小樽市議会 平成29年第4回定例会 2017年12月11日
財政について
2017年12月11日、小樽市議会の一般質問で、横田久俊議員が「財政について」質問し、市長 森井秀明が答弁しました。
- 質問者
- 横田久俊 議員
- 答弁者
- 市長 森井秀明
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 24番 横田久俊
続いて、財政について質問いたします。当定例会は、12 月5日に平成 28 年度小樽市一般会計歳入歳出決算認定を不認定といたしました。ただ1人認定した石田議員は、各会派が不認定の理由をそれぞれ述べる中で、それらに反論する討論もなく、市長の決算を容認いたしました。決算が2年連続不認定になったのは小樽市議会史上初めてのことであります。市議会は市長の予算執行をチェックするという重要な役割を保有しております。これをおざなりにしては、負託を受けた市民の皆さんからお叱りを受けることとなります。今回、除雪費の不適正な予算執行や市長交際費の他課の共済費からの流用など、不認定は当然のことと思われます。市長は不認定を残念な結果だったとしておりますが、残念というのは、自分は正しかったのだけれども、議会の裁定がそう判断したと言っているように捉えられます。が、各会派が指摘した事項に反省することはなかったのでしょうか。反省しているのであれば、率直に間違いだったと表明するのが当然かと思います。反省すべきは反省すると何度もおっしゃっているのでありますから、いかがでしょうか。本年6月9日に公布された地方自治法等の一部を改正する法律では、決算不認定の際の長から議会等への報告規定の整備が規定され、平成 30 年4月1日から施行されます。これまで不認定を受けても、長は何らの措置をとることが規定されていなかったわけですが、本改正により、不認定が可決された際には、必須ではありませんけれども、必要と認める措置を講じることが要請されています。ぜひ前倒しして、決算不認定に際してのコメントなり必要な措置を講ずることを求めます。参考まで、改正地方自治法第 233 条第7項では、普通地方公共団体の長は、第3項の規定による決算の認定に関する議案が否決された場合において、当該議決を踏まえて必要と認める措置を講じたときは、速やかに、当該措置の内容を議会に報告するとともに、これを公表しなくてはならない、こういうふうになっております。次に、平成 29 年度も終盤を迎えております。先般、平成 30 年度から 34 年度までの中期財政収支見通しの説明を受けました。単年度収支は、各年度とも 20 億円前後の財源不足と大変厳しい推計となっています。収支改善策も定められているようですが、しっかりとした財政再建計画が必要となっているのではないでしょうか、見解をお示しください。こうしたことも含め、平成 29 年度の決算見込みと 30 年度当初予算の編成方針についてお知らせをください。第2項目めの質問を終わります。
答弁 市長 森井秀明(市長は2018年7月まで)
ただいま、財政について御質問がありました。初めに、平成 28 年度小樽市一般会計歳入歳出決算認定の不認定に対する反省につきましては、私といたしましては適切に市政を執行してきたと思っておりましたので、決算が認定されなかったことに対しての率直な思いとして、残念な結果と述べたものであります。議会からの御指摘については、反省すべき点もありましたので、真摯に受けとめ、市民の皆様や議員の皆様に御理解いただける市政の執行に努めてまいりたいと考えております。次に、決算不認定に係る議会への対応につきましては、改正地方自治法で規定する議会等への報告は来年度にお示しする 29 年度の決算から適用となり、今回不認定となった 28 年度決算は対象とはなりませんが、議会が不認定の理由として挙げた指摘を精査し、どのような対応ができるか検討してまいりたいと考えております。次に、中期財政収支見通しの推計を受けての財政健全化計画の策定の必要性につきましては、改めて、国の地方財政計画などを踏まえた平成 30 年度予算編成の状況を見きわめる必要があると考えております。いずれにいたしましても、人口減少により市税収入や地方交付税の伸びが期待できない状況に変わりはありませんので、今後、全職員が一丸となって、財政健全化を推進するための何らかの方策が必要であると考えております。次に、平成 29 年度決算見込みと平成 30 年度予算編成方針につきましては、まず、平成 29 年度決算見込みは、歳入においては、交付税はおおむね予算額が確保される見通しであるものの、市税収入や地方消費税交付金などが未確定であり、歳出においては、扶助費や燃料費などの不確定要素も多くあり、具体的な収支見込みをお示しできる段階ではありませんが、今後とも、歳入の確保と事業の効率的な執行等に最大限努めてまいりたいと考えております。また、平成 30 年度予算編成方針としては、中期財政収支見通しにおける今後の厳しい財政状況を踏まえ、職員一人一人が最少の経費で最大の効果を上げることを意識し、歳入の確保はもとより、歳出全般にわたり徹底した見直しにより、収支改善の取り組みを引き続き強力に実行することを基本とするという方針を示し、予算編成作業に着手をしたところであります。