決定してまいりたいと存じます。次に、優先すべき重点課題と施策についてでありますが、次世代育成支援対策推進法では、行動計画に盛り込むべき事項として、地域における子育ての支援、母性並びに乳児及び幼児の健康の確保及び増進、子供の心身の健やかな成長に資する教育環境の整備、子供を支援する生活環境の整備、職業生活と家庭生活との両立の推進、子供などの安全の確保、要保護児童への対応など、きめ細かな取り組みの推進が示されており、各自治体の実情に応じた施策を、その内容に盛り込むこととされております。また、行動計画には、達成しようとする目標及び内容と、その実施時期を定めることにもなっており、具体的な施策については、現在実施している各種施策を基本とし、見直しや拡充、あるいは新たに取り組むものを今後検討することになります。その中でも、特に優先すべき重点的課題と考えている施策といたしましては、母子保健対策、保育サービスの充実、児童の健全育成対策、更には行政だけではなく、地域などの支援も含めた社会全体での子育て支援体制づくりではないかと考えているところであります。いずれにいたしましても、現在、素案の策定中でもあり、策定委員会の御意見をいただきながら決定していくこととなりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、住民の意見を計画に反映させる方法についてでありますが、先ほど申し上げましたように、策定委員会には、一般公募の委員のほか、子育てを実践している方にも委員のメンバーになっていただいており、また、計画の決定過程では、町民の意見を聞くパブリックコメントを実施するほか、広報誌を通じて町民に周知、御意見をいただくことになっております。次に、子育て支援に関する総合窓口についてでありますが、出産や育児に関すること、保育園、学校に関することなど、一言で子育て支援を申し上げましても、その部署は、福祉、教育、保健、医療関係など多岐にわたっておりますことから、ワンストップで相談できる窓口の設置については、策定委員会の御意見をいただき、検討してまいりたいと考えております。最後に、計画策定後の事業実施の財源保障の見通しと考え方についてでありますが、少子高齢化社会対策基本法では、国は、必要な財政上の措置を講ずることとしております。各地方自治体が国の三位一体改革に伴う補助金の一般財源化や交付税の削減など、厳しい財政状況に置かれている中、基本法の精神にのっとり、少子化対策の財源を国の責任において確保するよう要請してまいりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上、御質問に対する答弁とさせていただきます。

再質問 7番 守屋いつ子

御答弁ありがとうございました。再質問させていただきます。介護保険に関しては、一括で御答弁いただいたわけなのですけれども、新しい、今見直しが行われている制度の中では、予防というところに非常に重点を置いているということで、その結果、軽度の認定者、この方たちがはじかれてしまう。今の介護保険制度の中から、ヘルパーさんの利用、デイサービスの利用などからはじかれてしまう人がいるのではないかということが本当に懸念されるところです。この介護保険見直しに関する具体的な内容の一部なのですけれども、そこに至ったところでは、軽度認定者の訪問介護の部分でやっぱり出ているのが、過度の安静、かわいそうだから何でもしてあげているのがよい介護といった考え方が、能力実現を妨げ、歩行できるが、不適切な車いすの使用で歩行不能に陥る、家事を行う能力があるけれども、家事代行訪問介護サービスを利用して能力を低下させている、そういうような記載がされております。これが理由づけになっているのですけれども、これは、この新聞ばかりではなくても、一定テレビだとか新聞などでも、そういうホームヘルパーの過度なサービス、デイサービスについても、必要がないのに来ている、そういうような非常に冷たい報道の仕方をされていることが、私は非常に心を痛めるのですけれども、やっぱり今の介護保険の制度、これは問題点はありながらも、こういう軽度の介護者、この人たちは、サービスの利用が要介護1、要支援、要介護1で大体半数以上占めているのですね。ちょっとこちらで音更町の資料もいただいたのですけれども、利用率でいきますと、双方合わせて50、要支援の人が限度額、失礼しました、合わせても60%近くの人たちが要支援、要介護1で占めている。そのことで、非常にサービス、例えばヘルパーさんを使って元気になられている方が非常に多くいらっしゃいますし、デイサービスを使って元気を取り戻している方たちも非常にたくさんいます。事例としては、私も仕事の関係上、たくさんそういう事例を持っているわけなのですけれども、この中で、デイサービス、この人たちは、要支援、要介護の1の方たちが多いのですけれども、この人たちが今持っている力を維持できているのは、このサービスがあるというふうに私は評価しているのですけれども、そういう中で、今の制度を継続していく、このままサービスを使い続けることが、今の状態を低下させない、維持していくためにすごく必要だというふうに考えております。そこで、デイサービスの果たす役割だとか、ヘルパーさんの果たしている役割は非常に大きいものがあるのですけれども、そのあたりをどのように評価しているのかなというふうに思います。その評価をちょっと聞かせていただきたいというふうに思います。二つ目に、保険料の5段階区分の拡充、これは確かに今度の見直しの中で一定示されております。ただ、やっぱり今のこの保険料の制度、第1段階の人と第5段階の人では、第1段階の人、これは、例えば年金が1万5千円でも、音更でいえば、1,700円の保険料を負担しなければならない。第5段階の人であっても、これは最高なのですけれども、5,100円、そういうことでは、高額所得者であっても、その料金でいいということでは、非常に低所得者に対する負担が重い。これは介護保険の見直しを待たなくても、本当は進めていくべきだというふうには思いますけれども、音更町としても、これを、この介護保険制度の見直しとともに、きちんと実施していきたい、いっていただきたいということを再度求めます。先ほども減免している自治体たくさんあるということでお話がありましたけれども、独自減免が全国で非常に広がっております。音更町では、サービス、介護保険サービスの利用をするときに軽減措置をとっております。これも非常に利用される方にとっては、非常にありがたいことですし、こういう方策というのを今後も続けていっていただきたい。これを後退することをしないでいただきたいというふうに思いますけれども、その辺をどうお考えになっているのかもお示しください。あと国に対しての国庫負担割合の引き上げを求めていっていただきたい。というのは、各自治体では、非常に独自減免などでいろいろ政策を行っているのですけれども、やっぱり今の情勢、三位一体の改革だとかということで、補助金が削減されたりして、自治体も非常に努力の限界を迎えております。国の負担をふやすということ、先ほどの5%の調整ですね、保険料の。これだけではなくて、やっぱり国の負担そのものを、介護保険の費用負担をしていただきたいということで、改めて求めていっていただきたいのですけれども、今、日本の福祉に使われるお金は、非常に少ないのですね。これは全体、国というか、世界的に見れば、イギリスなどの4分の1であるし、スウェーデンの2分の1であるし、そして、この国の負担、介護保険に対する国の負担を1%上げるだけで、介護保険費用の7割を賄えることができているという、そういう試算も出ております。そういうことから、抜本的にこの介護保険料の引き上げを求めていくことを、町村会含めて強く要望していっていただきたいなというふうに思います。それにあわせて、今いろいろ自治体などで減免をするときに、減免をしてはいけないという、そういう縛りがあるわけなのですけれども、やっぱり国の制度として、保険料だとか利用料の免除、減免制度をきちんと確立させていくことも、あわせて求めていっていただきたいというふうに考えます。次に、子育て支援の行動計画についてですね。音更では、広報の方で3名の策定委員が公募されております。11名ということでしたけれども、この策定スケジュール見ると、非常に早い、今年度中に答申を出していくということなのですけれども、この子育て支援、次世代育成支援というのは、これは、先ほど言いましたように、非常に多岐にわたっておりますよね。それを11人の策定委員だけで、だけでといいましょうか、これからパブリックコメントだとかということも計画はされているのですけれども、非常に長期的に、しっかりこの地域で子供を育てていく、育んでいく、そういう視点に立ったときに、余りにも単なる計画でしかない。書面的なものでしかないというふうにちょっと思ってしまうのですけれども、やっぱり中身の濃い、これは全庁にわたってしっかり論議していかなければならないことだというふうに思いますので、そのところ、もう少し真剣に取り組んでいただきたいというふうに思います。いろいろ優先していく課題だとか施策など、これはニーズ調査によって一定出されてきているようですけれども、確かにアンケート調査しております。対象者が就学前の子と、学童というか、小学生を対象に、838名を抽出して行っているということですね。そのうち対象者数は5,207名ということですけれども、アンケートは838名、そして、これの回収率は485名で、回収率が57.9%ということなのですけれども、非常に少ない数だというふうに思います。これを補強するために、一定国の方でも、住民との懇談だとか、先ほど言っていたパブリックコメントなのですけれども、これを充実させていく、いっぱい進めていくということが必要だというふうに思うのですけれども、今後、具体的に町民の意見をどのように拾っていくのか。そういう懇談だとか、そういう場をどのように設けていくのか。その辺をもっと具体的に示していただきたいというふうに思います。これは、本当に子供を育てるということでは、住民一人ひとりの参加をつくっていく。住民というか、町民全体の認識のもとでつくっていくということが必要だというふうに思います。その中の一つに、今、地域行動計画の先行実施自治体が53ありますが、その一つに埼玉県の新座市では、非常に縦割り行政という、その中では、各行動計画が、非常に各部局だとか担当課の施策に分散されてしまう。そのことから、地域の協議会をつくって、そして連携を図っていくために、子供家庭応援室というものをつくって、そこで意見調整していく。一般の人たちの意見もそこに集約していく。そういう方法をとっているということであります。音更でも、やはり4万人の町ですので、やっぱりこれだけの人数では、本当に町民全体のものにはならない。もっと広げて、多く意見を引き出していくべきだ、取り入れていくべきだというふうに思いますので、その辺をもう少し具体的に進めていく内容でお考え直しをいただきたいというふうに思いますけれども、いかがでしょうか。子供の意見なども取り入れる場所があるといいのではないかというふうに思いますが、それはいかがでしょうか。あと総合窓口ということでちょっと提起しておりますけれども、やっぱりいろいろな教育だとか福祉だとか、そういう分野でいろいろさまざまな相談事が出てきます。かかわっております。それで、どこに相談したらいいのだろうというのがありますし、広報にも、いろいろこのことについては連絡くださいという、そういう内容で広報にも書かれておりますが、あれをずっととじておかなければ、このことについては、どこに話をするのだということで、開き直さなければならないですよね。やっぱり困っているときというのは、そういうなかなか余裕もないし、ここに電話をすれば、ここに行けば何か対応してもらえるという、そういう安心の窓口というか、それは、これから子供を育てていく上で本当に大切なことだというふうに思いますので、是非ここを進めていっていただきたいというふうに思います。自分たちの町の子供は、音更町、自分たちの町で守るよというね、そういう今ちょっと姿勢を示していただきたいというふうに思います。あと財政保障の問題ですね。これは非常に、町長もしっかり国の方にも要請していくという、そういう心強いお言葉がありましたけれども、是非この予算の確保、子育てに関しての予算の確保というのが、これがきちんとされていなければ、幾らこの計画を立てても、先ほどもちょっとハザードマップのこともありましたけれども、絵に描いたもちでしかなくなってしまいますので、やっぱり予算づけをきちんとしていく、そのことを求めたいというふうに思いますが、具体的に、この予算をどのように町として持っていくのか、その点もお伺いいたします。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

介護保険制度の改善に向けての御質問でございますが、要支援、要介護1につきまして、評価をどのようにしているかという御質問いただきました。私も具体的なことにつきまして、事例を挙げて申し上げることは、ちょっとできないわけですけれども、今国の方でしております介護部会の方の御意見の中に、要支援と要介護1のサービスの増加が課題となっているというふうなことでありますけれども、要支援、要介護1の軽度の要介護状態にある者に対するサービスは、介護度を重度化する予防のためのものではないというような御意見もございます。それから、日常生活の中で、生活機能を改善する介護を継続的に行うことが、また逆にリハビリなどの効果を高めるというようなことで、この統合については反対という、そういった御意見もあるというふうに聞いているところでございます。そのような中で、今見直しが進められておりますけれども、まだ最終的な状態には至っていないというようなことであろうと思います。今、この要支援、要介護1程度の総合的な介護予防システムにつきましては、今後考えられるものとしては、筋力向上トレーニングだとか転倒骨折予防、低栄養予防、口腔ケア、閉じこもり予防、フットケアなどをサービスに入れていくというような考え方が出ているわけでございまして、今後、その辺の推移を見守っていきたいというふうに考えているところでございます。次に、保険料の5段階の関係でございますけれども、先ほども答弁させていただいておりますけれども、部会の方では、現在の第2段階を二つに区分して、5段階から6段階にというような移行の検討をされているようでございまして、現行制度におきましても、そのような制度は弾力的な運用が認められておりますけれども、本町の場合は、先ほど答弁申し上げましたように、まだ国の示されました構成割合から見ると、全国平均的な中にあるということで、5段階を採用しているところでございますけれども、国の方でも、今6段階というような検討もされているということでございますので、これも推移を見守ってまいりたいと思っているところでございます。また、減免制度のお話もございましたけれども、町の独自減免は、今やってございますけれども、これも今後の制度の改正を見まして、また再度検討しなければならない部分でございますので、これも今すぐお答えできるような状況にはございませんので、御理解いただきたいと存じますが、減免になりますと、条件がついてございまして、減免する場合には、全額減免を行わず、減額にとどめること。それから、収入に応じて一律に適用するのではなく、申請に基づいて個別に判定を行うこと。それから、一般財源を用いるのではなく、第1号被保険者の保険料を財源として行うことが望ましいというようなことで、このような三つの原則がございまして、それらの縛りもございますので、町が今実施しているような内容の中でさせていただいておりますけれども、今後のまた推移を見ていく必要があろうかなというふうに考えているところでございます。次に、2点目の次世代育成支援の行動計画の策定につきまして、アンケートの関係でございますけれども、昨年の11月にアンケートをとってございまして、ゼロ歳から11歳までの子供さんを無作為に抽出いたしまして、その保護者にアンケート調査を実施したところでございます。それで、就学前児童につきましては、先ほども委員さんの方からお話がございましたように、ゼロ歳から5歳まで2,160名のうち426名を抽出いたしてございます。ゼロ歳から2歳までは、約20%。それから3歳以上につきましては、15%の方を対象にアンケートを実施したところでございます。そのような中で、回答をいただいておりますけれども、就学前児童が58.7%、小学校児童が57%というような数字でございまして、そのような回答をいただいておりますけれども、そのアンケートの中を十分に精査いたしまして、それをまた分析いたしまして、要望を具体的な形の中で進めていくというようなことでございますので、もっと大勢の方にアンケートを出せば、もっとはっきりした数字が出てくるということも考えられますけれども、ある程度このような形で実施することもやむを得ないものと思いますし、また、その中の意見を十分吟味していきたいなというふうに考えているところでございます。それで、もっと町民の意見を聞く場を、もっと具体的にどんなものがあるかという御質問をいただきましたが、策定委員会を、3名の方の応募をいただきまして、11名で実施しているところでございまして、また、委員の中にも、子育ての関係の方とかいろいろ入っていただいておりますので、十分御意見はいただけるものというふうに考えてございます。また、過去にチャイルドプランも作成いたしておりまして、それらも含めまして、今後の子育て支援につきまして、策定委員会の中で十分議論されていくというふうに考えているところでございます。特に、先ほど御答弁申し上げましたパブリックコメント等の手法につきましては、その以外につきましては、まだ策定委員会の皆様方にもお話もしておりませんが、策定委員会の中でいろいろな御意見が出ますれば、またそのようなことも考えられるかなというふうには思っているところでございます。そのようなことで御理解をいただきたいと思います。また、子供の意見も聞く場もというようなお話もいただきました。そのようなことにつきましても、また策定委員会の中で必要があれば、そういった場もつくっていくというふうなことになろうかと思いますけれども、一応諮問をさせていただいておりますので、策定委員会の御意見をいただいて進めさせていただきたいというふうに考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。

再質問 7番 守屋いつ子

そうしましたら、再度質問させていただきますが、介護保険制度ですね。これは、今までの見直しの中で、今度予防というところに非常に重点を置いているというふうなことで、そのための基盤整備を進めていかなければならないというふうに思うのですけれども、今、介護予防教室だとか進められているというふうに思うのですね。これが、例えば、この介護保険の認定から外された方たち、この方たちが十分受け入れられる、そういう準備が進められるのかどうか。それが非常に、今差し迫って対応していかなければならない部分でもあるのかなというふうに思います。先ほど言いましたけれども、ヘルパーさんだとかデイケア、デイサービス、これの評価について、十分御答弁がなかったというふうに考えられます。このヘルパーさんだとかデイサービス、デイケアが、これが介護度を予防するためだけのものではないという、そういう評価もしていらっしゃるというふうに思いますけれども、例えば、要支援の判定を受けた方、これは、してある方なのですけれども、非常に視力が弱い。そのために室内でも転倒して、そして骨折してしまった。そのために、一定歩けるようには、とりあえずは物を伝って歩けるのだけれども、やっぱり家族としては動いてほしくない。また転倒して骨折したら、今度寝たきりになってしまうのではないか、そういう不安があって、デイサービスを使っております。それは、非常に家族にとっても御本人にとっても、見守りのある中で動けるということが、非常に安心なのですね。これを重点、そういうリハビリ、更なる筋力トレーニングを行っていくといっても、もう既に高齢者、80、90近い方が筋力トレーニングをしてどれだけ回復するのかといったら、かなり不可能なのではないかなというふうに思います。また、ヘルパーさんの利用というのも、これは家事できないのに、いや、家事を援助することで、その能力を落としてしまう。そういうことが一定出されておりますけれども、ヘルパーさんが入ることによって、一緒に家事をして、忘れていたものを引き出してもらって、そして楽しみ、生きがいとなっているという、そういう事例などもいっぱいありまして、非常にこのヘルパーさんの力というのは、もう本当に私は大きなものがあるし、ここを制限していくというのは、本当に生きる糧を奪ってしまうのではないかなというふうなぐらい、私は、ヘルパーさんの利用というのは、今の社会の中で大きな役割を果たしている。これをどうしても後退させたくないなというふうに思います。今度の改正の中では、多分ここが後退する、使えなくなる人が出てくるというふうに思いますけれども、そこのあたりも、今のサービスが継続できるという方向できちんと取り組んでいただきたい。その意気込みをきちんと見せていただきたいなというふうに思います。やっぱりこの音更町の要介護認定者、この方たちが安心してできる限り自宅で過ごせる、そういう条件をきちんとつくっていっていただきたいなというふうに思うのですね。それは、むやみやたらにサービスを使うという、そういうことではない、これはみんな本当に自分の力を出し切った上で、いろいろなサービスを使っていますので、その辺を誤解することがないようにしていただきたいな。要望というふうになるのかもしれないのですけれども、そこの評価がきちんとなければ、制度がこう見直されたから、はい、このままやりますということになってしまうと思いますので、その辺の評価をきちんとしていただきたいなというふうに、現場をよく見ていただきたいなというふうに強く要望いたします。子育て支援、次世代育成支援の方なのですけれども、計画策定だけに、急いでいるなという感じがどうしてもしてしまいます。これは、音更町の次の世代を担う子供たちをきちんと育てていく、はぐくんでいく。そのために、町として、行政として、子育てに対して責任を持っていく、そういうところに視点を置かなければならないというふうに思うのですね。そのために行政としてどういう責任を持っていくのか、どういう政策を持っていくのか、単なる計画ではない。そのために町民全体が、この子育てに対する意識を高めていく、その方策をきちんとやっぱりつくっていただきたいというふうに思います。非常に計画のための計画でしかないというふうに思いますし、もっともっと話をする場、策定委員だけではなくて、やっぱり地域の中にもっともっと話し合いの場をつくっていっていただきたいというふうに思います。それとあわせて、これ、今回の方針の中でも、この策定委員会の活動状況、この行動計画の策定状況を、随時町民に向けて公表していくということが義務づけられているというふうに思います。それで、これをやっぱりきちんと町民に、今策定状況こんなのですと、意見をこのように寄せてくださいという場を、やっぱり随時つくっていっていただきたいというふうに思いますが、この策定状況を公表していく、その計画はお持ちなのかどうか、ちょっとここを確かめさせてください。非常にこの次世代育成支援というのは、なじみのないというか、町民一般に対しては、もっともっとわかりやすい言葉といいましょうかね、子育て支援というふうに言えば、今一般的だと思うのですけれども、そういう呼びかけなども必要かというふうに思いますので、そのあたりもちょっと配慮していただきたいなというふうに思います。それと、あと財政の面ですけれども、スウェーデンでは、財政状態が非常に厳しくなったときに、教育にお金を使うというふうに言われております。これは、人を育てる。そうすると、いずれはそこで、しっかり教育にお金を使うことによって、人材が、人材というか、能力が発揮できる。そしてまた自分の町に戻ってくる。そこで力を発揮してくれるという、そういうシステムがつくられるということなのですね。こういうことでは、スウェーデンばかりではなくても、東京のあきる野市などでも、教育に予算を多く使うということを今し始めているというふうに言っております。ちょっとまだ私自身が、子供に関してどれだけの音更の財政が使われているのか、十分ちょっと把握していないのですけれども、ただ、教育については、一般財源の13.0%ですね、教育費だけでいうと、13%が教育に使われているということなのですけれども、このあたりをやっぱり抜本的に見直して、教育に対する、教育、子育てに対する財源の保障ということを、町独自にきちんと考えていくべきだというふうに思いますので、その辺をもう一度、財政、財源の保障、これをきちんと持っていくのかどうか確認させてください。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

議員も医療関係にお勤めでございますから、その内容もつぶさにわかりますし、また、その訴えられていることについても、私の気持ちにも通じるものがございます。ちょっと順は不同になりますけれども、今、教育についての、やはりこのまちづくりの最終的になるのは、やっぱり教育だと。これは百年の大計にのっとって、このまちづくりを考えていかなければならない。これは単に音更町だけではなくして、高齢者人口の割合とか、そういったものもどんどんどんどん進んできている、そういう状況下にありますから、少なくとも音更町の将来というものを一つの観点で考えれば、やはり子供の健全育成、あるいはこの少子化に対する取り組みと、こういったものが、やはり町は町として必要なのかなと、そのように存じます。今、財源的なお話がございました。やはりこの教育なり、あるいは福祉なり、それをある程度やはり生活に困る方、あるいは世の中の弱者と言われる方、こういったものについては、当然福祉という手を差し伸べていかなければならないわけでありますけれども、現実は、その金をどういうふうにして生むかと、これもやはり財政でございます。確かにその必要性は十分感じますけれども、それだけをやっていたのでは、どこから金を生んでくるかと、こういうようなこともございます。ですから、行政の中でして、今、御意見を否定するわけではございませんけれども、やはり強い音更、揺らぐことのない音更をやっぱり考えていくという面になりますと、その財源の基盤となるようなまちづくりも、一方で考えていかなければなりませんし、そして、今議員がおっしゃるような福祉、教育、これも大切でございます。ましてや将来を考えた場合に、これをさておいてなどという行政はないだろうというふうに思いますけれども、現実としては、やはりそれらの支える力というものが、だれがやるかというものもございますと同時に、この介護保険料についても、音更町平均で、今3,400円でございましょうか、そういうふうにいただいてございますけれども、国が50%、そして、そのほかの50%、階層別に、負担割合になるわけでありますけれども、確かに生活困窮というひとつの困る方は、そういうことについては、やはり福祉という観点で愛の手を差し伸べていくのは当然だろう、そのように思っております。ですから、いずれにしても、町全体の調和、総合的に考えていかなければならない。この行動計画出たから、これだけを見れば、確かにあれもやりたい、これもやりたい、こういうことになりますけれども、こういうのが教育であろうが、民生だけではなくして、農業であろうが、そういうあらゆる面で行政全般についてあるわけでありますから、なかなか一様にいかないというのが実態でもございます。ただ、そういう中で、全て予算が伴うとか、財政が伴うというものだけではなくして、先ほどもちょっと答弁させていただきましたけれども、そういう精神論的なもの、こういう考え方、あるいは意識を変えていく。あるいは一人の力でできないとするならば、みんなで。もちろんそういう中に行政も一つ加わっていると。こういうような相互関係、相互扶助、こういう関係の中で、これからの世の中というものを考えていかなければならないのかな。そういう形をとらなければ、なかなか音更町といっても、泉のように財源が湧いてくるわけではございませんから、やはりそういうことをしっかり受けとめて、これから行政を進めていかなければならない。御意見を否定するわけではございませんけれども、考え方としては、そういうことでございます。それから、この介護には、まだまだ保険のこの制度改正というようなことを伴いまして、かなりの未知数が中にございます。私どもから言わせれば、議員と同じなのです。何でもかんでも地方分権だ、あるいは規制緩和だと、そういう法律だけどんどんどんどん変えて、その法律に伴う行政を展開していく場合の財源は、一束ねになって来ているわけではない。どうも見えにくい。仕事だけが、あるいは決め事だけが先を先行して、私どもにそれをしっかりと実施をしていく財源的な裏づけがない。そういうことが、三位一体あたりが、もう典型的なものでございます。来年のことすらまだわからないというのが実態でもございます。しかし、これは、今申し上げたのは、私にとりましては、人ごとのことでございまして、ただそんなことで、いつも不平不満、雲をつかむような話だということだけでは、音更町の生きていく方向づけといいますか、そういうものをしっかりとやっぱり受けとめていかなければなりませんし、ある程度問題意識は問題意識として持ちながらも、現実的に、この音更町の行く末を考えた中でやはり取り組んでいかなければならない。そういう点の中では、こういうひとつのマスタープラン的な公営住宅についてもそうです。それから、高齢者福祉計画もそうです、介護保険もそうです。チャイルドプラン、こういった子供さん方のありとあらゆることが、こういうひとつの計画的な取り組みをしていきなさいと、国の方でも、そういうふうに示されております。私は、こういう考え方は、やはり正しいのかな。といいますのは、やはり財源的に非常に乏しくなってきている。それだけに、物事進める上において総合的に判断し、計画的に物事を取り組んでいかないと、断片だけでは、やはりそこに手落ちができてくるというようなことからすれば、こういうひとつの計画性の中にも、ちょっと不満はないわけではございませんけれども、やはりそういうような考え方を持って、今後とも、あるいは今の御意見をいただいたそのものも含めて取り組んでいきたいないと、そのように思います。最後に、一つになりますけれども、議員もおっしゃっておりました介護予防、そういう計画が、予防給付ですか、こういう制度的なものがなってくるというようなことでもございますし、この介護保険そのものは、在宅介護でございますから、いずれはやっぱり家に帰っていただくと、こういうことでございます。先ほど議員もおっしゃっておりましたけれども、年とともにやはり弱ってくる。家にいても心配だと、こういうようなことからすれば、俗に言う養護老人ホーム、あるいは特老、そういった、特に特老あたりがあれば、一番家族の方々が一番安心されるのではないかな。できれば今後、やはりそういう制度的なものも目指してやっぱり取り組んでいくべきではないかな、そのように思っております。十分な答えにならないかもしれませんけれども、以上でございます。

答弁 民生部長 山川光雄(民生部長は2008年3月まで)

策定委員会の進捗状況と公表の御質問でございますけれども、これにつきましては、先ほど町長の答弁からございましたように、パブリックコメントで住民の意見をいただきたいということで、諮問ができ上がる前に、最終諮問が出る前にパブリックコメントをとっていきたいというようなことで説明させていただいております。それから、この行動計画は、平成17年の4月1日施行ということで、今年度中に作成するというようなことになってございまして、また、作成後につきましては、実施状況を把握、点検し、各年度ごとに公表するというようなことになってございますので、その点御理解をいただきたいというふうに思います。以上です。

出典:音更町議会 平成16年第3回定例会 2004年9月22日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる