みんなの議会

小樽市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日

(1)児童生徒の交通安全の見守りについて/(2)本市のスポーツの考え方について

2024年9月11日、小樽市議会の一般質問で、小池二郎議員が「児童生徒の交通安全の見守りについて」「本市のスポーツの考え方について」について質問し、教育長 中島正人が答弁しました。

質問者
小池二郎 議員
答弁者
教育長 中島正人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 19番 小池二郎

一般質問いたします。児童・生徒の交通安全の見守りについて御質問いたします。7月23日、夏季休業初日に市内で交差点の横断歩道を渡っていた児童が車にはねられ亡くなる痛ましい事故が発生しました。お亡くなりになられた児童におかれましては、心から御冥福をお祈り申し上げるとともに、御遺族におかれましても謹んでお悔やみ申し上げます。特に小学生の子供を持つ保護者にとって他人事ではなく、自分事として考えた方も多かったのではないでしょうか。私も同年代の子供を持つ父親として、大変ショッキングな事故でありました。そのような中、保護者の方からも交通安全についての御相談がありました。子供たちの安心・安全な登下校の実現に向けて、これまでも議論はされてきておりますが、現状の取組についてお聞きいたします。交通安全においては、学校やPTAだけでなく、行政、警察、町内会など地域との連携が重要とされています。登下校の交通安全において、本市ではどのような関係機関、団体等が関わっているのか、お示しください。学校においては、学校保健安全法の第27条、30条で定められているように、学校や教師の果たす役割について、登下校の際の交通安全のルールを教えることや、警察や保護者と連携を図るよう努めることとされています。登下校の安全は学校だけの問題ではなく、児童・生徒等の登下校時の際の責任は、基本的には保護者にもあります。このことは、あまり認識されていない方も多いのかと思います。交通安全活動の現状は、教員不足や働き方改革における課題等の学校側の負担、共働き世帯が多く、見守り活動をする保護者の負担、活動されているボランティア団体の高齢化、解散等様々な問題、課題があります。その中で、学校やPTAがどのように行政や地域団体等と連携を強化していくのかが重要と考えます。行政としては、生活環境部や教育委員会が関わっているのかと思いますが、それぞれどのような役割、また、どのような連携をされているのか、お示しください。また、交通安全の見守り活動について、どのような課題があるとお考えなのか、お示しください。次に、見守り活動時の持ち物についてお聞きいたします。先日、私は、息子が通う学校のPTAの学校応援係として、学校から子供を通しお借りした腕章をつけ、信号のある横断歩道の近くに立ち、見守り活動をいたしました。腕章があることで、一目でその役割が分かることや目立つことはよいと思いましたが、旗などはないので、実際に危険な車が来たときに、どのような対応をすればよいのか考えながら見守っていました。ほかの学校、地域においてもそれぞれ見守り活動時の持ち物は違うと思いますが、活動を通して、腕章だけでなく、できれば旗があれば、より効果が高いのではないかと感じました。そんな中、ある学校では、より多くの保護者に見守りに御協力をしていただくため、登下校見守り中と印刷された紙をPTAが用意し、その紙に保護者が割り箸をつけて旗代わりで使用しているというお話をお聞きしました。低予算でできる取組としては、すばらしいと思いましたが、実際にそれを利用した保護者からお聞きしたところ、素材が紙なので、活動中に雨が降った場合、しわしわになってしまい、家で乾かして使用しているとのことです。もし予算があれば、しっかりとした旗を用意できたのかと思います。しかしながら、そもそも用意するのは学校なのか、PTAなのか、特に決まりがなく、曖昧な状況になっているのかとも考えます。ある学校においては、腕章は学校が用意してくれたとPTAの方からお聞きいたしました。それぞれの学校においての見守り時の持ち物は違うかもしれませんが、実際に旗などの持ち物を新たに用意する場合、費用については、課題の一つではないかと考えます。そこで質問ですが、まず、見守り活動時の持ち物はどのようなものがあり、一般的に、保護者が見守り活動をする際、どのような持ち物があればよいとされているのか、お示しください。次に、見守り活動時の持ち物は、どのような効果が期待できるのか、お示しください。次に、各学校では旗など見守り活動時の持ち物を新しく用意するにも、それなりの費用が必要となることから、負担は大きいと思われますが、その必要経費についてはどのようにすべきと考えますか、お示しください。今後も児童・生徒の安全を守るための取組は重要と考えます。学校、PTA、地域、警察、そして行政が連携を強化し、効果的な活動を行うためにはどうすべきなのか、考えていく必要があると思います。次に、本市のスポーツに関わる質問を何点かいたします。これまで議会で何度かスポーツに関わる質問をしてまいりましたが、今回は、大きく本市のスポーツに対する考え方、取組について質問いたします。この夏はオリンピック、パラリンピックがフランスのパリで開催され、オリンピックでは、柔道、バドミントン、バレーボール、水泳など数多くの競技で道内出身のアスリートが活躍されました。陸上競技では、旭川市出身の女子選手が金メダルに輝く、すばらしい功績を残されました。オリンピックに出場するだけでもすばらしいことですが、メダリストになることは、まちの誇りであり、まち全体が盛り上がっていたのではないでしょうか。今回のオリンピック、パラリンピックにおいては、残念ながら小樽市出身の選手は出場しておりませんでしたが、3年前の東京オリンピックでは、陸上競技で小池祐貴選手が出場されていました。小池祐貴選手が小樽市出身であることは御存じの方もいると思いますが、意外と知らない市民も多くいるように感じます。また、オリンピックだけでなく、現在、活躍されている小樽市出身のスポーツ選手では、Jリーグで活躍されているサッカー選手や女子バスケットボール選手がいますが、どのくらいの市民が知っているのでしょうか。また、本市のスポーツの歴史からひもといてみても、圧倒的にスキーにまつわる選手がすばらしい活躍、功績を残されています。また、児童・生徒においては、一部新聞等で全国大会に出場する選手の表敬訪問等が報道されることにより、関係者以外の方が知る機会はありますが、報道以外で小樽市出身の選手がどのような種目で、どんな活躍をされているか、あまり市民に知られていないのではないかと思います。このことについて、本市の見解と、多くの市民に広く知っていただく必要性と、その取組があればお示しください。全道大会で上位に入ることも、全国大会に出場することも、とてもすばらしいことだと思いますし、さらに全国大会で表彰されるとなると、まち全体で喜びを分かち合えるのではないでしょうか。私の知っている情報の一部ですが、今年、体操や空手で全国大会に出場した児童・生徒もいます。また、児童・生徒だけでなく、市外に出られた小樽市出身の選手に関して、応援することも大切なことと考えます。今年の夏、道外の高校ではありますが、甲子園で、先発出場した小樽市出身の選手もいました。数年前には、市内の中学校を卒業し、道外の高校で体操の高体連全国大会で種目別鉄棒で日本一になった選手もいます。陸上でも全日本女子駅伝に出場し、活躍した選手もいます。スキー選手では、さらに多くの選手が全国大会に出場し、活躍されているのにもかかわらず、これまで、まち全体で応援しているようなムードは感じられません。本市として、スポーツ選手を応援する取組は、基金以外でどのような活動をされてきたのか、お示しください。また、スポーツ選手の全国大会出場等の情報や小樽市出身選手の活躍された情報をどのように把握されているのか、お示しください。他都市の取組を見ると、商店街や公共施設に応援メッセージやポスターを掲示することで、まちじゅうに応援ムードを広げている取組もされていたり、地元の子供たちやファンが書いたメッセージを集めて掲示することや全国大会出場ののぼりを掲げて多くの方に知っていただく取組をされています。のぼりは市民だけでなく、市外から来られている方が見ても、まちぐるみで応援しているムードが伝わります。応援活動はそれだけでなく、パブリックビューイングなど様々でありますが、応援する市民が増えることで、選手やチームの活動資金を支援するための寄附金が集めやすくなることも考えられます。これらの応援活動を通じて、まち全体でスポーツ選手やチームをサポートし、一体感を高めることが本市に必要と考えますが、見解をお示しください。地元から応援された選手の気持ちを考えれば、うれしいだけでなく、いずれ地元に恩返ししたいと思う選手もいるのではないでしょうか。応援された選手が引退後、ふるさとのために小樽市に戻り、子供たちの指導をし、次に活躍する選手を育成することで、とてもよい好循環が生まれるのではないかと考えますが、本市としての見解をお示しください。スポーツ選手のセカンドキャリアについて少し触れましたが、セカンドキャリアについての課題は国レベルの課題であると考えております。多くの選手は引退後、競技から離れることや、ほかに仕事をしながらボランティアで指導している方が多くいます。本市においても、全国レベルで活躍された選手が小樽市内で仕事として、その競技指導に当たっている方は数少ないのではないかと思います。本市のスポーツ選手のセカンドキャリアについての見解と、支援の取組があればお示しください。スポーツ施設など、環境を整えることも重要でありますが、市民がスポーツに関心を持っていただくことが重要であり、応援活動もその一つと考えます。まち全体でスポーツを応援する取組について、今後、強化していただきたいと思います。以上、再質問を留保し、質問を終わります。(拍手)

答弁 教育長 中島正人

小池議員の御質問にお答えいたします。初めに、児童・生徒の交通安全の見守りについて御質問がありました。まず、本市の登下校の交通安全に関わっている関係機関や団体等につきましては、小・中学校、PTA、退職校長会、学校運営協議会のほか、道路管理者、小樽警察署、本市生活環境部や教育委員会などの行政機関、町内会や民間企業などであります。次に、交通安全の見守り活動における生活環境部と教育委員会のそれぞれの役割等につきましては、市教委は、各小学校から提出された始業・終業時間と見守り活動の要望場所を取りまとめ、生活環境部へ報告しております。生活環境部は、各小学校からの要望場所等を関係する町内会や実際に活動を行っていただいている交通安全奉仕員へ伝えるとともに、交通安全指導員を配置し、見守り活動を行っております。また、見守り活動の課題につきましては、少子化による保護者の減少や町内会構成員の高齢化による担い手不足などが挙げられます。次に、保護者が見守り活動をする際の持ち物につきましては、文部科学省が作成した「やってみよう!登下校見守り活動ハンドブック」において、見守り活動時の例として、ベスト、ジャンパー、帽子、タスキ、腕章、名札、旗などが示されておりますが、腕章や旗が一般的であると認識しております。次に、見守り活動時の持ち物の効果につきましては、見守り活動中であることが一目で分かることにより、子供や地域住民の安心感と交通安全意識を高めることにつながるとともに、ドライバーへの注意喚起を促す効果が期待できるものと考えております。次に、交通安全の見守り活動に係る物品購入の経費につきましては、まずは、各小・中学校の見守り活動の体制や使用している物品の状況を把握することが必要であることから、調査を行った上で、今後の対応を検討してまいりたいと考えております。次に、本市のスポーツの考え方について御質問がありました。まず、報道以外で本市出身の選手の活躍が市民に知られていないことの見解と多くの市民が知る必要性等につきましては、市長へ表敬訪問を行っていただいた選手については、市のフェイスブックを通して、その活躍を紹介する取組を行っておりますが、本市出身の全ての選手の活躍について、市民にお知らせすることは難しいものと考えております。しかしながら、選手の活躍を多くの市民に知っていただくことは、本市のスポーツ振興上、必要であることから、どのような取組ができるか、今後、研究してまいりたいと考えております。次に、スポーツ選手を応援する取組と全国大会出場選手等の情報把握につきましては、市教委が行っている応援の取組としましては、選手やその御家族からの申出がありましたら、市長表敬訪問として市長と面会し、激励や労いを行っております。また、全国大会出場等の情報把握としましては、市内在住の方については、沖津基金青少年スポーツ振興事業の申請や北海道スポーツ協会から送付される国民スポーツ大会出場者名簿により把握しており、市外在住の方については、報道などの情報によるところとなっております。次に、応援活動を通じて、まち全体でスポーツ選手やチームをサポートし、一体感を高めることの必要性につきましては、まち全体でスポーツ選手やチームを応援することは、市民同士の結束感が生まれ、地域に対する愛着につながることが期待できると考えておりますが、応援活動の方法や体制につきましては、状況に応じて検討するものと考えております。次に、応援された選手が引退後、本市に戻り、子供たちを指導し、選手を育成することにつきましては、近年、スポーツの指導者不足と言われる中で、本市の子供たちの指導を担っていただけることは、本市のスポーツ振興にとって有意義であると考えております。次に、スポーツ選手のセカンドキャリアやその支援につきましては、スポーツ選手のセカンドキャリアについては、子供たちなどへの指導や地域への貢献など地域社会の活性化に寄与できるものと思われます。現在、本市においてスポーツ選手のセカンドキャリアについての支援はありませんが、スポーツ選手として高い技術を有し、指導者として、子供たちに夢や希望を与えることができるようなふさわしい人材がいた場合には、どのような支援を行うことができるか、検討してまいりたいと考えております。

出典:小樽市議会 令和6年第3回定例会 2024年9月11日 議事録 PDF(122ページ) 間違いを知らせる