小樽市議会 令和5年第1回定例会 2023年3月1日
(1)子どもの貧困対策と子育て支援について/(2)セクシュアル・マイノリティの子どもたちの支援について
2023年3月1日、小樽市議会の一般質問で、高野さくら議員が「子どもの貧困対策と子育て支援について」「セクシュアル・マイノリティの子どもたちの支援について」について質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹が答弁しました。
- 質問者
- 高野さくら 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉、教育長 林秀樹
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 19番 高野さくら
一般質問します。まず子どもの貧困対策と子育て支援についてです。小樽市で就学援助を利用している家庭は令和3年度で小学校1,086人、中学校630人と全体の約28%になり、実に3割近くに上っています。令和元年度と比べると4%も就学援助を受けている方が増えています。-117-就学援助は経済的な理由で学用品や給食費などの負担が困難な世帯に援助しています。援助対象となる世帯収入額目安では4人家族で所得が370万円から410万円の目安となっており、所得が低い世帯が対象です。入学準備金や修学旅行費、学用品費、学校給食費などが支給費目に含まれています。中でも保護者負担が重いのは入学準備金、スキー用具です。例えば中学校の入学準備金は制服や上履きなどで10万円近くかかるのに対して、実際の支給額は6万円。そして体育実技用具費のスキー用具も小学校であれば1年生と4年生で2万6,500円、中学校1年生では3万8,030円が支給額となっていますが、実際にはスキーウエアからスキー靴など一式新品でそろえると3万円以上になります。就学援助を受けていない家庭でも教育における私費負担は家計を大きく圧迫しています。中学生の生徒がいる家庭であれば、給食費や教材費のほかにも部活をすればさらに負担が大きくなります。令和3年度の文部科学省の調査では保護者が子供の学校教育及び学校外活動のために支出した1年間の経費実態では、公立小学校が前回の2018年度よりも3万1,285円多い35万2,566円、公立中学校では53万8,799円と3年前よりも5万402円高くなっています。市長はこうした教育にお金がかかることをどのようにお考えでしょうか。先日、市内の保護者からショッキングなお話を伺いました。その方はスキー用具をそろえるにもお金がかかるからスキー授業の日は子供を休ませていたと話していました。子供が友達とのスキーを楽しみにしていたことや小学校最後のスキー授業は行きたいと話していたそうですが、年2日間のスキー授業のために数万円は出せない。子供には申し訳ないと思いながら毎年休ませていたと話していました。スキー授業に参加した子供からお話を聞くと、友達と一緒に滑れて楽しかった、1日目では滑られなくても2日目からスキーが滑られるようになってスキーがより好きになったなど成長を感じ、ウインタースポーツの魅力に気づく一方で、経済的な理由で小学校から中学校まで1回もスキー授業に参加できない子供がいることについて、教育長としてどのようにお考えですか。私は、市内に三つのスキー場があり、第1回全国スキー大会、第1回全日本スキー選手権大会が開催されたことからスキーのまちと言われ、スキー授業があることも小樽の魅力の一つだと思っています。また、雪質もよく、過去にはオリンピック選手など名スキーヤーを輩出してきたことを考えても重要です。義務教育は無償が原則にもかかわらず、これでは負担が重過ぎます。教育における私費負担の軽減が必要ではないでしょうか。スキー用品でいえば、たとえスキー用品がそろっていたとしても子供の成長とともに毎年のように買替えが必要になるので、各家庭によって準備状況も違ってきます。全て新品でそろえる子もいれば、親戚等でもらう人、全て中古品でそろえる人など、そうすると子供は自分とほかの子を比べてしまうと考えます。実際にスキーは好きだけれど、ファッションがダサくてスキー授業が嫌だったという方もいました。その方はウエアは上の子のおさがり、スキー板とストックは親が購入してくれたとのことですが、ウエアとスキー板の色の組合せが合わないことから当日は自分の身長よりも大きい上の子のスキー板を持っていき、授業を受けたと聞いています。スキーは自分の体に合ったものでなければ事故やけがにつながってきます。長野県では保護者の負担軽減等から事前に試着を行い、スキー用具の全員レンタルを行っています。本市でもこのように周りの目を気にしなくても楽しく授業が受けられるように他都市の状況も研究し、スキー用具の全員レンタルを行ってはどうでしょうか。日本共産党は、これまでも家庭の負担軽減や子供たちの命と健康のために小・中学校に通う全ての子に対する給食費の無償化について求めてきました。これまでも給食費の値上がりにならないよう本市としても新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用して補助を行っていますが、毎月の負担額が多い学校給食費を無償化にしていくことを求めます。いかがですか。-118-また、就学援助の拡充が必要です。小樽市ではPTA会費が支給対象になっていますが、クラブ活動費、生徒会費、卒業アルバム代等、オンライン学習通信費について対象とはなっていません。対象となっていない4費目の支給に必要な金額はそれぞれ幾らになりますか。教育委員会は対象費目の拡大について、予算要求をしたのでしょうか。また、市長は教育委員会から対象費目の拡大について予算要求されていたら実施する考えはありますか。見解をお聞かせください。最後にセクシュアル・マイノリティーの子供たちの支援について伺います。本市も来年1月を目指してパートナーシップ制度の導入をすることが報告されました。今後はより誰もが自分らしく生活できるような取組が必要不可欠であり、学校での環境整備についても問われてくることからお聞きをしたいと思います。子供は小学校から中学校にかけての時期は多感な時期で第二次性徴が見られ、人生の中で性に関する大きなステージが始まる時期です。性別違和感を自覚し始めた時期については、小学校入学以前は56.6%、小学校低学年は13.5%と一般的に考えられていますが、より早いのではないかというデータもあります。社会的には中学校に入ると男女別行動の場面が増えます。性別に違和感を感じて悩み、思春期の特徴も相まって自己肯定感が下がってしまう状況を避けるためにも、小・中学校の段階で正しい知識を身につけることが必要です。教育委員会として、こうした小・中学校の正しい知識を身につける大切さについては、どのようにお考えですか。2016年の岡山県の性的マイノリティーを対象とした学校生活に関するアンケート調査報告書では、友達や教員の言動では講演などをきっかけに始まる当事者探し、いじめ、らしさを求められる、異性愛前提の教育、学校生活の支障では制服が嫌で学校に行けない、トイレに入れない、体操服・上履きの色などの男女区別、身体測定、水着、着替え、宿泊学習の入浴など体を意識させられる場面、つらいと思ったことについては自分を隠すことで常に感じる罪悪感、居づらさ、息が詰まるような毎日、孤独や知られることへの恐怖や社会的不利になるかもといった将来への不安などが挙げられ、学校生活を送る上でのつらさは想像以上です。こうした無理解や偏見等が自死念慮を強めていることが社会的要因の一つであると捉えて、自殺総合対策大綱では教職員の理解を促進すると文言があります。知っておいたほうがいいというレベルではなく、知らなくてはならないというものになっています。以前お聞きしたときは教職員向けに研修を行っているとのことでしたが、教職員への理解促進は現在、具体的にどのように進みましたか。学校現場でよく混同されがちなのは、性自認と性的指向と言われています。性別違和を感じて相談しているのに、教職員が同性愛なのだねと受け取ってしまうと正しく対応できません。性自認と性的指向は別だということを理解し、情報共有で大切なことは相談内容を職員会議などで勝手にしゃべったりせず、子供の理解を得ながら進めていくことも必要です。子供によっては学校の教員に話しても、一番分かってほしい家族に打ち明けられない子供もいます。個別支援、学校生活の各場面での支援についてはどうお考えですか。また、教職員のアウティングの理解についてはどうでしょうか。先ほど述べたように個別支援は大事ですが、刷り込まれた偏見や間違った知識などで子供が性に関することについて相談をためらってしない場合も多いので、全体への働きかけも重要です。幾ら個別支援があっても学校全体に人と違うことが差別やいじめにつながりやすい風土があるとそれが生きていきません。肯定的なメッセージを発信することも必要です。-119-倉敷市教育委員会では全体への働きかけに力を入れようと、2016年度から「性の多様性を認め合う児童生徒の育成」という研究主題をスタートさせています。コンセプトはLGBTなど人々について考えるのではなく、生き方を考える人権教育として行っています。また、埼玉県教育委員会、札幌市教育委員会では多様性な性についての理解促進リーフレットを作成しています。本市も岡山県倉敷市のように学校全体への働きかけが必要ではないでしょうか。また、他市のように児童・生徒用のリーフレットを作成してはどうでしょうか。多様性の尊重につながる環境づくりも必要です。市内の学校では授業の中でときには男女に分かれて行っているということも聞いています。男女区別の再点検、名簿や呼称、役割分担などその区分が絶対に必要なのかを考えていく必要があると考えますが、いかがですか。私は以前、制服の選択制導入について質問し、丸山晴美議員もお聞きしました。答弁はあくまでもそういった声があれば校長判断でできるといった内容でした。たとえ制服を選択制にしたとしても選択をする人が少ないかもしれませんが、問題は数ではなくて申告や許可願を出さなくても制服を選べるという安心感を持ってもらうことが必要です。スカート等に違和感があった子供だけではなく、安心・安全のために制服選択をするようにして、申告や許可がなくても制服を選択しやすいようにすることが必要ではないかと考えますが、見解をお聞かせください。今後、教育委員会として学校でのマイノリティーの理解促進や環境整備にはどのように取り組んでいくのかお答えください。以上、再質問を留保して質問を終わります。(拍手)
答弁 市長 迫俊哉
高野議員の御質問にお答えをいたします。子供の貧困対策と子育て支援について御質問がありました。まず教育にお金がかかることにつきましては、日本の公的な教育支出が国際的に低く、家計負担の割合が高いと言われていることは認識をしております。このため市といたしましては、小学生までの医療費の実質無償化により家計負担の軽減を図るなど子育て支援に努めているところですが、こうした施策については各自治体の財政力で差が生じ、自治体間の格差にもつながるものと懸念をいたしております。このようなことから子育て世代の負担軽減などの子育て支援策については、国の責任において講じられるよう引き続き市長会を通じ、要望をしていきたいと考えております。次に、就学援助の対象費目拡大につきましては、今後、就学援助費も含め様々な事業を推進していくために後年度の財政負担などを考慮しながら、予算編成過程の中で判断をしてまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
高野議員の御質問にお答えをいたします。初めに、子供の貧困対策と子育て支援について御質問がありました。まず、経済的な理由で小学校から中学校まで1回もスキー学習に参加できない子供がいることにつきましては、スキー学習を実施するに当たり経済的困窮世帯には児童・生徒が小学校1年生、4年生及び中学校1年生時においてスキー用具の購入費分を支給し、保護者負担を軽減しているところであり、児童・生徒のスキー学習への参加状況については、その実態を把握してまいりたいと考えております。-120-次に、教育における私費負担の軽減につきましては、スキー用具を一式そろえるためには一定程度の費用がかかることから、現在経済的困窮世帯にはスキー用具の購入費を支給し、保護者負担の軽減を図っているところでありますが、教育費の保護者負担の在り方については引き続き検討すべき課題であると考えております。次に、スキー学習における用具のレンタルにつきましては、現在、就学援助により、スキー用具の購入費分を支給しているほか、校外学習の保護者負担の軽減を図っておりますが、これまでスキー用具のレンタルについては検討したことがございませんでしたので、道内主要都市の支援状況などについて調査してまいりたいと考えております。次に、学校給食費の無償化につきましては、今年度は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、物価高騰に対する保護者世帯への支援として食材費高騰分の給食費の値上げを行わないための補助や12月から3月まで4か月分の給食費保護者負担分の全額補助を行ったところでありますが、生活保護世帯や就学援助世帯を除く世帯の給食費の無償化につきましては、現状の児童・生徒数や物価高騰分を含めて試算いたしますと年間約2億5,500万円の財源を要することとなります。このことから一般財源での実施に当たっては限られた財源の中での取組の必要性や他の事業との優先順位、その手法の在り方など慎重な検討が必要と考えております。次に、就学援助費におけるクラブ活動費等の支給に必要な額につきましては、国の基準額を基に試算いたしますと、小学校ではクラブ活動費が約240万円、児童会費が約400万円、卒業アルバム代等が約180万円、オンライン学習通信費が約960万円。中学校ではクラブ活動費が約1,500万円、生徒会費が約280万円、卒業アルバム代等が約170万円、オンライン学習通信費が約650万円となります。次に、就学援助費の拡大に係る予算要求につきましては、新年度予算要求においては中学生のクラブ活動費の支給について予算要求したものであります。次に、セクシュアル・マイノリティーの子どもたちの支援について御質問がありました。まず小・中学校において正しい知識を身につけることの大切さにつきましては、児童・生徒一人一人が発達段階に応じて多様な性の在り方について正しい知識を身につけ、共感的に理解し合い、自他を尊重する態度を育むことが自己存在感を実感しながら安心して学校生活を送るために大切であると考えております。次に、教職員への理解促進につきましては、昨年度は道教委が作成した学校における性的マイノリティーとされる児童・生徒への対応の在り方を校内研修用として全小・中学校の教職員に配付したほか、今年度は教職員を対象とした、「子どものメンタルヘルスケア研修講座」において外部講師による性的マイノリティーに係る講義を実施するなど、教職員への理解促進に努めているところであります。次に、児童・生徒への支援につきましては、性に対する不安や悩みをしっかりと受け止め、慎重に教育相談を進めることが大切であると考えておりますので、児童・生徒が相談しやすい環境づくりを進めるとともに、例えば体育の授業等で着替える際に別室を提供する、トイレを利用する際には多目的トイレや職員トイレを使用させるなどの配慮が必要であると考えております。また、教職員のアウティングへの理解につきましては、当事者が傷つくことは絶対にあってはならないことでありますので、日頃から個人情報に関する研修を行っているところではありますが、今後も一層の理解促進に努めてまいります。次に、学校全体への働きかけにつきましては、性的マイノリティーによる差別やいじめは許されることではありませんので、現在、本市で取り組んでおります、いじめ防止サミットにおいて、その視点を取り上げたり、児童・生徒のみならず保護者の理解を促進するための外部講師を招聘した人権教室の開催など-121-が考えられます。また、児童・生徒用のリーフレット作成につきましては、性の多様性に関して児童・生徒の理解促進に有効なツールであると考えておりますので、本市のパートナーシップ制度の導入も踏まえながら作成を検討してまいりたいと考えております。次に、男女区別の点検につきましては、これまでも保健体育や技術家庭の授業を含め、全ての教科において男女共修で実施し、名簿も男女混合で作成するなど名簿や呼称、役割などの点検を行っているところであり、今後もそうした点に十分配慮しながら教育活動を進めてまいります。次に、制服の選択につきましては、今年度から全中学校において申告や許可願といった手続をしなくても、希望する制服を自由に選択することができるように取扱いがなされたところであります。次に、学校でのマイノリティーの理解促進や環境整備につきましては、あらゆる他者を価値ある存在として尊重することは大切であると考えておりますので、今後も教職員向け研修講座の開催や児童・生徒に多様な性の在り方について学ぶ機会を提供することを通じ、性的マイノリティーについての理解促進を図るとともにスクールカウンセラーを増員し、派遣回数を拡充するなど教育相談体制の強化を図ることで児童・生徒が安心して過ごせる環境づくりを進めてまいりたいと考えております。(「議長、19番」と呼ぶ者あり)
再質問 19番 高野さくら
再質問をしたいと思います。スキー用具の全員レンタルを行ってはどうかということで質問させていただきました。答弁では、今までレンタルは考えていなかったけれども、道内の状況を見ながら調査をしていきたいというような答弁だったのかと思うのですが、調査をしていきたいというのは、あくまでも調べていくよということなのか、それとも調査をした上でレンタルを考えていくということなのか、まずその辺をお伺いしたいと思います。あと、セクシュアル・マイノリティーの子供たちの支援についてのことでお伺いしたときに、全体への働きかけが必要なのではないかということを、本質問で質問させていただきまして、リーフレットも作ったらどうかということも言いました。答弁では、作成も考えたいということだったのですけれども、作成を考えたいというのは、パートナーシップ制度の導入前にもう考えたいということなのか、そのタイミングを見て導入するというふうになってから作成を考えるということなのか、その辺も少し伺いたいと思います。あと、制服の選択についてなのですけれども、今は選択しやすいようになっているよというような答弁だったかと思います。申請しなくてもいいということなのですけれども、でも、私はやはり選択しやすくなっていると言われたら、そうではないと思うのです。実際に今でも保護者から男性や女性の制服というふうに言われているわけですから、表記が女性、男性というような名称となっていないだけで、私はやはり選択しやすいようにはなっていないと思うのですが、教育委員会としては現状は選択しやすくなったという認識なのか、その点を伺いたいと思います。
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
高野議員の再質問にお答えをさせていただきます。まず、スキー用具のレンタルに関わってでございますけれども、先ほどの調査させていただきたいということですが、まず実際に導入するかどうかの前に、やはり例えば市内のスキー場のレンタル料、各スキ-122-ー場によって当然違ってくるというふうに思いますし、児童・生徒の分の確保ができるのか、教育旅行などで高校生だとか、ほかのまちから来たときに、レンタルで借りる生徒もいるというふうに伺っていますので、そういうところで数量が確保できるのかということと、それから今スキーを実際に所持している、持っている子供たちの対応をどういうふうにするのかなど、そういった課題もあるというふうに承知しています。まずは経費面も含めて、それから、就学援助制度そのものが支給するという形になっていますので、その辺をどういうふうにクリアしていくのか制度の問題もありますので、そういったことも含めて検討することが必要かと。その前の前提として調査をしていく必要があるのかというふうに思っているところであります。それから、セクシュアル・マイノリティーに関連しまして、話のあったのはリーフレットの関係ですけれども、作成するタイミングのお話かと思います。本市のパートナーシップ制度の導入も踏まえながらという答弁をさせていただきました。導入のスケジュールがどのようになっているのかというのを、まだ私どもで把握しておりませんので、それを踏まえながらタイミングを考えていきたいというふうに思っております。それから制服に関しまして、まだ実際には自由に選べないのではないかというお話ですけれども、これまで学校では男子用、女子用ということで、保護者とか生徒の説明のときにそういう説明の仕方をしていたわけですが、研修を積む中で、やはり子供たちに選択をさせるということが大切ではないかという学校の判断によって、児童・生徒に決めさせていると。最近では特に、男子用、女子用のほかに、最近導入する学校ではⅠ型、Ⅱ型と言いまして、スラックスとスカートの組合せを自由に選べるような制服を導入している学校もあります。そういったところで、子供たちには選択しやすい環境をつくってまいりたいというふうに考えております。(「議長、19番」と呼ぶ者あり)
再々質問 19番 高野さくら
1点だけ再々質問したいと思います。スキーの全員レンタルについてなのですけれども、今後導入するのかどうかも含めて調査するということだったのですが、私はどうして全員レンタルにしているかというと、やはり経済的負担はもちろんなのですけれども、精神的負担も軽減になると思っているのです。長野県教育委員会では、手袋なども含めて事前にアンケート調査を行い、基本的に自分で用意してもらうという考えではないということなのです。そうなってくれば、保護者の人が学校までスキーを持ってこなくてはいけない、子供たちもスキーを持ってくるときに事故に遭ったら困るという考えで、長野県教育委員会では基本的に子供たちに学校へスキーを持ってこさせないということで、子供の安全や経済面また保護者の負担軽減、こういったことを考えて、基本が全員レンタルとなっているのです。なので、やはり調査するときもそのようなことも考えて、ぜひ調査していって、前向きに考えていただきたいと思います。
答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)
高野議員の再々質問にお答えいたします。スキーのレンタルということでございますけれども、高野議員もおっしゃっていたとおり、小樽はスキーのまちというお話がありました。市教委でもスキー学校を開校するなど、スキー学習に力を入れている-123-ところでございます。そういった中で、子供たちは通常の授業のほかにそれぞれスキー場に行って、スキーを滑るということも実際にたくさん行われております。そういったことなどもございますので、長野県の例を御提示いただきましたけれども、なかなか北海道でそういう形でできるかどうかという、スキーを持たせないでということが本来の形なのかどうなのかという教育的な部分もございますので、そういった点も含めて調査の中で検討していきたいというふうに思っております。