中頓別町議会 令和7年第3回定例会 2025年9月9日
中頓別学園の児童生徒の確保について
2025年9月9日、中頓別町議会の一般質問で、髙橋憲一議員が「中頓別学園の児童生徒の確保について」質問し、町長 小林生吉、教育長 大島朗が答弁しました。
- 質問者
- 髙橋憲一 議員
- 答弁者
- 町長 小林生吉、教育長 大島朗
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 髙橋憲一
ありがとうございます。2問目に移らせていただきます。中頓別学園の児童生徒の確保についてということで、義務教育学校、中頓別学園が建設中なわけですが、町が取り組んできた子育て支援、少子化対策の効果についてはどのように評価しているのか。また、町内だけで予定していた児童生徒が確保できない場合、どのような対策を考えているか伺います。
答弁 町長 小林生吉
髙橋議員の中頓別学園の児童生徒の確保について、教育委員会の関連もありますけれども、最初の答弁は私のほうで一括でさせていただきたいと思います。子育て支援については、全ての子供の育ちのためにできることを考え、子育て家庭の悩みや課題、困難に寄り添い、支援する体制をつくり、妊娠、出産から子育て、教育まで切れ目のない支援を保健福祉課、教育委員会、認定こども園と連携を強化して、地域の子育て支援の充実を図ってきたと思っています。保育料や給食費無償化の経済的な支援、子ども医療費をはじめとする町独自の給付制度、幼児期からの保育や教育の充実、母子保健などの相談支援など様々な対策を行ってきたところであります。こうした支援は、他市町村と比較しても手厚いものになっているというふうに考えています。ただ、こうした支援だけで少子化に歯止めがかかるというものではなく、特にコロナ禍以降では全国的にも出生数の大幅な減少が顕著であり、本町も例外とはなっていません。本町においては、働く場所や住宅などに課題があり、若い世代の転入につながっていないこと、非婚化や晩婚化が進み、結果として出生数減少というような形に表れているというふうに捉えているところであります。いずれにしても、社会全体で未来に夢や希望を描くことができ、経済的、社会的な安定に支えられ、安心して結婚、出産できる環境を整えていかなければ解決しない大きな課題だというふうに思っています。今この町でできることを一つ一つ実現していく努力を積み上げていきたいというふうに考えています。次に、義務教育学校、中頓別学園に通う児童生徒の確保についてです。本町においては、これまで町内の児童生徒数を前提に計画を進めておりますが、今後さらに児童生徒数の減少が進む場合も想定しなければなりません。その際には、まず町外からの転入や近隣地域からの入学希望を受け入れられる教育内容や学習環境の特色化を図り、中頓別学園に魅力を感じてもらえるよう今後も取り組んでいきたいと思います。特に幼小中一貫教育のメリットを生かし、児童生徒一人一人に寄り添った指導体制や地域の方と共に学ぶ新しい施設の魅力、地域と連携した体験活動など中頓別学園ならでは教育の強みを発信していくことが重要であるというふうに考えています。今後も教育環境の魅力をさらに広めて、中頓別町で子育てをしたいという方を一人でも多く増やしていきたいというふうに考えています。
再質問 3番 髙橋憲一
それでは、1点だけ再質問で、これまで町が取り組んできた少子化対策ですけれども、これは本当に全国で比べてもほとんどトップクラスという非常にすばらしい少子化対策だと私も思っております。ただ、しかしながらそういうところの中で限界はあって、これは1つは社会構造という、私はそういうふうに思っていますけれども、これはいかんともしがたいということですけれども、ただ現実としては学校を建設して、一定数の児童生徒を確保しなければならないというふうに思いますし、そのために今おっしゃられたように教育内容や学習環境の特色化、これがどういうことを考えて、それをどういうふうに外に向かって効果的に発信していく考え方があるのかというのをお尋ねします。それから、今現実に行われている、先ほど教育長の行政報告にもありましたけれども、ハワイへの語学研修、これも聞くところによると財源の問題があるのではないかという話もありますので、これも今後どうなるのか、この2点お尋ねします。
答弁 教育長 大島朗
ただいまの学園の児童生徒の確保についての再質問についてお答えしたいと思います。教育の魅力をどう発信するかということ等の状況について答弁を申し上げたいと思いますけれども、現在学園でのホームページを開設をしておりまして、開設して1年ぐらいになるのですけれども、閲覧数が5,000弱になっています。関係者ももちろん見ていますけれども、かなり注目をしていただいている状況かなというふうに思っています。その状況から、町外の方から中頓別学園というのはどういう施設なのか、どんな教育を行うのかということについて問合せや視察の依頼を受けるところもあります。具体的には省略させていただきたいと思いますけれども、現実にここの地域で子育てをしたいという方が若干名今のところ出ているというところと、また教職員の異動についてもここで教育に関わっていきたいという方も、魅力を感じていらっしゃる方も実際にいらっしゃるということで、そんなことを地道に口コミも含めて、SNS等も含めて発信をすると。もちろん町民の皆様にも現在どうなっているということを毎月のお便り等でも状況について報告をさせていただいているところであります。そんなことで時間をかけながら、他地域でも魅力のある教育を発信しているところに移住も含めて状況が変化しているというところもありますので、そういう先進的な、先導的な地域の取組も参考にさせていただきながら、中頓別町ならではの教育のよさをぜひ広く発信をし、理解を深めていきたいというふうに考えています。2つ目のハワイの語学研修についてですけれども、先ほどもご報告申し上げたとおり、私も今回行かせていただいたのですけれども、これが中学生の多感な時期に行けるということの魅力を改めて感じてきました。カルチャーショックというか、価値観が変わるぐらいの状況があります。他地域でも高校生が海外にだとか行くことも取り組んでいるところもありますけれども、英語という、町で取り組んでいる自然体験とともに、英語の魅力ということでグローバルな人材ということと、子供たちが町外に出たときに自信を持って中頓別町で学んだことを生かしたそんな社会生活を送れるということも大事ですし、その上で中頓別町のよさ、魅力を感じるということも大事なのかなというふうにも思っております。ある機会に町内出身の方に、小中高校生のときに一番記憶に残っていることは何なのかということで話題になったことがあったのですけれども、このハワイの英語研修のことを真っ先に挙げられる方がいらっしゃいました。子供たちにとって先ほど申し上げたような魅力を感じているところで、今回は8月ということで観光客が一番多い時期であり、予算もその分高くなってしまったところもありますので、今後は時期も学校等とも検討しながら、観光時期ではなく、子供たちがその上で目的を達成できるタイミング、それから費用もそれで抑えられるということも想定できるということですので、そこも総合的に判断しながら検討していきたいと思いますし、ぜひこれは先ほど申し上げたとおり子供たちにとってとても魅力のある、とても効果のある大切な事業だなというふうに思っていますので、そういう効果も含めてきちんと評価をしながら、時期も判断をしていきたいというふうに思っています。以上でございます。
再質問 3番 髙橋憲一
一応最後にいい機会でありますので、財源の問題で町長にお伺いしたいのですけれども、今後どれぐらい続けていけるのか。
答弁 町長 小林生吉
子供に係る施策というのは、優先されるべきだというふうに考えていて、この事業のもともとは10年間必要な予算を基金に積んでというところで始めていますけれども、教育長の話のとおり、この事業の効果というのは大変大きいというふうに考えているので、終期を考えず続けていくということを申し上げたいというふうに思います。
再質問 3番 髙橋憲一
これで私の質問を終わります。ありがとうございました。