小樽市議会 令和2年第2回定例会 2020年6月16日
避難所における感染症対策について
2020年6月16日、小樽市議会の一般質問で、佐々木秩議員が「避難所における感染症対策について」質問し、市長 迫俊哉が答弁しました。
- 質問者
- 佐々木秩 議員
- 答弁者
- 市長 迫俊哉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 17番 佐々木秩
3項目め、避難所における感染症対策について伺います。このたびの新型コロナウイルス感染症の拡大で、大災害が複合して発生する可能性が現実的なものであり、それに対する備えが必要なことが実感させられました。平成 28 年7月に道が市町村向けに避難所運営等の基本的な手順のひな形を示した北海道版避難所マニュアルについて、北海道胆振東部地震の際の対応を受けてや厳冬期の際の対策その他が盛り込まれたほかに、感染症対策も加えてこの5月に改正されています。まず、北海道版避難所マニュアルに追記された感染症対策の内容について説明してください。この改正を受けての市の対応をお聞きします。本市の避難所運営マニュアルは、北海道版避難所マニュアルなどを参考にして作成されていることから、今後、改正・見直しが早急に必要ではありませんか。この道マニュアルに沿った形での改正を行い、具体的準備を進めるとすると、特に感染症対策について、具体的に避難所や人員において相当な変更が必要ではないでしょうか。その想定をお聞かせください。改正を進めるためには、裏づけとなる財源も必要になります。国や道からは支援策等は示されていますか。このたびの新型コロナの臨時交付金は使えるのでしょうか。いずれにせよ、災害はいつ襲ってくるかは分かりません。早急な対応をお願いして、3項目めを終わります。
答弁 市長 迫俊哉
ただいま、避難所における感染症対策について御質問がありました。初めに、北海道版避難所運営マニュアルに追記された感染症対策の内容につきましては、新たに感染症対策の項が加えられ、その中に四つの項目が設けられました。一つ目は、避難所の開設についてであり、避難所の過密状態を防ぐため、可能な限り多くの避難所の開設、親戚や友人の家などへの避難や自宅療養者等の避難の検討が必要であること。二つ目は、避難者等の健康管理についてであり、避難者及び運営スタッフの健康状態を避難所到着時に確認した上で、その後も定期的な確認などが必要であること。三つ目は、避難所の衛生管理についてであり、不特定の人が集まる避難所においては、手洗い、せきエチケット等の基本的な対策の徹底や、定期的な換気の実施、避難者同士の間隔の確保などが必要であること。四つ目は、発症時の対応についてであり、避難者が感染症を発症した場合の隔離や病院への搬送、また、発熱やせき等の症状者が発生した場合の専用スペースの確保の検討が必要であることが示されました。次に、本市の避難所運営マニュアルの改正につきましては、北海道版避難所マニュアルで追記となった感染症対策に関しては、速やかな対応が必要であることから、改正作業に着手したところであります。次に、本市の避難所運営マニュアルの感染症対策部分を改正する際の避難所等の想定につきましては、今後、具体的な整理を行ってまいりますが、避難所においては、いわゆる三つの密の防止の観点から、居住空間における離隔の確保、体温計や消毒薬等の備蓄、避難所の運営職員の人員増などが想定されますので、庁内外の関係者と調整を図りながら、改正作業を進めてまいりたいと考えております。次に、感染症対策に伴う国などの支援策につきましては、既に新型コロナウイルス感染症対応地方創-75-生臨時交付金の活用事例として、避難所の衛生環境を保つために消毒薬等の備蓄品購入の経費充当が示されておりますので、今後、国の第二次補正予算による臨時交付金を活用して、必要な資材を整備してまいりたいと考えております。