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小樽市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月16日

財政・政策について

2025年6月16日、小樽市議会の一般質問で、橋本布美絵議員が「財政・政策について」質問し、市長 迫俊哉、教育長 中島正人が答弁しました。

質問者
橋本布美絵 議員
答弁者
市長 迫俊哉、教育長 中島正人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 9番 橋本布美絵

令和7年第2回定例会に当たり、公明党を代表して質問いたします。第1項目め、財政・政策について。令和6年度の観光入込客数は7年ぶりに800万人を超え、物価上昇の影響もありながら、国内旅行需要も増えており、これまで課題でありました宿泊客が、統計以来、最多記録を2年連続更新するなど、迫市長をはじめ、理事者の皆様がコロナ禍や大規模災害の影響を乗り越え、御努力された結果であると感じております。コロナ禍以降、開設された観光施設や宿泊施設も増え、ますますにぎわいが期待される中、新たな課題への対策やリスクマネジメントなど、持続可能な市政運営への戦略が求められます。本市にとって最重要課題であります人口減少問題や、災害への備えとともに、誰でも安心と安全が得られ、QOLを高めていけるような、さらなる福祉の充実を目指してまいりたいと思います。令和6年度決算見込みについて質問いたします。歳入について、予算現額691億7,200万円に対し、翌年繰越額を考慮しても31億6,600万円の減となります。歳入が減となった主な要因をお示しください。歳出については44億6,200万円の減となり、財政調整基金を積み増すことができましたが、実質単年度収支はマイナスに転じ、令和7年度当初予算では、既に13億4,000万円ほど財政調整基金を取り崩す予算編成となっています。財政の健全化を確保していくため、令和5年12月に、令和7年度までの小樽市収支改善プランを、より先を見据えて、将来に備えながら、持続可能なまちづくりのための財政の健全化を確保するため、改めて、令和6年度から令和15年度までの10年間の期間として、小樽市中長期財政収支計画を策定しております。今後、起こる不測の事態を想定して、財政調整基金に頼らない財政運営を目指していくことが求められております。計画の初年度となる令和6年度の決算見込みを受けての、今後の財政状況の見通しを御説明ください。令和7年度補正予算に関してお聞きいたします。冒頭申し上げましたように、令和6年度の観光入込客数は7年ぶりに800万人を超え、806万8,800人となり、コロナ禍からの大きな飛躍が見られました。そんな中、補正予算に計上されましたオーバーツーリズム対策や、観光の見える化への施策の予算が計上されました。インフルエンサーは何人で、どれぐらいの発信頻度を想定しているのでしょうか。また、観光政策では、今後の、新型コロナウイルス感染症のような感染症や、災害でのリスク管理とともに、リスクの分散化も念頭に置いた戦略も必要です。不測の事態を想定した取組について、見解をお示しください。2021年の後半から上がり続けた物価は今後も続くと見られており、今定例会の議案にありますが、今後も、工事請負契約に係る費用や除雪車等、動産取得なども高騰していくことが見込まれ、重機などは入手するにも時間を要する傾向があると聞きますので、計画的な購入の検討も必要です。また、人手不足などから来る人件費の高騰などからも、今後の市の財政運営において、これよりも職員一人一人がさらに危機意識を持ちながら施策遂行に当たる必要があります。これまで長い間検討を重ねてきました小樽市新総合体育館整備事業に関しても、いよいよ事業者の選定となりましたが、一般競争入札の表明がなく、年内の着工が難しい状況となりました。現在、構想当初の時点からは想像を超えた物価高であり、これまでも、事業費の見直し、修正もしてきましたが、結果、応札に至らなかったことも判断が難しいところではあるかと思います。先月の市長記者会見でも聞き取り調査をし、検討するとありましたが、新総合体育館は防災の拠点としての機能も備えることを考え、必要な施設であるということを前提に、小樽市公共施設総合管理計画なども踏まえると、慎重な判断が求められます。計画を進める場合に、工期がずれ込むことによる、ほかの公共施設の整備などへの影響はありますでしょうか。建設時期がずれ込むことにより、現在の体育館の課題となっているトイレやシャワー等の給排水設備等の改修が必要になると思いますが、その場合の試算等はあるのでしょうか。第1項目め、以上で質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

橋本議員の御質問にお答えいたします。ただいま、財政・政策について御質問がありました。初めに、令和6年度決算見込みの歳入において、予算現額との乖離が生じた主な要因につきましては、繰入金及び繰越金において、財政調整基金繰入金の減などにより15億2,300万円の減となったほか、市債では、建設事業費の減などにより7億6,600万円、国庫支出金では、社会資本整備総合交付金の減などにより5億5,400万円がそれぞれ減となったものであります。次に、今後の財政状況の見通しにつきましては、令和6年度決算見込みは、実質収支がプラスとなり、財政調整基金の残高も増えることとなりましたが、令和7年度当初予算編成において財源不足が生じ、財政調整基金を13億4,000万円取り崩していることに加え、物価高に伴う歳出拡大の傾向も続いていることなどから、令和8年度以降も厳しい収支状況が続き、財政調整基金の残高の確保についても苦慮するものと考えております。今後とも、将来にわたり安定した財政運営を維持することができるよう、小樽市中長期財政収支計画の収支改善に向けた取組を着実に進めてまいります。次に、インフルエンサーの人数と発信頻度につきましては、韓国、台湾、中国、それぞれの国、地域で各1人、計3人を予定しております。また、発信頻度につきましては、発信手法や発信内容と一体的な検討が必要であることから、今後、実施する公募型プロポーザルの中で、より効果的な提案内容を採用してまいりたいと考えております。次に、不測の事態を想定した取組への見解につきましては、観光政策においてリスク管理は重要と考えており、災害発生時における観光客への対応策として、市と観光関係者向けの「小樽市観光客等の災害対応マニュアル」を整備いたしております。また、令和8年4月から導入を予定している宿泊税の使途の検討を進める中で、不測の事態や社会情勢の変化等に対応するための活用についても検討したいと考えております。次に、小樽市新総合体育館整備事業の工期変更に伴う他の公共施設整備への影響につきましては、今後、副市長をトップとする検討委員会により、新総合体育館の整備に向けた課題を整理することとしておりますので、現時点では、具体的な影響についてお示しすることはできません。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 中島正人

橋本議員の御質問にお答えいたします。ただいま、財政・政策について御質問がありました。新総合体育館の建設時期がずれ込むことによる、現在の体育館の改修の試算等につきましては、小樽市新総合体育館整備事業は、今後、入札参加者がなかった要因について検証する予定でありますので、現時点では、改修に係る試算は行っておりませんが、今後の状況を踏まえ、どの程度の改修が必要か判断し、試算してまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 令和7年第2回定例会 2025年6月16日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる