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小樽市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日

(1)子どもたちのスポーツ環境について/(2)総合体育館周辺の新駐車場の冬季間利用について

2021年12月7日、小樽市議会の一般質問で、小池二郎議員が「子どもたちのスポーツ環境について」「総合体育館周辺の新駐車場の冬季間利用について」について質問し、市長 迫俊哉、教育長 林秀樹が答弁しました。

質問者
小池二郎 議員
答弁者
市長 迫俊哉、教育長 林秀樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 3番 小池二郎

質疑及び一般質問をいたします。本市の人口減少や少子高齢化に歯止めがかからない状況に対し強く危機感を感じています。人口減少等への影響は様々あると思いますが、その一つに、子供たちのスポーツ環境が挙げられます。子供のスポーツ環境を整えることは、ただ単に運動能力の向上や運動習慣の獲得だけではなく、礼儀作法や思いやりの気持ちを学べるなど、心の成長においても重要であると考えます。しかしながら、現在本市では、子供の数が年々減少することでスポーツを習う子供たちも減少し、それに伴い、スポーツクラブも減少しています。さらに、指導者の減少、高齢化も進み、クラブ運営が困難となり、廃部してしまうクラブもあります。それぞれのクラブ等に子供のスポーツ教育を委ねるだけでは、本市のスポーツ環境は維持できなくなることが懸念されるところであります。また、様々なスポーツができる環境が整っていることは、子供たちの選択肢を広げ、スポーツに触れ合う機会も多くなると考えます。そこで、質問いたしますが、まず本市の子供たちのスポーツ環境について、現状どのような認識をお持ちなのか、お答えください。また、この課題について、どのような取組、対策を行っているのかもお示しください。国では、スポーツ庁などと連携した日本スポーツ協会において、スポーツを核とした豊かな地域コミ-75-ュニティーを創造するために、総合型地域スポーツクラブの育成を目指す取組を行っております。本市も、国からの要請において取組をなされていると思いますが、そのことについて質問いたします。まず総合型地域スポーツクラブの概要と本市における必要性についてお示しください。次に、この取組を行っていた経過と現在の取組についてお示しください。今後、人口減少、少子高齢化が進み、より一層、子供たちのスポーツをする環境は悪化していくことが予想される中で、対策を強化するべきと考えますが、教育長の見解をお示しください。次に、総合体育館周辺の新駐車場の冬期間利用について質問いたします。総合体育館や周辺施設利用者にとって駐車場不足は大きな課題として、2年前、議会で質問させていただいてから、旧緑小学校の解体、駐車場整備まで進んでまいりました。しかしながら、先日所管から、新駐車場の冬期間の利用はできないとお答えがありました。現在、総合体育館前の見晴台駐車場は、雪の影響で白線が見えなくなることで駐車可能台数が夏季に比べ減少し、平時でも足りていない現状です。さらに、小樽市民会館など周辺施設においてイベント等がある際も、見晴台駐車場が利用されることもあるため、総合体育館利用者の駐車場がさらに足りなくなることも考えられます。だからこそ、新駐車場の必要性が高く、総合体育館利用者だけではなく、周辺設備利用者にとっても冬期間の利用をできるようにするべきと考えます。もちろん、除雪が必要になるなど課題はあると思いますが、新総合体育館建設までには7年以上かかることや、平時でも足りていない状況の中、今後大会などが開催されることも考えれば、冬期間の利用が不可欠と考えますが、一部利用ができるようにするなど検討していただきたいと思います。本市の見解をお示しください。以上、再質問を留保し、質問を終わります。

答弁 市長 迫俊哉

小池議員の御質問にお答えをいたします。ただいま、総合体育館周辺の新駐車場の冬期間利用について御質問がありました。冬期間における旧緑小学校跡地の駐車場としての供用につきましては、体育館周辺での駐車場の不足は従来からの課題であり、冬期間においても、大会などが開催された際に不足が生じる場合もあると認識をいたしておりますので、これらの緩和のため、一部供用について検討してまいりたいと考えております。(「議長」と呼ぶ者あり)

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

小池議員の御質問にお答えをいたします。初めに、子供たちのスポーツ環境について御質問がございました。まず本市の子供たちのスポーツ環境につきましては、少子高齢化により、児童・生徒や指導者の減少、スマートフォンの普及などによる児童・生徒の生活習慣の変化、市内のスポーツ施設の老朽化などにより、小学校では少年団、中学校では部活動が団体競技を中心に減少傾向にあるなど、子供たちを取り巻くスポーツ環境が大きく変化しているものと認識しております。こうしたことから、少年団やクラブチームが活動する場を確保するため、市内スポーツ施設の維持管理や学校施設の開放事業を行っているほか、スポーツ少年団本部と連携したジュニアスポーツ研修会の開催や、総合体育館における小学生向けスポーツ教室の開催、委託事業者による水泳教室の実施など、少年団等に所属していない子供たちも参加できるよう、スポーツに親しむ機会の提供に努めているところであります。-76-次に、総合型スポーツクラブの概要と必要性につきましては、総合型地域スポーツクラブは、人々が身近な地域でスポーツに親しむため、地域住民が主体性を持って運営に参画し、自らも会員として支えるスポーツクラブであり、種目、年齢、レベルを問わず参加できることが特徴として挙げられます。本市としても、地域住民が主体性を持ってスポーツ振興に取り組むことで、健康寿命の延伸や住民間や世代間の交流による地域活性化に寄与するとともに、令和5年度以降、休日の学校部活動の段階的な地域移行が国から示されておりますことから、総合型地域スポーツクラブの必要性は高まっていると認識をしております。次に、総合型地域スポーツクラブの取組の経過と現在の取組につきましては、平成13年に策定された国のスポーツ振興基本計画において、各市町村に少なくとも一つの総合型地域スポーツクラブを置くこととされたことを受け、本市においても、平成17年度から設立に向けた取組を始め、当時の体育協会などの協力の下、平成22年に小樽西部地区総合型地域スポーツクラブが設立されました。その後、新たな設立の動きはありませんでしたが、昨年、新たにクラブ設立を目指す団体から相談があったことを受け、スポーツ振興くじ助成金を活用した補助金を交付するなど、クラブ設立を支援しているところであります。次に、子供たちがスポーツをする環境の悪化への対策につきましては、引き続き、小学生向けのスポーツ教室の内容充実を図るとともに、学校施設の開放事業の実施やスポーツ施設の維持管理に努めてまいります。また、部活動指導員やスポーツ推進委員などの協力を得ながら、子供たちがスポーツに親しむ機会や指導を受けられる機会を設けるとともに、地域に根差した総合型地域スポーツクラブの育成や、学校部活動の段階的な地域移行に向けた協議を行うなど、子供たちのスポーツ環境の充実に努めてまいりたいと考えております。(「議長、3番」と呼ぶ者あり)

再質問 3番 小池二郎

再質問をいたします。新駐車場の冬期間利用については、前向きな答弁と受けましたので、よろしくお願いいたします。あと、子供たちのスポーツ環境についてですが、スポーツクラブ関係者からは、生徒数が少なくてクラブ運営がとても厳しいという声をお聞きすることは、これまで多数ありました。また、市教委の所管で総合体育館で行われているトランポリン教室です。私もお手伝いさせていただきましたが、参加された保護者の方から言われたのが、トランポリン教室はすごく楽しくてよかったのですけれども、この後、どこで習ったらいいのですかということを聞かれました。スポーツ教室の充実はすごい重要だと思うのですけれども、その後にどうつなげるかということがとても重要だと思っています。本来であれば、このような体験に参加していただき、興味や関心を持ってもらうことで、一人でも多くの子供たちにスポーツに触れてほしいと思いますが、残念ながらトランポリンだけを考えると、習えるクラブ、環境は本市にはありません。これも選択肢が少ないということの一つだと思います。幼少期にスポーツに触れ合うことはとても重要ですので、対策を強化すべきと考えます。御答弁ありましたけれども、ぜひ、行政とスポーツ協会や民間クラブ等が協力・連携して、このまちのスポーツ環境を強化していただきたいと思いますが、いま一度、答弁いただけたらと思います。よろしくお願いします。

答弁 教育長 林秀樹(教育長は2024年3月まで)

小池議員の再質問にお答えをさせていただきます。子供たちのスポーツ環境が非常に悪化しているということで、再度、対策等についてお伺いをしたいということだと思いますけれども、私どもも、少子高齢化に伴って子供たちのスポーツ環境が非常に厳しくなっているということは、日々痛感しているところでございます。御指摘にありましたようにトランポリンができなくなったということでございますけれども、スポーツ環境を整えていくためには、二つの方策が今必要かというふうに思っていて、一つ目は幼少期からのスポーツ環境をどう整えて充実させていくのかという、子供たちにとっては非常に大切なことかなということと、それから、二つ目は学校の部活動も同様に大変厳しくなっておりまして、令和5年度から少しずつ段階的に地域に部活動を移行できないかというようなことも国のほうで今、検討会議で検討しているという状況でございます。そういったことを含めて、二つの対策、大きな対策を抱えておりますので、部活動のほうは関係機関で構成する協議会で検討していくということにしています。そのほかに、スポーツ環境につきましては、先ほども御答弁させていただきましたけれども、スポーツ推進委員のお力も借りて、何とか幼少期のスポーツ環境を整えていけないかということも今、検討しているところでございますので、今後、子供たちがスポーツ環境を充実させて、生き生きと元気に暮らしていけるように、私どもも頑張っていきたいというふうに思っております。

出典:小樽市議会 令和3年第4回定例会 2021年12月7日 議事録 PDF(89ページ) 間違いを知らせる