小樽市議会 令和8年第2回定例会 2026年6月16日
小樽公園運動場周辺の所管と整備について
2026年6月16日、小樽市議会の一般質問で、小池二郎議員が「小樽公園運動場周辺の所管と整備について」質問し、市長 迫俊哉、教育長 中島正人が答弁しました。
- 質問者
- 小池二郎 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉、教育長 中島正人
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 19番 小池二郎
次に、小樽公園運動場、通称花園グラウンド周辺の所管と整備についてお聞きいたします。まず、現在の所管についてであります。小樽市総合体育館、花園グラウンド、そして、先日ネーミングライツが決定したエムデジ桜ヶ丘野球場につきましては、教育委員会生涯スポーツ課の所管であると認識しております。一方で、小樽公園そのものや総合体育館と花園グラウンドの間にあるトイレは、建設部公園緑地課の所管となっております。しかし、今回質問するに当たり、現地を確認し、また関係者の方からお話を伺う中で、花園グラウンド周辺については、所管の区分が非常に不透明になっているのではないかと感じました。具体的には、小樽市総合体育館と花園グラウンドの間に設置されているベンチ、グラウンド周辺の樹木、縁石、さらには周囲を走るジョギングコースについてであります。先日、花園グラウンドの道路側の樹木の倒木があったと伺いました。幸い事故には至らなかったようですが、タイミングによっては歩行者やグラウンド利用者、また車道に倒れた場合など、たまたまでは済まされない被害が及んでいた可能性もあり、大変危険な事案であったと考えます。倒木に気づいた小樽市総合体育館を運営している指定管理者であるシンコースポーツ北海道株式会社の方は、どちらの所管であるか分からず、生涯スポーツ課へ問合せし、対応してもらったと伺いました。つまり、日常的に現場近くで関わっている方ですら、どこが管理責任を持っているのかが分かりづらい状況にあるということであります。また、小樽市総合体育館前にあるベンチにつきましては、私の記憶でも、かなり以前から破損した状態となっております。現在、12基ほど設置されておりますが、そのほとんどが老朽化し、座面が壊れ、実際には座ることができない状態となっております。私は、以前からこの場所を通るたびに気になっておりましたが、単に古くなっているというより、長期間ほぼ放置されてきた状態ではないかと感じます。また、ベンチだけではありません。縁石が破損している箇所や雑草が伸びたままの箇所も見受けられました。周辺の花壇や樹木についても、もし所管が明確であるならば、本来どちらかの部署が責任を持って維持管理を行っているはずではないでしょうか。しかし、現状を見る限り、どちらが所管であるにせよ、十分な整備や維持管理が継続的に行われてきたとは言い難い状況であると考えます。また、私はこれまで花園グラウンドは小樽公園の中にあるグラウンドという認識を持っておりました。しかし、今回調べる中で、必ずしもその整理が明確ではないのではないかと感じました。つまり、小樽公園の一部としてのグラウンドなのか、それとも小樽公園に隣接する独立したスポーツ施設という位置づけなのかということであります。この整理によって、維持管理や所管の考え方も変わってくるものと思われます。そこでお聞きいたしますが、花園グラウンドについて、市としてどのような位置づけとしているのか、お示しください。次に、他の公園との違いについてお聞きいたします。市内には、グラウンドを併設している公園が複数あるかと思います。その中に、公園緑地課が管理するグラウンドと生涯スポーツ課が管理するグラウンドがありますが、どのような基準や要因で管理が分かれているのか、お聞きいたします。また、生涯スポーツ課管理のグラウンドについて、どのような維持管理をしているのか、お示しください。次に、小樽市総合体育館と花園グラウンドの間にあるベンチ、樹木、縁石、そして小樽公園内のジョギングコースにつきまして、それぞれどの部署が所管しているのか、その理由についても併せて明確にお示しください。次に、ベンチの設置経緯についてお聞きいたします。現在破損しているベンチでありますが、当然ながら、もともとは目的を持って設置されたものと考えます。ジョギング利用者の休憩、小樽市総合体育館利用者の待機、あるいは市民の憩いの場として設置されたものではないかと思われます。そこで、このベンチを設置した経緯と目的についてお示しください。また、ベンチは長期間破損した状態であり、縁石の破損や樹木の管理についても十分ではないと感じております。特に、先日の倒木については、重大に受け止める必要があります。もし人身事故が起きていた場合、市の管理責任が問われる可能性もあるのではないでしょうか。事故が起きてからではなく、起こさないためにどうするべきかについて質問いたします。これまで、これらの樹木の点検、ベンチの安全確認、縁石の破損確認などについて、どのような維持管理を行ってきたのか、お示しください。また、点検頻度や異常発見時の対応体制についてもお聞かせください。次に、ベンチの今後についてであります。私は、この場所のベンチは必要な設備であると考えております。ジョギングをしている方の休憩場所として、また、小樽市総合体育館の開館を待つ方の待機場所として以前は実際に利用されていた姿を見ております。現在は壊れているため、あまり利用されていませんが、それは必要がないからではなく利用できない状態だからであります。したがって、単純に撤去するのではなく、修復または更新すべきと考えます。今後の方針についてお聞きいたします。また、仮に修繕または更新を行う場合、どの程度の費用を見込んでいるのか、お示しください。さらに、その費用負担についてであります。市内の公園には、寄贈されたと思われる設備が現在も見受けられます。昔のことで、その経緯は分かりませんが、地域貢献の一環として寄附が行われてきたのではないかと思われます。現在でも、市に対し寄附を行う事業者はありますし、今回、小樽桜ヶ丘球場のネーミングライツを取得された株式会社エムデジの方にお聞きすると、地域貢献への思いが強いと伺っております。そこで、例えば木製ベンチであることから、市内の木材関連事業者などに対し、地域貢献として協力をお願いするなど、ベンチの更新は寄附や協賛を活用した整備を検討できるのではないでしょうか。市の見解をお聞きいたします。次に、ジョギングコースについてお聞きいたします。今年もおたる運河ロードレース大会が開催され、多くの方がエントリーしております。非常によい取組であり、市民の健康増進やスポーツ振興の観点からも重要であると考えます。一方で、その練習環境については十分とは言えないのではないでしょうか。おたる運河ロードレースは競技場を走るものではなく、公道を走る大会でありますので、日常的に歩道などで練習されている方も多く見受けられます。しかし、一般歩行者や自転車との接触リスクなど安全面での課題もあると考えます。その中で、花園グラウンド周辺のジョギングコースは、練習場所としても重要な役割を担う場所であると考えます。先日、現地を確認したところ、側溝のグレーチングが外れている箇所、標識が曲がったままになっている箇所などがあり、安全面や維持管理面に不安を感じました。そこで、これまでどのような維持管理を行ってきたのか、なぜ標識が曲がったままとなっているのか、今後どのように改善するお考えなのかについてお聞きいたします。来年8月の開園に向け、今年度から本格的に小樽公園の再整備が始まりますが、公園本体だけではなく、周辺道路、柵、階段、樹木、沿道環境、雑草処理なども含め、一体的に整備を進める必要があると考えます。また、整備後の維持管理についても大変重要であります。せっかく整備を行っても、その後の維持管理が不十分であれば、今回のように長期間放置された状態になってしまう懸念があります。そこで、再整備に合わせ、周辺環境も含めて整備を行う考えはあるのか、小樽公園一帯の維持管理体制をどのように考えているのか、また他の公園と同様の管理水準なのかについてお示しください。小樽公園の再整備や、今後、予定している小樽市新総合体育館の建設などは、本市として大変大きな事業でもあり、この地域一帯は次世代につながる大切な場所でありますので、整備後のことも考え、維持管理をしっかり行っていただきたいと思います。
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、小樽公園運動場周辺の所管と整備について御質問がありました。初めに、花園グラウンドの位置づけにつきましては、小樽市都市公園条例において、小樽公園の運動場と位置づけていることから、花園グラウンドは小樽公園の公園施設であります。次に、公園に併設されているグラウンドの管理につきましては、小樽市都市公園条例で運動場と位置づけているグラウンドは生涯スポーツ課が管理し、それ以外のグラウンドは広場として公園緑地課が管理しております。次に、小樽公園再整備に合わせた一体的な整備につきましては、再整備以外の施設の老朽化も進んでいることから、今後、より効果的な整備となるよう検討してまいりたいと考えております。また、整備後の小樽公園一帯の維持管理体制及び管理水準につきましては、再整備エリアについては、様々な遊具の設置に加え、多くの来園者が見込まれることから、従来の公園管理とは異なる対応が必要になるため、今後、他都市の事例などを参考に管理方法について検討してまいりたいと考えております。再整備エリア以外の維持管理方法につきましても、体制や水準について、改めて検討していきたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 中島正人
小池議員の御質問にお答えいたします。ただいま、小樽公園運動場周辺の所管と整備について御質問がありました。初めに、生涯スポーツ課所管のグラウンドの維持管理につきましては、生涯スポーツ課では、小樽公園、平磯公園、からまつ公園のグラウンドを所管しており、維持管理は生涯スポーツ課職員が定期的に巡回を行い、設備や用具の点検、必要に応じた補修を行っているほか、草刈りなどを実施しております。また、からまつ公園の芝管理は業者に委託しております。次に、小樽市総合体育館と花園グラウンドの間にあるベンチなどの所管と理由につきましては、ベンチや樹木、縁石については、平成元年の国民体育大会開催地の会場整備に合わせ、昭和63年に寄贈されたものであり、ジョギングコースについては、昭和59年10月に北海道が道民の健康、体力づくり事業の一環として設定したコースであることから、いずれの施設も生涯スポーツ課が所管しております。次に、ベンチを設置した経緯と目的につきましては、昭和63年に市内及び余市町のライオンズクラブ7団体から連名で、平成元年の国民体育大会開催に合わせ、国体参加者や観覧者の休憩の場として寄贈されたものと認識しております。次に、樹木などの維持管理、点検頻度及び対応体制につきましては、小樽市総合体育館指定管理者や生涯スポーツ課職員が巡回時に目視により樹木やベンチ、縁石などの状況の確認を行っております。点検頻度については、週1回程度の日常的な巡回に加え、悪天候後などに臨時巡回を実施しております。また、異常を発見した際は、生涯スポーツ課が窓口となり、現地を確認し、緊急性や危険性を総合的に勘案し、対応することとしております。次に、ベンチの補修等の今後の方針につきましては、ベンチごとに異なる破損状況や劣化の程度を把握し、修繕または更新に向け検討してまいりたいと考えております。次に、ベンチの修繕などに必要な費用につきましては、仮に寄贈していただいた12基のベンチを全て更新する場合、1基当たり約30万円、全体で360万円程度の費用が見込まれます。また、部分的な修繕の費用につきましては、今後、必要に応じて見積りを依頼し、試算してまいりたいと考えております。次に、寄附や協賛を活用したベンチの整備につきましては、財源の確保や市民の皆さんの公園への愛着を深める観点からも有効な手法であると認識しており、寄附や協賛の活用も含め検討してまいりたいと考えております。次に、花園グラウンド周辺のジョギングコースの維持管理につきましては、公園全体を所管する公園緑地課と連携を図りながら、日常的な点検を行い、軽微な破損で職員による対応が可能なものについては、随時修繕を行っております。なお、コース上には基礎部分の経年劣化等により傾いている標識があることを承知しており、順次補修等の対応をしてまいりたいと考えております。